JPH094013A - フロート弁用浮玉及びその製造方法 - Google Patents

フロート弁用浮玉及びその製造方法

Info

Publication number
JPH094013A
JPH094013A JP19235795A JP19235795A JPH094013A JP H094013 A JPH094013 A JP H094013A JP 19235795 A JP19235795 A JP 19235795A JP 19235795 A JP19235795 A JP 19235795A JP H094013 A JPH094013 A JP H094013A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
floating ball
float
ball
float valve
upper half
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP19235795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3086919B2 (ja
Inventor
Keisuke Hiraide
啓介 平出
Nobunori Doi
延宣 土井
Shinichi Ogawa
真一 小川
Mikiya Asai
幹也 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Inax Corp filed Critical Inax Corp
Priority to JP07192357A priority Critical patent/JP3086919B2/ja
Publication of JPH094013A publication Critical patent/JPH094013A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3086919B2 publication Critical patent/JP3086919B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sanitary Device For Flush Toilet (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】着座面等にキレをなくして歩留り及び生産性の
向上が図れるフロート弁用浮玉及び製造方法。 【構成】硬質素材で椀状の浮玉上半部12及び案内棒1
4を一体に射出成形すると共に軟質素材で中刳椀状の浮
玉下半部13を射出成形し、浮玉上半部12と浮玉下半
部13とを合致させ、浮玉上半部の開口部外周縁12a
と浮玉下半部の開口部外周縁13aに、両外周縁12
a,13aに跨がつて密着するように環状連結材15を
射出成形したこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、便器洗浄水用タンク等
に配設されるフロート弁を構成する浮玉及びその製造方
法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のフロート弁用浮玉1は、図8に示
す如く、軟質ゴム素材で成形した浮玉本体2と、硬質素
材で成形した案内棒3とからなり、浮玉本体2の下端開
口部2aから挿入した案内棒3の上端を浮玉本体2の内
側天井部2bに接合したものである。この浮玉本体の製
造は、図9に示す如く、内型4と接合した外型5,6と
で成形空間Sを形成し、この成形空間Sにゴム素材を射
出した後に加硫し、外型5,6を分割すると共に、内型
4の球状部4aを抜き出して浮玉本体2を得ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、浮玉本体2
は、内型4の球状部4aを抜き出すときに下端開口部2
aを無理に拡径しなければならない。そのため、浮玉本
体2は、着座面2cにキレ7,7が生じて歩留りを低下
させると共に、キレ7,7が閉弁時の漏水の原因となつ
たり、浮玉本体2の内部を浸水させて円滑なフロートを
阻害したりする。更に、浮玉本体2は、浮玉本体2の内
側天井部2bに案内棒3の上端を手作業で接合する手間
を必要とし、非常に見にくい浮玉本体2の内部での接合
であるため、生産性が悪い。
【0004】本発明は、上記問題を解決するために、着
座面等にキレをなくして歩留り及び生産性の向上が図れ
