JPH0937131A - カメラ - Google Patents

カメラ

Info

Publication number
JPH0937131A
JPH0937131A JP7206738A JP20673895A JPH0937131A JP H0937131 A JPH0937131 A JP H0937131A JP 7206738 A JP7206738 A JP 7206738A JP 20673895 A JP20673895 A JP 20673895A JP H0937131 A JPH0937131 A JP H0937131A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
camera
deck
section
unit
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7206738A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Tamamura
秀雄 玉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP7206738A priority Critical patent/JPH0937131A/ja
Publication of JPH0937131A publication Critical patent/JPH0937131A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cameras Adapted For Combination With Other Photographic Or Optical Apparatuses (AREA)
  • Cameras In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 複合カメラにおいてビデオカメラのカメラ部
とデッキ部が分離可能なカメラ。 【構成】 動画情報を記録するビデオカメラと静止画情
報を記録するスチルカメラ1を一体的に構成可能な複合
型のカメラにおいて、ビデオカメラはレンズと撮像素子
を有するカメラ部21と記録を行うデッキ部50とに分
割されて各々結合部23、61を有し、デッキ部の結合
部61をカメラ部の結合部23と結合してビデオカメラ
として使用できると共に、結合したまま結合部をデッキ
部本体から脱して、カメラ部とデッキ部を離して接続で
きる巻取り可能なコードを引き出すことができる構成で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複合型のカメラに
関し、詳しくは静止画を撮影するスチルカメラと動画を
撮影するビデオカメラを一体的に構成することが可能
で、且つビデオカメラのカメラ部とデッキ部を分離する
こともできるカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気テープ等の記録媒体に動画像
を記録するビデオカメラを用いて撮影している間に、銀
塩フィルム等を用いて静止画像を記録するスチルカメラ
でも撮影したいという声がある。それを実現するための
ビデオとスチルカメラを一体に構成したものが種々考案
されていて、例えば、USP3546378号には複合
型のカメラが開示されている。また、スチルカメラとビ
デオが別体のものは、特開昭63−174028号に開
示されているが、ビデオは別体にならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この場
合、特開昭63−174028号ではスチルカメラとビ
デオを別体に構成して合体して使うようになっている
が、ビデオ自体は分離できないのでビデオ撮影の場合は
デッキ部、カメラ部等の全体を持って撮影することにな
り、重くて大きい装置を片手で長い時間持ち続けなけれ
ばならないので、しばしば手が疲れて手振れを起こした
り、撮影するのが嫌になったりする等の問題があった。
【0004】本発明の目的とするところは、複合型のカ
メラでスチルカメラとビデオカメラを別体構成とするだ
けでなく、ビデオカメラのカメラ部とデッキ部も別体構
成とし且つ手に持って撮影するカメラ部をコンパクトな
構造として使い勝手のよいカメラを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、複合型のカメ
ラでスチルカメラとビデオカメラを別体構成とするだけ
でなく、ビデオカメラのカメラ部とデッキ部も別体構成
とし且つ手に持って撮影するカメラ部をコンパクトな構
造とした構成を有するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】本出願に係る発明の目的を実現す
