JPH093855A - 遮水シート工法 - Google Patents

遮水シート工法

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JPH093855A
JPH093855A JP7180628A JP18062895A JPH093855A JP H093855 A JPH093855 A JP H093855A JP 7180628 A JP7180628 A JP 7180628A JP 18062895 A JP18062895 A JP 18062895A JP H093855 A JPH093855 A JP H093855A
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隆美 溝口
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芳明 米川
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幸治 浜口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場施工に最適で、地形に沿わせることが容
易で、しかも防水・止水材の浸透性、乾燥硬化性に優
れ、その結果、積層塗装時間が短く、施工作業性に優
れ、かつ防水・止水性能にも優れた遮水シート工法を提
供する。 【構成】 布帛シートを施工下地に沿わせて敷設後、下
記改質アスファルト組成物を布帛シート全面に吹き付け
塗布し遮水層を形成させる。改質アスファルト組成物 (イ)(a)ガラス転移点−80〜+10℃の重合体ラ
テックスに(b)界面活性剤を配合したラテックス中
に、(c)加熱溶融したアスファルトを添加し、混合し
て得られるアスファルトエマルジョン100重量部(固
形分)に対して、(ロ)反応性イソシアネート基を有す
るポリイソシアネート化合物0.05〜40重量部を配
合してなる改質アスファルト組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、現場施工に最適で、地
形に沿わせることが容易で、しかも防水・止水材の浸透
性、乾燥硬化性に優れ、その結果、積層塗装時間が短
く、施工作業性に優れ、かつ防水・止水性能にも優れた
遮水シート工法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、廃棄物処理場、水路、貯水槽、水
処理槽、地下鉄やトンネルなどの地下構築物の壁面など
を遮水シートを用いて遮水する、遮水シート工法が開発
されている。
【0003】このような土木建築用に使用される遮水を
目的とした、防水・止水材には、あらかじめ工場で成
形された防水・止水材用のシートを現場で敷設して継ぎ
手部処理を行う方法と、現場施工により敷設した布帛
シートに、防水・止水材を塗布・吹き付けする方法が用
いられている。前者には、ポリ塩化ビニル樹脂シート、
ポリエチレン樹脂シートやエチレン−プロピレンゴムお
よびブチルゴム系の加硫ゴムシートなどがあるが、現場
での継ぎ手部処理の不具合からの欠陥による漏水事故が
多く、また成形シートは地表面凹凸の整形が必要であ
り、地表面への密着が悪く、そのため法面の勾配・長さ
は制限されるなどの問題がある。
【0004】後者の現場施工型の防水・止水材は、セメ
ントを主成分とするポリマーセメントモルタル、アスフ
ァルトと高分子ラテックスを主成分とするゴムアスファ
ルトエマルジョン、ウレタン系塗膜防水材などを用い
て、現場でシートを作る工法で、成形シートの問題点で
ある現場での継ぎ手部処理の不具合、法面の勾配・長さ
の制限問題などは解消されているが、防水性、布帛シー
トへの含浸浸透性、硬化乾燥造膜時間が遅いなどの問題
がある。また、ポリマーセメントモルタルは、乾燥硬化
が遅く、しかも材質的に脆いため、防水・止水性能が重
量部とはいえない。さらに、ウレタン系ポリマーを用い
たコーティング材は、塗膜の寸法安定性が悪く、その結
果防水・止水性能の面で満足できないものである。
【0005】しかも、これらの防水・止水材は、防水・
止水性能を向上させるために、通常、積層塗装される
が、現状の防水・止水材では乾燥硬化速度が遅いため、
積層の作業工程に時間がかかり、生産性、省力化の観点
