JPH093691A - メッキ装置 - Google Patents

メッキ装置

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JPH093691A
JPH093691A JP18069695A JP18069695A JPH093691A JP H093691 A JPH093691 A JP H093691A JP 18069695 A JP18069695 A JP 18069695A JP 18069695 A JP18069695 A JP 18069695A JP H093691 A JPH093691 A JP H093691A
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JP
Japan
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film
plated
plating
roller
power
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Withdrawn
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JP18069695A
Other languages
English (en)
Inventor
Nagato Omori
長門 大森
Teruo Yoshida
照男 吉田
Takao Hosokawa
孝夫 細川
Taketsugu Ogura
丈承 小倉
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 必要な給電面積を確保しつつ、ローラの給電
面と被メッキフィルムの被処理面との界面に発生する電
気化学的反応による不良を低減して、効率よく良好な電
気メッキを行うことが可能にする。 【構成】 被メッキフィルム5の搬送機能と、被メッキ
フィルム5の被処理面への給電機能の両方の機能を有す
る給電・搬送ローラ6を用い、かつ、所定の給電を行う
ことができるように、その外周面の一部を導電材料から
なる給電面7とする一方、外周面の残りの部分を絶縁材
料からなる絶縁面8とする。また、給電・搬送ローラ6
の、両端側の外周面を給電面7とし、該給電面7に挟ま
れた中央部の外周面を絶縁面8とすることにより、被メ
ッキフィルム5の両端部のみを給電面7と対向させ、中
央部を絶縁面8と対向させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、メッキ装置に関し、詳
しくは、フィルム状の被メッキ物をローラにより搬送し
てメッキ液中を通過させながら連続的に電気メッキを行
うためのメッキ装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】フィル
ム状の被メッキ物(被メッキフィルム)をローラにより
搬送してメッキ液中を通過させながら連続的に電気メッ
キ処理を施す工法が、金属ベルトや電子部品などを製造
する場合に用いられている。
【0003】このメッキ方法は、図5に示すように、メ
ッキ液51を入れるメッキ槽52と、メッキ液51に浸
漬するようにメッキ槽52内に配設されたアノード電極
53と、同じくメッキ槽52内に配設された被メッキフ
ィルム55を搬送するための搬送ローラ(液中ローラ)
54と、メッキ槽52の上方に配設された被メッキフィ
ルム55を搬送するための搬送ローラ(外部ローラ)5
6とを備えてなるメッキ装置を用い、被メッキフィルム
55を搬送してメッキ液51中を通過させながら被メッ
キフィルム55に給電し、アノード電極との間に電流を
流して被メッキフィルム55に連続的に電気メッキを行
う方法である。
【0004】ところで、上記従来のメッキ装置において
は、被メッキフィルム55に給電するために、図6
(a),(b)に示すように、外部ローラ56との間に被メ
ッキフィルム55を挟み込み、回転しながら被メッキフ
ィルム55と接触する給電ローラ57を配設し、この給
電ローラ57から被メッキフィルム55に給電する給電
機構が用いられている。なお、図6(a)は被メッキフィ
ルム55の両端部と接触するように2つの給電ローラ5
7(57a,57b)を使用するようにした場合を示し
ており、図6(b)は被メッキフィルム55の一方の端部
と接触するように1つの給電ローラ57のみを使用する
ようにした場合を示している。
【0005】しかし、上記従来の方法では、給電ローラ
57と被メッキフィルム55との接触面積が小さく、給
電効率が低いため、メッキ速度を大きくすることができ
ず、生産性が悪いという問題点がある。また、被メッキ
フィルム55が、図3に示すように、絶縁材料からなる
ベースフィルム55aの一方の面(給電ローラ57と接
触する側の面)に導電膜55bを形成してなるものであ
って、この導電膜55bに電気メッキを施すような場合
においては、図7に示すように、表面状態を管理するこ
とが困難な液中ローラ54の表面と導電膜55bが接触
するため、液中ローラ54の表面に付着した異物などに
より、メッキ膜に欠陥が発生するという問題点がある。
【0006】そこで、上記問題点を解決するために、図
