JPH0942283A - 転がり案内装置 - Google Patents

転がり案内装置

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JPH0942283A
JPH0942283A JP19728595A JP19728595A JPH0942283A JP H0942283 A JPH0942283 A JP H0942283A JP 19728595 A JP19728595 A JP 19728595A JP 19728595 A JP19728595 A JP 19728595A JP H0942283 A JPH0942283 A JP H0942283A
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武樹 白井
Tomosumi Murata
智純 村田
Akihiro Iimura
彰浩 飯村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】移動ブロックの両端面に蓋体を固定してボール
の無限循環軌道を形成するタイプの転がり案内装置にお
いて、当該装置の取り扱い時に周辺物が移動ブロックに
固定された蓋体に衝突するのを防止し、もって方向転換
路におけるボールの円滑な転走を確保することが可能な
転がり案内装置を提供する。 【解決手段】ボールの転走面を有する案内軸と、上記ボ
ールを介して転走面と対向する負荷転走面及びこの負荷
転走面に対応するボール戻し孔35を有し、ボールの転
動に伴い案内軸に沿って移動自在な移動ブロック3と、
この移動ブロック3の前後両端面に固定され、上記負荷
転走面とボール戻し孔との間でボールを円弧状に案内す
る方向転換路を形成する一対の蓋体4とから構成される
転がり案内装置において、移動ブロック3の前後両端面
の周縁に防護壁20を立設し、かかる防護壁20が移動
ブロック3に固定された蓋体4の外側面を僅かな隙間を
隔てて覆うように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属するる技術分野】本発明は、例えば直線摺動
装置、ボールスプラインあるいはボールねじ等のよう
に、無限循環するボールを介して移動ブロックが案内軸
に沿って運動する転がり案内装置に係り、詳細には、移
動ブロックの両端に蓋体を固定してボール循環を行うタ
イプの転がり案内装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の転がり案内装置の一つとして、
ベッド等の固定部に配設されると共にボールの転走面が
形成された軌道レールと、多数のボールを介してこの軌
道レールに組み付けられ、テーブル等の可動体を支持し
ながら上記軌道レールに沿って移動するスライダとから
構成される直線摺動装置が知られている。
【0003】従来、この直線摺動装置のスライダは、ボ
ールを介して転走面と対向する負荷転走面及びこの負荷
転走面と平行なボール戻し孔を有し、上記ボールの転動
に伴い軌道レールに沿って移動自在な移動ブロックと、
この移動ブロックの前後両端面に夫々固定されると共
に、上記負荷転走面とボール戻し孔とを連通連結するボ
ールの方向転換路を有する一対の蓋体とから構成されて
おり、上記蓋体を移動ブロックの前後両端面に固定する
ことで上記負荷転走面とボール戻し孔の端部間とが方向
転換路で連結され、ボールの無限循環路がスライダ内に
完成するようになっている。
【0004】また、このように構成された従来の直線摺
動装置では、その移動ブロックに対してボール戻し孔の
穿孔加工やボール保持器の取付け作業等が必要となり、
その製作に大変手間がかかることから、本願出願人は過
去に合成樹脂の射出成形を利用して製作される直線摺動
装置を提案している(特願平6−131266号)。
【0005】具体的には、射出成形を用いて軸受鋼等か
らなるブロック本体に合成樹脂を肉付けし、かかる肉付
けの際にボール戻し孔やボール保持器を上記ブロック本
体と一体に成形して移動ブロックを製作するようにした
ものであり、複雑な形状の移動ブロックを簡易に製作す
ることができるようになっている。
【0006】また、この提案に係る直線摺動装置では、
かかる合成樹脂の肉付けの際に移動ブロックの前後両端
面にボール方向転換路の内周側案内面を有する凸部が形
成される一方、移動ブロックに固定される蓋体にはボー
ル方向転換路の外周側案内面を備える凹陥部が形成さ
れ、これら凸部と凹陥部との緊密な嵌合により、蓋体が
移動ブロックに対して位置決めされるようになってい
る。すなわち、移動ブロックに形成された凸部は蓋体の
固定位置基準となっており、これによって内周側案内面
及び外周側案内面から構成される方向転換路が移動ブロ
