JPH0940043A - ノズルヘッド装置 - Google Patents

ノズルヘッド装置

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JPH0940043A
JPH0940043A JP7187270A JP18727095A JPH0940043A JP H0940043 A JPH0940043 A JP H0940043A JP 7187270 A JP7187270 A JP 7187270A JP 18727095 A JP18727095 A JP 18727095A JP H0940043 A JPH0940043 A JP H0940043A
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cylinder
lock
nozzle
pouring
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利一 小川
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルヘッド装置を構成する組付き体とノズ
ルヘッドの撓み変形によるノズルヘッドの下降変位発生
を防止することにある。 【解決手段】 容器体20の注出ノズル21を内部に位
置させた組付き体1のロック筒5と、注出ノズル21に
連結すると共に、ロック筒5に挿入するノズルヘッド1
2の連結筒片17の上端部側近に設けた注出筒14とロ
ック突片18とによりロック機能部分を構成すると共
に、ロック筒5に補強手段を設けることにより、外力に
よる組付き体1およびノズルヘッド12の撓み変形によ
る注出ノズル21の下降変位をなくし、ロック状態での
内容液の不正漏出の発生を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エアゾール式容器に取
付けられるノズルヘッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】エアゾール式容器には、このエアゾール
式容器の開閉を制御すると共に、噴出される内容液を設
定した一定方向に一定状態で導くノズルヘッド装置が取
付けられているが、このノズルヘッド装置は、エアゾー
ル式容器である容器体の注出ノズルに連通した状態で組
付けられ、内容液の一定した噴出通路を形成するノズル
ヘッドと、容器体に不動に組付き、ノズルヘッドの動き
を制御する組付き体と、から構成されているのが一般で
ある。
【0003】このように、ノズルヘッド装置は、組付き
体とノズルヘッドとから構成されているのであるが、ノ
ズルヘッドの不正な下降変位の発生を阻止し、容器体か
らの内容液の漏れとか、不正噴出を防止することを可能
とした従来技術として、特開平5−285428号公報
に開示された技術がある。
【0004】この従来技術は、組付き体を不動に組付け
た容器体に対してノズルヘッドを回動変位させて、この
ノズルヘッドの一部を組付き体の一部に係止させること
により、ノズルヘッドを下降変位不能にロックし、もっ
てノズルヘッドの不要なおよび不正な下降変位を阻止す
るばかりでなく、ノズルヘッドの下降変位をロックする
組付き体、およびノズルヘッド自体の撓み変形による容
器体の注出ノズルの下降開放の発生を確実に防止すべ
く、ロック状態で、ノズルヘッドと容器体の注出ノズル
との突き当たり部分間に、上記した撓み変形による変位
量よりも大きい隙間を形成する構成となっていて、きわ
めて高いそして確実で安定した内容液の漏れおよび不正
噴出防止効果を発揮するものとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来技術にあっては、ロック状態で、容器体の注出ノ
ズルとノズルヘッドとの突き当たり部分間に隙間を形成
するために、注出ノズルに対してノズルヘッドを昇降変
位可能に組付ける必要があり、このため容器体に不動に
組付いた組付き体とノズルヘッドとの間に、ノズルヘッ
ドの回動変位自在ではあるが抜け出し不能な組付け構造
部分を必要とすると云う問題があった。