8に示すように、外周面59a全体が導電材料からなる
給電面となっており、回転軸58を経てその外周面59
a全体から被メッキフィルム55に給電することができ
るように構成された給電・搬送ローラ59を用いる方法
も提案されている。そして、この給電・搬送ローラ59
を用いた場合には、給電面積が大きく、メッキ速度を向
上させることができるとともに、図4に示すように、被
メッキフィルム55の被処理面(例えば、図3の被メッ
キフィルム55の導電膜55bが形成された面)を液中
ローラ54と接触させないようにすることができるた
め、液中ローラ54の表面に付着した異物などに起因し
てメッキ膜に欠陥が発生することを防止できるようにな
る。
【0007】しかし、上記の給電・搬送ローラ59を用
いた場合には、給電面積が必要以上に大きくなり、被メ
ッキフィルム55との接触状態が不安定になりやすく、
給電・搬送ローラ59の表面と被メッキフィルム55の
処理面との間にスパークやアノード反応などの電気化学
的反応が生じ、メッキ膜の品質が低下したり、安定性が
低下したりするという問題点がある。
【0008】本発明は、上記問題点を解決するものであ
り、必要な給電面積を確保しつつ、ローラの給電面と被
メッキフィルムの被処理面との界面に発生する電気化学
的反応による不良を低減して、効率よく良好な電気メッ
キを行うことが可能なメッキ装置を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のメッキ装置は、フィルム状の被メッキ物
(被メッキフィルム)を、メッキ液中を通過させなが
ら、その全面又は所定の部分に連続的に電気メッキを行
うためのメッキ装置であって、メッキ液を入れるメッキ
槽と、メッキ槽内に配設された、被メッキフィルムを搬
送するための搬送ローラ(液中ローラ)と、メッキ槽内
に配設された、メッキ液中に浸漬されるアノード電極
と、メッキ液に浸漬されない位置に配設され、被メッキ
フィルムのメッキすべき部分(被処理面)と常時電気的
に接続して所定の給電を行うことができるように、外周
面の一部が導電材料からなる給電面となっており、他の
部分が絶縁材料からなる絶縁面となっている、被メッキ
フィルムを搬送する搬送ローラとしての機能と、被メッ
キフィルムの被処理面に給電して前記アノード電極との
間に電流を流すための給電電極としての機能を有する給
電・搬送ローラとを具備することを特徴としている。
【0010】また、前記給電・搬送ローラの外周面の両
端側が給電面となっており、前記給電面に挟まれた中央
部が絶縁面となっていることを特徴としている。
【0011】さらに、絶縁材料からなるベースフィルム
の一方の面に導電膜を形成してなる被メッキフィルム
の、前記導電膜の表面をメッキ処理するのに用いられる
ものであることを特徴としている。
【0012】
【作用】被メッキフィルムの搬送機能と、被メッキフィ
ルムの被処理面への給電機能の両方の機能を有する給電
・搬送ローラを用いるとともに、所定の給電を行うこと
ができるように、その外周面の一部を導電材料からなる
給電面とする一方、外周面の残りの部分を絶縁材料から
なる絶縁面としているので、必要な給電面積を確保して
メッキ速度を大きくすることができるとともに、被メッ
キフィルムと給電・搬送ローラの給電面との接触面積が
必要以上に大きくなることを防止して、給電面と被メッ
キフィルムの被処理面との界面に発生する電気化学的反
応による不良の発生を確実に抑制することが可能にな
る。したがって、実用上必要なメッキ速度を確保しつ
つ、欠陥の少ないメッキ膜を効率よく形成することが可
能になる。
【0013】また、給電・搬送ローラの外周面の両端側
が給電面となっており、かつ、給電面に挟まれた中央部
が絶縁面となっている給電・搬送ローラのを用いること
により、被メッキフィルムの両端部のみを給電面と対向
させ、中央部を絶縁面と対向させることが可能になるた
め、被メッキフィルムの中央部の広い面積に欠陥のない
メッキ膜を効率よく形成することが可能になり、本発明
をより実効あらしめることが可能になる。
【0014】また、一つのローラ(給電・搬送ローラ)
が搬送ローラと給電電極の両方の機能を果すため、搬送
ローラとは別に給電ローラを用いた従来のメッキ装置に
比べて設備の簡略化及びそれに伴う保守の簡略化を図る
ことが可能になる。
【0015】さらに、本発明のメッキ装置を、絶縁材料
からなるベースフィルムの一方の面に導電膜が形成され
た被メッキフィルムの、前記導電膜の表面にメッキ膜を
形成するのに用いた場合、表面状態を管理することが困
難な液中ローラの表面と被メッキフィルムの処理面(導
電膜の表面)が接触しないようにすることが可能にな
り、液中ローラの表面に付着した異物などによるメッキ
膜の欠陥の発生を防止することが可能になる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を比較例とともに示し
て、その特徴とするところをさらに詳しく説明する。な
お、図1は、本発明の一実施例にかかるメッキ装置に、
メッキ後の被メッキフィルムの洗浄や乾燥を行うための
洗浄装置及び乾燥装置などを組み合わせてなるメッキシ
ステムを示す図である。
【0017】このメッキシステムを構成するメッキ装置
