JPH0936999A - スキャナ/プリンタサーバーシステム - Google Patents

スキャナ/プリンタサーバーシステム

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JPH0936999A
JPH0936999A JP7187386A JP18738695A JPH0936999A JP H0936999 A JPH0936999 A JP H0936999A JP 7187386 A JP7187386 A JP 7187386A JP 18738695 A JP18738695 A JP 18738695A JP H0936999 A JPH0936999 A JP H0936999A
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image
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JP7187386A
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Naoto Arakawa
直人 荒川
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上のスキャナでのリアルタイム
性を要求されるスキャナ入力という機能をネットワーク
上で有効に活用できず、クライアントユーザからの要求
に耐えられないという問題がある。 【解決手段】 クライアントが、ファイルサーバーでの
スプール機能を利用せず、直接スキャナ/プリンタサー
バーにアクセスしてスキャナ入力に対する割り込みを行
ない、スキャナにて画像を読み込む。この際、クライア
ント側の優先レベルを比較し、それがファイルサーバー
で実行中のジョブよりも優先度が高ければ、そのジョブ
の実行を中断してスキャナでの画像入力を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク上で
複数のクライアントユーザがスキャナ機能を共有するス
キャナ/プリンタサーバーシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のコンピュータをネットワー
ク上につないでデータの共有化、プリンタ資源の共有化
が進められている。そして、その中の機能として、プリ
ンタサーバーとは異なる、複数のユーザが1台のスキャ
ナを共有化するスキャナサーバーという機能が重視され
てきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
スキャナ/プリンタサーバーシステムでは、プリンタサ
ーバーとは異なり、ネットワーク上のスキャナに関し
て、スキャナ入力というリアルタイム性を要求される機
能をネットワーク上で有効に活用できず、クライアント
ユーザからの要求に耐えられないという問題がある。
【0004】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
ので、その目的とするところは、リアルタイム性が要求
されるスキャナ入力という機能をネットワーク上で有効
に活用でき、クライアントユーザからの要求に耐えられ
るスキャナ/プリンタサーバーシステムを提供すること
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、同一ネットワーク上に複数のクライアン
ト端末、少なくとも1つのファイルサーバー、プリンタ
サーバー及びスキャナサーバーが接続される構成をと
り、該ファイルサーバーは、プリント出力するラスタ画
像データとプリントコマンド及びスキャンラスタ画像デ
ータとスキャンコマンドをキューイングするための情報
を管理するスキャナ/プリンタサーバーシステムにおい
て、前記ラスタ画像データ及びスキャンラスタ画像デー
タを記憶する記憶手段と、前記ファイルサーバー上に前
記キューイングの対象となる画像データの出力優先順位
を決める第1の情報を保持する手段と、前記スキャナサ
ーバー/プリンタサーバー上に前記クライアント端末の
処理優先順位を決める第2の情報を保持する手段と、前
記クライアント端末のジョブ実行中に他のクライアント
端末からの前記ファイルサーバーを介さない割り込み入
力ジョブを受け付ける手段と、前記第1の情報及び第2
の情報をもとに、前記実行中のジョブの優先レベルと、
前記割り込み入力ジョブの優先レベルを比較する手段
と、前記比較により前記割り込み入力ジョブの優先レベ
ルが前記実行中のジョブよりも高いと判定された場合、
該実行中のジョブを中断する手段と、前記中断後、前記
割り込み入力ジョブを発行したクライアント端末から前
記スキャナサーバーに対する入力処理のトリガコマンド
を受ける手段と、前記トリガコマンドに対応させて前記
スキャナサーバーから画像を入力するよう制御する手段
と、前記入力した画像を前記記憶手段に登録する手段
と、前記登録した画像を前記割り込み入力ジョブを発行
したクライアント端末からの画像要求コマンドに従って
該クライアント端末に転送する手段とを備える。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明の実施の形態について詳細に説明する。
【0007】図1は、本発明の実施形態に係るスキャナ
/プリンタサーバーシステムのシステム構成を示す図で
ある。同図に示すように、本実施形態に係るシステム
は、その上部にデジタルカラー画像読み取り部(以下、