から、大きな課題となっている。また、アスファルトな
どの瀝青乳剤中にセメントを添加したセメント入り瀝青
乳剤に、水溶性ポリイソシアネートを配合した硬化性組
成物も提案されている(特公昭59−38990号公報
参照)。しかしながら、この硬化性組成物は、セメント
の硬化反応を利用するものであるため、充分硬化させる
には、例えば24時間以上を要し、施工作業性に関する
前記課題は依然解決されていない。そこで、今日、施工
作業性と防水・止水性能の両面で満足しうる防水・止水
材を用いた遮水シート工法の開発が強く望まれている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した技
術的課題を背景としてなされたもので、現場施工に最適
で、地形に沿わせることが容易で、しかも防水・止水材
の浸透性、乾燥硬化性に優れ、その結果、積層塗装時間
が短く、施工作業性に優れ、かつ防水・止水性能にも優
れた遮水シート工法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、布帛シートを
施工下地に沿わせて敷設後、下記改質アスファルト組成
物を布帛シート全面に吹き付け塗布し遮水層を形成させ
ることを特徴とする遮水シート工法を提供するものであ
る。改質アスファルト組成物 (イ)(a)ガラス転移点−80〜+10℃の重合体ラ
テックス2〜70重量%(固形分換算)に(b)界面活
性剤0.01〜5重量%を配合したラテックス中に、
(c)加熱溶融したアスファルト25〜97.99重量
%〔ただし、(a)+(b)+(c)=100重量%〕
を添加し混合して得られる、全固形分が60〜90重量
%のゴムアスファルトエマルジョン100重量部(固形
分)に対して、(ロ)反応性イソシアネート基を有する
ポリイソシアネート化合物0.05〜40重量部を配合
してなる改質アスファルト組成物。
【0008】本発明に使用される布帛シートとしては、
編物、織物、不織布などの布帛からなるシートが挙げら
れる。これらの布帛シートの目付としては、通常、20
〜1,000g/m2 、好ましくは60〜800g/m
2 程度である。布帛シートの素材としては、ポリエステ
ル繊維、ポリアミド繊維、ポリ塩化ビニル系繊維、ポリ
ビニルアセテート繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピ
レン繊維などの合成繊維やガラス繊維などが挙げられる
が、これらに限定されるものではない。また、布帛シー
トは、1層でも、あるいは2層以上複合されたものであ
ってもよい。
【0009】この布帛シートの具体例としては、ポリエ
ステル不織布;ポリエステル織布/ポリエステル不織
布、あるいはポリエステル不織布/ガラスクロスからな
る複合シート;緯編地で、経緯それぞれ1kg荷重で1
0%以上伸長する低荷重伸長性を備え、厚みが0.5m
m以上で、かつ嵩比重が0.01〜0.2g/cm3
ある遮水シート工法用編地(特開平3−147919号
公報の特許請求の範囲第1項参照)などが挙げられる。
【0010】なお、本発明の遮水シート工法に適用され
るシートとして、布帛シートを挙げたが、そのほか鉄、
ステンレス、亜鉛合金、アルミニウムなどの金属製の金
網や、合成樹脂製の網やネットなども採用することがで
きる。
【0011】次に、本発明の防水・止水材に用いられる
改質アスファルト組成物は、特定の、(イ)ゴムアスフ
ァルトエマルジョン〔(a)重合体ラテックス+(b)
界面活性剤+(c)アスファルト〕と、(ロ)ポリイソ
シアネート化合物を主成分とする。
【0012】ここで、(a)重合体ラテックスとして
は、例えばポリブタジエンラテックス、スチレン−ブタ
ジエン共重合体ラテックス、スチレン−メチルメタアク
リレート−ブタジエン共重合体ラテックス、メチルメタ
アクリレート−ブタジエン共重合体ラテックス、アクリ
ロニトリル−ブタジエン共重合体ラテックス、クロロプ
レンゴムラテックス、塩化ビニル系ラテックス、塩化ビ
ニリデン系ラテックス、エチレン−酢酸ビニル共重合体
ラテックス、アクリレート−酢酸ビニル共重合体ラテッ
クス、アクリレート−スチレン共重合体ラテックス、ア
クリレート−エチレン共重合体ラテックス、シリコーン
−アクリレート共重合体ラテックス、オレフィン系ラテ
ックス、ポリウレタンラテックスなどのゴムラテックス
