JPH0936578A - 放熱器 - Google Patents
放熱器Info
- Publication number
- JPH0936578A JPH0936578A JP7181252A JP18125295A JPH0936578A JP H0936578 A JPH0936578 A JP H0936578A JP 7181252 A JP7181252 A JP 7181252A JP 18125295 A JP18125295 A JP 18125295A JP H0936578 A JPH0936578 A JP H0936578A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrodes
- heat radiator
- piezoelectric
- piezoelectric element
- radiator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 6
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
- Cooling Or The Like Of Semiconductors Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 圧電素子の圧電現象を利用し、回転体を持た
ない放熱器を提供することを目的とする。 【解決手段】 圧電素子基板1に複数の電極2〜9を配
置し、隣り会う電極に互いに異なる位相の交番電圧を印
加するようにした。
ない放熱器を提供することを目的とする。 【解決手段】 圧電素子基板1に複数の電極2〜9を配
置し、隣り会う電極に互いに異なる位相の交番電圧を印
加するようにした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品や電子機
器等から発生する熱を放熱させる放熱器に関するもので
ある。
器等から発生する熱を放熱させる放熱器に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】例えば、一般的な放熱器として、モ−タ
と回転翼から構成されるファンがある。ファンの動作
は、モ−タに電力を供給し、回転翼を回転させることに
より空気を流動させ、電子部品等から放熱させる。
と回転翼から構成されるファンがある。ファンの動作
は、モ−タに電力を供給し、回転翼を回転させることに
より空気を流動させ、電子部品等から放熱させる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のファンには、モ
−タの摩耗等による寿命があるという欠点がある。又、
ファンを配置するためにスペ−スが必要であるという問
題がある。本発明は、これらの欠点を除去し、回転体を
持たず、スペ−スがあまり必要でない放熱器を提供する
ことを目的とする。
−タの摩耗等による寿命があるという欠点がある。又、
ファンを配置するためにスペ−スが必要であるという問
題がある。本発明は、これらの欠点を除去し、回転体を
持たず、スペ−スがあまり必要でない放熱器を提供する
ことを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、圧電素子に複数の電極を配し、これら
電極に順次交番電圧を印加するようにしたものである。
その結果、圧電素子には圧電現象による歪が生じ、機械
的波動が起こり、回転体を用いずに空気の流動を起こす
ことができる。
達成するために、圧電素子に複数の電極を配し、これら
電極に順次交番電圧を印加するようにしたものである。
その結果、圧電素子には圧電現象による歪が生じ、機械
的波動が起こり、回転体を用いずに空気の流動を起こす
ことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図1により説
明する。図1は放熱器の外観図で、1は圧電セラミック
基板、2乃至9はそれぞれ電極である。以下この動作を
図2、図3により説明する。図2は図1に示す放熱器の
A−B間の断面図と時間t1〜t4におけるセラミック
板の歪を示す図である。図3は、電極2〜9に各々印加
する電圧のタイミングチャ−トである。φ1を電極2、
電極6に、φ2を電極3、電極7に、φ3を電極4、電
極8に、φ4を電極5、電極9に各々印加する。今、上
記のようにφ1〜φ4を電極2〜電極9に印加すると、
時間t1の場合図2のt1のように圧電セラミック1が
歪む。同様にして、時間t2の場合は図2のt2のよう
にそれぞれ圧電セラミック板が歪む。以上説明したよう
に、電極2〜電極9各々に周期的かつ位相の異なる電圧
を印加することにより、圧電セラミック板は波動状に振
動し表面の空気を流動させる。この流動する空気によっ
て近傍に配置した被冷却体を冷却できる。
明する。図1は放熱器の外観図で、1は圧電セラミック
基板、2乃至9はそれぞれ電極である。以下この動作を
図2、図3により説明する。図2は図1に示す放熱器の
A−B間の断面図と時間t1〜t4におけるセラミック
板の歪を示す図である。図3は、電極2〜9に各々印加
する電圧のタイミングチャ−トである。φ1を電極2、
電極6に、φ2を電極3、電極7に、φ3を電極4、電
極8に、φ4を電極5、電極9に各々印加する。今、上
記のようにφ1〜φ4を電極2〜電極9に印加すると、
時間t1の場合図2のt1のように圧電セラミック1が
歪む。同様にして、時間t2の場合は図2のt2のよう
にそれぞれ圧電セラミック板が歪む。以上説明したよう
に、電極2〜電極9各々に周期的かつ位相の異なる電圧
を印加することにより、圧電セラミック板は波動状に振
動し表面の空気を流動させる。この流動する空気によっ
て近傍に配置した被冷却体を冷却できる。
【0006】