カラースキャナと称する)と、デジタルカラー画像を印
刷出力するデジタルカラー画像プリント部(以下、カラ
ープリンタと称する)からなるデジタルカラー複写機
(1000)と、ネットワーク(1)上に接続されてい
るスキャナ/プリンタサーバー(200)、ネットワー
ク(1)上のファイルシステムをサポートするファイル
サーバー(500)、複数のクライアントユーザのコン
ピュータ(400)により構成される。
【0008】図2は、本実施形態に係るスキャナ/プリ
ンタサーバーシステムのスキャナ/プリンタ機能を有す
る、デジタルカラー複写機(1000)の構成を示す図
である。同図に示すスキャナ部(100)では、スキャ
ナコントローラ(101)が制御の中心となり、以下に
示す制御を行なっている。
【0009】露光系コントローラ(103)が、原稿台
(150)上の原稿をR・G・Bの各色ごとに、密着型
CCDラインセンサにより色分解し、点順次のアナログ
画像信号に変換する。このアナログ画像信号は、A/D
変換部(不図示)で各色8bitのデジタル画像信号に
変換され、輝度を示すRGB各色が、それぞれ線順次信
号として出力される。この画像信号(デジタル信号)
は、画像処理部(102)で、R,G,Bの輝度レベル
から、濃度レベルを示すC,M,Y,Bkの4色のトナ
ー量に対応したレベルに変換される。そして、同時に画
像処理部(102)で色補正演算され、合成、変倍、移
動等の各種画像処理が行なわれる。
【0010】プリンタ部(300)では、スキャナ部
(100)より送られてきたC,M,Y,Bkの各デジ
タル画像信号が、不図示の半導体レーザの点灯信号に変
換される。具体的には、作像部302のレーザドライブ
部(310)でレーザーが制御され、そのレーザの点灯
信号は、デジタル画像信号のレベルに対応したパルス幅
信号として出力される。なお、ここでのレーザの点灯レ
ベルは、256レベル(8bitに対応)となってい
る。
【0011】プリンタ部(300)は、出力すべき画像
信号に応じて、カラー画像をC,M,Y,Bkのカラー
別に制限し、現像部(314)にて、それぞれを感光ド
ラム(315)に、順次デジタル的なドット形式で露光
・現像し、記録用紙に複数回転写(316)して、最後
に定着部(322)にて定着する、電子写真方式のレー
ザービームプリンタとなっている。
【0012】このようにスキャナ部(100)とプリン
タ部(300)にて、カラーのスキャナ部(100)に
よりカラーのプリンタ部(300)の制御を行なうこと
により、デジタルカラー複写機(1000)として機能
することが可能となっている。
【0013】デジタルカラー複写機(1000)として
機能する際には、カラースキャナ部(100)の原稿台
(150)に原稿画像をセットし、複写開始キーを押し
て、上述のプロセスに従ってカラースキャナ部からの画
像の読み込み、画像処理、カラープリンタ部(300)
での露光、現像、複写、定着のプロセスを経て画像が形
成され、カラーコピーが出力される。
【0014】図3は、ネットワーク(1)上のクライア
ントコンピュータ(400)の構造を示すブロック図で
ある。同図に示すホストコンピュータ(400)は、ス
キャナ/プリンタサーバー(200)、ファイルサーバ
ー(500)とのネットワーク上のプロトコルを制御す
るためのネットワークコントローラ(420)、本クラ
イアントコンピュータの中央制御のためのCPU(40
5)、画像データの1時登録、各種データ記憶のための
ハードディスク(451)、それを制御するハードディ
スクコントローラ(450)、メインメモリ(46
0)、作業者からの指示入力手段として機能するマウス
(431)やキーボード(441)、レイアウト・編集
・メニュー表示のためのカラーディスプレイ(41
2)、ディスプレイメモリ(411)、ディスプレイコ
ントローラ(410)、及びディスプレイメモリ(41
1)上での画像レイアウト・編集を行なう画像編集コン
トローラ(413)にて構成される。
【0015】図4は、本実施形態に係るスキャナ/プリ
ンタサーバー(200)の構成を示すブロック図であ
る。本装置は、大別して、スキャナ/プリンタサーバー
(200)全体を制御するメインコントローラ(21
0)、ネットワーク上のプロトコル処理を制御するネッ
トワークコントローラ(220)、そのプロトコルによ
り抽出したパケットの内容の解析、画像データの分離
等、サーバーとしての制御を行なうネットワークサーバ
ーコントローラ(221)、分離された画像データ/コ
マンドデータに基づいて、カラー多値ラスタ画像デー
タ、及びその位置・属性情報を記憶/管理し、レイアウ
ト等を行なうラスタ画像記憶部(700)に分けられ
る。
【0016】また、インターフェースとしては、デジタ
ルカラー複写機(1000)との画像データ、命令をや
りとりするカラーデジタルインターフェースコントロー
ラ(790)、サーバー管理者からの指示入力手段とし
てのマウス(244)、ディスプレイメモリ(24
1)、及び、ディスプレイコントローラ(240)にて
構成される。
【0017】図5は、本実施形態に係るファイルサーバ
ー(500)の構成を示すブロック図である。本ファイ
ルサーバー装置は、大別して、ネットワーク上のプロト
コル処理を制御するネットワークコントローラ(52
0)、そのプロトコルにより抽出したパケットの内容の
解析、画像データ分離等、ファイルサーバー(500)
全体としての制御を行なうファイルサーバーメインコン
トローラ(510)、単体もしくは複数のハードディス
クを制御するハードディスクコントローラ(530)、