るフロート弁用浮玉及び製造方法の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の
要旨は、フロート弁用浮玉において、硬質素材で案内棒
と一体に成形された椀状の浮玉上半部と、軟質素材で成
形された中刳椀状の浮玉下半部と、浮玉上半部と浮玉下
半部とが合致する境界部に面する浮玉上半部及び浮玉下
半部の両外周縁に跨がつて密着する環状連結材とを備え
たことを特徴とするフロート弁用浮玉である。請求項2
記載の本発明の要旨は、フロート弁用浮玉において、硬
質素材で案内棒と一体に成形された椀状の浮玉上半部
と、軟質素材で成形された中刳椀状の浮玉下半部とから
なり、浮玉上半部及び浮玉下半部の開口周縁部に形成し
た凹凸の環状嵌合部で両者を水密に嵌合してあることを
特徴とするフロート弁用浮玉である。請求項3記載の本
発明の要旨は、フロート弁用浮玉において、熱可塑性合
成樹脂素材で案内棒と一体に成形された浮玉本体と、浮
玉本体に嵌合密着して着座部を形成する環状パツキング
とからなることを特徴とするフロート弁用浮玉である。
【0006】請求項4記載の本発明の要旨は、フロート
弁用浮玉の製造方法において、硬質素材で椀状の浮玉上
半部及び案内棒を一体に射出成形すると共に軟質素材で
中刳椀状の浮玉下半部を射出成形し、浮玉上半部と浮玉
下半部とを合致させ、浮玉上半部の開口部外周縁と浮玉
下半部の開口部外周縁に、両外周縁に跨がつて密着する
ように環状連結材を射出成形したことを特徴とするフロ
ート弁用浮玉の製造方法である。請求項5記載の本発明
の要旨は、フロート弁用浮玉の製造方法において、熱可
塑性合成樹脂素材で浮玉本体を案内棒と一体にブロー成
形し、浮玉本体に環状パツキングを嵌合密着して着座部
を形成したことを特徴とするフロート弁用浮玉の製造方
法である。
【0007】
【作用】請求項1記載の本発明にあつては、浮玉上半部
が椀状で浮玉下半部が中刳椀状であるため、キレを生じ
させることなく浮玉上半部及び浮玉下半部を成形でき、
また浮玉上半部と浮玉下半部との境界部の両外周縁に密
着する環状連結材で両者が連結されているため、浮玉の
内部に漏水することがなく、更に案内棒と浮玉上半部と
を一体に成形されているため、案内棒の連結作業を省略
できる。請求項2記載の本発明にあつては、浮玉上半部
が椀状で浮玉下半部が中刳椀状であるため、キレを生じ
させることなく浮玉上半部及び浮玉下半部を成形でき、
また浮玉上半部と浮玉下半部とを水密に嵌合してあるた
め、浮玉の内部に漏水することがなく、更に案内棒と浮
玉上半部とを一体に成形されているため、案内棒の連結
作業を省略できる。請求項3記載の本発明にあつては、
浮玉本体を熱可塑性合成樹脂素材を用いたブロー成形法
等でキレを生じさせることなく成形できるため、浮玉本
体の内部に漏水することがなく、また浮玉本体に着座部
を形成する環状パツキングを嵌合密着してあるため、閉
弁時に漏水することはなく、更に案内棒と浮玉本体とを
一体に成形されているため、案内棒の連結作業を省略で
きる。
【0008】請求項4記載の本発明にあつては、椀状の
浮玉上半部と中刳椀状の浮玉下半部とを別体に射出成形
するため、キレを生じさせることなく両者を成形でき、
合致させた浮玉上半部と浮玉下半部との境界部に密着す
るように環状連結材を射出成形するため、境界部から内
部に漏水することがない浮玉を成形でき、更に案内棒と
浮玉上半部とを一体に成形するため、案内棒の連結作業
を省略できる。請求項5記載の本発明にあつては、浮玉
本体をブロー成形するため、漏水の原因となるキレを生
じさせることなく浮玉本体を成形でき、また浮玉本体に
環状パツキングを嵌合密着して着座部を形成するため、
閉弁時に漏水することのない浮玉を成形でき、更に案内
棒と浮玉本体とを一体に成形されているため、案内棒の
連結作業を省略できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明に係るフロート弁用浮玉及び製
造方法を図面に示す実施例に基づいて説明する。 (第1実施例)図1乃至図4は、本発明に係るフロート
弁用浮玉及び製造方法の第1実施例を示すものであり、
図1はフロート弁用浮玉を示すものであり、同図(A)
はフロート弁用浮玉の右半分を断面した正面図、同図
(B)は吊下部を示す側面図であり、図2は成形用の金
型を合わせた状態の断面図、図3は浮玉上半部及び浮玉
下半部を成形している状態の断面図、図4は成形した浮
玉上半部及び浮玉下半部を合致させた状態の断面図であ
る。
【0010】本実施例のフロート弁用浮玉11は、図1
に示す如く、ABS,ポリエチレン又はポリプロピレン
