JPH0942043A - 車両情報の表示方法、及び表示装置 - Google Patents

車両情報の表示方法、及び表示装置

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JPH0942043A
JPH0942043A JP7190120A JP19012095A JPH0942043A JP H0942043 A JPH0942043 A JP H0942043A JP 7190120 A JP7190120 A JP 7190120A JP 19012095 A JP19012095 A JP 19012095A JP H0942043 A JPH0942043 A JP H0942043A
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JP7190120A
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Takanori Aoshima
孝典 青島
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ドアの開閉を行うことなく車両の
外部からの操作で車両情報を表示させることができる車
両情報の表示方法、及び表示装置を提供することを課題
とする。 【解決手段】 判定部10は、車両のイグニッションス
イッチがオン位置にあるか否かを判定するとともに、車
両に対し外部から所定の操作がなされたか否かを判定す
る。表示電源制御部14は、イグニッションスイッチが
オン位置になく、かつ車両に対し外部から所定の操作が
なされたときに電源Vdiを液晶表示部1に所定時間だけ
供給する。液晶表示部1は、表示電源制御部14からの
電源Vdiの供給を受けて、車両に関する情報を表示す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、累計走行距離、区
間走行距離などの車両情報の表示方法、及び表示装置に
係り、特に、車両の外部からの操作により車両情報を表
示するようにした車両情報の表示方法、及び表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車等の車両には、累計走行距
離、区間走行距離、走行速度、燃料残量、イグニッショ
ン冷却水の水温、エンジン回転数その他の車両情報を表
示する車両情報表示装置が装備されている。この表示装
置の表示値を見ることにより、車両の運転者は、前記し
た各種の車両情報を知ることができる。この表示装置の
形式としては、機械式のものが未だ一般的であるが、最
近時、液晶パネルや発光ダイオードを用いて車両情報を
表示する電子式の表示装置も徐々に普及しつつある。
【0003】本件出願人は、例えば実開平6−6232
1号公報において、車両の累計走行距離、いわゆるオド
データ、及び区間走行距離、いわゆるトリップデータを
表示する機能を有する電子式の車両情報表示装置を開示
している。
【0004】この車両情報表示装置は、イグニッション
スイッチがオン位置にある場合において、当該車両のト
リップデータ、及びオドデータを常時表示する。一方、
イグニッションスイッチがオン位置にない場合、すなわ
ち、例えばイグニッションキーは挿入されているが、イ
グニッションスイッチがロック位置、又はアクセサリ位
置にある場合や、キーが挿入されておらずロック位置に
ある場合等でも、表示装置に設けられるトリップリセッ
トスイッチを操作者が押圧操作している間は、オドデー
タ、及びトリップデータを表示装置に表示するようにし
ている。これにより、例えば、イグニッションスイッチ
がオン位置にない時にオドデータ、及びトリップデータ
を確認したい場合において、トリップリセットスイッチ
を押圧するだけの簡易な操作で操作者の要望に答えるこ
とができ、操作者にとっての利便性を向上させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の車両情報表示装置にあっては、イグニッション
スイッチがオン位置にない時にオドデータ、及びトリッ
プデータを確認したい場合には、トリップリセットスイ
ッチの操作が必要であり、この操作のために操作者は、
少なくとも運転席側のドアを開けなければならない。し
かも、トリップリセットスイッチの配置位置によって
は、運転席側ドアを開けるのみならず、わざわざ操作者
が車室内へ乗り込まなければトリップリセットスイッチ
を操作することが出来ない場合もあった。このため、例
