JPH0935677A - 荷電粒子線照射方法および装置 - Google Patents

荷電粒子線照射方法および装置

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JPH0935677A
JPH0935677A JP7209122A JP20912295A JPH0935677A JP H0935677 A JPH0935677 A JP H0935677A JP 7209122 A JP7209122 A JP 7209122A JP 20912295 A JP20912295 A JP 20912295A JP H0935677 A JPH0935677 A JP H0935677A
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JP7209122A
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English (en)
Inventor
Takeshi Sekihara
雄 関原
Fumio Mizuno
文夫 水野
Seiko Ishihara
世子 石原
Kaoru Oogaya
薫 大鋸谷
Hiroshi Hirose
博 広瀬
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Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi ULSI Engineering Corp
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 下層配線でも加工位置を特定できるイオンビ
ーム加工技術の提供。 【構成】 イオンビーム照射部1と平行に光学顕微鏡3
0を設備する。下層配線の加工に際して、まず、光学顕
微鏡30で試料20の下層配線のパターン画像を得、加
工したい位置が指定される。ステージ6で試料がイオン
ビーム照射部1に移動されイオンビーム5が照射されて
複数の探索用マークが表示される。ステージ6で試料が
光学顕微鏡30に移動され、パターン画像と各マーク画
像との重畳画像が形成され、重畳画像で各マーク同士間
距離、各マークと指定位置間距離が測定される。試料が
イオンビーム照射部1に再び移動され、マーク画像が形
成されて各マーク同士の距離が測定される。この測定距
離と重畳画像での各測定距離とで試料表面の指定位置に
当たる加工位置が演算される。この演算位置にイオンビ
ーム照射部1でイオンビーム5が実際に照射されて所望
の加工が施される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷電粒子線照射技術、
特に、荷電粒子線を試料の表面層の下に隠れた所望の位
置に精密に照射するための技術に関し、例えば、荷電粒
子線の一例であるイオンビームを半導体装置の表面層内
部に形成されたアルミニウム配線の所望の位置に照射し
て加工するのに利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程において、荷電粒
子線の一例であるイオンビームを半導体装置に照射して
穿孔や切断等の加工を実施することが研究されている。
従来のこの種のイオンビーム加工装置として、被加工物
である半導体装置(以下、試料という。)を保持して三
次元的に移動させるステージと、イオンビームを試料の
上に二次元的に走査して照射するイオンビーム照射部
と、イオンビームの照射によって発生した二次粒子を検
出してその検出信号により画像(以下、SIM像とい
う。)を形成するSIM像形成部とを備えているものが
ある。このイオンビーム加工装置によって試料が加工さ
れるに際しては、イオンビーム照射部からイオンビーム
が照射されてSIM像形成部によって試料のSIM像が
形成され、加工したい場所がこのSIM像によって指定
され、指定された場所にイオンビーム照射部によってイ
オンビームが照射されて試料に対する加工が実行され
る。そして、このイオンビーム加工装置においては、S
IM像形成部はその原理上、試料に凹凸によって形成さ
れたパターンや表面材質についてのSIM像を形成する
ことができる。
【0003】一般に、半導体装置の製造工程において、
半導体装置の表面層内部に形成された最下層アルミニウ
ム配線の層間絶縁膜は平坦化が進んでいるため、最下層
アルミニウム配線は前記したイオンビーム加工装置によ
って加工することができない。なぜならば、凹凸によっ
て形成されたパターンや表面材質のSIM像だけを形成
することができるイオンビーム加工装置においては、最
下層アルミニウム配線の位置情報を得ることができない
結果、加工すべき位置を特定することができないためで
ある。最近では、第2アルミニウム配線の上の層間絶縁
膜も平坦化されているため、従来のイオンビーム加工装
置によっては第2アルミニウム配線についても加工する
ことができない。平坦化は今後さらに一層進む傾向にあ