あるいは樹脂ラテックスを挙げることができる。また、
これら(a)重合体ラテックスは、カルボキシル基、ア
ミド基、N−メチロール基、グリシジル基、水酸基、ス
ルホン酸基などの官能基を少なくとも1種以上有するこ
ともできる。本発明において、特に好ましい重合体ラテ
ックスは、スチレン−ブタジエン共重合体ラテックスお
よびカルボキシル変性スチレン−ブタジエン共重合体ラ
テックスである。
【0013】上記(a)重合体ラテックスを構成する重
合体のガラス転移温度(Tg)は、−80〜+10℃、
好ましくは−70〜0℃、さらに好ましくは−65〜−
10℃である。この場合、Tgが−80℃未満では、得
られる改質アスファルト組成物の塗膜強度が低下し、ま
た耐汚染性も不充分となり、一方+10℃を超えると、
塗膜が硬くなり、耐寒性が低下する。
【0014】なお、本発明における重合体ラテックスの
Tgは、理学電気(株)製の示差走査熱量分析計(DS
C)を用い、次の条件(i) および(ii)で測定したもので
ある。 (i) 重合体ラテックス約5gをガラス板に薄く引き伸
し、25℃で7日間乾燥させ、重合体フィルムを得る。 (ii)得られた乾燥重合体フィルムのTgを、昇温速度:
20℃/分、雰囲気:窒素ガス、およびサンプル量20
mgの条件で測定する。
【0015】なお、上記(a)重合体ラテックスの固形
分は、通常、45〜75重量%である。本発明におい
て、(a)重合体ラテックスは、単独でまたは2種以上
を混合して使用することができる。本発明における
(a)重合体ラテックスの使用量は、固形分として、
(イ)ゴムアスファルトエマルジョン(固形分)に対し
て2〜70重量%、好ましくは3〜60重量%、さらに
好ましくは5〜50重量%である。この場合、(a)重
合体ラテックスの使用量が2重量%未満では、最終的に
得られる改質アスファルト組成物の塗膜の温度依存性が
大きくなり、塗膜にふくれが生じやすくなり、また下地
への密着性も低下し、一方70重量%を超えると、コス
トに見合う防水・止水性能が得られない。
【0016】上記(a)重合体ラテックスに配合される
(b)界面活性剤としては、脂肪酸塩、高級アルコール
硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ジフェニルエ
ーテルジスルホン酸塩、ジアルキルジスルフォサクシネ
ート、アルキルフォスフェート塩、ポリオキシエチレン
サルフェート塩などのアニオン性界面活性剤;アルキル
アミン塩、第4級アンモニウム塩、ポリオキシアルキル
アミンなどのカチオン性界面活性剤;ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルキルフェ
ノールエーテル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキ
シエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチ
レンアミンエステル、ポリオキシエチレン−ポリオキシ
プロピレンブロックポリマーなどのノニオン性界面活性
剤などを挙げることができる。また、上記(b)界面活
性剤は、親油性基がフッ素原子を有するフッ素系界面活
性剤であることもできる。これらの(b)界面活性剤の
うち、脂肪酸塩およびポリオキシエチレンサルフェート
塩が好ましい。上記(b)界面活性剤は、単独でまたは
2種以上を混合して使用することができる。
【0017】(b)界面活性剤の使用量は、(イ)ゴム
アスファルトエマルジョン(固形分)に対して0.01
〜5.0重量%、好ましくは0.1〜4.5重量%、さ
らに好ましくは0.3〜3.0重量%である。この場
合、(b)界面活性剤の使用量が0.01重量%未満で
は、ゴムアスファルトエマルジョンの経時的な粘度安定
性が低下し、一方5.0重量%を超えると、得られる改
質アスファルト組成物の耐吸水性が低下し、初期の防水
・止水性能を持続することが困難となる。
【0018】さらに、本発明において使用される(c)
アスファルトとしては、特に限定されるものではなく、
天然アスファルトでも石油アスファルトでもよい。この
ような(c)アスファルトとしては、例えばアスファル
テン、パラフィン、ナフテン、芳香族レジンなどを主成
分とするスレートアスファルト、ブローンアスファル