それに接続される複数のハードディスク(531‐1,
‐2,‐3)、ハードディスク上に登録されたキューイ
ングファイルデータを管理/制御するキュー管理コント
ローラ(550)、その管理情報についてのキューテー
ブルデータ(551)、ファイルサーバー管理者からの
指示入力手段としてのマウス(544)、キーボードと
(545)、メニュー表示のためのカラーディスプレイ
(542)、ディスプレイメモリ(541)、及び、デ
ィスプレイコントローラ(540)にて構成される。
【0018】図6は、本実施形態に係るスキャナ/プリ
ンタサーバー内のラスタ画像記憶部(700)の構成を
示すブロック図である。このラスタ画像記憶部(70
0)は、ラスタ画像データの全体を制御するイメージメ
インコントローラ(210)を中心に、カラーラスタ画
像データをラスタイメージメモリ(760)へ効率良く
配置、管理を行なうメモリ管理コントローラ(72
0)、その管理テーブル(770)、既に登録された画
像データ、もしくは、スキャナからメモリ上に画像登録
をする際に、色に関する画像変換、及び拡大/縮小/変
形編集を行なう画像編集コントローラ(730)、プリ
ンター部へ出力する際にレイアウト編集をリアルタイム
で行なうレイアウトコントローラ(750)を中心とし
て構成されている。
【0019】メモリ上の画像データを出力する際には、
カラーデジタルインターフェースコントローラ(79
0)を介して、カラープリンタ部(300)に画像デー
タを転送し、カラープリント画像を得る。また、カラー
スキャナ部(100)から画像データを入力し、カラー
デジタルインターフェースフェイスコントローラ(79
0)を介して、メモリ上に画像データを登録する。
【0020】ラスタ画像記憶部(700)とスキャナ/
プリンタサーバー(200)のメインバスとの画像デー
タ及び命令は、特定のフォーマットに基づいており、バ
スコントローラ(740)を介して、イメージコントロ
ーラ(710)とスキャナ/プリンタサーバー(20
0)のメインコントローラとがデータのやり取りを行な
う構成をとる。
【0021】このラスタ画像記憶部(700)は、画像
データをファイル管理モードとページモードの2つのモ
ードで管理することが可能となっている。
【0022】すなわち、プリンタ出力において、1つ目
のファイル管理モードは、複数個の画像データを記憶/
管理する機能であり、記憶された画像データは、スキャ
ナ/プリンタサーバーのメインコントローラ(210)
からの命令によって、登録されている複数の画像データ
のそれぞれのレイアウトを行ない、カラーデジタルイン
ターフェースコントローラ(790)を介して、カラー
プリンタ部(300)に出力し、カラープリント画像を
得るようにしている。
【0023】その際、複数の画像データは、画像ファイ
ルとして、それぞれ、ラスタイメージメモリ(760)
を複数に分割して管理されており、メモリ上のスタート
アドレスとその画像データ長、画像データの属性、画像
データのレイアウト出力の位置情報等が位置/属性情報
テーブル(770)に登録され、それをメモリ管理コン
トローラ(720)が管理している。
【0024】そして、実際に出力される際、画像データ
は、その登録された画像データの色に関する画像変換を
行なう画像編集コントローラ(730)と、レイアアウ
ト出力する際に拡大/縮小/変形編集を行なうレイアウ
トコントローラ(750)により指定された位置と大き
さになり、カラーデジタルインターフェースコントロー
ラ(790)を介して、カラープリンター部(300)
に出力される。このため、オリジナルの画像データは常
時、メモリ上にあるので、レイアウト出力を変えること
も可能となっている。
【0025】スキャナ入力において、ファイル管理モー
ドは、プリント出力と同様に複数個のスキャナ入力画像
データを記憶管理することができる。このとき、プリン
ト出力用の画像データとスキャナ入力の画像データを混
在させることも可能となっている。
【0026】スキャナから入力された画像は、プリント
時と同様にラスタイメージメモリ(760)を複数に分
割して管理されており、メモリ上のスタートアドレス
と、その画像データ長、画像データの属性、属性情報テ
ーブル(770)に登録されて、それをメモり管理コン
トローラ(720)が管理している。
【0027】実際の入力の際には、画像は、カラースキ
ャナ部(100)から入力されたスキャナ入力画像デー
タの色に関する画像編集コントローラと、入力時の拡大
/縮小/変形編集を行なうレイアウトコントローラ(7
50)により指定された入力サイズになり、ラスタ画像
メモリ上に登録される。
【0028】もう1つのメモり管理モードであるページ
モードにおいては、ラスタイメージメモリ(760)を
一枚の用紙として扱い、メモリを幅(WIDTH)/高
さ(HEIGHT)で管理し、複数の画像データは、そ
れぞれ、メモリ上にレイアウトされる際に、画像編集コ
ントローラ(730)により、拡大/縮小/変形、及び
画像データの色に関する画像変換が施されて、指定され
た画像メモリ上のレイアウト位置にはめ込まれる。
【0029】このように画像データがレイアウトコント
ローラ(750)により指定された位置と大きさにな
り、カラーデジタルインターフェースコントローラ(7
90)を介して、カラープリンタ部(300)に出力さ
れるか、もしくは、カラースキャナ部(100)から指
定された大きさで画像メモリ上に登録される。
【0030】本実施形態においては、クライアントコン
