JPH09331174A - 複数のボードを連結して構成される電子回路パッケージ、及び装置 - Google Patents
複数のボードを連結して構成される電子回路パッケージ、及び装置Info
- Publication number
- JPH09331174A JPH09331174A JP15201696A JP15201696A JPH09331174A JP H09331174 A JPH09331174 A JP H09331174A JP 15201696 A JP15201696 A JP 15201696A JP 15201696 A JP15201696 A JP 15201696A JP H09331174 A JPH09331174 A JP H09331174A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- back panel
- connector
- boards
- electronic circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K1/00—Printed circuits
- H05K1/02—Details
- H05K1/14—Structural association of two or more printed circuits
- H05K1/141—One or more single auxiliary printed circuits mounted on a main printed circuit, e.g. modules, adapters
Landscapes
- Combinations Of Printed Boards (AREA)
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 多電源種を使用する際の電源投入順序のミス
を防止する構造を提供する。 【解決手段】 共通バックパネル1aを介してボード上
に固定された数本の支柱を有するメインボード2と、そ
れに対応した長楕円の支柱穴8を有することで一方向に
可動でき、バックパネルコネクタをも有するサブボード
3と、バックパネルを経由していない接続コネクタ4
と、フレキシブルケーブル5とを備える構造で、共通バ
ックパネル1aへの挿入時にサブボード3がメインボー
ド2よりも先に挿入されることがない、つまりサブボー
ド3ユニットから引き抜く方向にしか動かせない構造と
することで、電源投入順序ミスによるデバイスの破壊か
ら保護し、また、ボードの連動化により、ボード分割に
よる機能の分散を避ける。
を防止する構造を提供する。 【解決手段】 共通バックパネル1aを介してボード上
に固定された数本の支柱を有するメインボード2と、そ
れに対応した長楕円の支柱穴8を有することで一方向に
可動でき、バックパネルコネクタをも有するサブボード
3と、バックパネルを経由していない接続コネクタ4
と、フレキシブルケーブル5とを備える構造で、共通バ
ックパネル1aへの挿入時にサブボード3がメインボー
ド2よりも先に挿入されることがない、つまりサブボー
ド3ユニットから引き抜く方向にしか動かせない構造と
することで、電源投入順序ミスによるデバイスの破壊か
ら保護し、また、ボードの連動化により、ボード分割に
よる機能の分散を避ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は共通バックパネルを
介して構成される通信装置等使用される複数パネルを連
結した電子回路パッケージの実装構造に関する。
介して構成される通信装置等使用される複数パネルを連
結した電子回路パッケージの実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】共通バックパネル基盤を介して構成され
る装置において、回路規模の増大が懸念される際、ボー
ドの分割構造における従来の技術として、以下の様な方
法、構造がある。
る装置において、回路規模の増大が懸念される際、ボー
ドの分割構造における従来の技術として、以下の様な方
法、構造がある。
【0003】特開平2−73696号公報は、制御用主
基板上に増設用子基板を基板上コネクタで固定させるこ
とにより、実装面積の確保と、子基板の脱着交換による
容易なメンテナンス構造を提案している。この構造は、
子基板は固定的でしかもコネクタも有せず、共通バック
パネルへの挿入順序も規定できない構造である。また、
特開平4−119697号公報は、共通バックパネルを
介した伝送以外で、分割されたボード間の信号伝送に光
の空間伝送を用いた例が上げられている。これも上記と
同様な構造を示す。
基板上に増設用子基板を基板上コネクタで固定させるこ
とにより、実装面積の確保と、子基板の脱着交換による
容易なメンテナンス構造を提案している。この構造は、
子基板は固定的でしかもコネクタも有せず、共通バック
パネルへの挿入順序も規定できない構造である。また、
特開平4−119697号公報は、共通バックパネルを
