JPH0938099A - 超音波切開凝固装置 - Google Patents

超音波切開凝固装置

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JPH0938099A
JPH0938099A JP7195154A JP19515495A JPH0938099A JP H0938099 A JPH0938099 A JP H0938099A JP 7195154 A JP7195154 A JP 7195154A JP 19515495 A JP19515495 A JP 19515495A JP H0938099 A JPH0938099 A JP H0938099A
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JP
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ultrasonic
vibration
fixed blade
treatment
incision
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Application number
JP7195154A
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English (en)
Inventor
Mitsumasa Okada
光正 岡田
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0938099A publication Critical patent/JPH0938099A/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/32Surgical cutting instruments
    • A61B17/320068Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic
    • A61B17/320092Surgical cutting instruments using mechanical vibrations, e.g. ultrasonic with additional movable means for clamping or cutting tissue, e.g. with a pivoting jaw

Abstract

(57)【要約】 【課題】超音波プローブのプローブ形状が単純で、生体
組織の凝固あるいは切開を効率良く行える超音波切開凝
固装置を提供すること。 【解決手段】先端連結具45から突出する固定刃41
は、音響効果が高く、生体適合性のよいチタン材やアル
ミニウム材あるいはこれらの合金を円柱形状に形成した
ものである。この固定刃41の表面には前記可動刃42
との間で挟持する生体組織の接触面積を増大させるため
の表面処理として、固定刃表面にネジ山状の凹凸部41
aを形成している。この凹凸部41aのピッチは、超音
波振動の振幅に比べて小さく設定している。また、この
凹凸部41aの先端部や可動刃41の先端部には生体組
織を傷つけることがないように面取りを施している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は超音波振動を利用し
て切開或いは凝固等の処置を行う超音波切開凝固装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、体腔内に細長の内視鏡を挿入する
ことにより、体腔内臓器などを観察したり、内視鏡観察
下で各種治療処置が行われている。前記内視鏡観察下で
治療処置を行う方法の一つとして生体組織を吸着あるい
は把持し、この吸着あるいは把持している部材に超音波
振動を加えて生体組織を凝固させたりあるいは切除する
などの処置を行うことが知られている。
【0003】例えば、特開昭62−127042号公報
には結石を把持して超音波振動により破砕するようにし
た超音波砕石プローブが示されている。また、特開平1
−232944号公報には生体組織を把持鉗子で把持固
定し、超音波振動するプローブで切開するようにした外
科用手術装置が示されている。さらに、特開平1−23