えばレンタカー業者等のように走行距離の確認を日課と
する者にとって、毎日の走行距離確認作業に時間を要す
ることは業務効率の低下を招きかねず、この課題の解決
が関係者の間でかねてより要望されていた。
【0006】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、ドアの開閉を行うことなく車両の
外部からの操作で車両情報を表示させることができる車
両情報の表示方法、及び表示装置を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、請求項1の発明は、車両のイグニッションスイ
ッチがオン位置にないときに、当該車両に対して所定の
操作がなされると、当該車両に関する車両情報を表示手
段に表示するようにした車両情報の表示方法であって、
前記所定の操作は、当該車両の外部からの操作であり、
該外部からの所定の操作がなされると、前記表示手段に
対し、電力を供給するとともに当該車両に関する車両情
報を供給することを特徴とする車両情報の表示方法であ
る。
【0008】請求項1の発明によれば、車両のイグニッ
ションスイッチがオン位置にないときに、当該車両に対
して外部から所定の操作がなされると、表示手段に対
し、電力が供給されるとともに当該車両に関する車両情
報が供給される。すると表示手段は、当該車両に関する
車両情報を表示するように作用する。したがって、当該
車両のイグニッションスイッチがオン位置にないとき
に、当該車両に対して外部から所定の操作を行うことに
より、車両のドアを開けたり、車両内部に乗り込むこと
なしに、表示手段に車両に関する情報が表示される。
【0009】また、請求項2の発明は、前記表示手段へ
の電力供給は、所定時間の電力供給であることを特徴と
する請求項1に記載の車両情報の表示方法である。
【0010】請求項2の発明によれば、表示手段への電
力供給は、所定時間の電力供給とされる。つまり、当該
車両に対して外部から所定の操作が行われた時から所定
時間が経過すると、表示手段への電力供給は遮断され
る。したがって、例えばレンタカー会社の社員等が当該
車両に対して外部から所定の操作を行い、表示手段に表
示される車両に関する情報を確認した後には、表示手段
への電力供給が自動的に遮断されるので、表示手段への
電力供給が継続する場合に懸念されるバッテリ上りの心
配は解消される。
【0011】さらに、請求項3の発明は、前記外部から
の所定の操作は、当該車両の運転席側ドア開閉手段の操
作であることを特徴とする請求項1または2記載の車両
情報の表示方法である。
【0012】さらにまた、請求項4の発明は、前記運転
席側ドア開閉手段は、当該車両の運転席側ドアに備えら
れるドアノブであることを特徴とする請求項3記載の車
両情報の表示方法である。
【0013】しかも、請求項5の発明は、車両に関する
車両情報を表示する表示手段と、該表示手段へ電力を供
給する電源供給手段と、該表示手段へ当該車両に関する
車両情報を供給する情報供給手段と、当該車両のイグニ
ッションスイッチがオン位置にあるか否かを検出するオ
ン検出手段と、当該車両に対して外部から所定の操作が
なされたか否かを検出する外部操作検出手段と、前記オ
ン検出手段により、当該車両のイグニッションスイッチ
がオン位置にないことが検出され、かつ、前記外部操作
検出手段により、当該車両に対して外部から所定の操作
がなされたことが検出されると、前記電源供給手段に前
記表示手段へ電力を供給すべき指令を行うとともに、前
記情報供給手段に前記表示手段へ当該車両に関する車両
情報を供給すべき指令を行う制御手段とを備えてなるこ
とを特徴とする車両情報の表示装置である。
【0014】請求項5の発明によれば、制御手段は、オ
ン検出手段により、当該車両のイグニッションスイッチ
がオン位置にないことが検出され、かつ、前記外部操作
検出手段により、当該車両に対して外部から所定の操作
がなされたことが検出されると、電源供給手段に表示手
段へ電力を供給すべき指令を行うとともに、情報供給手
段に表示手段へ当該車両に関する車両情報を供給すべき
指令を行う。すると、電力が供給されるとともに当該車
両に関する車両情報が供給された表示手段は、当該車両
に関する車両情報を表示するように作用する。したがっ
て、当該車両のイグニッションスイッチがオン位置にな
いときに、当該車両に対して外部から所定の操作を行う
ことにより、車両のドアを開けたり、車両内部に乗り込
むことなしに、表示手段に車両に関する情報が表示され
る。
【0015】また、請求項6の発明は、前記電源供給手