ト、セミブローンアスファルトなどを挙げることができ
る。
【0019】本発明における(c)アスファルトの使用
量は、(イ)ゴムアスファルトエマルジョン(固形分)
に対して25〜97.99重量%、好ましくは30〜9
0重量%、さらに好ましくは40〜80重量%である。
この場合、(c)アスファルトの使用量が25重量%未
満では、防水・止水性能が低下し、一方97.99重量
%を超えると、得られる改質アスファルト組成物の温度
依存性が大きくなり、塗膜が経時変化しやすく、また低
温における伸びが小さくなり脆い塗膜となる。
【0020】本発明における(イ)ゴムアスファルトエ
マルジョンは、(a)重合体ラテックス中に所定量の
(b)界面活性剤を添加したラテックス中に、例えば1
10〜150℃で加熱溶融した(c)アスファルトを添
加し、混合したのち、冷却することにより調製される。
このように、(c)加熱溶融したアスファルトをラテッ
クス中に添加、混合することにより、あらかじめ調製さ
れたゴムアスファルトエマルジョン中に重合体ラテック
スを添加、混合する場合に較べて、特に防水・止水性能
が改善される。
【0021】本発明における(イ)ゴムアスファルトエ
マルジョンの全固形分は、60〜90重量%、好ましく
は65〜89重量%、さらに好ましくは70〜88重量
%である。この場合、全固形分が60重量%未満では、
得られる改質アスファルト組成物の全固形分も低くな
り、その結果、乾燥硬化性が低下し、積層塗膜を作るた
めの施工作業性が悪くなり、一方90重量%を超える
と、ゴムアスファルトエマルジョンが経時的に粘度変化
を生じやすく、またゴムアスファルトエマルジョンの粘
度が高くなって、得られる改質アスファルト組成物の塗
工適性も低下する。
【0022】本発明において使用される(ロ)反応性イ
ソシアネート基を有するポリイソシアネート化合物とし
ては、例えばフェニレンジイソシアネート、トリレンジ
イソシアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラ
メチルキシリレンジイソシアネート、4,4′−ビフェ
ニルジイソシアネート、3,3′−ジメチル−4,4′
−ビフェニルジイソシアネート、4,4′−ジフェニル
メタンジイソシアネート、3,3′−ジメチル−4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリフェニ
ルメタンジイソシアネート、ナフタレンジイソシアネー
ト、イソホロンジイソシアネート、シクロヘキシレンジ
イソシアネート、水添トリレンジイソシアネート、水添
キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタン
ジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネートな
どのジイソシアネート化合物;ビフェニルトリイソシア
ネート、ジフェニルメタントリイソシアネート、トリフ
ェニルメタントリイソシアネート、ナフタレントリイソ
シアネートなどのトリイソシアネート化合物;これらの
重合物などを挙げることができる。
【0023】また、本発明における(ロ)ポリイソシア
ネート化合物は、上記ポリイソシネート化合物とポリア
ミン化合物、多価アルコール、ポリオール化合物などと
の反応により得られる末端に反応性イソシアネート基を
有するプレポリマーの形態で用いることもできる。
【0024】上記ポリアミン化合物としては、例えばエ
チレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン、テトラエチレンヘキサミン、ペンタエチレ
ンヘキサミン、シクロヘキシレンジアミン類、ジシクロ
ヘキサシルメタンジアミン類、イソホロンジアミン類、
フェニレンジアミン類、トリレンジアミン類、キシリレ
ンジアミン類、ジフェニルメタンジアミン類、トリフェ
ニルメタンポリアミン類、ピペラジン、アミノエチルピ
ペラジンなどを挙げることができる。
【0025】また、上記多価アルコールとしては、エチ
レングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタ
ンジオール、ネオペンチルグリコール、ヘキサメチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、グリセリン、ヘキサントリオール、トリメチロ
