JP2002518029A - 洗浄手段を備えた搾乳装置 - Google Patents

洗浄手段を備えた搾乳装置

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JP2002518029A JP2000555487A JP2000555487A JP2002518029A JP 2002518029 A JP2002518029 A JP 2002518029A JP 2000555487 A JP2000555487 A JP 2000555487A JP 2000555487 A JP2000555487 A JP 2000555487A JP 2002518029 A JP2002518029 A JP 2002518029A
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teat cup
tube
teat
closing
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ベルホルト、 ヨハネス、 セオドロス ディートリッヒ、
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リーベルジョ ベスローテン フェンノートシャップ
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    • A01JMANUFACTURE OF DAIRY PRODUCTS
    • A01J7/00Accessories for milking machines or devices
    • A01J7/04Accessories for milking machines or devices for treatment of udders or teats, e.g. for cleaning

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  • Dairy Products (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 ティートカップと、該ティートカップの下端部に連結されて、該ティートカップから、ティートカップからの乳の収集容器まで延びる乳管とを各々が備えているいくつかの乳吸出し機を有し、各乳吸出し機には、ティートカップ、特に該ティートカップ内に存在している乳頭に対する、殺菌剤などの、洗浄媒体の供給源が設けられ、該供給源は、出口の場所において乳吸出し機内、特に乳管内に突き出ている管を有し、各乳吸出し機には前記出口を通じて洗浄媒体を放出する時に、出口の近くまたは下流側、好ましくはそのレベルで、乳吸出し機を閉じる手段が設けられている、乳牛を空気の作用で搾乳する装置。閉じる手段は乳管へのティートカップの遷移部の近くに配置されることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、洗浄手段、特に、搾乳装置が接続される乳頭を洗浄/殺菌するため
の洗浄手段を備えた搾乳装置に関する。さらに、本発明は搾乳の後に乳房を洗浄
する方法に関する。
【0002】 ドイツ特許出願26 22 794からそのような装置および方法が知られて
いる。この文書は、一端に開かれているライニングを備え、他端が搾乳する乳牛
からの牛乳のための共通集乳室までの乳管に連結されており、変化する負圧の源
への連結具と、ティートカップの壁内に配置されて洗浄液を供給するための管の
流出開口部とを各々が有するティートカップを各々が備えている4個の吸出し機
のシステムを有する、乳牛を空気の作用で搾乳し、その後で乳牛の乳房の乳頭を
洗浄または殺菌する搾乳装置を示している。
【0003】 この公知の装置を使用する時は、用いられる方法は、ティートカップを乳牛の
乳頭の周囲にまず置き、その後、変化する負圧で搾乳することである。乳牛の搾
乳を終わった後で、乳牛の乳頭がまだティートカップの中にある間に、ある量の
洗浄液がポンプによってティートカップ内に噴出させられる。この液体は乳頭お
よびティートカップ内部を殺菌するが、その後でティートカップ内の乳残滓と一
緒にティートカップの内壁に付着する。そうするとその液体は、ティートカップ
が乳頭から外される前でも、その内壁を通じて戻ったり、または乳頭から後戻り
して、ついには乳管内に部分的に戻ることになる。その結果、乳牛の乳残滓がテ
ィートカップおよび乳管内に残るばかりでなく、汚れが乳牛から他の乳牛へうつ
ることになる。さらに、次の乳牛を搾乳する際に、乳管内に残った洗浄液が、乳
管が接続されている中央の乳貯蔵タンク内に入ることになり、したがって、出荷
される牛乳に混じることになる。
【0004】 本発明の目的はそれを防止する装置および方法を提供することである。
【0005】 1つの態様から、このために本発明は、ティートカップと、該ティートカップ
の下端部に連結されて、該ティートカップから、ティートカップの乳の収集容器
まで延びる乳管とを各々が備えているいくつかの乳吸出し機を有し、各乳吸出し
機には、ティートカップ、特に該ティートカップ内に存在している乳頭に対する
、殺菌剤などの、洗浄媒体の供給源が設けられ、該供給源は、出口の場所におい
て乳吸出し機内、特に乳管内に突き出ている管を有し、各乳吸出し機には出口を
通じて洗浄媒体を放出する時に、出口の近くまたは下流側、好ましくはそのレベ
ルで、乳吸出し機を閉じる手段が設けられている、乳牛を空気の作用で搾乳する
装置を提供するものである。
【0006】 したがって、洗浄媒体を放出する時、および前記問題が存在する時は、洗浄媒