段から前記表示手段へ与えられる電力供給は、所定時間
の電力供給であることを特徴とする請求項5に記載の車
両情報の表示装置である。
【0016】請求項6の発明によれば、表示手段への電
力供給は、所定時間の電力供給とされる。つまり、当該
車両に対して外部から所定の操作が行われた時から所定
時間が経過すると、表示手段への電力供給は遮断され
る。したがって、例えばレンタカー会社の社員等が当該
車両に対して外部から所定の操作を行い、表示手段に表
示される車両に関する情報を確認した後には、表示手段
への電力供給が自動的に遮断されるので、表示手段への
電力供給が継続する場合に懸念されるバッテリ上りの心
配は解消される。
【0017】さらに、請求項7の発明は、前記外部から
の所定の操作は、当該車両の運転席側ドア開閉手段の操
作であることを特徴とする請求項5または6記載の車両
情報の表示装置である。
【0018】そして、請求項8の発明は、前記運転席側
ドア開閉手段は、当該車両の運転席側ドアに備えられる
ドアノブであることを特徴とする請求項7記載の車両情
報の表示装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の一形態に
ついて図を参照して説明する。
【0020】図1は、本発明に係る車両情報の表示装置
の実施の一形態を示すブロック構成図、図2は、本発明
に係る車両情報の表示装置の動作フローチャート図であ
る。なお、本発明の実施の一形態として、車両のオドデ
ータ、及びトリップデータを表示する電子式のオドトリ
ップメータを例示して説明する。
【0021】図1に示すように、オドトリップメータ
は、液晶表示部1を備えている。この液晶表示部1へ図
示しないバッテリよりの電源を供給することで、当該車
両のオドデータ、及びトリップデータを図示しない液晶
パネルに表示する。オドデータ、及びトリップデータ
は、同一液晶パネル面に独立して表示するか、あるい
は、液晶表示部1の代わりに発光ダイオードを用いた表
示部を使用することもできる。しかし、液晶パネルの方
が低消費電力であり、且つ、昼間でも良好な視認性を得
ることができる利点がある。
【0022】液晶表示部1の表示機能を司るCPU2に
は、バスラインBが接続される。このバスラインBに
は、入出力インターフェイスI/O3,4,5,6と、
プログラムが格納されたR0M7が接続されており、イ
ンターフェイスI/O3,4,5,6、及びバスライン
Bを介して、CPU2は、車両に関する情報を読込むと
ともにR0M7よりプログラムを読出し、このプログラ
ムに従って読込んだ車両情報に基づいて所定の処理を実
行する。
【0023】すなわち、CPU2には、入出力インター
フェイスI/O3,4,5,6、及びバスラインBを介
して、車両のイグニッションスイッチがオン位置にある
か否かを示す情報と、車両の走行距離を示す情報と、ト
リップリセットスイッチStrが操作されたか否かを示す
情報と、ドアノブスイッチSdnが操作されたか否かを示
す情報とがそれぞれ入力される。ドアノブスイッチSdn
は、車両の運転席側ドアを開閉操作する際に用いられる
ドアノブの操作に連動してオンオフするスイッチであ
り、運転席側ドア内部に設けられる。車両の運転席側に
運転席側ドアの他にドアがある場合には、当該ドアのド
アノブの操作に連動してオンオフするように設けてもよ
い。要は、ドアノブを操作したときに、運転席前方に装
備される車両情報表示装置の表示を、車両外部から容易
に視認することができればよい。
【0024】なお、更に多くのインターフェイスを追加
して設け、車両に関する他の様々な情報、例えば燃料残
量、エンジン冷却水の水温、オートマチック切換えレバ
ー位置、充電警告情報、エンジンオイル油圧、トランク
/ドア開閉情報、パーキングブレーキ位置、カーナビゲ
ーション装置による現在位置等を入力して液晶表示部1
に供給するようにすれば、これらの情報を液晶表示部1
に表示して運転者等に車両の異常等を知らせることがで
きる。
【0025】また、バスラインBには、インターフェイ
スI/O8,9,判定部10,データ記録部11,デー
タ読出部12,RAM13,表示電源制御部14,電力
モード切替部15,並びに不揮発性メモリ16が接続さ
れている。
【0026】ここで、各ブロックの概略動作について説
明する。判定部10は、イグニッションスイッチがオン
位置にあるか否か、トリップリセットスイッチStrが操
作されたか否か、及びドアノブスイッチSdnの導通状態
を判定する。表示電源制御部14は、判定部10による