ピュータ(400)、ファイルサーバー(500)、ス
キャナプリンタサーバー(200)がネットワーク上で
各々通信を行なうために、図9に示すような、パケット
と呼ばれるデータ列の集まりを、1つのブロックを利用
して、相互にこのパケットのやり取りを行なう。
【0031】パケットの構造は、図9に示すように、そ
の先頭に送信先のネットワークアドレス、次に送り元の
ネットワークアドレスをセットし、そのパケットのフレ
ームサイズの情報の後(パケットデータ部)に実際のパ
ケットデータが続き、最後にデータ転送の信頼性を上げ
るために、テイラーと呼ばれるCRC等のエラーチェッ
クを付ける。
【0032】このパケットデータ部(10002)に関
しては、任意のデータを入れることが可能であるが、本
実施形態では、図9、図10に示すように、ヘッダ部
(10003)とデータブロック部(10100)に分
かれる。
【0033】パケットデータ部(10002)のヘッダ
部(10003)は、図9に示すように、まず、その先
頭にヘッダ情報であることを示すヘッダコードが入り、
次にこのパケットデータがどのような機能を持つかを示
すファンクションコード部(10020)が来る。そし
て、複数のパケットにより1つのデータを構成する場合
の連続番号を示す連続パケットID(10030)、そ
のトータルのパケット数を示すトータルパケットID
(10031)、実際のデータが入るデータブロック部
(10100)のデータの長さを示すデータ長(100
32)により構成される。
【0034】また、ファンクションコード部(1002
0)は、スキャナ/プリンタサーバーのタイプを示すフ
ァンクションID(10021)と、サーバーに対して
のジョブのタイプを示すジョブタイプID(1002
2)、実行されるジョブを識別するジョブID(100
23)により構成される。
【0035】パケットデータ部(10002)のデータ
ブロック部(10100)は、図10に示すように、ヘ
ッダ部のファンクションコード部のジョブタイプID
(10022)の内容により、コマンドブロック(10
005)、ステータスブロック(10006)、画像デ
ータブロック(10007)、画像情報ブロック(10
008)に分けられる。
【0036】そこで、上記の構成をとる本スキャナ/プ
リンタサーバーシステムのスキャン動作についてフロー
チャートを参照して説明する。 <クライアントコンピュータ上のスキャン実行処理>図
13は、本実施形態に係るサーバーシステムにおけるス
キャン実行処理手順を示すフローチャートである。
【0037】クライアントコンピュータ(400)上
で、スキャン入力用のソフトウェア(以下、スキャナド
ライバという)がハードディスク(451)よりメイン
メモリ(460)上にロードされ(図13のSTEP
1)、それがCPU(405)により実行される(ST
EP2)。
【0038】ユーザは、読み込むための原稿をデジタル
カラー複写機の原稿台にセットし(STEP3)、スキ
ャナソフトを使用後(STEP4)、マウス(431)
やキーボード(441)を使用してディスプレイ(41
2)上で、スキャナ領域、カラーバランス設定、画像タ
イプ、原稿サイズの指定を行なう(STEP5,6)。
そして、続くSTEP7では、スキャン実行プロセスを
行なう。 <ファイルサーバーキューに対するステータス要求>図
14は、図13のSTEP7のスキャン実行プロセスの
詳細処理手順を示すフローチャートである。
【0039】ここでは、スキャナドライバは、ネットワ
ーク・コントローラ(420)に対して、ファイルサー
バー(500)のネットワーク・コントローラ(52
0)と通信を行なう。すなわち、あらかじめクライアン
トコンピュータに登録してあるファイルサーバーのネッ
トワークアドレス(453)をもとに、ネットワーク・
コントローラ(420)は、パケットベース(1000
1)における相手先アドレスをセットし、ヘッダ部のフ
ァンクションIDに、機能を識別するIDとして一意的
に決まっているカラースキャナ/プリンタ用のIDをセ
ットして、実行形態がカラースキャナとプリンタに関す
るものであることを明示する。
【0040】ジョブのIDは、まだ、ジョブが確定して
いないので‘0’をセットし、ジョブのタイプIDとし
て、コマンドのデータブロックであることを示す、一意
的に決まっているコマンドのIDをセットする。
【0041】このときのデータブロック部は、ファイル
サーバー側のキュー状態情報を入手するためのキュース
テータス要求のコマンドをセットする。クライアントコ
ンピュータ(400)は、このパケットデータを、ネッ
トワーク・コントローラ(420)を介して、ファイル
サーバー(500)に転送する。
【0042】ファイルサーバー側では、ファイルサーバ
ー(500)のメインコントローラが、そのパケットの
内容をヘッダ部とデータブロック部とに分離し、データ
ブロック部の内容がコマンドであると解析し、そのコマ
ンドに沿った処理を行なう。ここで、クライアント側か
らの要求は、ファイルサーバーのキューステータス要求
のコマンドであるので、ファイルサーバー(500)の
メインコントローラは、指定されたファンクションID
(10021)にあたるスキャナ/プリンタのキュー情
報があるかどうかを、キュー管理コントローラ(55
0)に対して要求する(図14のSTEP11,1
2)。 <キューイングテーブルの参照>キューテーブルデータ
の構成は、複数のスキャナ/プリンタサーバーに対応で
きるように、図7に示すようなキューイングエントリー
テーブル内に、それぞれのスキャナ/プリンタサーバー