体の放出中に前記媒体が乳管内に、したがって、収集容器内に付着することがあ
ることが防止される。
【0007】 洗浄媒体の供給管の出口をティートカップ内に設けることができるが、乳管内
に設けることが好ましく、かつティートカップの下端部にできるだけ近く設ける
ことが好ましい。乳管のうち、洗浄媒体が付着する可能性のある部分ができる限
り短いように、閉じ手段は乳管までのティートカップの遷移部の近くに配置され
ることが好ましい。洗浄媒体がティートカップ内に入るために洗浄媒体が取らな
ければならない経路はできるだけ短くすることもできる。
【0008】 供給管内に乳が入ることを防止するように、閉じる手段は作動させられていな
い位置にある時に供給管を閉じることが好ましい。乳が付着する塞ぎ点が供給管
内に存在しないように、閉じる手段は作動させられていない位置にある時に供給
管の出口を閉じることが好ましい。
【0009】 閉じる手段は、出口を閉じる搾乳位置と、乳吸出し機を閉じる洗浄位置との間
を往復できる閉じ本体を備えることが好ましい。したがって、(洗浄媒体のため
の)1つの通路と、(乳収集容器までの)他の通路が単一の本体により交互に閉
じられ/開かれる。
【0010】 閉じ本体は乳吸出し機内の洗浄媒体をティートカップの向きに導く面を有する
ことが好ましく、供給管は乳頭へ向かう向きの成分を持って出ることが好ましい
。このようにして、閉じ本体は追加の機能を実行する。それらの面は、供給管へ
落下して戻る洗浄媒体の案内において協働することもできる。
【0011】 乳頭の洗浄と、できれば乳頭からの切り離しの後で乳収集容器が開くようにな
ることを促進するために、洗浄位置にある閉じ本体を搾乳位置へ向けて偏倚する
手段がさらに設けられる。
【0012】 閉じ本体は、一端に固定されている弾性的に可撓性で、曲げにより搾乳位置か
ら洗浄位置へ動かすことができる帯状物質を有している。弾性的に可撓性である
帯状物質は、ティートカップと乳管の残りの部分との間の結合具内などの、出口
の近くまたは下流側で、乳吸出し機内に、特に乳管内に取り付けられることが好
ましい。
【0013】 洗浄位置にある閉じ本体の支持部材を封止するシートを乳吸出し機内に配置す
ることが好ましく、このシートは閉じ本体の曲がっているラインに従った湾曲し
たコースを有することが好ましい。したがって、閉じ本体は洗浄位置へ向かって
、または洗浄位置から自由にまたは押されて(下記参照)、動くことができるが
、洗浄位置において最適な封止を行う 部品の数を制限したままにでき、さらに、牛乳が残されたままになることがあ
る割れ目や穴を避けることができるように、シートは乳吸出し機の壁内、特に乳
管内に形成されることが好ましい。
【0014】 閉じ本体の簡単で長期間確実に動作する閉じ本体の実施態様は、帯状物質が金
属、特に板ばねで作られているものである。
【0015】 本発明の装置は、閉じ本体の作動手段と、洗浄媒体の放出に応じて作動手段を
制御する制御手段とがさらに備えていることが好ましい。
【0016】 本発明の装置の別の発展態様によれば、作動手段は、閉じる手段を洗浄位置、
すなわち閉じ位置に置く動作位置と休止位置との間を動くことができる作動部材
を備えている。このようにして、乳管を閉じておくことが望まれる時間だけ、閉
じ手段は乳管をあるやり方で閉じることができることが促進される。
【0017】 作動部材は、動作位置にある時に、閉じ手段を、好ましくは戻し力に抗して、
閉じ位置へ押すように収容されるのが好ましい。したがって、閉じる手段は、閉
じ位置に置かれることが望まれる時間だけ、積極的なやり方で閉じ位置に保持さ
れたままになる。その後、乳管内の通路を自動的に開けるために戻し力を利用で
きる。
【0018】 作動部材は閉じ手段に押圧接触することが好ましく、そうすることによって構
成を簡単にすることが可能になる。そのような構成は、たとえば、作動手段が押
し部材を備え、閉じる手段が、少なくとも休止位置にある時に作動部材へ向かっ
て偏倚させられる閉じ本体を備えているものである。
【0019】 作動部材と供給管の出口が乳吸出し機の同じ側に配置されている場合には構造
上一層簡単になる。
【0020】 この発展形態では、制御手段が、閉じ手段の作動手段を作動させると同時に、
またはその少し後に、供給管を加圧する手段を作動させるように構成されている
ので有利である。供給管の動作と、洗浄媒体の放出は、閉じる手段の作動手段を
作動させた少し後で供給管を加圧する手段を作動させるように制御手段が構成さ
れている場合に、最も確実に行われる。
【0021】 閉じる手段は供給管内の圧力上昇によって作動させられるように構成すること
もできる。
【0022】 上記作動手段の発展形態では、供給管と閉じる手段のために最適な作動手段を
常に構成できるように、作動手段が、供給管とは別個の作動管、たとえば、空気
管、を備えることが好ましい。
【0023】 本発明の装置のさらに別の発展形態においては、作動手段は、作動管、たとえ
ば、空気管を備え、この作動管は供給管に一致し、両方の作動のために同じ圧力
源を使用できる。したがって、閉じる手段は例えば、供給管内の圧力上昇の結果
として作動させられるように設計できる。
【0024】 したがって、洗浄媒体を放出し、したがって、前記問題が存在する場合には、
前記放出に関連する圧力上昇によって直接制御されるやり方で、洗浄媒体を放出
している間に前記媒体が乳管内に、およびそれとともに乳収集容器内に堆積する
ことが阻止される。
【0025】 本発明はさらに本発明のいくつかの装置の組立体と、乳収集容器に接続されて
いる中央乳貯蔵器に関するものである。
【0026】 他の態様から、本発明は、乳収集容器と、乳吸出し機のシステムとを有し、各