【0006】また、ノズルヘッドをロック解除状態(内
容液噴出可能状態)からロック状態に回動切替えする際
に、ノズルヘッドを注出ノズルに対して、前記した隙間
分だけ強制的に上昇変位させる必要があり、この注出ノ
ズルに対してノズルヘッドを隙間分だけ上昇変位させる
ための構造部分を必要とすると云う問題があった。
【0007】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、組付き体お
よびノズルヘッドの撓み変形によるノズルヘッドの注出
ノズルに対する下降変位発生を皆無もしくは微小にする
ことを技術的課題とし、もって簡単な構造で内容液の漏
出および不正噴出の防止効果の高いノズルヘッド装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
るため、本発明のうち請求項1記載の発明は、上端部に
注出ノズルを突出させたエアゾール式容器である容器体
の上端部に不動に組付き、容器体の注出ノズルを内部に
位置させたロック筒を中央に起立設し、このロック筒の
上端縁部に一対のロック解除切欠きを対称に形成した組
付き体を有すること、この組付き体に昇降変位および回
動変位可能に組付くと共に、組付き体のロック筒内に挿
入されて、下端部を容器体の注出ノズルに上方から突き
当たった状態で密に外嵌させる連結筒片を有し、この連
結筒片上端に連通して注出通路を形成すべく横設された
注出筒と、この注出筒に対して連結筒片の反対側に設け
たロック突片とを、組付き体のロック筒上端面に乗り上
げ可能とすると共に、回動変位により下方に対向した組
付き体のロック解除切欠きに下降侵入可能としたノズル
ヘッドを有すること、組付き体とノズルヘッドとの間
に、一方の回動限で組付き体のロック筒上端面にノズル
ヘッドの注出筒およびロック突片が乗り上げ、他方の回
動限で組付き体のロック解除切欠きにノズルヘッドの注
出筒およびロック突片が対向する回動規制手段を設ける
こと、組付き体のロック筒に、撓み変形に伴う下降変位
の発生を阻止する補強手段を設けること、を手段として
いる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明のうち、回動規制手段を、組付き体の筒状部分に摺動
嵌入して、この組付き体に対するノズルヘッドの昇降変
位および回動変位をガイドすべく、このノズルヘッドに
設けた筒壁の下端縁部に、容器体の注出ノズルの開閉ス
トロークよりも大きい高さで形成された回動規制切欠き
と、このノズルヘッドの回動規制切欠き内に、回動規制
切欠きの上端縁との間に、容器体の注出ノズルを開閉さ
せるに必要な間隔を開けて位置すべく組付き体に突設さ
れ、ノズルヘッドの回動規制切欠きの周方向端縁に突き
当たることにより回動限を設定する回動規制突片と、で
構成したものである。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の発
明のうち、組付き体のロック筒に対する補強手段を、中
央内周縁からロック筒を起立設し、容器体のマウントに
搭載する平リング板状の隔板と、ロック筒との間に縦壁
片状に複数設けた補強リブで構成したものである。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項1記載の発
明のうち、組付き体のロック筒に対する補強手段を、ロ
ック筒の直下に垂下設され、下端縁を容器体のノズルマ
ウント上面に当接させた支持筒片で構成したものであ
る。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明に、組付き体とノズルヘッドとの一方に、薄突片を設
け、他方に、薄突片の先端部に周方向から引っ掛かる引
っ掛かり突片を設け、組付き体に対してノズルヘッド
が、組付き体のロック筒上端面に注出筒およびロック突
片が搭載するロック状態と、組付き体のロック解除切欠
きに注出筒およびロック突片が対向するロック解除状態
との間で切り替わる回動位置で、引っ掛かり突片が薄突
片を乗り越える相互位置関係に、薄突片と引っ掛かり突