る構成は、請求項1に記載のように、動画情報を記録す
るビデオカメラと静止画情報を記録するスチルカメラを
一体的に構成可能な複合型のカメラにおいて、ビデオカ
メラはレンズと撮像素子を有するカメラ部と記録を行う
デッキ部とに分割されて各々結合部を有し、デッキ部の
結合部は前記デッキ部と巻取り可能なコードを介して一
体的に構成したことを特徴とするカメラにある。
【0007】この構成によれば、複合型カメラにおいて
スチルカメラとビデオカメラの分離だけでなく、ビデオ
カメラのデッキ部とカメラ部とを分割してデッキ部内に
巻取り収納するコードで接続することが可能となる。
【0008】本出願に係る発明の目的を実現する具体的
な構成は、請求項2に記載のように、動画情報を記録す
るビデオカメラと静止画情報を記録するスチルカメラを
一体的に構成可能な複合型のカメラにおいて、ビデオカ
メラはレンズと撮像素子を有するカメラ部と記録を行う
デッキ部とに分割されて各々結合部を有し、カメラ部の
結合部は前記カメラ部と巻戻り可能なコードを介して一
体的に構成したことを特徴とするカメラにある。
【0009】この構成によれば、カメラ部の結合部をカ
メラ部本体から脱しビデオカメラのカメラ部とデッキ部
を分離して、カメラ部内に巻戻り収納するコードで接続
することが可能となる。
【0010】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項3に記載のように、請求項2にお
いて、カメラ部EVF機能の回路部、バックライト部、
LCD部および接眼光学系部を光軸に対して略一直線上
に配置し外周に前記コードを巻くように構成したことを
特徴とするカメラにある。
【0011】この構成によれば、コードで接続してカメ
ラ部とデッキ部に分離するビデオカメラにおけるカメラ
部の構造を、余計な出っ張り等を無くしてコンバクトな
ものにすることができる。
【0012】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項4に記載のように、前記デッキ部
の結合部はカメラ部のアクシューに結合するアクシュー
台がデッキ部と脱着可能な構造であることを特徴とする
請求項1記載のカメラにある。
【0013】この構成によれば、カメラ部のアクシュー
をデッキ部のアクシュー台に結合して一体化操作できる
ビデオカメラで、デッキ部のアクシュー台をデッキ部か
ら脱して収納コードを引き出し、カメラ部とデッキ部を
夫々離して操作することができる。
【0014】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項5に記載のように、前記カメラ部
の結合部はデッキ部のアクシュー台に結合するアクシュ
ーがカメラ部と脱着可能な構造であることを特徴とする
請求項2記載のカメラにある。
【0015】この構成によれば、カメラ部のアクシュー
を脱して収納コードを引き出し、カメラ部とデッキ部を
夫々離して操作することができる。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する他の具
体的な構成は、請求項6に記載のように、前記ビデオカ
メラのデッキ部は三脚ネジによりスチルカメラ部と固着
結合し接点を介して電気的に接続可能な構造であること
を特徴とする請求項1又は2記載のカメラにある。
【0017】この構成によれば、複合型のカメラでスチ
ルカメラとビデオカメラを一体化する場合に、スチルカ
メラの上部のアクシュー台にビデオカメラのカメラ部を
結合し、スチルカメラ下部の三脚穴にデッキ部の三脚ネ
ジを固着して一体化することができる。
【0018】
【実施例】
(第1の実施例)図1〜図4は第1実施例を示す図であ
る。図1は本発明の第1実施例に係るカメラの一体化形
態斜視図である。図2は図1に示すデッキ部とカメラ部
の分離形態斜視図である。図3は図1に示すカメラの電
気回路図である。図4は図2に示すビデオカメラの動作
のフローチャートである。
【0019】図1において、1はスチルカメラ本体、2
は背蓋、3はレンズ部、4はカウンター等表示器、5は
レリーズボタン、6はAEプログラム、OFF等を選択
するモードダイヤル、7はファインダー部、8はアクシ
ュー台でここの接点にはストロボ信号、ズーム信号の公
知のものと、デッキ部50との信号接点、電源接点があ
る。
【0020】21はビデオカメラのカメラ部で内部には
公知のズームレンズユニット、撮像素子、回路部等を内
蔵している。22はEVFでこれも公知のLCD表示
部、バックライト、回路部等から構成している。24、
25はテレ、ワイドボタン、26はマイクユニット、2
3はアクシュー部でスチルカメラ1のズーム信号、電
源、デッキ部50からの信号等を受渡しする接点を構成