乳吸出し機はティートカップと、該ティートカップと乳収集容器の間を延びてい
る乳管とを有する、乳牛を空気の作用で搾乳する装置によって乳牛が搾乳された
後で、搾乳が終了した直後で、前記ティートカップが前記乳頭から外される前に
、前記供給管の出口の近くまたは下流側で、前記乳吸出し機、特に乳管が閉じら
れるのと同時に、または閉じられてからすぐに、ある量の洗浄液を前記供給管と
前記乳吸出し機の流出開口部を経てティートカップ内に入れる、乳牛の乳房の乳
頭の洗浄および/または殺菌を行う方法を提供するものである。
【0027】 乳吸出し機はその後で出口の位置で閉じられることが好ましい ティートカップが乳頭から外され、ティートカップが自由になるまで乳吸出し
機が出口の下流側で閉じられたままであるように、気体流が洗浄液をティートカ
ップ内にまず吹き込み、それに続いてティートカップ内の内容物を外部へ吹き出
すような長さである、ある長さの時間中、洗浄液には、空気などの、加圧された
担体気体が与えられることが好ましい。ティートカップの方向に逆圧力波を発生
させ、それとともに洗浄媒体の送り戻しが生じさせる圧縮吹出し中に、洗浄媒体
が乳吸出し機、特に乳管内に入ることが、それが閉じられることによって、すな
わち圧力がティートカップに加えられている限り、阻止される。切り離した後で
は洗浄媒体が流れ戻るおそれはもはやない。
【0028】 気体流が流れ続けているある時間の終りは、ティートカップが乳頭から完全に
外された後でティートカップが半回転させられる時と多少とも同じであることが
好ましく、約5秒間であることが好ましい。
【0029】 洗浄液または殺菌液のある量は5ないし7ccであることが好ましい。
【0030】 乳吸出し機の閉じは、気体流によって、または別個の作動手段によって乳吸出
し機を洗浄位置に押しやられる閉じ本体によって行なわれることが好ましい。閉
じ部材は気体流が存在しない時に出口を閉じることが好ましい。
【0031】 他の態様から、本願の目的は、乳牛の乳房の乳頭を良く洗浄し、乳残滓と、入
れられた洗浄液とが乳管内に付着できないように、乳残滓と入れられた洗浄液と
をできるだけ除去する方法を提供するものであるる そのために、本出願は、各々が乳管に接続されているティートカップからなる
システムを有し、洗浄液が管と流入開口部とを経てティートカップ内に入れられ
る、空気の作用によって搾乳する装置によって乳牛が搾乳された後に、乳牛の乳
房の乳頭の洗浄および/または殺菌を行う方法であり、搾乳が終わった直後で、
前記ティートカップが乳頭から外される前に、ある手段によって流出開口部を経
てある量の洗浄液を入れることを有し、前記流出開口部はティートカップ内の液
体の流入開口部に一致し、前記手段は、ある時間中に前記流出開口部を経て圧力
下で前記ティートカップ内に吹き出される、すなわち噴出される、空気流などの
、気体流からなり、前記時間は、該気体流が洗浄液を前記ティートカップ内にま
ず吹き込んで、その内の空間を加圧し、好ましくはその後に、前記ティートカッ
プ内の内容物を外部に吹き飛ばすような長さであり、それによりティートカップ
が自由になることを促す、乳牛の乳房の乳頭の洗浄および/または殺菌を行う方
法を供給するものである。
【0032】 この方法によれば、洗浄液は乳頭とティートカップの間の空間に広がり、ティ
ートカップが外されるまでこの空間をある圧力下に保ち、その結果ティートカッ
プを乳頭から容易に外すことができる。空気流は、搾乳の後ティートカップに残
ったままの乳残滓を、余剰の洗浄液とともに外部へ吹き飛ばすと思われる。
【0033】 洗浄液をティートカップの対称軸の対向にねらいを定めて噴出させることが好
ましい。このようにして、まず乳頭が乳残滓から洗浄され、その後で、洗浄液が
混じっているそれらの乳残滓がティートカップの内部壁を通じて外部へ吹き飛ば
される。
【0034】 本発明の別の発展形態では、本願は、洗浄液が乳牛の乳頭端部に付着すること
ことを最適に達成する装置を提供するものである。そのために、本願は、一端に
開放ライニングを備え、かつ他端が乳管に接続されているティートカップからな
るシステムを有し、各カップは変化する負圧の源への連結具を有し、殺菌液など
の洗浄媒体を、該洗浄液を供給するための管の流出開口部である流入開口部を経
て前記ティートカップ内に入れることができ、前記洗浄媒体の流出開口部はチュ
ーブ形の部材を備えており、その部材の中心線は前記ティートカップの対称軸に
多少とも平行であり、またその流出開口部は、使用中に前記ティートカップ内に
存在する乳牛の乳頭の端部の方に向けられている、乳牛を空気の作用で搾乳する
装置を提供するものである。
【0035】 それらの手段によって、乳牛の乳頭にその液体がまず吹き付けられ、その結果
、乳房の下端部にいぜんとして引っ掛かっている乳残滓が吹き飛ばされ、その後
で、乳房の外部とティートカップの壁とに沿う上向きの空気流でティートカップ
の開かれている上側へ吹き飛ばされ、その後で、乳頭から外された後のティート
カップの空間から外側へ吹き飛ばされる。このようにして、搾乳作業が終わった
時には、ティートカップの内側全体と乳牛の乳頭が良好に洗浄および殺菌され、
全ての乳残滓はティートカップから効率的に除去される。乳頭が吹き付け洗浄さ
れる時にティートカップの内側に付着している乳残滓と、搾乳時にそこに残され
ていた乳残滓はティートカップから除去できるので、搾乳された乳牛が感染して
いたとしても、次に搾乳される乳牛が汚染されるおそれはない。
【0036】 本発明の装置は、洗浄液の供給のための供給管がティートカップまでの遷移部
の近くで各乳管の壁内に配置され、チューブ形部材のチューブ形部が乳管の壁に
沿ってティートカップの対称軸に平行に延びるように構成されていることが好ま
