JPH0935692A - 角形密閉電池 - Google Patents
角形密閉電池Info
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- JPH0935692A JPH0935692A JP7187439A JP18743995A JPH0935692A JP H0935692 A JPH0935692 A JP H0935692A JP 7187439 A JP7187439 A JP 7187439A JP 18743995 A JP18743995 A JP 18743995A JP H0935692 A JPH0935692 A JP H0935692A
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- opening
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- battery
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/10—Primary casings; Jackets or wrappings
- H01M50/102—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by their shape or physical structure
- H01M50/103—Primary casings; Jackets or wrappings characterised by their shape or physical structure prismatic or rectangular
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
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- Sealing Battery Cases Or Jackets (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電極板表面に充填塗布されている物質が掻き
取られることに起因する溶接不良の発生が少ない角形密
閉電池を提供する。 【解決手段】 矩形開口部1aを有する有底外装缶1A
の中に、アルカリ電解液に浸漬した状態で極板群2が収
容され、矩形開口部1aはそこに嵌合され、且つ、溶接
された蓋板3で密閉されている角形密閉電池において、
有底外装缶1Aの相対向する二対の缶壁のうち極板群2
の最も外側に位置する極板と対向する一対の缶壁1b,
1cには、缶内方向に突出するメサ型の狭幅部11,1
1が形成されている。
取られることに起因する溶接不良の発生が少ない角形密
閉電池を提供する。 【解決手段】 矩形開口部1aを有する有底外装缶1A
の中に、アルカリ電解液に浸漬した状態で極板群2が収
容され、矩形開口部1aはそこに嵌合され、且つ、溶接
された蓋板3で密閉されている角形密閉電池において、
有底外装缶1Aの相対向する二対の缶壁のうち極板群2
の最も外側に位置する極板と対向する一対の缶壁1b,
1cには、缶内方向に突出するメサ型の狭幅部11,1
1が形成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角形密閉電池に関
し、更に詳しくは、外装缶と蓋板との溶接不良の発生が
少ない角形密閉電池に関する。
し、更に詳しくは、外装缶と蓋板との溶接不良の発生が
少ない角形密閉電池に関する。
【0002】
【関連する技術】ニッケル−水素二次電池やニッケル−
カドミウム電池のようなアルカリ二次電池は、全体とし
て密閉構造になっていて、その形状には円筒形と角形と
がある。ここで、例えば、角形密閉タイプのニッケル−
水素二次電池につき、その構造を図1に基づいて説明す
る。
カドミウム電池のようなアルカリ二次電池は、全体とし
て密閉構造になっていて、その形状には円筒形と角形と
がある。ここで、例えば、角形密閉タイプのニッケル−
水素二次電池につき、その構造を図1に基づいて説明す
る。
【0003】この電池は、図1の分解斜視図で示すよう
に、内部に極板群2を収容した直方体状をなす外装缶1
と、外装缶1の開口部1aに嵌合装着され、その開口部
1aを密閉する蓋板3とを備えている。外装缶1は、ニ
ッケルメッキを施した鋼製の直方体状の有底缶であり、
平面視したときの形状が矩形である開口部1aを備えて
いて、負極の外部端子も兼ねている。
に、内部に極板群2を収容した直方体状をなす外装缶1
と、外装缶1の開口部1aに嵌合装着され、その開口部
1aを密閉する蓋板3とを備えている。外装缶1は、ニ
ッケルメッキを施した鋼製の直方体状の有底缶であり、
平面視したときの形状が矩形である開口部1aを備えて
いて、負極の外部端子も兼ねている。
【0004】この有底外装缶1は、通常、ニッケルメッ
キを施した鋼板に対して、深絞り加工を行って、まず、
有底楕円筒体を成形し、その後、徐々に角形に変形させ
て缶体とし、最後に、缶体の高さを所定の寸法にするた
めに、前記缶体の上部を切断する。このとき、外装缶の
底面から所定高さの位置において、その切り口が当該外
装缶の底面と平行になるようにカッターで切断される。
キを施した鋼板に対して、深絞り加工を行って、まず、
有底楕円筒体を成形し、その後、徐々に角形に変形させ
