JPH0934684A - フォーマット変換回路 - Google Patents

フォーマット変換回路

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JPH0934684A
JPH0934684A JP17994095A JP17994095A JPH0934684A JP H0934684 A JPH0934684 A JP H0934684A JP 17994095 A JP17994095 A JP 17994095A JP 17994095 A JP17994095 A JP 17994095A JP H0934684 A JPH0934684 A JP H0934684A
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JP
Japan
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data area
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serial
area
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JP17994095A
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English (en)
Inventor
Eriko Shiroshita
恵理子 城下
Masato Hori
正人 堀
Takeshi Saito
威 斉藤
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フレームフォーマット変換回路に関し、回路
規模が小さく、また配線数が少なくてすむフォーマット
変換回路を提供することを目的とする。 【構成】 有効データ領域と無効データ領域とからなる
直列のデータを入力し、該有効データ領域のデータを順
次所定数の並列のデータに変換して出力する直列/並列
変換手段と、該直列/並列変換手段の出力の並列のデー
タを入力して記憶し、該有効データ領域のデータをすべ
て記憶後、該無効データ領域のデータを入力する期間中
に、該記憶した有効データ領域の並列のデータを出力す
る記憶手段とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、LSI回路内のインタ
フェース回路等において使用されるフォーマット変換回
路に関し、特に有効信号領域と無効信号領域からなる直
列(シリアル)のデータを入力して、シリアルデータに
含まれる有効信号領域のデータのみを所定の並列(パラ
レル)のデータに変換し、入力データと同じ速度で出力
するフォーマット変換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図20は一例の有効及び無効信号領域か
らなるシリアルデータを示す図である。図21は従来例
のフォーマット変換回路の構成図である。図21におい
て、1-1 〜1-αはシリアルの入力データをmビットのパ
ラレルデータに変換して出力するシリアル/パラレル変
換回路(S/P)である。
【0003】入力されるシリアルデータは、図20に示
すように、α×mビットの有効信号領域と一定ビット数
の無効信号領域からなる。2-1 〜2-αはそれぞれ該S/
P1-1 〜1-αの出力データをラッチするラッチ回路(例
えばフリップフロップ(FF))である。3は該ラッチ
回路2-1 〜2-αの出力を順に選択して出力する選択回路
(SEL)である。
【0004】図21において、S/P1-1 〜1-αのすべ
てに、図20に示すような速度がnビット/秒(n b/
s)の有効信号領域のシリアルデータが入力された後、
これら各S/Pから出力されるmビットパラレルのデー
タがそれぞれ、タイミングパルスにより同時にFF2-1
〜2-αに入力してラッチされる。
【0005】そして、SEL3でラッチ回路2-α、2-
(α-1) 、・・・、2-2 、2-1 の出力をmビット単位で
この順に選択し、入力データの速度と同じ速度(n b/
s) で後段の回路に送出する。
【0006】図22は従来例のより具体的な回路構成図
であり、図23はその動作を説明するためのタイムチャ
ートである。図22において、それぞれ4ビットのS/
P1-1 及び1-2 に図23の(2) に示すような1〜8のシ
リアルデータが入力された後、これらS/Pから出力さ
れる各4ビットパラレルのデータ(図23の(3) の
()及び())が、同図の(4) に示すタイミングパ
ルスにより同時にラッチ回路(例えばFF)2-1 及び2-
2に入力してラッチされる(図23の(5) 参照)。
【0007】そして、SEL3’で選択信号(図23の
(6))により、ラッチ回路2-2 及び2-1 の出力(1〜4及
び5〜8のデータ)を4ビットパラレルの形でこの順に
選択し、入力データの速度と同じ速度(n b/s) で後段
の回路に送出する( 同図の(7) 参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
回路構成においては、パラレル展開数をm、シリアルデ
ータに含まれる有効信号領域のデータビット数を(α×
m)とすると、mビットのS/Pがα個必要となり、ま
た、ラッチ回路として1ビット毎のレジスタを用いると
きには、各mビットS/Pのパラレル出力に対してレジ
スタが(α×m)個、ラッチされたパラレルデータをシ
リアル入力データと同じ速度で選択出力するセレクタが
必要となる。
【0009】更に、mビットS/Pからラッチするレジ
スタへ接続されるデータ用の配線数が(α×m)本、ク
ロック用の配線数が2(α×m)本と、セレクタへ接続
されるデータ用の配線数が(α×m)本必要となり、接
続配線数の増加と回路の大規模化により配置、配線領域
が圧迫されるという問題がある。