片とを配置した構成を加えたものである。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明は、組付き体が、容器体の
上端部に不動に組付き、またノズルヘッドが、容器体の
組付き体との組合せ物に対して、回動変位および昇降変
位可能に組付くと共に、容器体の注出ノズルに、昇降変
位不能にかつ密に連通結合しているので、ノズルヘッド
は注出ノズルと一体に昇降変位することになり、それゆ
えノズルヘッドを押下げると、注出ノズルが下降して開
状態となって内容液が噴出注出され、ノズルヘッドへの
押下げ力を取り去ると、注出ノズルの復帰力により上昇
復帰して、注出ノズルは閉状態となる。
【0014】注出ノズルの閉状態、すなわちノズルヘッ
ドが上昇限に位置している姿勢で、組付き体に対してノ
ズルヘッドを一方の回動限まで回動させ、ノズルヘッド
の注出筒およびロック突片を組付き体のロック筒上端面
に搭載させると、ノズルヘッドは、その注出筒およびロ
ック突片のロック筒に対する突き当たりにより下降変位
不能となり、注出ノズルを下降させての内容液の注出が
不可能なロック状態となる。
【0015】このロック状態から、ノズルヘッドを組付
き体に対して他方の回動限まで回動変位させて、ノズル
ヘッドの注出筒およびロック突片を組付き体のロック筒
のロック解除切欠きに上方から対向させると、ノズルヘ
ッドは、その注出筒およびロック突片をロック解除切欠
きに侵入させながら下降変位可能となり、注出ノズルを
一体に下降させての内容液の注出が可能なロック解除状
態となる。
【0016】ノズルヘッドのロック状態において、ノズ
ルヘッドは注出ノズルに連結した連結筒片側近の注出筒
下面箇所およびロック突片下面箇所で、ロック筒により
下方から支持された状態となっているので、外力の作用
によりノズルヘッドが傾斜するようなことがあっても、
ノズルヘッドの連結筒片が下降変位することがなく、ま
た外力の作用によりノズルヘッドに撓み変形が発生して
も、この撓み変形により連結筒片が下降変位することが
ない。
【0017】同様に、ノズルヘッドをロック状態に保持
する組付き体のロック筒には、補強手段が設けられてい
るので、ロック筒が、外力の作用による撓み変形に伴っ
て下降変位することがない。
【0018】請求項2記載の発明は、組付き体に設けた
回動規制突片と組合さって回動規制手段を構成する回動
規制切欠きを、組付き体に対するノズルヘッドの回動変
位および昇降変位を一定した姿勢を維持した状態で達成
するようにガイドする、ノズルヘッドの筒壁に形成した
ので、回動規制切欠きの組付き体に対する姿勢および位
置関係がきわめて安定し、これにより回動規制突片に対
する回動規制切欠きの姿勢および位置関係が常に正確に
かつ安定して維持される。
【0019】請求項3記載の発明は、補強手段を、組付
き体のロック筒と隔板との間に縦壁片状に複数設けた補
強リブで構成したので、ノズルヘッドを介してロック筒
に強い押下げ力としての外力が作用しても、ロック筒自
体の縮み方向への撓み変形の発生を強力に阻止すると共
に、このロック筒を起立設している隔板の中央部分の下
方への撓み変形の発生を強力に阻止し、もってロック筒
上端面の外力の作用による下降変位の発生を防止する。
【0020】請求項4記載の発明は、補強手段を、ロッ
ク筒の直下に位置すると共に、容器体のノズルマウント
に下端面を当接させた支持筒片で構成したので、ノズル
ヘッドを介してロック筒に作用する外力である押下げ力
を、不動部分であると共に、機械的強度の大きい容器体
のノズルマウントで直接受け止めることになる。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1記載の発
明に、組付き体とノズルヘッドとの一方に設けた薄突片
と、他方に設けた引っ掛かり突片との組合せ構造を追加
したので、ロック状態とロック解除状態との切り替わり
を、引っ掛かり突片の薄突片乗り越え時の衝撃の触感と
衝撃音とにより認識することができ、また引っ掛かり突
片の薄突片乗り越えのための勢いにより、組付き体に対
してノズルヘッドを回動限まで回動させることになり、