【発明の効果】本発明によれば、回転体を用いずに空気
の流動を起こせるので、簡易な構造で半永久的寿命の放
熱器が実現できる。
の流動を起こせるので、簡易な構造で半永久的寿命の放
熱器が実現できる。
【図1】本発明の一実施例の放熱器の外観図。
【図2】上記放熱器の断面図。
【図3】印加電圧のタイミングチャ−ト。
1:圧電セラミック基板 2〜9:電極
Claims (1)
- 【請求項1】 板状圧電素子に複数の電極を設け、隣り
会う電極に互いに位相の異なる交番電圧を印加するよう
にした振動板を被冷却体近傍に配置した放熱器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7181252A JPH0936578A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 放熱器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7181252A JPH0936578A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 放熱器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0936578A true JPH0936578A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16097458
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7181252A Pending JPH0936578A (ja) | 1995-07-18 | 1995-07-18 | 放熱器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0936578A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018535553A (ja) * | 2016-03-30 | 2018-11-29 | ミツビシ・エレクトリック・アールアンドディー・センター・ヨーロッパ・ビーヴィMitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. | 少なくとも1つのダイを備えるパワー半導体モジュールの損傷レベル又は寿命予測を推定する方法及びデバイス |
-
1995
- 1995-07-18 JP JP7181252A patent/JPH0936578A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018535553A (ja) * | 2016-03-30 | 2018-11-29 | ミツビシ・エレクトリック・アールアンドディー・センター・ヨーロッパ・ビーヴィMitsubishi Electric R&D Centre Europe B.V. | 少なくとも1つのダイを備えるパワー半導体モジュールの損傷レベル又は寿命予測を推定する方法及びデバイス |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6270319B1 (en) | Multiple fan having means for reducing beat frequency oscillations | |
US7307841B2 (en) | Electronic package and method of cooling electronics | |
US10826347B2 (en) | Motor sleeve and motor device | |
JPH1127959A (ja) | インバータ装置 | |
US6353295B1 (en) | Lamp electronic ballast with a piezoelectric cooling fan | |
HUP0101238A2 (hu) | Pajzs elektronikus kommutátorral ellátott villamos motorhoz | |
US20030117093A1 (en) | Multiple brush-type motor control apparatus and method | |
JP4507984B2 (ja) | 冷却構造 | |
JPH0897582A (ja) | 冷却装置 | |
CN107806430A (zh) | 压电风扇、散热器及电子设备 | |
JPH0936578A (ja) | 放熱器 | |
JP2007324016A (ja) | 誘導加熱装置 | |
WO2023213235A1 (zh) | 散热装置、基站设备 | |
JP2003023777A (ja) | インバータ及びインバータ一体形モータ | |
JP2005136250A (ja) | 放熱装置、電子機器及び放熱方法 | |
WO2019159401A1 (ja) | 熱励起型の音波発生装置及び音波発生システム | |
JP2002151873A (ja) | 電子機器の冷却構造および冷却装置ならびに電子機器 | |
JP2000334381A (ja) | ファン装置及びその使用方法 | |
WO1996012924A1 (en) | Piezoelectric cooling device | |
JPH11145659A (ja) | 空冷装置 | |
JP2003168884A (ja) | 電子部品 | |
JPH05275876A (ja) | 冷却装置 | |
JPH0283958A (ja) | チツプ個別冷却装置 | |
JP2009222019A (ja) | 圧電ファン装置 | |
JPS6281736A (ja) | 半導体装置 |