JPH0937668A - 搾乳設備 - Google Patents

搾乳設備

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Publication number
JPH0937668A
JPH0937668A JP7191350A JP19135095A JPH0937668A JP H0937668 A JPH0937668 A JP H0937668A JP 7191350 A JP7191350 A JP 7191350A JP 19135095 A JP19135095 A JP 19135095A JP H0937668 A JPH0937668 A JP H0937668A
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JP
Japan
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filter
opening
mounting
filter body
milk
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JP7191350A
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Inventor
Yoshiaki Goto
義昭 後藤
Kenichi Ogawa
健一 小川
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送乳路への濾過体の装着の自動化を行って、
労力の軽減を図る。 【解決手段】 搾乳手段にて搾乳された乳汁を貯留手段
に送る送乳路3に、乳汁を濾過する濾過体7が着脱自在
に設けられた搾乳設備において、送乳路3における濾過
体装着部8に対して濾過体7を自動装着する装着手段9
と、濾過体装着指令に基づいて装着手段9を作動させる
制御手段が設けられている。又、濾過体装着部8におけ
る濾過体装着用の開口部8aを開閉自在な蓋体22が設
けられ、装着手段9が、蓋体22を閉じる閉じ作動及び
開く開き作動を実行する蓋体開閉手段25と、濾過体7
を開口部8aから濾過体装着部8内に挿入する挿入手段
27から構成され、制御手段は、濾過体装着指令に基づ
いて、蓋体開閉手段25に開き作動を実行させ、続い
て、挿入手段27を作動させ、続いて、蓋体開閉手段2
5に閉じ作動を実行させるように構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搾乳手段にて搾乳
された乳汁を貯留手段に送る送乳路に、乳汁を濾過する
濾過体が着脱自在に設けられた搾乳設備に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる搾乳設備において、従来、送乳路
への濾過体の装着は、作業者が手作業にて行っていた。
例えば、搾乳手段を乳牛の乳房に装着して搾乳する搾乳
作業を開始する前に、送乳路に殺菌用流体を通流させて
送乳路の殺菌を行う必要があるが、その場合に、送乳路
に濾過体が装着されていると殺菌用流体が濾過体を通過
して好ましくないので、殺菌は送乳路から濾過体を取り
外した状態で行う必要がある。従って、殺菌が終了して
搾乳作業を開始する前に、作業者が手動にて濾過体を送
乳路に装着していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、濾過体
の装着作業が煩わしく改善が望まれていた。特に、送乳
路に殺菌用流体を通流させて送乳路の殺菌を行う殺菌手
段は、自動化されている場合があり、その場合、自動的
に殺菌された後の濾過体の装着作業は、煩わしいもので
あった。本発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、送乳路への濾過体の装着の自動化を
行って、労力の軽減を図ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の構成に
よれば、濾過体装着指令が発せられると、装着手段によ