これによりロック状態とロック解除状態との切り替えを
正確に行うことになり、さらにロック状態とロック解除
状態との切り替えに、引っ掛かり突片の薄突片乗り越え
を必要とするので、この引っ掛かり突片と薄突片との突
き当たりが抵抗となって、組付き体に対するノズルヘッ
ドの妄りな回動変位が阻止され、ロック状態とロック解
除状態とを切り替えるノズルヘッドの不正回動の発生を
防止する。
【0022】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面を参照しな
がら説明する。図1は、ロック解除状態における全体縦
断側面図を示すもので、エアゾール式容器である容器体
20は、その上端部の周囲にマウント22を突出状に周
設していると共に、上面中央から注出ノズル21を突出
させ、内部に注出ノズル21の弁機能部分を収納したノ
ズルマウント23を、その上面中央に突出状に形成して
いる。
【0023】組付き体1は、容器体20のマウント22
に不動に外嵌嵌着する直線円筒形状の組付き筒2と、こ
の組付き筒2の内周面中央部から内鍔状に連設されたリ
ング平板状の隔板4と、この隔板4の内周縁から起立設
されたロック筒5とから構成されている。
【0024】組付き筒2の下端部内周面には、マウント
22とアンダーカット結合する係止条3が突周設されて
おり、組付き筒2が係止条3によりマウント22に不動
にアンダーカット結合した状態で、隔板4はマウント2
2上に搭載した状態となる。
【0025】ロック筒5は、その上端面が、少なくとも
注出ノズル21の開閉ストロークよりも大きく組付き筒
2の上端面よりも上方に突出位置させており、このロッ
ク筒5の上端部に、注出ノズル21の開閉ストロークと
略等しい深さで、前後箇所に対向して一対のロック解除
切欠き6を形成している。
【0026】後側の組付き筒2内周面と隔板4上面との
連設角部に、回動規制手段の一方を構成する縦壁片状の
回動規制突片7を立設し、この回動規制突片7の上端面
の一部から、回動規制突片7の一部を上方に延長した形
態で、肉薄な薄突片8を起立設している。
【0027】また、ロック筒5と隔板4との間に、補強
手段を構成する前後一対の縦壁片状の補強リブ9を設け
ると共に、隔板4の下面内周縁に、ロック筒5を下方に
延長した形態で、下端面をノズルマウント23に当接さ
せた他の補強手段を構成する支持筒片10を設けている
が、補強手段としての補強リブ9は、マウント22上に
対向する位置まで側方に延出されるのが、作用した押し
下げ力をマウント22により有効に支えることになるの
で、隔板4の撓み変形防止効果を高めることができ、同
様に、補強手段としての補強リブ9を左右にも設けるの
が、ロック筒5および隔板4の撓み変形防止効果をより
高めることになる。
【0028】なお、組付き筒2の上端縁から外鍔を介し
て垂下連設された外筒11は、組付き体1の容器体20
に対する組付き姿勢を安定化させると共に、装置を組付
けた容器全体の外観体裁を好ましいものとするためのも
のである。
【0029】ノズルヘッド12は、周端部をテーパー状
に下降傾斜させた円板状の頂壁13の周端縁から、組付
き筒2内に摺動嵌入する直線円筒状の筒壁15を垂下設
し、頂壁13の下面中央から、下端部を注出ノズル21
上端部に上方から突き当たった状態で密に外嵌結合する
円筒状の連結筒片17を垂下設し、そして頂壁13の下
面に、連結筒片17と連通して注出通路を形成する注出
筒14を、その先端を筒壁15から外方に突出させて横
設して構成されている。
【0030】注出筒14を連設した側とは反対側の連結
筒片17の上端部には、組付き体1のロック筒5上端面
に下端面を対向させてロック突片18が突設されてお
り、このロック突片18と注出筒14は、注出ノズル2
1の閉状態で、その下面をロック筒5上端面に搭載する
高さ寸法に設定されていると共に、ノズルヘッド12が
回動変位した際に下方に対向するロック解除切欠き6に
侵入可能な幅寸法に設定されている。
【0031】筒壁15の後側下端縁部には、注出ノズル
21の開閉ストロークよりも充分に大きい高さ、および