るため、将来は最上層アルミニウム配線層の観察ですら
従来のイオンビーム加工装置によっては加工することが
できなくなると予想される。
【0004】ところで、層間絶縁膜は光学的には透明で
あるため、光学顕微鏡を使用することにより最下層のア
ルミニウム配線まで観察することができる。そこで、実
公昭59−10687号公報においては、光学顕微鏡に
よって観察位置を粗く設定した上で電子顕微鏡による観
察を開始するように構成した光学観察装置を備えた電子
線装置が提案されている。
【0005】なお、この種のイオンビーム照射装置を述
べてある例としては、特公平6−16391号公報があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た光学観察装置を備えた電子線装置は、加工位置の位置
決めのために光学顕微鏡が使用されているのではなく、
単に粗い観察位置を設定するために使用されているた
め、光学顕微鏡の倍率が低く、かつ、光学顕微鏡の光軸
と光学観察装置の光軸も100μmオーダーのずれがあ
り、また、加工位置を設定するのに必要な工夫も提案さ
れていないのが実情である。
【0007】本発明の目的は、荷電粒子線の照射に伴う
粒子に基づく画像によって形成されないパターンについ
て位置を特定して荷電粒子線を精密かつ正確に照射する
ことができる荷電粒子線照射技術を提供することにあ
る。
【0008】本発明の前記ならびにその他の目的と新規
な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかに
なるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、次の通り
である。
【0010】すなわち、試料に荷電粒子線を二次元的に
走査して照射する荷電粒子線照射部と、荷電粒子線の照
射によって発生する粒子を検出してその検出信号により
画像を形成する画像形成部とを備えている荷電粒子線照
射装置において、前記試料の表面層を透過可能な測定波
を照射するとともに、前記試料からの強度変調信号波を
受けて画像を形成する透過可能形顕微鏡と、前記試料を
保持して前記透過可能形顕微鏡と前記荷電粒子線照射部
との間を往復移動させるステージと、前記透過可能形顕
微鏡によって指定された位置に相当する前記試料の表面
における位置の近傍の複数箇所に前記荷電粒子線をそれ
ぞれ照射させて探索用マークを表示させるように前記荷
電粒子線照射部を制御するコントローラと、前記透過可
能形顕微鏡によって前記試料の表面に前記測定波が照射
されてその強度変調信号波が受けられて形成されたパタ
ーン画像において位置を指定し、また、この指定位置の
パターン画像と前記各マークの画像とが重畳されて形成
された重畳画像において各マーク同士の距離および各マ
ークと指定位置との距離をそれぞれ測定するコントロー
ラと、前記各距離を測定された試料について前記荷電粒
子線が照射されて発生粒子が検出されることによって形
成された画像において前記各マーク同士の距離を測定
し、これら測定距離と前記各測定距離とによって前記試
料の表面における前記指定位置に相当する位置を演算す
るコントローラと、を備えていることを特徴とする。
【0011】
【作用】前記した手段において、例えば、試料の所望の
位置に荷電粒子線が照射されて加工が施されるに際し
て、まず、ステージに保持された試料には透過可能形顕
微鏡により測定波が照射され、その試料からの強度変調
信号波が受けられて試料表面層下に形成されたパターン
の画像が形成されるとともに、このパターン画像によっ
て所望の位置が指定される。
【0012】次いで、ステージが荷電粒子線照射部に移
動され、試料に荷電粒子線照射部により荷電粒子線が表
面における指定位置に相当する位置の近傍の複数箇所に
それぞれ照射されることにより、試料の表面に探索用の
各マークがそれぞれ表示される。
【0013】次に、ステージが透過形顕微鏡に移動さ
れ、透過可能形顕微鏡によって試料の表面に測定波が照
射されてその強度変調信号波が受けられて指定位置のパ
ターン画像と各マークの画像との重畳画像が形成され
る。この重畳画像において各マーク同士間距離および各
マークと指定位置間距離がそれぞれ測定される。
【0014】その後、ステージが荷電粒子線照射部に再
び移動され、荷電粒子線が照射されて発生粒子が検出さ
れることによって画像が形成されるとともに、この画像
において各マーク同士の距離が測定され、これら測定距
離と前記各測定距離とによって試料の表面における指定
位置に相当する位置が演算される。そして、この演算さ
れた位置に荷電粒子照射部によって荷電粒子が実際に照
射されて所望の加工が施される。
【0015】
【実施例】図1は本発明の一実施例であるイオンビーム
加工装置を示す概略正面断面図を一部に含むブロック図
である。図2は試料の一例である半導体装置を示す縦断
面図である。図3は本発明の一実施例であるイオンビー
ム加工方法の各工程を示す各画面図である。図4は試料