ールプロパン、ペンタエリスリトール、ソルビトールな
どを挙げることができる。
【0026】さらに、上記ポリオール化合物としては、
上記多価アルコール類と、エチレンオキサイド、プロピ
レンオキサイドなどのアルキレンオキサイド類との付加
重合により得られるポリエーテルポリオール化合物;上
記多価アルコール類と、マレイン酸、コハク酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、酒石酸、テレフタル酸、イソフタル
酸などの多塩基酸類との縮合反応により得られるポリエ
ステルポリオール化合物;ε−カプロラクトン、γ−バ
レロラクトンなどのラクトン類の開環重合により得られ
るポリエステルポリオール化合物;両末端にエポキシ基
を有するエポキシ樹脂にモノエタノールアミン、ジエタ
ノールアミンなどのアルカノールアミン類を反応させた
エポキシポリオール化合物;2−ヒドロキシエチル(メ
タ)アクリレート、3−ヒドロキシプロピル(メタ)ア
クリレート、4−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレー
ト、トリメチロールプロパン(メタ)アクリル酸モノエ
ステルなどの水酸基含有重合性モノマーの単独重合体ま
たはそれらの共重合体;上記水酸基含有重合性モノマー
と、他の共重合可能なモノマー、例えば(メタ)アクリ
ル酸、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)ア
クリレート、(メタ)アクリロニトリル、スチレン、α
−メチルスチレンなどとの共重合体;ヒマシ油もしくは
その誘導体などを挙げることができる。
【0027】本発明において、好ましい(ロ)ポリイソ
シアネート化合物は、上記ジイソシアネート化合物と上
記ポリオール化合物との反応により得られるプレポリマ
ーであり、特に好ましくはヘキサメチレンジイソシアネ
ートと上記ポリオール化合物とを反応させて得られるプ
レポリマーからなる水溶性タイプのポリイソシアネート
化合物である。上記(ロ)ポリイソシアネート化合物
は、単独でまたは2種以上を混合して使用することがで
きる。
【0028】本発明における(ロ)ポリイソシアネート
化合物の配合量は、(イ)ゴムアスファルトエマルジョ
ン100重量部(固形分)に対して0.05〜40重量
部、好ましくは0.1〜35重量部、さらに好ましくは
0.15〜30重量部である。この場合、(ロ)ポリイ
ソシアネート化合物の配合量が0.05重量部未満で
は、得られる改質アスファルト組成物の乾燥硬化性が低
く、積層塗膜するのに時間がかかり、施工作業性が低下
し、一方40重量部を超えると、(イ)ゴムアスファル
トエマルジョンとの相溶性が悪くなり、その結果、得ら
れる改質アスファルト組成物の粘度が経時的に変化しや
すくなり、塗工適性が低下する。
【0029】本発明において、(ロ)ポリイソシアネー
ト化合物は、(イ)ゴムアスファルトエマルジョンの調
製後から最終組成物の使用直前までの適宜の段階で配合
することができるが、最終組成物を例えば防水・止水材
として使用する直前に配合することが望ましい。
【0030】本発明に用いられる改質アスファルト組成
物には、必要に応じて、セメント、石油樹脂、ロジン樹
脂などの粘着付与剤;重油、ピッチ、タールなどの他の
瀝青物質;炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸
化マグネシウム、タルク、クレー、マイカ、ゴム粉、シ
ラスバルーンなどの充填剤;炭素繊維、ガラス繊維、有
機繊維などの補強材;硅砂、砕石、砂利などの骨材;酸
化チタン、カーボンブラックなどの顔料;スチレン化フ
ェノール、ジフェニルアミン、2,6−ジターシャリー
ブチル−4−メチルフェノールなどの老化防止剤;ヒン
ダードアミン、ベンゾフェノン、ベンゾトリアゾールな
どの紫外線吸収剤;ジオクチルフタレート、ジブチルフ
タレート、ポリエチレングリコール、ブチルセロソル
ブ、カルビトールアセテートなどの可塑剤;トルエン、
キシレン、酢酸エチルなどの希釈剤;ジメチルポリシロ
キサン乳化物などの消泡剤;メチルトリメトキシシラ
ン、ビニルトリメトキシシラン、γ−グリシドキシプロ
ピルトリメトキシシラン、γ−メタクリルオキシプロピ
