JPH0935877A - 蛍光灯の輝度安定化装置 - Google Patents

蛍光灯の輝度安定化装置

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Publication number
JPH0935877A
JPH0935877A JP7184148A JP18414895A JPH0935877A JP H0935877 A JPH0935877 A JP H0935877A JP 7184148 A JP7184148 A JP 7184148A JP 18414895 A JP18414895 A JP 18414895A JP H0935877 A JPH0935877 A JP H0935877A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluorescent lamp
brightness
heater
current
control circuit
Prior art date
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Pending
Application number
JP7184148A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Kimura
明浩 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Avionics Co Ltd
Original Assignee
Nippon Avionics Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Avionics Co Ltd filed Critical Nippon Avionics Co Ltd
Priority to JP7184148A priority Critical patent/JPH0935877A/ja
Publication of JPH0935877A publication Critical patent/JPH0935877A/ja
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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蛍光灯の輝度を短時間で安定させる。 【解決手段】 制御回路3は、輝度センサ2からの出力
信号が示す蛍光灯1の輝度が所定値より低い場合、ヒー
タ4に電流を流す。点灯開始時あるいは周囲温度が低い
ときは、蛍光灯1の管壁温度が低いため、その輝度も低
くなる。このようなときには制御回路3からヒータ4に
電流が供給される。これにより、ヒータ4が発熱し、蛍
光灯1の管壁温度が上昇する。回路3は、蛍光灯1の輝
度が所定値に達すると、ヒータ4への電流供給を停止す
る。このように、蛍光灯1の輝度が所定値より低い場合
は加熱して、管壁温度を上げることにより、輝度を短時
間で安定させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光灯の輝度を短
時間で安定させる輝度安定化装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、不透明な原稿を従来のOHPシー
トによらずにそのまま拡大投影することができるプロジ
ェクターが提案されている(例えば、特願平5−198
849号)。これは、原稿を撮像素子によって撮像し、
撮像した内容を投射型ディスプレイ装置によってスクリ
ーンに投射するものである。このプロジェクターは、ガ
ラス上に裏向きにセットされた原稿の資料面を照らして
撮像を行うようになっている。そして、このときの照明
としては蛍光灯が用いられる。
【0003】しかし、蛍光灯は、図2に示すように管壁
温度が低いと輝度が急激に低下するという特性を有して
いる。よって、点灯すると自己加熱で徐々に明るくなる
ため、輝度が安定するのに時間がかかる。また、周囲温
度が管壁温度に影響を与えるため、周囲温度が低いと輝
度が安定するのに更に時間がかかる。したがって、蛍光
灯を上述したプロジェクターで用いると、撮像素子で得
られる画像信号の輝度も変動してしまうことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来の蛍
光灯は、管壁温度が低いと輝度が低くなるという特性を
有するため、輝度が安定するのに時間がかかってしまう
という問題点があった。また、周囲温度が低いと、輝度
が安定するのに更に時間がかかってしまうという問題点
があった。本発明は、上記課題を解決するためになされ
たもので、蛍光灯の輝度を短時間で安定させる輝度安定
化装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の輝度安定化装置
は、請求項1に記載のように、蛍光灯と、この蛍光灯を
点灯させる点灯回路と、蛍光灯の輝度を検出する輝度セ
ンサと、蛍光灯を加熱するためのヒータと、このヒータ
に電流を供給する制御回路とを有するものである。この
ような構成により、輝度センサの出力が示す蛍光灯の輝
度が所定値より低いとき、制御回路からヒータに電流が
供給され、蛍光灯が加熱される。また、請求項2に記載
のように、蛍光灯と、点灯回路と、ヒータと、このヒー
タに電流を供給する制御回路とを有するものである。こ
のような構成により、蛍光灯が点灯してから一定時間だ
け制御回路からヒータに電流が供給され、蛍光灯が加熱
される。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は本発明の1実施の形態を示
す輝度安定化装置のブロック図である。1は蛍光灯、2
は蛍光灯1の輝度を検出する輝度センサ、3は輝度セン
サ2の出力が示す蛍光灯1の輝度が所定値より低いと
き、ヒータ電流を後述するヒータに供給する制御回路、
4はヒータ、5は蛍光灯1、輝度センサ2及びヒータ4
を覆う透明あるいは半透明のケースである。
【0007】次に、このような輝度安定化装置の動作を
説明する。蛍光灯1はケース5により外気と遮断されて
おり、ケース5内には輝度センサ2とヒータ4が収めら