て缶体とし、最後に、缶体の高さを所定の寸法にするた
めに、前記缶体の上部を切断する。このとき、外装缶の
底面から所定高さの位置において、その切り口が当該外
装缶の底面と平行になるようにカッターで切断される。
【0005】極板群2は、正極板(ニッケル極)21と
負極板(水素吸蔵合金電極)22とを、電気絶縁性のセ
パレータ23を互いの間に介在させた状態で複数枚重ね
合わせた構造になっている。正極板(ニッケル極)21
としては、例えば、スポンジ状のニッケルシートのよう
な多孔質の導電シートに正極活物質として動作する水酸
化ニッケルを主体とする活物質合剤を充填塗布したもの
が通常用いられている。
負極板(水素吸蔵合金電極)22とを、電気絶縁性のセ
パレータ23を互いの間に介在させた状態で複数枚重ね
合わせた構造になっている。正極板(ニッケル極)21
としては、例えば、スポンジ状のニッケルシートのよう
な多孔質の導電シートに正極活物質として動作する水酸
化ニッケルを主体とする活物質合剤を充填塗布したもの
が通常用いられている。
【0006】負極板(水素吸蔵合金電極)22として
は、例えば、パンチングニッケルシートやニッケルネッ
トのような多孔質の導電シートに、水素吸蔵合金粉末と
ニッケル粉末のような導電材粉末とポリビニリデンフル
オライドのような結着剤粉末とを所定割合で混合した混
合物を充填塗布したものが通常用いられている。セパレ
ータ23としては、例えば、電気絶縁性を有する多孔質
の合成樹脂からなるシートが通常用いられている。尚、
このセパレータは、弾力性を備えている。
は、例えば、パンチングニッケルシートやニッケルネッ
トのような多孔質の導電シートに、水素吸蔵合金粉末と
ニッケル粉末のような導電材粉末とポリビニリデンフル
オライドのような結着剤粉末とを所定割合で混合した混
合物を充填塗布したものが通常用いられている。セパレ
ータ23としては、例えば、電気絶縁性を有する多孔質
の合成樹脂からなるシートが通常用いられている。尚、
このセパレータは、弾力性を備えている。
【0007】前記極板群2を組立てる際には、まず、セ
パレータ23を二つ折りにして封筒状に成形し、その中
に、正極板21を挿入し、セパレータ23と正極板21
との結合体を形成する。そして、負極板22が最外側に
位置するように前記結合体と負極板22とを交互に重ね
合わせたのち、外装缶1の内部形状に適合するように全
体として直方体状に成形する。したがって、極板群2を
外装缶1に収容すると、収容された極板群2の最外側に
位置する負極板の側面と外装缶の缶壁の内面との間に
は、殆ど隙間が生じない状態になる。
パレータ23を二つ折りにして封筒状に成形し、その中
に、正極板21を挿入し、セパレータ23と正極板21
との結合体を形成する。そして、負極板22が最外側に
位置するように前記結合体と負極板22とを交互に重ね
合わせたのち、外装缶1の内部形状に適合するように全
体として直方体状に成形する。したがって、極板群2を
外装缶1に収容すると、収容された極板群2の最外側に
位置する負極板の側面と外装缶の缶壁の内面との間に
は、殆ど隙間が生じない状態になる。
【0008】ここで、各正極板21は、正極集電体4及
びリード板31aを介して後述する正極端子31に接続
され、また、各負極板22は、導電性シート(図示しな
い)により各々が接続されて電気的に一つにまとめら
れ、この状態で、例えば、極板群の最外側に位置する負
極板を外装缶に接触させることにより、負極端子(外装
缶)と接続される。
びリード板31aを介して後述する正極端子31に接続
され、また、各負極板22は、導電性シート(図示しな
い)により各々が接続されて電気的に一つにまとめら
れ、この状態で、例えば、極板群の最外側に位置する負
極板を外装缶に接触させることにより、負極端子(外装
缶)と接続される。
【0009】蓋板3は、中央に正極端子31を備え、平
面視形状が外装缶の開口部1aに適合するような矩形状
をなすニッケルメッキを施した鋼製の板であり、その下
面の所定位置には前記正極端子に接続されている正極リ
ード板31aが配設されている。当該密閉型ニッケル−
水素二次電池の製造の手順の一例としては、まず、極板
群2を、一度短辺方向に圧縮する。すると、各極板の間
に介在するセパレータ23が収縮し、極板群の短辺方向
の寸法が僅かに小さくなる。この状態で、極板群2を外
装缶1の開口部1aから外装缶1内へ挿入する。
面視形状が外装缶の開口部1aに適合するような矩形状
をなすニッケルメッキを施した鋼製の板であり、その下
面の所定位置には前記正極端子に接続されている正極リ
ード板31aが配設されている。当該密閉型ニッケル−
水素二次電池の製造の手順の一例としては、まず、極板
群2を、一度短辺方向に圧縮する。すると、各極板の間
に介在するセパレータ23が収縮し、極板群の短辺方向
の寸法が僅かに小さくなる。この状態で、極板群2を外
装缶1の開口部1aから外装缶1内へ挿入する。
【0010】ついで、極板群2を収容した外装缶1内
に、アルカリ電解液が注入され、その後、外装缶1の開
口部1aに蓋板3が嵌合装着される。そして、外装缶1
の開口部1aと蓋板3とが合致した部分(以下、嵌合部
という)に対し、通常、微細加工に適したパルス式レー
ザー溶接が施され、外装缶1と蓋板3との封口溶接がな
され、密閉構造の角形電池が形成される。
に、アルカリ電解液が注入され、その後、外装缶1の開
口部1aに蓋板3が嵌合装着される。そして、外装缶1
