JPH0941458A - 便器用水タンク、その製造方法及びその部品 - Google Patents

便器用水タンク、その製造方法及びその部品

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JPH0941458A
JPH0941458A JP17168996A JP17168996A JPH0941458A JP H0941458 A JPH0941458 A JP H0941458A JP 17168996 A JP17168996 A JP 17168996A JP 17168996 A JP17168996 A JP 17168996A JP H0941458 A JPH0941458 A JP H0941458A
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弘志 田中
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吉喜 太田
Tomokazu Aida
智一 合田
Kuniharu Shigematsu
邦治 重松
Hiroshi Nakane
宏 中根
Takashi Yoshioka
隆 吉岡
Masaaki Hayashi
雅章 林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 異なる外観形状をもつ種々の便器用水タンク
を、安価かつ効率良く製造できるようにする。 【解決手段】 便器用水タンクAは、外側容器3の中
に、水を貯留するための内側容器2を組込むことによっ
て製造される。異なる外観形状をもった複数種のタンク
を製造する場合、個々のタンク種毎に特有の外観形状を
もった外側容器3が用いられるが、内側容器2は、全て
のタンク種を通じて共通化された形状のものが用いられ
る。内側容器2は樹脂製であり、その内部に排水管1
6、排水弁13、給水管15、ボールタップ、オーバー
フロー管44などの部品が設けられる。それら部品の多
くは内部容器2と一体成形される。排水管16と給水管
15は、内側容器2の底壁の左右方向中央位置に配置さ
れる。外側容器3の底壁の排水管16と給水管15に対
応した箇所には、排水管16及び給水管を通すための開
口が設けられる。排水ハンドル60は長さが可変であ
り、内側容器2と外側容器3との間隔に応じて長さが調
節される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は便器用水タンク、その製造
方法及びその部品、更には、水タンクを備えた便器及び
水タンクが設備された便所に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な便器用水タンクは、陶器
製の容器であり、給水管、排水ハンドル、排水口、ボー
ルタップ、オーバーフロー管などの多くの部品又は附属
品を備えている。
【0003】便器には多くの機種があり、それぞれ外観
デザインが異なる。そのため、便器の機種毎に水タンク
の外観形状も異なり、必然的に、タンク内の部品や附属
品の仕様やそれらの配置も異なる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、便器の機種毎
に水タンクの外観形状から内部の部品や附属品の仕様、
配置に至るまで種々の構成要素を異ならせることは、水
タンクの生産効率の低下及び製造コストの上昇につなが
り、また、便器へのタンクの取付け作業も多種多様とな
り面倒である。
【0005】従って、本発明の目的は、異なる外観形状
をもつ種々の便器用水タンクを、できるだけ共通の部品
を使って製造できるようにし、それにより、生産効率の
向上、製造コストの低下、便器取付け作業の簡易化を図
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に従えば、便器用
水タンクは、そのタンクの外観形状を決める外側容器の
中に、水を貯留するための内側容器を組込むことによっ
て製造される。異なる外観形状をもった複数種のタンク
を製造する場合、個々のタンク種毎に特有の外観形状を
もった外側容器が用意される。しかし、内側容器につい
ては、複数のタンク種を通じて共通化されたものが用意
される。また、内側容器は水を貯留するものであるか
ら、必然的に、便器用水タンクの機能に必要な各種部品
(例えば、ボールタップ、オーバーフロー管、等)の多
くは内側容器に設けられる。そのため、そうした多くの
部品も共通化できる。このように、内側容器及びそれに
付属する種々の部品が共通化できるために、製造コスト
が低下し、製造の効率も上がる。
【0007】内側容器の排水口は内側容器の底壁に設
け、そして、外側容器の底壁の排水口に対応した位置
に、排水管を通すための開口を形成することができる。
このようにすると、外側容器の形状バリエーションに拘
らず、排水口の位置を共通化し易い。特に、底壁の左右
方向の中央の位置に排水口を配置すると、共通化が非常
に容易である。
【0008】同様に、内側容器の給水口も内側容器の底
壁に設け、そして、外側容器の底壁の給水口に対応した
位置に、給水管を通すための開口を形成することができ
る。これにより、外側容器の形状バリエーションに拘ら
ず、給水口の位置を共通化し易くなる。特に、底壁の左
右方向の中央の位置に給水口を配置すると、共通化が非
常に容易である。
【0009】給水口に関してはその位置を共通化せず、
代りに次のようにすることもできる。即ち、外側容器の
壁に外部給水管が通れる内径をもった開口が形成され、
その開口を通して外部給水管が外側容器内に引き込ま
れ、そして、その引き込まれた外部給水管が内側容器の
給水口に接続される。このようにした場合は、外部容器
の開口位置及び内部容器の給水口の位置に関する選択の
自由度が高まる。その場合、フレキシブルな外部給水管
を用いることが、施工を容易にする上で望ましい。
【0010】内側容器には、給水口、排水口、ボールタ
ップ、給水口とボールタップとを繋げるための内部給水
管、余分な水を排出するためのオーバフロー管、排水口
を開閉するための排水弁、等を設けることができる。こ
のような種々の部品を内側容器に設けて共通化すること
により、製造コストが低下する。また、取付け施工作業
も一律化できる。この場合、内部給水管やオーバフロー
管などを内側容器と一体的に樹脂で形成するようにする
と、一層コストを下げることができる。
【0011】排水ハンドルは長さが可変であることが望
ましい。これにより、外側容器の形状バリエーションに
拘らず、排水ハンドルを共通化し易くなる。即ち、内側
容器と外側容器との間隔が外側容器の形状によって変わ
っても、その間隔に応じて排水ハンドルの長さが調節で
きるので、どのタンク種にも共通の排水ハンドルを用い
ることができる。
【0012】好適な実施形態では、排水ハンドルは、排
水弁を引き上げるためのアームを有したスピンドルと、
人が操作するノブを有したシャンクとを含み、スピンド
ルとシャンクとがその一方に他方が挿入されるようにな
っている。そして、その挿入距離を調節することによ
り、排水ハンドルの全体の長さが調節できるようになっ
ている。
【0013】この実施形態の排水ハンドルは、そのスピ
ンドルが内側容器に取付けられるようにすることができ
る。そうすると、必然的にアームの位置が内側容器内で
一定となるので、アーム位置を調節したり、アームと排
水弁とを結ぶ鎖の長さを調整したりする必要性がなくな
る。他方、この排水ハンドルは、シャンクが外側容器に
取り付けられるようにすることもできる。その場合は、
アームを内側容器内の適切な位置に容易に設定できるよ
うにするため、適当な位置決め部材を内側容器に設ける
ことが望ましい。
【0014】本発明に従う便器用水タンクは、製造面や
施工面での利点だけでなく、ユーザに対しても次の様な
メリットを提供する可能性を有する。即ち、現在使って
いる便器用水タンクの外観デザインを別のものに変えた
くなった場合、現在の内側容器は残したまま、外側容器
だけを好みのデザインのものに交換するだけで、安価に
希望が叶えられる。また、タンク内部の部品が非常に旧
くなった場合、現在の外側容器は残したまま、内側容器
だけを新たなものに交換することにより、安価に実質的
な新品を入手することができる。
【0015】本発明に従う便器用水タンクは、洋式便器
の後部上面に載置及び固定されるのが普通であるが、必
ずしもそればかりではなく、例えば次のような形態であ
ってもよい。すなわち、一体型と呼ばれる便器のよう
に、便器自体が水タンクと一体化されていてもよい。そ
の場合、外側容器と便器とが例えば陶器で一体的に作ら
れ、その外側容器内に例えば樹脂性の内側容器が組込ま
れる。また、水タンクが便器に直接取付けられずに、便
器から離れた場所に設置されていてもよい。和式の便所
や、利用頻度の高い公衆便所では、便器から離れた場所
(例えば、典型的には便所内の高所)に水タンクを設け
ることが多い。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の幾つかの実施形態及びそ
の変形例を図面を参照して説明する。尚、それら実施形
態及び変形例を通じ、同一の機能を奏する要素には同一
の参照符号を付して重複した説明は省略する。
【0017】図1は、本発明にかかる便器用水タンクの
第1の実施形態の設置状態を示した外観側面図、図2は
同縦断側面図、図3は同横断平面図、図4は図3の
(4)−(4)線での断面図を示す。図5は、図3の
(5)−(5)線での断面図であり、説明に必要な部分
だけをピックアップして示す。