用にキューイングテーブル管理し、その各々のキューイ
ングテーブル内には、クライアントからの要求されたプ
リント/スキャナのジョブが複数登録されている、とい
う構成をとる。
【0043】キュー管理コントローラ(550)は、キ
ューイングエントリーテーブルの中に登録してあるキュ
ーイングテーブル(図8参照)の内容を参照し、各キュ
ータイプをチェックして、指定されたファンクションI
D(10021)に相当するものを捜す。そして、その
キュータイプが存在する場合、そのキューイングテーブ
ルのデータから全体のステータス情報を作成する。も
し、複数の対象があった場合には、複数分の全体のステ
ータス情報を作成する。
【0044】全体ステータス情報のデータは、指定され
たファンクションID(10021)に相当するキュー
で、登録キューID(10209)とそのキューの対象
となるプリンタサーバーのサーバーID/ネットワーク
ID(10301)、そのキューテーブルに割り当てら
れたキューイングファイルデータの登録可能容量である
キューイングファイル残り容量(10313)、現在登
録されているトータルのキュー数(10306)、登録
可能な最大キュー数(10312)、登録されているキ
ューごとのクライアントの優先レベル(10314)、
ジョブを登録したクライアントのネットワークID(1
0315)、エラーコードで構成されている。
【0045】この全体ステータス情報のデータは、パケ
ット部のデータブロック部にセットされ、ヘッダ内のジ
ョブタイプIDをステータスブロックのIDにして、ス
テータス要求を発行したクライアントコンピュータに返
送する。
【0046】一方、対象となるキュー情報が存在しない
場合には、一意的に決まっている対象スキャナ/プリン
タが見つからない旨を示すエラーコードをパケットデー
タのデータブロック部にセットし、それをステータス要
求を発行したクライアントコンピュータに返送する。 <キューイングテーブルのチェック>クライアントコン
ピュータは、ファイルサーバーより返送されたパケット
データの内容を、上述したファイルサーバーと同様に分
割/解析し、現在有効なスキャナ/プリンタサーバーに
あたる登録キューIDを入手する(STEP13)。こ
のとき、全体ステータス情報のデータから、現在実行中
のキュー(10307)の優先レベル(10314)の
値と、あらかじめ、クライアントコンピュータ上に設定
されている優先レベルの値との比較を行なう(STEP
15)。この優先レベルは、ファイルサーバーに対して
キュー登録を行なう、もしくは、スキャン/プリントを
実行する際に、実行順の入れ替えを決めるための値で、
各クライアントコンピュータに対して1から10の優先
順を付け、ファイルサーバーとスキャナ/プリンタサー
バー側にテーブル(562/262)として登録されて
いる。
【0047】このSTEP15で、現在実行中のキュー
よりもクライアント側の優先レベルが低かったと判断さ
れた場合、クライアント側のスキャナドライバは、ユー
ザに対して、ジョブが直接スキャナ/プリンタサーバー
に登録・実行できない旨の警告メッセージを表示し(S
TEP151)、あらかじめ設定されていた一定時間後
に、上述した動作を繰り返し、ファイルサーバー上の実
行ジョブの優先順位が、自分の優先順位よりも低くなる
のを待つ(STEP152)。
【0048】以下、スキャナ/プリンタサーバーへの直
接アクセスとして、直接スキャナ/プリンタサーバーに
登録実行する前に、上述したファイルサーバー(50
0)側の全体ステータス情報を入手し、その結果、現在
実行中のキューよりもクライアント側の優先レベルが高
かった場合の処理について述べる。 <スキャナ/プリンタサーバーへのスキャナ割り込み>
クライアントコンピュータ(400)は、ファイルサー
バー(500)より返送されたパケットデータの全体ス
テータス情報から、対象とするスキャナ/プリンタサー
バーのネットワークID(10301)をキューイング
テーブル(10300)から取り込む。クライアントコ
ンピュータは、スキャナ/プリンタサーバー(200)
に対して、パケットベースのデータブロック部に割り込
み要求コマンドをセットし、それを上述の手順にて転送
する。
【0049】この割り込み要求コマンドのパラメータと
しては、上述したように、クライアントコンピュータの
ハードディスク上にあらかじめ登録してあるジョブ優先
レベル(452)の値がセットされる(STEP1
6)。
【0050】クライアントコンピュータは、スキャナ/
プリンタサーバーに対して、割り込み要求コマンドを一
定間隔ごとに発送し、それをある一定回数繰り返し、接
続回答がない場合(STEP17での判断がYes)、
スキャナドライバは、ユーザにジョブが実行できない警
告メッセージを表示し(STEP172)、あらかじめ
設定されていた一定時間後(STEP173)に、上述
したように、ファイルサーバー側に全体ステータス要求
コマンドを発行する動作を繰り返して、ファイルサーバ
ー上に空きができるのを待つ(STEP171)。
【0051】スキャナ/プリンタサーバーは、この間、
現在実行中のジョブの画像データをファイルサーバーよ
り受け取り、ラスタ画像データ部に順次登録する手順を
実行するが、一定間隔ごとに、他のクライアントからの
スキャナ要求がスキャナ/プリンタサーバーに直接送ら
れていないかどうかを、ネットワークサーバーコントロ
ーラ(221)がチェックする(STEP18)。 <クライアントの割り込みレベルチェック>先のクライ
