JPH09330614A - 照明器具支持金具 - Google Patents

照明器具支持金具

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JPH09330614A
JPH09330614A JP14686996A JP14686996A JPH09330614A JP H09330614 A JPH09330614 A JP H09330614A JP 14686996 A JP14686996 A JP 14686996A JP 14686996 A JP14686996 A JP 14686996A JP H09330614 A JPH09330614 A JP H09330614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lighting fixture
fixed
raceway
leg
luminaire
Prior art date
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Pending
Application number
JP14686996A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiharu Kawauchi
敏晴 川内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kajima Corp
Original Assignee
Kajima Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レースウエイの再組付け及び照明器具の再取
付けを行わずに照明器具の方向及び高さが変更できる照
明器具支持金具を得る。 【解決手段】 照明器具取付金具7において、レースウ
エイ5の下面に鉛直方向の軸13回りで回動自在且つ回
動阻止可能に取り付けた回転ベース金具11と、回転ベ
ース金具11に基端を連結して開脚する一対の直線状の
固定脚27と、それぞれの固定脚27にスライド自在に
係合して固定脚27の長手方向に伸縮自在となった直線
状の可動脚29と、可動脚29を任意のスライド位置で
固定脚27に固定する可動脚固定金具31と、直線状の
照明器具9の両端側にそれぞれの可動脚29の下端を連
結する照明器具固定金具33とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場等に設けたレ
ースウエイに、照明器具を取り付けるための照明器具支
持金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】工場等の天井の高い建物では、照明器具
を所望の高さで取り付けるために、レースウエイを用い
る場合がある。レースウエイは、本体を角筒状の長尺材
で形成し、この本体を例えば吊りボルト等を介して建物
の躯体(例えば、梁等)に支持して成る。従って、天井
の高い建物においても、天井高に左右されることなく、
任意の高さで且つ所望の位置に照明器具等を配置するこ
とが可能となる。
【0003】一般的に、レースウエイには、直管状の蛍
光灯を装着した照明器具を、レースウエイの長手方向に
取り付ける。レースウエイに取り付けた照明器具への電
源配線は、レースウエイ本体内に収容して配線する。こ
のようなレースウエイを用いた照明器具の取付け施工で
は、工場の生産ライン等に合わせて照明器具の方向及び
高さを決定し、これに対応したレースウエイを施工し、
次いで、このレースウエイに照明器具を取り付けること
で、照明器具を所望の方向且つ高さに配設していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たレースウエイを用いた照明器具の取付け方式では、生
産ライン等に変更が生じた場合、一旦、照明電気回路を
遮断し、レースウエイから照明器具を取り外し、レース
ウエイを解体してから、所望の取付け方向や取付け高さ
でレースウエイを再組付けし、変更後のレースウエイに
照明器具を再取付けするのが一般的であった。このた
め、配線変更、レースウエイの再組付け、照明器具の再
取付け等の工事が発生し、改修費用が多大となる問題が
あった。また、その都度、停電が生じるため、稼働中の
生産ライン等では、変更工事が行えない不都合もあっ
た。本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、レース
ウエイの再組付け及び照明器具の再取付けを行わず、且
つ配線変更、停電の必要もなく容易に照明器具の方向及
び高さが変更できる照明器具支持金具を提供し、もっ
て、改修費用の低減、改修作業の容易性向上を図ること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る照明器具支持金具は、レースウエイの下
面に鉛直方向の軸回りで回動自在且つ該回動を阻止可能
に取り付けた回転ベース金具と、該回転ベース金具に基
端を連結して開脚する一対の直線状の固定脚と、それぞ
れの該固定脚にスライド自在に係合して該固定脚の長手
方向に伸縮自在となった直線状の可動脚と、該可動脚を
任意のスライド位置で前記固定脚に固定する可動脚固定
金具と、直線状の照明器具の両端側にそれぞれの前記可
動脚の下端を連結する照明器具固定金具とを具備したこ
とを特徴とするものである。また、照明器具取付金具
は、前記回転ベース金具と前記固定脚との連結部、及び
前記可動脚と前記照明器具との連結部を、水平方向の軸
回りで回動自在且つ該回動を阻止可能に取り付けたもの
であることが好ましい。
【0006】このように構成した照明器具支持金具で
は、回転ベース金具に固定脚を固定し、この固定脚に伸
縮自在な可動脚を取り付けることで、照明器具が一点で
回動可能となり、また、可動脚を伸縮させることによ
り、照明器具が所望の高さに変更可能となる。また、回
転ベース金具と固定脚との連結部、及び可動脚と照明器
具との連結部を水平方向の軸回りで回動且つ回動阻止可
能に取り付けることで、一対の固定脚に挟まれた頂角が
可変可能となり、可動脚の伸縮が可能となる。換言すれ
ば、各連結部が固定構造であった場合、照明器具を底辺
とした三角形のリンクは、可動脚の伸縮が困難となる。
これに対し本発明による照明器具支持金具では、各連結
部の角度を可変とすることで、可動脚の伸縮がスムース
に行えるようになる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る照明器具支持