2945号公報には生体組織を吸着して固定し、超音波
振動するメスにより切開するようにした外科用手術装置
が示されている。又、特開平1−232948号公報に
は切除鉗子に超音波振動を加えることにより生体組織の
切除を効率的に行えるようにした外科用切除鉗子が示さ
れている。また更に、特開平1−232949号公報に
は前記特開平1−232944号公報と同様に把持手段
により生体組織を固定し、超音波振動を加えた可動部材
により生体組織に処置を加えるようした外科用手術装置
が示されている。
【0004】しかし、前述した従来技術では生体組織に
対して切開あるいは凝固のどちらか一方の処置しか行う
ことができないので例えば、生体組織を切開し、必要な
部位を凝固するなどの複合処置を行うことができなかっ
た。この不具合を解決するため、USP5322055
号には図18に示すように超音波切開凝固装置80の先
端部80aに後述するナイフ状の切開部81と略円形状
の凝固面82とを複合させた形状の超音波プローブ83
を形成し、この超音波プローブ83に向かって回動自在
な把持部材84に対して前記切開部81あるいは凝固面
82を、図19に示すように前記超音波プローブ83の
凝固面82と切開部81とを変換させるために片手で操
作部85を把持し、もう一方の手で振動子ユニット86
を回転させて任意位置に対向させ、生体組織を把持して
超音波振動を付加することによって生体組織を凝固した
り切開したりできるようにした超音波外科器具のための
クランプ凝固装置及び切断システムが示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記U
SP5322055号に示された超音波外科器具のため
のクランプ凝固装置及び切断システムでは、術中に凝固
面と切開部とを切り替える際、把持していた生体組織を
一端開放して、超音波プローブを回転させなければなら
ない。このため、生体組織を把持したり開放したりする
操作手段を操作する手と、超音波プローブの回転操作を
行うための手との両手で操作することになり、使い勝手
が非常に悪く、凝固面と切開部とを切り替えた際、同じ
位置に切り替えた切開部あるいは凝固面を対向させるこ
とが難しかった。加えて、切開部と凝固部とを有する場
合、切開部では切れ味が鋭いことから、術者は凝固面だ
けを用いて凝固と切開との両方を行なうことが多く、超
音波振動子で発生した超音波振動によって発生する熱を
効率良く凝固面で使用することが望まれていた。
【0006】また、超音波プローブは、一般的に破壊歪
みや破壊強度に対して高く保つ必要があることからヤン
グ率が低く生体適合性のある材料としてチタン材が用い
られている。しかし、チタン材は加工が難しく高価であ
るため、プローブの形状が複雑であると超音波プローブ
が高価になるという不具合があった。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、超音波プローブのプローブ形状が単純で、生体組
織の凝固あるいは切開を効率良く行える超音波切開凝固
装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の超音波切開凝固
装置は、超音波振動を発生する超音波振動子を内蔵した
操作部と、前記超音波振動子に接続され、超音波振動を
生体組織に対して処置を行う処置部を構成する固定部材
へ伝達する振動伝達部材と、前記処置部の固定部材に対
峙し、この固定部材との間で生態組織の把持及び開放を
行なう前記処置部を構成する把持部材と、この把持部材
に操作部からの把持及び開放の動作指示を伝達する操作
部材と、前記操作部材及び振動伝達部材を覆う保護部材
とを有する超音波切開凝固装置であって、前記把持部材
が対峙する前記振動伝達部材によって超音波振動子から
の超音波振動が伝達される固定部材の表面に、生体組織
との接触面積を増大させる表面処理を施している。
【0009】この構成によれば、把持部材を動作させ、
この把持部材と固定部材とで生体組織を把持した際、前
記固定部材の表面に施した表面処理によって、超音波振
動が伝達される固定部材の生体組織に対する接触面積が
増大して効率良く凝固あるいは切開が行える。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。図1ないし図13は本発明の一実
施形態に係り、図1は超音波切開凝固装置の概略構成を