アント側からの割り込み要求コマンドのパケットを受け
取ったスキャナ/プリンタサーバー(200)は(ST
EP181)、まず、クライアント優先テーブル(26
2)から、割り込み要求のあった優先レベルと現在実行
中のクライアントジョブの優先順位とを比較する(ST
EP19)。
【0052】ここで、現在実行中のジョブの優先順位が
高かった場合(図15のSTEP20での判定がNo
>、現在実行中のジョブの方が優先順位が高いことを示
すエラーコードをパケットベースにセットし、ステータ
ス情報としてクライアント側に返送する(STEP20
1)。
【0053】クライアント側のスキャナドライバは、ス
キャナ/プリンタサーバー(200)からのステータス
情報がエラーであったことから、スキャナ/プリンタサ
ーバーへの直接接続ができなかったことを示すメッセー
ジをユーザに知らせる(STEP202)。ユーザがそ
れを確認後、ホスト上で設定された一定時間後に、再
度、ファイルサーバーにアクセスし、同様の手順を繰り
返す(STEP203)。
【0054】一方、割り込み要求のジョブの優先順位の
方が高かった場合、一意的に決められている割込用のジ
ョブIDをステータスパケット内にセットし、上述した
ように、それをクライアント側に返送する。 <ジョブ中断コマンドの発行>スキャナ/プリンタサー
バー(200)は、現在実行中のジョブを中断するため
に、ファイルサーバー(500)に対してジョブ中断コ
マンドを発行する。このジョブ中断コマンドのパラメー
タは、スキャナ/プリンタサーバー上で実行していた、
対象となるジョブのジョブIDがセットされる(STE
P21)。 <ジョブのリセット>フィルサーバー(500)は、上
記のコマンドパケットより得られたジョブIDから、対
象となるキューテーブルを検出し、そのキューステータ
スを、一意的に決められている割り込み実行中の意味を
持つ値に変更する(STEP22)。
【0055】これにより、このジョブを実行していた他
のクライアント側は、モニタリングの方法により、実行
ジョブに割り込みが入ったことをキューステータス(1
0304)より知ることになる。 <スキャナ/プリンタサーバーに対するダイレクトスキ
ャナ登録/画像データ転送>クライアントコンピュータ
(400)のスキャナドライブは、スキャナ/プリンタ
サーバー(200)より返送されたステータスのパケッ
トにより、割り込みが認められたかをチェックし、割り
込みができた場合、ユーザに対象となるデジタルカラー
複写機のスキャナ部に読み込むための原稿のセットを確
認するようにメッセージを出す。
【0056】これによりユーザは、原稿を確認後、スキ
ャナドライバに対して、原稿の用紙サイズと、読み込む
際の画像データのタイプ(RGB、グレースケール、2
値ビットマップ)、読み込む際の解像度、カラーバラン
ス情報と確認の指示を出す(STEP23)。
【0057】ここで、スキャナフォライバは、パケット
ベース(10001)のジョブID(10023)を、
先にスキャナ/プリンタサーバーより入手したステータ
スパケット内にセットされていた割り込み用ジョブID
と同じ値をセットし、ジョブタイプID(10022)
としてコマンドタイプをセットする。
【0058】このときのデータブロック部(1010
0)は、スキャナ実行コマンドをセットし、そのコマン
ドブロック(10005)に、先にスキャナドライバが
ユーザより指示された、スキャニングする原稿サイズ情
報(幅、高さ)パラメータと、カラーバランス情報、解
像度情報と原稿サイズをもとに算出した画像データのタ
イプ(RGB、グレースケール、2値ビットマップ)の
パラメータをセットする。このスキャナ実行コマンドの
パケットは、上述したパケット転送と同様に、ネットワ
ークコントローラによりスキャナ/プリンタサーバー
(200)側に転送される(STEP231)。
【0059】スキャナ/プリンタサーバー(200)
は、続くSTEP24で、コマンドパケットの内容チェ
ックを行なう。 <スキャナ/プリンタサーバーへのスキャナ入力>スキ
ャナ/プリンタサーバー(200)は、クライアントコ
ンピュータ(400)からのスキャナ入力コマンドパケ
ット(コマンドブロック)(10005)を受信し、メ
インコントローラ(210)は、上述したファイル管理
モードで動作するようにイメージコントローラ(71
0)をセットアップする。これにより、イメージコント
ローラは、スキャニングした画像をラスタイメージメモ
リ(760)に登録するため、メモリ管理コントローラ
(720)に対して登録する際の画像ファイルIDを任
意のものにセットアップする。このIDをメモリ管理コ
ントローラは、管理/識別用に使用する(図16のST
EP60)。
【0060】スキャナ/プリンタサーバーのメインコン
トローラは、先のスキャナ入力コマンドによって入手し
た原稿サイズ情報/カラーバランス/画像サイズ/画像
データのタイプのパラメータをレイアウトコントローラ
(750)にセットし、カラーデジタル複写機のカラー
スキャナ部に対して、カラーデジタルインターフェース
コントローラ(790)を介してスキャナ入力のトリガ
をかける。
【0061】これにより、ユーザがセットした原稿を、
RGB画像データとして入手し、その際、レイアウトコ
ントローラが、上記のユーザの指定したパラメータに基
づいた変換をリアルタイムで行ない、それがラスタイメ
ージメモリ(760)に転送され、スキャナ情報が、先
に決定された画像ファイルIDに対応する位置属性情報
テーブル(770)に登録し、管理される(STEP6