れている。なお、蛍光灯1は必ずしも外気と遮断されて
いなくてもよいが、ヒータ4による加熱を効率よく行う
ためには外気と遮断されていた方が望ましい。
【0008】蛍光灯1は、その電極に図示しない点灯回
路から電圧が印加されることによって点灯する。そし
て、輝度センサ2は蛍光灯1の輝度を検出する。制御回
路3は、輝度センサ2から出力された出力信号が示す蛍
光灯1の輝度が所定値より低い場合、ヒータ4にヒータ
電流を流す。この所定値をどう定めるかは設計によって
異なるが、例えば図2の輝度ピーク値(管壁温度で約4
0℃程度)又はその近辺に定めればよい。
【0009】点灯開始時、あるいは周囲温度が低いとき
は、蛍光灯1の管壁温度が低いため、その輝度も低くな
る。よって、このようなときには蛍光灯1の輝度が所定
値に達していないため、制御回路3からヒータ4に電流
が供給される。これにより、ヒータ4が発熱し、ケース
5内の空気が暖められることによって蛍光灯1の管壁温
度も上昇する。
【0010】なお、このときのヒータ電流の与え方は、
連続的に与えてもよいし、オン/オフを断続的に繰り返
してもよい。こうして、蛍光灯1の管壁温度が上昇する
ことにより、その輝度も上昇する。制御回路3は、輝度
センサ2の出力が示す蛍光灯1の輝度が所定値に達する
と、ヒータ4への電流供給を停止する。
【0011】以上のように、蛍光灯1の輝度が所定値よ
り低い場合は加熱して、管壁温度を上げることにより、
自己発熱による蛍光灯1の輝度の変動を解消することが
でき、輝度を短時間で安定させることができる。なお、
ヒータ4は、70℃程度の加熱が可能であれば十分なの
で、例えば巻線抵抗器などを用いることができる。
【0012】本実施の形態では、蛍光灯1の輝度が低い
ときに蛍光灯1を暖めるようにしたが、本発明の他の実
施の形態として、蛍光灯が点灯してからある一定時間の
間だけ制御回路からヒータに電流を流すようにしてもよ
い。以上のような2つの実施の形態に示す輝度安定化装
置を前述したプロジェクターの照明に適用すれば、撮像
素子で得られる画像信号の輝度を短時間で安定させるこ
とができる。また、発表や展示(プレゼンテーション)
のために原稿の内容を撮像装置によって取り込む書画カ
メラの照明に用いれば、撮像装置で得られる画像信号の
輝度を短時間で安定させることができる。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、蛍光灯の輝度が所定値
より低い場合は制御回路からヒータに電流が供給されて
蛍光灯が加熱されるので、自己発熱による蛍光灯の輝度
の変動を解消することができ、蛍光灯の輝度を短時間で
安定させることができる。また、周囲温度が低い場合の
輝度が安定するまでの時間を短縮することができる。
【0014】また、蛍光灯が点灯してから一定時間だけ
制御回路からヒータに電流が供給されて蛍光灯が加熱さ
れるので、点灯開始時の蛍光灯の輝度の立ち上がりを速
くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施の形態を示す輝度安定化装置
のブロック図である。
【図2】 蛍光灯の管壁温度と輝度の関係を示す図であ
る。
【符号の説明】
1…蛍光灯、2…輝度センサ、3…制御回路、4…ヒー
タ、5…ケース。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蛍光灯と、 この蛍光灯を点灯させる点灯回路と、 蛍光灯の輝度を検出する輝度センサと、 蛍光灯を加熱するためのヒータと、 輝度センサの出力が示す蛍光灯の輝度が所定値より低い
    とき、前記加熱を行わせるための電流をヒータに供給す
    る制御回路とを有することを特徴とする蛍光灯の輝度安
    定化装置。
  2. 【請求項2】 蛍光灯と、 この蛍光灯を点灯させる点灯回路と、 蛍光灯を加熱するためのヒータと、 前記加熱を行わせるための電流を蛍光灯が点灯してから
    一定時間だけヒータに供給する制御回路とを有すること
    を特徴とする蛍光灯の輝度安定化装置。
JP7184148A 1995-07-20 1995-07-20 蛍光灯の輝度安定化装置 Pending JPH0935877A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7184148A JPH0935877A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 蛍光灯の輝度安定化装置

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JP7184148A JPH0935877A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 蛍光灯の輝度安定化装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0935877A true JPH0935877A (ja) 1997-02-07

Family

ID=16148213

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7184148A Pending JPH0935877A (ja) 1995-07-20 1995-07-20 蛍光灯の輝度安定化装置

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JP (1) JPH0935877A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011119200A (ja) * 2009-04-15 2011-06-16 Ushio Inc レーザー駆動光源

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011119200A (ja) * 2009-04-15 2011-06-16 Ushio Inc レーザー駆動光源

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Effective date: 20041130