示す斜視図、図2はシースを操作部から取り外した状態
の超音波切開凝固装置を示す斜視図、図3は操作部から
振動伝達棒及びローターを取り外した状態の超音波切開
凝固装置を示す斜視図、図4は操作部とローターとの係
止状態の1例を説明する図、図5は操作部とローターと
の別の係止状態を説明する図、図6は操作部とローター
との他の係止状態を説明する図、図7は処置部を構成す
る固定刃表面の表面処理の1例を説明する図、図8は処
置部を構成する固定刃表面の別の表面処理を説明する
図、図9は処置部を構成する固定刃の別の形状を説明す
る図、図10は連結部材と振動伝達棒とを説明する図、
図11は連結部材と操作棒とを説明する図、図12は固
定刃と、振動伝達棒と、ホーンとを示す説明図、図13
は振動子ユニットと操作部を構成する振動子カバーとの
関係を示す説明図である。
【0011】図1に示すように超音波切開凝固装置1
は、超音波振動を発生する超音波振動子を内蔵した振動
子ユニット2が配設され、固定ハンドル31及び可動操
作ハンドル32を有する操作部3と、この操作部3に配
設された前記振動子ユニット2で発生する超音波振動で
生体組織に対して処置を行う超音波振動が伝達される固
定部材である固定刃41及びこの固定刃41に対峙して
前記固定刃41との間で生態組織の把持及び開放を行な
う把持部材である可動刃42を有する処置部4と、この
処置部4の固定刃41に前記振動子ユニット2の振動を
伝達する後述する振動伝達部材及び前記可動操作ハンド
ル32による把持あるいは開放の動作を前記可動刃42
に伝達する後述する操作部材とを覆う保護部材であるシ
ース11とで構成されている。
【0012】前記操作部3の固定ハンドル31は、超音
波ユニット2を内蔵する管状で窓部33aを側面部に形
成した振動子カバー33に一体的に形成されている。一
方、前記可動操作ハンドル32は、ハンドル支点ピン3
4を介して前記振動子カバー33に回動自在に軸着され
ている。この可動操作ハンドル32には前記振動子カバ
ー内に挿入される後述するローターを、振動子カバー内
に着脱自在に係止する係止爪35aを設けた係止体35
が、振動子カバー33の窓部33aから望まれる中心軸
方向に向かって回動自在に形成されている。
【0013】前記シース11の操作部側端部には回転ノ
ブ12が一体的に固着されている。この回転ノブ12
は、前記処置部4を構成する可動刃42を、前記固定刃
41の中心軸に対して回動操作するためのものである。
なお、符号13は高周波処置用の電源が接続される電極
プラグである。
【0014】図2に示すようにシース11は、操作部3
を構成する振動子カバー33から着脱自在に構成されて
おり、この振動子カバー33からシース11を取り外す
ことにより、前記固定刃41に前記振動子ユニット2の
振動を伝達する振動伝達部材である振動伝達棒43及び
可動操作ハンドル32からの把持あるいは開放の動作指
示を可動刃42に伝達する操作部材である操作棒44と
が現れる。このシース11には略小判型断面形状の透孔
11aが形成されており、この透孔11aには前記振動
伝達棒43及び操作棒44がシース11に接触するのを
防止する保持手段である先端連結具45及び複数の連結
具46,46が配設されるようになっている。前記振動
伝達棒43及び操作棒44は、前記先端連結具45及び
複数の連結具46に形成されている後述する透孔を挿通
しており、これら先端連結具45及び複数の連結具46
の外形形状は前記シース11に形成した透孔11aの断
面形状と略同形状に形成されている。このため、前記こ
れら先端連結具45及び複数の連結具46,46は、前
記小判型断面形状の直線部が回り止めとなって、透孔1
1aに一体的に配設されるので、シース11の回転に対
応して先端連結具45及び複数の連結具46も一体とな
って同方向に回転する。
【0015】前記可動刃42は、先端連結具45にピン
47によって回動自在に軸着されており、この可動刃4
2に操作棒44の先端部が連結され、この操作棒44の
後端部は前記振動子カバー33の内孔33bに挿通され
て前記可動操作ハンドル32に係止されている後述する
ローターに接続している。このため、前記可動操作ハン
ドル32を固定ハンドル側に操作することによって操作
棒44が後退して前記可動刃42が固定刃側に移動する
ようになっている。
【0016】また、前記先端連結具45より突出してい