しい。本出願人のヨーロッパ特許EP0 543 463から、搾乳に続いてテ
ィートカップの内側を洗浄する手段を備え、この手段が、おのおのが一端部に開
かれているライニングを有し、かつ他端部が乳管に連結されているようなティー
トカップのシステムを備え、各ティートカップは、変化する負圧の源に連結され
る連結具を有し、洗浄液を供給するための管の流出開口部が、各乳管の壁の、テ
ィートカップまでの遷移部に近い所に配置されている、乳牛を空気の作用で搾乳
する装置自体が知られている。しかし液体の流れはティートカップの壁へ向けら
れている。
【0037】 この部材は、供給管の流出開口部に連結され、乳管の内側に主としてぴったり
接するようにして押し付けられ、閉じ弁が供給管の流出開口部内に配置されてい
る管であることが好ましい。この実施態様は、本出願人のヨーロッパ特許EP0
543 463で示されている公知のやり方で、まず、供給管で、供給管と一
直線状に配置されていて、流出開口部に隣接しているパイプがすでに設けられて
いる前記供給管に乳管の壁内の閉じ弁を設け、その後で心棒によってパイプを乳
管の壁にぴったり押し付けることによって、容易かつ簡単に用いることができる
。パイプは少しはね戻るので、パイプは所望の位置を正確に占め、気体および洗
浄液の流出は、乳牛の乳頭がティートカップ内にある時にその乳頭の端部に正確
に向けられる。
【0038】 閉じ弁は供給管の流出か部内に配置することが好ましく、その結果洗浄液の供
給管内に乳が入ることができなくなり、さらに洗浄液が、ある圧力下でないとし
ても、供給管から流れ出ることはできない。
【0039】 好適な実施態様に従って、第1の閉じ弁が、乳管の第1の分岐内に収容されて
いる連結具内に配置される。このようにして、洗浄液の供給管は乳管から分離さ
れ、供給管は、たとえば、保守または修理のために、乳管と容易に接続したり乳
頭から容易に切り離しをすることができる。
【0040】 連結具を有する分岐は、ティートカップと乳管との間に接続することができる
結合具の一部であるのが好ましい。このようにして、乳管内でティートカップの
下に置くことができ、かつ洗浄液の供給管を連結できる別の部品が設けられる。
このようにして、乳管はモジュール式になっており、たとえば、閉じ弁が良く機
能しない場合に、結合具を容易に交換できる。乳牛の機械搾乳のために既存の装
置に本発明の装置を組み込むことも可能である。
【0041】 本発明は上記結合具にも関するものである。
【0042】 以下、本発明を図面をいくつかの実施形態を基にして参照して説明する。
【0043】 図1は、乳房2と4つの乳頭3を有している、後脚だけが示されている乳牛1
を示す。乳牛1の乳房2の乳頭3の周囲に本発明の装置4が配置されている。
【0044】 乳牛を空気の作用で搾乳する装置4は、ここでは4つの乳吸出し機を有してい
る。各乳吸出し機はティートカップ5と乳管6を備えている。乳管6は牛乳を乳
収集容器7に供給する。その容器から牛乳は共通吐出管25を通じて中央貯蔵器
へ送られる。各ティートカップ5は管8を介して変化する負圧の源に接続されて
いる。この負圧源により搾乳が行われる。乳管6までのティートカップ5の遷移
部の近くで乳管6には管11を通じて供給される、ヨウ素などの、洗浄液のマニ
ホルド10に接続されている供給管9が設けられている。空気の作用で洗浄液を
ティートカップ内に吹き込むために、管12を通じて空気が圧力下でマニホルド
10に供給される。
【0045】 図2Aにおいて、結合具14がティートカップ5の下端部に留められており、
この結合具は乳管6の上端部を形成しており、乳管6のうち残りのホース形の部
分は結合具14の下端部に留められている。結合具14は、横断面が長方形であ
って、2つの向き合う内面に、弁座を構成する湾曲した段22が備えられている
垂直な通路24を形成している。図で見て、結合具14内の通路24の左内面に
板ばね21が置かれており、この板ばねは部分21bの場所で前記内面に、拘束
に匹敵するやり方で、固定配置されているが、残りの部分は、弁座22に接触す
るまで、右へ向かって自由に曲げることができる。図3Aと図3Bに示されてい
る板ばね121についての説明も参照されたい。
【0046】 板ばね121の通路24とは反対側に面している側には、結合具14が2つの
ブロック30と31で形成されており、ブロック30にはヨウ素などの洗浄液の
供給管9が連結されており、この供給管は前に図1について述べたマニホルド1
0などの洗浄液用マニホルドまで延長できる。あるいは、図3Aと図3Bに示さ
れているように、圧縮空気源に連結されている各供給管9に一定の使用量の洗浄
液を供給するための固有の管を連結できる。ブロック30では、出口17で終端
し、板ばね21によりふさがれている貫通穴40が形成されている。貫通穴40
の内部には弁19aを有する一方向弁19が配置されている。供給管9が、ここ
では特に示されていない圧力源と制御手段によって、加圧される場合には、弁1
9aは弁座から出口17まで動き、その結果、洗浄液を含んでいる圧縮空気がそ
れを通ることができる。
【0047】 ブロック30と一体形成されているブロック31にもねじ溝38が切られてい
る貫通穴41が設けられている。ねじ溝38には、外部にねじ溝37が切られ、
出口17に向かう側は穴43が設けられているプレート42により塞がれ、他の
側には圧縮空気リード34のための連結ニップル33が備えられているブッシン
グ32がねじ込まれている。ブッシング32の中にはピストンピン35が入れら
れ、そのピストンピンの周囲に圧縮ばね36が配置されている。その圧縮ばねの
一方の側はプレート42に接触し、他方の側は、特に示していないピストンピン
