JPH09331650A - モータ冷却装置およびこれを有する強制給排気型燃焼装置 - Google Patents
モータ冷却装置およびこれを有する強制給排気型燃焼装置Info
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- JPH09331650A JPH09331650A JP14770296A JP14770296A JPH09331650A JP H09331650 A JPH09331650 A JP H09331650A JP 14770296 A JP14770296 A JP 14770296A JP 14770296 A JP14770296 A JP 14770296A JP H09331650 A JPH09331650 A JP H09331650A
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Abstract
や劣化を防止でき、モータ停止後も自然対流でモータを
冷却できるモータ冷却装置およびこれを有する強制給排
気型燃焼装置を提供する。 【解決手段】モータ61および軸流ファン62を収容す
る収容ボックス63の上面に開口部64aを、下部左側
面に開口部64bを開設し、機器の左端部側を向いた空
気の出入口71aを有する防音カバー71で開口部64
aの正面を覆う。また下方を向いた空気の出入口72a
を有する防音カバー72で開口部64bの正面を覆う。
正面を覆うことで騒音がストレートに漏れず低騒音化が
図られる。また防音カバーの出入口71a,72aが機
器の正面および背面以外を向いているので、背面側の壁
による騒音の反射や、壁の汚染等を防止できる。また下
部と上部に開口部を設けたのでモータ停止後も自然対流
によって冷却できる。
Description
うモータに取り付けたファンによって該モータ自体の冷
却を行なうモータ冷却装置およびこれを有する強制給排
気型燃焼装置に関する。
の仕事を行なうモータの回転軸にファンを取り付けて空
気流を発生させ、これにより該モータ自体を冷却するも
のがある。このようなモータ冷却装置をハウジング内に
収める機器では、モータを冷却するための空気の取入口
と、冷却後の空気の排出するための排出口とが該機器の
ハウジングに開設されている。
出口に、雨よけのためにルーバー等を取り付けたものが
ある。通常、ルーバーの有する空気の出入口は機器の後
方側に向けられている。
ら使用されているモータ冷却装置では、ハウジングに設
けた空気の取入口および排出口を通じてモータやファン
により生じる騒音が直接的に外部に漏れるので、騒音レ
ベルが高いという問題があった。
たものでは、その開口部が機器の後方に向けられている
ので、機器の背面側に壁が存在するような場合には、モ
ータからの騒音が壁に反射して機器の正面側に回り込ん
でしまうという問題があった。
によって、機器の背面側に存在する壁を汚したり、排気
の熱によって劣化させるという問題があった。特に室内
に設置される給湯器など強制給排気型(FF型)燃焼装
置においては壁の汚れや劣化が大きな問題になってい
た。
の羽根の背面が存在するので、ルーバーを後方に向けて
も、空気の出入りをその方向に十分規制することができ
ず、他の方向にもモータの騒音や排気が漏れるという問
題があった。
るので、モータを停止した後の自然対流が起きにくく、
停止後のモータの冷却を自然対流を利用して効率良く行
なうことができないという問題があった。
問題点に着目してなされたもので、低騒音化が図られ、
かつ機器の背面に近接する壁の汚染や劣化を防止でき、
モータ停止後も自然対流によってモータを冷却できるモ
ータ冷却装置およびこれを有する強制給排気型燃焼装置
を提供することを目的としている。
めの本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存
する。 [1]所定の仕事を行なうモータ(61)に取り付けた
ファン(62)によって該モータ(61)自体の冷却を
行なうモータ冷却装置(60)において、前記モータ
(61)およびファン(62)を収容する収容ボックス