る固定刃41と前記振動伝達棒43の先端部及びこの振
動伝達棒43の後端部と振動子ユニット2の先端側に位
置するホーン21の先端部とは螺合接続によって着脱自
在な構成になっている。
【0017】図3に示すように前記固定刃41が連結さ
れている振動伝達棒43と、前記可動刃42が連結され
ている操作棒44とは前記操作部3から着脱自在になっ
ている。
【0018】前記振動伝達棒43は、この振動伝達棒4
3の後端部と振動ユニット2の先端側に位置するホーン
21の先端部とが螺合接続されているため、この螺合接
続を外すことによって操作部3から容易に取り外ずせる
ようになっている。また、前記振動伝達棒43を操作部
3に設けたホーン21に取り付ける際には螺合接続によ
って容易に接続される。
【0019】一方、前記操作棒44の後端部は、ロータ
ー48に接続されており、このローター48が操作部3
から着脱自在な構成になっている。前記ローター48
は、ホーン21が挿通する透孔48aが形成された管状
部材であり、中央部には前記振動子カバー33の内孔3
3bに摺接する凸出部48bが形成され、この凸出部4
8bには前記可動操作ハンドル32に形成した係止体3
5に設けられている係止爪35aが係入する溝部48c
が形成されている。
【0020】このため、図4に示すように振動子カバー
33の内孔33bに挿入されているロータ48の溝部4
8cに係入されている前記可動操作ハンドル32の係止
体35に設けられている係止爪35aを外すことによっ
て、振動子カバー33の内孔33bに挿入されているロ
ータ48を容易に取り外ずせるようになっている。
【0021】前記ローター48を操作部3に設けた振動
子カバー33に接続する際はまず、操作棒44の後端部
が接続されているローター48の凸出部48bを振動子
カバー33の透孔33bに合わせて挿入していく。次
に、図4に示すように前記凸出部48bに形成されてい
る溝部48cを振動子カバー33の窓33aに対向させ
る。次いで、前記可動操作ハンドル32に設けた回動自
在な係止体35を回動させ、この係止体35に設けた係
止爪35aを溝部48cに係入する。このことによっ
て、前記ローター48が操作部3を構成する振動子カバ
ー33の内孔33bの長手方向及び周方向に対して摺動
自在に係止される。
【0022】このとき、前記ローター48の先端部には
回転止として凸部48dが設けてある。この凸部48d
は、組立状態時、前記回転ノブ12の手元側に位置する
係合部12aの図示しない内周面に形成されている係合
溝に係入するようになっており、前記ロータ48の凸部
48dと回転ノブ12とを一体的に係合することによっ
てこの回転ノブ12の回動動作に対応してローター48
が回動動作するようになっている。
【0023】なお、前記ローター48を、振動子カバー
33の内孔33bの長手方向及び周方向に摺動自在に係
止する接続方法としては、図5に示すように振動子カバ
ー33の上面に形成した窓部33aに前記ローター48
の溝部48cを対向させ、この溝部48cに上下方向に
移動自在な係止棒36を下方に移動させることにより、
係止棒36を溝部48cに係入するようにしてもよい。
さらに、図6に示すように可動操作ハンドル32に係止
爪35aと係止用孔37a及び着脱用孔37bとを設
け、前記ハンドル支点ピン34が可動操作ハンドル32
の着脱用孔37bに挿通している状態から可動操作ハン
ドル32の係止用孔37aに挿通している状態に移動さ
せて、係止爪35aを溝部48cに係入するなど様々な
形態が考えられる。
【0024】図7に示すように前記先端連結具45から
突出する固定刃41は、音響効果が高く、生体適合性の
よいチタン材やアルミニウム材あるいはこれらの合金を
円柱形状に形成したものであり、この固定刃41の表面
には前記可動刃42との間で挟持する生体組織の接触面
積を増大させるため、表面処理として固定刃表面にネジ
山状の凹凸部41aを形成している。この凹凸部41a
のピッチを、超音波振動の振幅に比べて小さく設定する
ことにより、可動刃42の振動による組織との間の摩擦
係数を増大させ、凝固効率をさらに上げることもでき
る。また、この凹凸部41aの先端部や可動刃41の先
端部には生体組織を傷つけることがないように面取りが
施されている。
【0025】なお、前記固定刃41の表面に形成する生