と一体になっているピストンに接触している。図示されていない制御手段が図示
されていない圧縮空気源を作動させ、管34が加圧されると、図示されていない
ピストンがブッシング32内を右へ動き、その結果ピストンピン35がプレート
42内の穴43を通って外側へ動いて、板ばね21に接触する。
【0048】 搾乳中は牛乳がティートカップから通路24を通って方向Aへ流れ、乳管6の
内部をさらに下降する。搾乳が終わったが、ティートカップ5が乳牛の乳頭の周
囲ににまだある時は、制御手段は、板ばね21の長手方向縁部が弁座22に接触
し、上縁部21aが通路24の反対側の表面24aに接触するまで、ピストン、
すなわちピストンピン35が板ばね21を通路24の内部へ押すように、管34
をまず加圧する。板ばね21の長さはここでは通路24の寸法と座22のコース
に合わせて調整される。図2Bに示されている状況では、通路24は板ばね21
の下がふさがれ、その後(それの何分の1秒後)で供給管19が図示されていな
い制御手段により作動させられるので、管9から一方向弁19を経て来た洗浄液
が方向Bの方にティートカップ5内の乳頭まで入ることができる。ここでは、そ
の洗浄液は、一方では丸められている表面に沿って導かれ、他方では板ばね21
により導かれる。通路24が乳管6の残りの部分へ向かって閉じられている結果
として洗浄液は、逆戻りしたとすると、出口17に堆積するが、方向Cの方には
流れることはできず、そのために以前に集められた牛乳は到達できない。
【0049】 図2Bに示されている状況において管34内の圧力を一定に保つことにより、
プッシャ35はその位置に留まり、プッシャ35と座22の間に留められている
板ばね21は曲げられた閉じ位置に安定して保持される。洗浄が終わると、通路
24は再び通じるようになる図2Aに示されている位置に再びするために、管3
4内の圧力が低下して圧縮ばね36が動作するようになり、図示されていないピ
ストンがプッシャ35と共に左へ再び動き、その動きによって板ばね21が動く
。もちろん、管9にかかる圧力はその時には同様に低下している。
【0050】 図3Aおよび図3Bでは、同じ部品に100を加えた同じ参照番号を付けてい
る。
【0051】 図3Aは、ティートカップ105が、乳管の一部である結合具113を介して
乳管106の残りの部分に連結されており、本発明のこの実施形態の重要な部品
が収容されている乳吸出し機の上端部を示す。結合具113は乳通路124と、
供給管109のための分岐115とを有する。分岐115は乳通路124内の出
口117の高さで出ている。搾乳が行われていて、牛乳が方向Aに流れている、
図3Aの状況では、開口部117は、板ばね21に匹敵していて、金属板ばねで
構成されている帯状の弁121によりふさがれている。この弁121は長さがた
とえば4cmで、そのうちの1cmが通路124の内壁に固定されており、した
がっていわば拘束状態が形成されている。板ばねの残りの3cmは、板ばね12
1が通路124の壁に形成されて、弁座を構成している段122に接触して通路
をふさぐまで、板ばね121は(空気)圧荷重の作用の下に通路124へ向かっ
て曲げることができる。座の曲りは、一様に分布されている荷重の結果として板
ばね121の曲りに再び類似する。
【0052】 板ばね124の動きを容易にするために通路124の横断面は長方形である。
【0053】 洗浄液の供給はここでは別のやり方で行われる。弁119が設けられている管
118が管109から出る。当該乳頭のために所望の量(5〜7ccが好ましい
)定量された管洗浄液がその管118を通じて管109の中に入れられる。図示
されていない中央制御手段により制御される中央圧力源に接続されている管12
0を通じて空気が所望の圧力の下に所望の時刻に供給され、その結果その液体は
板ばね121に沿って送られ、そのために板ばね121は押し開かれ、図3Bに
示されているように、座122に接触するまで曲げられる。洗浄液は板ばね12
1によってまた導かれ、乳頭(図示せず)へ向かって方向Bに上方へ動く。乳管
の残りの部分への方向Cの洗浄液の戻り下向き運動は、座122に接触している
板ばね121によって阻止される。その場合には洗浄液はおそらく分岐115の
中に戻ることがあろうが、それは問題ではない。
【0054】 上昇した圧力は、洗浄液が放出された後、何秒間か、たとえば、5秒間、保た
れる。このようにしてカップを乳頭から押すことができるが、ティートカップが
乳頭から外れて下に落ち戻り圧力の吹き付けが起きなくなるまで、圧力の結果と
して板ばね21と121が乳管6と106を閉じ続けるので、洗浄液が乳管に流
れ戻るおそれはなくなる。
【0055】 図4Aは、本発明の結合具213が連結されているティートカップ205を示
す。管208は変化する負圧源までの管である。結合具213はチューブ形の部
分214で構成され、その部分の2つの端部に、ティートカップ205の真下で
乳管206が上側と下側で連結され、洗浄媒体供給管209のための分岐215
を有する。分岐215内には、一方では所望の時刻に所望の時間だけ洗浄液を放
出でき、他方では牛乳が洗浄液供給管209に入ることを阻止する弁216が収
容されている。弁216の上に乳管206の内部を延び、心棒(図示せず)によ
り所望の形にプレスされるチューブ217が配置されている。その結果、丸いチ
ューブが曲げられ、乳管の壁に平らに押し付けられる。
【0056】 供給管209を通じて供給される洗浄液のジェットがチューブ217から噴出
されて、乳頭(図示せず)の所におけるティートカップ205の中心線に平行に
向けられる。管209では管218が出、洗浄液がその管218の内部にも弁2