(63)と、前記収容ボックス(63)に開設された第
1、第2の開口部(64a、64b)と、前記第1の開
口部(64a)の正面を覆うとともに該第1の開口部
(64a)に通じる空気の出入口(71a)を側方に有
する第1の防音カバー(71)と、前記第2の開口部
(64b)の正面を覆うとともに該第2の開口部(64
b)に通じる空気の出入口(72a)を側方に有する第
2の防音カバー(72)と、を備えることを特徴とする
モータ冷却装置(60)。
に取り付けたファン(62)によって該モータ(61)
自体の冷却を行なうモータ冷却装置(60)において、
前記モータ(61)およびファン(62)を収容する収
容ボックス(63)と、前記収容ボックス(63)に開
設された第1、第2の開口部(64a、64b)と、前
記第1の開口部(64a)の正面を覆うとともに該第1
の開口部(64a)に通じる空気の出入口(71a)を
前記モータ冷却装置(60)自体の取り付けられている
装置の正面以外の向きの側方に有する第1の防音カバー
(71)と、前記第2の開口部(64b)の正面を覆う
とともに第2の開口部(64b)に通じる空気の出入口
(72a)を前記モータ冷却装置(60)自体の取り付
けられている装置の正面以外の向きの側方に有する第2
の防音カバー(72)と、を備えることを特徴とするモ
ータ冷却装置(60)。
に取り付けたファン(62)によって該モータ(61)
自体の冷却を行なうモータ冷却装置(60)において、
前記モータ(61)およびファン(62)を収容する収
容ボックス(63)と、前記収容ボックス(63)に開
設された第1、第2の開口部(64a、64b)と、前
記第1の開口部(64a)の正面を覆うとともに該第1
の開口部(64a)に通じる空気の出入口(71a)を
前記モータ冷却装置(60)自体の取り付けられている
装置の正面および背面以外の向きの側方に有する第1の
防音カバー(71)と、前記第2の開口部(64b)の
正面を覆うとともに該第2の開口部(64b)に通じる
空気の出入口(72a)を前記モータ冷却装置(60)
自体の取り付けられている装置の正面および背面以外の
向きの側方に有する第2の防音カバー(72)と、を備
えることを特徴とするモータ冷却装置(60)。
1、72)に設けられた空気の出入口(71a,72
a)は、一方の防音カバーの出入口から排出される空気
が他方の防音カバーの出入口から流入しない方向に互い
の向きが設定されていることを特徴とする[1],
[2]または[3]記載のモータ冷却装置(60)。
64b)は、前記モータ(61)の停止時に自然対流が
生じるように一方の開口部が前記収容ボックス(63)
の上部側に開設され、他方の開口部が収容ボックス(6
3)の下部側に開設されていることを特徴とする
[1],[2]または[3]記載のモータ冷却装置(6
0)。
る空気の出入口(71a,72a)は、空気の出入りに
対する圧損が無視できる程度の開口面積を有することを
特徴とする[1],[2]または[3]記載のモータ冷
却装置(60)。
焼装置に取り付けられており、前記収容ボックス(6
3)に空気を取り入れる側の開口部の正面を覆っている
防音カバーの有する空気の出入口が、前記燃焼装置の排
気筒(36a)を臨む向き以外の方向に設定されている
こと特徴とする[1],[2]または[3]記載のモー
タ冷却装置(60)。
[5],[6]または[7]記載のモータ冷却装置(6
0)を有する強制給排気型燃焼装置(10)。
出入り口として第1および第2の開口部(64a、64
b)の開設された収容ボックス(63)に、モータ(6
1)およびこれを冷却するためのファン(62)を収容
する。
口部の正面を覆うとともに第1の開口部(64a)に通
じる空気の出入口(71a)を側方に有する第1の防音
カバー(71)を取り付ける。
部の正面を覆うとともに第2の開口部(64b)に通じ
る空気の出入口(72a)を側方に有する第2の防音カ
バー(72)を取り付ける。
(64a、64b)の正面を、第1、第2の防音カバー
(71、72)によって覆っているので、モータ(6
1)やファン(62)によって生じる騒音がこれら開口