している。また、アクシュー部23はデッキ部50のア
クシュー台61にも結合可能になっている。27はスタ
ンバイスイッチ、28はトリガーボタンである。
【0021】50はビデオカメラのデッキ部で、記録用
テープを入れて録再するビデオデッキ、各回路部等を内
蔵している。51はスタンバイスイッチで矢印方向へス
ライドさせれば、EVFとデッキドラムがONになりス
タンバイ状態になり、EVFにはカメラ部21で写して
いる映像が出る。52はセレクトダイヤルでOFF、カ
メラ(記録)、VTR(再生)のポジションを有して、
記録するときは指標52aをカメラに合わせ、スタンバ
イスイッチ51をONにするとEVFがONする。VT
Rに合わせるとその状態でEVF回路がONとなる。
【0022】55はイジェクトスイッチで、これを押す
ことで不図示のカセット蓋が開いてカセット100を装
填可能な状態になる。56は三脚ネジ、57は三脚ネジ
56を回すリングである。三脚ネジ56をスチルカメラ
1の不図示の三脚ネジ穴部に嵌込み、リング57を回し
て固着する。その時デッキ部50の接点62はスチルカ
メラの接点9(不図示)と接続する。58はテープ再生
等のスイッチ類で、再生、ストップ、一時停止、早送
り、早戻し等のスイッチを含んでいる。
【0023】59はアクシュー台ユニット取り脱しスイ
ッチで、アクシュー台61がついている地板部60をデ
ッキ本体50から脱すためのスイッチである。図2に示
すようにアクシュー台地板60には穴部60a、60b
(60aと同一形状で対向側にある)がついていて、爪
71、72(71と同一形状で向かい側にある)が入る
ようになっている。スライドツマミ59を矢印方向に動
かすことで爪71、72が本体側に引っ込み、アクシュ
ー台地板60が脱れて自由になる。
【0024】74はケーブル(又はコード)でカメラ部
21とデッキ部50を繋いでいる、ケーブル74はデッ
キ50内に、クルクルと掃除機コードのように巻き取ら
れ収納される公知の構造のものである。但し、ビデオカ
メラ自身あまり大きいわけではないので、使い勝手の面
から1.5m程度になっている。また、スタンバイスイ
ッチはデッキ側の51と、カメラ側の27、トリガーボ
タンはデッキ側63、カメラ側28と両方に設けてい
る。
【0025】図3の電気回路図において、1はスチルカ
メラ部、201はCPU、202はバッテリー、203
はフィルム制御部でフィルム駆動のモーター制御、パー
フォレーション検知によるフィルム制御等を行う。20
7はアクシュー8と接点部9を結ぶダイレクトライン、
204は露出制御部で受光素子より得た外光輝度とフィ
ルム感度等の露光に関する制御を行い、シャッター、絞
りの駆動制御を行う。205はAF制御部でAFセンサ
ーの値に基づいてAFレンズ制御を行う、206はレン
ズ制御部でズーム等のレンズ制御を行う。
【0026】8はアクシュー部、9はデッキ部50の接
点との送受信用接点部、50はデッキ部、251はCP
U、252はバッテリー、253は操作部で再生、停止
やモード切換え等の操作用である。254はビデオ部の
デッキ制御部でドラムの回転やヘッドの制御等を行う。
62はデッキ50の信号端子部でアクシュー台となって
いる。
【0027】21はビデオカメラのカメラ部とEVF部
である。231はCPU、232はEVF制御部、23
3はEVFユニットでバックライト、LCD等を有して
いる。234は操作部でレンズのテレ、ワイド、スタン
バイスイッチ、トリガースイッチ等を含む。235はレ
ンズ制御部でズームモーター236を制御する。237
は露出制御部で絞り用モーター238を制御する。23
9はAF制御部でAFレンズ用モーター240を制御す
る。241は撮像素子制御回路でCCDの映像処理用で
ある。
【0028】つぎに動作について説明する。先ず、図1
に示したスチルカメラ1とビデオのカメラ部21、デッ
キ部50を一体化ドッキングした状態を(A)として、
その場合の処理手順を番号順に示して説明する。 (A) 1.スチルカメラ1のアクシュー台8にビデオのカメラ
部21のアクシュー23を差込み結合する。
【0029】2.スチルカメラ1の三脚ネジ穴部(不図
示)にデッキ部50の三脚ネジ56を捩じ込み結合させ
る。これでスチルカメラとビデオカメラが一体化し結合
された状態となる。
【0030】3.スチルカメラ1のモードダイヤル6を
プログラムモード(不図示)にセッティングすると、メ
インスイッチがONになる。
【0031】4.デッキ部50のイジェクトスイッチ5
5を押すとカセット用蓋が開く。
【0032】5.テープ100を入れ蓋を閉じる。
【0033】6.デッキ部50のモードダイヤル52の
指標52aをカメラに合わせる。
【0034】7.デッキ部のスタンバイスイッチ51
(orカメラ部の27)を矢印方向に動かしてスタンバ
イ状態となる。