【0018】図示のように、陶器製の便器Bの後部上面
に水タンクAが固定される。水タンクAの本体1は2重
容器構造を有する。即ち、陶器製の外側容器3と、この
外側容器3の内部に組込まれた合成樹脂成形品たる内側
容器2とからタンク本体1が構成される。外側容器3
は、個々の機種の便器Bがもつ特定の形状と調和した固
有の形状にデザインされている。一方、内側容器2は、
種々の機種の便器用の外側容器に共通に組込めるよう
な、共通の形状にデザインされている。そのため必然的
に、外側容器3と内側容器2との間には、ある程度の大
きさの隙間が空いており、この隙間の大きさは外側容器
3の形状に応じて変わる。
【0019】内側容器2は、その外周の規定水位より高
い位置に、容器2と一体成形された鈎状に曲った鍔2d
を有する。この鍔2dに発泡スチロールのような断熱材
50の上端が填め込まれ、その断熱材50は内側容器2
の水が溜まる部分の外表面を覆っている。この断熱材5
0は、内側容器2と外側容器3との間の熱伝達を有効に
遮断して、外側容器3の外表面の発露を防止する。
【0020】外側容器3の上には、手洗い鉢9を有した
蓋10が載置される。この蓋10の背壁10aには、横
方向中央部を上端から下端へ通る凹部11が形成されて
いる。
【0021】外側容器3の背壁3aの横方向ほぼ中央の
上部に開口4がある。内側容器2の背壁2aが、外側容
器3の上記した背壁開口4に対応する箇所において、段
部5を形成して外方へ膨出している、この膨出した部分
が外側容器3の背壁開口4に入り込んでいる。
【0022】図3及び図5に示すように、内側容器2の
底壁2bのほぼ中央部には、排水管16と、この排水管
16の上部の排水口を覆った排水弁13とが設けられて
いる。排水管16は、その下端部が外側容器2の底壁2
bの開口51を通って、便器Bの図示しない洗浄水路に
接続される。排水弁13はカップ状の蓋であり、底壁2
aに立設された支柱55に上下に回動自在に軸支されて
いる。排水弁13の上部は鎖84を介して、図3に示し
た排水ハンドル60の先端のアームに結合されている。
排水ハンドル60の回動によって鎖84が引き上げられ
ると、排水弁13が持ち上がって排水管16を開く。
【0023】図3に示すように、内側容器2の底壁2b
の横方向ほぼ中央の背壁寄りの箇所に、給水口7が開け
られている。この給水口7に対応する外側容器3の底壁
3bの箇所には、給水管を通すための開口8が形成され
ている。上記の給水口7には、内側容器2の内側から内
部給水管15が填め込まれている。また、外部の止水栓
31から延びた外部給水管14が、外側容器3の底壁3
bの開口8を通り抜けて、内部給水管15の下端に填め
込まれている。
【0024】内部給水管15は合成樹脂製であり、図2
に示すように内側容器2の底壁2bに対し垂直に固定さ
れている。内部給水管15の上端部は、給水栓として機
能するボールタップ12のケーシング48を形成してい
る。このケーシング48の上部には、そこを支点として
上下回動自在な状態で、アームを有したカップ状の浮き
子40が結合されている。ケーシング48内には、浮き
子40のアームに連結された主弁13及びパイロット弁
42が収容されている。ケーシング48の一側部は、内
側容器2内に水を吐出するためのタンク吐水口43とな
っている。
【0025】ボールタップ12の吐水口43の下方に
は、図4に示すように、吐水口43からの水を受けて内
側容器2の水面下へ供給するための水没管45が、内側
容器2の底壁2bに垂直に立てられている。この水没管
45は合成樹脂製であり、内側容器2の背壁2a上に内
側容器2と一体的に成形されているが、勿論、別の部品
のパイプであってもよい。水没管45の側壁には、管4
5内の水を管45外へ出すためのスリット46が形成さ
れている。
【0026】更に、図5に示すように、内側容器2の底
壁2bには、所定水位以上の余分な水を便器Bへ排出す
るためのオーバーフロー管44が立設されている。オー
バーフロー管44はその下端にて、底壁2bの下面に形
成された連絡管53を介して、排水管16に接続されて
いる。オーバーフロー管44も連絡管53も合成樹脂製
であり、内側容器2と一体的に成形されている。連絡管
53の途中に、底壁2bを貫通して内側容器2内に通じ
るリフィール管接続口94が設けられている。このリフ
ィール管接続口94は、一点鎖線で略記したリフィール
管95を介して、図4に示されるボールタップ12の吐
水口43のリフィール管分岐口96に接続されている。
【0027】図2に示すように、ボールタップ12のケ
ーシング48から背方向へ連結管49が延び、この連結
管49の先方部分が内側容器2の背壁2aの段部5に当
接している。連結管49の段部5に当接した箇所には突
起24があり、この突起24が段部5に設けられた凹部
25にスナップ的に填り込んでいる。これにより、ボー
ルタップ12が安定に支持される。
【0028】連結管49の先端部26は上方へ起立し、
この先端部26に手洗水管27の下端が外嵌されてい
る。手洗水管27は、その下端部の背面に、内側容器2
の背壁2bの厚みとほぼ同じ幅のスリットを背面との間
に形成したクリップ板28を有する。内側容器の背壁2
bの上縁部が、クリップ板28と手洗水管27の背面と
の間のスリットに差込まれている。このようにして、手
洗水管27が内側容器2に安定に固定される。
【0029】手洗水管27は、蓋10の背壁10aの凹
部11を通って上方へ延び、その先端の吐出口30が手
洗鉢9に望んでいる。
【0030】図3に示すように、タンクAの一方の側壁
には排水ハンドル60が取付けられている。排水ハンド
ル60は、外側容器3の側面に突き出た、ノブ61と、
ノブ61から外側容器3の側壁を貫通して突き出たシャ
ンク81と、このシャンク81と填め合され、内側容器
2の内部に突き出たスピンドル62とを有する。スピン
ドル62とシャンク81との填め合い距離を調節するこ
とにより排水ハンドル60の外側容器3と内側容器2と
の間の空間に位置する部分の長さが調節可能であり、そ
れにより、排水ハンドル60は形状の異なる様々な外側
容器3に共通に用いることができる。
【0031】図6〜図9は、内部給水管15と外部給水
管14とを接続する構造を詳細に示したものである。図
6は、内部給水管15を内側容器2の底壁の給水口7に
固定するための構造を示す。図7は、内側容器2の給水
口7に固定された内部給水管15に外部給水管14を接
続した状態を示す縦断面図であり、図8及び図9はそれ
ぞれ、図7の(7)−(7)線及び(8)−(8)線で
の横断面を示す。
【0032】図6及び図7に示すように、内側容器2の
給水口7は、内側給水管15の下端部の外径と実質的に
同じ内径を有する。この給水口7の内周面は、下端部に
おいて段状に内方へ突出し、この突出部は複数の切欠1
7を一定ピッチで有する。これらの切欠17の周方向の
幅は、一つ17’を除いて同じであり、その一つ17’
だけが他より狭い。また、給水口7の上縁は、底壁2b
から上方へ突出して環状突起18を形成している。環状
突起18の上面の一箇所に、ラッチング突起22が形成
されている。
【0033】一方、内部給水管15は、下端部から若干
上方の外周面上の位置にフランジ19を有し、また、下
端部の外周面上に、上記の切欠17と同ピッチで同数の
突起20を有する。フランジ19の下面の一箇所には、
上記のラッチング突起22と填り合うためのラッチング
凹部23がある。複数の突起20の周方向の幅は切欠1
7のそれと一致し、そのうち一つの突起20’の幅だけ
が一つの切欠17’に合せて短い。
【0034】突起20の上面とフランジ19の下面との
間の距離は、給水口7の下端から環状突起18の上端ま
での距離と一致する。この突起20上面とフランジ19
下面との間の内部給水管15の外周面には、径が他より
段状に拡がった部分がある。この径が拡がった部分とフ
ランジ19の下面との間に、Oリング21が嵌着されて
いる。
【0035】内部給水管15を給水口7に接続するとき
には、図6に矢印で示すように、内部給水管15の下端
部が給水口7に、突起20と切欠17とが互いに位置合
せされた状態で挿入される。幅の短い突起20’と切欠
17’とが位置合せされることにより、ボールタップ1
2が正常な設置方向を向く。フランジ19が環状突起1
8の当たるまで内部給水管15が給水口7に挿入された
後、内部給水管15が所定の一方向へ一定角度だけ回転
されると、ラッチング突起22がラッチング凹部23に
填り込む。この状態で、ボールタップ12が完全に正し
い設置方向を向き、図8に示すように給水口7の切欠1
7と内部給水管15の突起20とが完全に一致しない位
置にずれ、内部給水管15が給水口7から抜けないよう
給水口7に固定される。Oリング21は内部給水管15
と給水口7との隙間をシールする。
【0036】他方、外部給水管14はフレキシブルなホ
ースであり、図1に示すようにその基端部は便所の止水
線31と接続され、また、図7に示すようにその先端部
にプラグ6を有する。プラグ6は、内部給水管15の下
端部の内径と実質的に同じ外径を有する。プラグ6の外
周面には環状溝33があり、この環状溝33にOリング
34が嵌着されている。また、プラグ6の外周面の環状
溝33より若干下方の位置には、図9に示す固定ピン3
6と係合するための環状片35が設けられている。内部
給水管15の下端部の周壁には、上記の固定ピン36を
保持するための1対のピン挿入穴32が形成されてい
る。更に、図2に示したように、外側容器3の底壁3b
の給水口7に対応する箇所には、外部給水管14を楽に
通せる内径をもった穴8が形成されている。