の開口部1aと蓋板3とが合致した部分(以下、嵌合部
という)に対し、通常、微細加工に適したパルス式レー
ザー溶接が施され、外装缶1と蓋板3との封口溶接がな
され、密閉構造の角形電池が形成される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外装缶の高
さを所定寸法に合わせるため、当該外装缶の上部をカッ
ターで切断すると、切断された外装缶1の切り口、つま
り、開口部1aの内縁1eが、図2に示すように、略直
角となる。そして、このような外装缶1の中へ極板群2
を挿入するときに、例えば、図2で示したように極板群
2が少し傾いた状態で、挿入されると、開口部1aの内
縁1eと極板群2の側面とが接触することがある。ま
た、挿入の途中で、収縮していたセパレータがその弾力
性により原寸法に戻ってしまった場合にも、開口部1a
の内縁1eと外装缶2とが接触することがある。
さを所定寸法に合わせるため、当該外装缶の上部をカッ
ターで切断すると、切断された外装缶1の切り口、つま
り、開口部1aの内縁1eが、図2に示すように、略直
角となる。そして、このような外装缶1の中へ極板群2
を挿入するときに、例えば、図2で示したように極板群
2が少し傾いた状態で、挿入されると、開口部1aの内
縁1eと極板群2の側面とが接触することがある。ま
た、挿入の途中で、収縮していたセパレータがその弾力
性により原寸法に戻ってしまった場合にも、開口部1a
の内縁1eと外装缶2とが接触することがある。
【0012】このように、外装缶1の開口部1aの内縁
1eと極板群2とが接触すると、当該極板群2の最外側
に位置する負極板22の表面に充填塗布されている水素
吸蔵合金粉末等を含む混合物が掻き取られることにな
る。そして、掻き取られた水素吸蔵合金粉末等を含む混
合物は、開口部1aに付着し、そのまま残留する。蓋板
3を当該開口部1aに嵌合装着すると、形成された嵌合
部においては、局部的に母材(外装缶及び蓋板)と異な
る金属が存在することになり、そのため、封口溶接時に
は、局部的に異種金属同士の溶接となり、溶接されない
個所が生じ、嵌合部において溶接不良が起こることがあ
る。
1eと極板群2とが接触すると、当該極板群2の最外側
に位置する負極板22の表面に充填塗布されている水素
吸蔵合金粉末等を含む混合物が掻き取られることにな
る。そして、掻き取られた水素吸蔵合金粉末等を含む混
合物は、開口部1aに付着し、そのまま残留する。蓋板
3を当該開口部1aに嵌合装着すると、形成された嵌合
部においては、局部的に母材(外装缶及び蓋板)と異な
る金属が存在することになり、そのため、封口溶接時に
は、局部的に異種金属同士の溶接となり、溶接されない
個所が生じ、嵌合部において溶接不良が起こることがあ
る。
【0013】このような溶接不良が生じると、得られる
電池は密閉不良となり、アルカリ電解液が漏出する等の
問題が起こり、電池の不良品の発生率は高くなり、電池
製造における歩留まりは低下する。本発明は、角形密閉
電池における上記した問題を解決し、電極板表面に充填
塗布されている物質が掻き取られることに起因する溶接
不良の発生が少ない角形密閉電池の提供を目的とする。
電池は密閉不良となり、アルカリ電解液が漏出する等の
問題が起こり、電池の不良品の発生率は高くなり、電池
製造における歩留まりは低下する。本発明は、角形密閉
電池における上記した問題を解決し、電極板表面に充填
塗布されている物質が掻き取られることに起因する溶接
不良の発生が少ない角形密閉電池の提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、矩形開口部を有する有底外装缶の中
に、アルカリ電解液に浸漬した状態で極板群が収容さ
れ、前記矩形開口部はそこに嵌合され、且つ、溶接され
た蓋板で密閉されている角形密閉電池において、前記有
底外装缶の相対向する二対の缶壁のうち前記極板群の最
も外側に位置する極板と対向する一対の缶壁には、缶内
方向に突出するメサ型の狭幅部が形成されていることを
特徴とする角形密閉電池が提供される。
に、本発明では、矩形開口部を有する有底外装缶の中
に、アルカリ電解液に浸漬した状態で極板群が収容さ
れ、前記矩形開口部はそこに嵌合され、且つ、溶接され
た蓋板で密閉されている角形密閉電池において、前記有
底外装缶の相対向する二対の缶壁のうち前記極板群の最
も外側に位置する極板と対向する一対の缶壁には、缶内
方向に突出するメサ型の狭幅部が形成されていることを
特徴とする角形密閉電池が提供される。
【0015】本発明による角形密閉電池は、外装缶の缶
壁の内面に狭幅部を形成しているので、外装缶に極板群
を挿入する際に、極板群は、当該狭幅部により外装缶の
開口部の内縁と接触しないように案内されて、外装缶内
に挿入されていくので、負極板表面の水素吸蔵合金粉末
等が開口部の内縁で掻き取られることが防止され、水素
吸蔵合金粉末等が開口部に残留することを防ぐことがで
きる。
壁の内面に狭幅部を形成しているので、外装缶に極板群
を挿入する際に、極板群は、当該狭幅部により外装缶の
開口部の内縁と接触しないように案内されて、外装缶内
に挿入されていくので、負極板表面の水素吸蔵合金粉末
等が開口部の内縁で掻き取られることが防止され、水素
吸蔵合金粉末等が開口部に残留することを防ぐことがで
きる。
【0016】
【発明の実施の形態】図3に本発明における角形密閉電
池の一例の外観を示す。この角形密閉電池は、長辺側の
一対の缶壁1b,1cの一部が、缶内方向に突出し、缶
壁1b,1cの間には、他の部分よりも間隔が狭まって
いるメサ型の狭幅部11,11が形成されている外装缶
1Aを採用したことを除いては、従来の角形密閉電池と
変わることはない。
池の一例の外観を示す。この角形密閉電池は、長辺側の
一対の缶壁1b,1cの一部が、缶内方向に突出し、缶
壁1b,1cの間には、他の部分よりも間隔が狭まって
いるメサ型の狭幅部11,11が形成されている外装缶
1Aを採用したことを除いては、従来の角形密閉電池と
変わることはない。
【0017】外装缶1Aの狭幅部11,11は、図4に
示すように、通常、平面視形状が、缶壁面の形状と略相
似形である矩形状をなし、断面形状は、図3のV−V線
に沿う断面図である図5に示すように、缶壁1b,1c
の互いに対向する位置で、当該缶壁の内側が缶内方向に
メサ型にせりだした形状をなしている。この狭幅部1
1,11は、上端部11aが緩やかな曲面あるいはテー
パ状となっており、その下に連続して平坦面11bを備
えている。
示すように、通常、平面視形状が、缶壁面の形状と略相
似形である矩形状をなし、断面形状は、図3のV−V線
に沿う断面図である図5に示すように、缶壁1b,1c
の互いに対向する位置で、当該缶壁の内側が缶内方向に
メサ型にせりだした形状をなしている。この狭幅部1
1,11は、上端部11aが緩やかな曲面あるいはテー
パ状となっており、その下に連続して平坦面11bを備
えている。
【0018】このような狭幅部11,11を備えた外装
缶1Aを採用して、従来の製造手順通りに角形密閉電池
を製造すると、外装缶1Aに極板群2を挿入するとき
に、図6に示すように、極板群2が少し傾いた状態で、
挿入されたとしても、極板群2は、二点鎖線で示すよう
に、開口部1aの内縁1eよりも内側に形成された狭幅
部11に案内され、缶壁に平行な状態に矯正されながら
外装缶内へ挿入されていくので、最外側の負極板22と
開口部1aの内縁1eとが接触することは抑制される。
また、極板群2の挿入の際、狭幅部11が極板群2を短
辺方向に押圧する形になるので、極板群2がセパレータ
23の弾力性により原寸法に戻ることが抑えられる。よ
って、極板群2が、挿入中に原寸法に戻り、開口部1a
の内縁1eと接触することは極めて少なくなる。以上の
ように、外装缶1Aを採用すると、開口部1aの内縁1
eと極板群2との接触が避けられるので、極板群2の最
外側に位置する負極板22の表面の水素吸蔵合金粉末等
を含む混合物が、開口部1aの内縁1eにより掻き取ら
れることは抑制される。ここで、狭幅部11の上端部1
1aは、直角ではなく、緩やかな曲面となっているの
で、極板群2の案内に好適であるとともに、極板群2の
挿入中に当該上端部11aで極板群2の最外側に位置す
る負極板22から水素吸蔵合金粉末等を含む混合物を掻
き取ることは極めて少なくなる。
缶1Aを採用して、従来の製造手順通りに角形密閉電池
を製造すると、外装缶1Aに極板群2を挿入するとき
に、図6に示すように、極板群2が少し傾いた状態で、
挿入されたとしても、極板群2は、二点鎖線で示すよう
に、開口部1aの内縁1eよりも内側に形成された狭幅
部11に案内され、缶壁に平行な状態に矯正されながら
外装缶内へ挿入されていくので、最外側の負極板22と
開口部1aの内縁1eとが接触することは抑制される。
また、極板群2の挿入の際、狭幅部11が極板群2を短
辺方向に押圧する形になるので、極板群2がセパレータ
23の弾力性により原寸法に戻ることが抑えられる。よ
って、極板群2が、挿入中に原寸法に戻り、開口部1a
の内縁1eと接触することは極めて少なくなる。以上の
ように、外装缶1Aを採用すると、開口部1aの内縁1
eと極板群2との接触が避けられるので、極板群2の最
外側に位置する負極板22の表面の水素吸蔵合金粉末等
を含む混合物が、開口部1aの内縁1eにより掻き取ら
れることは抑制される。ここで、狭幅部11の上端部1
1aは、直角ではなく、緩やかな曲面となっているの
で、極板群2の案内に好適であるとともに、極板群2の
挿入中に当該上端部11aで極板群2の最外側に位置す
る負極板22から水素吸蔵合金粉末等を含む混合物を掻
き取ることは極めて少なくなる。
【0019】このように、外装缶1Aにおいては、極板
群2と開口部1aの内縁1eとを接触させないで、当該
極板群2を外装缶1A内に収容することができるので、
開口部1aに水素吸蔵合金粉末等を含む混合物が残留し
ない状態で、蓋板の封口溶接が行える。よって、溶接不
良の少ない良好な角形密閉電池を得ることができる。外
装缶1Aにおいて狭幅部11を形成する手順としては、
例えば、図7に示すように、外装缶の長辺側の相対向す
る缶壁1b,1cを、所定の矩形状をなす押圧治具5,
5で矢印P方向に押圧して缶壁1b,1cを缶内方向に
所定量突出させ、当該缶壁1b,1cの内側に、外装缶
の内側方向にせりだしたメサ型の狭幅部11,11を形
成する。
群2と開口部1aの内縁1eとを接触させないで、当該
極板群2を外装缶1A内に収容することができるので、
開口部1aに水素吸蔵合金粉末等を含む混合物が残留し
ない状態で、蓋板の封口溶接が行える。よって、溶接不
良の少ない良好な角形密閉電池を得ることができる。外
装缶1Aにおいて狭幅部11を形成する手順としては、
例えば、図7に示すように、外装缶の長辺側の相対向す
る缶壁1b,1cを、所定の矩形状をなす押圧治具5,
5で矢印P方向に押圧して缶壁1b,1cを缶内方向に
所定量突出させ、当該缶壁1b,1cの内側に、外装缶
の内側方向にせりだしたメサ型の狭幅部11,11を形
成する。
【0020】ここで、缶壁1b(1c)の高さ寸法Hに
対する狭幅部11の高さ寸法hの割合が60%以上にな
ると、缶壁を缶内方向へ突出させる際に外装缶の歪みが
大きくなってしまい、また、前記割合が40%以下にな
ると、高さ寸法が小さい狭幅部11になるため、極板群
2を外装缶の下部まで、缶壁に平行な状態で案内するこ
とが困難になってしまう。このようなことから、缶壁の
高さ寸法Hに対する狭幅部11の高さ寸法hの割合は、
40〜60%の範囲に設定することが好ましい(図4参
照)。
対する狭幅部11の高さ寸法hの割合が60%以上にな
ると、缶壁を缶内方向へ突出させる際に外装缶の歪みが
大きくなってしまい、また、前記割合が40%以下にな
ると、高さ寸法が小さい狭幅部11になるため、極板群
2を外装缶の下部まで、缶壁に平行な状態で案内するこ
とが困難になってしまう。このようなことから、缶壁の
高さ寸法Hに対する狭幅部11の高さ寸法hの割合は、
40〜60%の範囲に設定することが好ましい(図4参
照)。
【0021】また、缶壁1b(1c)の横寸法w0 に対
する狭幅部11の横寸法w1 の割合が50%以上になる
と、缶壁を缶内方向へ突出させる際に外装缶の歪みが大
きくなってしまい、また、前記割合が20%以下になる
と、狭幅部11の横寸法が小さくなり、平坦面11bの
面積(極板群との当接面積)が小さくなってしまい、極
板群2の収容の際、当接個所において応力が集中し、そ
の部分の水素吸蔵合金等を含む混合物が剥離するおそれ
がある。このようなことから、缶壁の横寸法w 0 に対す
る狭幅部の横寸法w1 の割合は20〜50%の範囲に設
定することが好ましい(図4参照)。尚、缶壁に狭幅部
を形成する際、狭幅部11の横寸法w1方向の中心は、
缶壁の長辺方向の中心位置と略一致させる。
する狭幅部11の横寸法w1 の割合が50%以上になる
と、缶壁を缶内方向へ突出させる際に外装缶の歪みが大
きくなってしまい、また、前記割合が20%以下になる
と、狭幅部11の横寸法が小さくなり、平坦面11bの
面積(極板群との当接面積)が小さくなってしまい、極
板群2の収容の際、当接個所において応力が集中し、そ
の部分の水素吸蔵合金等を含む混合物が剥離するおそれ
がある。このようなことから、缶壁の横寸法w 0 に対す
る狭幅部の横寸法w1 の割合は20〜50%の範囲に設
定することが好ましい(図4参照)。尚、缶壁に狭幅部
を形成する際、狭幅部11の横寸法w1方向の中心は、
缶壁の長辺方向の中心位置と略一致させる。
【0022】また、狭幅部11の上端部11aが開口部
1aからあまり下方に位置していると、極板群2は、狭
幅部11に案内される前に開口部1aの内縁1eと接触
してしまう可能性がある。また、狭幅部の上端部11a
が開口部1aにあまり近いと、狭幅部を形成する際に、
開口部1aを変形させてしまい、設計寸法通りの開口部
を得ることができなくなる。このようなことから、開口
部1aから狭幅部11の上端部11aまでの寸法A(図
4,7参照)は、開口部1aが変形してしまう寸法より
も長く、極板群2を案内できなくなる寸法よりも短い範
囲内に設定する。
1aからあまり下方に位置していると、極板群2は、狭
幅部11に案内される前に開口部1aの内縁1eと接触
してしまう可能性がある。また、狭幅部の上端部11a
が開口部1aにあまり近いと、狭幅部を形成する際に、
開口部1aを変形させてしまい、設計寸法通りの開口部
を得ることができなくなる。このようなことから、開口
部1aから狭幅部11の上端部11aまでの寸法A(図
4,7参照)は、開口部1aが変形してしまう寸法より
も長く、極板群2を案内できなくなる寸法よりも短い範
囲内に設定する。
【0023】更に、相対する狭幅部11,11間の寸法
B(図7参照)が小さすぎると、極板群2(短辺方向に
圧縮したときの)を外装缶1内へ挿入できなくなる。ま
た、前記寸法Bが大きすぎると、極板群2との間にガタ
つきが生じ、極板群2を外装缶内へ挿入する際、極板群
2の側面と開口部1aの内縁1eとが接触することも起
こり得る。したがって、相対する狭幅部11間の寸法B
は、短辺方向に圧縮したときの極板群2の短辺寸法以上
で、且つ、極板群2を案内できなくなる長さ未満に設定
する。
B(図7参照)が小さすぎると、極板群2(短辺方向に
圧縮したときの)を外装缶1内へ挿入できなくなる。ま
た、前記寸法Bが大きすぎると、極板群2との間にガタ
つきが生じ、極板群2を外装缶内へ挿入する際、極板群
2の側面と開口部1aの内縁1eとが接触することも起
こり得る。したがって、相対する狭幅部11間の寸法B
は、短辺方向に圧縮したときの極板群2の短辺寸法以上
で、且つ、極板群2を案内できなくなる長さ未満に設定
する。
【0024】ここで、通常用いられている角形密閉電池
の外装缶は、厚さ0.4mmのニッケルメッキを施した
鋼製の板からなり、縦16mm、横6mmの開口部を有
し、高さが46mmの有底缶体である。当該外装缶に対
し、本発明における狭幅部を形成する場合、狭幅部の寸
法は、高さ寸法hを20〜25mm、横寸法w1 を5〜
6mm、相対する狭幅部11間の寸法Bを5.0〜5.
5mmとすることが好ましい。そして、開口部1aから
狭幅部11の上端部11aまでの寸法Aは、1.5〜
3.0mmとすることが好ましく、より好ましくは2.
0mmとする。
の外装缶は、厚さ0.4mmのニッケルメッキを施した
鋼製の板からなり、縦16mm、横6mmの開口部を有
し、高さが46mmの有底缶体である。当該外装缶に対
し、本発明における狭幅部を形成する場合、狭幅部の寸
法は、高さ寸法hを20〜25mm、横寸法w1 を5〜
6mm、相対する狭幅部11間の寸法Bを5.0〜5.
5mmとすることが好ましい。そして、開口部1aから
狭幅部11の上端部11aまでの寸法Aは、1.5〜
3.0mmとすることが好ましく、より好ましくは2.
0mmとする。
【0025】尚、本発明においては、狭幅部として、外
装缶の缶壁を外側から押圧し、それにより、缶壁の内側
をメサ型にせりださせたものについてのみ説明したが、
当該狭幅部としては、前記メサ型のせりだし部と同形状
の別の部材を外装缶の缶壁の内側に接合する、あるい
は、外装缶の缶壁の厚みを局部的に厚くして前記メサ型
のせりだし部を形成しても構わない。このような場合、
狭幅部としては、上述した条件を満足するような寸法に
設定する。
装缶の缶壁を外側から押圧し、それにより、缶壁の内側
をメサ型にせりださせたものについてのみ説明したが、
当該狭幅部としては、前記メサ型のせりだし部と同形状
の別の部材を外装缶の缶壁の内側に接合する、あるい
は、外装缶の缶壁の厚みを局部的に厚くして前記メサ型
のせりだし部を形成しても構わない。このような場合、
狭幅部としては、上述した条件を満足するような寸法に
設定する。
【0026】
実施例1 ニッケルメッキを施した厚さ0.4mmの鋼板に対し、
深絞り加工を行い、開口部が、縦16mm、横6mmの
矩形をなし、高さが55mmの直方体状の有底缶体を成
形した。ついで、カッターにより、缶体の高さを46m
mに切りそろえた。
深絞り加工を行い、開口部が、縦16mm、横6mmの
矩形をなし、高さが55mmの直方体状の有底缶体を成
形した。ついで、カッターにより、缶体の高さを46m
mに切りそろえた。
【0027】次に、前記缶体の長辺側の缶壁1b,1c
に対し、図6に示すように、缶壁1b,1cを押圧面が
矩形状をなしている治具5,5で矢印P方向に押圧し
て、当該缶壁1b,1cを缶内方向に突出させ、缶壁1
b,1cの内側に、メサ型の狭幅部11を形成した。こ
の狭幅部11は、高さ寸法hが23.5mm、横寸法w
1 が5.5mmの矩形状をなしており、対向する狭幅部
11,11間の寸法Bは5.0mmである。尚、この狭
幅部11は、外装缶1の開口部1aから狭幅部11の上
端部までの寸法Aが2.0mmとなる位置に形成した。
このようにして長辺部の缶壁の内側に狭幅部を有する缶
体を外装缶1Aとした。
に対し、図6に示すように、缶壁1b,1cを押圧面が
矩形状をなしている治具5,5で矢印P方向に押圧し
て、当該缶壁1b,1cを缶内方向に突出させ、缶壁1
b,1cの内側に、メサ型の狭幅部11を形成した。こ
の狭幅部11は、高さ寸法hが23.5mm、横寸法w
1 が5.5mmの矩形状をなしており、対向する狭幅部
11,11間の寸法Bは5.0mmである。尚、この狭
幅部11は、外装缶1の開口部1aから狭幅部11の上
端部までの寸法Aが2.0mmとなる位置に形成した。
このようにして長辺部の缶壁の内側に狭幅部を有する缶
体を外装缶1Aとした。
【0028】次に、正極板(ニッケル極)と負極板(水
素吸蔵合金電極)とを、電気絶縁性のセパレータを互い
の間に介在させて重ね合わせ、極板群を製造した。尚、
当該極板群は、長辺寸法15.5mm,短辺寸法6.5
mm,高さ42mmの直方体状に成形した。ついで、得
られた極板群を、短辺方向に圧縮し、短辺寸法を5.0
mmにした状態で、前記外装缶の開口部より、外装缶内
部へ挿入した。そして、引き続き、電解液として、KO
Hを主成分とするアルカリ水溶液1.10ccを当該外
装缶に注入した。
素吸蔵合金電極)とを、電気絶縁性のセパレータを互い
の間に介在させて重ね合わせ、極板群を製造した。尚、
当該極板群は、長辺寸法15.5mm,短辺寸法6.5
mm,高さ42mmの直方体状に成形した。ついで、得
られた極板群を、短辺方向に圧縮し、短辺寸法を5.0
mmにした状態で、前記外装缶の開口部より、外装缶内
部へ挿入した。そして、引き続き、電解液として、KO
Hを主成分とするアルカリ水溶液1.10ccを当該外
装缶に注入した。
【0029】最後に、中央に正極端子を有し、蓋板の寸
法が、縦16.0mm,横6.0mm,厚さ0.4mm
である蓋板を前記外装缶の開口部に嵌合装着した。そし
て、当該嵌合部の全周にわたりレーザー溶接を行い、角
形密閉タイプのニッケル−水素二次電池を製造した。
尚、上記電池は、1000個製造した。得られた電池に
対して、レーザー溶接不良の発生率を求めた。その結果
を表1に示した。
法が、縦16.0mm,横6.0mm,厚さ0.4mm
である蓋板を前記外装缶の開口部に嵌合装着した。そし
て、当該嵌合部の全周にわたりレーザー溶接を行い、角
形密閉タイプのニッケル−水素二次電池を製造した。
尚、上記電池は、1000個製造した。得られた電池に
対して、レーザー溶接不良の発生率を求めた。その結果
を表1に示した。
【0030】ここで、レーザー溶接不良の発生率は、以
下のようにして求めた。まず、上記のようにして製造し
た電池を、温度60℃,相対湿度80%の雰囲気中に保
持し、30日間放置した。ついで、30日経過後の電池
の嵌合部に対して、フェノールフタレイン溶液を滴下
し、当該溶液の変色を観察することにより漏液の有無を
確認した。つまり、このフェノールフタレイン溶液が赤
色に変化した場合、アルカリ電解液が嵌合部に存在する
ことになるので、前記溶液が赤色に変化した電池は、漏
液が発生したものとした。そして、製造した電池の全体
に対する、漏液が発生した電池の割合を求め、この割合
をレーザー溶接不良の発生率とした。 実施例2 開口部1aから狭幅部11の上端部までの寸法Aを3.
0mmとしたことを除いては実施例1と同様にしてニッ
ケル−水素二次電池を1000個製造した。
下のようにして求めた。まず、上記のようにして製造し
た電池を、温度60℃,相対湿度80%の雰囲気中に保
持し、30日間放置した。ついで、30日経過後の電池
の嵌合部に対して、フェノールフタレイン溶液を滴下
し、当該溶液の変色を観察することにより漏液の有無を
確認した。つまり、このフェノールフタレイン溶液が赤
色に変化した場合、アルカリ電解液が嵌合部に存在する
ことになるので、前記溶液が赤色に変化した電池は、漏
液が発生したものとした。そして、製造した電池の全体
に対する、漏液が発生した電池の割合を求め、この割合
をレーザー溶接不良の発生率とした。 実施例2 開口部1aから狭幅部11の上端部までの寸法Aを3.
0mmとしたことを除いては実施例1と同様にしてニッ
ケル−水素二次電池を1000個製造した。
【0031】得られた電池に対して、実施例1と同様に
してレーザー溶接不良の発生率を求めた。その結果を表
1に併記した。 実施例3 開口部1aから狭幅部11の上端部までの寸法Aを1.
5mmとしたことを除いては実施例1と同様にしてニッ
ケル−水素二次電池を1000個製造した。
してレーザー溶接不良の発生率を求めた。その結果を表
1に併記した。 実施例3 開口部1aから狭幅部11の上端部までの寸法Aを1.
5mmとしたことを除いては実施例1と同様にしてニッ
ケル−水素二次電池を1000個製造した。
【0032】得られた電池に対して、実施例1と同様に
してレーザー溶接不良の発生率を求めた。その結果を表
1に併記した。 比較例1 外装缶に狭幅部を形成しないことを除いては実施例1と
同様にしてニッケル−水素二次電池を1000個製造し
た。
してレーザー溶接不良の発生率を求めた。その結果を表
1に併記した。 比較例1 外装缶に狭幅部を形成しないことを除いては実施例1と
同様にしてニッケル−水素二次電池を1000個製造し
た。
【0033】得られた電池に対して、実施例1と同様に
してレーザー溶接不良の発生率を求めた。その結果を表
1に併記した。 比較例2 開口部1aから狭幅部11の上端部までの寸法Aを4.
0mmとしたことを除いては実施例1と同様にしてニッ
ケル−水素二次電池を1000個製造した。
してレーザー溶接不良の発生率を求めた。その結果を表
1に併記した。 比較例2 開口部1aから狭幅部11の上端部までの寸法Aを4.
0mmとしたことを除いては実施例1と同様にしてニッ
ケル−水素二次電池を1000個製造した。
【0034】得られた電池に対して、実施例1と同様に
してレーザー溶接不良の発生率を求めた。その結果を表
1に併記した。
してレーザー溶接不良の発生率を求めた。その結果を表
1に併記した。
【0035】
【表1】
【0036】表1の結果から明らかなように、実施例
1,2,3の電池は、レーザー溶接不良の発生率が0%
となっている。このことは、外装缶の開口部に蓋板を封
口溶接する際、当該嵌合部に水素吸蔵合金粉末等を含む
混合物が存在せず、良好な溶接を行うことができたた
め、溶接不良のない良品が得られたことを示している。
すなわち、缶壁の内側の所定位置に狭幅部を形成したの
で、極板群は当該狭幅部に案内されて外装缶内へ挿入さ
れていき、極板群の最外部に位置する負極板と開口部の
内縁との接触を避けることができ、それにより、水素吸
蔵合金粉末等を含む混合物が負極板から掻き取られるこ
とが防止されたからである。
1,2,3の電池は、レーザー溶接不良の発生率が0%
となっている。このことは、外装缶の開口部に蓋板を封
口溶接する際、当該嵌合部に水素吸蔵合金粉末等を含む
混合物が存在せず、良好な溶接を行うことができたた
め、溶接不良のない良品が得られたことを示している。
すなわち、缶壁の内側の所定位置に狭幅部を形成したの
で、極板群は当該狭幅部に案内されて外装缶内へ挿入さ
れていき、極板群の最外部に位置する負極板と開口部の
内縁との接触を避けることができ、それにより、水素吸
蔵合金粉末等を含む混合物が負極板から掻き取られるこ
とが防止されたからである。
【0037】それに対し、比較例1の電池は、本発明の
電池に比べ、レーザー溶接不良の発生率が高くなってい
る。これは、比較例1の電池においては、従来の外装缶
を採用しているので、開口部の内縁に負極板が接触し、
水素吸蔵合金粉末等を含む混合物が掻き取られ、嵌合部
に水素吸蔵合金粉末等を含む混合物が存在し、当該水素
吸蔵合金等が封口溶接の際、悪影響を与え、溶接されな
い部分が生じたためである。
電池に比べ、レーザー溶接不良の発生率が高くなってい
る。これは、比較例1の電池においては、従来の外装缶
を採用しているので、開口部の内縁に負極板が接触し、
水素吸蔵合金粉末等を含む混合物が掻き取られ、嵌合部
に水素吸蔵合金粉末等を含む混合物が存在し、当該水素
吸蔵合金等が封口溶接の際、悪影響を与え、溶接されな
い部分が生じたためである。
【0038】また、比較例2の電池もレーザー溶接不良
の発生率が高くなっている。これは、開口部1aの内縁
1eから狭幅部11の上端部までの寸法Aが大きく、狭
幅部11が缶壁の下部に位置したため、極板群が、当該
狭幅部により案内される前に、開口部の内縁と接触して
しまい、水素吸蔵合金粉末等を含む混合物が開口部の内
縁で掻き取られ、嵌合部に前記混合物が存在し、封口溶
接の際、溶接されない部分が生じたためである。
の発生率が高くなっている。これは、開口部1aの内縁
1eから狭幅部11の上端部までの寸法Aが大きく、狭
幅部11が缶壁の下部に位置したため、極板群が、当該
狭幅部により案内される前に、開口部の内縁と接触して
しまい、水素吸蔵合金粉末等を含む混合物が開口部の内
縁で掻き取られ、嵌合部に前記混合物が存在し、封口溶
接の際、溶接されない部分が生じたためである。
【0039】
【発明の効果】請求項1の角形密閉電池は、外装缶の缶
壁の内側に狭幅部を形成しているので、外装缶に極板群
を挿入する際、極板群が少し傾いた状態で挿入されて
も、極板群は、前記狭幅部により外装缶と平行な状態に
矯正されるので、外装缶の開口部の内縁と極板群の最外
側に位置する負極板とが接触することは防止される。よ
って、負極板から水素吸蔵合金粉末等を含む混合物が掻
き取られることは抑制され、嵌合部に水素吸蔵合金粉末
等を含む混合物が存在することに起因する溶接不良の発
生は抑えられる。そのため、密閉不良による不良品の発
生は極めて少なくなり、電池製造における歩留まりは向
上する。
壁の内側に狭幅部を形成しているので、外装缶に極板群
を挿入する際、極板群が少し傾いた状態で挿入されて
も、極板群は、前記狭幅部により外装缶と平行な状態に
矯正されるので、外装缶の開口部の内縁と極板群の最外
側に位置する負極板とが接触することは防止される。よ
って、負極板から水素吸蔵合金粉末等を含む混合物が掻
き取られることは抑制され、嵌合部に水素吸蔵合金粉末
等を含む混合物が存在することに起因する溶接不良の発
生は抑えられる。そのため、密閉不良による不良品の発
生は極めて少なくなり、電池製造における歩留まりは向
上する。
【図1】角形密閉電池の構成を示す分解斜視図である。
【図2】外装缶に極板群を挿入する際の様子を示す断面
図である。
図である。
【図3】本発明における角形密閉電池の構成を示す斜視
図である。
図である。
【図4】本発明における角形密閉電池の外装缶を示す斜
視図である。
視図である。
【図5】図3のV−V線に沿う断面図である。
【図6】本発明における外装缶に極板群を挿入する際の
様子を示す断面図である。
様子を示す断面図である。
【図7】本発明における外装缶の構成を示す断面図であ
る。
る。
【符号の説明】 1 外装缶(従来の) 1A 外装缶(本発明の) 1a 開口部 1b,1c 缶壁 11 狭幅部 11a 上端部 11b 平坦面 2 極板群 3 蓋板 31 正極端子
Claims (1)
- 【請求項1】 矩形開口部を有する有底外装缶の中に、
アルカリ電解液に浸漬した状態で極板群が収容され、前
記矩形開口部はそこに嵌合され、且つ、溶接された蓋板
で密閉されている角形密閉電池において、 前記有底外装缶の相対向する二対の缶壁のうち前記極板
群の最も外側に位置する極板と対向する一対の缶壁に
は、缶内方向に突出するメサ型の狭幅部が形成されてい
ることを特徴とする角形密閉電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7187439A JPH0935692A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 角形密閉電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7187439A JPH0935692A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 角形密閉電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0935692A true JPH0935692A (ja) | 1997-02-07 |
Family
ID=16206089
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7187439A Pending JPH0935692A (ja) | 1995-07-24 | 1995-07-24 | 角形密閉電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0935692A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008251340A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 角形電池 |
| JP2015167184A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | 住友電気工業株式会社 | 電気化学デバイス用外装および電気二重層キャパシタ |
-
1995
- 1995-07-24 JP JP7187439A patent/JPH0935692A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008251340A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Sanyo Electric Co Ltd | 角形電池 |
| JP2015167184A (ja) * | 2014-03-04 | 2015-09-24 | 住友電気工業株式会社 | 電気化学デバイス用外装および電気二重層キャパシタ |
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