【0035】8.デッキ部のトリガーボタン63(or
カメラ部の28)を押すとビデオ記録が開始される。
T、Wボタン24、25を押してテレ、ワイドを行う。
【0036】9.その状態でスチルカメラ1のレリーズ
ボタン5を押すと、写真撮影(スチル)が行われ1コマ
撮影が終了するとフィルムを給送して待機状態にする。
【0037】10.次にトリガーボタン63を押すとビ
デオ記録が停止状態となる。この時点でEVFは像が出
ている。
【0038】次に、図2に示すようにビデオのカメラ部
21とデッキ部50をドッキングして、コード74で接
続し離して操作する状態を(B)として、その場合の操
作手順を番号順に示し、動作処理手順はフローチャート
を参照して説明する。 (B) 1.ビデオのカメラ部21をデッキ部50とドッキング
するために、カメラ部21のアクシュー23をデッキ部
のアクシュー台61に差し込む。この状態でビデオカメ
ラとして一体的構成となりビデオ撮影が可能であるが、
本実施例では更に以下のような分離形態の操作を行うも
のである。
【0039】2.このドッキング状態から分離用のスイ
ッチ59を矢印方向へ動かすと、爪71、72がアクシ
ュー台地板60の穴部60a、60bより脱れ、アクシ
ュー台地板60ごと取り付け部70から分離する。
【0040】3.この状態でカメラ部21を引っ張ると
コード(又はケーブル)74がスルスルと、デッキ部5
0内から出てきてコードが繋がったままの状態で図2に
示した形となる。
【0041】こうしてセッティングが完了した後のビデ
オ撮影におけるCPUの制御内容について、図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0042】モードセレクトダイヤル52をカメラモー
ドにする(S1002)。
【0043】なお、この撮影は従来の操作方法とは異な
り、例えば、デッキ部50だけを撮影者が背負っている
リュックサック等に収容し、手にはカメラ部21のみを
持って撮影を行うことが可能になる。
【0044】次にデッキ部50のスタンバイスイッチ5
1の状態を判断する(S1003)。ONならばS10
11へ進む。
【0045】カメラ部21のスタンバイスイッチ27の
状態を判断する(S1004)。ONならS1011へ
進み、ONしていなければS1003へ戻る。
【0046】スタンバイスイッチ27又は51が矢印方
向へ操作されてONしていれば、EVFが0Nとなる
(S1011)。この時、コード74で繋がっているデ
ッキ50もONとなり、ドラムが回転して記録スタンバ
イ状態となる。
【0047】次に、トリガーボタン28(又はデッキ部
のトリガーボタン63)を押すこと(S1005)、
(S1006)で記録がスタートする(S1007)。
【0048】トリガーボタン28、or63を再度押す
と(S1008)、(S1010)、記録は停止してス
タンバイ状態となる(S1009)。この時、EVFは
ONの状態にある。
【0049】この後、スタンバイスイッチ27をスライ
ドして戻すことでEVFはOFFになる。この状態では
電池は消耗されないので、デッキ部50は背中のリュッ
クの中、カメラ部21は手で持っている状態を続けられ
る。
【0050】以上のように本実施例によれば、ビデオの
カメラ部21とデッキ部50をケーブル接続の形で分離
構成して、カメラ部21だけを手で持って撮影できるよ
うにしたので、ビデオのカメラ部21とデッキ部50を
分離するにあたり無線による通信等を行おうとすれば、
カメラ部21に電源と送受信回路が必要になり、デッキ
部50にも電源、送受信回路が必要なので2重に電池が
必要になって、分離したにもかかわらず各々の大きさ重
量が増してしまうという問題を、ケーブル接続にして使
用後はデッキ内に巻取る構造としたことで解決し、手で
保持するカメラを小型で軽くしたので長い時間操作して
も疲れることもなく、使い勝手が良くなった。 (第2の実施例)図5、図6は第2実施例を示してい
る。図5は本発明の第2実施例に係るカメラの一体化形
態斜視図である。図6は図5に示すデッキ部とカメラ部
の分離形態斜視図である。
【0051】第2の実施例は分離されるアクシュー部が
第1実施例ではデッキ側だったのに対し、カメラ側のア
クシュー部を分離するようにしたものである。
【0052】各図中、23′はアクシュー、29はアク
シュー取り脱しスイッチで矢印方向にスライドすると、
後述する爪がアクシュー23′の溝部23′a、23′
bから脱れて、アクシュー23′はコード74′に繋が
ったままカメラ部21から脱れる。
【0053】その他の第1実施例と同一構成には同一符
号を付して重複説明は省略する。また、それ以外の操作
と動作も全く第1実施例と同じなので、以降の動作説明
は省略する。
【0054】以上の第2実施例によれば、カメラ部とデ