【0037】外部給水管14を内部給水管15に接続す
るときには、外部給水管14先端のプラグ6が外側容器
2の穴8に通され、そして、図7に示すように、プラグ
6が内部給水管15の下端部の口に嵌入される。次に、
内部給水管15の一対のピン挿入穴32の一方から他方
へ、固定ピン36が差込まれる。固定ピン36は、図9
に示すように、一端で繋がった2つの脚37をもった全
体としてU字型のものであり、脚37は中央部にプラグ
6を挟んで保持するための屈曲部38を有する。この固
定ピン36は、その開いた部分から先にピン挿入穴32
に差込まれると、図9に示すようにプラグ6の外周に屈
曲部38が填り込み、そして、図7に示すようにプラグ
6の環状片35に係止して、プラグ6を内側給水管15
から脱落しないよう固定する。
【0038】尚、外部給水管14と内部給水管15との
接続方式については、固定ピン36による固定に代え
て、一方の管を他方の管に螺合させことにより固定具を
用いずに接続してもよいし、あるいは、公知のその他の
様々な接続方式を用いてもよい。
【0039】外部給水管14を内部給水管15との接続
作業は、内部給水管15を給水口7に固定した後に行う
こともできるが、容易な作業のためには、内部給水管1
5を給水口7に固定する前に行うことが望ましい。その
場合は、例えば、まず、外部給水管14と内部給水管1
5とを先に接続した後に、外部給水管14を内側容器2
の内側から内側容器2の給水口7と外側容器の穴8とを
通してタンク外へ出し、そして、内部給水管15の下端
部を内側容器2の給水口7へ差込んで内部給水管15を
給水口7に固定する。
【0040】図10〜図13は、排水ハンドル60の構
造を詳細に示したものである。図10は、排水ハンドル
60がタンクに取付けられた状態を示す縦断面図であ
り、図11及び図12はそれぞれ、図10の(10)−
(10)線及び(11)−(11)線での断面図であ
り、図13は排水ハンドル60の分解斜視図である。
【0041】内側容器2の側壁2cの上部には、上端縁
から下方へ向けて四角形の切欠63が設けられている。
この切欠63に、排水ハンドル50のスピンドル62が
スピンドルガイド64を介して取付けられる。スピンド
ルガイド64は合成樹脂製で、スピンドル62が挿通さ
れるガイド筒65と、このガイド筒65と一体成形され
ている取付け板66とを有する。取付け板66は、ガイ
ド筒65の軸方向に対し垂直な鍔状の四角形板であり、
その下半分には、内側容器2の側壁2cの厚みと同じ幅
のスリット67をもったクリップ部を有している。取付
け板66のクリップ部より上の部分の高さは内側容器2
の切欠63の高さと同じであり、取付け板66の横幅は
切欠63の横幅と同じである。
【0042】このスピンドルガイド64は、その取付け
板66が切欠63に挿入されてスリット67内に切欠6
3の下縁が差込まれることにより、容器側壁2cに取付
けられる。この状態で、取付け板66は切欠63を完全
に遮蔽する。また、この状態で、図10に示すように、
取付け板66のクリップ部に形成された小孔68に、容
器側壁2cの表面に設けられた突起69が填り込み、そ
れにより、取付け板66が切欠63から抜け出ないよう
になる。
【0043】ところで、取付け板66には下側にクリッ
プ部を設けるだけでなく、左右両側にも同様なクリップ
部を設けてもよいし、あるいは、下側のクリップ部を省
略して左右両側だけクリップ部を設けてもよい。
【0044】スピンドル62は、その外周面の軸方向中
央附近に鍔状のストッパ70を有し、先端部にはアーム
83を有し、アーム83の先端には排水弁13を引き上
げるための鎖84が取付けられる。スピンドル62のス
トッパ70より基端側の部分は、内側容器2の内側方向
からガイド筒65内に挿入され、このガイド筒64内で
軸回りに所定角度範囲で回転可能である。その回転可能
な角度範囲は、図11に示すように、ガイド筒65の先
端部の内周面に周方向に沿って設けた溝71と、スピン
ドル62のストッパ70の基端側面に設けた突起72と
の係合によって決められる。
【0045】スピンドル62の内部には、その基端面か
ら先端へ向かって、断面十字形の係合穴73が深く穿設
されている。また、図13に示すように、スピンドル6
2の基端近く外周面に、中心軸について対称に位置する
1対の切欠74と、この1対の切欠74の中間に位置
し、外周面から内部の係合穴73まで貫通する止め穴7
5が設けられている。この切欠74と止め穴35が設け
られたスピンドル62の基端部は、図10に示すよう
に、スピンドルガイド64から突出して内側容器2と外
側容器3との間の隙間に位置する。
【0046】スピンドルガイド64から突出したスピン
ドル62基端部の外周面の、スピンドルガイド64に最
も近い箇所には、スピンドル62をスピンドルガイド6
4から抜けないよう止めるための係止突起76が設けら
れている。更に、スピンドル62の基端面から係止突起
74のある位置の深さまで、スピンドル62の基端部を
2つに割るようにスリット77が形成されている。スピ
ンドル62をスピンドルガイド64のガイド筒65に挿
入するとき、スピンドル62の基端部がスリット77を
つぶすように撓むため係止突起74がガイド筒65内に
入り、そして、ガイド筒65の外へ突き出るとスリット
77が再び開くため、図10に示すように、係止突起7
4がガイド筒65の外端に掛るようになる。この状態
で、スピンドル62は、ストッパ70と係止突起74と
でガイド筒65の両端部に当接して、ガイド筒65から
いずれの方向にも抜け出ない。
【0047】一方、図10に示すように、外側容器3の
側壁3cには、スピンドル62と同軸となる位置に、ノ
ブ61を取付けるための取付け穴80が穿設されてい
る。また、ノブ61はその裏面側にシャンク81を備
え、このシャンク81は、スピンドル62の係合穴73
と同じ断面形状をもつ十字形のブレードから構成され
る。シャンク81は、外側容器3の外側から取付け穴8
0に通されて、その先端部がスピンドル62の係合穴7
3に挿入される。ところで、図示してないが、取付け穴
80には、シャンク81を支持するためのブッシュが填
め込まれてもよい。
【0048】シャンク81の十字形の4つのブレードの
うち、ノブ61が真下を向くときに上を向く一つのブレ
ードに、軸方向に沿って多数の係止凹部82の定ピッチ
で形成されている。これらの係止凹部82のいずれか一
つが、スピンドル62の先端部の止め穴75と位置合せ
される。この状態で、図13に示すような止め輪90が
スピンドル62先端部の1対の切欠74に填め込まれ
る。図12に示すように、止め輪90は、先端に鈎をも
ったフォーク状をなし、中央にストッパピン91を有す
る。この止め輪90がスピンドル62先端部の切欠74
に填め込まれると、先端の鈎がシャンク81の十字形の
外形に咬み込んで止め輪90を抜け落ちなくすると共
に、ストッパピン91がスピンドルの止め穴75を貫通
してシャンク81の係止凹部82に入り込んでシャンク
81をスピンドル62から抜けないようにする。
【0049】この状態でノブ61が回転されると、スピ
ンドル62が回転し、アーム83が鎖84を引き上げ排
水弁13を開く。ところで、図示のスピンドル62は、
アーム83と鎖84のセットを2つ備え、それぞれ大洗
浄用と小洗浄用である。ノブ61の回転方向によって一
方のアームだけが選択的に動く。
【0050】外側容器3の形状に応じて、シャンク81
をスピンドル92に挿入する距離を調整することができ
る。例えば図14は、図10の場合より大きいサイズの
外側容器3を用いた場合を示す。この場合、内側容器2
の側壁2cから外側容器3の側壁3cまでの間隔が、図
10の場合(一点鎖線で示す)よりも大きくなる。従っ
て、シャンク81は図10の場合よりも浅くスピンドル
92に挿入され、より先端側の係止凹部63にて止め輪
90によりスピンドル92に固定される。このようにし
て、外側容器3の形状のバリエーションに対応すること
ができる。一方、スピンドル62の長さは内側容器2の
デザインに合せた最適寸法に固定されているから、外側
容器3の形状が変わっても、鎖84の長さ調整は特に必
要ない。
【0051】図15〜図17は、本発明の第2の実施形
態を示す。図15はその横断平面図であり、図16は図
15の(16)−(16)線での断面図、図17は図1
5の(17)−(17)線での断面図である。
【0052】この実施形態は、前述した第1の実施形態
と内側容器2の細部の構成のみが異なり、他は実質的に
同じである。異なる部分は主に次の2点である。即ち、
内側容器2の一つの側壁2cに、スピンドルガイド93
が一体的に形成されている。また、内側容器2の底壁2
a上には、水没管45と排水弁17との間の箇所に、衝
立板92が立設されている。この衝立板92も内側容器
2と一体形成されている。この衝立板92の役割は、水
没管45のスリット46からの吐出水流を排水弁7から
遮蔽して、その吐出水流の勢いで排水弁7が誤作動しな
いようことである。この役割のために衝立板92は、排
水弁7が開いたときの高さよりは高く、また、浮き子4
0の作動を妨げないサイズを有する。
【0053】以上の2つの実施形態では、共通形状の内
側容器2が、水タンクAの機能を生じさせるための殆ど
の部品(例えば、ボールタップ12、排水弁13、排水
管16、オーバーフロー管44、水没管45、断熱材5
0、連絡管53、排水ハンドル60のスピンドル62、
遮蔽板92、及び外部給水管14との接続口など)を具
備し、これに対し、外側容器3は、内側容器2の外側を
覆って水タンクの外観を整えるだけの単なるケーシング
としての役割を主として果たす。そのため、種々の便器