判定結果に対応して液晶表示部1へ供給する表示電源V
diをオンオフ制御し、ドアノブスイッチSdnがオンした
ときには表示電源Vdiを所定時間だけオンさせる。電力
モード切替部15は、判定部10による判定結果に対応
して装置本体の電力モードを正常電力モード又は低電力
モードに切替える。RAM13には車両のトリップデー
タDtrが格納され、不揮発性メモリ16には車両のオド
データDodが格納される。データ読出部12は、両メモ
リ13,16に格納されたデータを読出す。データ記録
部11は、データ読出部12により読出されたデータを
一旦記録する。
【0027】イグニッションスイッチがオン位置にある
時に、トリップリセットスイッチStrがオンされると、
これまでRAM13に記憶保持されていた車両のトリッ
プデータDtrは消去される。このRAM13のデータ消
去は、トリップリセットスイッチStrがオンする毎に実
行される。なお、このデータ消去後のRAM13には、
トリップリセットスイッチStrのオン時を起点とする新
たなトリップデータDtrが所定のサイクルで入力され
る。これにより、RAM13は、適宜のデータ更新を受
けながら新たなトリップデータDtrを記憶保持する。ま
た、不揮発性メモリ16に記憶保持される車両のオドデ
ータDodは、車両の走行に応じてその累積データ値は更
新されるが、トリップリセットスイッチStrのオンによ
ってその記憶内容が消去されることはない。
【0028】次に、上述のように構成されたオドトリッ
プメータの動作を説明する。
【0029】図2に示すように、CPU2は、所定のプ
ログラムに従って動作し、入力情報に応じて上述の各ブ
ロックを制御して、フローチャート図に示された手順に
よって液晶表示部1にトリップデータDtrおよびオドデ
ータDodを表示させる。
【0030】すなわち、ステップS101においてCP
U2は、I/O3から入力されるイグニッションスイッ
チがオン位置にあるか否かを示す情報をバスラインBを
介して判定部10へ入力し、イグニションオン位置にあ
るか否かを判定部10により判定させる。この時、イグ
ニションスイッチがオン位置にあると、判定部10は、
イグニッションスイッチがオン位置にあると判定し、次
のステップS102の処理が実行される。
【0031】ステップS102では、電力モード切替部
15により装置全体の電力モードが低電力モードから正
常電力モードに切替えられる。なお、低電力モードは、
RAM13に格納されたトリップデータDtrを保持し
得、かつ省電力を図り得るスタンバイモードである。ま
た、正常電力モードは、液晶表示部1に表示電源diを供
給すれば、オドデータDod、及びトリップデータDtrを
表示させ得るモードである。
【0032】電力モード切替部15により正常電力モー
ドに切替えられると、続くステップS103において表
示電源制御部14は、I/O9を介して液晶表示部1へ
表示電源Vdiを供給するように制御する。表示電源Vdi
が供給されると液晶表示部1は、I/O8を介してオド
データDod、及びトリップデータDtrが入力されれば、
これらを表示可能な状態となる。
【0033】両データが表示可能とされると続くステッ
プS104において、データ読出部12により各メモリ
から走行距離データ、すなわち、RAM13からトリッ
プデータDtrを、不揮発性メモリ16からオドデータD
odを読出した後、両データDtr,Dodをデータ記録部1
1に一旦読込ませる。両データDtr,Dodが各メモリか
ら読出されると、続くステップS105において、判定
部10の判定処理が実行される。
【0034】すなわち、判定部10は、トリップリセッ
トスイッチStrがオンしたか否かの判定処理を実行す
る。この判定の結果、トリップリセットスイッチStrが
オンしていないと判定されるとステップS107の処理
に進み、データ記録部11に一旦読込まれたオドデータ
Dod、及びトリップデータDtrをデータ読出部12によ
り読出した後、バスラインB、及びI/O8を介してこ
れらのデータを液晶表示部1へと転送する。液晶表示部
1には表示電源Vdiが供給されており表示可能な状態と
されているので、オドデータDod、及びトリップデータ
Dtrは液晶表示部1の液晶パネルに表示される。
【0035】一方、ステップS105においてトリップ
リセットスイッチStrがオンしたと判定されると、ステ
ップS106の処理が実行される。ステップS106で
は、RAM13にこれまで記憶保持されていたトリップ
データDtrが消去され、この消去後の値がトリップデー