ルトリメトキシシランなどのアルコキシシラン化合物;
酸化亜鉛、酢酸カルシウム、酢酸ジルコニウム、アジリ
ジン、メラミン樹脂などの架橋剤;ベンゾイソチアゾリ
ン、メチルイソアゾリン、過酸化水素などの防腐剤;三
酸化アンチモンなどの難燃剤;水酸化ナトリウム、ゼオ
ライト、ケイソウ土などの発泡防止剤、増粘剤、保護コ
ロイドなどを後添加し、性状を最適化することもでき
る。
【0031】上記改質アスファルト組成物は、コンクリ
ートビルなどの地上建造物の屋上や壁面、地下鉄やトン
ネルなどの地下構築物の壁面、産業廃棄物処理場の法面
や底面などの施工下地の遮水シート工法において、防水
・止水材として用いられる。
【0032】本発明の遮水シート工法は、布帛シートを
施工下地、例えば地表面に沿わせて敷設し、シート全面
に遮水層を形成するのに必要な量の防水・止水材(改質
アスファルト組成物)を吹き付けあるいは手塗り(刷
毛、ゴムローラ)などにより、該シートを基材とする遮
水シートを完成させるものである。なお、塗布後の乾燥
に際しては、特に加熱を行なう必要はない。
【0033】この場合、遮水層は、布帛シートに防水止
水材(改質アスファルト組成物)が浸透し含浸する状態
で形成されているのが好ましく、遮水層の厚みは乾燥膜
厚で好ましくは1.0〜20mm、さらに好ましくは
1.5〜8mm形成されているのがよい。遮水層の表面
には、さらに必要に応じて撥水剤、硬化樹脂などの保護
仕上げ剤からなる層を設けてもよい。
【0034】布帛シートを地表面やコンクリート下地な
どの施工下地に敷設する場合、隣り合うシートの端部ど
うしを200mm程度必要量重ね合わせ、クギ、ビョ
ウ、目串などの留め具を用いる物理的手段や、防水・止
水材による流し張り接着法などを用いて、下地の凹凸に
沿わせてフィットさせて固定する。
【0035】
【実施例】以下、実施例および比較例を挙げて、本発明
を更に具体的に説明する。なお、実施例中における、部
および%は特に断らないかぎり重量基準である。
【0036】実施例1〜6、比較例1〜10ゴムアスファルトエマルジョンA〜Lの調製 内容積1リットルのステンレス製容器に、表1および表
2に示す組成の材料を配合して、ゴムアスファルトエマ
ルジョンA〜Lを調製した。ゴムアスファルトエマルジ
ョンA〜Kは、まず界面活性剤と重合体ラテックスをス
テンレス製容器に配合し、ラボスターラーにて撹拌しつ
つ、この混合液中に、撹拌下で、130℃にて加熱溶融
したストレートアスファルトを徐々に添加し、その後所
定の固形分にするために水を添加し調製した。また、ゴ
ムアスファルトエマルジョンLは、界面活性剤水溶液中
に、130℃にて加熱溶融したストレートアスファルト
を添加し、撹拌したのち、重合体ラテックスを後添加し
て調製した。ゴムアスファルトエマルジョンA〜Lの性
状を、表1および表2に示す。
【0037】
【表1】
【0038】
【表2】
【0039】*1)スチレン−ブタジエン共重合体ラテ
ックス〔日本合成ゴム(株)製〕 *2)カルボキシル変性スチレン−ブタジエン共重合体
ラテックス〔日本合成ゴム(株)製〕 *3)2−エチルヘキシルアクリレート−ブチルアクリ
レート−メチルメタクリレート共重合体〔日本合成ゴム
(株)製〕 *4)スチレン−メチルメタクリレート−ブチルアクリ
レート共重合体〔日本合成ゴム(株)製〕 *5)ポリブタジエンラテックス〔日本合成ゴム(株)
製〕
【0040】改質アスファルト組成物の調製および評価 表1および表2に示すゴムアスファルトエマルジョンA
〜Lに対して、表3(実施例1〜6)および表4〜5
(比較例1〜10)に示すポリイソシアネート化合物を
配合し、得られた改質アスファルト組成物について、各
種物性を下記(1)〜(4)の要領で評価をした。
【0041】(1)組成物の調製直後の粘度 B型粘度計を用い、20℃で測定した。 (2)組成物の粘度安定性 改質アスファルト組成物の粘度変化の程度により、粘度
安定性を下記基準で評価した。粘度安定性が高いほど、
組成物の塗工適性がよく、施工作業上有利となる。 ○:組成物調製直後の粘度に対する10分後の粘度変化
が±10%未満 △:組成物調製直後の粘度に対する10分後の粘度変化
が±10%以上±30%未満 ×:組成物調製直後の粘度に対する10分後の粘度変化
が30%以上
【0042】(3)組成物の乾燥硬化性 改質アスファルト組成物をスレート上に、乾燥塗膜の厚