1,62,63)。 <スキャナ入力中/完了等のステータス情報設定>スキ
ャナ/プリンタサーバーが実行している割り込み処理の
ステータスは、随時、クライアントからモニターするこ
とが可能となっている。
【0062】スキャンが開始された時点で、メインコン
トローラ(210)は、一定間隔ごとにスキャンの状況
をラスタ画像記憶部(700)に問い合わせ、それによ
り、スキャンに関するエラー状況を確認して、その情報
をメインメモリ(210)に保持する。 <クライアントのステータス情報モニタリング>クライ
アントコンピュータ(400)は、スキャン実行パケッ
トを全て発行した後は、スキャナ/プリンタサーバー側
の割り込み処理状況をモニターする。クライアントコン
ピュータ(400)のスキャナドライバは、ネットワー
クコントローラ(420)を介して、ジョブステータス
要求コマンドパケットを発行する。
【0063】このコマンドパケットは、パラメータとし
て指定したジョブIDのキューイングテーブルのジョブ
情報をクライアント側に返すもので、これにより、現在
のジョブ情報をモニタリングすることが可能である。
【0064】このジョブ情報のモニタリングは、クライ
アントコンピュータ(400)のスキャナドライバが、
スキャナ/プリンタサーバーより得られたステータス情
報から、現在の実行プロセス、プリント済み枚数、エラ
ー状況を入手することが可能で、一定間隔ごとに、その
情報をジョブステータス要求コマンドのパケットによ
り、スキャナ/プリンタサーバー側から入手する。
【0065】クライアント側は、上記のモニター機能に
より、ジョブステータスがプリントの完了かどうかを知
ることができる。 <スキャナ/プリンタサーバーの画像転送>クライアン
トコンピュータ(400)は、画像データGETコマン
ド転送を、上述したようにスキャナ/プリンタサーバー
に発行する(STEP65)。このコマンドにより、ス
キャナ/プリンタサーバー(200)は、スキャナより
読み込んだ画像データをクライアントに転送するため、
その画像データサイズに相当する画像データブロックの
全体パケット数を、ヘッダ部(10003)のトータル
パケットID(10031)にセットし、スキャナにて
読み込まれた画像を管理しているラスタイメージメモリ
(760)から、画像データブロックに順次、連続パケ
ットIDを付けて、一連の画像データパケットとして転
送を行なう。
【0066】そして、これらの画像データパケットは、
上述したパケット転送と同様に順次クライアント側に転
送される(STEP66)。 <中断ジョブの再開>スキャナ/プリンタサーバーは、
上記の処理により割り込み処理が全て完了し、全画像パ
ケットの転送が終わると(STEP67でYes)、フ
ァイルサーバーに対して、先に中断したジョブの再実行
処理を行なう(STEP68)。 <スキャナドライバの画像入手>スキャナ/プリンタサ
ーバーより送られてきたスキャナ入力画像は、ホストコ
ンピュータのネットワークコントローラを介して、スキ
ャナドライバに転送され、画像データパケットから画像
データを取り出す処理が行なわれる。この画像データ
は、一旦、ホストコンピュータ上のハードディスク(4
51)に蓄えられる。
【0067】スキャナドライバは、この画像データをユ
ーザからの指示に基づいて、指定された画像ファイルフ
ォーマットに再変換し、ハードディスク上に登録する
(STEP69)。
【0068】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、ファイルサーバー上のスプール機能を利用せずに、
クライアント側が直接スキャナ/プリンタサーバー側に
アクセスしてスキャナ入力の割り込みを実行するように
することで、ネットワーク上に接続されている複写機の
スキャナ部を複数のクライアントユーザが共有してスキ
ャナとして利用することができ、スキャナ入力というリ
アルタイム性を効率よく生かすことが可能となる。
【0069】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表わされるプロ
グラムを格納した記憶媒体から、該プログラムを該シス
テムあるいは装置に読み出すことによって、そのシステ
ムあるいは装置が本発明の効果を享受することが可能と
なる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
割り込み依頼をしたクライアント端末の優先度に応じて
スキャナサーバーでの画像入力を行ない、入力後の画像
を該クライアント端末に転送することで、ネットワーク
上に接続されているスキャナサーバーを複数のクライア
ントユーザが共有でき、スキャナ入力というリアルタイ
ム性を効率よく生かすことが可能となる。
【0071】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るネットワークシステム
の構成を示す図である。
【図2】実施形態に係るデジタルカラー複写機の構成を
示す図である。
【図3】クライアントコンピュータの構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】スキャナ/プリンタサーバーの構成を示すブロ
ック図である。
【図5】ファイルサーバーの構成を示すブロック図であ
る。
【図6】ラスタ画像記憶部の構成を示すブロック図であ
る。
【図7】キューイングエントリーテーブルの構成を示す
図である。
【図8】キューイングテーブルの構成を示す図である。
【図9】ネットワークパケット部の構成を示す図であ