等の硬質素材で案内棒14と一体に成形された椀状の浮
玉上半部12と、軟質ゴム(例えば、EPT又はNB
R)等の軟質素材で成形された中刳椀状の浮玉下半部1
3と、浮玉上半部12と浮玉下半部13とが合致する境
界部11aに面する浮玉上半部12及び浮玉下半部13
の両外周縁12a,13aに跨がつて密着する硬質素材
又は軟質素材からなる環状連結材15とを備えている。
浮玉上半部12及び浮玉下半部13の両外周縁12a,
13aは、環状の段部12b,13bを形成して、環状
の鍔部12c,13cを環状連結材15で確実に挟むよ
うにしてある。浮玉下半部13は、下端に下端開口部1
3dを開口して、案内棒14を挿通すると共に、外周面
に着座面13eを形成してある。浮玉下半部13は、中
刳椀状であるため、着座面13eにキレを生じさせるこ
となく成形できる。
【0011】上記浮玉上半部12は、上部に吊下部16
を突設すると共に、吊下部16に玉鎖17を連結するた
めの連結孔18を穿設してある。連結孔18は、玉鎖1
7の玉部17aを挿通させるための大径孔18aと、玉
鎖17の連結針金17bを無理バメ状態で横断させるた
めの上り傾斜したスリツト18bと、玉鎖17の隣接す
る玉部17a,17aで挟持される傾斜周縁部18c−
1を有する係合孔18cとを穿設してある。吊下部16
の連結孔18に対する玉鎖17の連結は、連結孔18の
大径孔18aに玉部17aの適宜数個を挿通し、スリツ
ト18bで連結針金17bを横断させて係合孔18cに
移動させ、係合孔18cの周縁部傾斜18c−1を隣接
する玉部17a,17aで挟持して行う。吊下部16
は、連結孔18に対する玉鎖17の着脱が可能であるた
め、玉鎖17が寿命で切れたときでも玉鎖17の交換が
簡単にできる。これに対して、従来は、図8に示す吊下
部7の1個の連結孔8に連結金具(図示省略)をカシメ
ると共に、連結金具に鎖を連結しているため、鎖が寿命
で切れたとき、新しい鎖を連結した浮玉本位2に交換す
る必要があり、不経済であつた。
【0012】次に、本発明に係るフロート弁用浮玉の製
造方法を図2乃至図4の実施例に基づいて説明する。先
ず、図2に示す如く、DSI(Die Slide I
njection)製造法が適用できる金型21,22
を準備する。次に、金型21,22を合致させて、浮玉
上半部及び案内棒を一体に成形するための成形空間A
と、浮玉下半部を成形するための成形空間Bとを形成す
る。続けて、図3に示す如く、成形空間Aに硬質素材を
射出して椀状の浮玉上半部12及び案内棒14を一体に
成形すると共に、成形空間Bに軟質素材を射出して中刳
椀状の浮玉下半部13を成形する。
【0013】更に続けて、金型21,22を分離すると
共に金型21,22を相対的に横移動さた後に再度合致
させることにより、図4に示す如く、金型21に接合さ
せた浮玉上半部12と金型22に接合させた浮玉下半部
13とを合致させると共に、金型21と金型22との間
に、環状連結材を成形するための成形空間Cを形成す
る。次に、成形空間Cに軟質素材又は硬質素材を射出
し、浮玉上半部12の開口部外周縁12aと浮玉下半部
13の開口部外周縁13aに、両外周縁12a,13a
に跨がつて密着するように環状連結材15を成形する。
最後に、金型21,22を分離すると共に連結孔成形用
のピン23を引き抜いて、フロート弁用浮玉11(図1
参照)を得て製造を完了する。
【0014】(第2実施例)図5及び図6は、本発明に
係るフロート弁用浮玉の第2実施例を示すものであり、
図5はフロート弁用浮玉の右半分を断面した正面図、図
6(A)は弁受具に着座している状態を示す右半分を断
面した正面図、図6(B)は玉鎖を連結した状態を示す
側面図である。
【0015】本実施例のフロート弁用浮玉31は、AB
S,ポリエチレン又はポリプロピレン等の硬質素材で案
内棒34と一体に成形された椀状の浮玉上半部32と、
軟質ゴム(例えば、EPT又はNBR)等の軟質素材で
成形された中刳椀状の浮玉下半部33とからなり、浮玉
上半部32及び浮玉下半部33の開口周縁部32a,3
3aに形成した凹凸の環状嵌合部32b,33bで両者
を水密に嵌合し、浮玉31の内部に嵌合部から漏水しな
いようにしてある。浮玉下半部33は、下端に下端開口
部33dを開口して、案内棒34を挿通すると共に、外
周面に着座面33eを形成してある。浮玉下半部33
は、中刳椀状であるため、着座面33eにキレを生じさ
せることなく成形できる。
【0016】前記浮玉上半部32は、上部に吊下部36
を突設すると共に、吊下部36に玉鎖17を連結するた
めの連結孔38を穿設してある。連結孔38は、図6に