【0010】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたもので、回路規模が小さく、また配線数が少なくて
すむフォーマット変換回路を提供することを目的とす
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記問題点は、以下の回
路構成によって解決される。 (請求項1) 有効データ領域と無効データ領域とから
なる直列のデータを入力し、該有効データ領域のデータ
を順次所定数の並列のデータに変換して出力する直列/
並列変換手段と、該直列/並列変換手段の出力の並列の
データを入力して記憶し、該有効データ領域のデータを
すべて記憶後、該無効データ領域のデータを入力する期
間中に、該記憶した有効データ領域の並列のデータを出
力する記憶手段とで構成する。
【0012】(請求項2) 請求項1に記載の記憶手段
は、それぞれにイネーブル端子を有する複数個直列接続
されたフリップフロップ回路により構成され、各イネー
ブル端子には、前記入力データの有効データ領域と無効
データ領域を識別するための識別信号および所定のタイ
ミング信号が加えられ、前記有効データ領域入力時には
該タイミング信号により前記並列のデータが該フリップ
フロップ回路を順次シフトして記憶され、前記無効デー
タ領域入力時には該フリップフロップ回路に記憶された
並列のデータをデータ入力速度で順次出力するように構
成する。
【0013】(請求項3) 請求項1に記載の記憶手段
は、複数個直列接続されたフリップフロップ回路により
構成され、各クロック端子には、前記入力データの有効
データ領域と無効データ領域を識別するための識別信
号、所定のタイミング信号およびクロックの論理積をと
った結果が加えられ、前記有効データ領域時には該タイ
ミング信号により前記並列のデータが該フリップフロッ
プ回路を順次シフトして記憶され、前記無効データ領域
時には該フリップフロップ回路に記憶されたデータを順
次出力するように構成する。
【0014】(請求項4) 請求項1に記載のフォーマ
ット変換回路であって、前記直列/並列変換手段と記憶
手段の間に挿入され、前記直列/並列変換手段の出力が
有効データ領域のデータである時はそのまま通過させ、
無効データ領域のデータの時には並列変換数が前記直列
/並列変換手段の出力のそれと同じで予め用意した別の
データを出力する選択手段を設ける。
【0015】(請求項5) 請求項1に記載のフォーマ
ット変換回路であって、前記直列/並列変換手段と記憶
手段の間に挿入され、前記直列/並列変換手段の出力が
有効データ領域のデータである時はそのまま通過させ、
無効データ領域の時には所定値に固定して出力し、前記
有効データ領域のデータが予め決められた有効データ領
域のビット数よりも少ない場合には、前記有効データ領
域中の有効データの存在しない部分を無効データ領域と
見なして、該無効データ領域と見なした部分は所定値に
固定して出力するマスク手段を設ける。
【0016】(請求項6) 有効データ領域と無効デー
タ領域とからなる直列のデータを入力し、該有効データ
領域のデータを順次所定数の並列のデータに変換して出
力する直列/並列変換手段と、該直列/並列変換手段の
出力に接続され、それぞれにイネーブル端子を有する複
数個直列接続されたフリップフロップ回路とを有し、各
イネーブル端子には、該入力データの有効データ領域時
は所定のタイミング信号が、前記無効データ領域時は該
所定のタイミング信号の周波数を分周したタイミング信
号が加えられ、該有効データ領域時には所定のタイミン
グ信号により該並列のデータが該フリップフロップ回路
を順次シフトして記憶され、該無効データ領域時には該
フリップフロップ回路に記憶した該有効データ領域のデ
ータを該分周したタイミング信号の速度で順次出力する
ように構成する。
【0017】(請求項7) 有効データ領域と無効デー
タ領域とからなる直列のデータを入力し、該有効データ
領域のデータを順次所定数の並列のデータに変換して出
力する直列/並列変換手段と、該直列/並列変換手段の
出力に接続され、それぞれにイネーブル端子を有する複
数個直列接続されたフリップフロップ回路とを有し、各
イネーブル端子には、該入力データの有効データ領域時
は所定のタイミング信号が加えられ、各クロック端子に
は、該入力データの有効データ領域時には所定のクロッ
クが、また無効データ領域時には該所定のクロックの周
波数を分周したクロックが加えられ、入力データが有効
データ領域時には該所定のタイミング信号により該並列
のデータが該フリップフロップ回路を順次シフトして記
憶され、該無効データ領域時には該有効データ領域のデ
ータを該分周したクロックの速度で順次出力するように
構成する。
【0018】(請求項8) 有効データ領域と無効デー
タ領域とからなる直列のデータを入力し、該有効データ
領域のデータを順次所定数の並列のデータに変換して出
力する直列/並列変換手段と、該直列/並列変換手段の
出力に接続され、複数個直列接続されたフリップフロッ
プ回路とを有し、該フリップフロップ回路の各クロック
端子には、該入力データの有効データ領域と無効データ
領域を識別するための識別信号、所定のタイミング信号
および所定のクロック若しくは該所定のクロックの周波
数を分周したクロックの論理積をとった結果が加えら
れ、該入力データが有効データ領域時には、所定のクロ
ックにより該並列のデータが該フリップフロップ回路を
順次シフトして記憶され、該無効データ領域時には、該
所定のクロックの周波数を分周したクロックにより該有
効データ領域の並列のデータを該分周したクロックの速
度で順次出力するように構成する。
【0019】(請求項9) 有効データ領域と所定レベ
ルに固定された無効データ領域とからなる直列のデータ
を入力し、該有効データ領域のデータを順次所定数の並
列のデータに変換して出力する直列/並列変換手段と、
該直列/並列変換手段の出力の並列のデータを入力して
記憶し、該有効データ領域のデータをすべて記憶後、該
無効データ領域のデータを入力する期間中に、該記憶し