Aは、メッキ液1が入れられるメッキ槽2と、メッキ槽
2内に配設された複数のアノード電極3と、同じくメッ
キ槽2内に配設された被メッキフィルム5を搬送するた
めの複数の搬送ローラ(液中ローラ)4と、メッキ槽2
(中のメッキ液1)の上方に配設された、被メッキフィ
ルム5を搬送する機能と、被メッキフィルム5に給電す
るための電極としての機能を果す給電・搬送ローラ6と
を備えて構成されている。
【0018】そして、上記給電・搬送ローラ6は、図2
(a),(b)に示すように、導電材料(この実施例ではス
テンレス製の棒状部材)からなるローラ本体6aの外周
面の中央部に絶縁シート(この実施例ではゴムシート)
6bを外挿するとともに、ローラ本体6aの両端側に回
転軸9を配設することにより形成されており、絶縁シー
ト6bにより覆われていない部分(両端側の部分)が、
被メッキフィルム5に給電するための給電面7になると
ともに、両端側の給電面7に挟まれた中央部(絶縁シー
ト6bの表面)が絶縁面8となっている。また、この給
電・搬送ローラ6においては、回転軸9の一方側が給電
端子9aとなっている。
【0019】このメッキシステムは、上記メッキ装置A
の他に、さらにメッキ後の被メッキフィルムを水10で
洗浄するための水洗槽11及びその内部及び外側上方に
配設された搬送ローラ12を備えてなる水洗装置Bと、
水洗後の被メッキフィルム5を乾燥するための乾燥炉1
3及びその内部に配設された搬送ローラ14を備えてな
る乾燥装置Cとを備えており、また、メッキ装置Aの手
前側には被メッキフィルム5を送り出すための供給ロー
ラ15が配設され、乾燥装置Cの後には乾燥された被メ
ッキフィルム5を巻き取るための巻取ローラ16が設け
られている。なお、メッキシステムとしては、上記の他
にも槽やローラがさらに設置されてもよいことはいうま
でもない。
【0020】上記のように構成されたメッキシステムを
用いて、厚み0.15mmの鉄薄板を被メッキフィルムと
し、これを5m/minの速度で連続的に供給してZn電
気メッキを行い、水洗及び乾燥を行った後、メッキ処理
面について外観検査を行った。
【0021】その結果、上記実施例のメッキ装置Aを用
いた場合には、従来のメッキ方法を用いた場合に発生し
ていた被メッキフィルムとローラの給電面との界面にお
けるスパークやアノード反応などの電気化学的反応に起
因する円形状の欠陥や表面光沢のない島状の欠陥などが
発生しないことが確認された。
【0022】なお、上記実施例では、給電・搬送ローラ
として、その中央部に絶縁面を形成し、両端側を給電面
とすることにより、被メッキフィルムの中央部が給電面
と接触しないようにして、給電面との界面における電気
化学的反応による欠陥が発生しにくいようにした場合に
ついて説明したが、例えば、最終製品の種類などによっ
ては、ローラの外周面の中央部を給電面とし、その両側
を絶縁面とすることも可能である。
【0023】また、上記実施例では、被メッキフィルム
が鉄薄板である場合について説明したが、被メッキフィ
ルムの種類はこれに限られるものではなく、鉄以外の他
の金属薄板に電気メッキを行う場合にも本発明を適用す
ることが可能である。さらに、図3に示すように、絶縁
材料からなるベースフィルム5aの一方の面(給電・搬
送ローラ6と接触する側の面)に導電膜5b(例えば銅
やニッケルなどの薄膜など)を形成したものを被メッキ
フィルムとし、その導電膜5bに電気メッキを行う場合
にも適用することが可能である。そして、その場合、図
4に示すように、表面状態を管理することが困難な液中
ローラ4の表面と導電膜5bが接触しないようにするこ
とが可能になるため、液中ローラ4の表面に付着した異
物などによるメッキ膜の欠陥の発生を防止することが可
能になる。
【0024】本発明は、その他の点においても上記実施
例に限定されるものではなく、メッキ槽の構成、アノー
ド電極の構造や構成材料、メッキ液の種類、給電・搬送
ローラの具体的な構成などに関し、発明の要旨の範囲内
において、種々の応用、変形を加えることが可能であ
る。
【0025】
【発明の効果】上述のように、本発明のメッキ装置は、
被メッキフィルムの搬送機能と、被メッキフィルムの被
処理面への給電機能の両方の機能を有する給電・搬送ロ
ーラを用い、かつ、所定の給電を行うことができるよう
に、その外周面の一部を導電材料からなる給電面とする
一方、外周面の残りの部分を絶縁材料からなる絶縁面と
しているので、必要な給電面積を確保することができる
とともに、被メッキフィルムと給電・搬送ローラの給電
面との接触面積が必要以上に大きくなることを防止し
て、給電面と被メッキフィルムの被処理面との界面に発
生する電気化学的反応による不良の発生を確実に抑制す
ることが可能になる。したがって、実用上必要なメッキ
速度を確保しつつ、欠陥の少ないメッキ膜を効率よく形
成することができる。
【0026】また、給電・搬送ローラの、両端側の外周
面を給電面とし、該給電面に挟まれた中央部の外周面を
絶縁面とすることにより、被メッキフィルムの両端部の
みを給電面と対向させ、中央部を絶縁面と対向させるこ
とが可能になるため、被メッキフィルムの中央部の広い
面積に欠陥のないメッキ膜を効率よく形成することが可
能になり、本発明をより実効あらしめることが可能にな