体組織の接触面積を増大させるための表面処理は、上述
のネジ山状の凹凸部41aに限定されるものではなく、
図8(A)に示すような梨地面41bにした表面処理
や、図8(B)に示すような円周状に細溝41cを複数
設ける表面処理であってもよい。この細溝41cを設け
るときにも細溝先端部には面取りが施されており、生体
組織を傷つけることがない。
【0026】また、前記円柱形状であった固定刃41
に、図9に示すようなテーパー面41dを形成すること
によって超音波振動を上げるようにしてもよい。このと
き、前記固定刃41に形成する表面処理部を可動刃42
に対向する面側だけに施している。
【0027】図10(A)及び図11に示すように前記
振動伝達棒43及び操作棒44は、それぞれ先端連結具
45及び複数の連結具46,46より着脱自在な構成に
なっている。前記先端連結具45には前記可動刃42及
び操作棒44を配設するための溝45aと、前記固定刃
41及び振動伝達棒43とを配設するための透孔45b
及び着脱用のスリット45cとが形成されている。ま
た、前記連結具46には前記操作棒44を配設するため
の細孔46a及び着脱用のスリット46bと、前記振動
伝達棒43を配設するための透孔46c及び着脱用のス
リット46dとが形成されている。前記振動伝達棒43
及び操作棒44が着脱自在に配設される先端連結具45
及び連結具46は、テフロンなど摺動性の高いフッ素樹
脂材料で形成されている。
【0028】図10(B)に示すように前記先端連結具
45及び連結具46は、前記振動伝達棒43の所定の位
置に形成した溝部43a,43bに配設されるようにな
っている。図10(C)に示すように前記振動伝達棒4
3の溝部43a,43bは、超音波振動子から発生する
振動の影響を受けることがないよう、振動波の節に当た
る部分に設けられている。一方、この振動伝達棒43と
固定刃41及びホーン21とを螺合接続するための螺合
部は、振動による応力の集中しない振動波の腹に当たる
部分に設けられている。
【0029】図12(A)(B)に示すように前記振動
伝達棒43の両端部には雄ねじ43c,43dが形成さ
れており、この雄ねじ43c,43dを固定刃41に形
成してある雌ねじ(不図示)及びホーン21に形成して
ある雌ねじ(不図示)に螺合して、超音波振動子で発生
する振動をホーン21及び振動伝達棒43を介して固定
刃41に伝達するようになっている。
【0030】これら超音波振動子で発生した振動を伝達
する部材としては、音響効果が高く、生体適合性のよい
チタン材やアルミニウム材あるいはこれらの合金が用い
られるが、前記チタン材は破壊歪みや破壊強度に強く、
生体適合性がよいことから部材としては最適であるが加
工が難しいうえに高価である。一方、アルミニウム材
は、加工性が比較的良く、安価であるが、強度的及び振
動によって発生する熱に対して弱いといった問題があ
る。
【0031】このため、使い捨てで使用する場合には前
記ホーン21,振動伝達棒43,固定刃41をアルミニ
ウム部材で形成するようにしてもよいが、切開あるいは
凝固など、処置を優先する場合には少なくとも固定刃4
1をチタン材で製作することが望ましかった。また、超
音波切開凝固装置1を分解・組み立てが可能な構造にす
る場合には強度が高く、耐久性の良いチタン材で形成す
ることが望ましいが高価になってしまう。
【0032】そこで、本実施例では処置部である固定刃
41と、超音波振動子で発生した超音波振動を振動伝達
棒43に供給するホーン21とを耐久性のあるチタン材
で形成し、前記ホーン21と固定刃41とを連結する中
継部材である振動伝達棒43を安価な アルミニウム部
材で形成している。
【0033】なお、図12(C)に示すように前記振動
伝達棒43の両端部に雌ねじ43e,43fを形成した
ものであってもよい。このとき、前記固定刃41に前記
振動伝達棒43の雌ねじ43eに対応する雄ねじ41a
を形成する一方、前記ホーン21には前記振動伝達棒4
3の雌ねじ43fに対応する雄ねじ21aを形成する。
【0034】また、図13(A)に示すように振動子ユ
ニット2は、振動子カバー33の透孔33bに配設され
るようになっている。このとき、前記振動子ユニット2
が前記透孔33bの所定位置に安定的に配置されるよう
に前記透孔内には位置決め部33cが設けられ、振動子
ユニット2のフランジ部22には位置決め用切り欠き部