ッキ部の分離効果については第1実施例の場合と同様で
あるが、第1実施例ではデッキ部のアクシュー台61を
分離してカメラ部21のアクシュー23に結合し、その
結合部分が出っ張った形状のままカメラ21を操作して
いるのに対し、本実施例ではカメラ側のアクシュー2
3′を分離してカメラ部21側は形状的にも、よりスッ
キリした形で操作できるので、出っ張った結合部分が邪
魔になることもなく使い勝手が良くなる。 (第3の実施例)第3実施例は、第2実施例の場合のケ
ーブルの巻き方の構造に関するもので、カメラ部ユニッ
トの中のケーブルを巻き取るスペースを確保する為のレ
イアウトに関するものである。
【0055】図7は本発明の第3実施例に係るカメラ部
の機構の分解斜視図である。図7において、500はズ
ームレンズユニット、501は回路基板ユニット、50
2は音声記録用マイク503の回路基板ユニット、50
4はその他各種の操作を行うスイッチ等の基板で上にテ
レ、ワイドのスイッチ部材505が構成されている。5
06はAF用レンズ駆動モーター、507はズーム用駆
動モーター、508は撮像素子であるCCD、509は
EVF用駆動回路部、510はバックライト、511は
LCD、512は接眼レンズで、駆動回路509〜レン
ズ512でEVFユニットを構成している。
【0056】このEVFユニットは駆動基板、バックラ
イト、LCD、接眼レンズを全て長手方向一直線上にレ
イアウトして、その外周のスペースを確保してある。そ
の外周には回転可能に構成されたリング513があり、
その周囲に公知のゼンマイ515とケーブル514が巻
いてある。ゼンマイ515は片側を固定部に固定し他端
をケーブル514に固定している。従って、ケーブルの
端74′を引っ張るとリング513に巻かれたケーブル
514がリング513と共に回転して、ゼンマイ515
をチャージしながら回動し、引っ張るのを止めるとチャ
ージされたゼンマイにケーブルは巻き取られる機構であ
る。
【0057】アクシュー23′には溝部23′a、2
3′bがある。29はスライドツマミでアクシュー取り
脱しスイッチである。レバー516はピン519、52
0でスライド可能に軸支されて、矢印M方向とその逆に
動くように構成されている。また、レバー516にはカ
ム溝518が切られていて、そこにピン517が嵌合し
ている。このピン517はツマミ29と一体的な構造で
ある。レバー516にはさらに爪部521、522がつ
いている。
【0058】以上のように構成されているので、スライ
ドツマミ29を矢印方向に動かすとピン517が動き、
レバー516は矢印M方向へ動いて爪部521、522
が溝部23′a、23′bから脱れ、ケーブル74′を
引っ張ればカメラ部21で必要なだけケーブルが出てく
る。逆に、ケーブルを引っ込めてスライドツマミ29を
逆方向にスライドさせれば、爪521と522が溝部2
3′a、23′bと係合して、アクシュー23′は元の
ようにカメラ部21に固着される。
【0059】以上のような第3実施例によれば、カメラ
部21のレンズ部500の外周には各基板類やマイク、
操作部を配置し、EVFユニットは一直線上にレイアウ
トして外周部にスペースをつくり、そこにケーブルを巻
くようにレイアウトしているので、手で持つカメラ部2
1は余計な出っ張り等が無くなりコンパクトで、持ちや
すい形状になって使い勝手が向上する。
【0060】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、複合型
のカメラでビデオカメラはカメラ部とデッキ部に分割さ
れて各々結合部を有し、デッキ部の結合部はデッキ部と
巻取り可能なコードを介して一体的に構成したので、ビ
デオカメラのカメラ部とデッキ部を完全に分離できるこ
とよりスチルカメラとドッキングする際にもコンパクト
な形に一体化が可能でコードに引っ掛かるようなことが
なく使い勝手が非常に良くなる。
【0061】また、ビデオカメラのみ使用する時には、
カメラ部とデッキ部はコードを介して分離することも可
能であることより、デッキ部とコードを介し分離するカ
メラ・EVF部に余計なバッテリー、送受信ユニットが
無く小形化できると共に、カメラ・EVFのみでスタン
バイ・トリガーが可能なので分離したデッキ部は背中の
リュック等に入れて、カメラ・EVF部のみを手に持っ
て撮影できることにより手が疲れず軽くて撮影がしやす
くなる。
【0062】請求項2に記載の発明によれば、複合型の
カメラでビデオカメラはデッキ部とカメラ部に夫々結合
部を有して分離し、カメラ部の結合部をカメラ部と巻戻
り可能なコードを介し一体的に構成したので、請求項1
の場合と同様な効果を有すると共に、カメラ部の形状が
スッキリしてより使い勝手が向上する。
【0063】請求項3に記載の発明によれば、カメラ部
のEVFユニットを構成するLCD、レンズ等の部品を