り、濾過体が送乳路の濾過体装着部に自動装着される。
従って、送乳路への濾過体の装着が自動的に行われるの
で、作業者の労力の軽減を図ることができるようになっ
た。
【0005】請求項2に記載の構成によれば、濾過体装
着指令が発せられると、蓋体開閉手段により蓋体が開か
れ、続いて、挿入手段により濾過体が開口部から濾過体
装着部内に挿入されて装着され、続いて、蓋体開閉手段
により蓋体が閉じられる。従って、濾過体装着部の濾過
体装着用の開口部が蓋体によって閉じられて封止される
ので、濾過体の装着の自動化を図りながらも、濾過体装
着部から乳汁が漏洩するといった不具合を確実に防止す
ることができる。
【0006】請求項3に記載の構成によれば、挿入手段
が、上向きの開口部の上方にて濾過体を支持する状態を
解除すると、濾過体は開口部から濾過体装着部内に落下
して装着される。従って、挿入手段は、単に、濾過体を
落下しないように支持する状態を解除するだけの極めて
簡単な構成にて実施することができるので、本発明を実
施するためのコストを低減することができるようになっ
た。
【0007】請求項4に記載の構成によれば、殺菌開始
指令が発せられると、殺菌手段により、設定時間の間、
殺菌用流体が送乳路に通流されて、送乳路の殺菌が自動
的に行われる。そして、殺菌手段の作動が停止すると、
それに基づいて、濾過体装着指令が発せられたことにな
り、装着手段により、濾過体が送乳路の濾過体装着部に
自動装着される。従って、送乳路の殺菌、及び、それに
引き続く送乳路への濾過体の装着が自動的に行われるの
で、作業者の労力の更に軽減することができるようにな
った。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。図1に示すように、搾乳設備
は、乳牛の乳房から搾乳する搾乳手段としての自動搾乳
装置1、その自動搾乳装置1にて搾乳された乳汁を貯留
手段としてのミルクタンク2に送る送乳路3、水に塩素
を溶解させた殺菌液を自動搾乳装置1のティートカップ
11から入れて送乳路3を通流させてティートカップ1
1からミルクタンク2までの乳汁通流経路の殺菌を行う
殺菌手段としての洗浄殺菌装置4、搾乳設備の各種制御
を司る制御装置C、その制御装置Cに対して各種指令を
送る操作盤Pを設けて構成してある。
【0009】送乳路3には、流動方向の上流側から下流
側に向けて、バッファタンク5、そのバッファタンク5
に溜まっている乳汁をミルクタンク2に送るポンプ6、
乳汁を濾過する濾過体としてのフィルタ7を着脱自在に
装着する濾過体装着部としてのフィルタ装着部8を介装
してある。送乳路3の上流側部分をバッファタンク5の
気相部に接続し、下流側部分をバッファタンク5の液相
部に接続してある。又、バッファタンク5の気相部に対
して吸引作用する吸引装置10を設けてある。又、フィ
ルタ装着部8に対してフィルタ7を自動装着する装着手
段としてのフィルタ装着装置9を設けてある。又、濾過
体装着指令に基づいてフォルタ装着装置9を作動させる
制御手段を、制御装置Cを利用して構成してある。
【0010】自動搾乳装置1は、詳細な説明は省略する
が、4個のティートカップ11を備えていて、4個のテ
ィートカップ11を移動操作して、ティートカップ11
夫々を乳牛の各乳房に自動的に装着したり、乳房から自
動的に離脱させたりするように構成してある。そして、
ティートカップ11を乳牛の乳房に装着した状態で、吸
引装置10を作動させると、乳牛の乳房から乳汁が搾乳
され、搾乳された乳汁が送乳路3を通流してバッファタ
ンク5に流入し、バッファタンク5に溜まる。ポンプ6
を作動させると、バッファタンク5に溜まっている乳汁
が送乳路3を通流して、フィルタ装着部8に装着されて
いるフィルタ7を通過して濾過された後、ミルクタンク
2に流入してミルクタンク2に溜まる。
【0011】次に、洗浄殺菌装置4について説明を加え
る。自動搾乳装置1は、待機状態においては、4個のテ
ィートカップ11を、夫々の乳房への装着用開口部を上
向きにした状態で、待機位置に位置させている。洗浄殺