22が形成されている。そして、前記振動子カバー33
の透孔33bに挿入された振動子ユニット2は、Oリン
グなどのパッキン23を介して固定体24で所定位置に
安定的に固定される。
【0035】さらに、図13(B)に示すように振動子
カバー33に固定ハンドル及び可動操作ハンドルを一体
的した操作ハンドル33cを設けるようにしてもよい。
【0036】上述のように構成されている超音波切開凝
固装置1を腹腔内に挿通して処置を行なうとして説明す
る。まず、処置すべく生体組織を固定刃41と可動刃4
2との間に把持するために、前記超音波切開凝固装置1
の操作部3に配設されている可動操作ハンドル32を固
定ハンドル側に操作する。すると、この可動操作ハンド
ル32に形成されている係止爪35aによって振動子カ
バー33の透孔内に係止されているローター48が透孔
内を後退して、このローター48に接続されている操作
棒44が同様に後退していき、前記可動刃42が固定刃
側に移動して生体組織を固定刃41と可動刃42との間
に把持する。
【0037】次に、この状態で、超音波振動子駆動電源
により振動子ユニット2の図示しない超音波振動子を駆
動させて超音波を発生させる。この振動子ユニット2で
発生した超音波振動は、ホーン21,振動伝達棒43を
介して固定刃41に伝達される。この固定刃41に超音
波振動が伝達されると、固定刃41が振動し、この振動
が固定刃41に表面処理して形成したネジ山状の凹凸部
41aから把持されている生体組織に伝達され、摩擦熱
が発生して生体組織を凝固する。また、生体組織に超音
波振動を与えると共に、可動操作ハンドル32をさらに
固定ハンドル側に操作して生体組織を把持する把持力量
を増加させていくことにより、可動刃42が固定刃41
に近づけていくことにより、生体組織から出血させるこ
となく切開を完了する。
【0038】次いで、新たな処置すべく生体組織のある
場所に処置部4を移動させる。このとき、操作部3と処
置部4との位置関係が前回処置したときの位置関係と代
わってしまうので、作業性を改善するために回転ノブ1
2を回動操作する。すると、この回転ノブ12が固着さ
れているシース11が前記振動子カバー33の透孔内に
係止されているローター48と共に回転する。このシー
ス11が回転をすることにより、このシース11の透孔
11aに配設されている先端連結具45及び連結具46
が固定刃41及び振動伝達棒43の中心軸に対して回転
する。そして、可動刃42が所望の位置に移動したとこ
ろで回転ノブ12の回動を停止させ、固定刃41と可動
刃42との間に、処置すべく生体組織を把持するため、
前述のように超音波切開凝固装置1の操作部3に配設さ
れている可動操作ハンドル32を固定ハンドル側に操作
して生体組織を把持して処置を行なう。
【0039】このように、処置部を構成する固定刃を丸
棒状に形成し、この丸棒状の表面に生体組織との接触面
積を増大させるための表面処理を施したことにより、超
音波振動子から固定刃に伝達された超音波振動によって
生体組織に効率良く摩擦熱が発生して凝固あるいは切開
などの処置をスムーズに行なうことができる。
【0040】また、振動伝達棒及び操作棒が配設される
先端連結具及び複数の連結具の外形に回り止めを設けた
ことにより、これら先端連結具及び連結具がシースの内
孔に一体的に配設されると共に、回転ノブにローターが
一体的に配設されるので、回転ノブの操作によるシース
の回転に対応して先端連結具及び複数の連結具及びロー
ターを同方向に回転させて、固定刃の中心軸に対する可
動刃の位置を所望の位置に回転させることができる。こ
のことにより、超音波振動子が配設されている操作部を
一切回動させることなく、操作部と処置部との位置関係
を改善することができるので、術者の作業性が大幅に向
上するばかりでなく、操作部から延出するコードを絡ま
らなくなる。
【0041】ところで、図14に示すように可動刃42
aを上述のように操作棒44を用いずにシース15を進
退させて固定刃41との間で構成される把持部4の把持
及び開放の動作を行なうときには図15に示すように把
持部4を形成して超音波切開凝固装置1A構成すること
によって上述の実施形態と同様の作用効果を得られる。
【0042】すなわち、図15に示すように把持部4を
構成する際まず、可動刃42aを先端連結具45にピン
47で回動自在に軸着する。このとき、前記可動刃42