光軸に対して一直線上に配置し、その外周のスペースに
コードを巻くように構成したので、余計な出っ張りを無
くしてカメラ部の形状がよりコンパクトになり使い勝手
が向上する。
【0064】請求項4に記載の発明によれば、デッキ部
の結合部はアクシュー台がデッキ部と脱着可能な構造と
したので、アクシュー台をデッキ部から脱しコード接続
でカメラ部とデッキ部を分離できる。
【0065】請求項5に記載の発明によれば、カメラ部
の結合部はアクシューがカメラ部と脱着可能な構造にし
たので、アクシューをカメラ部から脱しコード接続でデ
ッキ部とカメラ部を分離できる。
【0066】請求項6に記載の発明によれば、デッキ部
は三脚ネジでスチルカメラ本体に固着し接点で電気的に
接続するように構成したので、スチルカメラとビデオカ
メラはコードを使用しないでコンパクトに一体化できて
使い勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るカメラの一体化形態
斜視図である。
【図2】図1に示すデッキ部とカメラ部の分離形態斜視
図である。
【図3】図1に示すカメラの電気回路図である。
【図4】図2に示すビデオカメラの動作のフローチャー
トである。
【図5】本発明の第2実施例に係るカメラの一体化形態
斜視図である。
【図6】図5に示すカメラ部とデッキ部の分離形態斜視
図である。
【図7】本発明の第3実施例に係るカメラ部機構の分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 スチルカメラ 2 背蓋 3 レンズ部 4 表示器 5 レリーズボタン 6 モードダイヤル 8,61 アクシュー台 9,62 接点 21 カメラ部 22 EVF 23 アクシュー 24,25 ズームボタン 26 マイクユニット 27,51 スタンバイスイッチ 28,63 トリガーボタン 29 アクシュー取り外しスイッチ 50 デッキ部 52 セレクトダイヤル 55 イジェクトスイッチ 56 三脚ネジ 57 リング 59 アクシュー台取り外しスイッチ 60 地板部 71,72 爪 74 コード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動画情報を記録するビデオカメラと静止
    画情報を記録するスチルカメラを一体的に構成可能な複
    合型のカメラにおいて、ビデオカメラはレンズと撮像素
    子を有するカメラ部と記録を行うデッキ部とに分割され
    て各々結合部を有し、デッキ部の結合部は前記デッキ部
    と巻取り可能なコードを介して一体的に構成したことを
    特徴とするカメラ。
  2. 【請求項2】 動画情報を記録するビデオカメラと静止
    画情報を記録するスチルカメラを一体的に構成可能な複
    合型のカメラにおいて、ビデオカメラはレンズと撮像素
    子を有するカメラ部と記録を行うデッキ部とに分割され
    て各々結合部を有し、カメラ部の結合部は前記カメラ部
    と巻戻り可能なコードを介して一体的に構成したことを
    特徴とするカメラ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のカメラにおいて、カメラ
    部EVF機能の回路部、バックライト部、LCD部およ
    び接眼光学系部を光軸に対して略一直線上に配置し外周
    にコードを巻くように構成したことを特徴とするカメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記デッキ部の結合部はカメラ部のアク
    シューに結合するアクシュー台がデッキ部と脱着可能な
    構造であることを特徴とする請求項1記載のカメラ。
  5. 【請求項5】 前記カメラ部の結合部はデッキ部のアク
    シュー台に結合するアクシューがカメラ部と脱着可能な
    構造であることを特徴とする請求項2記載のカメラ。
  6. 【請求項6】 前記ビデオカメラのデッキ部は三脚ネジ
    によりスチルカメラ部と固着結合し接点を介して電気的
    に接続可能な構造であることを特徴とする請求項1又は
    2記載のカメラ。
JP7206738A 1995-07-21 1995-07-21 カメラ Pending JPH0937131A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7206738A JPH0937131A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 カメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7206738A JPH0937131A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 カメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0937131A true JPH0937131A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16528292