ックのボール戻し孔や負荷転走面と正確に対応し、ボー
ルの円滑な無限循環が保証されるようになっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようにし
て移動ブロック側の凸部と蓋体側の凹陥部との嵌め合い
によって蓋体の位置決めを行うように構成しても、かか
る直線摺動装置の出荷時や工作機械等への組み付け時に
おいて上記蓋体に僅かでも衝撃が加わると、蓋体が移動
ブロックに対して位置ずれを生じてしまい、方向転換路
内におけるボールの円滑な循環が阻害されるという問題
点があった。すなわち、蓋体を移動ブロックに対して正
確に位置決めするだけではボールの円滑な循環を確保す
ることができず、出荷や組み付け等の取り扱い時におい
て蓋体に衝撃が作用する可能性を可及的に排除すること
が必要であった。
【0008】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、蓋体を移動ブロ
ックに固定した後において当該蓋体に周辺物が衝突する
のを防止し、もって方向転換路におけるボールの円滑な
転走を確保することが可能な転がり案内装置を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の転がり案内装置は、ボールの転走面を有す
る案内軸と、上記ボールを介して転走面と対向する負荷
転走面及びこの負荷転走面に対応するボール戻し孔を有
し、ボールの転動に伴い案内軸に沿って移動自在な移動
ブロックと、この移動ブロックの前後両端面に固定さ
れ、上記負荷転走面とボール戻し孔との間でボールを円
弧状に案内する方向転換路を形成する一対の蓋体とから
構成される転がり案内装置において、上記蓋体には上記
方向転換路の外周側案内面を備える凹陥部が形成される
一方、上記移動ブロックの前後両端面には、蓋体側の凹
陥部に嵌合して当該蓋体の固定位置基準となると共に上
記方向転換路の内周側案内面を備える基準凸部が形成さ
れ、更に、固定された蓋体の外側面を僅かな隙間を隔て
て覆う防護壁が立設されていることを特徴とするもので
ある。
【0010】このような技術的手段において、上記移動
ブロックの前後両端面に立設された防護壁としては、当
該移動ブロックに固定された蓋体の外側面を覆って、こ
の蓋体に対して周辺物が衝突するのを防止し得るもので
あれば、その立設高さ等を適宜設計変更しても差し支え
ない。但し、周辺物が蓋体に対して衝突するのを完全に
防止するという観点からすれば、かかる防護壁は蓋体の
厚さと略同じ高さに立設されるのが好ましい。
【0011】また、上記防護壁は移動ブロックに固定さ
れた蓋体の外側面を僅かな隙間を介して覆うことが必要
である。仮に防護壁と蓋体の外側面とが緊密に嵌合する
とすれば、蓋体は移動ブロックの基準凸部と防護壁との
双方によって挟み込まれるように位置決めされることと
なり、防護壁、基準凸部あるいは蓋体の僅かな成形誤差
によっても蓋体を移動ブロックに固定することが困難に
なるからである。従って、本発明においては、上記防護
壁と移動ブロックに固定された蓋体の外側面との間に僅
かな隙間が形成されることが必要であり、かかる防護壁
は移動ブロックに対する蓋体の位置決めを行うものでは
ない。
【0012】更に、本発明の適用範囲は、移動ブロック
の両端に固定された蓋体を用いてボールの無限循環路を
構成するものであれば、固定部に配設された軌道レール
に沿ってスライダが可動体を案内する直線摺動装置に限
られるものではなく、やはり無限循環するボールを介し
てスプライン軸にナットが組み付けられたボールスプラ
インや、ねじ軸にナットが組み付けられたボールねじ等
にも適用することができる。
【0013】上記技術的手段によれば、移動ブロックの
前後両端面、すなわち一対の蓋体が夫々固定される面に
は防護壁が立設され、かかる防護壁が移動ブロックに固
定された蓋体の外側面を覆うので、この直線摺動装置の
組立て後における出荷時や納入先における工作機械等に
対する組み付け時等において、蓋体に対する周辺物の衝
突を上記防護壁がガードすることとなり、蓋体の移動ブ
ロックに対する位置ずれが防止される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の転がり案内装置を詳細に説明する。図1及び図2は本
発明を適用した直線摺動装置の一例を示すものである。
この直線摺動装置は、工作機械のベッド等の固定部に対
して配設される軌道レール1と、無限循環するボールを
介してこの軌道レール1に組み付けられ、テーブル等の
可動体を上記軌道レール1に沿って案内するスライダ2
とから構成されている。また、上記スライダ2は、可動
体の取付面7及び取付ボルトのタップ孔8が加工された
移動ブロック3と、この移動ブロック3の前後両端面に
対して後述する取付ピン5により固定される一対の蓋体