機種に対応した種々の水タンクを製造する場合、単純な
構成の外側容器に関してのみ種々のデザインのものを揃
え、複雑な構成の内側容器に関しては共通のデザインの
ものが使用される。その結果、従来に比較して、組み立
て作業が簡単になり、組み立て時間が短縮され、部品点
数が減り、トータルの製造コストがだいぶ削減される。
特に、内側容器を合成樹脂製とし、付属の部品も可能な
限り内側容器と一体に形成するようにすれば、コスト削
減の効果は特に高い。便器の取付け施工時の配管作業も
機種毎に異なることが殆ど無く容易になる。更に、外側
容器だけ又は内側容器だけの修理・交換が可能であるか
ら、ユーザにとっても好都合である。
【0054】以下に、外部給水管をタンクに接続するた
めの構造の変形例を、図18〜図28を参照して説明す
る。
【0055】図18は第1の変形例を示す。
【0056】内側容器2の底壁2bの給水口7の周囲
に、給水口7と同じ内径をもつシリンダ101が立設さ
れている。シリンダ101は内側容器2と一体に形成さ
れている。このシリンダ101内に、内部給水管15の
下端部分が差込まれている。シリンダ101の内径と内
部給水管15のシリンダ101に差込まれた部分の外径
とはほぼ同じであり、両者は密接に填り合っている。そ
のため、内部給水管15はシリンダ101によって安定
に支持される。内部給水管15のシリンダ101に差込
まれた部分の外周にはOリング102が嵌着されてお
り、シリンダ101と内部給水管15との間を完全に封
止している。
【0057】内部給水管15の外周の0リング102よ
り若干上方の位置に、フランジ103が形成されてい
る。このフランジ103にシリンダ101の上端が当接
する深さまで内部給水管15がシリンダ101に差込ま
れている。この状態で、内部給水管15の下端に近い部
分は給水口7の下側へ突き出している。この突出した部
分の給水口7に最も近い位置の外周には、周に沿った環
状の溝105が形成されており、この溝105に図19
に示すようなC字形のロックリング105が填め込まれ
ている。このロックリング105は底壁2bの下面に当
接して、内部給水管15が給水口7から上方へ抜け出な
いようにする。
【0058】内部給水管15の下端部の外周には雄ネジ
溝107が形成されている。また、外部給水管14の先
端部には、内周面に雌ネジ溝を有したソケット107が
取付けられている。このソケット107が内部給水管1
5の先端部にねじ込まれることにより、外部給水管14
が内部給水管15に接続される。
【0059】この変形例では、先に内部給水管15が内
側容器の給水口7に固定され、その後に、内側容器の底
面下で外部給水管14が内部給水管15に結合される。
内部給水管15はシリンダ101に差込めばよく、回転
させる必要がないので、ボールタップ12が他の部品に
衝突したりする面倒がない。
【0060】また、内部給水管15を底壁2bに固定し
たまま、外部給水管14を取り外すことができるため、
外部給水管14を取り外す機会の度に内部給水管15を
も取り外す手間がない。
【0061】図20は第2の変形例を示す。
【0062】図18に示した変形例と同様に、内部給水
管15の下端部の雄ねじ106と外部給水管14のソケ
ット107の雌ねじとの螺合によって、内部給水管15
と外部給水管14とが結合される。
【0063】内側容器底壁2bの給水口7は、内部給水
管15および外部給水管14の外径より大きく形成され
ている。底壁2b上面の給水口7の周囲には、給水口7
と同じ内径をもつシリンダ101が形成されている。内
部給水管15の外周の先端部より若干上方の箇所には、
シリンダ101の内径と同じ外径と十分な肉厚とをもつ
フランジ109が形成されており、更に上方の箇所に
は、シリンダ101より大きい外径をもつフランジ11
1が形成されている。そして、大きい方のフランジ11
1にシリンダ101の上端が当接する深さまで、内部給
水管15の下端側の部分がシリンダ102内に差込まれ
ている。この状態で、小さい方のフランジ109の外周
面がシリンダ101の内周面に密着し、そのフランジ1
09の外周面に嵌着されたOリング102が内部給水管
15とシリンダ101との間を完全に封止する。
【0064】フランジ109は、その下面から下方へ立
設された2本またはそれ以上の本数のアンカーピン11
0を有する。それらアンカーピン110は、フランジ1
09の外縁に沿って、中心軸について対称な位置に配置
されている。アンカーピン110の先端部に外方へ突出
した爪112があり、この爪112が給水口7の下側の
外縁に係合し、それにより、内部給水管15を給水口7
から上方へ抜けないようにする。
【0065】この変形例では、内部給水管15を給水口
7に固定した後に外部給水管14をこれに接続するとい
う作業手順も可能であるが、作業を容易にするために、
まず、内外給水管15、14を先に接続し、その後に、
外部給水管14を給水口7から内側容器外へ押し出しな
がら内部給水管15を給水口7に差込み固定するという
作業手順も可能である。
【0066】また、図19の変形例と同様に、外部給水
管14を取り外す際に、内部給水管15を取り外す必要
がない。さらに、接続された状態の内外給水管15、1
4を接続状態のまま内側容器2の内部へ引き上げること
も可能である。
【0067】図21及び図22は第3の変形例を示す。
【0068】内側容器底壁2bの給水口7の周囲に、同
じ内径のシリンダ101が立設されている。内部給水管
15は、下端より若干上方に、シリンダ101の内径よ
り小径のフランジ112を有し、更にそれより若干上方
に、シリンダ101の内径より大径のフランジ111を
有する。外部給水管14は、その上端より若干下方に、
給水口7の内径より大径のフランジ115を有する。
【0069】内部給水管15の小径フランジ116の外
周には、下方へ延びた2本のアンカーピン113が対称
位置に形成されており、各アンカーピン113は先端部
に内方へ向いた爪114を有する。また、外部給水管1
4の上端部の外周には、曲った2本の溝116が対称位
置に形成されており。これらの溝116は、外部給水管
14の上端面から下方へ斜めに延び、その先で曲って水
平になる。
【0070】内部給水管15の下端部の外径と、外部給
水管14の上端部の内径とが同じである。また、内部給
水管15のアンカーピン113の内面の径と、外部給水
管14の上端部の外径とが同じである。内部給水管15
の下端部の外周にはOリング117が嵌着されている。
【0071】接続作業では、内部給水管15の下端部が
上方から、また、外部給水管14の上端部が下方から、
それぞれシリンダ101内に差込まれる。このとき、ア
ンカーピン113と溝116とが位置合せされた状態
で、内部給水管15の下端部が外部給水管14の上端部
の中に挿入される。すると、アンカーピン113の爪1
14が溝116に填まって溝116に沿って進むため、
内部給水管15に対し外部給水管14が回転しながら、
両給水管15、14が結合される。完全に結合した状態
で、外部給水管14の上端面と内部給水管15のフラン
ジ112とが密着し、爪114が溝116の水平部分に
入り込み、内部給水管15の大径フランジ11とシリン
ダ101の上端面と密着し、かつ、外部給水管14のフ
ランジ115が容器底壁2bの下面に密着する。従っ
て、内部給水管15及び外部給水管14が、内側容器に
安定に固定される。また、Oリング117が内部給水管
15と外部給水管14の間を完全に封止する。
【0072】この変形例では、内外給水管15、14の
接続作業が同時に容器底壁2bへの固定作業を兼ねるた
め、作業手数が少なくて済む。
【0073】図23及び図24は第4の変形例を示す。
【0074】前述の第3の変形例と同様に、内部給水管
15のフランジ111と外部給水管14のフランジ11
5とで容器底壁2bのシリンダ101を挟持する形で、
内部給水管15の下端部と外部給水管14の上端部とが
シリンダ101内で填め合わされる。外部給水管14の
上端部の外径はシリンダ101の内径と同じであり、両
者は密着する。
【0075】内部給水管15の下端部の外周に2つの係
合突起118があり、また、外部給水管14の上端部の
周壁に2つのL字形の係合穴119がある。内部給水管
15の下端部が外部給水管14の上端部の中に差込まれ
るとき、係合突起118が係合穴119に填め込まれ
る。完全に深く差込まれた後、内部給水管15に対し外
部給水管14を所定角度回転させると、係合突起118
が係合穴119の水平部分の最奥位置に入り込む。係合
穴119の水平部分には小さい突起120があり、この
突起120が、係合突起118を係合穴119の最奥位
置に固定する。
【0076】この変形例でも、図21、22の変形例の
場合と同様に、内外給水管15、14の接続作業が同時
に容器底壁2bへの固定作業を兼ねるため、作業手数が
少なくて済む。
【0077】図25及び図26は第5の変形例を示す。
【0078】内側容器の底壁2bの給水口7の周囲に、
給水口7と同じ内径をもつシリンダ121が、底壁2b
の上下に突出して形成されている。内部給水管15の下
端部と外部給水管14の上端部とは、前述の第4の変形
例と同様に係合突起118とL字形係合穴119との填
り合いによって、シリンダ121内で填め合わされる。
【0079】内部給水管15の先端部より若干上方の部
分は、先端部より外怪が拡大しており、この拡大した外
径はシリンダ121の内径と同じである。この拡大した
外径をもつ部分の外周に、別の2つの係合突起122が
対称位置に設けられている。また、シリンダ121の上
端部の周壁には、上記の係合突起122と填り合うため