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7206738A Pending JPH0937131A (ja) 1995-07-21 1995-07-21 カメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0937131A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6490419B2 (en) 2000-08-10 2002-12-03 Minolta Co., Ltd. Data recording device and camera system
JP2005354419A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Sony Corp ビデオカメラ
GB2440773A (en) * 2006-08-12 2008-02-13 Tony Marsh Audiovisual recording system with detachable camera
US7726890B2 (en) 2006-01-19 2010-06-01 Fujifilm Corporation Camera

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6490419B2 (en) 2000-08-10 2002-12-03 Minolta Co., Ltd. Data recording device and camera system
JP2005354419A (ja) * 2004-06-10 2005-12-22 Sony Corp ビデオカメラ
US7726890B2 (en) 2006-01-19 2010-06-01 Fujifilm Corporation Camera
GB2440773A (en) * 2006-08-12 2008-02-13 Tony Marsh Audiovisual recording system with detachable camera

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000196938A (ja) ビデオカメラ
JPH0769564B2 (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ
JPH0119245Y2 (ja)
JPH0937131A (ja) カメラ
US6748168B2 (en) Image capture apparatus having multi-function rotary device and protective cover
JP2003304430A (ja) 携帯型メモリの装着機構を備えたカメラおよび携帯機器
JP3968479B2 (ja) 撮像装置
JPH0943717A (ja) 画像撮影装置
JP2832098B2 (ja) カメラ一体型ビデオレコーダ装置
JPH09127603A (ja) ビデオカメラ用スチルカメラ
JPH03236688A (ja) バッテリカプラ
JP2004184713A (ja) カメラ
JPH03102979A (ja) カメラ一体型vtr
JP2887089B2 (ja) スチルカメラ一体型ビデオムービーカメラ
RU2178906C2 (ru) Устройство для выборочной или одновременной фото- или видеосъемки, или камера многоцелевого назначения
JPH07143368A (ja) 磁気記録再生装置
JPS63161778A (ja) スチルカメラ付きビデオカメラ
JPH0368278A (ja) カメラ一体型vtr
JP2005051452A (ja) 電子カメラ
JPH09116797A (ja) 光学系分離型信号記録再生装置
JP2000156811A (ja) カメラ
JP4050688B2 (ja) デジタルカメラ、その制御方法および記録媒体
JPH0943715A (ja) 画像撮影装置
JP2004088717A (ja) デジタルカメラ
JP4535196B2 (ja) デジタルカメラ、その制御方法および記録媒体