タDtrとしてデータ記録部11に読込まれる。
【0036】ステップS106に続くステップS107
では、前述したとおりの処理が実行され、オドデータD
od、及びトリップデータDtrが液晶表示部1の液晶パネ
ルに表示される。このように、ステップS101におい
てイグニッションスイッチがオン位置にあると判定され
た場合には、所定の手順でオドデータDod、及びトリッ
プデータDtrが液晶表示部1に表示される。
【0037】両データDod,Dtrを表示後のステップS
108では、イグニッションスイッチの位置に応じて表
示を継続するか中止するかが判定される。すなわち、ス
テップS108では、イグニッションスイッチがオフ位
置にあるか否かの判定処理が実行される。ここで、イグ
ニッションスイッチがオフ位置にないと判定されるとス
テップS104の処理に戻り、上記したステップS10
4〜S108の処理が繰り返し実行される。この間、オ
ドデータDod、及びトリップデータDtrは、逐次更新、
消去等がなされて継続的に表示される。
【0038】一方、ステップS108において、イグニ
ッションスイッチがオフ位置にあると判定されると、続
いてステップS109の処理が実行される。ステップS
109において、表示電源制御部14は、I/O9を介
して液晶表示部1へ供給していた表示電源Vdiをオフす
るように制御する。この結果、両データDtr,Dodの表
示が中止される。液晶表示部1への表示電源Vdiがオフ
とされるとステップS110の処理が実行され、電力モ
ード切替部15により装置全体の電力モードが正常電力
モードから低電力モードに切替えられスタンバイモード
となる。低電力モードに切替えられた後は、ステップS
101の処理に戻る。
【0039】ステップS101においてイグニッション
スイッチがオン位置にあると再度判定されたときには、
上記したステップS101〜S110の処理が繰り返し
実行される。この時、イグニッションスイッチがオン位
置にある間は、液晶表示部1にオドデータDod、及びト
リップデータDtrが継続的に表示されるが、イグニッシ
ョンスイッチがオフ位置とされると、液晶表示部1への
両データDod,Dtrの表示は中止される。
【0040】一方これに対し、ステップS101におい
てイグニッションスイッチがオン位置にないと判定され
ると、ステップS111〜S117の処理が実行され
る。各ステップS111〜S117の処理は本発明の特
徴部分を含んでいる。これらの処理が実行されることに
より、車両の走行距離の確認を望んでいる人が、ドアが
閉じられた車両の外部から運転席側ドアのドアノブを操
作し、この操作に連動してドアノブスイッチSdnがオン
操作されることにより、運転席前方に装備される車両情
報表示装置に、オドデータDod、及びトリップデータD
trが表示される。すなわち、ステップS111において
CPU2は、I/O6から入力されるドアノブスイッチ
Sdnがオンしているか否かを示す情報を、バスラインB
を介して判定部10に入力し、ドアノブスイッチSdnの
オンオフを判定部10により判定させる。ドアノブスイ
ッチSdnがオンしていないと判定されると、ステップS
101の処理に戻る。一方、ドアノブスイッチSdnがオ
ンしていると判定されると、ステップS112以降の処
理が実行される。
【0041】ステップS112では、モード切替部15
によりステップS102と同様の処理が実行され正常電
力モードに切替えられる。続いてステップS113で
は、表示電源制御部14によりステップS103と同様
の処理が実行され、表示電源Vdiがオンされて液晶表示
部1に供給される。この結果、液晶表示部1は、I/O
8を介してオドデータDod、及びトリップデータDtrが
入力されると、これらを表示可能な状態となる。
【0042】両データが表示可能とされると、続くステ
ップS114において、データ記録部11は、一旦RA
M13、及び不揮発性メモリ16から記録データ、すな
わちオドデータDod、及びトリップデータDtrを読込ん
だ後、データ読出部12により両データDtr,Dodを読
出し、バスラインB、及びI/O8を介してこれらのデ
ータを液晶表示部1へ転送することにより、オドデータ
Dod、及びトリップデータDtrを液晶表示部1の液晶パ
ネルに表示させる。
【0043】このように、車両外部から運転席側ドアの
ドアノブを操作するだけで両データDtr,Dodが表示さ
れるので、わざわざキーを使用してドアを開けて身を乗
り出したり、運転席に乗り込んだりすることなく、きわ
めて容易に両データDtr,Dodを確認することができ