菌装置4には、待機位置に位置する4個のティートカッ
プ11の装着用開口部の配置形態に合わせた状態で4個
のノズル12を取り付けたヘッダ13を、ティートカッ
プ11の上方に位置させた状態でノズル装着用シリンダ
14に連結してある。そして、ノズル装着用シリンダ1
4を作動させることにより、4個のノズル12を、4個
のティートカップ11の装着用開口部に各別に挿入した
り、ティートカップ11の装着用開口部から抜いたりす
るように構成してある。
【0012】又、ヘッダ13には、ポンプ15を介装し
た液流路16と空気流路17を接続してある。液流路1
6は二つの分岐流路に分岐させてあり、一方の分岐流路
については、洗浄液槽18に接続するとともに開閉弁V
1を介装し、他方の分岐流路については、殺菌液槽19
に接続するとともに開閉弁V2を介装してある。又、空
気流路17については、コンプレッサ等の空気供給源2
0に接続するとともに開閉弁V3を介装してある。洗浄
液槽18には、水や温水等の洗浄液を貯留し、殺菌液槽
19には殺菌液を貯留する。
【0013】つまり、前記乳汁通流経路を殺菌するとき
は、ノズル装着用シリンダ14を伸長作動させてノズル
12をティートカップ11の装着用開口部に挿入した状
態で、開閉弁V2を開いて(他の弁V1,V3は閉じ状
態である)、ポンプ15及びポンプ6を作動させる。す
ると、殺菌液がノズル12からティートカップ11内に
噴出して送乳路3を通流し、前記乳汁通流経路が殺菌さ
れる。前記乳汁通流経路を洗浄するときは、開閉弁V1
を開いて(他の弁V2,V3は閉じ状態である)、ポン
プ15及びポンプ6を作動させる。すると、洗浄液が前
記乳汁通流経路を通流して前記乳汁通流経路が洗浄され
る。又、前記乳汁通流経路の殺菌後、及び、洗浄後に
は、開閉弁V3を開いて(他の弁V1,V2は閉じ状態
である)、圧搾空気を前記乳汁通流経路を通流させて乾
燥させる。
【0014】次に、図1ないし図4に基づいて、フィル
タ装着部8について説明を加える。但し、図2の(イ)
は、フィルタ7が開口部8aの上方にて支持されている
状態を示し、図2の(ロ)は、フィルタ7がフィルタ装
着部8内に装着されている状態を示す。フィルタ装着部
8は円筒状に形成してあり、その円筒状のフィルタ装着
部8を軸心を上下方向に向けた状態で、支持体21に支
持させて設けてある。送乳路3の上流側部分を、フィル
タ装着部8の下端の開口部に連通接続し、送乳路3の下
流側部分をフィルタ装着部8の筒壁部の上端部に連通接
続し、上端の開口部8aを上向きに開口させてある。
【0015】蓋体22をフィルタ装着部8の上端部に取
り付けた連結体23に対して、横軸芯P1を介して枢支
してあり、蓋体22を横軸芯P1周りに揺動させて、フ
ィルタ装着部8の開口部8aを開閉するように構成して
ある。蓋体22には、開口部8aに入り込ませる筒状突
起部22aを設けてあり、その筒状突起部22aには複
数の通流孔22bを形成してある。又、蓋体22にて開
口部8aを閉じたときに、蓋体22と開口部8aとに接
触してそれらの間を封止する環状の封止部材29を、筒
状突起部22aに外嵌した状態で設けてある。
【0016】フィルタ7について、説明を加える。フィ
ルタ7は、一端部が開口し、他端部が閉塞し、開口端部
に鍔部を備えた円筒状に形成してある。
【0017】フィルタ装着装置9について説明を加え
る。フィルタ装着装置9は、蓋体22に対して横軸芯P
2を介して枢支したリンク24に連結した蓋体開閉用シ
リンダ25と、支持体21に下向きに取り付けたガイド
棒26に差し込んだフィルタ7の下端部をロッドにて受
け止めることにより、フィルタ7をフィルタ装着部8の
開口部8aの上方にて支持するフィルタ挿入用シリンダ
27とから構成してある。
【0018】つまり、蓋体開閉用シリンダ25を伸長作
動させることにより、蓋体22を開く開き作動を実行
し、蓋体開閉用シリンダ25を収縮作動させることによ
り、蓋体22を閉じる閉じ作動を実行するように構成し
てある。又、フィルタ挿入用シリンダ27を伸長作動さ
せた状態で、フィルタ7を開口部8aの上方にて支持
し、フィルタ挿入用シリンダ27を収縮作動させること