示す如く、玉鎖17の連結針金17bを無理バメ状態で
横断させるためのスリツト38bと、玉鎖17の隣接す
る玉部17a,17aで挟持される周縁部を有する係合
孔38cとを穿設してある。
【0017】弁受具41は、案内棒34を昇降自在に案
内する案内部42の側壁部42aに案内棒挿入用スリツ
ト42bを設けてある。案内棒34は、その下端部位に
抜止部34aを設けてあり、抜止部34aを案内部42
のガイド孔43の内径より大径の円板状又は十字状等の
適宜形状に形成されている。案内棒34は、その外周面
に縮径用の縦切込み部34b(図5参照)を必要に応じ
て設け、後述する無理ばめが容易となるようにしてあ
る。
【0018】上記弁受具41の案内部42は、案内棒3
4を通水路44から案内棒挿入用スリツト42bを介し
てガイド孔43へ無理ばめ挿入できるように案内棒挿入
用スリツト42bの寸法が決定されると共に、無理ばめ
するときに案内棒挿入用スリツト42bを広げるように
合成樹脂等の弾性素材で成形してある。フロート弁用浮
玉31は、フロート弁座45に着座する位置から案内棒
34の抜止部34aが案内部42に衝突する浮上位置ま
で、ガイド孔43に案内棒34が案内されて上下移動す
るので、オーバーフロー管46にストツパーを設ける必
要はない。
【0019】本実施例のフロート弁用浮玉31は、椀状
の浮玉上半部32と中刳椀状の浮玉下半部33とを合致
させるものであるため、浮玉上半部32と中刳椀状の浮
玉下半部33にキレを生じさせることなく別体に成形で
き、また浮玉上半部32と浮玉下半部33とを水密に嵌
合してあるため、浮玉31の内部に漏水することがな
く、更に案内棒34と浮玉上半部32とを一体に成形さ
れているため、案内棒34の連結作業を省略できる。
【0020】(第3実施例)図7は、本発明に係るフロ
ート弁用浮玉の第3実施例を示すものであり、同図
(A)は右半分を断面した正面図、同図(B)は底面図
である。本実施例のフロート弁用浮玉51は、ABS,
ポリエチレン又はポリプロピレン等の熱可塑性合成樹脂
素材で案内棒54と一体に成形された浮玉本体52と、
浮玉本体52に嵌合密着して着座部を形成する軟質ゴム
(例えば、EPT又はNBR)等の軟質素材で成形され
た環状パツキング55とからなる。浮玉本体52は、上
部に吊下部56を突設すると共に、吊下部56に玉鎖を
連結するための連結孔18を前記第1実施例と同様に穿
設してある。
【0021】前記浮玉本体52は、熱可塑性合成樹脂素
材で案内棒54と一体にブロー成形(図示は省略)さ
れ、下半分に環状凹溝52aが形成される。環状パツキ
ング55は、射出成形等で成形され、内側に環状突起5
5aが形成される。環状パツキング55は、浮玉本体5
2の環状凹溝52aに環状突起55aを嵌合させて、浮
玉本体に嵌合密着し、外周面を着座面55bとする。
【0022】本実施例にあつては、浮玉本体52をブロ
ー成形するため、漏水の原因となるキレを生じさせるこ
となく浮玉本体52を成形でき、また浮玉本体52に環
状パツキング55を嵌合密着して着座面55bを形成す
るため、閉弁時に漏水することのない浮玉51を成形で
き、更に案内棒54と浮玉本体52とを一体に成形され
ているため、案内棒54の連結作業を省略できる。
【0023】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明は、次の如き優
れた効果を有する。請求項1及び2記載の本発明に係る
フロート弁用浮玉にあつては、着座面等にキレをなくし
て歩留りの向上が図れると共に案内棒と浮玉上半部との
一体成形により生産性の向上が図れる。請求項3記載の
本発明に係るフロート弁用浮玉にあつては、浮玉本体に
キレをなくして歩留りの向上が図れると共に案内棒と浮
玉本体との一体成形により生産性の向上が図れる。
【0024】請求項4記載の本発明に係るフロート弁用
浮玉の製造方法にあつては、着座面等にキレをなくして
歩留りの向上が図れると共に、案内棒と浮玉上半部との
一体成形及び環状連結材の射出成形により生産性の向上
が図れる。請求項5記載の本発明に係るフロート弁用浮
玉の製造方法にあつては、ブロー成形によりキレをなく
して歩留りの向上が図れると共に、浮玉本体と案内棒と
の一体成形により生産性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフロート弁用浮玉の第1実施例を
示すものであり、同図(A)はフロート弁用浮玉の右半
分を断面した正面図、同図(B)は吊下部を示す側面図
である。