aを開放側に付勢するねじりコイルバネ49を配設す
る。次に、これら可動刃42a,ねじりコイルバネ49
が配設された先端連結具45に設けられている透孔45
bを振動伝達棒43の溝部43aに配設して把持部4を
構成する。
【0043】そして、この把持部4をシース15の透孔
15aに挿通していく。このとき、このシース15の先
端部に形成されている前記先端連結具45を、シース1
5に一体的に配置させるための回り止めである嵌合溝1
5bに前記先端連結具45を嵌入して超音波切開凝固装
置1Aを構成する。このことにより、前記超音波切開凝
固装置1Aはシース15を進退させることによって固定
刃41と可動刃42との間で把持及び開放の動作を行な
うことができる。さらに、図16に示すようにシース1
5を回転させることによって、このシース15の回転に
対応して先端連結具45が同方向に回転して、固定刃4
1の中心軸に対する可動刃42aの位置を所望の位置に
することのできる。
【0044】なお、図17に示すように前記シース15
をさらに保護チューブ16などで覆うときには、保護チ
ューブ16とシース15とが一体的に回転するように図
に示すような凹部と凸部とからなる回り止め17を設け
ることによって、保護チューブ16の回転に対応してシ
ース15及び先端連結具45が同方向に回転させて、固
定刃41の中心軸に対する可動刃42aの位置を所望の
位置に移動させるようにしてもよい。
【0045】次に、本実施形態の分解及び組立方法につ
いて述べる。まず、組立られた状態の図1に示す超音波
切開凝固装置1から図2に示すようシース11を取り外
す。これにより、シース11が別体になり、このシース
11の内孔11aに配設されていた先端連結具45と複
数の連結具46に取り付けられている振動伝達棒43,
操作棒44及び処置部4が現れる。
【0046】次に、振動伝達棒43とホーン21との螺
合部を緩めて解除する一方、操作部3に係止されている
ローター48を取り外す。このとき、操作部3の振動子
カバー33に軸着されている可動操作ハンドル32に形
成されている係止体35を手前側に移動させて、係止爪
35aを前記振動子カバー内に挿通しているローター4
8の溝部48cから外ずして、図3に示すようにロータ
ー48を引き抜く。これにより、操作部3が別体にな
る。
【0047】続いて、図10(A)及び図11に示すよ
うに先端連結具45と複数の連結具46とから振動伝達
棒43,操作棒44を取り外す。
【0048】その後、振動伝達棒43と固定刃41との
螺合を解除することにより、固定刃41が振動伝達棒4
3から取り外ずされ、また、先端連結具45のピン47
を引き抜くことにより、可動刃42を先端連結具45か
ら取り外せる。
【0049】これらの一連の動作により超音波切開凝固
装置1は、各部が十分に洗浄及び滅菌可能な状態となる
が、必要に応じて操作部3を構成する可動操作ハンドル
32の取り外し、振動子ユニット2の取り外しを行なう
ことができる。
【0050】そして、このように分解した各部材を洗浄
び滅菌等を行い、洗浄び滅菌等が終了して再度組立する
場合には前述の分解の逆の順番で組立を行えば超音波切
開凝固装置1の組立が行える。この様に分解及び組立が
出来る構造にしてあるので、分解により各部を手間をか
けないで十分或いは確実に洗浄及び滅菌が可能であると
共に、万一、一部の部材が破損した場合等にはその破損
した部品のみを交換出来き、経済的に継続して使用でき
る様になっている。
【0051】また、処置部である固定刃と、超音波振動
子で発生した超音波振動を振動伝達棒に供給するホーン
とを耐久性のあるチタン材で形成し、前記ホーンと固定
刃とを連結する中継部材である振動伝達棒を安価なアル
ミニウム部材で形成したことにより、切開あるいは凝固
などの処置性能を低下させることなく、超音波振動子か
らの超音波振動を固定刃に伝達することが可能な超音波
切開凝固装置を安価に提供することができる。
【0052】さらに、振動伝達棒の先端部に螺合接続さ
れる固定刃を処置に適した形状或いはサイズ、表面処理
のものに交換することによって、効率良く処置を行うこ
とができる。
【0053】[付記] 1.超音波振動を発生する超音波振動子を内蔵した操作
部と、前記超音波振動子に接続され、超音波振動を生体
組織に対して処置を行う処置部を構成する固定部材へ伝
達する振動伝達部材と、前記処置部の固定部材に対峙