により、フィルタ7を開口部8aの上方にて支持する状
態を解除して、フィルタ7を開口部8aからフィルタ装
着部8内に落下させて装着するように構成してある。フ
ィルタ7は、図3に示すように、その鍔部がフィルタ装
着部8の内周部の段部と、蓋体22の筒状突起部22a
とに挟持された状態で、フィルタ装着部8内に支持され
るように構成してある。そして、送乳路3を通流してき
てフィルタ装着部8の下端の開口部からフィルタ装着部
8に流入した乳汁は、フィルタ7を外側から内側へ通過
する際に濾過された後、筒状突起部22aの通流孔22
bを通過して送乳路3に流入する。
【0019】蓋体開閉用シリンダ25は、蓋体22を閉
じる閉じ作動及び開く開き作動を実行する蓋体開閉手段
に相当し、フィルタ挿入用シリンダ27は、フィルタ7
を開口部8aからフィルタ装着部8内に挿入する挿入手
段に相当する。
【0020】又、図中の28はピンチバルブであり、そ
のピンチバルブ28にて、フィルタ装着部8の上端部と
の接続部近傍において、送乳路3を挟み込んで送乳路3
を閉塞するように構成してある。
【0021】図1に示すように、操作盤Pには、搾乳開
始時点(開始時刻、あるいは、現時刻から開始時刻まで
の時間間隔)を設定可能なタイマー式起動スイッチ3
0、洗浄開始スイッチ31、蓋体開閉スイッチ32、フ
ィルタ取り付けスイッチ33等を設けてある。制御装置
Cに、操作盤Pを接続して、各スイッチから指令が送ら
れるように構成してある。又、制御装置Cに、自動搾乳
装置1、ポンプ6,15、吸引装置10、開閉弁V1,
V2,V3、シリンダ14,25,27、ピンチバルブ
28を接続して、制御装置Cにより、夫々の作動を制御
するように構成してある。
【0022】以下、上述のように構成した搾乳設備によ
り搾乳作業を行う手順を、制御装置Cの制御作動ととも
に説明する。先ず、所定の搾乳作業が終了すると、以下
のように、次回の搾乳作業の準備作業を行う。準備作業
を行う時点では、フィルタ挿入用シリンダ27は収縮状
態にあるので、新しいフィルタ7をガイド棒26に差し
込んだ後、フィルタ取り付けスイッチ33を操作する
と、収縮状態にあったフィルタ挿入用シリンダ27が伸
長作動して、フィルタ7の下端部が挿入用シリンダ27
のロッドにて受け止められて、開口部8aの上方にて支
持される。続いて、タイマー式起動スイッチ30によ
り、次の搾乳作業の開始時点を設定する。
【0023】設定された開始時点に達すると、タイマー
式起動スイッチ30は、搾乳開始指令(請求項4に記載
の殺菌開始指令に相当する)を発する。搾乳開始指令に
基づいて、制御装置Cは、以下のような制御作動を実行
する。ノズル装着用シリンダ14を伸長作動させた後、
開閉弁V2を開いて(他の弁V1,V3は閉じ状態にす
る)、ポンプ15及びポンプ6を設定殺菌時間の間作動
させる。続いて、設定乾燥時間の間、開閉弁V3を開く
(他の弁V1,V2は閉じ状態にする)。従って、ティ
ートカップ11や送乳路3等の前記乳汁通流経路が殺菌
された後、乾燥される。続いて、ノズル装着用シリンダ
14を収縮作動させる。従って、ノズル12がティート
カップ11の装着用開口部から離脱する。
【0024】前記設定殺菌時間及び前記設定乾燥時間が
経過することに基づいて、所定の殺菌制御が終了して、
洗浄殺菌装置4を停止させることとなり、その時点で、
濾過体装着指令が発せられたことになる。この濾過体装
着指令に基づいて、ピンチバルブ28に閉じ作動を実行
させ、続いて、蓋体開閉用シリンダ25を伸長作動させ
て蓋体22を開く開き作動を実行し(図2の(イ)に示
す状態となる)、続いて、フィルタ挿入用シリンダ27
を収縮作動させ、続いて、蓋体開閉用シリンダ25を収
縮作動させて蓋体22を閉じる閉じ作動を実行し、続い
て、ピンチバルブ28に開き作動を実行させる。従っ
て、図3の(ロ)に示すように、フィルタ7がフィルタ
装着部8内に自動的に装着される。
【0025】続いて、自動搾乳装置1を、ティートカッ
プ11を乳牛の乳房に装着するように作動させた後、吸
引装置10及びポンプ6を作動させる。従って、4個の