介した伝送以外で、分割されたボード間の信号伝送に光
の空間伝送を用いた例が上げられている。これも上記と
同様な構造を示す。
【0004】2つのボード間が固定的でない構造例とし
て、特開平3−274793号公報は、分割された2枚
のボードの接続をコの字型フレキシブル基板を用いるこ
とにより、湾曲、引き延ばしが安定してできる構造を開
示している。また、特開平2−90594号公報は、本
発明と同様なフレキシブルケーブルをボード間に装着す
ることにより、ボード間の電気的結合能力を高め、分割
による部品実装領域の確保を図っているが、いずれも2
枚のボードの共通バックパネルへの挿入順序の規定はし
ていない。実装領域の画期的な増大方法としては、特開
平3−6098号公報は、多数に分割し、実装領域を格
段に増したボードをブック型に閉じた形状で、共通バッ
クパネルに挿入することで、超高密度実装を提案してい
る。
て、特開平3−274793号公報は、分割された2枚
のボードの接続をコの字型フレキシブル基板を用いるこ
とにより、湾曲、引き延ばしが安定してできる構造を開
示している。また、特開平2−90594号公報は、本
発明と同様なフレキシブルケーブルをボード間に装着す
ることにより、ボード間の電気的結合能力を高め、分割
による部品実装領域の確保を図っているが、いずれも2
枚のボードの共通バックパネルへの挿入順序の規定はし
ていない。実装領域の画期的な増大方法としては、特開
平3−6098号公報は、多数に分割し、実装領域を格
段に増したボードをブック型に閉じた形状で、共通バッ
クパネルに挿入することで、超高密度実装を提案してい
る。
【0005】共通バックパネル基盤を介して構成される
装置において、電源の供給における従来の技術として、
以下の様な方法、構造がある。特開平4−181799
号公報と、特開平6−275973号公報は、共通電源
盤からバックパネルを介して電源を供給している。ま
た、特開平2−144997号公報は、電源ボードと対
向したボードに、そのボードと垂直な導体を用いること
によって電源供給を行い、電圧降下の少ない電源供給と
基板上での遅延時間短縮を図っているが、本発明に比
し、電源供給ケーブルがフレキシブル線ではなく、基板
であり、しかも電源投入順序の規定がない構成となって
いる。
装置において、電源の供給における従来の技術として、
以下の様な方法、構造がある。特開平4−181799
号公報と、特開平6−275973号公報は、共通電源
盤からバックパネルを介して電源を供給している。ま
た、特開平2−144997号公報は、電源ボードと対
向したボードに、そのボードと垂直な導体を用いること
によって電源供給を行い、電圧降下の少ない電源供給と
基板上での遅延時間短縮を図っているが、本発明に比
し、電源供給ケーブルがフレキシブル線ではなく、基板
であり、しかも電源投入順序の規定がない構成となって
いる。
【0006】特開平4−294596号公報、特開平5
−82985号公報は、基板が可動する際の安定保持、
または、接続性の向上を目的としている構造が上げられ
ている。この構造は多くとも基板の片一方だけにコネク
タを有し、実装面積増加や、コネクタピンネック対策、
投入順序の規定等は考慮されていない。
−82985号公報は、基板が可動する際の安定保持、
または、接続性の向上を目的としている構造が上げられ
ている。この構造は多くとも基板の片一方だけにコネク
タを有し、実装面積増加や、コネクタピンネック対策、
投入順序の規定等は考慮されていない。
【0007】特開平2−139996号公報は、複数基
板のうち、コンデンサを有する一方の基板とバックパネ
ルコネクタとの接点位置を時系列的にずらし、かつ複数
の基板に投入順序差をつけることにより、活栓挿抜時に
生じる突入電流や、電圧変動等の対策をしているが、本
発明に比し、構造的な挿入順序制限はない。また、特開
平2−238699号公報は、コネクタ内に長ピン、短
ピンを設け、基板挿入時、コネクタピンに時間差を構造
的につけることで、活栓挿抜時に生じる電源変動を抑え
ている。さらに、特開平2−163996号公報は、一
枚基板ではあるが、挿抜レバーと電源スイッチを連動さ
せることで、完全にボードを挿入した後に電源が入るよ
うな挿入順序規定の従来技術も存在する。
板のうち、コンデンサを有する一方の基板とバックパネ
ルコネクタとの接点位置を時系列的にずらし、かつ複数
の基板に投入順序差をつけることにより、活栓挿抜時に
生じる突入電流や、電圧変動等の対策をしているが、本
発明に比し、構造的な挿入順序制限はない。また、特開
平2−238699号公報は、コネクタ内に長ピン、短
ピンを設け、基板挿入時、コネクタピンに時間差を構造
的につけることで、活栓挿抜時に生じる電源変動を抑え
ている。さらに、特開平2−163996号公報は、一
枚基板ではあるが、挿抜レバーと電源スイッチを連動さ
せることで、完全にボードを挿入した後に電源が入るよ
うな挿入順序規定の従来技術も存在する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年の