が封止体に搭載されている場合の一実施例を示す斜視図
である。図5はマーク交点座標を自動的に認識する場合
の一実施例を示す模式図である。
【0016】本実施例において、本発明に係る荷電粒子
線照射装置は、荷電粒子線の一例であるイオンビームを
使用して半導体装置に穿孔や切断等の加工を施すイオン
ビーム加工装置として構成されている。このイオンビー
ム加工装置は荷電粒子線照射部としてのイオンビーム照
射部1を備えており、このイオンビーム照射部1は次の
作用を実行するように構成されている。イオンビーム照
射部1のイオン源2からイオン源コントローラ13によ
って制御されて引き出されたイオンビーム5は、レンズ
コントローラ14によって制御された第1静電レンズ3
aおよび第2静電レンズ3bによって集束される。集束
されたイオンビーム5はデフレクタコントローラ16か
らの走査信号によって制御されるデフレクタ4により、
XYZTR五軸ステージ(以下、ステージという。)6
の上に保持されているワークとしての試料20における
一定領域を二次元的に走査されて照射される。
【0017】また、イオンビーム加工装置は画像形成部
としてのSIM像形成部7を備えており、このSIM像
形成部7は次の作用を実行するように構成されている。
イオンビーム照射部1によってイオンビーム5が試料2
0に照射されると、試料20から二次粒子8が発生しデ
ィテクタ9によって検出される。ディテクタ9によって
検出された二次粒子8の数に対応した輝度変調信号がC
RT15に印加されることにより、SIM像が形成され
る。SIM像形成部7のCRT15には後述する制御を
実行するコントローラ18が接続されている。
【0018】試料20を保持するステージ6はステージ
コントローラ17によって制御されるように構成されて
いる。ステージ6に保持された試料20はイオンビーム
照射部1の照射位置と、後記する光学顕微鏡の観察位置
との間を往復移動される。ステージ6が設備された真空
チャンバ19は真空ポンプ10によって、例えば、5×
10-6Torr以上の高真空度に維持されている。真空
チャンバ19は定盤11によって全体的に保持されてお
り、この定盤11は系全体の震動を防止するためにエア
サポート12によって支持されている。
【0019】このイオンビーム加工装置によって例えば
ガリウム(Ga)のイオンビームを直径0.1μm以下
に集束し、直径0.5μmのコンタクトホールを切断し
た場合には、その位置精度を±0.1μmに維持するこ
とができる。また、このイオンビーム加工装置のワーク
すなわち試料20としては、半導体装置およびフォトマ
スク等を選定することができる。本実施例においては、
試料20が図2に示されている半導体装置である場合に
ついて説明する。図2において、試料20としての半導
体装置は下からシリコン基板(サブストレート)21、
酸化シリコン膜22、最下層アルミニウム配線23、層
間絶縁膜24、第2アルミニウム配線25、層間絶縁膜
26、最上層アルミニウム配線27およびパッシベーシ
ョン膜28によって形成されている。
【0020】このイオンビーム加工装置には透過可能形
顕微鏡としての共焦点光学顕微鏡(以下、光学顕微鏡と
いう。)30がイオンビーム照射部1と平行に設備され
ている。光学顕微鏡30は試料20の表面層を構成する
層間絶縁膜を透過可能な測定波としての可視光線31を
照射する光源32を備えており、光源32の光軸上には
中間レンズ33と対物レンズ34とが配設されている。
中間レンズ33側は真空チャンバ19の外側に設置され
て、対物レンズ34側は真空チャンバ19の内側に設置
されているため、中間レンズ33と対物レンズ34との
間には真空封止のための窓ガラス35が介在されてい
る。また、光軸上の中間レンズ33と光源32との間に
はハーフミラー36が配設されており、ハーフミラー3
6の光学的後方位置にはテレビカメラ37が光軸を一致
されて設備されている。テレビカメラ37の出力端には
モニター38が電気的に接続されており、モニター38
はテレビカメラ37の撮影した画像を映し出すように構
成されている。モニター38にはコントローラ39が電
気的に接続されており、このコントローラ39はコンピ
ュータやコンソール等から構築されており、モニター3
8に映し出された画像の任意の位置を指定することがで
きるとともに、カーソル40を操作して二点間の距離を
測定することができるように構成されている。コントロ
ーラ39は指定した位置や測定した距離を一時的に記憶
するメモリーを備えている。
【0021】次に、前記構成に係るイオンビーム加工装
置の作用を説明することにより、本発明の一実施例であ
るイオンビーム加工方法を説明する。
【0022】まず、ステージ6の上に保持された試料2
0が光学顕微鏡30の観察位置に機械的に位置決めされ
る。光学顕微鏡30の光源32から測定波としての可視
光線31が照射されて観察位置が照明されると、試料2
0からの強度変調信号波としての反射光が対物レンズ3
4、窓ガラス35、中間レンズ33を透過してハーフミ
ラー36に導かれてテレビカメラ37に受光される。テ
レビカメラ37に接続されたモニター38はこの受光信
号を処理することによって撮影したテレビ画像を形成す
る。
【0023】ここで、可視光線31は層間絶縁膜および
パッシベーション膜を透過することができるため、テレ
ビカメラ37は試料20である半導体装置における各層
間絶縁膜24、26およびパッシベーション膜28の下
に形成された最下層アルミニウム配線23、第2アルミ
ニウム配線25、最上層アルミニウム配線27のパター
ン光学画像(以下、パターン光学画像という。)41を
形成することができる。また、本実施例における共焦点
光学顕微鏡30は焦点距離を最下層アルミニウム配線2
3、第2アルミニウム配線25、最上層アルミニウム配
線27にそれぞれ合わせることによって、これらアルミ
ニウム配線23、25、27のパターン光学画像41を
モニター38の一画面に同時に映し出すことができる。
なお、ここではアルミニウム配線を持って説明したが、
他の材質を用いてもかまわない。また、パターンを形成
したものならば配線以外の用途に用いるものでもよい。
【0024】このようにして形成された試料20のパタ
ーン光学画像41の一例が図2(a)に示されている。
作業者はステージ6を操作して試料20の光学顕微鏡3
0に対する観察位置との相対位置を変更して行き、これ
から加工したい場所を探索する。そして、加工したい場
所が探索されると、その加工したい場所が指定位置であ
る指定点Wとして指定される。そして、図3(a)に示
されているように、作業者はステージ6を操作して指定
点Wをパターン光学画像41における略中央に配置させ
る。続いて、作業者はコントローラ39を操作してカー
ソル40をこの指定点Wに一致させる。このカーソル4
0の一致操作によって、指定点Wのパターン光学画像4
1における位置座標がコントローラ39によって自動的
に認識されて、その座標値がそのパターン光学画像41
と共にコントローラ39のメモリーに記憶される。
【0025】次いで、試料20を保持したステージ6が
そのまま機械的に平行移動されて、試料20はイオンビ
ーム照射部1の照射位置に機械的に位置決めされる。こ
の照射位置において、イオンビーム照射部1によってイ
オンビームが照射されるとともに、SIM像形成部7に
よってSIM像42が形成され、SIM像42がCRT
15に映し出される。この際、図3(b)に示されてい
るように、イオンビーム照射部1のイオンビーム5の実
際の照射によって試料20の表面における指定点Wに相
当する仮想上の仮想点であって加工点になる位置
(W’)の近傍の原点、X軸点およびY軸点の関係にな
る3箇所に原点マークO、X点マークXおよびY点マー
クYがそれぞれ加工されて表示される。この原点マーク
O、X点マークXおよびY点マークYのSIM像42に
おける位置座標はそのSIM像42と共にコントローラ
16のメモリーに仮に記憶される。
【0026】この際、試料20において先に指定した指
定点Wに相当する仮想点W’の上にいずれかのマークが
加工されて表示されてしまうのを回避するため、原点マ
ークO、X点マークXおよびY点マークYはSIM像4
2の画面の中心からステージ6に予め設定された位置制
御精度以上の寸法だけ離れた位置にそれぞれ付される。
すなわち、指定点Wがパターン光学画像41の中心に位
置合わせされていることにより、ステージ6がそのまま
機械的に平行移動されてイオンビーム照射部1の照射位
置に移された試料1においては、SIM像上での指定点
Wの仮想点であって加工点W’はSIM像42に中心に
位置するため、この中心を避けることによっていずれか
のマークが加工点W’に加工されてしまう事故を防止す
ることができる。例えば、原点マークOからX方向に3
0μmだけ離れた位置にX点マークXが付され、原点マ
ークOからY方向に30μmだけ離れた位置にY点マー
クYが付される。原点マークOからX点マークXまでの
距離はSIM像42の上でのX方向の絶対距離とし、原
点マークOからY点マークYまでの距離はSIM像42
でのY方向の絶対距離とする。
【0027】次に、各マークを付された(実際に表示さ
れた)試料20はステージ6がそのまま機械的に平行移
動されることによって、光学顕微鏡30の観察位置に再
び戻されて機械的に位置決めされる。続いて、試料20
は光学顕微鏡30によって再び撮像され、図3(c)に
示されているように、試料20における各層間絶縁膜2
4、26およびパッシベーション膜28の下に形成され
た各配線23、25、27のパターン光学画像と、試料
20の最上層のパッシベーション膜28の表面に刻設さ
れた各マークO、X、Yの光学画像とが同時に単一の画
像(以下、重畳画像という。)41’としてモニター3
8に映し出される。そして、作業者はコントローラ39
を操作してカーソル40をモニター38に映し出された
原点マークO、X点マークX、Y点マークYおよび先に
指定した指定点Wに順次一致させて行くことにより、次
の各距離をコントローラ39に自動的に測定させるとと
もに、その測定結果をメモリーに記憶させる。すなわ
ち、原点マークOとX点マークXとのX間距離(以下、
光学画像O−X距離という。)43、原点マークOとY
点マークYとのY間距離(以下、光学画像O−Y距離と
いう。)44、原点マークOと指定点WとのX間距離
(以下、光学画像指定点X軸距離という。)45、原点
マークOと指定点WとのY間距離(以下、光学画像指定
点Y軸距離という。)46、が測定される。
【0028】次いで、重畳画像41’において各距離を
測定された試料20はステージ6がそのまま機械的に平
行移動されることにより、イオンビーム照射部1の照射
位置に再び移動されて機械的に位置決めされる。この照
射位置において、イオンビーム照射部1およびSIM像
形成部7による撮像が実施され、SIM像42が図3
(d)に示されているようにCRT15に表示される。
そして、作業者はコントローラ18を操作してカーソル
47をCRT15に映し出された原点マークO、X点マ
ークX、Y点マークYに順次一致させて行くことによっ
て、次の各距離をコントローラ18に自動的に測定させ
るとともに、その測定結果をメモリーに記憶させる。す
なわち、原点マークOとX点マークXとのX間距離(以
下、SIM像O−X距離という。)43’、原点マーク
OとY点マークYとのY間距離(以下、SIM像O−Y
距離という。)44’、がそれぞれ測定される。
【0029】続いて、SIM像O−X距離43’が真値
にされて光学画像O−X間距離43との縮尺比が算出さ
れ、この縮尺比を光学画像指定点X軸距離45に乗じた
値が、SIM像42における原点マークOと指定点Wに
相当するこれから加工すべき加工点W’とのX間距離
(以下、SIM像加工点X軸距離という。)45’とし
て求められる。すなわち、次の(1)式が演算される。 (SIM像加工点X軸距離45’)=(光学画像指定点X軸距離45)×(S IM像O−X距離43’)/(光学画像O−X間距離43)・・・(1)
【0030】また、SIM像O−Y距離44’が真値に
されて光学画像O−Y間距離44との縮尺比が算出さ
れ、この縮尺比を光学画像指定点Y軸距離46に乗じた
値が、SIM像42における原点マークOと指定点Wに
相当するこれから加工すべき加工点W’とのY間距離
(以下、SIM像加工点Y軸距離という。)46’とし
て求められる。すなわち、次の(2)式が演算される。 (SIM像加工点Y軸距離46’)=(光学画像指定点Y軸距離46)×(S IM像O−Y距離44’)/(光学画像O−Y間距離44)・・・(2)
【0031】なお、SIM像O−X距離43’およびS
IM像O−Y距離44’としては、原点マークO、X点
マークX、Y点マークYの表示工程において仮に記憶さ
れた値を使用してもよい。
【0032】以上のようにして求められたSIM像加工
点X軸距離45’およびSIM像加工点Y軸距離46’
が使用されることによって、図3(d)に示されている
ように、加工点指示カーソル48が加工点W’を指示す
る。この際、図3(e)に示されているように、加工点
指示カーソル48の座標原点は加工場所設定用カーソル
49の任意の指示点50を選択することにより、カーソ
ル49の中心、カーソル四隅、カーソルの各辺の中央点
を基準に選定することができる。
【0033】そして、ステージ6に保持された試料20
における加工点指示カーソル48によって指示されて加
工場所設定用カーソル49によって設定された場所に
は、イオンビーム照射部1によってイオンビーム5が照
射され、照射された場所に穿孔や切断等の加工が施され
る。すなわち、試料20である半導体装置の表面下にあ
って表面の凹凸として現れていない最下層アルミニウム
配線23や第2アルミニウム配線25についても、切断
加工や貫通孔の穿孔加工および盲穴の掘削加工が正確に
実行されることになる。
【0034】ところで、図4に示されているように試料
20としての半導体装置(ペレット)が封止体51に搭
載されたままである場合には、ステージ6はZ方向に移
動させて退避作動を実行する必要がある。すなわち、イ
オンビーム照射部1の照射位置と光学顕微鏡の観察位置
との間の距離54の移動に際して、ステージ6はZ軸方
向に最大10mm程度相対的に下降されることにより、
封止体51の最上部52をZ方向に退避距離53だけ移
動され、対物レンズ34に最上部52が接触するのを回
避する制御が実施される。この退避作動によって、対物
レンズ34と封止体51との衝突を回避することができ
るため、対物レンズ34の破損や、試料20の遊動を回
避することができる。
【0035】半導体装置の表面に加工された原点マーク
O、X点マークX、Y点マークYはSIM像42および
パターン光学画像41としてCRT15およびモニター
38の画面等に写し出されるため、作業者は目視観察に
よって各マークO、X、Yの交点座標(中心)を認識す
ることができる。しかし、各マークO、X、Yの交点座
標は自動的に認識することもできる。そして、自動的に
マークの交点座標を認識することにより、人為的な誤差
の発生を回避することができるため、加工点W’の位置
認識精度をより一層向上させることができる。ここで、
マークとは前記実施例における原点マークO、X点マー
クX、Y点マークYは勿論のこと、半導体装置に形成さ
れたパターンや、半導体装置の製造に際して半導体ウエ
ハに形成されたターゲット等の凹凸変化の全て形状や構
造を含む。そして、マークはエッチングされた凹形状の
パターンであってもよいし、デポジションされた凸形状
のパターンであってもよい。
【0036】次に、交点座標の自動認識方法の一実施例
を、図5に示されている原点マークOの場合について説
明する。
【0037】まず、Xラインスキャニング56によって
X輝度変調信号57が入手される。続いて、Yラインス
キャニング58によってY輝度変調信号59が入手され
る。次いで、X輝度変調信号57が波形処理されて原点
マークOのX座標60が求められる。続いて、Y輝度変
調信号59が波形処理されて、原点マークOのY座標6
1が求められる。以上のようにして求められたX座標6
0とY座標61との交点が原点マークOの中心として認
識されることになる。
【0038】前記実施例によれば次の効果が得られる。 (1) イオンビーム照射部と平行に光学顕微鏡を設備
することにより、半導体装置の表面にイオンビーム照射
部によって加工した位置探索用のマークを層間絶縁膜下
のアルミニウム配線と重ねて光学画像として観察して、
位置探索用マークとアルミニウム配線との相対位置を測
定することができるため、その測定データに基づいてイ
オンビーム照射部の照射位置と試料である半導体装置と
の位置合わせを正確に実行することができ、その結果、
SIM像形成部では観察不可能な半導体装置の下層構造
に対してであっても、イオンビーム照射部によって正確
に所望の加工を実施することができる。
【0039】(2) 前記(1)により、半導体装置の
不良解析等に際して、層間絶縁膜下におけるアルミニウ
ム配線を所望に応じて精密かつ正確に露出させることが
できるため、半導体装置の不良解析等の精度を向上させ
ることができ、しいては、半導体装置の生産性を向上さ
せることができる。
【0040】(3) ステージをZ方向に退避作動する
ように構成することにより、イオンビーム照射部の照射
位置と光学顕微鏡の観察位置との間の試料の移動に際し
て、イオンビーム照射部やSIM像形成部および光学顕
微鏡と試料との衝突事故を回避することができるため、
構成各部の損傷や試料の不測の遊動を未然に防止するこ
とができる。
【0041】(4) マークの交点座標を自動的に認識
するように構成することにより、人為的な誤差の発生を
回避することができるため、加工点の位置認識精度をよ
り一層向上させることができる。
【0042】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。
【0043】例えば、荷電粒子線照射部は、イオンビー
ムを照射するように構成するに限らず、電子線を照射す
るように構成してよい。但し、荷電粒子線照射部が電子
を照射するように構成された場合には、その電子線照射
部による加工はフォトレジストに対する露光等のように
比較的に限定されたものになる。
【0044】また、画像形成部は、イオンビームの照射
によって発生する二次粒子を検出してその検出信号によ
って画像を形成するように構成するに限らず、電子線の
照射によって発生する反射電子または二次電子を検出し
てその検出信号によって画像を形成するように構成して
もよい。
【0045】透過可能形顕微鏡は、共焦点光学顕微鏡を
使用して構成するに限らず、通常の光学顕微鏡によって
構成してもよいし、光源としてレーザーが使用されたレ
ーザー顕微鏡を使用してもよいし、さらには、X線が使
用されたX線顕微鏡を使用してもよい。すなわち、透過
可能形顕微鏡は、試料を構成する材質のうち被加工物か
ら表面に至る箇所に存在する材料に対して透過する光源
を有し、被加工物が非破壊で観察することができる顕微
鏡である。
【0046】探索用のマークは原点位置、X点位置およ
びY点位置に表示するに限らず、三角点測量法を使用す
る場合においては他の位置に配置してもよいし、3箇所
に限らず、2箇所以上であればよい。
【0047】前記実施例においては試料として半導体装
置を使用した場合について説明したが、試料は半導体装
置に限らず、半導体ウエハやフォトマスク、液晶パネ
ル、コンパクト・ディスク、光ディスク、磁気ディスク
等であってもよい。
【0048】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明をその背景となった利用分野である半導体
装置の不良解析技術に適用した場合について説明した
が、それに限定されるものではなく、半導体装置の製造
工程における冗長回路の切断、能動素子や受動素子のト
リミング、形成されたパターンの位置精度の検証や位置
合わせ等にも適用することができる。
【0049】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、次
の通りである。
【0050】荷電粒子線照射部と平行に透過可能形顕微
鏡を設備することにより、試料の表面に荷電粒子線照射
部によって加工した位置探索用のマークを試料の下層パ
ターンと重ねて多重画像として観察して、位置探索用マ
ークと下層パターンとの相対位置を測定することができ
るため、その測定データに基づいて荷電粒子線照射部の
照射位置と試料との位置合わせを正確に実行することが
でき、その結果、荷電粒子線照射による画像形成部では
観察不可能な試料下層パターンに対してであっても、荷
電粒子線照射部によって精密かつ正確に所望の加工を実
施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるイオンビーム加工装置
を示す概略正面断面図を一部に含むブロック図である。
【図2】試料の一例である半導体装置を示す縦断面図で
ある。
【図3】本発明の一実施例であるイオンビーム加工方法
の各工程を示す各画面図である。
【図4】試料が封止体に搭載されている実施例を示す斜
視図である。
【図5】マーク交点座標を自動的に認識する実施例を示
す模式図である。
【符合の説明】
1…イオンビーム照射部(荷電粒子線照射部)、2…イ
オン源、3a…第1静電レンズ、3b…第2静電レン
ズ、4…デフレクタ、5…イオンビーム、6…ステー
ジ、7…SIM像形成部(画像形成部)、8…二次粒
子、9…ディテクタ、10…真空ポンプ、11…定盤、
12…エアサポート、13…イオン源コントローラ、1
4…レンズコントローラ、15…CRT、16…デフレ
クタコントローラ、17…ステージコントローラ、18
…CRTコントローラ、19…真空チャンバ、20…試
料、21…シリコン基板(サブストレート)、22…酸
化シリコン膜、23…最下層アルミニウム配線、24…
層間絶縁膜、25…第2アルミニウム配線、26…層間
絶縁膜、27…最上層アルミニウム配線、28…パッシ
ベーション膜、30…共焦点光学顕微鏡(透過可能形顕
微鏡)、31…可視光線(測定波)32…光源、33…
中間レンズ、34…対物レンズ、35…窓ガラス、36
…ハーフミラー、37…テレビカメラ、38…モニタ
ー、39…コントローラ、40…カーソル、41…パタ
ーン光学画像、41’…重畳画像、42…SIM像、O
…原点マーク、X…X点マーク、Y…Y点マーク、43
…光学画像O−X距離、44…光学画像O−Y距離、4
5…光学画像指定点X軸距離、46…光学画像指定点Y
軸距離、43’…SIM像O−X距離、44’…SIM
像O−Y距離、45’…SIM像加工点X軸距離、4
6’…SIM像加工点Y軸距離、47…カーソル、48
…加工点指示カーソル、49…加工場所設定用カーソ
ル、50…指示点、51…封止体、52…最上部、53
…退避距離、54…移動距離、56…Xラインスキャニ
ング、57…X輝度変調信号、58…Yラインスキャニ
ング、59…Y輝度変調信号、60…X座標、61…Y
座標、W…指定点、W’…指定点Wに相当する仮想上の
位置であって加工点。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 水野 文夫 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 石原 世子 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 大鋸谷 薫 東京都青梅市今井2326番地 株式会社日立 製作所デバイス開発センタ内 (72)発明者 広瀬 博 茨城県ひたちなか市市毛882番地 株式会 社日立製作所計測器事業部内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料に荷電粒子線が二次元的に走査され
    て照射されるとともに、その照射によって発生する粒子
    が検出されてその検出信号により画像が形成される荷電
    粒子線照射方法において、 前記試料に照射された試料表面層透過可能の測定波のそ
    の試料からの強度変調信号波が受けられて前記試料表面
    層下に形成されたパターンの画像が形成されるととも
    に、このパターン画像によって位置が指定される位置指
    定工程と、 前記試料の表面における前記指定位置に相当する位置の
    近傍の複数箇所に前記荷電粒子線がそれぞれ照射されて
    各探索用マークがそれぞれ表示されるマーク表示工程
    と、 前記試料の表面に前記測定波が照射されてその強度変調
    信号波が受けられて前記指定位置のパターン画像と前記
    各マークの画像とが重畳されて形成され、この重畳画像
    において各マーク同士の距離および各マークと指定位置
    との距離がそれぞれ測定される距離測定工程と、 前記各距離を測定された試料について前記荷電粒子線が
    照射されて発生粒子が検出されることによって画像が形
    成されるとともに、この画像において前記各マーク同士
    の距離が測定され、これら測定距離と前記各測定距離と
    によって前記試料の表面における前記指定位置に相当す
    る位置が演算される演算工程と、 を備えていることを特徴とする荷電粒子線照射方法。
  2. 【請求項2】 前記マーク表示工程において、前記試料
    の表面における前記指定位置に相当する位置の近傍の原
    点、X軸点およびY軸点の関係になる3箇所に前記荷電
    粒子線がそれぞれ照射されて原点マーク、X点マークお
    よびY点マークがそれぞれ表示され、 また、前記距離測定工程において、前記試料の表面に前
    記測定波が照射されてその強度変調信号波が受けられて
    前記指定位置のパターン画像と前記各マークの画像とが
    重畳されて形成されるとともに、この重畳画像において
    原点マークとX点マーク間距離、原点マークとY点マー
    ク間距離、原点マークと指定位置とのX軸方向距離、お
    よび、原点マークと指定位置とのY軸方向距離がそれぞ
    れ測定され、 さらに、前記演算工程において、前記荷電粒子線が照射
    されて発生粒子が検出されることによって形成された画
    像において原点マークとX点マーク間距離、および、原
    点マークとY点マーク間距離がそれぞれ測定され、これ
    ら距離と前記各測定距離とによって前記試料の表面にお
    ける前記指定位置に相当する位置が演算されることを特
    徴とする請求項1に記載の荷電粒子線照射方法。
  3. 【請求項3】 前記荷電粒子線がイオンビームであり、
    前記試料における前記演算工程によって求められた位置
    にイオンビームが照射されて、その照射部位が実際に加
    工されることを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の荷電粒子照射方法。
  4. 【請求項4】 試料に荷電粒子線を二次元的に走査して
    照射する荷電粒子線照射部と、荷電粒子線の照射によっ
    て発生する粒子を検出してその検出信号により画像を形
    成する画像形成部とを備えている荷電粒子線照射装置に
    おいて、 前記試料の表面層を透過可能な測定波を照射するととも
    に、前記試料からの強度変調信号波を受けて画像を形成
    する透過可能形顕微鏡と、 前記試料を保持して前記透過可能形顕微鏡と前記荷電粒
    子線照射部との間を往復移動させるステージと、 前記透過可能形顕微鏡によって指定された位置に相当す
    る前記試料の表面における位置の近傍の複数箇所に前記
    荷電粒子線をそれぞれ照射させて探索用マークを表示さ
    せるように前記荷電粒子線照射部を制御するコントロー
    ラと、 前記透過可能形顕微鏡によって前記試料の表面に前記測
    定波が照射されてその強度変調信号波が受けられて形成
    されたパターン画像において位置を指定し、また、この
    指定位置のパターン画像と前記各マークの画像とが重畳
    されて形成された重畳画像において各マーク同士の距離
    および各マークと指定位置との距離をそれぞれ測定する
    コントローラと、 前記各距離を測定された試料について前記荷電粒子線が
    照射されて発生粒子が検出されることによって形成され
    た画像において前記各マーク同士の距離を測定し、これ
    ら測定距離と前記各測定距離とによって前記試料の表面
    における前記指定位置に相当する位置を演算するコント
    ローラと、 を備えていることを特徴とする荷電粒子線照射装置。
  5. 【請求項5】 前記荷電粒子線照射部がイオンビームを
    照射するように構成されているとともに、前記画像形成
    部がイオンビームの照射によって発生する二次粒子を検
    出してその検出信号により画像を形成するように構成さ
    れており、また、透過可能形顕微鏡が光学顕微鏡によっ
    て構成されていることを特徴とする請求項4に記載の荷
    電粒子線照射装置。
JP7209122A 1995-07-25 1995-07-25 荷電粒子線照射方法および装置 Withdrawn JPH0935677A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11274044A (ja) * 1998-03-24 1999-10-08 Hitachi Ltd 荷電ビームによる加工方法およびその加工システム並びに荷電ビームによる観察方法およびその観察システム
JP2010080144A (ja) * 2008-09-25 2010-04-08 Lasertec Corp 複合型顕微鏡装置及び試料観察方法
JPWO2018146804A1 (ja) * 2017-02-13 2019-11-21 株式会社日立ハイテクノロジーズ 荷電粒子線装置

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