し、この固定部材との間で生態組織の把持及び開放を行
なう前記処置部を構成する把持部材と、この把持部材に
操作部からの把持及び開放の動作指示を伝達する操作部
材と、前記操作部材及び振動伝達部材を覆う保護部材と
を有する超音波切開凝固装置において、前記把持部材が
対峙する前記振動伝達部材によって超音波振動子からの
超音波振動が伝達される固定部材の表面に、生体組織と
の接触面積を増大させる表面処理を施した超音波切開凝
固装置。
【0054】(2)前記固定部材の表面処理がネジ山状
の凹凸部である付記1記載の超音波切開凝固装置。
【0055】(3)前記固定部材の表面処理が梨地面で
ある付記1記載の超音波切開凝固装置。
【0056】(4)前記固定部材の表面処理が円周状に
設けた複数の細溝である付記1記載の超音波切開凝固装
置。
【0057】(5)超音波振動子の超音波振動を処置部
の固定部材に伝達する振動伝達部材が、ホーンと振動伝
達棒とで構成される付記1記載の超音波切開凝固装置。
【0058】(6)前記ホーン及び固定部材をチタン材
あるいはチタン合金で形成し、振動伝達棒をアルミニウ
ムで形成した付記1記載の超音波切開凝固装置。
【0059】(7)前記振動伝達棒に連結されるホーン
及び固定部材が、この振動伝達棒に着脱自在である付記
6記載の超音波切開凝固装置。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、超
音波プローブのプローブ形状が単純で、生体組織の凝固
あるいは切開を効率良く行える超音波切開凝固装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1ないし図13は本発明の一実施形態に係
り、図1は超音波切開凝固装置の概略構成を示す斜視図
【図2】シースを操作部から取り外した状態の超音波切
開凝固装置を示す斜視図
【図3】操作部から振動伝達棒及びローターを取り外し
た状態の超音波切開凝固装置を示す斜視図
【図4】操作部とローターとの係止状態の1例を説明す
る図
【図5】操作部とローターとの別の係止状態を説明する
【図6】操作部とローターとの他の係止状態を説明する
【図7】処置部を構成する固定刃表面の表面処理の1例
を説明する図
【図8】処置部を構成する固定刃表面の別の表面処理を
説明する図
【図9】処置部を構成する固定刃の別の形状を説明する
【図10】連結部材と振動伝達棒とを説明する図
【図11】連結部材と操作棒とを説明する図
【図12】固定刃と、振動伝達棒と、ホーンとを示す説
明図
【図13】振動子ユニットと操作部を構成する振動子カ
バーとの関係を示す説明図
【図14】図14ないし図17は本発明の超音波切開凝
固装置の変形例に係り図14は超音波切開凝固装置の概
略構成を示す断面図
【図15】超音波切開凝固装置の処置部の構成を説明す
る図
【図16】固定刃に対する可動刃及びシースの回転関係
を説明する図
【図17】固定刃に対する可動刃及びシース及び保護チ
ューブの回転関係を説明する図
【図18】図18及び図19は従来例に係り、図18は
超音波切開凝固装置の概略構成を示す説明図
【図19】超音波切開凝固装置の先端部分の構成を説明
する拡大図
【符号の説明】
4…処置部 41…固定刃(固定部材) 41a…ネジ山状の凹凸部(表面処理)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 超音波振動を発生する超音波振動子を内
    蔵した操作部と、前記超音波振動子に接続され、超音波
    振動を生体組織に対して処置を行う処置部を構成する固
    定部材へ伝達する振動伝達部材と、前記処置部の固定部
    材に対峙し、この固定部材との間で生態組織の把持及び
    開放を行なう前記処置部を構成する把持部材と、この把
    持部材に操作部からの把持及び開放の動作指示を伝達す
    る操作部材と、前記操作部材及び振動伝達部材を覆う保
    護部材とを有する超音波切開凝固装置において、 前記把持部材が対峙する前記振動伝達部材によって超音
    波振動子からの超音波振動が伝達される固定部材の表面
    に、生体組織との接触面積を増大させる表面処理を施し
    たことを特徴とする超音波切開凝固装置。
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