る。
【図10】ネットワークパケットのデータブロック部の
構成を示す図である。
【図11】連続ネットワークパケット構成を示す図であ
る。
【図12】キューイングファイルの構成を示す図であ
る。
【図13】サーバーシステムのスキャナ処理手順を示す
フローチャートである。
【図14】サーバーシステムのスキャン実行処理を示す
フローチャートである。
【図15】サーバーシステムのスキャン実行処理を示す
フローチャートである。
【図16】サーバーシステムのスキャン実行処理を示す
フローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク 100 スキャナ部 101 スキャナコントローラ 102 画像処理部 103 露光系コントローラ 150 原稿台 200 スキャナ/プリンタサーバー 300 プリンタ部 302 作像部 310 レーザドライブ部 314 現像部 315 感光ドラム 322 定着部 400 コンピュータ 500 ファイルサーバー 1000 デジタルカラー複写機

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一ネットワーク上に複数のクライアン
    ト端末、少なくとも1つのファイルサーバー、プリンタ
    サーバー及びスキャナサーバーが接続される構成をと
    り、該ファイルサーバーは、プリント出力するラスタ画
    像データとプリントコマンド及びスキャンラスタ画像デ
    ータとスキャンコマンドをキューイングするための情報
    を管理するスキャナ/プリンタサーバーシステムにおい
    て、 前記ラスタ画像データ及びスキャンラスタ画像データを
    記憶する記憶手段と、 前記ファイルサーバー上に前記キューイングの対象とな
    る画像データの出力優先順位を決める第1の情報を保持
    する手段と、 前記スキャナサーバー/プリンタサーバー上に前記クラ
    イアント端末の処理優先順位を決める第2の情報を保持
    する手段と、 前記クライアント端末のジョブ実行中に他のクライアン
    ト端末からの前記ファイルサーバーを介さない割り込み
    入力ジョブを受け付ける手段と、 前記第1の情報及び第2の情報をもとに、前記実行中の
    ジョブの優先レベルと、前記割り込み入力ジョブの優先
    レベルを比較する手段と、 前記比較により前記割り込み入力ジョブの優先レベルが
    前記実行中のジョブよりも高いと判定された場合、該実
    行中のジョブを中断する手段と、 前記中断後、前記割り込み入力ジョブを発行したクライ
    アント端末から前記スキャナサーバーに対する入力処理
    のトリガコマンドを受ける手段と、 前記トリガコマンドに対応させて前記スキャナサーバー
    から画像を入力するよう制御する手段と、 前記入力した画像を前記記憶手段に登録する手段と、 前記登録した画像を前記割り込み入力ジョブを発行した
    クライアント端末からの画像要求コマンドに従って該ク
    ライアント端末に転送する手段とを備えることを特徴と
    するスキャナ/プリンタサーバーシステム。
  2. 【請求項2】 前記キューイングのための情報は、前記
    ファイルサーバーにおいてキューイング管理のためのテ
    ーブルデータにて管理されることを特徴とする請求項1
    に記載のスキャナ/プリンタサーバーシステム。
  3. 【請求項3】 前記スキャナサーバー/プリンタサーバ
    ーは、前記ファイルサーバーに登録されたキューイング
    スキャン・プリント情報を前記ネットワークを介して管
    理することを特徴とする請求項1に記載のスキャナ/プ
    リンタサーバーシステム。
  4. 【請求項4】 前記スキャナサーバー/プリンタサーバ
    ーは、前記ファイルサーバーに登録されたキューイング
    スキャン・プリント情報と画像データを前記ネットワー
    クを介して取り込むことを特徴とする請求項1に記載の
    スキャナ/プリンタサーバーシステム。
  5. 【請求項5】 前記スキャナサーバー/プリンタサーバ
    ーは、前記キューイングスキャン・プリント情報に基づ
    いて、前記キューイングされた画像データを登録/管理
    することを特徴とする請求項3あるいは請求項4に記載
    のスキャナ/プリンタサーバーシステム。
  6. 【請求項6】 前記キューイングスキャン・プリント情
    報とラスタ画像データは、前記ファイルサーバー上のフ
    ァイルデータとして、前記キューイング管理のためのテ
    ーブルデータとは別に管理されることを特徴とする請求
    項2に記載のスキャナ/プリンタサーバーシステム。
  7. 【請求項7】 前記ファイルサーバーに登録されたキュ
    ーイングスキャン・プリント情報とラスタ画像データ
    は、該ファイルサーバー上で意味を持つ一意的なIDに
    より管理されることを特徴とする請求項4に記載のスキ
    ャナ/プリンタサーバーシステム。
  8. 【請求項8】 さらに、前記登録した画像の転送後、前
    記中断していたジョブを判定し、再開する手段を備える
    ことを特徴とする請求項1に記載のスキャナ/プリンタ
    サーバーシステム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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