ロック状態とロック解除状態との切り替えに必要な幅
で、回動規制手段の他方を構成する回動規制切欠き16
が形成されているが、この回動規制切欠き16の幅は、
注出筒14およびロック突片18の幅に従って設定され
ることになる。
【0032】この回動規制切欠き16を形成した筒壁1
5の後側内周面上端部には、薄突片8の先端部に周方向
から下端部を対向させる縦壁片状の引っ掛かり突片19
が突設されており、この引っ掛かり突片19は、図5に
示すように、組付き体1に対してノズルヘッド12がロ
ック状態からロック解除状態に回動して切り替わる直前
で薄突片8を乗り越える周方向位置に配置されている。
【0033】このように、薄突片8と引っ掛かり突片1
9との位置関係を、ロック状態からロック解除状態への
切り替わりの直前で乗り越えるものとしたのは、ロック
解除状態における組付き体1に対するノズルヘッド12
の周方向へのガタツキを防止して、安定した内容液注出
可能状態を得るためである。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。容器体の注出ノズルから
噴出された内容液の注出通路を形成するノズルヘッド
を、注出ノズルに対して不動に組付け固定し、組付き体
に対してだけ、昇降および回動変位可能に組付ければ良
いので、組付き体とノズルヘッドとの相互組付き構造を
簡単にすることができると共に、注出ノズルとノズルヘ
ッドとの間のシール性の確保が容易となる。
【0035】組付き体に対するノズルヘッドの下降変位
不能な組付き状態、すなわちロック状態は、注出ノズル
に近接した組付き体のロック筒で支持されるので、押下
げ力として作用する外力により組付き体およびノズルヘ
ッドに撓み変形が発生したとしても、この撓み変形がノ
ズルヘッドの連結筒片の下降変位となることが全くない
か、きわめて僅かであり、かつロック状態を達成維持す
るロック筒には押下げ力に対する補強手段が設けられて
いるので、組付き体およびノズルヘッドの撓み変形によ
り、注出ノズルが不正に押下げられるのを強力にかつ安
定して防止することができ、これにより内容液の不正噴
出の発生を確実に防止できる。
【0036】請求項2記載の発明にあっては、ノズルヘ
ッド側の回動規制手段を、組付き体に対するノズルヘッ
ドの昇降および回動変位をガイドする筒壁に設けたの
で、組付き体に対するノズルヘッドの回動限の正確な設
定が容易であると共に、ロック状態とロック解除状態と
の安定した切り替え動作を得ることができる。
【0037】請求項3および4記載の発明にあっては、
補強手段を、ロック筒に作用する押下げ力を容器体で支
持するように構成したので、ロック筒にきわめて強力で
安定した押下げ力支持能力を発揮させることができ、こ
れにより外力の作用に対して高い不正噴出防止効果を発
揮する。
【0038】請求項5記載の発明にあっては、ノズルヘ
ッドのロック状態とロック解除状態との切り替わりを触
感および音で正確に認識することができると共に、組付
き体に対するノズルヘッドの回動位置をロック状態位置
またはロック解除状態位置に保持することができるの
で、正確で円滑な使用状況を得ることができると共に、
高い安全性を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す、ロック解除状態時の
全体縦断側面図。
【図2】図1に示した実施例の、一部破断した分解斜視
図。
【図3】図1に示した実施例の、全体正面図。
【図4】図1に示した実施例の、全体平面図。
【図5】図1に示した実施例のノズルヘッドの、ロック
機能部分と回動規制手段部分と引っ掛かり突片との位置
関係を示す、底面図。
【符号の説明】
1 ; 組付き体 2 ; 組付き筒 3 ; 係止条 4 ; 隔板 5 ; ロック筒 6 ; ロック解除切欠き 7 ; 回動規制突片 8 ; 薄突片 9 ; 補強リブ 10; 支持筒片 11; 外筒 12; ノズルヘッド 13; 頂壁 14; 注出筒 15; 筒壁 16; 回動規制切欠き 17; 連結筒片 18; ロック筒片 19; 引っ掛かり突片 20; 容器体 21; 注出ノズル 22; マウント 23; ノズルマウント