る。したがって、走行距離の確認作業を日課とするレン
タカー会社の車両等に本発明を適用すれば、走行距離確
認を短時間で容易に行うことが可能となり、業務効率を
格段に向上させることができる。
【0044】続いてこれらのデータが表示された状態下
で、ステップS115の判定処理が実行され、CPU2
は内蔵タイマからの計時情報に基づいてドアノブスイッ
チSdnがオンしてから走行距離確認のために必要な所定
時間が経過したかを判定部10により判定させる。この
所定時間は、例えば10秒〜15秒程度に設定すればよ
い。この所定時間が経過していないと判定されると、走
行距離確認作業が終了していないおそれがあるのでステ
ップS115の処理を繰り返し実行する。この間、両デ
ータDtr,Dodは継続して表示される。
【0045】一方、所定時間が経過したと判定される
と、運転者又は他の使用者により両データDtr,Dodの
確認を終了するのに十分な時間が経過しており、以後は
両データDtr,Dodを表示する必要がないので、ステッ
プS116以降の処理が実行される。すなわち、ステッ
プS116において、表示電源制御部14は、I/O9
を介して液晶表示部1へ供給していた表示電源Vdiをオ
フするように制御する。この結果、両データDtr,Dod
の表示が中止される。このように、ドアノブスイッチS
dnがオンしてから両データDtr,Dodを確認するのに必
要な時間だけ表示を行った後に、自動的に表示電源をオ
フするように制御するので、ドアノブを一回操作するだ
けで確実容易に車両の走行距離を確認でき、しかも不要
な電力を消費することがない。したがって、バッテリ上
がりのおそれもない。
【0046】そして、液晶表示部1への表示電源Vdiが
オフとされると、ステップS117の処理が実行され、
電力モード切替部15により電力モードが低電力モード
に切替えられる。低電力モードに切替えられた後は、ス
テップS101の処理に戻る。
【0047】上記した本発明の実施の一形態では、車両
の走行距離を外部からの操作により表示可能に構成した
が、前述したように、適宜のインターフェイスを追加し
て設け、他の様々な車両に関する情報を入力するように
構成すれば、ガス欠のおそれやエンジンオイル油圧、冷
却水温度等の車両異常や車両の現在位置等の情報を、車
両外部から容易に知ることができる。
【0048】また、上記した本発明の実施の一形態で
は、ドアノブと連動するドアノブスイッチの操作状況か
ら車両に対して操作がなされたか否かを判定している
が、本発明はこの実施の一形態に限定されない。すなわ
ち、例えば、車両に対する操作を判定する手段として、
FM波や赤外線等を用いてドアロックを遠隔操作により
施錠、又は開錠するキーレスエントリーシステムに着目
し、ドアロックと連動したスイッチを設けて、このスイ
ッチの操作を判定して車両に対して操作がなされたこと
を判定することもできる。このようにすれば、車両に一
切触れることなしに、車両情報を表示させることができ
る。
【0049】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1の
発明によれば、車両のイグニッションスイッチがオン位
置にないときに、当該車両に対して外部から所定の操作
がなされると、車両のドアを開けたり、または車室内に
乗り込むことなしに、表示手段に車両に関する情報が表
示される。したがって、例えばレンタカー会社の社員等
が、当該車両の走行距離を確認する作業を行うにあた
り、この確認作業を短時間できわめて容易に行うことが
でき、業務効率を格段に向上させることができる。ま
た、請求項2の発明によれば、当該車両に対して外部か
ら所定の操作が行われた時から所定時間が経過すると、
表示手段への電力供給は遮断される。したがって、例え
ばレンタカー会社の社員等が、当該車両の走行距離を確
認する作業を行うにあたり、この確認作業を短時間でき
わめて容易に行うことができ、業務効率を格段に向上さ
せることができるのに加えて、この確認作業後には、表
示手段への電力供給が自動的に遮断されるので、不要な
電力を消費することが排除され、しかも、表示手段への
電力供給が継続する場合に懸念されるバッテリ上りの心
配は解消される。
【0050】さらに、請求項5の発明によれば、当該車
両のイグニッションスイッチがオン位置にないときに、
当該車両に対して外部から所定の操作を行うことによ
り、車両のドアを開けたり、または車両内部に乗り込む
ことなしに、表示手段に車両に関する情報が表示され
