JPH0937672A - 飛び逃げ防止のノミ捕りぐし - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノミ捕りぐしで捕られたノミが飛び逃げする
のを防ぐ課題に関するものである。 【解決手段】 ノミ捕りぐしで捕られたノミが，飛び逃
げしないために，くし歯の基部（８）をカバー（５）で
おおい，捕獲空間（７）に追い込んで殺す。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】イヌ・ネコなど毛を有するホ
乳動物の体表に寄生するノミを捕るくしに関するもので
ある。

【０００２】

【従来の技術】従来のノミ捕りぐしには，くしにかかっ
たノミの飛び逃げを防ぐ装置のついたものはなかった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】ノミ捕りぐしにかかっ
たノミが飛び逃げをして，捕獲の目的を完全にはたせな
い課題を解決するためのものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】熊手形のくし台（２）
に，くし歯（１）をつけ，くし台の根部（３）はくし柄
（４）に挿入できる形にし，抜け出ないための溝（６）
をつける。

【０００５】くし柄（４）の上面先端にカバー（５）を
つけ，くし台（２）との間に捕獲空間（７）をつくる。

【０００６】カバー（５）の先端とくし歯の基部（８）
との間には，ノミを捕獲空間にすき落とすための約１．
５ｍｍのすき間をつくる。

【０００７】捕獲空間の両側は，蓋・スポンジ・綿等で
栓をする。

【０００８】

【発明の実施の形態】カバー（５）のついている側を上
面にして，従来のノミ捕りぐしと同じように毛をすく。

【０００９】

【実施例】実施例として，次の２様がある。 従来通りのくし扱いでノミを捕獲し，捕獲空間内のノ
ミをくしを湯の中に入れることによって殺す。 捕獲空間に殺虫剤のついた綿状物を入れ，従来通りの
くし扱いでノミを捕獲し，装てんした殺虫剤で殺す。

【００１０】

【発明の効果】本発明の飛び逃げ防止のノミ捕りぐしを
用いると，捕れたノミが捕獲空間に捕獲されて飛び逃げ
ができず，捕獲の目的を十分に達成することを得る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の飛び逃げ防止のノミ捕りぐしを上面よ
り見た斜視図である。

【図２】本発明の飛び逃げ防止のノミ捕りぐしの断面図
である。

【図３】本発明の飛び逃げ防止のノミ捕りぐしのくし部
を上面より見た斜視図である。

【図４】本発明の飛び逃げ防止のノミ捕りぐしのくし柄
を下面より見た斜視図である。

【符号の説明】

１ くし歯 ２ くし台 ３ くし台の根部 ４ くし柄 ５ カバー ６ 溝 ７ 捕獲空間 ８ くし歯の基部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 ノミ捕りぐしのくし歯の基部（８）を，
   飛び逃げ防止のカバー（５）でおおい，更にその下に捕
   獲空間（７）をつけた飛び逃げ防止のノミ捕りぐし。