4とから構成されている。
【0015】上記軌道レール1の一方の側面には上記ボ
ールの転走面11が水平方向と45°の角度をなして上
向き形成される一方、他方の側面にはやはりボールの転
走面11が水平方向と12.5°の角度をなして下向き
に形成されている。また、軌道レール1にはその長手方
向に適宜間隔をおいてボルト取付孔13が形成されてお
り、軌道レール1はこのボルト取付孔13に挿入される
図示外の固定ボルトによって固定部に固定される。
【0016】一方、図3に示すように、上記移動ブロッ
ク3は上記取付面7が形成された基部3a及びこの基部
3aの一端から垂れ下がるスカート部3bを備えて断面
略L形状に形成され、これら基部3a及びスカート部3
bによって形成される凹所に上記軌道レール1の上半分
が入り込んでいる。この凹所に面した上記基部3aの下
面側には軌道レール1側の上向きボール転走面11に対
向する負荷転走面31が、上記スカート部3bの内面側
には軌道レール1側の下向きボール転走面12に対向す
る負荷転走面32が夫々形成されており、軌道レール1
に対するスライダ2の移動を支承しているボール10は
これらボール転走面11,12と負荷転走面31,32
との間に挟まれた状態で転動する。
【0017】また、各負荷転走面31,32の両側には
リテーナ部33が形成されており、スライダ2を軌道レ
ール1から取り外した際に、負荷転走面31,32上に
位置するボール10がスライダ2から転がり落ちるのを
防止している。
【0018】更に、基部3aの上面側角部及びスカート
部3bの外側面角部には、各負荷転走面31,32に夫
々対応してボール戻し孔34,35が形成されており、
上記負荷転走面31,32を転走し終えて荷重から解放
されたボール10が負荷転走面31,32上における転
走方向とは逆方向に転走するようになっている。
【0019】この移動ブロック3は金属製のブロック本
体9を金型内に配置した合成樹脂の射出成形(以下、こ
れをインサート成形と記す)によって製作されており、
上記ブロック本体9は可動体の取付面7及び上記負荷転
走面31,32を残して基部3a及びスカート部3bが
合成樹脂によって覆われている。すなわち、前述のリテ
ーナ部33は負荷転走面31,32の両側においてブロ
ック本体9に肉付けされた合成樹脂によって成形される
と共に、前述のボール戻し孔34,35も基部3aの上
面側角部及びスカート部3bの外側面角部に肉付けされ
た合成樹脂によって成形されている。
【0020】一方、上記蓋体4は移動ブロック3の前後
両端面に固定され、図4に示す如く、軌道レール1のボ
ール転走面11を転走してきたボール10を上記ボール
戻し孔34に送り込む方向転換路41を形成する。図5
に示すように、かかる方向転換路41は蓋体4に形成さ
れた半円状の凹陥部42と移動ブロック3の端面に形成
された半円状の凸部36との嵌合により形成され、上記
凹陥部42は方向転換路41の外周側案内面43を、上
記凸部36は方向転換路41の内周側案内面37を有し
ている。従って、移動ブロック3の両端面に蓋体4を夫
々固定することにより、これら外周側案内面43及び内
周側案内面37が互いに対向し、ボール戻し孔34から
負荷転走面31に連続する方向転換路41が完成する。
【0021】図6は移動ブロック3の端面に対する蓋体
4の取付状態を示す分解図である。前述したように、移
動ブロック3の端面には方向転換路41を構成するため
の凸部36が突設されているが、この凸部36は蓋体4
を移動ブロック3に固定する際の位置基準となる。すな
わち、かかる凸部36が蓋体4の凹陥部42に嵌合する
ことにより、蓋体4の移動ブロック3に対する取付精度
が確保される。これにより、移動ブロック3側に形成さ
れた内周側案内面37と蓋体4側に形成された外周側案
内面43とが正確に対向し、上記方向転換路41を精度
良く形成することができる。
【0022】また、移動ブロック3の端面には蓋体4を
貫通した取付ピン5の先端が係合する係止部38が突設
されている。図7にその詳細を示すように、上記取付ピ
ン5は先端に係止爪51を有する中空状に形成されると
共に、軸方向に沿って複数のスリットを有する先割れ状
に形成されており、係止爪51を有する先端部が中心に
向かって容易にすぼまるようになっている。一方、移動
ブロック3側の係止部38には取付ピン5の先端が挿入
される取付孔39が形成されると共に、この取付孔39
と垂直に交わるようにして断面略矩形状の側方孔40が
形成されている。
【0023】従って、蓋体4を貫通した取付ピン5を移
動ブロック3側の取付孔39に押し込むと、取付ピン5
の係止爪51が取付孔39から側方孔40の内部に突出
して拡開し、取付ピン5の取付孔39からの抜けが防止
される。これにより、蓋体4が移動ブロック3に対して