た有効データ領域の並列のデータを出力する記憶手段
と、該無効データ領域のデータ中に該所定レベルとは異
なるレベルのデータが含まれている時には、これを示す
警報を出力する警報出力手段とで構成する。
【0020】(請求項10) 有効データ領域と無効デ
ータ領域とからなる直列のデータを入力し、該有効デー
タ領域のデータを順次所定数の並列のデータに変換して
出力する直列/並列変換手段と、該直列/並列変換手段
の出力に接続され複数個直列接続されたフリップフロッ
プ回路とを有し、該各フリップフロップ回路の入力部に
は、無効データ領域のデータの入力時、及び有効データ
領域のデータの入力時でかつ所定のタイミング信号によ
り制御される時だけ前段回路の出力を入力し、その他の
時は自フリップフロップ回路の出力を帰還して入力する
選択手段を具備し、該入力データの無効データ領域時
に、最後尾の該フリップフロップ回路から該有効データ
領域の並列のデータを出力するように構成する。
【0021】
【作用】
(請求項1) 直列/並列変換手段で、有効データ領域
のデータを順次所定数の並列のデータに変換して出力す
る。記憶手段で、該有効データ領域のデータをすべて記
憶後、該無効データ領域のデータを入力する期間中に、
該記憶した有効データ領域の並列のデータを出力する。
この結果、直列/並列変換手段が1個ですみ、配線数も
少なくてすみ回路も小型化できる。
【0022】(請求項2) 上記請求項1に記載の記憶
手段をイネーブル端子を有する複数個直列接続されたフ
リップフロップ回路により構成する。そして、直列/並
列変換手段で有効データ領域の入力データを所定数の並
列のデータに変換する毎に、該イネーブル端子に加えら
れるタイミング信号により、該並列のデータがフリップ
フロップ回路を順次シフトして記憶される。
【0023】無効データ領域時にはフリップフロップ回
路に記憶されたデータを、該直列/並列変換手段へ入力
するデータ速度と同じ速度のクロックにより出力する。 (請求項3) 有効データ領域時には、タイミング信号
が例えば“H”レベルとなった時にクロックにより、前
記請求項1に記載の直列/並列変換手段から入力した並
列データがフリップフロップ回路を順次シフトして記憶
される。
【0024】無効データ領域時には、該フリップフロッ
プ回路に記憶されたデータを順次出力するようにする。
この結果、フリップフロップ回路としてイネーブル機能
を具備しないものですませることができる。
【0025】(請求項4) 請求項1に記載の直列/並
列変換手段と記憶手段の間に挿入した選択手段により、
直列/並列変換手段の出力の並列のデータが有効データ
領域のデータである時はそのまま通過させ、無効データ
領域のデータの時には並列変換数が前記直列/並列変換
手段の出力のそれと同じで予め用意した別のデータを出
力する。
【0026】この結果、記憶手段より後段の回路におい
て、有効データ領域のデータを識別して取り出すととも
に、無効データ領域に挿入されたデータについても識別
して取り出して有効に使用することができる。
【0027】(請求項5) マスク手段を例えば論理和
手段により構成することにより、有効データ領域のデー
タはそのまま通過させ、無効データ領域のデータについ
ては所定値に固定して出力することができる。また、有
効データ領域のデータが予め決められた有効データ領域
のビット数よりも少ない場合には、有効データ領域中の
有効データの存在しない部分を所定値(例えば“H”レ
ベルの値)に固定して出力することができる。
【0028】(請求項6) 直列接続された各フリップ
フロップ回路のイネーブル端子に、入力データが有効デ
ータ領域時には所定のタイミング信号を加えることによ
り、直列/並列変換手段で並列に変換されたデータはフ
リップフロップ回路を順次シフトして記憶される。また
無効データ領域時には該所定のタイミング信号の周波数
を分周したタイミング信号を該イネーブル端子に加える
ことにより、フリップフロップ回路に記憶した有効デー
タ領域のデータを該分周したタイミング信号の速度で順
次出力することができる。
【0029】(請求項7) 有効データ領域時には、各
フリップフロップ回路のイネーブル端子に加えられたタ
イミング信号により並列のデータが該フリップフロップ
回路を順次シフトして記憶される。無効データ領域時に
は該記憶した有効データの領域のデータを該分周したク
ロックの速度で順次出力することができる。
【0030】(請求項8) 有効データ領域時には、タ
イミング信号が例えば“H”レベルとなった時にクロッ
クにより、直列/並列変換手段から入力した並列データ
がフリップフロップ回路を順次シフトして記憶される。
【0031】無効データ領域時には、該フリップフロッ
プ回路に記憶された並列のデータを、所定のクロックを
分周したクロックの速度で順次出力する。この結果、フ
リップフロップ回路としてイネーブル機能を具備しない
ものですませることができる。
【0032】(請求項9) 警報出力手段として例えば
セット/リセット型フリップフロップを使用し、セット
端子に直列/並列変換手段の出力データを入力する構成
とすることにより、例えば“L”レベルに固定された無
効データ領域のデータ中に“H”レベルのデータが含ま
れている時には、これを検出して、警報を出力すること
ができる。
【0033】(請求項10) 各フリップフロップ回路
の入力部に設けた選択手段により、無効データ領域のデ
ータの入力時、及び有効データ領域のデータの入力時で
かつ所定のタイミング信号により制御される時だけ前段
回路の出力を入力し、その他の時は、自フリップフロッ
プ回路の出力を帰還して入力する構成としたので、各フ
リップフロップ回路に記憶したデータが保持される。
【0034】この結果、イネーブル機能を具備しないフ
リップフロップ回路を使用してイネーブル機能をもった
フリップフロップ回路と同等の機能を発揮させることが
できる。
【0035】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例のフォーマット
変換回路の構成図である。図において、5は直列(シリ
アル)の入力データをmビットの並列(パラレル)のデ
ータに変換して出力するシリアル/パラレル変換回路
(S/P)である。6は複数個(今の場合、α個)直列
接続されたフリップフロップ(FF)7-1 〜7-αにより
構成されたシフトレジスタであり、S/P5の出力デー
タに対してこれらFFを介してラッチ(記憶)とシフト
を繰り返し行い、FF7-1 〜7-αのすべてにS/P5か
らの出力データがラッチされた後入力データが無効信号
領域の期間中に、S/P5への入力データの速度と同じ
速度でFF7-αから出力する機能を有する。
【0036】図2は本実施例のより具体的な回路構成図
であり、図3はその動作を説明するためのタイムチャー
トである。以下に詳細に説明する。図2において、シリ
アルデータ(図3の(2) 参照) がS/P5’に入力さ
れ、4ビットのパラレルデータに変換して出力され、シ
フトレジスタ6’を構成する2個のFFのうち初段のF
F7-1 ’のD端子(4ビット並列)に入力される(図3
の(3) 参照)。
【0037】一方、シフトレジスタ6’に入力するデー
タをFF7-1 ’、7-2 ’を介してシフトさせるためのタ
イミングを決めるタイミングパルス(図3の(4) 参照)
と入力データの有効(“L”)/無効(“H”)を示す
識別信号が論理和回路(ORゲート)4に加えられて論
理和演算され、演算結果が上記FF7-1 ’、7-2 ’のイ
ネーブル(EN)端子に加えられる。
【0038】上述したS/P5’で最初の4ビットのシ
リアルデータ(1〜4のデータ)がすべてパラレルデー
タに変換された時、図3の(4) に示すようなタイミング
パルスaがORゲート4を介してFF7-1 ’及びFF7-
2 ’のEN端子に加えられる。すると、これらFFはク
ロックによりラッチと出力が可能となり、FF7-1 ’に
入力されている4ビットパラレルデータ(1〜4のデー
タ)がラッチされると共に出力され、FF7-2 に入力さ
れる(図3の(6) の()参照)。
【0039】引き続きS/P5’で入力される4ビット
のシリアルデータ(5〜8のデータ)がすべてパラレル
データに変換された時、図3の(4) に示すタイミングパ
ルスbがORゲート4を介してFF7-1 ’及びFF7-2
’のEN端子に加えられる。
【0040】すると、FF7-2 ’に入力されている4ビ
ットパラレルデータ(1〜4のデータ)がラッチされる
と共に出力され、後段の回路(図示しない)に送出され
ると共に(図3の(6) の()参照)、FF7-1 ’には
S/P5’の出力データ(5〜8のデータ)がラッチさ
れると共に出力され、FF7-2 ’に入力される(図3の
(6) の())。
【0041】図2に示す本実施例の場合、有効信号領域
のビット数αとして例えばα=8とすると、図3の(2)
に示すシリアルデータの1〜8が有効信号領域のデータ
であり、9〜一定の値(図示しない)までが無効信号領
域のデータである。
【0042】そして、図3の(2) に示すシリアルデータ
が11の時点で有効/無効識別信号が無効信号領域を示
す“H”となって(図3の(5))上記FF7-1 ’、7-2 ’
のEN端子に加えられると(実際はシリアルデータ9か
ら無効信号領域であるが、理解を容易にするために少し
遅延させている)、クロックによりFF7-1 ’にラッチ
されたデータ(5〜8のデータ)がFF7-2 ’を介して
後段の回路(図示しない)に送出される(図3の(6) の
()参照)。
【0043】図2の場合、FFは2段であるが、3段以
上のFFが複数個直列接続された場合にFF7-2 ’から
送出されるデータ速度は、S/P5’に入力されるシリ
アルデータの速度n b/sと同じ速度である。
【0044】引き続きS/P5’に無効信号領域のデー
タが入力されると4ビットパラレルのデータに変換され
るが、FF7-1 ’、7-2 ’のEN端子には“H”が加え
られているため、クロックにより4ビットパラレル変換
の途中の段階で次々FF7-1’を介してFF7-2 ’から
4ビット単位で出力されていく(図3の(2) のシリアル
データ11に対応する同図の(3) の7〜10のデータ、
以下・・・)。
【0045】なお、FF7-2 ’から出力される有効と無
効信号領域の混在するデータ及び無効信号領域のデータ
は、後段の回路(図示しない)で無効信号領域を示す制
御信号により有効データと区別して除かれる。また、本
発明の場合、α個の直列接続されたFF7-1 〜7-αにラ
ッチされた有効データを無効信号期間中に順次出力する
ため、図20に示すように、無効信号領域のビット数は
αビット以上であることを要する。
【0046】この結果、本第1の実施例(図1)によれ
ば、従来例(図21)に比べ、SELと(α−1)個の
シフトレジスタを用いなくてすみ、それに応じて配線数
も少なくてすませることができる。
【0047】図4は本発明の第2の実施例のフォーマッ
ト変換回路の構成図であり、図5はその動作を説明する
ためのタイムチャートである。本実施例が前述した図1
の実施例と異なる点は、図1のORゲート4の代わりに
選択回路(SEL)8を用いて、有効信号領域時には所
定のタイミングパルスを、無効信号領域時にはこれを分
周した分周タイミングパルスを選択して、FF7-1 〜F
F7-αのEN端子に加えることにより、無効信号領域時
にFF7-αから出力する有効データの送出速度を変える
ようにしたことである。
【0048】図4において、S/P5’で入力されるシ
リアルデータが4ビットパラレルのデータに変換された
時点で、入力信号が有効信号領域であるためSEL8で
所定のタイミングパルス(図5の(4) のa)が選択され
て、FF7-1 ’のEN端子に加えられ、クロックにより
S/P5’の出力データ(図5の(3) の1〜4のデー
タ)がFF7-1 ’にラッチされる(図5の(7) の
())。
【0049】S/P5’で次の4ビットシリアルデータ
がパラレルデータに変換された時、SEL8ではタイミ
ングパルスbが選択されてFF7-1 ’及びFF7-2 ’に
加えられるため、FF7-1 ’の出力データ(1〜4のデ
ータ)がFF7-2 ’にラッチされ出力されると共に(図
5の(7) の())、該S/P5’の出力データ(図5
の(3) の5〜8のデータ)がFF7-1 ’にラッチされる
(図5の(7) の()参照)。
【0050】次にS/P5’に入力されるデータが無効
信号領域になると無効の識別信号(“H”)によりSE
L8で図5の(5) に示すような分周タイミングが選択さ
れるため、該分周タイミングの“H”の期間中のクロッ
クによりFF7-1 ’にラッチされたデータがFF7-2 ’
にラッチされ出力される(図5の(7) の())。
【0051】本実施例では、シフトレジスタ6’が2個
のFFからなる場合であるが、シフトレジスタ6’が3
個以上の直列接続されたFFからなる場合には、分周タ
イミングが1/4のため以後の有効信号領域のデータが
シリアルの入力データの速度(n b/s)の1/4の速度
で送出されることになる。この結果、無効信号領域時に
FF7-αから出力する有効データの送出速度を変えるこ
とができる。
【0052】図6は本発明の第3の実施例のフォーマッ
ト変換回路の構成図である。本実施例が前述した第1の
実施例(図1)と異なる点は、論理積ゲート(ANDゲ
ート)9を設けて、ORゲート4の出力とクロックとの
論理積結果をクロックとして用いることにより、シフト
レジスタ6''のFF7-1 〜7-αのEN端子が不必要とな
り、クロックのみで該FF7-1 〜7-αのイネーブル制御
ができるようにしたことである。
【0053】図7は本実施例のより具体的な回路構成図
であり、図8はその動作を説明するためのタイムチャー
トである。図7において、入力データが有効信号領域の
時には有効の識別信号は“L”であるためタイミングパ
ルスが発生するまではORゲート4の出力は“L”であ
り、クロックはANDゲート9によりFF7-1'' 及び7-
2'' に加えられるのが阻止される。
【0054】そして、S/P5’で入力の4ビットのシ
リアルデータがパラレルデータに変換された時点で図9
の(4) a に示すようにタイミングパルスが“H”にな
ると、クロックがANDゲート9を介してFF7-1'' 、
7-2'' のクロック(CK)端子に加えられて(図8の
(6))、S/P5’の出力データ(1〜4のデータ)がF
F7-1'' にラッチされる(図8の(7) の())。
【0055】次にS/P5’で次の4ビットシリアルデ
ータがパラレルデータに変換されタイミングパルスが
“H”になると(図8の(4) のb)、FF7-1'' にラッ
チされているデータはFF7-2'' にラッチされ(図8の
(7) の())、S/P5’の出力データ(5〜8のデ
ータ)はFF7-1'' にラッチされる(図8の(7) の
())。
【0056】図7の場合、有効信号領域データは8ビッ
トであるが、有効信号領域のビット数がもっと大きくF
Fの段数が多い場合には、識別信号が無効の“H”レベ
ル(連続)時には(図8の(5))、クロックがANDゲー
ト9を介してこれらFF7-1'' 、7-2'' に加えられるこ
とにより(図8の(6))、4ビットパラレルの有効信号領
域のデータがS/P5'への入力データと同じ速度(n b
/s)でFF7-αから順次出力されていく(図8の(7))。
【0057】この結果、シフトレジスタ6''を構成する
FF7-1 〜7-αはEN端子が不要となり、回路規模を小
型化することが出来る。図9は本発明の第4の実施例の
フォーマット変換回路の構成図である。本実施例が前述
した第1の実施例(図1)と異なる点は、SEL10を
設け、シフトレジスタ6に入力するクロックとして、入
力データが有効信号領域時にはS/P5へ加えるクロッ
クと同じクロックを、また無効信号領域時には該クロッ
クと周波数の異なるサブクロックを選択して用いること
により、シフトレジスタ6のFF7-αから出力するパラ
レルデータの速度を切り替えることができるようにした
ことである。
【0058】図10は本発明の第5の実施例のフォーマ
ット変換回路の構成図である。本実施例ではSEL10
とANDゲート11を設け、SEL10により、シフト
レジスタ6に入力されるクロックとして、入力データが
有効信号領域時にはS/P5に加えたクロックと同じク
ロックを、また無効信号領域時にはサブクロックを選択
することにより、シフトレジスタ6’’のFF7-αから
出力されるデータの速度の切り替えができる。
【0059】更にANDゲート11を設けたことにより
FF7-1 〜FF7-αにEN端子が不必要となり、クロッ
クのみでシフトレジスタ6のイネーブル制御が可能とな
る。図11は本発明の第6の実施例のフォーマット変換
回路の構成図である。本実施例は、図1の回路における
S/P5とシフトレジスタ6の間に、マスク回路12と
してANDゲート13を設け、無効信号領域のデータが
シフトレジスタ6に入力するのを阻止するようにしたも
のである。
【0060】有効信号領域時には、有効識別信号“L”
がANDゲート13には反転して“H”として加えられ
るため、S/P5の出力のパラレルデータはANDゲー
ト13をそのまま通過してシフトレジスタ6に加えられ
る。次に、無効信号領域時には、無効識別信号“H”が
反転して“L”としてANDゲート13に加えられると
ANDゲート13の出力は“L”に固定され、S/P5
の出力データはANDゲート13で阻止されることにな
る。その他の動作については第1の実施例(図1)と同
じであるため、その説明を省略する。
【0061】図12は本発明の第7の実施例のフォーマ
ット変換回路の構成図である。本実施例は、前述した第
6の実施例(図11)のマスク回路12’としてAND
ゲートの代わりにORゲート14を使用したものであ
る。有効信号領域時には、有効識別信号“L”がORゲ
ート14に加えられるため、S/P5の出力のパラレル
データはORゲート14をそのまま通過してシフトレジ
スタ6に加えられる。
【0062】次に、無効信号領域時には、無効識別信号
“H”がORゲート14に加えられると、ORゲート1
4の出力は“H”に固定され、S/P5の出力データは
ORゲート14で阻止される。その他の動作は図1の場
合と同じであるため、その説明を省略する。
【0063】図13は本発明の第8の実施例のフォーマ
ット変換回路の構成図である。本実施例は、前述した第
1の実施例(図1)において、S/P5とシフトレジス
タ6の間にSEL15を設け、無効信号領域時にはパラ
レル展開数が等しい(例えばmパラレルの)別データを
挿入できるようにしたものである。
【0064】即ち、図13において、入力データが有効
信号領域時には有効識別信号(“L”)による制御によ
りSEL15を0側に切り替え、S/P5の出力のmパ
ラレルデータをそのまま通過させてシフトレジスタ6に
加え、タイミングパルスによりシフトレジスタ6のFF
7-1 〜7-αを順にラッチとシフトを繰り返し行う。
【0065】次に無効信号領域時には、SEL15は1
側に切り替えられ、予め用意したmビットパラレルのデ
ータAがシフトレジスタ6のFF7-1 に加えられる。同
時に、無効識別信号(“H”連続)がORゲート4を介
して各FFのEN端子に加えられるため、FF7-αから
上記有効信号領域のデータがS/P5へのシリアル入力
データの速度と同じ速度で順次出力され、その後無効信
号領域に挿入されたmビットパラレルデータが順次出力
される。
【0066】後段の回路(図示しない)では、有効信号
領域のデータを識別して取り出すとともに無効信号領域
に挿入したデータAについても識別して取り出し、有効
に使用する。
【0067】図14は本発明の第9の実施例のフォーマ
ット変換回路の構成図であり、図15はその動作タイム
チャートである。本実施例は前述した第6又は第7の実
施例(図11又は図12)の応用例であり、ORゲート
16とマスク回路17(ORゲート18により構成)を
具備し、可変タイミングパルスにより該マスク回路を制
御することにより、有効ビット数αより有効信号領域の
データが少ない場合でも有効信号領域を可変させること
ができ、また無効信号領域時はマスク回路によりシフト
レジスタへの入力データを“L”又は“H”に固定する
ようにしたものである。
【0068】図14において、S/P5’で4ビットの
シリアルデータがパラレルデータに変換され出力する時
点(図15の(4) のタイミングパルスaの時点)では、
可変タイミングパルス(図15の(6))は“L”であるた
め、その出力データはORゲート18をそのまま通過し
てFF7-1 に入力し、上記タイミングパルスaとクロッ
クによりFF7-1 にラッチされる(図15の(7) の
()の1〜4のデータ)。
【0069】例えば図15の(2) に示すシリアルデータ
の1〜4のデータのみ有効データとすると、図15の
(6) のcの時点で可変タイミングパルスが“L”から
“H”に変化し、ORゲート16の出力は“H”(連
続)となって各FFのEN端子に加えられるため、FF
7-1 にラッチされた有効信号領域のデータはクロックに
よりFF7-2 を介して出力される。
【0070】一方、ORゲート18の出力も“H”に固
定されるため、S/P5’への入力データの如何にかか
わらず一定値“H”がFF7-1 、7-2 をクロックにより
順次シフトされて出力される。この結果、有効信号領域
のデータが有効ビット数αより少ない場合でも、可変タ
イミングにより有効信号領域を可変させることができ
る。
【0071】図16は本発明の第10の実施例のフォー
マット変換回路の構成図である。本実施例では、図1の
回路にANDゲート19とセット/リセットFF20を
設けることにより、例えば連続した“L”レベルである
べき無効信号領域のデータに“H”レベルのデータが混
在するとき、該データの廃棄警報を出力するようにした
ものでる。
【0072】データが有効信号領域時には“L”の識別
信号がインバータ21を介して“H”となってFF20
のR端子に加えられるため、S端子に入力されるデータ
の如何にかかわらず、Q端子からは“L”を出力する。
【0073】次に、無効信号領域時にはS/P5’の出
力データが“L”である時にはこれがS端子に入力され
ても、Q出力は“L”のままであるが、無効データに
“H”が含まれるとこれがFF20のS端子に入力さ
れ、Q端子からは“H”を出力して廃棄警報(アラー
ム)を出力する。これは、前段の回路、伝送路等に障害
が発生した場合に生ずることも考えられ、早急に対処す
ることができる。
【0074】図17は本発明の第11の実施例のフォー
マット変換回路の構成図である。本実施例は、前述した
第3、及び第5の実施例(図6、図10)において、シ
フトレジスタ6’’を構成する各FF7-1 〜7-αを、図
17に示すように、SEL22とEN端子をもたないFF
7により構成することにより、各FFにイネーブル機能
を持たせたことである。
【0075】図18は本実施例のより具体的な回路構成
図であり、図19はその動作タイムチャートである。図
18において、SEL22-1、22-2はタイミングパルス又
は有効/無効の識別信号により制御され、タイミングパ
ルスが“H”になった時該SELは1側に切り替えられ
て各FFには前段回路(S/P5’又はFF)の出力が
入力され、それ以外のときは0側に切り替えられて自F
Fの出力を入力する。
【0076】図19の(4) に示すタイミングパルスaの
発生時には、S/P5’の出力のパラレルデータ(1〜
4のデータ)が1側に切り替えられたSEL22-1を介し
てFF7-1 のD端子(4ビットパラレル)に加えられ、
続くクロックにより該データがFF7-1 にラッチされQ
端子(4ビットパラレル)から出力される(図19の
(7) 参照)。
【0077】タイミングパルスが“L”になると、FF
7-1 の出力は次段のFF7-2 のD端子に加えられるとと
もに、0側に切り替えられたSEL22-1を介して自FF
7-1のD端子に入力されているので、タイミングパルス
が“L”の期間Q端子の出力が保持される。
【0078】そして次の“H”のタイミングパルスbで
1側に切り替えられたSEL22-1を介してFF7-1 のD
端子入力されたデータがFF7-1 にラッチされてQ端子
から出力されるとともに、次段のFF7-2 のD入力デー
タが同FF7-2 のQ端子から出力される。
【0079】以下、同様の動作を繰り返すことにより、
入力データをシフトレジスタ6を順次ラッチとシフトを
させることができる。なお、図19の(7) と(9) におい
て、5〜8のデータの後が空白になっているが、これは
理解を容易にするためであり、実際には7〜9、・・・
のデータがラッチされシフトされていく。
【0080】この結果、本実施例の構成とすることによ
り、イネーブル機能を具備しないフリップフロップ回路
を使用してイネーブル機能を有するフリップフロップ回
路と同等の機能を発揮させることができる。
【0081】なお、上述した各実施例においては、シフ
トレジスタとして複数個直列接続したフリップフロップ
(FF)を使用した場合について説明したが、FFに限
定されるものではなく、他の記憶手段を用いた場合にも
本発明は適用され得る。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路規模が小さく、また配線数が少なくてすむフォーマッ
ト変換回路を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本発明の第1の実施例のフォーマット変換回
路の構成図、
【図2】は第1の実施例のより具体的な回路構成図、
【図3】は図2の回路の動作タイムチャート、
【図4】は本発明の第2の実施例の回路構成図、
【図5】は図4の回路の動作タイムチャート、
【図6】は本発明の第3の実施例の回路構成図、
【図7】は第3の実施例のより具体的な回路構成図、
【図8】は図7の回路の動作タイムチャート、
【図9】は本発明の第4の実施例の回路構成図、
【図10】は本発明の第5の実施例の回路構成図、
【図11】は本発明の第6の実施例の回路構成図、
【図12】は本発明の第7の実施例の回路構成図、
【図13】は本発明の第8の実施例の回路構成図、
【図14】は本発明の第9の実施例の回路構成図、
【図15】は図14の回路の動作タイムチャート、
【図16】は本発明の第10の実施例の回路構成図、
【図17】は本発明の第11の実施例の回路構成図、
【図18】は第11の実施例のより具体的な回路構成
図、
【図19】は図18の回路の動作タイムチャート、
【図20】は一例の有効及び無効信号領域からなるシリ
アルデータを示す図、
【図21】は従来例のフォーマット変換回路の構成図、
【図22】は従来例のより具体的な回路構成図、
【図23】は従来例の回路の動作タイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1-1 〜1-αはS/P、 2-1 〜2-αはラッチ回路(FF)、 3はSEL、 4はORゲート、 5、5’はS/P、 6、6’、6’’はシフトレジスタ、 7、7-1 、7-1'、7-2 、7-2'、・・・、7-αはFF、 8はSEL、 9はANDゲート、 10はSEL、 11はANDゲート、 12、12’はマスク回路、 13はANDゲート、 14はORゲート、 15はSEL、 16はORゲート、 17はマスク回路、 18はORゲート、 19はANDゲート、 20はFF、 21はインバータ、 22、22-1、22-2はSELを示す。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有効データ領域と無効データ領域とから
    なる直列のデータを入力し、該有効データ領域のデータ
    を順次所定数の並列のデータに変換して出力する直列/
    並列変換手段と、 該直列/並列変換手段の出力の並列のデータを入力して
    記憶し、該有効データ領域のデータをすべて記憶後、該
    無効データ領域のデータを入力する期間中に、該記憶し
    た有効データ領域の並列のデータを出力する記憶手段と
    を有することを特徴とするフォーマット変換回路。
  2. 【請求項2】 前記記憶手段は、それぞれにイネーブル
    端子を有する複数個直列接続されたフリップフロップ回
    路により構成され、各イネーブル端子には、前記入力デ
    ータの有効データ領域と無効データ領域を識別するため
    の識別信号および所定のタイミング信号が加えられ、 前記有効データ領域入力時には該タイミング信号により
    前記並列のデータが該フリップフロップ回路を順次シフ
    トして記憶され、前記無効データ領域入力時には該フリ
    ップフロップ回路に記憶された並列のデータをデータ入
    力速度で順次出力する構成としたことを特徴とする請求
    項1に記載のフォーマット変換回路。
  3. 【請求項3】 前記記憶手段は、複数個直列接続された
    フリップフロップ回路により構成され、各クロック端子
    には、前記入力データの有効データ領域と無効データ領
    域を識別するための識別信号、所定のタイミング信号お
    よびクロックの論理積をとった結果が加えられ、 前記有効データ領域時には該タイミング信号により前記
    並列のデータが該フリップフロップ回路を順次シフトし
    て記憶され、前記無効データ領域時には該フリップフロ
    ップ回路に記憶されたデータを順次出力する構成とした
    ことを特徴とする請求項1に記載のフォーマット変換回
    路。
  4. 【請求項4】 前記請求項1に記載のフォーマット変換
    回路であって、前記直列/並列変換手段と記憶手段の間
    に挿入され、 前記直列/並列変換手段の出力が有効データ領域のデー
    タである時はそのまま通過させ、無効データ領域のデー
    タの時には並列変換数が前記直列/並列変換手段の出力
    のそれと同じで予め用意した別のデータを出力する選択
    手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフォー
    マット変換回路。
  5. 【請求項5】 前記請求項1に記載のフォーマット変換
    回路であって、前記直列/並列変換手段と記憶手段の間
    に挿入され、 前記直列/並列変換手段の出力が有効データ領域のデー
    タである時はそのまま通過させ、無効データ領域の時に
    は所定値に固定して出力し、前記有効データ領域のデー
    タが予め決められた有効データ領域のビット数よりも少
    ない場合には、前記有効データ領域中の有効データの存
    在しない部分を無効データ領域と見なして、該無効デー
    タ領域と見なした部分は所定値に固定して出力するマス
    ク手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載のフォ
    ーマット変換回路。
  6. 【請求項6】 有効データ領域と無効データ領域とから
    なる直列のデータを入力し、該有効データ領域のデータ
    を順次所定数の並列のデータに変換して出力する直列/
    並列変換手段と、 該直列/並列変換手段の出力に接続され、それぞれにイ
    ネーブル端子を有する複数個直列接続されたフリップフ
    ロップ回路とを有し、 各イネーブル端子には、該入力データの有効データ領域
    時は所定のタイミング信号が、前記無効データ領域時は
    該所定のタイミング信号の周波数を分周したタイミング
    信号が加えられ、 該有効データ領域時には所定のタイミング信号により該
    並列のデータが該フリップフロップ回路を順次シフトし
    て記憶され、該無効データ領域時には該フリップフロッ
    プ回路に記憶した該有効データ領域のデータを該分周し
    たタイミング信号の速度で順次出力する構成としたこと
    を特徴とするフォーマット変換回路。
  7. 【請求項7】 有効データ領域と無効データ領域とから
    なる直列のデータを入力し、該有効データ領域のデータ
    を順次所定数の並列のデータに変換して出力する直列/
    並列変換手段と、 該直列/並列変換手段の出力に接続され、それぞれにイ
    ネーブル端子を有する複数個直列接続されたフリップフ
    ロップ回路とを有し、 各イネーブル端子には、該入力データの有効データ領域
    時は所定のタイミング信号が加えられ、各クロック端子
    には、該入力データの有効データ領域時には所定のクロ
    ックが、また無効データ領域時には該所定のクロックの
    周波数を分周したクロックが加えられ、 該入力データが有効データ領域時には該所定のタイミン
    グ信号により該並列のデータが該フリップフロップ回路
    を順次シフトして記憶され、該無効データ領域時には該
    有効データ領域のデータを該分周したクロックの速度で
    順次出力する構成としたことを特徴とするフォーマット
    変換回路。
  8. 【請求項8】 有効データ領域と無効データ領域とから
    なる直列のデータを入力し、該有効データ領域のデータ
    を順次所定数の並列のデータに変換して出力する直列/
    並列変換手段と、 該直列/並列変換手段の出力に接続され、複数個直列接
    続されたフリップフロップ回路とを有し、 該フリップフロップ回路の各クロック端子には、該入力
    データの有効データ領域と無効データ領域を識別するた
    めの識別信号、所定のタイミング信号および所定のクロ
    ック若しくは該所定のクロックの周波数を分周したクロ
    ックの論理積をとった結果が加えられ、 該入力データが有効データ領域時には、所定のクロック
    により該並列のデータが該フリップフロップ回路を順次
    シフトして記憶され、 該無効データ領域時には、該所定のクロックの周波数を
    分周したクロックにより該有効データ領域の並列のデー
    タを該分周したクロックの速度で順次出力する構成とし
    たことを特徴とするフォーマット変換回路。
  9. 【請求項9】 有効データ領域と所定レベルに固定され
    た無効データ領域とからなる直列のデータを入力し、該
    有効データ領域のデータを順次所定数の並列のデータに
    変換して出力する直列/並列変換手段と、 該直列/並列変換手段の出力の並列のデータを入力して
    記憶し、該有効データ領域のデータをすべて記憶後、該
    無効データ領域のデータを入力する期間中に、該記憶し
    た有効データ領域の並列のデータを出力する記憶手段
    と、 該無効データ領域のデータ中に該所定レベルとは異なる
    レベルのデータが含まれている時には、これを示す警報
    を出力する警報出力手段とを有することを特徴とするフ
    ォーマット変換回路。
  10. 【請求項10】 有効データ領域と無効データ領域とか
    らなる直列のデータを入力し、該有効データ領域のデー
    タを順次所定数の並列のデータに変換して出力する直列
    /並列変換手段と、 該直列/並列変換手段の出力に接続され複数個直列接続
    されたフリップフロップ回路とを有し、 該各フリップフロップ回路の入力部には、無効データ領
    域のデータの入力時、及び有効データ領域のデータの入
    力時でかつ所定のタイミング信号により制御される時だ
    け前段回路の出力を入力し、その他の時は自フリップフ
    ロップ回路の出力を帰還して入力する選択手段を具備
    し、 該無効データ領域のデータを入力する期間中に、最後尾
    の該フリップフロップ回路から該有効データ領域の並列
    のデータを出力する構成としたことを特徴とするフォー
    マット変換回路。
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