19が収容されており、その管を通じて所望量に調量された洗浄液が洗浄液管2
09内に入れられる。所望の時刻に空気が所望の圧力の下に管220を通じて供
給され、その結果、入れられた量の液体が弁216を通じてティートカップ20
5内に噴出される。
【0057】 図4Bは図4Aの結合具214を拡大して示す。この結合具214の分岐21
5内には弁216が設けられ、分岐215には空気および洗浄液の供給ホース2
09のための結合端部221が配置されている。弁216はここではばね223
によって座224に押し付けられる弁222として構成されている。洗浄液が圧
力の下に供給管214または215を通じて供給されると、弁222は、洗浄液
を含んでいる空気の圧力により圧縮ばね223の作用に抗して外へ押され、その
後に洗浄液が、平らにされているチューブ217を通じて乳頭上のティートカッ
プ内に上方へ噴出される。
【0058】 図5には本発明の方法が4つの段階で示され、図5Aは、洗浄液が空気流22
5とともに、平らにされているチューブ217の出口を経てティートカップ20
5の内部に、乳頭端部226へ向けて吹き出されている最中の、ティートカップ
205が取り付けられている乳頭203を示す。空気流225は、乳牛の乳頭の
下端部にある乳残滓227へ向けられる。図5Bには、ティートカップ205の
内部ライニング228が入来する空気流により外側に押し付けられ、乳残滓が吹
き込まれた洗浄液229と共に上方へ吹き上げられている瞬間を示し、その後で
図5Cに示されているようにティートカップの上側へ吹き上げられ、おそらくそ
の後で図5Dに示されているように外側へ吹き出される。その結果、乳頭302
からのティートカップ205の分離が特に促進され、ティートカップ205は後
で落下できる。そうすると乳牛の乳頭およびティートカップの内側は乳残滓から
完全に洗浄され、かつ殺菌液により殺菌もされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 乳牛の下に配置されている本発明の装置を示す図である。
【図2A】 搾乳位置における本発明の装置の第1の実施形態の乳管の上端部の横断面を示
す図である。
【図2B】 洗浄位置における本発明の装置の第1の実施形態の乳管の上端部の横断面を示
す図である。
【図3A】 搾乳位置における本発明の装置の第2の実施形態のティートカップと乳管の上
端部との部分横断面を示す図である。
【図3B】 洗浄位置における本発明の装置の第2の実施形態のティートカップと乳管の上
端部との部分横断面を示す図である。
【図4A】 本発明の別の装置のティートカップの横断面を示す図である。
【図4B】 図4Aの洗浄液管に連結するための結合具の拡大横断面である。
【図5】 洗浄液および空気を入れてい間の図4A及び図4Bのティートカップの横断面
である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年7月22日(2000.7.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 1011765 (32)優先日 平成11年4月9日(1999.4.9) (33)優先権主張国 オランダ(NL) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW

Claims (49)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ティートカップと、該ティートカップの下端部に連結されて
    、該ティートカップから、ティートカップからの乳の収集容器まで延びる乳管と
    を各々が備えているいくつかの乳吸出し機を有し、各乳吸出し機には、ティート
    カップ、特に該ティートカップ内に存在している乳頭に対する、殺菌剤などの、
    洗浄媒体の供給源が設けられ、該供給源は、出口の場所において乳吸出し機内、
    特に乳管内に突き出ている管を有し、各乳吸出し機には前記出口を通じて洗浄媒
    体を放出する時に、前記出口の近くまたは下流側、好ましくはそのレベルで、乳
    吸出し機を閉じる手段が設けられている、乳牛を空気の作用で搾乳する装置。
  2. 【請求項2】 前記閉じる手段が乳管へのティートカップの遷移部の近くに
    設けられている、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記閉じる手段は作動させられていない位置にある時に前記
    供給管を閉じる、請求項1または2に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記閉じる手段は、非作動位置にある時に前記供給管の出口
    を閉じる、請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記閉じる手段は、前記出口を閉じる搾乳位置と、前記乳吸
    出し機を閉じる洗浄位置との間を往復できる閉じ本体を有している、請求項4に
    記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記閉じ本体が、前記乳吸出し機内の洗浄媒体を前記ティー
    トカップの向きに導く面を有し、前記供給管は乳頭へ向かう向きの成分で突き出
    ていることが好ましい、請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 洗浄位置にある前記閉じ本体を搾乳位置へ向けて偏倚する手
    段をさらに有する、請求項5または5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記閉じ本体が、一端が固定されている弾性的に可撓性で、
    曲げにより搾乳位置から洗浄位置へ動かすことができる帯状物質を有する、請求
    項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記の弾性的に可撓性である帯状物質が、前記出口の下流側
    で、前記乳吸出し機内に取り付けられている、請求項8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 洗浄位置にある前記閉じ本体の支持部材を封止するシート
    が前記乳吸出し機内に配置されている、請求項8または9に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記シートが前記閉じ本体の曲がっているラインに従って
    湾曲したコースを有する、請求項10に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記シートが前記乳吸出し機の壁内、特に乳管内に形成さ
    れている請求項10または11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記帯状物資が金属で作られ、特に板ばねである、請求項
    8から12のいずれか1項に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記閉じ本体の作動手段と、洗浄媒体の放出に応じて前記
    作動手段を制御する制御手段とをさらに有する、請求項1から13のいずれか1
    項に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記作動手段が、前記閉じる手段を閉じ位置に置く動作位
    置と休止位置との間を動くことができる作動部材を有する、請求項14に記載の
    装置。
  16. 【請求項16】 前記作動部材は、動作位置にある時に、前記閉じる手段を
    、好ましくは戻し力に抗して、閉じ位置へ押すように収容されている、請求項1
    5に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記作動部材が前記閉じる手段を押圧してこれと接触して
    いる、請求項16に記載の装置。
  18. 【請求項18】 前記作動部材が押し部材を備え、前記閉じる部材が、少な
    くとも休止位置にある時に、前記作動部材へ向かって偏倚させられる閉じ本体を
    有する、請求項17に記載の装置。
  19. 【請求項19】 前記作動部材と前記供給管の出口が前記乳吸出し機の同じ
    側に配置されている、請求項15から18のいずれか1項に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記制御手段が、前記閉じる手段の作動手段を作動させる
    と同時に、またはその少し後に、前記供給管を加圧する手段を作動させるように
    構成されている、請求項14から19のいずれか1項に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記制御手段が前記閉じる手段の作動手段を作動させた少
    し後に前記供給管を加圧する手段を作動をさせるように構成されている、請求項
    20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 前記作動手段が、前記供給管から分離されている作動管、
    たとえば、空気管を備えている、請求項20に記載の装置。
  23. 【請求項23】 前記閉じる手段が前記供給管内の圧力上昇によって作動す
    るように構成されている、請求項14に記載の装置。
  24. 【請求項24】 前記作動手段が、前記供給管に一致する作動管、たとえば
    、空気管を備える、請求項14または15に記載の装置。
  25. 【請求項25】 前記閉じる手段が、前記乳吸出し機内、好ましくは前記テ
    ィートカップと前記乳管の間の遷移部の近くに収容されている結合具内に収容さ
    れている、請求項1から24のいずれか1項に記載の装置。
  26. 【請求項26】 請求項25に記載の装置に適合した結合具。
  27. 【請求項27】 一端に開放ライニングを備え、かつ他端が乳管に接続され
    ているティートカップからなるシステムを有し、各カップは変化する負圧の源へ
    の連結具を有し、殺菌液などの洗浄媒体を、該洗浄液を供給するための管の流出
    開口部である流入開口部を経て前記ティートカップ内に入れることができ、前記
    洗浄媒体の流出開口部はチューブ形の部材を備えており、その部材の中心線は前
    記ティートカップの対称軸に多少とも平行であり、またその流出開口部は、使用
    中に前記ティートカップ内に存在する乳牛の乳頭の端部の方に向けられている、
    乳牛を空気の作用で搾乳する装置。
  28. 【請求項28】 前記洗浄液の供給のための供給管が前記ティートカップま
    での遷移部の近くで各乳管の壁内に配置され、前記チューブ形部材のチューブ形
    部が前記乳管の壁に沿って前記ティートカップの対称軸に平行に延びている、請
    求項27に記載の装置。
  29. 【請求項29】 前記チューブ形部材が前記供給管の流出開口部に接続され
    、前記乳管の内側に大体ぴったり接するようにして押し付けられる管である、請
    求項8または28のいずれか1項に記載の装置。
  30. 【請求項30】 閉じ弁が前記供給管の流出開口部内に配置されている、請
    求項27、28または29のいずれか1項に記載の装置。
  31. 【請求項31】 前記洗浄液の供給管の連結具と前記チューブ形部材は、前
    記乳管内で前記ティートカップに接続できる結合具の一部である、請求項27か
    ら30のいずれか1項に記載の装置。
  32. 【請求項32】 請求項31に記載の装置に適した結合具。
  33. 【請求項33】 請求項1から32のいずれか1項に記載の装置のいくつか
    と、自身の乳収集容器に接続されている中央乳貯蔵器からなるシステム。
  34. 【請求項34】 添付の詳細な説明に記載されおよび/または、添付の図面
    に示されている特徴のある手段の1つまたは2つ以上を備えている装置。
  35. 【請求項35】 乳収集容器と、乳吸出し機のシステムとを有し、各乳吸出
    し機はティートカップと、該ティートカップと乳収集容器の間を延びている乳管
    とを有する、乳牛を空気の作用で搾乳する装置によって乳牛が搾乳された後で、
    搾乳が終了した直後で、前記ティートカップが前記乳頭から外される前に、前記
    供給管の出口の近くまたは下流側で、前記乳吸出し機、特に乳管が閉じられるの
    と同時に、または閉じられてからすぐに、ある量の洗浄液を前記供給管と前記乳
    吸出し機の流出開口部を経て前記ティートカップ内に入れる、乳牛の乳房の乳頭
    の洗浄および/または殺菌を行う方法。
  36. 【請求項36】 空気などの、加圧された担体気体を含んでいる洗浄液を、
    前記ティートカップが前記乳頭から外され、前記ティートカップが自由になるま
    で前記乳吸出し機が前記出口の下流側で閉じられたままであるように、気体流が
    まず洗浄液を前記ティートカップ内に吹き込み、それに続いて前記ティートカッ
    プ内の内容物を外部へ吹き飛ばすような長さである、ある時間だけ供給する、請
    求項35に記載の方法。
  37. 【請求項37】 前記気体流が流れ続けているある時間の終りは、前記ティ
    ートカップが前記乳頭から完全に外された後で前記ティートカップが半回転傾斜
    させられる時と多少とも同じである、請求項35または36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 前記気体流が流れ続けている時間の長さが約5秒間に相当
    する、請求項37に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記洗浄液または殺菌液のある量が5ないし7ccに相当
    する、請求項35ないし38のいずれか1項に記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記乳吸出し機の閉じは、洗浄媒体の放出の前または放出
    と同時に前記乳吸出し機を閉じる洗浄位置に押しやられる閉じ本体によって行な
    われる請求項35から39のいずれか1項に記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記閉じ本体による閉じは前記作動手段の前記閉じ本体と
    の機械的接触、好ましくは接触または押圧によって行われる、請求項40に記載
    の方法。
  42. 【請求項42】 前記作動手段が休止位置へ偏倚させられる、請求項41に
    記載の方法。
  43. 【請求項43】 前記閉じ本体による閉じが前記気体流の圧力の作用下で行
    われる、請求項40に記載の方法。
  44. 【請求項44】 前記出口が前記閉じ本体の前記休止位置において閉じられ
    る、請求項40か43のいずれか1項に記載の方法。
  45. 【請求項45】 洗浄液を含んでいる前記気体流が前記閉じ本体によって前
    記乳頭へ向かう方向に導かれる、請求項40から44のいずれか1項に記載の方
    法。
  46. 【請求項46】 各々が乳管に接続されているティートカップからなるシス
    テムを有し、洗浄液が管と流入開口部とを経て前記ティートカップ内に入れられ
    る、空気の作用により搾乳する装置によって乳牛が搾乳された後に、乳牛の乳房
    の乳頭の洗浄および/または殺菌を行う方法であり、搾乳が終わった直後で、前
    記ティートカップが前記乳頭から外される前に、ある手段によって流出開口部を
    経てある量の洗浄液を入れることを有し、前記流出開口部は前記ティートカップ
    内の液体の流入開口部に一致し、前記手段は、ある時間中に前記流出開口部を経
    て圧力下で前記ティートカップ内に吹き出される、すなわち噴出される、空気流
    などの、気体流からなり、前記時間は、該気体流が洗浄液を前記ティートカップ
    内にまず吹き込んで、その内の空間を加圧し、好ましくはその後に、前記ティー
    トカップ内の内容物を外部に吹き飛ばすような長さであり、それによりティート
    カップが自由になることを促す、乳牛の乳房の乳頭の洗浄および/または殺菌を
    行う方法。
  47. 【請求項47】 前記洗浄液を前記ティートカップの対称軸の方向にねらい
    を定めて噴出させる、請求項46に記載の方法。
  48. 【請求項48】 所定量の洗浄液を搾乳サイクルの終了前に前記供給管また
    は貯蔵容器内に入れ、その後前記量の洗浄液を加圧空気の作用の下に弁を通じて
    前記ティートカップ内に吹き込むか、または噴出する、請求項46または47に
    記載の方法。
  49. 【請求項49】 詳細な説明に記載され、および/または図面に示された1
    つまたは2つ以上の特徴ステップを有する方法。
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