る。したがって、例えばレンタカー会社の社員等が、当
該車両の走行距離を確認する作業を行うにあたり、この
確認作業を短時間できわめて容易に行うことができ、業
務効率を格段に向上させることができる。
【0051】また、請求項6の発明によれば、当該車両
に対して外部から所定の操作が行われた時から所定時間
が経過すると、表示手段への電力供給は遮断される。し
たがって、例えばレンタカー会社の社員等が、当該車両
の走行距離を確認する作業を行うにあたり、この確認作
業を短時間できわめて容易に行うことができ、業務効率
を格段に向上させることができるのに加えて、この確認
作業後には、表示手段への電力供給が自動的に遮断され
るので、不要な電力を消費することが排除され、しか
も、表示手段への電力供給が継続する場合に懸念される
バッテリ上りの心配は解消されるというきわめて実用的
な優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態を示すブロック図構成で
ある。
【図2】本発明の実施の一形態を示す動作フローチャー
ト図である。
【符号の説明】 1 液晶表示部 2 CPU 3,4,5,6,8,9 入出力インターフェィス 7 ROM 10 判定部 11 データ記録部 12 データ読出部 13 RAM 14 表示電源制御部 15 電力モード切替部 16 不揮発性メモリ Dod オドデータ Dtr トリップデータ Str トリップリセットスイッチ Sdn ドアノブスイッチ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のイグニッションスイッチがオン位
    置にないときに、当該車両に対して所定の操作がなされ
    ると、当該車両に関する車両情報を表示手段に表示する
    ようにした車両情報の表示方法であって、 前記所定の操作は、当該車両の外部からの操作であり、 該外部からの所定の操作がなされると、前記表示手段に
    対し、電力を供給するとともに当該車両に関する車両情
    報を供給することを特徴とする車両情報の表示方法。
  2. 【請求項2】 前記表示手段への電力供給は、所定時間
    の電力供給であることを特徴とする請求項1に記載の車
    両情報の表示方法。
  3. 【請求項3】 前記外部からの所定の操作は、当該車両
    の運転席側ドア開閉手段の操作であることを特徴とする
    請求項1または2記載の車両情報の表示方法。
  4. 【請求項4】 前記運転席側ドア開閉手段は、当該車両
    の運転席側ドアに備えられるドアノブであることを特徴
    とする請求項3記載の車両情報の表示方法。
  5. 【請求項5】 車両に関する車両情報を表示する表示手
    段と、 該表示手段へ電力を供給する電源供給手段と、 該表示手段へ当該車両に関する車両情報を供給する情報
    供給手段と、 当該車両のイグニッションスイッチがオン位置にあるか
    否かを検出するオン検出手段と、 当該車両に対して外部から所定の操作がなされたか否か
    を検出する外部操作検出手段と、 前記オン検出手段により、当該車両のイグニッションス
    イッチがオン位置にないことが検出され、かつ、前記外
    部操作検出手段により、当該車両に対して外部から所定
    の操作がなされたことが検出されると、前記電源供給手
    段に前記表示手段へ電力を供給すべき指令を行うととも
    に、前記情報供給手段に前記表示手段へ当該車両に関す
    る車両情報を供給すべき指令を行う制御手段とを備えて
    なることを特徴とする車両情報の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記電源供給手段から前記表示手段へ与
    えられる電力供給は、所定時間の電力供給であることを
    特徴とする請求項5に記載の車両情報の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記外部からの所定の操作は、当該車両
    の運転席側ドア開閉手段の操作であることを特徴とする
    請求項5または6記載の車両情報の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記運転席側ドア開閉手段は、当該車両
    の運転席側ドアに備えられるドアノブであることを特徴
    とする請求項7記載の車両情報の表示装置。
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