ティートカップ11が乳牛の乳房に自動的に装着され
て、搾乳される。一頭の乳牛に対する搾乳が終了する
と、自動搾乳装置1を、ティートカップ11を乳牛の乳
房から離脱させた後、待機位置に戻すように制御する。
上述の自動搾乳装置1、吸引装置10及びポンプ6の作
動制御は、搾乳位置に順次入ってくる乳牛に対して実行
される。
【0026】そして、所定の乳牛に対する搾乳が終了す
ると、作業者は、蓋体開閉スイッチ32を開き側に操作
する。蓋体開閉スイッチ32の開き側への操作に基づい
て、制御装置Cは、ピンチバルブ28に閉じ作動を実行
させた後、蓋体開閉用シリンダ25に開き作動を実行さ
せる。そして、作業者は、フィルタ装着部8内に装着さ
れているフィルタ7を開口部8aから取り出す。その
際、ピンチバルブ28により送乳路3が閉塞されている
ので、送乳路3内の乳汁がフィルタ装着部8内に流入す
ることがない。続いて、作業者は、蓋体開閉スイッチ3
2を閉じ側へ操作する。蓋体開閉スイッチ32の閉じ側
への操作に基づいて、制御装置Cは、蓋体開閉用シリン
ダ25に閉じ作動を実行させた後、ピンチバルブ28に
開き作動を実行させる。
【0027】続いて、作業者は洗浄開始スイッチ31を
操作する。洗浄開始スイッチ31からの洗浄開始指令に
基づいて、制御装置Cは、ノズル装着用シリンダ14を
伸長作動させた後、開閉弁V1を開いて(他の弁V2,
V3は閉じ状態にする)、ポンプ15及びポンプ6を設
定洗浄時間の間作動させる。続いて、前記設定乾燥時間
の間、開閉弁V3を開く(他の弁V1,V2は閉じ状態
にする)。従って、ティートカップ11や送乳路3等の
前記乳汁通流経路が洗浄された後、乾燥される。続い
て、ノズル装着用シリンダ14を収縮作動させる。従っ
て、ノズル12がティートカップ11の装着用開口部か
ら離脱する。
【0028】以上で、所定の搾乳作業が終了したことに
なり、作業者は、上述のように、次回の搾乳作業の準備
作業を行う。
【0029】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 上記の発明の実施の形態では、前記設定殺菌時
間及び前記設定乾燥時間が経過することに基づいて、制
御装置Cが自動的に濾過体装着指令を受けるように構成
する場合について例示したが、これに代えて、制御装置
Cに対して濾過体装着指令を発するための手動式のスイ
ッチを設けて、人為的に濾過体装着指令を発するように
構成してもよい。この場合は、洗浄殺菌装置4を省略し
てもよい。
【0030】(ロ) 上記の発明の実施の形態におい
て、設定殺菌時間が経過したのちに実行される乾燥制御
(即ち、設定乾燥時間の間、開閉弁V3を開く(他の弁
V1,V2は閉じ状態にする)制御)を省略し、設定殺
菌時間が経過することに基づいて、制御装置Cが自動的
に濾過体装着指令を受けるように構成してもよい。
【0031】(ハ) フィルタ挿入用シリンダ27とし
てロータリー式を適用し、ロッドの揺動によってフォル
タ7を開口部8aの上方にて支持する状態を解除するよ
うに構成してもよい。
【0032】(ニ) 上記の発明の実施の形態では、挿
入手段の具体構成としてフィルタ挿入用シリンダ27を
適用する場合について例示したが、挿入手段の具体構成
は種々変更可能である。例えば、フィルタ7を把持する
状態と把持を解除する状態とに切り換え自在なように構
成し、把持を解除することにより、フィルタ7を開口部
8aの上方にて支持する状態を解除するように構成して
もよい。
【0033】(ホ) フィルタ装着部8の開口部8aを
開閉する蓋体22を、閉じ側に付勢された状態で設けて
もよい。この場合は、挿入手段は、フィルタ7を挿入す
る際に、フィルタ7にて蓋体22をその付勢力に抗して
押し開いて、フィルタ装着部8内に装着するように構成
する。従って、上記の発明の実施の形態において設けた
蓋体開閉用シリンダ25を省略することができる。但
し、蓋体22の開閉するための構成、及び、乳汁の漏洩
防止のための構成が複雑になる。
【0034】(ヘ) フィルタ装着部8の開口部8aの
向きは、上記の発明の実施の形態において例示した上向