【図2】本発明に係るフロート弁用浮玉の製造方法の第
1実施例を示すものであり、成形用の金型を合わせた状
態の断面図である。
【図3】第1実施例において、浮玉上半部及び浮玉下半
部を成形している状態の断面図である。
【図4】第1実施例において、浮玉上半部及び浮玉下半
部を合致させた状態の断面図である。
【図5】本発明に係るフロート弁用浮玉の第2実施例を
示すものであり、フロート弁用浮玉の右半分を断面した
正面図である。
【図6】第2実施例を示すものであり、同図(A)は弁
受具に着座している状態を示す右半分を断面した正面
図、同図(B)は玉鎖を連結した状態を示す側面図であ
る。
【図7】本発明に係るフロート弁用浮玉の第3実施例を
示すものであり、同図(A)は右半分を断面した正面
図、同図(B)は底面図である。
【図8】従来のフロート弁用浮玉を示す部分断面した正
面図である。
【図9】従来のフロート弁用浮玉の製造方法を示す断面
図である。
【符号の説明】
11(31,51)…フロート弁用浮玉 1a…境界部 12(32)…浮玉上半部 13(33)…浮玉上半部 12a,13a…開口部外周縁 14(34,54)…案内棒 15…環状連結材 52…浮玉本体 55…環状パツキング
フロントページの続き (72)発明者 浅井 幹也 愛知県名古屋市瑞穂区井戸田町3−37

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロート弁用浮玉において、硬質素材で案
    内棒と一体に成形された椀状の浮玉上半部と、軟質素材
    で成形された中刳椀状の浮玉下半部と、浮玉上半部と浮
    玉下半部とが合致する境界部に面する浮玉上半部及び浮
    玉下半部の両外周縁に跨がつて密着する環状連結材とを
    備えたことを特徴とするフロート弁用浮玉。
  2. 【請求項2】フロート弁用浮玉において、硬質素材で案
    内棒と一体に成形された椀状の浮玉上半部と、軟質素材
    で成形された中刳椀状の浮玉下半部とからなり、浮玉上
    半部及び浮玉下半部の開口周縁部に形成した凹凸の環状
    嵌合部で両者を水密に嵌合してあることを特徴とするフ
    ロート弁用浮玉。
  3. 【請求項3】フロート弁用浮玉において、熱可塑性合成
    樹脂素材で案内棒と一体に成形された浮玉本体と、浮玉
    本体に嵌合密着して着座部を形成する環状パツキングと
    からなることを特徴とするフロート弁用浮玉。
  4. 【請求項4】フロート弁用浮玉の製造方法において、硬
    質素材で椀状の浮玉上半部及び案内棒を一体に射出成形
    すると共に軟質素材で中刳椀状の浮玉下半部を射出成形
    し、浮玉上半部と浮玉下半部とを合致させ、浮玉上半部
    の開口部外周縁と浮玉下半部の開口部外周縁に、両外周
    縁に跨がつて密着するように環状連結材を射出成形した
    ことを特徴とするフロート弁用浮玉の製造方法。
  5. 【請求項5】フロート弁用浮玉の製造方法において、熱
    可塑性合成樹脂素材で浮玉本体を案内棒と一体にブロー
    成形し、浮玉本体に環状パツキングを嵌合密着して着座
    部を形成したことを特徴とするフロート弁用浮玉の製造
    方法。
JP07192357A 1995-06-23 1995-06-23 フロート弁用浮玉及びその製造方法 Expired - Fee Related JP3086919B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07192357A JP3086919B2 (ja) 1995-06-23 1995-06-23 フロート弁用浮玉及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP07192357A JP3086919B2 (ja) 1995-06-23 1995-06-23 フロート弁用浮玉及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH094013A true JPH094013A (ja) 1997-01-07
JP3086919B2 JP3086919B2 (ja) 2000-09-11

Family