の2つのL字形の係合穴123が形成されている。
【0080】外部給水管14の外径はシリンダ121の
内径と同じである。外部給水管14のL字形係合穴11
9より若干下方の外周面にOリング126が嵌着されて
いる。更に若干下方の外周面に、2つの係合突起124
が対称位置に形成されている。また、シリンダ121の
下端部の周壁に、上記の係合突起124と填り合うため
の2つのL字形の係合穴125が形成されている。
【0081】接続作業では、最初に、内部給水管15と
外部給水管14のどちらか一方、例えば内部給水管15
が、シリンダ121に填め込まれる。その際、まず、内
部給水管15の係合突起122がシリンダ121の係合
穴123に位置合せされた状態で内部給水管15が下方
に押込まれ、次いで係合突起122が係合穴123の水
平部の最奥位置に入るまで内部給水管15が所定角度回
転させられる。次に、外部給水管14が下方から、上記
と同様のやりかたでシリンダ121に填め込まれ、係合
突起124が係合穴125の最奥位置に入り込む。この
とき同時に、シリンダ121内では、内部給水管15の
下端部が外部給水管14の上端部の内へ填め込まれて、
係合突起118が係合穴119の最奥位置に入り込む。
こうして、内部給水管15と外部給水管14とシリンダ
121とが互いに強固に結合される。Oリング117と
126は、内部給水管15と外部給水管14との間及び
外部給水管14とシリンダ121との間を完全に封止す
る。
【0082】この変形例では、内部給水管15をシリン
ダ121に填め込んだ時に、ボールタップの方向も正し
く決定される。また、修理などのため内外給水管15、
14の一方を取り外す時、他方をタンクに固定したまま
にしておける。
【0083】図27は第6の変形例を示す。
【0084】内側容器底壁2bの給水口7の周囲に上下
に突出して形成されたシリンダ12の上端部及び下端部
の外周に、それぞれ雄ネジ溝127、128が形成され
ており、そこに内部給水管15の下端部及び外部給水管
14の上端のソケット107がそれぞれ螺合により接続
される。
【0085】図28は第7の変形例を示す。
【0086】外側容器3の外部給水管14を通す箇所を
容易に変更できるようにしたものである。即ち、外側容
器3は、その底壁や側壁の複数箇所に、外部給水管14
を通すための穴130〜133を有している(又は、外
側容器3は、その型式によって、外部給水管14を通す
ための穴を、符号130〜133で例示するような異な
る位置に有している)。内側容器2の上部の適当な箇所
に、ボールタップ12が適当な支持材129によって固
定されている。外部給水管14はフレキシブルなホース
であり、外側容器3の穴130〜133のうちの一つを
通って外側容器3内に導かれ、そして、その先端部がボ
ールタップ12の給水口に結合されている。
【0087】この変形例によれば、外部給水管14をタ
ンクに引き込む位置を、トイレットルーム内の止水栓の
位置やその他の事情に応じて、適当に選択することがで
きる。また、外側容器3の型式によって外部給水管14
を引き込む位置が異なっていても、容易に対応できる。
【0088】ところで、以上の説明で述べた外部給水管
14と内部給水管15との接続、それら給水管14、1
5と容器底壁のシリンダとの接続、あるいは、外部給水
管24とボールタップ12との接続などにおいて、接続
作業を簡単にするために、いわゆるワンタッチ着脱式の
カプラを用いることも可能である。ワンタッチ着脱式の
カプラは周知であるから、ここではその構成を特に詳述
しないが、概要だけを述べると、一方の管の先端に取付
けられたプラグを他方の管の先端のソケットに差込む
と、ソケットがプラグを自動的に咬み込んで両者が抜け
ないように接続され、また、接続された両者を所定の操
作でロックを解除して引き離せば、容易に分離できるも
のである。このワンタッチ着脱式のカプラは、上述した
実施形態や変形例において、特に外部給水管14の接続
に利用されると、作業容易化の効果が高い。
【0089】尚、図6〜図9、及び図18〜図27に示
した給水管に関する種々の構造は、本発明の2重容器構
造のタンクだけでなく、従来の一般的な単一容器構造の
便器用水タンクにも適用できるし、また、タンク底壁へ
給水管を固定する場合だけでなく、底壁以外の壁に給水
管を固定する場合にも適用することができる。
【0090】次に、排水ハンドル60をタンクに取付け
るための構造の変形例を、図29〜図37を参照して説
明する。
【0091】図29は第1の変形例を示す。図30は図
29の(30)−(30)線でのスピンドル62とシャ
ンク81の横断面図である。図31は図30の(31)
−(31)線でのシャンク81の縦断面図である。
【0092】図29に示すように、排水レバー60のス
ピンドル62は、内側容器側壁2cに取付けられたスピ
ンドルガイド64に挿通されて固定されている。スピン
ドル62内の係合穴73に、ノブ61からのシャンク8
1が挿入されている。シャンク81の両側面には、図3
1に示すように長さ方向に沿って一定ピッチで多数の係
止溝140、141が形成されている。左側の係止溝1
40の並びと右側の係止溝141の並びとは、長さ方向
に沿った位置が半ピッチづつずれている。
【0093】スピンドル62の基端部は、スピンドルガ
イド64から外側容器の側へ突出し、その突出した部分
に、固定ピン142が外嵌されている。この固定ピン1
42は、図30に示すように、C字形の頭部143を有
し、この頭部143の割れた2つの下端から、全体とし
て弧形の脚部144、145が延びている。この脚部1
44、145の内面には係合突起146、147が形成
されている。また、脚部144、145の表裏面には、
一定幅のカラー148、149が形成されている。この
カラー148、149は、図29に示すように、スピン
ドルガイド64の基端面に当接している。
【0094】この固定ピン142は、図30に示すよう
に、スピンドル62の基端部に、上方から跨がるように
外嵌されている。スピンドルガイド64の基端部の両側
壁には、対称な位置に貫通穴150、151が空いてい
る。シャンク81のスピンドル62内への挿入量に応じ
て、図30(a)又は(b)に示すように、シャンク8
1の左側の係止溝140又は右側の係止溝141の一方
が、スピンドル62の貫通穴150又は151の位置に
一致させられる。例えば、図30(a)のように、左側
の係止溝140が貫通穴150に一致している場合は、
固定ピン142の左側の係止突起146が貫通穴150
を通って係止溝140に填り込み、また、右側の係止突
起147は貫通穴151を通ってシャンク81外周面の
係止溝141でない部分に当接している。また、図30
(b)のように、右側の係止溝141が貫通穴151に
一致している場合は、固定ピン142の右側の係止突起
146が貫通穴151を通って係止溝141に填り込
む。いずれにしても、シャンク81がスピンドル62に
対して一定の挿入量で固定される。
【0095】スピンドル62の基端部の上面には、図3
0に示すように突起152があり、この突起152の上
面は円弧状に膨らんおり、この上面に、固定ピン142
の脚部144、145のうち、シャンク81と係合して
いる方の脚部の基端が当接している。固定ピン142の
頭部143が下方へ押されると、その突起152上面の
円弧に沿って、係合している方の脚部の基端が外方へ押
されるため、その脚部が拡いて、その結果、その脚部の
係止突起とシャンク81の係止溝との係合が外れ、シャ
ンク81の位置を自由に調整できるようになる。
【0096】この変形例では、固定ピン142を取り外
すこと無く、シャンク81の位置を変更できるので、固
定ピン142を無くしたりするおそれがなく、作業が容
易である。また、シャンク81の両側面の係止穴14
0、141のピッチの半分のピッチでシャンク81の位
置決めができるので、位置決めの精度が高い。
【0097】図32は第2の変形例を示す。
【0098】スピンドル62がスピンドルガイド64の
ガイド筒65に挿入され、スピンドル62の係合穴73
内にシャンク81が挿入されている。スピンドル62の
先端側の部分のガイド筒65入り口に最も近い部分に貫
通穴が形成されており、そこに固定ピン153が挿入さ
れている。この固定ピン153の先端部は、シャンク8
1の上面の係止凹部82の一つに填め込まれて、シャン
ク82をスピンドル62に固定している。また、固定ピ
ン153とスピンドル62基端部の突起76とにより、
スピンドル62がスピンドルガイド64に固定されてい
る。
【0099】この変形例では、固定ピン153を取付け
る箇所が、広い空間をもつ内側容器2内であるため、作
業が行いやすい。また、スピンドル62とシャンク81
の双方の固定を、一つの固定ピン153で行うため、構
造が簡単である。
【0100】図33は第3の変形例を示す。
【0101】これは、上記の第2の変形例の固定ピンに
改良を加えたものである。即ち、スピンドルガイド64
のガイド筒65の入口部の上面に、固定ピン155を支
持するための支持板154が立設されている。固定ピン
155は、その上部にコ字状に曲ったクリップを有し、
固定ピン155をスピンドル62に差込む時、そのクリ
ップが支持板154を挟み込む。結果として、固定ピン
155が脱落しにくくなる。
【0102】図34は第4の変形例を示す。
【0103】外側容器3の側壁3cの上部の穴80に、
筒状のブッシュ160が填め込まれている。このブッシ
ュ160は、その基端に形成されたフランジ161と先
端部側から螺合されたナット162とにより外側容器側
壁3cを強固に挟むことにより、側壁3cに固定されて
いる。ブッシュ160内にはシャンク163の基端側部
分が挿通されている。このシャンク163の基端面には
ノブ61がビス164で固定されている。このノブ61
と、シャンク163のほぼ中央部にあるフランジ165
とが、ブッシュ160の両端に当接して、シャンク16
3をブッシュ160から抜けないようにしている。
【0104】シャンク163の先端部は、内側容器2の
側壁2cに形成された切欠168を通って内側容器2内
に達している。シャンク163の内部には、その先端面
から中心軸に沿って深い係合穴166が形成されてい
る。この係合穴166内に、アーム83を先端に有した
スピンドル167の基端側部分が挿入されている。内側
容器2の側壁2cの切欠168近くの内面には、アーム
83の適正位置を決めるための位置決めバー169が立
設されており、この位置決めバー169の先端にアーム
83が当接する位置まで、スピンドル167がシャンク
163内に挿入される。
【0105】シャンク163の先端部には固定ピン14
2が外嵌されている。この固定ピン142は、図30及
び図31に示したものと同じ原理によって、スピンドル
167をシャンク163に固定している。位置決めバー
169の先端部近くには、折り易いように細くなった首
部171がある。アーム83が動くときこれに位置決め
バー169が当たらないよう、スピンドル167がシャ
ンク163に固定された後、位置決めバー169の首部
171より先の部分が折られて除去される。
【0106】尚、位置決めバー169は、アーム83側
に設けてもよい。アーム83側に位置決めバー169を
設けた方が、一般に成形が楽である。アーム83側に設
けた位置決めバー169がアーム83の動作の邪魔にな
る場合には、その一部又は全部を折り取れるようにする
とよい。
【0107】図35は第5の変形例を示す。
【0108】この変形例は、図34に示した第4のこの
変形例において、固定ピン142をシャンク163に取
付ける位置を、ブッシュ160の先端に当接する位置に
変更したものである。この固定ピン142は、スピンド
ル167をシャンク163に固定する機能に加えて、シ
ャンク163をブッシュ160から抜けないように抑え
る機能ももつ。
【0109】図36は第6の変形例を示す。
【0110】内側容器(図示省略)内のオーバーフロー
管44の先端に、スピンドルガイド172が取付けられ
ている。このスピンドルガイド172は、オーバーフロ
ー管44の先端に被せられた筒状のキャップ173と、
このキャップ173の上部に形成されたガイド筒174
とを有する。キャップ173の周壁には、内部タンク内
の余分な水をオーバーフロー管44へ流すためのドレイ
ン口175が開けられている。
【0111】ガイド筒174にはスピンドル62が通さ
れている。スピンドル62内の係合穴72にはシャンク
81が挿入されている。スピンドル62の基端部に外嵌
された固定ピン142が、図30及び図31に示したよ
うな原理でシャンク81をスピンドル62に固定し、か
つ、スピンドル62をガイド筒174から内方へ抜けな
いようにしている。
【0112】尚、図34、35、36に示した排水ハン
ドルは、従来の一般的な単一容器構造の便器用水タンク
にも適用することができる。
【0113】図36は第7の変形例を示す。
【0114】これは、スピンドルガイド64の内側容器
側壁2cへの取付け構造の改良にかかるものである。即
ち、スピンドルガイド64は、内側容器2の側壁2cが
差込まれるクリップ部分に、上下左右の異なる位置に複
数個の位置決め穴176を有している。内側容器2の側
壁2cの表面には、左右方向の異なる位置に複数個の位
置決め突起177が形成されている。スピンドルガイド
64のクリップ部を側壁2cに差込んだ時、どの位置決
め穴176にどの位置決め突起177を係合させるかを
選択することによって、スピンドルガイド64の上下方
向及び左右方向の位置を変えることができる。従って、
外側容器3の排水ハンドル用の挿通穴の位置に応じて、
スピンドルガイド64の位置を調節することができる。
【0115】以上、本発明の幾つかの具体的な実施形態
を説明したが、本発明はこれらの実施形態以外にも、様
々な変形、修正、改良を加えて実施することが可能であ
る。
【0116】
【発明の効果】本発明によれば、便器用水タンクを外側
容器と内側容器とから構成し、便器の機種毎に外側容器
の形状が変わっても、共通の形状をもつ内側容器を使用
するようにしたため、種々の便器機種に対応した種々の
形状の水タンクを、共通の内側容器を用いて安価かつ効
率よく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる便器用水タンクの第1の実施
形態の設置状態での外観を示す側面図。
【図2】 同実施形態の縦断側面図。
【図3】 同実施形態の横断平面図。
【図4】 図3の(4)−(4)線での断面図。
【図5】 図3の(5)−(5)線での要部のみ示した
断面図。
【図6】 内部給水管15を内側容器2の底壁に固定す
るための構造を示す斜視図。
【図7】 内側容器2の給水口7に固定された内部給水
管15に外部給水管14を接続した状態を示す縦断面
図。
【図8】 図7の(8)−(8)線での断面図。
【図9】 図7の(9)−(9)線での断面図。
【図10】 排水ハンドル60がタンクに取付けられた
状態を示す縦断面図。
【図11】 図10の(11)−(11)線での断面
図。
【図12】 図10の(12)−(12)線での断面
図。
【図13】 排水ハンドル60の分解斜視図である。
【図14】 より大きいサイズの外側容器に排水ハンド
ル60を取付けた状態を示す部分断面図。
【図15】 本発明の第2の実施形態の横断平面図。
【図16】図15の(16)−(16)線での断面図。
【図17】図15の(17)−(17)線での断面図。
【図18】 給水管の接続構造の第1の変形例を示す縦
断面図。
【図19】 第1の変形例で用いられるロックリングの
斜視図。
【図20】 給水管の接続構造の第2の変形例を示す縦
断面図。
【図21】 同第3の変形例を示す斜視図。
【図22】 同第3の変形例を示す縦断面図。
【図23】 同第4の変形例を示す斜視図。
【図24】 同第4の変形例を示す縦断面図。
【図25】 同第5の変形例を示す斜視図。
【図26】 同第5の変形例を示す縦断面図。
【図27】 同第6の変形例を示す縦断面図。
【図28】 同第7の変形例を示す縦断面図。
【図29】 排水ハンドル60の取付構造の第1の変形
例を示す縦断面図。
【図30】 図29の(30)−(30)線でのスピン
ドル62とシャンク81の横断面図。
【図31】 図30の(31)−(31)線でのシャン
ク81の縦断面図。
【図32】 同第2の変形例を示す縦断面図。
【図33】 同第3の変形例を示す縦断面図。
【図34】 同第4の変形例を示す縦断面図。
【図35】 同第5の変形例を示す縦断面図。
【図36】 同第6の変形例を示す縦断面図。
【図37】 同第7の変形例を示す斜視図。
【符号の説明】
A 便器用水タンク 1 タンク本体 2 内側容器 3 外側容器 7 給水用口 12 ボールタップ 13 排水弁 14 外部給水管 15 内部給水管 16 排水管 44 オーバーフロー管 45 水没管 60 排水ハンドル 61 ノブ 62 スピンドル 64 スピンドルガイド 81 シャンク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 合田 智一 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 重松 邦治 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 中根 宏 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 吉岡 隆 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 林 雅章 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (65)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定の外観形状をもつ便器用水タンクを
    製造する方法において、 特定の外観形状をもつ外側容器を用意するステップと、 異なる外観形状をもつ複数の外側容器の何れにも組込可
    能な共通の形状をもつ、水を貯留するための内側容器を
    用意するステップと、 前記用意した内側容器を前記用意した外側容器の中に組
    込むステップとを備えたことを特徴とする便器用水タン
    クの製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の製造方法において、 前記内側容器を用意するステップが、前記内側容器の底
    壁に排水口を形成するステップを含み、 前記外側容器を用意するステップが、前記外側容器の底
    壁の前記排水口に対応した位置に、排水管を通すための
    開口を形成するステップを含むことを特徴とする便器用
    水タンクの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の製造方法において、前記
    排水口が、前記内側容器の底壁の左右方向のほぼ中央の
    位置に形成されることを特徴とする便器用水タンクの製
    造方法。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の製造方法において、 前記内側容器を用意するステップが、前記内側容器の底
    壁に給水口を形成するステップを含み、 前記外側容器を用意するステップが、前記外側容器の底
    壁の前記給水口に対応した位置に、給水管を通すための
    開口を形成するステップを含むことを特徴とする便器用
    水タンクの製造方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の製造方法において、前記
    給水口が、前記内側容器の底壁の左右方向のほぼ中央の
    位置に形成されることを特徴とする便器用水タンクの製
    造方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の製造方法において、前記
    外側容器を用意するステップが、前記外側容器の壁の少
    なくとも一箇所に、給水管が通れる内径をもった開口を
    形成するステップを含むことを特徴とする便器用水タン
    クの製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載の製造方法において、前記
    内側容器を用意するステップが、 前記内側容器の壁に給水口と排水口とを形成するステッ
    プと、 前記内側容器内に、ボールタップと、前記給水口とボー
    ルタップとを繋げるための内部給水管と、余分な水を排
    出するためのオーバフロー管と、前記排水口を開閉する
    ための排水弁とを設けるステップと、 を含むことを特徴とする便器用水タンクの製造方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の製造方法において、前記
    内部給水管と前記オーバフロー管の少なくとも一つが、
    前記内側容器と一体的に樹脂で形成されることを特徴と
    する便器用水タンクの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1記載の製造方法において、 長さ可変の排水ハンドルを用意するステップと、 前記用意した排水ハンドルを、前記外側容器又は前記内
    側容器に取付けるステップとを更に備えることを特徴と
    する便器用水タンクの製造方法。
  10. 【請求項10】 請求項9記載の製造方法において、 前記排水ハンドルの長さを調節するステップを更に備え
    ることを特徴とする便器用水タンクの製造方法。
  11. 【請求項11】 異なる外観形状をもつ複数種の便器用
    水タンクを製造する方法において、 異なる外観形状をもつ複数種の外側容器を用意するステ
    ップと、 前記複数種の外側容器の何れにも組込可能な共通の形状
    をもつ、水を貯留するための内側容器を、各外側容器毎
    に用意するステップと、 前記用意した各内側容器のを前記用意した外側容器の各
    々の中に組込むステップとを備えたことを特徴とする便
    器用水タンクの製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項1記載の製造方法において、 前記外側容器の各々毎に、長さが可変の排水ハンドルを
    用意するステップと、前記用意した排水ハンドルの各々
    を、前記各外側容器又は前記各内側容器に取付けるステ
    ップとを更に備えることを特徴とする便器用水タンクの
    製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の製造方法において、 前記各排水ハンドルの長さを調節するステップを更に備
    えることを特徴とする便器用水タンクの製造方法。
  14. 【請求項14】 便器用水タンクを製造する方法におい
    て、 底壁に給水口を有する、水を貯留するための内側容器を
    用意するステップと、 底壁の前記給水口に対応した箇所に開口を有する外側容
    器を用意するステップと、 前記用意した内側容器を前記用意した外側容器の中に組
    込むステップと、 を備えたことを特徴とする便器用水タンクの製造方法。
  15. 【請求項15】 便器用水タンクを製造する方法におい
    て、 給水口を有する、水を貯留するための内側容器を用意す
    るステップと、 給水管が通れる大きさの内径をもった開口を壁の少なく
    とも一箇所に有する外側容器を用意するステップと、 前記用意した内側容器を前記用意した外側容器の中に組
    込むステップと、 を備えたことを特徴とする便器用水タンクの製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の製造方法において、
    前記外側容器がその壁の複数の異なる箇所に前記開口を
    有することを特徴とする便器用水タンクの製造方法。
  17. 【請求項17】 便器用水タンクを製造する方法におい
    て、 水を貯留するための内側容器を用意するステップと、 外側容器を用意するステップと、 前記内側容器を前記外側容器に組込むステップと、 長さが可変の排水ハンドルを、前記外側容器又は前記内
    側容器に取付けるステップと、を備えたことを特徴とす
    る便器用水タンクの製造方法。
  18. 【請求項18】 特定の外観形状をもつ便器用水タンク
    において、 特定の外観形状をもつ外側容器と、 前記外側容器に組込まれた、水を貯留するための内側容
    器とを備え、 前記内側容器が、異なる外観形状をもつ複数の外側容器
    の何れにも組込可能な共通の形状をもつことを特徴とす
    る便器用水タンク。
  19. 【請求項19】 請求項18記載のタンクにおいて、 前記内側容器が、その底壁に排水口を有し、 前記外側容器が、その底壁の前記排水口に対応した位置
    に、排水管を通すための開口を有することを特徴とする
    便器用水タンク。
  20. 【請求項20】 請求項19記載のタンクにおいて、前
    記排水口が、前記内側容器の底壁の左右方向のほぼ中央
    に配置されることを特徴とする便器用水タンク。
  21. 【請求項21】 請求項18記載のタンクにおいて、 前記内側容器が、その底壁に給水口を有し、 前記外側容器が、その底壁の前記給水口に対応した位置
    に、給水管を通すための開口を有することを特徴とする
    便器用水タンク。
  22. 【請求項22】 請求項21記載のタンクにおいて、前
    記給水口が、前記内側容器の底壁の左右方向のほぼ中央
    に配置されることを特徴とする便器用水タンク。
  23. 【請求項23】 請求項21記載のタンクにおいて、前
    記内部タンクが、ボールタップと、前記給水口と前記ボ
    ールタップとの間を繋ぐ内部給水管とを有することを特
    徴とする便器用水タンク。
  24. 【請求項24】 請求項23記載のタンクにおいて、 前記内部給水管が、前記内側容器の内側から前記給水口
    内に差込まれる差込み部を有し、この差込み部が外部給
    水管と接続するための接続部を有することを特徴とする
    便器用水タンク。
  25. 【請求項25】 請求項24記載のタンクにおいて前記
    給水口と前記外部容器の開口とが前記外部給水管を通し
    得る内径を有し、それにより、前記外部給水管と前記内
    部給水管とを予め接続した後に、前記内側容器の内側よ
    り前記内部給水管を前記給水口に差込むことができるこ
    とを特徴とする便器用水タンク。
  26. 【請求項26】 請求項24記載のタンクにおいて前記
    内部給水管の差込み部が、前記給水口に差込まれること
    により前記給水口に固定されることを特徴とする便器用
    水タンク。
  27. 【請求項27】 請求項24記載のタンクにおいて前記
    内部給水管の差込み部が、前記給水口に差込まれてから
    所定角度だけ回転されることにより前記給水口に固定さ
    れることを特徴とする便器用水タンク。
  28. 【請求項28】 請求項24記載のタンクにおいて前記
    内部給水管の前記差込み部が、前記給水口に差込まれて
    から前記接続部に前記外部給水管が接続されることによ
    り前記給水口に固定されることを特徴とする便器用水タ
    ンク。
  29. 【請求項29】 請求項23記載のタンクにおいて、 前記内部容器の底壁の給水口が、前記内部給水管と接続
    するための内部接続部と、外部給水管と接続するための
    外部接続部とを有することを特徴とする便器用水タン
    ク。
  30. 【請求項30】 請求項18記載のタンクにおいて、 前記外側容器がその壁の少なくとも一箇所に、外部給水
    管が通れる内径をもった開口を有し、それにより、前記
    外部給水管が前記開口を通じて前記外部容器内へ導かれ
    ることができ、 前記内部容器が、前記外部給水管と接続するための給水
    口を有することを特徴とする便器用水タンク。
  31. 【請求項31】 請求項18記載のタンクにおいて、 前記内側容器の壁に給水口と排水口とがあり、 前記内側容器内に、ボールタップと、前記給水口とボー
    ルタップとを繋げるための内部給水管と、余分な水を排
    出するためのオーバフロー管と、前記排水口を開閉する
    ための排水弁とを備えることを特徴とする便器用水タン
    ク。
  32. 【請求項32】 請求項31記載のタンクにおいて、前
    記内部給水管と前記オーバフロー管の少なくとも一つ
    が、前記内側容器と一体的に樹脂で形成されることを特
    徴とする便器用水タンク。