さが7mmとなるように塗布し、5時間後の塗膜硬さ
を、スプリング式JIS硬度計を用いて測定した。この
値が大きいほど乾燥硬化性が速く、施工作業性が良好で
あることを示す。
【0043】(4)乾燥塗膜の防水・止水性能 耐ふくれ性 改質アスファルト組成物をスレート上に、厚さ1mmと
なるよう塗布したのち、70℃の熱風乾燥機内へ入れ、
耐ふくれ性を下記基準で評価した。耐ふくれ性が良好な
ほど、均質な乾燥塗膜を形成しうることを示す。 ○:ふくれの個数が5個以下 △:ふくれの個数が6〜10個 ×:ふくれの個数が11個以上
【0044】スレート密着性 改質アスファルト組成物をスレート上に、厚さ1mmと
なるよう塗布し、5日間常温乾燥したのち、JIS A
6910に準じ、2mm角100個のゴバン目について
セロハンテープ剥離テストを行い、残存するゴバン目の
個数により、スレート密着性を評価した。この値が大き
い方ほど、下地との密着性が良好であることを示す。
【0045】耐吸水性 改質アスファルト組成物を離型紙上に、厚さ2mmとな
るように塗布し、5日間常温乾燥したのち、この乾燥塗
膜を常温水に24時間浸漬したときの吸水率(%)によ
り、耐吸水性を評価した。
【0046】遮水シート工法の評価 布帛シートとして、ポリエステル製のスパンボンド不織
布を用いた。このポリエステル製のスパンボンド不織布
は、厚さ2mm、目付量;210g/m2 、1巻の長さ
100m、幅2m、引張強さ;タテ60kg、ヨコ50
kg、破断伸度;タテ70%、ヨコ75%である。
【0047】この布帛シートに、上記改質アスファルト
組成物をそれぞれ乾燥厚さ3mmとなるように吹き付け
塗布し、5日間、常温で乾燥したのち、JIS A14
04に準じて、3kg/cm2 の水圧を1時間かけて透
水試験を実施し、透水量(g)を求めた。この値が大き
いほど、透水の量が多く、遮水性が悪いことを示す。
【0048】また、上記布帛シートを、廃棄物処理場掘
削側壁斜面に、反端を200mm重ね合わせて止め具に
より地面に固定し、同時に地表面の凹凸にこのシートを
沿わせて止め具により地面に固定して敷設したのち、上
記改質アスファルト組成物を、ゴムアスファルトエマル
ジョンとポリイソシアネート化合物とをそれぞれ別にポ
ンプで圧送し、スタティックミキサーにより内部混合し
たのち、50mのホースを使用し、一つのノズルを介し
てシート全面に吹き付ける工法により、遮水シートを形
成させ、評価した。
【0049】評価法; 吹き付けノズルの吐出安定性 連続吹き付け作業において、粘度上昇(5,000mP
a・s)、機械的安定性異常などによるノズル詰まり、
吹き付けパターンの乱れがないかどうかを判定した。 ○;30分以上 △;5分以上30分未満 ×;5分未満
【0050】混合20分後の可使時間 吹き付け作業中、スタティックミキサー(混合機)を通
過後、吹き付けノズルのホース内材料の途中停止時間内
で材料粘度が異常に上昇(硬化開始)せず、再開後、吹
き付けが可能な時間を判定した。 ○;20分以上 △;5分以上20分未満 ×;5分未満
【0051】硬化時間(耐降雨性) 施工後、下記時間ごとに、園芸用ジョウロで3リットル
/分/m2 で水を散布し、遮水層の表面状態を観察し
た。 ○;5時間経過後で流出なし △;5時間で流出、12時間経過後流出なし ×;12時間経過後も流出あり 実施例1〜6の評価結果を表3に、比較例1〜10の評
価結果を表4〜5に、それぞれ示す。
【0052】
【表3】
【0053】
【表4】
【0054】
【表5】
【0055】*6)ヘキサメチレンジイソシアネート系
プレポリマー〔日本ポリウレタン工業(株)製〕 *7)トリレンジイソシアネート系ポリマー〔三洋化成
工業(株)製〕 *8)ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート系プレ
ポリマー〔三菱化学(株)製〕
【0056】その結果、本発明に用いられる改質アスフ
ァルト組成物は、粘度安定性、乾燥硬化性および乾燥塗
膜の防水・止水性能のいずれの面でも優れており、この
組成物を用いた遮水シート工法では、吹き付けノズルの
吐出安定性、可使時間、硬化時間および透水性に優れて
いる。
【0057】これに対して、ポリイソシアネート化合物
の使用量が本発明の範囲外(比較例1〜2)では、塗膜