固定されるのであるが、この状態で取付ピン5の中空部
52にロックピン53を挿入すると、側方孔40の内部
における係止爪51の拡開が確実なものとなり、蓋体4
の固定を更に確実なものとすることができる。
【0024】そして、以上のように構成された本実施例
の移動ブロック3において、その端面の周縁には防護壁
20が立設されており、当該移動ブロック3に固定され
た蓋体4の外側面を上記防護壁20が覆うようになって
いる。このため、蓋体4を移動ブロック3に固定した後
は、蓋体4と移動ブロック3との接合面の近傍に外力が
作用した場合であっても、かかる外力を上記防護壁20
が受け止めるので、蓋体4の移動ブロック3に対する取
付位置にずれが生じるのを可及的に防止することができ
る。従って、移動ブロック3に蓋体4を固定して一旦ス
ライダ2を組み立てた後は、当該直線摺動装置の搬送時
あるいは組み付け時等においてスライダ2に対して不測
の外力が作用しても、かかる外力で蓋体4の移動ブロッ
ク3に対する取付精度が狂うのを防止することができ、
前述の方向転換路41におけるボール10の円滑な転動
を確保することができる。
【0025】図8は、移動ブロック3に固定された蓋体
4と上記防護壁20との関係を示す断面図である。この
図に示されるように、移動ブロック3に固定された蓋体
4と防護壁38との間には僅かな隙間が形成され、防護
壁38の存在が移動ブロック3に対する蓋体4の取付精
度に影響を及ぼさないように配慮されている。すなわ
ち、この実施例における防護壁38は蓋体4の取付位置
基準として機能するものではなく、あくまでも蓋体4は
移動ブロック3側に形成された前述の凸部36によって
位置決めされる。
【0026】尚、移動ブロック3端面の凸部36、係止
部38及び防護壁20は合成樹脂によって成形されてお
り、いずれも前述したインサート成形によってボール戻
し孔34,35及びリテーナ部33と同時にブロック本
体9に肉付けされている。
【0027】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の転が
り案内装置によれば、移動ブロックの前後両端面に立設
された防護壁が移動ブロックに固定された蓋体の外側面
を覆い、蓋体に対する周辺物の衝突を防止するので、蓋
体の移動ブロックに対する位置ずれを可及的に防止する
ことができ、もって方向転換路におけるボールの円滑な
転走を確保することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した直線摺動装置の実施例を示
す斜視図である。
【図2】 実施例に係る直線摺動装置の平面図である。
【図3】 図2のIII−III線断面図である。
【図4】 図3のIV−IV線断面図である。
【図5】 実施例に係る方向転換路の構成を示す移動ブ
ロックと蓋体との分解図である。
【図6】 移動ブロックに対する蓋体の取付状態を示す
分解斜視図である。
【図7】 実施例に係る取付ピンを示す斜視図である。
【図8】 図2のVIII−VIII線断面図である。
【符号の説明】
1…軌道レール(案内軸)、2…スライダ、3…移動ブ
ロック、4…蓋体、10…ボール、11,12…転走
面、20…防護壁、31,32…負荷転走面、34,3
5…ボール戻し孔、36…凸部、37…内周側案内面、
41…方向転換路、42…凹陥部、43…外周側案内面

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボールの転走面を有する案内軸と、上記
    ボールを介して転走面と対向する負荷転走面及びこの負
    荷転走面に対応するボール戻し孔を有し、ボールの転動
    に伴い案内軸に沿って移動自在な移動ブロックと、この
    移動ブロックの前後両端面に固定され、上記負荷転走面
    とボール戻し孔との間でボールを円弧状に案内する方向
    転換路を形成する一対の蓋体とから構成される転がり案
    内装置において、 上記蓋体には上記方向転換路の外周側案内面を備える凹
    陥部が形成される一方、 上記移動ブロックの前後両端面には、蓋体側の凹陥部に
    嵌合して当該蓋体の固定位置基準となると共に上記方向
    転換路の内周側案内面を備える基準凸部が形成され、更
    に、蓋体の外側面を僅かな隙間を隔てて覆う防護壁が設
    けられていることを特徴とする転がり案内装置。
  2. 【請求項2】 上記移動ブロックは、上記負荷転走面が
    形成された金属製のブロック本体を金型内に配置した合
    成樹脂の射出成形で製作され、かかる射出成形の際に上
    記防護壁が形成されることを特徴とする転がり案内装
    置。
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