  33. 【請求項33】 請求項18記載のタンクにおいて、 前記外側容器又は前記内側容器に取付けられた、長さ可
    変の排水ハンドルを更に備えることを特徴とする便器用
    水タンク。
  34. 【請求項34】 請求項18記載のタンクにおいて、 前記排水ハンドルが、アームを有するスピンドルと、ノ
    ブを有するシャンクとを含み、前記スピンドルと前記シ
    ャンクの一方が筒状であり、他方がその筒状の一方内に
    挿入され、前記スピンドルと前記シャンクの相互の挿入
    距離が調節可能であり、 更に、前記スピンドルと前記シャンクを相互に、調節さ
    れた挿入距離で固定するための固定具を備えることを特
    徴とする便器用水タンク。
  35. 【請求項35】 請求項34記載のタンクにおいて、前
    記スピンドルが前記内側容器に取付けられることを特徴
    とする便器用水タンク。
  36. 【請求項36】 請求項35記載のタンクにおいて、前
    記スピンドルの取付け位置が調節可能であることを特徴
    とする便器用水タンク。
  37. 【請求項37】 請求項35記載のタンクにおいて、前
    記固定具が、前記スピンドルを前記内側容器から脱落し
    ないよう止める機能を兼ねることを特徴とする便器用水
    タンク。
  38. 【請求項38】 請求項34記載のタンクにおいて、前
    記シャンクが前記外側容器に取付けられることを特徴と
    する便器用水タンク。
  39. 【請求項39】 請求項38記載のタンクにおいて、前
    記固定具が、前記シャンクを前記外側容器から脱落しな
    いよう止める機能を兼ねることを特徴とする便器用水タ
    ンク。
  40. 【請求項40】 請求項38記載のタンクにおいて、前
    記内側容器が、前記スピンドルのアームの位置を適切に
    決めるための位置決め部材を有することを特徴とする便
    器用水タンク。
  41. 【請求項41】 請求項34記載のタンクにおいて、前
    記固定具が、前記内側容器と前記外側容器との間に配置
    されることを特徴とする便器用水タンク。
  42. 【請求項42】 請求項34記載のタンクにおいて、前
    記固定具が、前記内側容器の内側に配置されることを特
    徴とする便器用水タンク。
  43. 【請求項43】 便器用水タンクの外側容器内に組込ま
    れる、水を貯留するための内側容器において、 異なる外観形状をもつ複数の外側容器の何れにも組込可
    能な共通の形状をもつことを特徴とする便器用水タンク
    の内側容器。
  44. 【請求項44】 請求項43記載の内側容器において、
    その底壁に給水口を有することを特徴とする便器用水タ
    ンクの内側容器。
  45. 【請求項45】 請求項44記載の内側容器において、
    前記給水口が、前記内側容器の底壁の左右方向のほぼ中
    央に配置されることを特徴とする便器用水タンクの内側
    容器。
  46. 【請求項46】 請求項44記載の内側容器において、
    ボールタップと、前記給水口と前記ボータップとの間を
    繋ぐ内部給水管とを更に有することを特徴とする便器用
    水タンクの内側容器。
  47. 【請求項47】 請求項46記載の内側容器において、 前記内部給水管が、前記内側容器の内側から前記給水口
    内に差込まれる差込み部を有し、この差込み部が外部給
    水管と接続するための接続部を有することを特徴とする
    便器用水タンクの内側容器。
  48. 【請求項48】 請求項47記載の内側容器において、 前記給水口が前記外部給水管を通し得る内径を有し、そ
    れにより、前記外部給水管と前記内部給水管とを予め接
    続した後に、前記内側容器の内側より前記内部給水管を
    前記給水口に差込むことができることを特徴とする便器
    用水タンクの内側容器。
  49. 【請求項49】 請求項47記載の内側容器において、 前記内部給水管の差込み部が、前記給水口に差込まれる
    ことにより前記給水口に固定されることを特徴とする便
    器用水タンクの内側容器。
  50. 【請求項50】 請求項47記載の内側容器において、 前記内部給水管の差込み部が、前記給水口に差込まれて
    から所定角度だけ回転されることにより前記給水口に固
    定されることを特徴とする便器用水タンクの内側容器。
  51. 【請求項51】 請求項47記載の内側容器において、 前記内部給水管の前記差込み部が、前記給水口に差込ま
    れてから前記接続部に前記外部給水管が接続されること
    により前記給水口に固定されることを特徴とする便器用
    水タンクの内側容器。
  52. 【請求項52】 請求項46記載の内側容器において、 前記内部容器の底壁の給水口が、前記内部給水管と接続
    するための内部接続部と、外部給水管と接続するための
    外部接続部とを有することを特徴とする便器用水タンク
    の内側容器。
  53. 【請求項53】 請求項43記載の内側容器において、 給水口と、排水口と、ボールタップと、前記給水口と前
    記ボールタップとを繋げるための内部給水管と、余分な
    水を排出するためのオーバフロー管と、前記排水口を開
    閉するための排水弁とを備えることを特徴とする便器用
    水タンクの内側容器。
  54. 【請求項54】 請求項53記載の内側容器において、
    前記内部給水管と前記オーバフロー管の少なくとも一つ
    が、前記内側容器と一体的に樹脂で形成されることを特
    徴とする便器用水タンクの内側容器。
  55. 【請求項55】 請求項43記載の内側容器において、 長さ可変の排水ハンドルが取付けられることを特徴とす
    る便器用水タンクの内側容器。
  56. 【請求項56】 請求項53記載の内側容器において、 前記排水ハンドルの取付け位置が調節可能であることを
    特徴とする便器用水タンクの内側容器。
  57. 【請求項57】 請求項53記載の内側容器において、 前記排水ハンドルのアームの位置を適切に決めるための
    位置決め部材を更に備えたことを特徴とする便器用水タ
    ンクの内側容器。
  58. 【請求項58】 外側容器と内側容器とを有する便器用
    水タンクの排水ハンドルにおいて、 前記外側容器及び前記内側容器の少なくとも一方に取付
    けられ、前記外側容器と前記内側容器との間隔に応じて
    長さが調節可能であることを特徴とする便器用水タンク
    の排水ハンドル。
  59. 【請求項59】 請求項58記載の排水ハンドルにおい
    て、 アームを有するスピンドルと、ノブを有するシャンクと
    を備え、前記スピンドルと前記シャンクの一方が筒状で
    あり、他方がその筒状の一方内に挿入され、前記スピン
    ドルと前記シャンクの相互の挿入距離が調節可能であ
    り、 更に、前記スピンドルと前記シャンクを相互に、調節さ
    れた挿入距離で固定するための固定具を備えることを特
    徴とする便器用水タンクの排水ハンドル。
  60. 【請求項60】 請求項59記載の排水ハンドルにおい
    て、前記スピンドルが前記内側容器に取付けられること
    を特徴とする便器用水タンクの排水ハンドル。
  61. 【請求項61】 請求項60記載の排水ハンドルにおい
    て、前記固定具が、前記スピンドルを前記内側容器から
    脱落しないよう止める機能を兼ねることを特徴とする便
    器用水タンクの排水ハンドル。
  62. 【請求項62】 請求項59記載のタンクにおいて、前
    記シャンクが前記外側容器に取付けられることを特徴と
    する便器用水タンクの排水ハンドル。
  63. 【請求項63】 請求項62記載のタンクにおいて、前
    記固定具が、前記シャンクを前記外側容器から脱落しな
    いよう止める機能を兼ねることを特徴とする便器用水タ
    ンクの排水ハンドル。
  64. 【請求項64】 特定の外観形状をもつ水タンクを備え
    た便器において、 前記水タンクが、特定の外観形状をもつ外側容器と、前
    記外側容器に組込まれた、水を貯留するための内側容器
    とを有し、 前記内側容器が、異なる外観形状をもつ複数の外側容器
    の何れにも組込可能な共通の形状をもつことを特徴とす
    る水タンクを備えた便器。
  65. 【請求項65】 特定の外観形状をもつ水タンクが設備
    された便所において、 前記水タンクが、特定の外観形状をもつ外側容器と、前
    記外側容器に組込まれた、水を貯留するための内側容器
    とを有し、 前記内側容器が、異なる外観形状をもつ複数の外側容器
    の何れにも組込可能な共通の形状をもつことを特徴とす
    る水タンクが設備された便所。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011236681A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Toto Ltd タンク装置
CN106149822A (zh) * 2015-04-07 2016-11-23 广东恒洁卫浴有限公司 水箱自洗装置
KR20210029460A (ko) * 2019-09-06 2021-03-16 주식회사 에이스라이프 비데의 필터 연결장치

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