の防水・止水性能が低下し、可使時間、硬化時間のバラ
ンスが悪く、またポリイソシアネート化合物の使用量が
多すぎると(比較例2)、乾燥硬化性はある程度改善さ
れるとしても、組成物の粘度安定性が著しく損なわれ、
吹き付けノズルの吐出安定性が低下する。
【0058】さらに、界面活性剤の使用量が本発明の範
囲外(比較例3〜4)では、組成物の粘度安定性が低下
し、吹き付けノズルの吐出安定性が悪く、しかも界面活
性剤の使用量が少なすぎると(比較例3)、乾燥塗膜の
耐ふくれ性およびスレート密着性も不十分となる。一
方、界面活性剤の使用量が多すぎると(比較例4)、組
成物の乾燥硬化性および乾燥塗膜の耐吸水性が著しく低
下し、かつゴムアスファルトエマルジョンおよび組成物
の粘度が高く塗工適性が悪くなり、耐降雨性も悪くな
る。
【0059】さらに、重合体ラテックスのTgが本発明
の範囲外(比較例5〜6)では、防水・止水性能が低下
し、、また重合体ラテックスのTgが低すぎると(比較
例6)、吹き付けノズルの安定性、可使時間、硬化時間
も悪化する。さらに、ゴムアスファルトエマルジョンの
全固形分が低すぎると(比較例7)、組成物の乾燥硬化
性および乾燥塗膜のスレート密着性が著しく低下し、か
つ乾燥塗膜の耐ふくれ性も不十分となり、硬化時間も悪
化する。
【0060】さらに、重合体ラテックスとアスファルト
との使用割合が本発明の範囲外(比較例8〜9)では、
組成物の粘度安定性と乾燥塗膜の耐ふくれ性およびスレ
ート密着性とが著しく低下する。また、比較例8では、
アスファルトの使用量が少なすぎ、透水量が増大し、吹
き付けノズルの吐出安定性、可使時間、耐降雨性が悪化
する。比較例9では、透水するほか、可使時間、耐降雨
性も悪い。さらに、本発明とは異なり、あらかじめアス
ファルトラテックスを調製したのち、重合体ラテックス
を添加すると(比較例10)、乾燥塗膜の防水・止水性
能が著しく低下し、また透水量が著しく増加し、耐降雨
性も悪い。
【0061】
【発明の効果】本発明によると、界面活性剤を配合した
重合体ラテックス中に、加熱溶融したアスファルトを添
加し、混合して得られるゴムアスファルトエマルジョン
に対して、ポリイソシアネート化合物を配合した改質ア
スファルト組成物を用いることにより、粘度安定性およ
び乾燥硬化性が優れ、塗工適性がよく、かつ短時間で積
層塗布することがが可能となり、その結果、施工作業性
が極めて優れ、しかも防水・止水性能にも著しく優れた
遮水シート工法が提供される。
【0062】また、基布として、布帛シートを採用して
いるので、施工下地に沿わせることが容易で、適正なシ
ート厚みを容易に確保でき、防水・止水材(改質アスフ
ァルト組成物)の浸透性にも優れている。従って、本発
明の遮水シート工法は、特に高度の防水・止水性能が要
求されるコンクリートビルの屋上、産業廃棄物処分場の
法面や底面、地下鉄、トンネルなどの地下構築物の壁面
などにおける防水材、止水材などを含む幅広い用途に極
めて好適に適用することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜口 幸治 三重県四日市市大治田1丁目6番16号 日 本ラテックス加工株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 布帛シートを施工下地に沿わせて敷設
    後、下記改質アスファルト組成物を布帛シート全面に吹
    き付け塗布し遮水層を形成させることを特徴とする遮水
    シート工法。改質アスファルト組成物 (イ)(a)ガラス転移点−80〜+10℃の重合体ラ
    テックス2〜70重量%(固形分換算)に(b)界面活
    性剤0.01〜5重量%を配合したラテックス中に、
    (c)加熱溶融したアスファルト25〜97.99重量
    %〔ただし、(a)+(b)+(c)=100重量%〕
    を添加し混合して得られる、全固形分が60〜90重量
    %のゴムアスファルトエマルジョン100重量部(固形
    分)に対して、(ロ)反応性イソシアネート基を有する
    ポリイソシアネート化合物0.05〜40重量部を配合
    してなる改質アスファルト組成物。
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