きの他に、種々変更可能である。例えば、横向きにして
もよい。この場合は、挿入手段は、シリンダにてフィル
タ7を開口部8aからフィルタ装着部8内に押し込んで
装着するように構成する。
【0035】(ト) フィルタ7及びフィルタ装着部8
の形状は、フィルタ7がフィルタ装着部8に装着できる
ように互いに形状を合わせた状態で、種々変更可能であ
る。
【0036】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】搾乳設備の全体構成を示すブロック図
【図2】搾乳設備のフィルタ装着部を示す側面図
【図3】搾乳設備のフィルタ装着部の要部の縦断側面図
【図4】搾乳設備のフィルタ装着部の平面図
【符号の説明】
1 搾乳手段 2 貯留手段 3 送乳路 4 殺菌手段 7 濾過体 8 濾過体装着部 8a 開口部 9 装着手段 22 蓋体 25 蓋体開閉手段 27 挿入手段 C 制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搾乳手段(1)にて搾乳された乳汁を貯
    留手段(2)に送る送乳路(3)に、乳汁を濾過する濾
    過体(7)が着脱自在に設けられた搾乳設備であって、 前記送乳路(3)における濾過体装着部(8)に対して
    前記濾過体(7)を自動装着する装着手段(9)と、 濾過体装着指令に基づいて前記装着手段(9)を作動さ
    せる制御手段(C)が設けられている搾乳設備。
  2. 【請求項2】 前記濾過体装着部(8)における濾過体
    装着用の開口部(8a)を開閉自在な蓋体(22)が設
    けられ、 前記装着手段(9)が、前記蓋体(22)を閉じる閉じ
    作動及び開く開き作動を実行する蓋体開閉手段(25)
    と、前記濾過体(7)を前記開口部(8a)から前記濾
    過体装着部(8)内に挿入する挿入手段(27)から構
    成され、 前記制御手段(C)は、前記濾過体装着指令に基づい
    て、前記蓋体開閉手段(25)に前記開き作動を実行さ
    せ、続いて、前記挿入手段(27)を作動させ、続い
    て、前記蓋体開閉手段(25)に前記閉じ作動を実行さ
    せるように構成されている請求項1記載の搾乳設備。
  3. 【請求項3】 前記開口部(8a)が上向きであり、 前記挿入手段(27)が、前記濾過体(7)を前記開口
    部(8a)の上方にて支持する状態を解除することによ
    り、前記濾過体(7)を前記濾過体装着部(8)内に落
    下させて挿入するように構成されている請求項2記載の
    搾乳設備。
  4. 【請求項4】 殺菌開始指令に基づいて、設定時間の
    間、殺菌用流体を前記送乳路(3)に通流させて前記送
    乳路(3)の殺菌を行う殺菌手段(4)が設けられ、 前記制御手段(C)が、前記殺菌手段(4)の作動停止
    に基づいて、前記濾過体装着指令を受けるように構成さ
    れている請求項1、2、又は3記載の搾乳設備。
JP7191350A 1995-07-27 1995-07-27 搾乳設備 Pending JPH0937668A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101969466B1 (ko) 2018-06-29 2019-04-16 한양이엔지 주식회사 케미컬 공급 설비의 필터 교체 장치
KR20190070229A (ko) * 2018-03-27 2019-06-20 (주)에스티아이 케미컬 필터 자동교체장치
KR102011438B1 (ko) 2018-06-29 2019-08-16 한양이엔지 주식회사 케미컬 공급 설비용 대차
KR102013374B1 (ko) 2018-04-06 2019-08-22 한양이엔지 주식회사 케미컬 공급 설비의 필터 자동 교체 시스템

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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