部(64a、64b)の臨む方向に向かってストレート
に漏れなくなる。そして、騒音は開口部(64a、64
b)の臨む向きと垂直な方向に一旦曲げられた後、防音
カバー(71、72)の側方に設けられた空気の出入口
(71a,72a)から漏れるようになる。
部(64a、64b)からそれらの臨む向きにストレー
トに騒音が漏れる場合に比べて、低騒音化を図ることが
できる。
2)の有する空気の出入口(71a、72a)を、モー
タ冷却装置(60)自体の取り付けられている装置の正
面以外の向きに向けて設ける。これにより、収容ボック
ス(63)の内部で発生した騒音がモータ冷却装置(6
0)自体の取り付けられている装置の正面側に漏れなく
なる。装置の正面側には人の居る機会が多いので、空気
の出入口(71a,72a)を装置の正面側以外に向け
ることで実質的な低騒音化を図ることができる。
72)の有する空気の出入口(71a、72a)を、モ
ータ冷却装置(60)自体の取り付けられている装置の
正面および背面以外の向きに向けて設ける。これによ
り、モータ冷却装置(60)の取り付けられている装置
の背面に近接して壁が存在する場合であっても、収容ボ
ックス(63)の内部で発生した騒音が背面側の壁に反
射して装置の正面側に回り込むことを防ぐことができ
る。
面側における低騒音化を図ることができる。また、収容
ボックス(63)からの排気が装置の背面側の壁に直接
当たることがなくなり、背面側の壁の汚染や劣化を防止
することができる。
出される空気が他方の防音カバーの出入口から流入しな
い方向に防音カバーの空気の出入口の互いの向きを設定
する。これにより、一方の防音カバーの空気の出入口か
ら排出されるモータ(61)の冷却後の温度の高い空気
が、他方の防音カバーの出入口から流入して再循環して
しまうことが無くなり、モータ(61)の冷却効率の低
下を防止することができる。
3)の上部側に、他方の開口部を収容ボックス(63)
の下部側に開設することにより、モータ(61)の停止
後において収容ボックス(63)の下部側から上部側に
向かって流れる自然対流が形成され易くなるので、モー
タ(61)の停止後においても自然対流によってモータ
(61)の冷却を行なうことができる。
1、72)の有する空気の出入口(71a、72a)の
開口面積を、空気の出入りに対する圧損が無視できる程
度に設定する。これにより、防音カバーで収容ボックス
(63)の開口部(64a64b)の正面を覆っても、
防音カバー(71、72)によって空気の出入りが妨げ
られず、冷却効率が低下しない。
付けられている場合には、収容ボックス(63)に空気
を取り入れる側の開口部の正面を覆っている防音カバー
の有する空気の出入口を、燃焼装置の排気筒(36a)
を臨む向き以外の方向に設定する。これにより、排気筒
(36a)の周囲の温度の高い空気を収容ボックス(6
3)の内部に取り入れることがなくなり、冷却効率の低
下を防ぐことができる。
を強制給排気型燃焼装置(10)に設ける。強制給排気
型燃焼装置(10)は、燃焼室への給排気がハウジング
の内部の他の部分と隔離されて行われるので、給排気用
のファンモータなどのモータ(61)の冷却をファンモ
ータ自体に取り付けたファン(62)で行なうことに適
している。
施の形態を説明する。各図は本発明の一の実施の形態を
示している。図2、図3は、本発明に係るモータ冷却装
置60を備えた強制給排気型燃焼装置10の概要を表し
たものである。強制給排気型燃焼装置10は、給湯およ
び風呂の追い焚きを行なうことのできる屋内設置タイプ
のガス燃焼装置である。この装置は強制給排気型であ
り、燃焼用の空気を給気筒を通じて屋外からファンによ
って強制的に取り入れるとともに、燃焼後の排気を排気
筒を通じてファンによって強制的に屋外に排出するよう
になっている。
ウジング11は上面と下面および一対の側面並びに背面
を有する箱型のハウジング本体12と、ハウジング本体
12の正面を覆うフロントカバー13とを有している。
ハウジング11内の略中央部分には、風呂の追い焚きを
行なうためのふろ燃焼室21と、給湯用の給湯燃焼室2
2が並設されている。ふろ燃焼室21の上部および給湯
燃焼室22の上部にはそれぞれ、ガスを燃焼させて得た
熱によって水を暖めるための熱交換器23、24が配置
されている。
室21、給湯燃焼室22からの排気を排出するための排
気口25、26が設けられている。排気口25、26
は、排気カバー31によって上方から覆われている。排
気カバー31は、その底面に排気口25、26と連通す
る2つの開口部を備えるとともに、ふろ燃焼室21寄り
の上面に燃焼ファン32の吸込口と連通する開口部33
を備えている。排気カバー31は、排気口25、26か
らの排気を合流させて燃焼ファン32の吸込み口に導く
ようになっている。
34を通じて排出される。排気ダクト34の他端は、排
気カバー31を挟んで給湯燃焼室22の上方に配置され
た排気ボックス35に連通している。排気ボックス35
は、排気の流れる方向と垂直な断面の面積が排気ダクト
34のそれよりも大きい中空の箱であり、燃焼ファン3
2からの排気流の流速を低下させる機能を備えている。
濃度を検出するための排気センサ41が取り付けられて
いる。また排気ボックス35の上面には開口部が設けら
れており、ここに、内筒と外筒を備えた2重構造の給排
気筒36の内筒である排気筒36aが嵌入されている。
筒(給気筒36b)の間の空間により給気経路が形成さ
れており、この給気筒36bは、ふろ燃焼室21、給湯
燃焼室22の下部に配置されたバーナー27、28の近
傍に通じる給気ダクト37に接続されている。
バーナー27、28には、各種の弁の取り付けられたガ
ス供給パイプ51が接続されており、これを通じてバー
ナー27、28に燃焼用のガスが供給される。給湯用の
熱交換器24には、給水パイプ52と給湯パイプ53が
接続され、給湯パイプ53の他端は、各種の弁を介して
給湯先に延設されている。給湯パイプ53は、その途中
で分岐され分岐パイプ54等を介して追い焚き往パイプ
55に接続されている。
イプ55および追い焚き戻りパイプ56が接続されてい
る。浴槽内の水またはお湯は、循環ポンプ57によって
追い焚き往パイプ55を通じて熱交換器23に送られ、
追い焚き戻りパイプ56を通って浴槽に戻され循環され
るようになっている。浴槽にお湯を張る場合には、給湯
側から分岐パイプ54、追い焚き往パイプ55、追い焚
き戻りパイプ56を通じて浴槽にお湯が供給される。
転軸には、軸流ファン62が取り付けられている。モー
タ61および軸流ファン62は、これらをハウジング1
1の内部の他の部分から隔離する収容ボックス63に収
められている。収容ボックス63は、上面および左右の
側面を形成する本体部63aと、収容ボックス63の前
面を成す前蓋63bとを備えている。また、収容ボック
ス63の背面はハウジング11の背面パネルで兼用さ
れ、収容ボックス63の底面を成す部分は、燃焼ファン
32側に取り付けられている。これらを組み合わせるこ
とにより箱型形状の収容ボックス63が形成される。
は、空気の取入れ口および排出口としての開口部64
a、64bが開設されている。収容ボックス63の上面
に開設された開口部64aは、排気筒36aの左横のハ
ウジング11上面に開設された開口部14aに連通して
いる。また、収容ボックス63の左側面に開設された開
口部64bは、ハウジング11の左側面の対応する位置
に開設された開口部14bに連通している。
の正面を覆う防音カバー71が取り付けられている。第
1の防音カバー71は、開口部14aの正面を覆うため
の四角い平板状部分と、その周縁のうちの3方に平板状
部分に対して垂直方向であって互いに同一の向きに折り
曲げられた側壁部分と、これら側壁の端部を平板状部分
と平行になるように外側に向けて折り曲げた座面部分を
備えている。
がハウジング11の上面に開設された開口部14aの正
面を覆う位置であって、側壁の無い側が排気筒36aと
反対側に向けられた状態でその座面部分がハウジング1
1の上面にネジ止めされている。これにより、第1の防
音カバー71の側壁の無い部分が、収容ボックス63へ
の空気の出入口71aを成すことになり、第1の防音カ
バーの側方に空気の出入口71aが形成される。
71と同様の形状を成しており、空気の出入口72aを
下方に向けた状態でハウジング11の側面にその座面部
分がネジ止めされている。第1の防音カバー71、第2
の防音カバー72の有する空気の出入口71a、72a
は、収容ボックス63への空気の出入りに対する圧損が
無視できる程度の開口面積を備えている。
られたモータ冷却装置60に相当する部分の構成を表し
たものである。この図は、収容ボックス63の前蓋63
bを取り外した状態を示している。モータ61および軸
流ファン62は、収容ボックス63によってハウジング
本体12内部の他の部分から隔離されている。モータ6
1の回転軸は下方に向けられており、軸流ファン62が
この回転軸に取り付けられている。またモータ61の回
転軸と反対側の上面には、モータ61の回転を制御する
制御基板65が取り付けられている。
は、モータ61のほぼ真上に、また収容ボックス63の
左側面の開口部64bは、収容ボックス63の下部側で
あって軸流ファン62のほぼ左横に開設されている。第
1の防音カバー71は、上面の開口部64aの正面を覆
うとともに、その空気の出入口71aが開口部64aの
臨む方向と垂直な向きであって、排気筒36aと反対
側、すなわち強制給排気型燃焼装置10の左端部側に向
けて開口されている。
4bの正面を覆うとともに、その空気の出入口72aが
下方に向けて開口されている。
ている間は、図1の点線81で示すように、第1の防音
カバー71の有する空気の出入口71aから外気が取り
入れられる。取り入れた外気は、モータ61の周囲を下
方に向かって流れた後、軸流ファン62の下方に存在す
る収容ボックス63の底面に当たって収容ボックス63
の左側面側に向かって流れ、収容ボックス63の左側面
に開設された開口部64bを通じてハウジング12の外
部に出る。開口部64aから出た後、第2の防音カバー
72の平板状部分に当たって流れの方向を下方に変え、
その後第2の防音カバー72の有する空気の出入口72
aから下方に向けて排出される。
きは、軸流ファン62によって引き起こされる空気流に
よってモータ61および制御基板65が冷却される。制
御基板65を空気の取入れ口側に配置しているので、暖
められる前の低温の空気により効率良く制御基板65を
冷却することができる。
ファン32によって生じる空気流が給排気筒36や燃焼
室21、22の内部だけを流れるので、強制排気型のよ
うに燃焼ファン32によりハウジング11の内部の他の
部分に空気の流れが生じない。そこで、燃焼ファン32
を駆動するモータ61に軸流ファン62を設けて、モー
タ61自体およびモータの制御基板65を冷却すること
で、別途冷却用のファンモータを設ける必要が無くな
り、省スペース化とコストダウンを図ることができる。
防音カバー72によって、収容ボックス63の上面およ
び下部の左側面に開設された開口部64a、64bの正
面が覆われているので、モータ61や軸流ファン62に
よって生じる騒音が外部にストレートに漏れることが無
く、強制給排気型燃焼装置10の外部での騒音レベルを
下げることができる。
カバー72の有する空気の出入口71a、72aが、強
制給排気型燃焼装置10の左端部側および下方に向けら
れているので、出入口71a、72aを通じて漏れる騒
音が、通常、人の居る機会の多い強制給排気型燃焼装置
10の正面方向に漏れず、実質的な低騒音化を図ること
ができる。
強制給排気型燃焼装置10の正面側を向いていないの
で、収容ボックス63の内部で生じた騒音が強制給排気
型燃焼装置10の正面側に直接漏れることがない。また
出入口71a、72aが強制給排気型燃焼装置10の後
方を向いていないので、強制給排気型燃焼装置10の背
面に近接して壁が存在する場合であっても、その壁に反
射して騒音が正面に回り込むことがない。
音カバー72の空気の出入口71a,72aが強制給排
気型燃焼装置10の後方を向いていないので、強制給排
気型燃焼装置10の背面に近接して壁が存在しても、そ
の壁に排気が直接当たらず、排出される空気によって壁
を汚したり、排気の熱により壁が劣化することがない。
出入口72aが下方を向いているので、ここから排出さ
れる温度の高い空気は、第1の防音カバー71の有する
空気の出入口71aの方向に向かって流れ難くい状態に
なる。これにより、排出された空気が第1の防音カバー
71の有する空気の出入口71aから再び取り込まれる
可能性が少なくなり、モータ61や制御基板65の冷却
効率を上げることができる。
によってその周囲の空気の温度が高くなっているが、空
気の取入れ口となる第1の防音カバー71の出入口71
aを、排気筒36aと逆方向に向けているので、排気筒
36a近傍の温度の高い空気を収容ボックス63の内部
に取り入れる可能性が少なくなる。これにより、モータ
61等の冷却効率が燃焼室からの排気によって低下する
ことがない。
ファン62による強制的な冷却は行われなくなる。しか
しながら、開口部64aが収容ボックス63の上部側
(上面)に開設されており、開口部64bが収容ボック
ス63の下部側(下部側の左側面)に開設されているの
で、モータ61の有する余熱によって下部側の開口部6
4bから上部側の開口部64aに向かって流れる自然対
流を効率良く形成することができる。これにより、モー
タ61が停止した後においても自然対流を利用して、モ
ータ61等の冷却を行なうことができる。
装置60を強制給排気型燃焼装置10に設けているが、
モータ冷却装置60を他の装置に装備させても良い。ま
た、取り付けた装置の背面側以外に壁が存在する場合に
は、防音カバーの有する空気の出入口の方向を該壁の存
在する方向以外に向けることで、壁による騒音の反射や
排気の熱による壁の劣化を防ぐことができる。
れを有する強制給排気型燃焼装置によれば、収容ボック
スの有する開口部の正面を防音カバーで覆うとともに、
防音カバーの側方に設けた空気の出入口を通じて空気の
出入りを行なうようにしたので、開口部から騒音がスト
レートに漏れることがなく、低騒音化を図ることができ
る。
向きを、モータ冷却装置の取り付けられている装置の正
面および背面以外の向きに設定したので、背面側の近傍
に壁が存在する場合であっても壁による反射がなく、通
常、人の居る機会の多い装置の正面側における騒音レベ
ルを低くすることができる。さらに、収容ボックスから
の排気による壁の汚染や劣化を防ぐことができる。
される空気が他方の防音カバーの出入口から流入しない
方向に防音カバーの空気の出入口の互いの向きを設定し
ているので、一方の防音カバーの空気の出入口から排出
されるモータ冷却後の温度の高い空気が、他方の防音カ
バーの出入口から流入して再循環してしまうことが無く
なり、冷却効率の低下を防止することができる。
部側に、他方の開口部を収容ボックスの下部側に開設し
ているので、モータ停止後に収容ボックスの下方から上
方に向かって流れる自然対流が形成され、モータの停止
後においても自然対流によってモータの冷却を行なうこ
とができる。
開口面積を、空気の出入りに対する圧損が無視できる程
度に設定することで、防音カバーで収容ボックスの開口
部の正面を覆っても、防音カバーによって空気の出入り
が妨げられず、冷却効率の低下を防ぐことができる。
付けられているものでは、収容ボックスに空気を取り入
れる側の開口部の正面を覆っている防音カバーの有する
空気の出入口を、燃焼装置の排気筒を臨む向き以外の方
向に設定している。これにより、排気筒の周囲の温度の
高い空気を収容ボックスの内部に取り入れてしまうこと
がなくなり、冷却効率の低下を防ぐことができる。
示す正面図である。
有する強制給排気型燃焼装置の概念図である。
有する強制給排気型燃焼装置の分解斜視図である。
Claims (8)
- 【請求項1】所定の仕事を行なうモータに取り付けたフ
ァンによって該モータ自体の冷却を行なうモータ冷却装
置において、 前記モータおよびファンを収容する収容ボックスと、 前記収容ボックスに開設された第1、第2の開口部と、 前記第1の開口部の正面を覆うとともに該第1の開口部
に通じる空気の出入口を側方に有する第1の防音カバー
と、 前記第2の開口部の正面を覆うとともに該第2の開口部
に通じる空気の出入口を側方に有する第2の防音カバー
と、 を備えることを特徴とするモータ冷却装置。 - 【請求項2】所定の仕事を行なうモータに取り付けたフ
ァンによって該モータ自体の冷却を行なうモータ冷却装
置において、 前記モータおよびファンを収容する収容ボックスと、 前記収容ボックスに開設された第1、第2の開口部と、 前記第1の開口部の正面を覆うとともに該第1の開口部
に通じる空気の出入口を前記モータ冷却装置自体の取り
付けられている装置の正面以外の向きの側方に有する第
1の防音カバーと、 前記第2の開口部の正面を覆うとともに第2の開口部に
通じる空気の出入口を前記モータ冷却装置自体の取り付
けられている装置の正面以外の向きの側方に有する第2
の防音カバーと、 を備えることを特徴とするモータ冷却装置。 - 【請求項3】所定の仕事を行なうモータに取り付けたフ
ァンによって該モータ自体の冷却を行なうモータ冷却装
置において、 前記モータおよびファンを収容する収容ボックスと、 前記収容ボックスに開設された第1、第2の開口部と、 前記第1の開口部の正面を覆うとともに該第1の開口部
に通じる空気の出入口を前記モータ冷却装置自体の取り
付けられている装置の正面および背面以外の向きの側方
に有する第1の防音カバーと、 前記第2の開口部の正面を覆うとともに該第2の開口部
に通じる空気の出入口を前記モータ冷却装置自体の取り
付けられている装置の正面および背面以外の向きの側方
に有する第2の防音カバーと、 を備えることを特徴とするモータ冷却装置。 - 【請求項4】前記第1、第2の防音カバーに設けられた
空気の出入口は、一方の防音カバーの出入口から排出さ
れる空気が他方の防音カバーの出入口から流入しない方
向に互いの向きが設定されていることを特徴とする請求
項1,2または3記載のモータ冷却装置。 - 【請求項5】前記第1、第2の開口部は、前記モータの
停止時に自然対流が生じるように一方の開口部が前記収
容ボックスの上部側に開設され、他方の開口部が収容ボ
ックスの下部側に開設されていることを特徴とする請求
項1,2または3記載のモータ冷却装置。 - 【請求項6】前記第1、第2の防音カバーの有する空気
の出入口は、空気の出入りに対する圧損が無視できる程
度の開口面積を有することを特徴とする請求項1,2ま
たは3記載のモータ冷却装置。 - 【請求項7】前記モータ冷却装置は、燃焼装置に取り付
けられており、前記収容ボックスに空気を取り入れる側
の開口部の正面を覆っている防音カバーの有する空気の
出入口が、前記燃焼装置の排気筒を臨む向き以外の方向
に設定されていること特徴とする請求項1,2または3
記載のモータ冷却装置。 - 【請求項8】請求項1,2,3,4,5,6または7記
載のモータ冷却装置を有する強制給排気型燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14770296A JP3736902B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | モータ冷却装置およびこれを有する強制給排気型燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14770296A JP3736902B2 (ja) | 1996-06-10 | 1996-06-10 | モータ冷却装置およびこれを有する強制給排気型燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09331650A true JPH09331650A (ja) | 1997-12-22 |
JP3736902B2 JP3736902B2 (ja) | 2006-01-18 |
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ID=15436323
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3736902B2 (ja) |
-
1996
- 1996-06-10 JP JP14770296A patent/JP3736902B2/ja not_active Expired - Fee Related
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