回路規模増大につれ、上記従来技術にあっては、最近の
300ピン以上もの端子を有する超集積LSIを複数個
以上搭載したボードでは、現在の高密度コネクタが最高
189ピンであること、実装面積は不変であることを考
えると、搭載するLSIを少なくしてボード数を複数に
分割せざるを得ない。それに伴い共通部品であるオンボ
ード電源や、接線インタフェース用バッファLSI、監
視制御回路などの搭載をも考慮すると、電子回路パッケ
ージ間インタフェースも複雑になることは否めない。ま
た、共通電源盤を用意してバックボードを介して電源供
給しては、電源出力がバックパネルを介す為、例えば、
50cm以上のバックパネルに、150Mb/s以上の
高速信号と、多種類の電源線を一緒に配置するので、−
2Vなどの低振幅電源等は特に、配線長による電圧降下
が無視できない。
回路規模増大につれ、上記従来技術にあっては、最近の
300ピン以上もの端子を有する超集積LSIを複数個
以上搭載したボードでは、現在の高密度コネクタが最高
189ピンであること、実装面積は不変であることを考
えると、搭載するLSIを少なくしてボード数を複数に
分割せざるを得ない。それに伴い共通部品であるオンボ
ード電源や、接線インタフェース用バッファLSI、監
視制御回路などの搭載をも考慮すると、電子回路パッケ
ージ間インタフェースも複雑になることは否めない。ま
た、共通電源盤を用意してバックボードを介して電源供
給しては、電源出力がバックパネルを介す為、例えば、
50cm以上のバックパネルに、150Mb/s以上の
高速信号と、多種類の電源線を一緒に配置するので、−
2Vなどの低振幅電源等は特に、配線長による電圧降下
が無視できない。
【0009】さらに、バックパネルコネクタをつけず
に、親基盤上に搭載される固定的な子基盤であっては、
バックパネルコネクタのピンネック解消はできないし、
実装間隔も構造上1〜2cmとなり、一枚幅(約14m
m)あたり約7Wとすると、20W以上消費するボード
では、3枚幅以上間隔をあけなければ放熱効果も期待出
来ない。さらにまた、バックパネルコネクタが親基盤の
単数では、複雑な投入順序を規定するのが困難である。
に、親基盤上に搭載される固定的な子基盤であっては、
バックパネルコネクタのピンネック解消はできないし、
実装間隔も構造上1〜2cmとなり、一枚幅(約14m
m)あたり約7Wとすると、20W以上消費するボード
では、3枚幅以上間隔をあけなければ放熱効果も期待出
来ない。さらにまた、バックパネルコネクタが親基盤の
単数では、複雑な投入順序を規定するのが困難である。
【0010】本発明の目的は、固定のメインボードと、
軟固定のサブボードの複数のボードを連動させることで
ボード分割による機能の分散を避ける事や、サブボード
の可動方向をユニットから引き抜く方向しかできないよ
うな構造的制限を採用し、ボード挿抜順序、いいかえれ
ば、電源投入順序となる構成をとることにより、活線挿
技の際の電源投入順序ミスによるデバイスの破壊から保
護することにある。また、電源供給線をバックパネルを
介さないことによって、バックパネル電源パターンによ
る電圧降下等を少なくする事にある。
軟固定のサブボードの複数のボードを連動させることで
ボード分割による機能の分散を避ける事や、サブボード
の可動方向をユニットから引き抜く方向しかできないよ
うな構造的制限を採用し、ボード挿抜順序、いいかえれ
ば、電源投入順序となる構成をとることにより、活線挿
技の際の電源投入順序ミスによるデバイスの破壊から保
護することにある。また、電源供給線をバックパネルを
介さないことによって、バックパネル電源パターンによ
る電圧降下等を少なくする事にある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の複数基盤連動に
よるボードは、共通バックパネルを介してボード上に固
定された数本の支柱を有するメインボードと、それに対
応した長楕円の支柱穴を有することで一方向に可動で
き、またバックパネルコネクタをも有するサブボード
と、バックパネルを経由していない接続コネクタと、フ
レキシブルケーブルとを備え、共通バックパネルへの挿
入時にサブボードがメインボードよりも先に挿入される
ことがない構造をとるように組み合わせることで達成さ
れる。
よるボードは、共通バックパネルを介してボード上に固
定された数本の支柱を有するメインボードと、それに対
応した長楕円の支柱穴を有することで一方向に可動で
き、またバックパネルコネクタをも有するサブボード
と、バックパネルを経由していない接続コネクタと、フ
レキシブルケーブルとを備え、共通バックパネルへの挿
入時にサブボードがメインボードよりも先に挿入される
ことがない構造をとるように組み合わせることで達成さ
れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図1から図5によ
り説明する。図1は本発明を適用する通信装置等のユニ
ットの全体構成を示したものである。図示のように、箱
形のユニット1の共通バックパネル1aを介してメイン
ボード2とサブボード3が、バックパネルを経由してい
ない接続コネクタ4と、フレキシブルケーブル5で結合
される構造となっている。その際、例えばフレキシブル
ケーブル5の長さを任意に変えることによって、2つの
メインボード2と、サブボード3の実装位置を変えられ
るものとなっている。また、サブボードにおいてもバッ
クパネルコネクタ6を有することによって、ピン配数が
増加されるものである。
り説明する。図1は本発明を適用する通信装置等のユニ
ットの全体構成を示したものである。図示のように、箱
形のユニット1の共通バックパネル1aを介してメイン
ボード2とサブボード3が、バックパネルを経由してい
ない接続コネクタ4と、フレキシブルケーブル5で結合
される構造となっている。その際、例えばフレキシブル
ケーブル5の長さを任意に変えることによって、2つの
メインボード2と、サブボード3の実装位置を変えられ
るものとなっている。また、サブボードにおいてもバッ
クパネルコネクタ6を有することによって、ピン配数が
増加されるものである。
【0013】図2は、メインボード2とサブボードの電
子回路パッケージの一部を省略して示す平面図、図3は
側面図である。メインボード2上には、複数の電子部品
12が搭載されており、メインボード2の正面には個別
正面板2aが設けられている。メインボード2の電子部
品12に対しては、電子部品の機能に応じた電圧が供給
される。メインボード2上に搭載される電子部品12の
多様化に伴い、供給される電圧も多様化され、電源の種
類も増加する。メインボード2はアース用の回路を備
え、メインボード2のコネクタ6を共通ボード1aに挿
入することによって、メインボード2上の電子部品12
はアースに連通される。
子回路パッケージの一部を省略して示す平面図、図3は
側面図である。メインボード2上には、複数の電子部品
12が搭載されており、メインボード2の正面には個別
正面板2aが設けられている。メインボード2の電子部
品12に対しては、電子部品の機能に応じた電圧が供給
される。メインボード2上に搭載される電子部品12の
多様化に伴い、供給される電圧も多様化され、電源の種
類も増加する。メインボード2はアース用の回路を備
え、メインボード2のコネクタ6を共通ボード1aに挿
入することによって、メインボード2上の電子部品12
はアースに連通される。
【0014】ユニット1全体が活線状態にあっては、ア
ースを要するボードを最初に挿入し、抜出する際には最
後に抜出することが不可欠となる。メインボード2上に
は、複数本の支柱7がビスやリベット7aにより立設さ
れる。この支柱の先端部には、細径のねじ部7bが形成
され、ねじ部7bはサブボード3に形成する長穴8を貫
通する。サブボード3の長穴8の幅寸法は、支柱7の径
寸法より小さく、ねじ部7bの径寸法より大きくしてあ
る。そこで、サブボード3は支柱7上にあって、長穴8
の長手方向の寸法だけ摺動自在に支持されることとな
る。ねじ部7bには長穴8の幅寸法より太径のナット9
を螺合してサブボード3の抜け出しを防止する。
ースを要するボードを最初に挿入し、抜出する際には最
後に抜出することが不可欠となる。メインボード2上に
は、複数本の支柱7がビスやリベット7aにより立設さ
れる。この支柱の先端部には、細径のねじ部7bが形成
され、ねじ部7bはサブボード3に形成する長穴8を貫
通する。サブボード3の長穴8の幅寸法は、支柱7の径
寸法より小さく、ねじ部7bの径寸法より大きくしてあ
る。そこで、サブボード3は支柱7上にあって、長穴8
の長手方向の寸法だけ摺動自在に支持されることとな
る。ねじ部7bには長穴8の幅寸法より太径のナット9
を螺合してサブボード3の抜け出しを防止する。
【0015】サブボード3はバックパネル1aに連結さ
れるコネクタ6を備えるとともに、電子部品が搭載され
る。また、このサブボード3上にはオンボード電源モジ
ュール10も搭載される。メインボード2上のコネクタ
4と、サブボード3上のコネクタ4は、フレキシブルケ
ーブル5で接続される。このケーブル5を介してオンボ
ード電源モジュール10からの電源は、メインボード2
上の電子部品12にも供給される。
れるコネクタ6を備えるとともに、電子部品が搭載され
る。また、このサブボード3上にはオンボード電源モジ
ュール10も搭載される。メインボード2上のコネクタ
4と、サブボード3上のコネクタ4は、フレキシブルケ
ーブル5で接続される。このケーブル5を介してオンボ
ード電源モジュール10からの電源は、メインボード2
上の電子部品12にも供給される。
【0016】サブボード3は、メインボード2に対して
長穴8の長さ寸法だけ摺動可能である。この摺動方向
は、サブボード3が、図2,図3で矢印A方向に押し出
されたときに、サブボード3のコネクタ6の先端位置
が、メインボード2のコネクタ6の先端位置に一致する
位置が前進側の限界となる。
長穴8の長さ寸法だけ摺動可能である。この摺動方向
は、サブボード3が、図2,図3で矢印A方向に押し出
されたときに、サブボード3のコネクタ6の先端位置
が、メインボード2のコネクタ6の先端位置に一致する
位置が前進側の限界となる。
【0017】メインボード2とサブボード3からなる電
子回路パッケージをユニット1に挿入する際には、ま
ず、メインボード2のコネクタ6をバックボード1a側
のコネクタに挿入する。この状態で電子回路パッケージ
のアースは確保される。次に、サブボード3を矢印A方
向に押し込んで、コネクタ6をバックボード1a側のコ
ネクタに挿入する。この操作により、電子回路パッケー
ジのバックボードへの接続が完了する。
子回路パッケージをユニット1に挿入する際には、ま
ず、メインボード2のコネクタ6をバックボード1a側
のコネクタに挿入する。この状態で電子回路パッケージ
のアースは確保される。次に、サブボード3を矢印A方
向に押し込んで、コネクタ6をバックボード1a側のコ
ネクタに挿入する。この操作により、電子回路パッケー
ジのバックボードへの接続が完了する。
【0018】電子回路パッケージを取り外す際には、ま
ずサブボード3を引き出し、サブボード3のコネクタ6
をバックボード1aのコネクタから抜出する。この状態
にあっても、電子回路パッケージのアースは確保されて
いる。次にメインボード2を引き出して、電子回路パッ
ケージの取り外しは完了する。誤って、メインボード2
から引き抜くことがあっても、支柱7により連結された
サブボード3は、メインボード2と一緒に引き抜かれ
る。したがって、電子回路パッケージがバックボードの
電源側に接続された状態でアースが遮断されるような不
都合が回避される。
ずサブボード3を引き出し、サブボード3のコネクタ6
をバックボード1aのコネクタから抜出する。この状態
にあっても、電子回路パッケージのアースは確保されて
いる。次にメインボード2を引き出して、電子回路パッ
ケージの取り外しは完了する。誤って、メインボード2
から引き抜くことがあっても、支柱7により連結された
サブボード3は、メインボード2と一緒に引き抜かれ
る。したがって、電子回路パッケージがバックボードの
電源側に接続された状態でアースが遮断されるような不
都合が回避される。
【0019】図4は本発明の他の実施例の一部を省略し
て示す平面図、図5は側面図である。本実施例にあって
は、2枚のメインボード2,22の間にサブボード3を
挾んで電子回路パッケージを構成している。一方のメイ
ンボード2に立設した支柱7の先端部にねじ部7bを設
け、このねじ部7bにサブボード3の長穴8を差し込
み、他方のメインボード22の支柱7の先端に設けたね
じ穴をねじ部7bに螺合して電子回路パッケージを構成
する。
て示す平面図、図5は側面図である。本実施例にあって
は、2枚のメインボード2,22の間にサブボード3を
挾んで電子回路パッケージを構成している。一方のメイ
ンボード2に立設した支柱7の先端部にねじ部7bを設
け、このねじ部7bにサブボード3の長穴8を差し込
み、他方のメインボード22の支柱7の先端に設けたね
じ穴をねじ部7bに螺合して電子回路パッケージを構成
する。
【0020】本実施例にあっても、メインボード2,2
2のコネクタ6が最初にバックボード1aのコネクタに
挿入され、最後にサブボード3のコネクタ6がバックボ
ード側に挿入される。電子回路パッケージを抜き出す場
合には、サブボードを最初に抜き出す。誤って、メイン
ボード側から引き抜こうとしても、サブボードも同時に
引き抜かれ、アース等の先投入必須信号ラインが遮断さ
れる不具合は回避される。
2のコネクタ6が最初にバックボード1aのコネクタに
挿入され、最後にサブボード3のコネクタ6がバックボ
ード側に挿入される。電子回路パッケージを抜き出す場
合には、サブボードを最初に抜き出す。誤って、メイン
ボード側から引き抜こうとしても、サブボードも同時に
引き抜かれ、アース等の先投入必須信号ラインが遮断さ
れる不具合は回避される。
【0021】
【発明の効果】以上、説明したように、共通バックパネ
ルに挿入される電子回路パッケージは、複数のボードで
構成される。そこで、回路規模の増大が懸念される場合
に、ボード分割による機能の分散を避けられ、ボード間
インタフェースが減る結果として、その分、デバイスの
削減、回路の簡略を図れるものである。また、複数ボー
ドの挿入順序差を構造的に有することで、電源投入順序
ミスによるデバイス破壊からの保護が期待され得、更
に、電源出力がバックパネルを介す必要がない為、バッ
クパネル電源パターンによる電圧降下を少なくする効果
が得られるものである。
ルに挿入される電子回路パッケージは、複数のボードで
構成される。そこで、回路規模の増大が懸念される場合
に、ボード分割による機能の分散を避けられ、ボード間
インタフェースが減る結果として、その分、デバイスの
削減、回路の簡略を図れるものである。また、複数ボー
ドの挿入順序差を構造的に有することで、電源投入順序
ミスによるデバイス破壊からの保護が期待され得、更
に、電源出力がバックパネルを介す必要がない為、バッ
クパネル電源パターンによる電圧降下を少なくする効果
が得られるものである。
【図1】本発明の電子回路パッケージのボード構成の全
体概略構成を示す図。
体概略構成を示す図。
【図2】電子回路パッケージの平面図。
【図3】電子回路パッケージの側面図。
【図4】本発明の電子回路パッケージの他の実施例の平
面図。
面図。
【図5】本発明の電子回路パッケージの他の実施例の側
面図。
面図。
1 ユニット 1a 共通バックパネル 2 メインボード 3 サブボード 4 接続コネクタ 5 フレキシブルコネクタ 6 バックパネルコネクタ 7 支柱 8 長楕円の支柱穴 9 ナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 赤澤 佳之 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町180番地 日 立通信システム株式会社内 (72)発明者 村上 裕美 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内 (72)発明者 滝沢 武久 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内
Claims (6)
- 【請求項1】 共通バックパネルを有するユニットに挿
入される複数のボードを連結して構成される電子回路パ
ッケージにおいて、 バックパネルへのコネクタと、ボード上に植設される複
数の支柱とを有する第1のボードと、第1のボードの支
柱に対してボードの挿入方向に摺動自在に支持されると
ともに、バックパネルへのコネクタを有する第2のボー
ドを備えることを特徴とする電子回路パッケージ。 - 【請求項2】 共通バックパネルを有するユニットに挿
入される複数のボードを連結して構成される電子回路パ
ッケージにおいて、 バックパネルへのコネクタと、ボード上に植設される複
数の支柱により一体に連結される2枚1組の第1のボー
ドと、2枚の第1のボードの中央部に配設されて第1の
ボードの支柱に対してボードの挿入方向に摺動自在に支
持されるとともに、バックパネルへのコネクタを有する
第2のボードを備えることを特徴とする電子回路パッケ
ージ。 - 【請求項3】 第1のボードの信号線と第2のボードの
信号線は、フレキシブルケーブルにより直接に接続され
ることを特徴とする請求項1又は2記載の電子回路パッ
ケージ。 - 【請求項4】 第2のボードは、第1のボードに対し
て、第2のボードのバックパネルへのコネクタが第1の
ボードのバックパネルへのコネクタと平行位置となる前
進位置と、第2のボードのバックパネルへのコネクタが
第1のボードのバックパネルへのコネクタより後退する
位置の間で摺動可能であることを特徴とする請求項1又
は2記載の電子回路パッケージ。 - 【請求項5】 第2のボードには、オンボード電源モジ
ュールが搭載される請求項1又は2記載の電子回路パッ
ケージ。 - 【請求項6】 請求項1乃至請求項5記載の電子回路パ
ッケージを、共通バックパネルを有するユニットに挿入
して使用される装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15201696A JPH09331174A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 複数のボードを連結して構成される電子回路パッケージ、及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15201696A JPH09331174A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 複数のボードを連結して構成される電子回路パッケージ、及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09331174A true JPH09331174A (ja) | 1997-12-22 |
Family
ID=15531224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15201696A Pending JPH09331174A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 複数のボードを連結して構成される電子回路パッケージ、及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09331174A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007258220A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Nec Corp | 実装構造体および電子機器 |
US10262578B2 (en) | 2016-06-22 | 2019-04-16 | Seiko Epson Corporation | Power supply circuit, circuit device, display device, and electronic apparatus |
JPWO2022215113A1 (ja) * | 2021-04-05 | 2022-10-13 |
-
1996
- 1996-06-13 JP JP15201696A patent/JPH09331174A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007258220A (ja) * | 2006-03-20 | 2007-10-04 | Nec Corp | 実装構造体および電子機器 |
US10262578B2 (en) | 2016-06-22 | 2019-04-16 | Seiko Epson Corporation | Power supply circuit, circuit device, display device, and electronic apparatus |
JPWO2022215113A1 (ja) * | 2021-04-05 | 2022-10-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5696949A (en) | System for PCI slots expansion using asynchronous PCI-to-PCI bridge with clock generator for providing clock signal to the expansion mother board and expansion side of bridge | |
EP0488057A1 (en) | Integrated backplane interconnection architecture | |
US20050142950A1 (en) | Multiple channel modules and bus systems using same | |
EP0352934A3 (en) | Insertion and removal of a circuit device into a bus network | |
US20040141285A1 (en) | Modular computer system with passive backplane modules | |
JPH04502091A (ja) | 電子通信用機能ユニット | |
JP2000010688A (ja) | 統合バスおよび電力分離スイッチを備えたコネクタ | |
EP0692927A2 (en) | Improved printed circuit board and method | |
JPH09331174A (ja) | 複数のボードを連結して構成される電子回路パッケージ、及び装置 | |
JPH04248482A (ja) | プリント回路をバーンイン検査する方法 | |
CN116932443A (zh) | 一种服务器内多板卡扩展装置 | |
JP2001244661A (ja) | 電子交換装置並びにコンピュータ装置 | |
DE59105223D1 (de) | Verteilereinrichtung. | |
KR970060587A (ko) | 자동 플러그 접속 및 분리 가능한 전자 카드용 드로어, 드로어와 그 베이, 및 전자 카드 제거 방법 | |
DE69821231D1 (de) | Verbindungsvorrichtung mit signalbus | |
US6437660B1 (en) | Method of increasing bus performance to reduce signal propagation delay and achieve incident wave switching | |
JPH0511886A (ja) | 電子機器におけるオプシヨンスロツトの構造 | |
US7450796B2 (en) | Radiation switch | |
JPH05226800A (ja) | シーケンスコントローラ用基板およびシーケンスコントローラ | |
JP2884666B2 (ja) | 活線挿抜方式 | |
GB2258770A (en) | Automatic link arrangement for a circuit board connector. | |
KR100195077B1 (ko) | 랜의 접속장치 | |
JP3102191U (ja) | プリント回路板のデバイス内への挿入を案内する部材 | |
US6377469B1 (en) | Housing having a back panel with conductive interconnects | |
KR940002307B1 (ko) | 다종 전원 인입이 용이한 회로기판 디버깅용 보조카드 |