る。
【0027】また、一つのローラ(給電・搬送ローラ)
が搬送ローラと給電ローラの両方の機能を果すため、搬
送ローラとは別に給電ローラを用いた従来のメッキ装置
に比べて設備の簡略化及びそれに伴う保守の簡略化を図
ることが可能になり、設備コスト及びランニングコスト
を低減することが可能になる。
【0028】さらに、本発明のメッキ装置を、絶縁材料
からなるベースフィルムの一方の面に形成された導電膜
の表面をメッキ処理するのに用いた場合、表面状態を管
理することが困難な液中ローラの表面と導電膜が接触し
ないようにすることが可能になり、液中ローラの表面に
付着した異物などによるメッキ膜の欠陥の発生を確実に
防止することができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるメッキ装置の構成を
示す図である。
【図2】本発明の一実施例にかかるメッキ装置を構成す
る給電・搬送ローラを示す図であり、(a)は斜視図、
(b)は断面図である。
【図3】ベースフィルム上に導電膜を形成してなる被メ
ッキフィルムの構成を示す断面図である。
【図4】本発明のメッキ装置を用いて電気メッキを行う
場合の要部の動作を示す図である。
【図5】フィルム状の被メッキ物を電気メッキする方法
を示す図である。
【図6】(a),(b)はいずれもフィルム状の被メッキ
物を電気メッキする場合に用いられている給電機構を示
す斜視図である。
【図7】従来のメッキ装置を用いて電気メッキを行う場
合の要部の動作を示す図である。
【図8】従来の給電機構の他の例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 メッキ液 2 メッキ槽 3 アノード電極 4 搬送ローラ(液中ローラ) 5 被メッキフィルム 5a ベースフィルム 5b 導電膜 6 給電・搬送ローラ 6a ローラ本体 6b 絶縁シート(ゴムシート) 7 給電面 8 絶縁面 9 回転軸 9a 給電端子 10 水 11 水洗槽 12 水洗槽の搬送ローラ 13 乾燥炉 14 乾燥炉の搬送ローラ 15 供給ローラ 16 巻取ローラ A メッキ装置 B 水洗装置 C 乾燥装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小倉 丈承 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィルム状の被メッキ物(被メッキフィ
    ルム)を、メッキ液中を通過させながら、その全面又は
    所定の部分に連続的に電気メッキを行うためのメッキ装
    置であって、 メッキ液を入れるメッキ槽と、 メッキ槽内に配設された、被メッキフィルムを搬送する
    ための搬送ローラ(液中ローラ)と、 メッキ槽内に配設された、メッキ液中に浸漬されるアノ
    ード電極と、 メッキ液に浸漬されない位置に配設され、被メッキフィ
    ルムのメッキすべき部分(被処理面)と常時電気的に接
    続して所定の給電を行うことができるように、外周面の
    一部が導電材料からなる給電面となっており、他の部分
    が絶縁材料からなる絶縁面となっている、被メッキフィ
    ルムを搬送する搬送ローラとしての機能と、被メッキフ
    ィルムの被処理面に給電して前記アノード電極との間に
    電流を流すための給電電極としての機能を有する給電・
    搬送ローラとを具備することを特徴とするメッキ装置。
  2. 【請求項2】 前記給電・搬送ローラの外周面の両端側
    が給電面となっており、前記給電面に挟まれた中央部が
    絶縁面となっていることを特徴とする請求項1記載のメ
    ッキ装置。
  3. 【請求項3】 絶縁材料からなるベースフィルムの一方
    の面に導電膜を形成してなる被メッキフィルムの、前記
    導電膜の表面をメッキ処理するのに用いられるものであ
    ることを特徴とする請求項1又は2記載のメッキ装置
JP18069695A 1995-06-23 1995-06-23 メッキ装置 Withdrawn JPH093691A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012001793A (ja) * 2010-06-21 2012-01-05 Sumitomo Metal Mining Co Ltd 金属化樹脂フィルムの製造方法及び製造装置
US8231772B2 (en) * 2006-03-29 2012-07-31 Toray Industries, Inc. Power feeding method, continuous electrolytic plating apparatus for web and method for manufacturing plastic film with plated coating film
WO2020129145A1 (ja) * 2018-12-18 2020-06-25 株式会社Jcu めっき装置及びめっき方法

Cited By (4)

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Effective date: 20020903