ID=16289939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP07192357A Expired - Fee Related JP3086919B2 (ja) 1995-06-23 1995-06-23 フロート弁用浮玉及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3086919B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008038343A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Succeed:Kk 排水バルブ
JP2013103489A (ja) * 2011-11-17 2013-05-30 Tigers Polymer Corp 合成樹脂製管
KR101387021B1 (ko) * 2012-04-26 2014-04-18 최종력 구면밸브 제조방법 및 그 제품

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06248741A (ja) * 1993-03-02 1994-09-06 Kajima Corp 二重床の施工方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008038343A (ja) * 2006-08-01 2008-02-21 Succeed:Kk 排水バルブ
JP4740809B2 (ja) * 2006-08-01 2011-08-03 有限会社サクシード 排水バルブ
JP2013103489A (ja) * 2011-11-17 2013-05-30 Tigers Polymer Corp 合成樹脂製管
KR101387021B1 (ko) * 2012-04-26 2014-04-18 최종력 구면밸브 제조방법 및 그 제품

Also Published As

Publication number Publication date
JP3086919B2 (ja) 2000-09-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62182059A (ja) 容器のふた
US5884786A (en) Preform and closure for blow molded articles
US20010025641A1 (en) Masks and their manufacture
EA008546B1 (ru) Вкладыш доильного стакана и доильный стакан
CN102493533A (zh) 罐式冲洗阀
CA2280992A1 (en) Overmolded air duct with outwardly extending main body lip
CN106239903B (zh) 树脂制品
JPH094013A (ja) フロート弁用浮玉及びその製造方法
JPS6071326A (ja) 車両開放屋根のフレーム装置
EP1268156B1 (en) Method and apparatus for making a pipe coupling
CN216544364U (zh) 一种鞋模注塑阻断装置
CN113799895A (zh) 自行车鞍座、鞍座成型模具及鞍座成型工艺
US6863261B2 (en) Valve stop
EP0944465B1 (en) Method and mould for moulding a sealing assembly comprising a sealing ring and a retaining ring
CN113646566A (zh) 鸭嘴阀及用于制作鸭嘴阀的方法
CN218580779U (zh) 排水阀的止水组件
US20090283043A1 (en) Teat Cup Rubber Liner for Use in a Teat Cup
JP2939898B2 (ja) 炭酸飲料瓶用キャップの製造方法及び炭酸飲料瓶用キャップ
JP2018068402A (ja) 便座・便蓋の製造方法および便座装置
CN115676753A (zh) 一种分配器的顶芯
CN205534789U (zh) 一种出水嘴嵌件和塑料法兰之间的密封连接结构
JP3158189B2 (ja) フロート弁受具
JPH0744866Y2 (ja) ソフトシール型弁
JP4410090B2 (ja) 排水トラップ、及びその製造方法
JPS6323463Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080714

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees