JPH0937474A - 情報処理装置 - Google Patents
情報処理装置Info
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- JPH0937474A JPH0937474A JP7183794A JP18379495A JPH0937474A JP H0937474 A JPH0937474 A JP H0937474A JP 7183794 A JP7183794 A JP 7183794A JP 18379495 A JP18379495 A JP 18379495A JP H0937474 A JPH0937474 A JP H0937474A
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- JP
- Japan
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- time
- battery
- power
- unit
- backup
- Prior art date
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- Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池の使用電気量に対して電圧変化があまり
ない特性の電池を使用する場合であっても、電池残量を
随時確認することのできる情報処理装置を提供する。 【解決手段】 データを記憶する記憶部2と、時刻を計
測する時計用IC3と、データを処理する中央制御装置
1と、通常時に動作電圧を供給する電源5と、電源の遮
断時に記憶部と時計用ICとをバックアップする電池6
とを有する情報処理装置において、記憶部と時計用IC
とが電池によりバックアップされている時間を計測する
バックアップ時間処理部1bと、該バックアップされて
いる時間から電池残量を計算する電気量計算部1cとを
設けた。
ない特性の電池を使用する場合であっても、電池残量を
随時確認することのできる情報処理装置を提供する。 【解決手段】 データを記憶する記憶部2と、時刻を計
測する時計用IC3と、データを処理する中央制御装置
1と、通常時に動作電圧を供給する電源5と、電源の遮
断時に記憶部と時計用ICとをバックアップする電池6
とを有する情報処理装置において、記憶部と時計用IC
とが電池によりバックアップされている時間を計測する
バックアップ時間処理部1bと、該バックアップされて
いる時間から電池残量を計算する電気量計算部1cとを
設けた。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池によりランダ
ム・アクセス・メモリ(以下RAMと記す)に記憶した
データを保持するバックアップ機能を有する情報処理装
置に関する。
ム・アクセス・メモリ(以下RAMと記す)に記憶した
データを保持するバックアップ機能を有する情報処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、データを記憶するRAMに対し
て、電源遮断時に電池により該記憶内容をバックアップ
する情報処理装置があるが、このバックアップ用の電池
の残量の状態の監視は次のように行っていた。即ち、電
池電圧がある電圧レベル以下になると電池残量減少によ
る電池異常と判断して、その異常を表示部に表示するな
どして警告するようになっていた。
て、電源遮断時に電池により該記憶内容をバックアップ
する情報処理装置があるが、このバックアップ用の電池
の残量の状態の監視は次のように行っていた。即ち、電
池電圧がある電圧レベル以下になると電池残量減少によ
る電池異常と判断して、その異常を表示部に表示するな
どして警告するようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
情報処理装置にあっては、電圧レベルによって電池残量
を検査しているので、リチウム電池のように使用した電
気量に対して電圧変化があまりなく、電池残量がなくな
る直前に急激に電圧レベルの低下する特性の電池を使用
する場合、電池残量減少による電池異常は電池残量のな
くなる寸前でしか検出することができない。
情報処理装置にあっては、電圧レベルによって電池残量
を検査しているので、リチウム電池のように使用した電
気量に対して電圧変化があまりなく、電池残量がなくな
る直前に急激に電圧レベルの低下する特性の電池を使用
する場合、電池残量減少による電池異常は電池残量のな
くなる寸前でしか検出することができない。
【0004】このため、電池交換の警告を発してから電
池残量がなくなるまでの期間が短く、電池交換が遅れて
電池残量がなくなりRAMの記憶内容が失われる場合が
あるという問題点があった。
池残量がなくなるまでの期間が短く、電池交換が遅れて
電池残量がなくなりRAMの記憶内容が失われる場合が
あるという問題点があった。
【0005】本発明は、上記問題点を改善するために成
されたもので、その目的とするところは、電池の使用電
気量に対して電圧変化があまりない特性の電池を使用す
る場合であっても、電池残量を随時確認することのでき
る情報処理装置を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、電池の使用電
気量に対して電圧変化があまりない特性の電池を使用す
る場合であっても、電池残量を随時確認することのでき
る情報処理装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題を解
決するために、請求項1記載の発明にあっては、データ
を記憶する記憶部と、時刻を計測する時計用ICと、デ
ータを処理する中央制御装置と、通常時に動作電圧を供
給する電源と、電源の遮断時に記憶部と時計用ICとを
バックアップする電池とを有する情報処理装置におい
て、記憶部と時計用ICとが電池によりバックアップさ
れている時間を計測するバックアップ時間処理部と、該
バックアップされている時間から電池残量を計算する電
気量計算部とを設けたことを特徴とするものである。
決するために、請求項1記載の発明にあっては、データ
を記憶する記憶部と、時刻を計測する時計用ICと、デ
ータを処理する中央制御装置と、通常時に動作電圧を供
給する電源と、電源の遮断時に記憶部と時計用ICとを
バックアップする電池とを有する情報処理装置におい
て、記憶部と時計用ICとが電池によりバックアップさ
れている時間を計測するバックアップ時間処理部と、該
バックアップされている時間から電池残量を計算する電
気量計算部とを設けたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2記載の発明にあっては、バックア
ップ時間処理部は、電源が遮断されたときの時刻と電源
が遮断から復帰したときの時刻とを遮断/復帰の度に記
憶部に記憶させ、電源が遮断されたときの時刻と電源が
遮断から復帰したときの時刻との対について、電源が遮
断されたときの時刻と電源が遮断から復帰したときの時
刻との差を求め、全ての対の差を積算することにより電
池によりバックアップされていた時間を算出することを
特徴とするものである。
ップ時間処理部は、電源が遮断されたときの時刻と電源
が遮断から復帰したときの時刻とを遮断/復帰の度に記
憶部に記憶させ、電源が遮断されたときの時刻と電源が
遮断から復帰したときの時刻との対について、電源が遮
断されたときの時刻と電源が遮断から復帰したときの時
刻との差を求め、全ての対の差を積算することにより電
池によりバックアップされていた時間を算出することを
特徴とするものである。
【0008】請求項3記載の発明にあっては、電池を装
着した時刻と現在の時刻とから、電池を装着してから現
在までの時間を求める電池装着時間処理部を設け、前記
電気量計算部は前記バックアップされている時間と電池
装着時間とから電池残量を計算することを特徴とするも
のである。
着した時刻と現在の時刻とから、電池を装着してから現
在までの時間を求める電池装着時間処理部を設け、前記
電気量計算部は前記バックアップされている時間と電池
装着時間とから電池残量を計算することを特徴とするも
のである。
【0009】請求項4記載の発明にあっては、記憶部に
記憶された時刻の情報を全て消去する電池交換処理部を
設けたことを特徴とするものである。
記憶された時刻の情報を全て消去する電池交換処理部を
設けたことを特徴とするものである。
【0010】請求項5記載の発明にあっては、電池残量
の表示を指示するコマンド入力部を設けたことを特徴と
するものである。
の表示を指示するコマンド入力部を設けたことを特徴と
するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の情報処理装置の一実施の
形態を図1〜図3を用いて説明する。図1は本発明の情
報処理装置の一実施の形態を表すブロック図である。図
2は情報処理装置の動作を説明するフローチャートであ
る。図3は情報処理装置の動作を説明するフローチャー
トである。
形態を図1〜図3を用いて説明する。図1は本発明の情
報処理装置の一実施の形態を表すブロック図である。図
2は情報処理装置の動作を説明するフローチャートであ
る。図3は情報処理装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【0012】図1において、情報処理装置は中央処理装
置1(以下、CPU1と記す)と、記憶部に相当するR
AM2と、時計用IC3と、表示部4と、電源5と、電
池6と、入力電源切換部7と、基準電圧発生部8と、電
圧比較部9と、コマンド入力部10とを有して構成され
ている。
置1(以下、CPU1と記す)と、記憶部に相当するR
AM2と、時計用IC3と、表示部4と、電源5と、電
池6と、入力電源切換部7と、基準電圧発生部8と、電
圧比較部9と、コマンド入力部10とを有して構成され
ている。
【0013】CPU1は、ROM(図示せず)に記憶さ
れているプログラムに従ってRAM2に記憶されている
データを処理部分に加えて、電池装着時間処理部1aと
バックアップ時間処理部1bと電気量計算部1cと電池
交換処理部1dとを有している。
れているプログラムに従ってRAM2に記憶されている
データを処理部分に加えて、電池装着時間処理部1aと
バックアップ時間処理部1bと電気量計算部1cと電池
交換処理部1dとを有している。
【0014】電池装着時間処理部1aは、電池装着信号
を受け取ると、時計用IC3に時刻要求信号を出力し
て、時刻情報T0を受け取り、該時刻情報T0をRAM
2に記憶させる。電池装着時間処理部1aは、電池装着
時間計算信号を受け取ると、時計用IC3に時刻要求信
号を出力して、時刻情報Tcを受け取り、時刻情報Tc
をRAM2に記憶させる。
を受け取ると、時計用IC3に時刻要求信号を出力し
て、時刻情報T0を受け取り、該時刻情報T0をRAM
2に記憶させる。電池装着時間処理部1aは、電池装着
時間計算信号を受け取ると、時計用IC3に時刻要求信
号を出力して、時刻情報Tcを受け取り、時刻情報Tc
をRAM2に記憶させる。
【0015】バックアップ時間処理部1bは、装置運用
時に電源遮断通知信号を割り込みで電圧比較部9から受
け取ると、時計用IC3に時刻要求信号を出力して、時
刻情報Tan(nは、1から始まる整数であり、電源遮
断通知信号を受け取る毎に1増加する。以下、同じ。)
を受け取り、該時刻情報TanをRAM2に記憶させ
る。また、バックアップ時間処理部1bは、電源5から
電圧の供給が遮断されその後に電源5からの電圧の供給
が復帰したときに、時計用IC3に時刻要求信号を出力
して、時刻情報Tbnを受け取り、該時刻情報Tbnを
RAM2に記憶させる。従って、例えば電源5を10回
遮断して10回復帰させると、バックアップ時間処理部
1bは時刻情報Ta1,Ta2,Ta3・・・Ta10
とTb1,Tb2,Tb3・・・Tb10をRAM2に
記憶させる。
時に電源遮断通知信号を割り込みで電圧比較部9から受
け取ると、時計用IC3に時刻要求信号を出力して、時
刻情報Tan(nは、1から始まる整数であり、電源遮
断通知信号を受け取る毎に1増加する。以下、同じ。)
を受け取り、該時刻情報TanをRAM2に記憶させ
る。また、バックアップ時間処理部1bは、電源5から
電圧の供給が遮断されその後に電源5からの電圧の供給
が復帰したときに、時計用IC3に時刻要求信号を出力
して、時刻情報Tbnを受け取り、該時刻情報Tbnを
RAM2に記憶させる。従って、例えば電源5を10回
遮断して10回復帰させると、バックアップ時間処理部
1bは時刻情報Ta1,Ta2,Ta3・・・Ta10
とTb1,Tb2,Tb3・・・Tb10をRAM2に
記憶させる。
【0016】電気量計算部1cは、装置運用時に、コマ
ンド入力部10から電気量計算信号を受け取ると、電池
装着時間計算信号を電池装着時間処理部1aに出力す
る。電気量計算部1cは、電池装着時間処理部1aがR
AM2に記憶させた時刻情報Tcから時刻情報T0を差
し引いて時間Tdを求める。時間Tdは、新たに電池6
を装着してから現在までの時間を表す。そして、電気量
計算部1cは、RAM2に記憶されている時刻情報Ta
1〜Tan,Tb1〜Tbnについて、それぞれ添字n
の対応するTbからTaを差し引いた時間Ts1〜Ts
nを計算する。差し引いた時間は、電源5が遮断されて
いる時間、即ち電池6がRAM2と時計用IC3とに電
圧を供給して、バックアップしている時間を表す。電気
量計算部1cは、時間Ts1〜Tsnを合計して、時間
Teを求める。時間Teは、新たに電池6を装着してか
ら現在までに電源5が遮断されて、電池6がRAM2と
時計用IC3とをバックアップしている総時間を表す。
次に、電気量計算部1cは、時間Tdに、予め求められ
ている電池6の漏れ電流I1を掛けて、漏れ電流I1に
よる消費電気量W1を求める。そして、電気量計算部1
cは、時間Teに、予め求められているバックアップ時
のRAM2と時計用IC3との消費電流I2とを掛け
て、バックアップされている時間の消費電気量W2を求
める。漏れ電流I1と消費電流I2とは、情報処理装置
の設計時などに予め実験などにより求めた値である。最
後に、電気量計算部1cは、消費電気量W1と消費電気
量W2とを足し合わせて、総消費電気量W3を求め、既
知の電池容量から総消費電気量W3の値を引いた電池残
量を表示部4に出力する。
ンド入力部10から電気量計算信号を受け取ると、電池
装着時間計算信号を電池装着時間処理部1aに出力す
る。電気量計算部1cは、電池装着時間処理部1aがR
AM2に記憶させた時刻情報Tcから時刻情報T0を差
し引いて時間Tdを求める。時間Tdは、新たに電池6
を装着してから現在までの時間を表す。そして、電気量
計算部1cは、RAM2に記憶されている時刻情報Ta
1〜Tan,Tb1〜Tbnについて、それぞれ添字n
の対応するTbからTaを差し引いた時間Ts1〜Ts
nを計算する。差し引いた時間は、電源5が遮断されて
いる時間、即ち電池6がRAM2と時計用IC3とに電
圧を供給して、バックアップしている時間を表す。電気
量計算部1cは、時間Ts1〜Tsnを合計して、時間
Teを求める。時間Teは、新たに電池6を装着してか
ら現在までに電源5が遮断されて、電池6がRAM2と
時計用IC3とをバックアップしている総時間を表す。
次に、電気量計算部1cは、時間Tdに、予め求められ
ている電池6の漏れ電流I1を掛けて、漏れ電流I1に
よる消費電気量W1を求める。そして、電気量計算部1
cは、時間Teに、予め求められているバックアップ時
のRAM2と時計用IC3との消費電流I2とを掛け
て、バックアップされている時間の消費電気量W2を求
める。漏れ電流I1と消費電流I2とは、情報処理装置
の設計時などに予め実験などにより求めた値である。最
後に、電気量計算部1cは、消費電気量W1と消費電気
量W2とを足し合わせて、総消費電気量W3を求め、既
知の電池容量から総消費電気量W3の値を引いた電池残
量を表示部4に出力する。
【0017】電池交換処理部1dは、初めて情報処理装
置に電源が投入されたとき、あるいはコマンド入力部1
0から電池交換信号を受け取ると、RAM2に記憶され
ている時刻情報T0,Ta1〜Tan,Tb1〜Tb
n、Tcを消去して、電池装着信号を電池装着時間処理
部1aに出力する。
置に電源が投入されたとき、あるいはコマンド入力部1
0から電池交換信号を受け取ると、RAM2に記憶され
ている時刻情報T0,Ta1〜Tan,Tb1〜Tb
n、Tcを消去して、電池装着信号を電池装着時間処理
部1aに出力する。
【0018】RAM2は、データおよび時刻の情報を記
憶するものである。時計用IC3は、時刻を計測するも
のであり、時刻要求信号を受け取ると、現在の時刻情報
を出力するものである。
憶するものである。時計用IC3は、時刻を計測するも
のであり、時刻要求信号を受け取ると、現在の時刻情報
を出力するものである。
【0019】表示部4は、モニタディスプレイやLED
等であり、CPU1から情報を受け取ると該情報を表示
するものである。
等であり、CPU1から情報を受け取ると該情報を表示
するものである。
【0020】電源5は、CPU1が通常処理を行ってい
る場合(以下、通常時と記す)に装置全体に電圧を供給
するものである。
る場合(以下、通常時と記す)に装置全体に電圧を供給
するものである。
【0021】電池6は、電源5から装置全体への電圧供
給が遮断された場合(以下、バックアップ時と記す)
に、RAM2と時計用IC3とに電圧を供給するもので
ある。
給が遮断された場合(以下、バックアップ時と記す)
に、RAM2と時計用IC3とに電圧を供給するもので
ある。
【0022】入力電源切換部7は、電圧の供給元を切り
替えるものである。即ち、入力電源切換部7は、通常時
には電源5から供給される電圧をCPU1とRAM2と
時計用IC3とに供給し、バックアップ時には電池6か
ら供給される電圧をRAM2と時計用IC3とに供給す
る。
替えるものである。即ち、入力電源切換部7は、通常時
には電源5から供給される電圧をCPU1とRAM2と
時計用IC3とに供給し、バックアップ時には電池6か
ら供給される電圧をRAM2と時計用IC3とに供給す
る。
【0023】基準電圧発生部8は、基準電圧V0を発生
させるものである。基準電圧V0とは、電圧比較部9が
電源5の遮断を判断するための基準となる電圧である。
させるものである。基準電圧V0とは、電圧比較部9が
電源5の遮断を判断するための基準となる電圧である。
【0024】電圧比較部9は、電源5から供給される電
圧V1と基準電圧V0とを比較し、電圧V1が基準電圧
V0を下回れば、「電源5を遮断する操作が行われたの
で間もなく電源5からの電圧の供給が停止する」、と判
断する。そして、電圧比較部9は、電源5からの電圧の
供給が停止すると判断すると、バックアップ時間処理部
1bに電源遮断通知信号を出力する。
圧V1と基準電圧V0とを比較し、電圧V1が基準電圧
V0を下回れば、「電源5を遮断する操作が行われたの
で間もなく電源5からの電圧の供給が停止する」、と判
断する。そして、電圧比較部9は、電源5からの電圧の
供給が停止すると判断すると、バックアップ時間処理部
1bに電源遮断通知信号を出力する。
【0025】コマンド入力部10は、電池残量の表示を
指示するスイッチ10aと、電池交換後に装置に電池交
換があったことを通知するためのスイッチ10bとを有
している。スイッチ10aが押下されると、コマンド入
力部10は、電気量計算部1cに電気量計算信号を出力
する。また、スイッチ10bが押下されると、コマンド
入力部10は、電池交換処理部1dに電池交換信号を出
力する。
指示するスイッチ10aと、電池交換後に装置に電池交
換があったことを通知するためのスイッチ10bとを有
している。スイッチ10aが押下されると、コマンド入
力部10は、電気量計算部1cに電気量計算信号を出力
する。また、スイッチ10bが押下されると、コマンド
入力部10は、電池交換処理部1dに電池交換信号を出
力する。
【0026】次に、以上のようにして構成した情報処理
装置の動作について説明する。まず、情報処理装置を設
置後に新しい電池6を装着して、初めて情報処理装置を
立ち上げた場合、電池交換処理部1dは、電池装着信号
を電池装着時間処理部1aに出力し、電池装着時間処理
部1aは時計用IC3に時刻要求信号を出力して、時刻
情報T0を受け取り、該時刻情報T0をRAM2に記憶
させる。あるいは、既に運用状態にある情報処理装置に
あって、電池6を新しいものに交換した場合は、操作者
がスイッチ10bを押下し、コマンド入力部10から電
池交換信号を受け取ると、電池交換処理部1dはRAM
2に既に記憶されている時刻情報T0,Ta1〜Ta
n,Tb1〜Tbnを消去して、電池装着信号を電池装
着時間処理部1aに出力し、電池装着時間処理部1aは
時計用IC3に時刻要求信号を出力して、時刻情報T0
を受け取り、該時刻情報T0をRAM2に記憶させる。
装置の動作について説明する。まず、情報処理装置を設
置後に新しい電池6を装着して、初めて情報処理装置を
立ち上げた場合、電池交換処理部1dは、電池装着信号
を電池装着時間処理部1aに出力し、電池装着時間処理
部1aは時計用IC3に時刻要求信号を出力して、時刻
情報T0を受け取り、該時刻情報T0をRAM2に記憶
させる。あるいは、既に運用状態にある情報処理装置に
あって、電池6を新しいものに交換した場合は、操作者
がスイッチ10bを押下し、コマンド入力部10から電
池交換信号を受け取ると、電池交換処理部1dはRAM
2に既に記憶されている時刻情報T0,Ta1〜Ta
n,Tb1〜Tbnを消去して、電池装着信号を電池装
着時間処理部1aに出力し、電池装着時間処理部1aは
時計用IC3に時刻要求信号を出力して、時刻情報T0
を受け取り、該時刻情報T0をRAM2に記憶させる。
【0027】そして、装置運用時に、電源5を遮断する
操作がなされると(ステップS101)、電圧比較部9
は、電源5から供給される電圧V1と基準電圧V0とを
比較して、電源5からの電圧の供給が停止すると判断
し、バックアップ時間処理部1bに電源遮断通知信号を
出力する(ステップS102)。バックアップ時間処理
部1bは電源遮断通知信号を割り込みで電圧比較部9か
ら受け取ると、時計用IC3に時刻要求信号を出力し
て、時刻情報Ta1を受け取り、該時刻情報Ta1をR
AM2に記憶させる(ステップS103)。
操作がなされると(ステップS101)、電圧比較部9
は、電源5から供給される電圧V1と基準電圧V0とを
比較して、電源5からの電圧の供給が停止すると判断
し、バックアップ時間処理部1bに電源遮断通知信号を
出力する(ステップS102)。バックアップ時間処理
部1bは電源遮断通知信号を割り込みで電圧比較部9か
ら受け取ると、時計用IC3に時刻要求信号を出力し
て、時刻情報Ta1を受け取り、該時刻情報Ta1をR
AM2に記憶させる(ステップS103)。
【0028】次に、しばらくした後に再度電源5からの
電圧の供給が復帰すると(ステップS104)、バック
アップ時間処理部1bは、時計用IC3に時刻要求信号
を出力して、時刻情報Tb1を受け取り、該時刻情報T
b1をRAM2に記憶させる(ステップS105)。
電圧の供給が復帰すると(ステップS104)、バック
アップ時間処理部1bは、時計用IC3に時刻要求信号
を出力して、時刻情報Tb1を受け取り、該時刻情報T
b1をRAM2に記憶させる(ステップS105)。
【0029】以後、情報処理装置は電源5の遮断と復帰
とが行われると、以上のステップS101〜S105の
動作を繰り返す。
とが行われると、以上のステップS101〜S105の
動作を繰り返す。
【0030】次に、情報処理装置の消費電気量の計算の
動作を説明する。操作者がコマンド入力部10のスイッ
チ10aを押下すると(ステップS201)、コマンド
入力部10は、電気量計算部1cに電気量計算信号を出
力する。電気量計算部1cは、コマンド入力部10から
電気量計算信号を受け取ると、電池装着時間計算信号を
電池装着時間処理部1aに出力する。電池装着時間処理
部1aは、電池装着時間計算信号を受け取ると、時計用
IC3に時刻要求信号を出力して、時刻情報Tcを受け
取り、時刻情報TcをRAM2に記憶させる(ステップ
S202)。
動作を説明する。操作者がコマンド入力部10のスイッ
チ10aを押下すると(ステップS201)、コマンド
入力部10は、電気量計算部1cに電気量計算信号を出
力する。電気量計算部1cは、コマンド入力部10から
電気量計算信号を受け取ると、電池装着時間計算信号を
電池装着時間処理部1aに出力する。電池装着時間処理
部1aは、電池装着時間計算信号を受け取ると、時計用
IC3に時刻要求信号を出力して、時刻情報Tcを受け
取り、時刻情報TcをRAM2に記憶させる(ステップ
S202)。
【0031】電気量計算部1cは、時刻Tcから時刻T
0を引いて、新たに電池6を入れてから現在までの時間
Tdを求める(ステップS203)。そして、電気量計
算部1cは、RAM2に記憶されている時刻情報Ta1
〜Tan,Tb1〜Tbnについて、それぞれ添字nの
対応するTbからTaを差し引いた時間Ts1〜Tsn
を計算し、時間Ts1〜Tsnを合計して、電源5が遮
断されている総時間Teを求める(ステップS20
4)。
0を引いて、新たに電池6を入れてから現在までの時間
Tdを求める(ステップS203)。そして、電気量計
算部1cは、RAM2に記憶されている時刻情報Ta1
〜Tan,Tb1〜Tbnについて、それぞれ添字nの
対応するTbからTaを差し引いた時間Ts1〜Tsn
を計算し、時間Ts1〜Tsnを合計して、電源5が遮
断されている総時間Teを求める(ステップS20
4)。
【0032】次に、電気量計算部1cは、時間Tdに、
予め求められている電池6の漏れ電流I1を掛けて、漏
れ電流I1による消費電気量W1を求める(ステップS
205)。そして、電気量計算部1cは、時間Teに、
予め求められているバックアップ時のRAM2と時計用
IC3との消費電流I2とを掛けて、バックアップされ
ている時間の消費電気量W2を求める(ステップS20
6)。電気量計算部1cは、消費電気量W1と消費電気
量W2とを足し合わせて、総消費電気量W3を求め、既
知の電池容量から総消費電気量W3の値を引いた電池残
量を表示部4に出力し、表示部4は電池残量を表示する
(ステップS207)。
予め求められている電池6の漏れ電流I1を掛けて、漏
れ電流I1による消費電気量W1を求める(ステップS
205)。そして、電気量計算部1cは、時間Teに、
予め求められているバックアップ時のRAM2と時計用
IC3との消費電流I2とを掛けて、バックアップされ
ている時間の消費電気量W2を求める(ステップS20
6)。電気量計算部1cは、消費電気量W1と消費電気
量W2とを足し合わせて、総消費電気量W3を求め、既
知の電池容量から総消費電気量W3の値を引いた電池残
量を表示部4に出力し、表示部4は電池残量を表示する
(ステップS207)。
【0033】以上のようにして動作することにより、情
報処理装置は電池残量を表示部4に表示する。
報処理装置は電池残量を表示部4に表示する。
【0034】
【発明の効果】本発明の情報処理装置は上述のように構
成してあるから、バックアップ時間処理部がバックアッ
プ時間を計測し、電気量計算部が該バックアップ時間か
ら電池残量を計算するので、電圧変化によらずに電池残
量を確認するので、電池の使用電気量に対して電圧変化
があまりない特性の電池を使用する場合であっても、電
池残量を随時確認することのできる情報処理装置を提供
することができるという効果を奏する。
成してあるから、バックアップ時間処理部がバックアッ
プ時間を計測し、電気量計算部が該バックアップ時間か
ら電池残量を計算するので、電圧変化によらずに電池残
量を確認するので、電池の使用電気量に対して電圧変化
があまりない特性の電池を使用する場合であっても、電
池残量を随時確認することのできる情報処理装置を提供
することができるという効果を奏する。
【0035】請求項2記載の発明にあっては、バックア
ップ時間処理部が、電源が遮断されたときの時刻と電源
が遮断から復帰したときの時刻とを遮断/復帰の度に記
憶部に記憶させ、電源が遮断されたときの時刻と電源が
遮断から復帰したときの時刻との対について、電源が遮
断されたときの時刻と電源が遮断から復帰したときの時
刻との差を求め、全ての対の差を積算することにより電
池によるバックアップ時間を算出し、電圧変化によらず
に電池残量を確認するので、電池の消耗に対して電圧変
化があまりない特性の電池を使用する場合であっても、
電池残量を随時確認することのできる情報処理装置を提
供することができるという効果を奏する。
ップ時間処理部が、電源が遮断されたときの時刻と電源
が遮断から復帰したときの時刻とを遮断/復帰の度に記
憶部に記憶させ、電源が遮断されたときの時刻と電源が
遮断から復帰したときの時刻との対について、電源が遮
断されたときの時刻と電源が遮断から復帰したときの時
刻との差を求め、全ての対の差を積算することにより電
池によるバックアップ時間を算出し、電圧変化によらず
に電池残量を確認するので、電池の消耗に対して電圧変
化があまりない特性の電池を使用する場合であっても、
電池残量を随時確認することのできる情報処理装置を提
供することができるという効果を奏する。
【0036】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
または請求項2記載の発明の効果に加えて、電池装着時
間処理部が電池を装着した時刻と現在の時刻とから、電
池を装着してから現在までの時間を求め、記電気量計算
部がバックアップ時間と電池装着時間とから電池残量を
計算するので、漏れ電流による消費電気量も計測するこ
とができ、より正確に電池残量を確認できる情報処理装
置を提供することができるという効果を奏する。
または請求項2記載の発明の効果に加えて、電池装着時
間処理部が電池を装着した時刻と現在の時刻とから、電
池を装着してから現在までの時間を求め、記電気量計算
部がバックアップ時間と電池装着時間とから電池残量を
計算するので、漏れ電流による消費電気量も計測するこ
とができ、より正確に電池残量を確認できる情報処理装
置を提供することができるという効果を奏する。
【0037】請求項4記載の発明にあっては、請求項2
または請求項3記載の発明の効果に加えて、電池交換処
理部が記憶部に記憶された時刻の情報を全て消去するの
で、電池を交換したときに過去の時刻の情報が記憶部に
残って、電気量計算部が該残った時刻の情報をも計算に
含めて誤った電池残量の計算をすることのない情報処理
装置を提供することができるという効果を奏する。
または請求項3記載の発明の効果に加えて、電池交換処
理部が記憶部に記憶された時刻の情報を全て消去するの
で、電池を交換したときに過去の時刻の情報が記憶部に
残って、電気量計算部が該残った時刻の情報をも計算に
含めて誤った電池残量の計算をすることのない情報処理
装置を提供することができるという効果を奏する。
【0038】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
または請求項2または請求項3または請求項4記載の発
明の効果に加えて、電池残量の表示を指示するコマンド
入力部を設けたので、操作者が所望の時に随時電池残量
を確認できる情報処理装置を提供することができるとい
う効果を奏する。
または請求項2または請求項3または請求項4記載の発
明の効果に加えて、電池残量の表示を指示するコマンド
入力部を設けたので、操作者が所望の時に随時電池残量
を確認できる情報処理装置を提供することができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報処理装置の一実施の形態を表すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】情報処理装置の動作を説明するフローチャート
である。
である。
【図3】情報処理装置の動作を説明するフローチャート
である。
である。
1 中央制御装置 1a 電池装着時間処理部 1b バックアップ時間処理部 1c 電気量計算部 1d 電池交換処理部 2 記憶部 3 時計用IC 5 電源 6 電池 10 コマンド入力部
Claims (5)
- 【請求項1】 データを記憶する記憶部と、時刻を計測
する時計用ICと、データを処理する中央制御装置と、
通常時に動作電圧を供給する電源と、電源の遮断時に記
憶部と時計用ICとをバックアップする電池とを有する
情報処理装置において、記憶部と時計用ICとが電池に
よりバックアップされている時間を計測するバックアッ
プ時間処理部と、該バックアップされている時間から電
池残量を計算する電気量計算部とを設けたことを特徴と
する情報処理装置。 - 【請求項2】 バックアップ時間処理部は、電源が遮断
されたときの時刻と電源が遮断から復帰したときの時刻
とを遮断/復帰の度に記憶部に記憶させ、電源が遮断さ
れたときの時刻と電源が遮断から復帰したときの時刻と
の対について、電源が遮断されたときの時刻と電源が遮
断から復帰したときの時刻との差を求め、全ての対の差
を積算することにより電池によりバックアップされてい
た時間を算出することを特徴とする請求項1記載の情報
処理装置。 - 【請求項3】 電池を装着した時刻と現在の時刻とか
ら、電池を装着してから現在までの時間を求める電池装
着時間処理部を設け、前記電気量計算部は前記バックア
ップされている時間と電池装着時間とから電池残量を計
算することを特徴とする請求項1または請求項2記載の
情報処理装置。 - 【請求項4】 記憶部に記憶された時刻の情報を全て消
去する電池交換処理部を設けたことを特徴とする請求項
2または請求項3記載の情報処理装置。 - 【請求項5】 電池残量の表示を指示するコマンド入力
部を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2ま
たは請求項3または請求項4記載の情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7183794A JPH0937474A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7183794A JPH0937474A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 情報処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0937474A true JPH0937474A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16142045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7183794A Pending JPH0937474A (ja) | 1995-07-20 | 1995-07-20 | 情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0937474A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005312793A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Toyomaru Industry Co Ltd | 監視システム及びそれを搭載した遊技機 |
JP2008046179A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Pentax Corp | カメラ |
-
1995
- 1995-07-20 JP JP7183794A patent/JPH0937474A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005312793A (ja) * | 2004-04-30 | 2005-11-10 | Toyomaru Industry Co Ltd | 監視システム及びそれを搭載した遊技機 |
JP2008046179A (ja) * | 2006-08-11 | 2008-02-28 | Pentax Corp | カメラ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010206 |