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端部に注出ノズル(21)を突出させたエ
    アゾール式容器である容器体(20)の上端部に不動に組付
    き、前記注出ノズル(21)を内部に位置させたロック筒
    (5) を中央に起立設し、該ロック筒(5) の上端縁部に一
    対のロック解除切欠き(6) を対称に形成した組付き体
    (1) と、該組付き体(1) に昇降変位および回動変位可能
    に組付くと共に、前記ロック筒(5) 内に挿入されて、下
    端部を前記注出ノズル(21)に上方から突き当たった状態
    で密に外嵌させる連結筒片(17)を有し、該連結筒片(17)
    上端に連通して注出通路を形成すべく横設された注出筒
    (14)と、該注出筒(14)に対して前記連結筒片(17)の反対
    側に設けたロック突片(18)とを、前記ロック筒(5) 上端
    面に乗り上げ可能とすると共に、回動変位により下方に
    対向した前記ロック解除切欠き(6) に下降侵入可能とし
    たノズルヘッド(12)とから構成され、前記組付き体(1)
    とノズルヘッド(12)との間に、一方の回動限で前記ロッ
    ク筒(5) 上端面に前記注出筒(14)およびロック突片(18)
    が乗り上げ、他方の回動限で前記ロック解除切欠き(6)
    に前記注出筒(14)およびロック突片(18)が対向する回動
    規制手段を設け、また前記ロック筒(5) に撓み変形に伴
    う下降変位の発生を阻止する補強手段を設けて成るノズ
    ルヘッド装置。
  2. 【請求項2】 回動規制手段を、組付き体(1) の筒状部
    分に摺動嵌入して、該組付き体(1) に対するノズルヘッ
    ド(12)の昇降変位および回動変位をガイドすべく該ノズ
    ルヘッド(12)に設けた筒壁(15)の下端縁部に、注出ノズ
    ル(21)の開閉ストロークよりも大きい高さで形成された
    回動規制切欠き(16)と、該回動規制切欠き(16)内に、該
    回動規制切欠き(16)の上端縁との間に、前記注出ノズル
    (21)を開閉させるに必要な間隔を開けて位置すべく前記
    組付き体(1) に突設され、前記回動規制切欠き(16)の周
    方向端縁に突き当たることにより回動限を設定する回動
    規制突片(7) と、で構成した請求項1記載のノズルヘッ
    ド装置。
  3. 【請求項3】 補強手段を、中央内周縁からロック筒
    (5) を起立設し、容器体(20)のマウント(22)に搭載する
    平リング板状の隔板(4) と、前記ロック筒(5)との間に
    縦壁片状に複数設けた補強リブ(9) で構成した請求項1
    または2記載のノズルヘッド装置。
  4. 【請求項4】 補強手段を、ロック筒(5) の直下に垂下
    設され、下端縁を容器体(20)のノズルマウント(23)上面
    に当接させた支持筒片(10)で構成した請求項1または2
    記載のノズルヘッド装置。
  5. 【請求項5】 組付き体(1) とノズルヘッド(12)との一
    方に、薄突片(8) を設け、他方に、前記薄突片(8) の先
    端部に周方向から引っ掛かる引っ掛かり突片(19)を設
    け、前記組付き体(1) に対してノズルヘッド(12)が、ロ
    ック筒(5) 上端面に注出筒(14)およびロック突片(18)が
    搭載するロック状態と、ロック解除切欠き(6) に前記注
    出筒(14)およびロック突片(18)が対向するロック解除状
    態との間で切り替わる回動位置で、前記引っ掛かり突片
    (19)が前記薄突片(8) を乗り越える相互位置関係に、前
    記薄突片(8) と引っ掛かり突片(19)とを配置した請求項
    1または2または3または4記載のノズルヘッド装置。
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