金具の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明す
る。図1は本発明による照明器具支持金具を示す概略構
成図、図2は回転ベース金具の拡大図、図3は照明器具
取付金具の拡大図である。工場等の不図示の躯体(例え
ば、梁等)には、吊りボルト1、レースウエイ用ハンガ
ー3によって例えば角筒形状のレースウエイ5を水平に
配設してある。レースウエイ5の下面には、照明器具取
付金具7を介して照明器具9を取り付けてある。
【0008】照明器具取付金具7は、回転ベース金具1
1を介してレースウエイ5に取り付けてある。回転ベー
ス金具11は、図2に示すように、レースウエイ5の下
面に植設した鉛直方向の軸であるボルト13に、貫通穴
15を挿通してボルト13にナット17を螺合すること
によりレースウエイ5の下面に固定できるようになって
いる。
【0009】回転ベース金具11は、ボルト13を回転
中心に、例えば15°毎に回転角度が設定できるように
なっている。15°毎に回転角度を設定可能とする機構
としては、例えば回転ベース金具11を二枚のベース板
11a、11bにより形成し、一方のベース板11aを
レースウエイ5に固設し、このベース板11aに回転規
制ビス17を螺合するためのネジ孔19を角度15°毎
に形成する。また、このネジ孔19と一致する貫通孔2
1を他方のベース板11bに穿設する。そして、ナット
17を緩めた後、ベース板11bを回動して、貫通孔2
1に挿通した回転規制ビス17を所望のネジ孔19に螺
合することで、ベース板11bを15°毎の回転角度で
固定することが可能となる。
【0010】この他、図示は省略するが、回転ベース金
具11を所定回転角度毎に固定可能とする機構として
は、例えばベース板11a、11bの対向面に互いに嵌
合する凹凸形状の溝を所望の角度ピッチで放射状に形成
し、この凹凸溝を所望の位置で噛合することでベース板
11a、11bを所定回転角度毎に固定可能とするもの
でもよい。
【0011】回転ベース金具11(ベース板11b)の
表面には、貫通穴15を挟んで一対の支持突起23を突
設してある。支持突起23には水平方向の軸である回動
軸25を介して直線状の固定脚27の基端を固定してあ
る。固定脚27は、回動軸25を中心に回動自在である
とともに、任意の回動位置で回動不能となって支持突起
23に固定できるようになっている。
【0012】固定脚27は筒形状に形成してあり、内部
には可動脚29(図1参照)を伸縮自在に収容してあ
る。つまり、可動脚29は、固定脚27の内部をスライ
ドすることで、固定脚27に対して伸縮するようになっ
ている。固定脚27には可動脚固定金具31を設けてあ
り、可動脚固定金具31は所望長さに突出した可動脚2
9を固定脚27と一体に固定できるようになっている。
【0013】図3に示すように、それぞれの可動脚29
の下端には、照明器具固定金具33を介して直線状の照
明器具9を取り付けてある。照明器具固定金具33は、
基板部33aを例えば照明器具9に植設したボルト35
によって照明器具9に固定してある。基板部33aには
支持突起37を突設してあり、支持突起37は水平方向
の軸である回動軸39を介して可動脚29の下端を回動
自在に固定してある。可動脚29の下端もまた固定脚2
7と同様に、回動軸39を中心に回動自在であるととも
に、任意の回動位置で回動不能となって支持突起37に
固定できるようになっている。
【0014】上述の構造により、レースウエイ5に取り
付けた照明器具取付金具7において、照明器具9の方向
変更を行う場合には、先ず、ボルト13に螺合してある
ナット17を緩めた後、回転規制ビス17を外す。次い
で、回転ベース金具11のベース板11bをボルト13
を中心に回動することで、照明器具9を所望の回転角度
に変更する。
【0015】照明器具9が所望の回転角度となった状態
で、ベース板11bに挿通した回転規制ビス17をベー
ス板11aに固定する。最後にナット17を締付け、回
転ベース金具11をボルト13に固定して、照明器具9
の角度変更を完了させる。
【0016】図4は本発明による照明器具取付金具の高
さ変更時の動作を示す説明図である。また、照明器具9
の高さを変更する場合には、先ず、固定脚27及び可動
脚29の回動軸25、回動軸39の固定を解除する。次
いで、可動脚固定金具31の固定を解除し、可動脚29
を固定脚27から所望の長さに伸縮して調整を行う。こ
の際、図4(A)に示すように、照明器具9の高さHを
高くする場合には、可動脚29を固定脚27内に挿入
し、それと同時に、固定脚27同士に挟まれた頂角αが
大きくなるように、回動軸25、回動軸39を回動させ
る。
【0017】図4(B)に示すように、照明器具9の高
さHを低くする場合には、可動脚29を固定脚27内か
ら引出し、それと同時に、固定脚27同士に挟まれた頂
角αが小さくなるように、回動軸25、回動軸39を回
動させる。
【0018】このようにして照明器具9を所望の高さに
設定したならば、先ず、可動脚固定金具31を締め付け
ることで、可動脚29を固定脚27に固定し、次いで、
回動軸25、回動軸39を回動不能状態に固定すること
で、照明器具9の高さの変更を完了させる。
【0019】このように、上述した照明器具取付金具7
によれば、照明器具9を支持した固定脚27及び可動脚
29を、一つの回転ベース金具11に固定し、この回転
ベース金具11をレースウエイ5に垂設したボルト13
に回動自在に取り付けたので、照明器具9をボルト13
を中心に一点で任意に回動することができる。
【0020】また、回転ベース金具11に固定した固定
脚27に可動脚29を伸縮自在に設けたので、可動脚2
9を固定脚27に対して伸縮させることにより、照明器
具9をレースウエイ5から(可動脚29の伸縮範囲内
で)所望の高さに変更することができる。
【0021】この結果、レースウエイ5の再組付け及び
照明器具9の再取付けを行わず、且つ配線変更、停電の
必要もなく容易に照明器具9の方向及び高さを変更でき
るようになり、改修費用を低減し、改修作業性を向上さ
せることができるようになる。そして、この照明器具取
付金具7を用いれば、電気配線の変更工事等が発生しな
いため、電気工事の資格を持たない一般の人でも、簡単
に変更工事が行えるようになる。更に、この照明器具取
付金具7では、剛性の高い金属材料で固定脚27、可動
脚29を製作することで、従来、チェーン等を用いて吊
り下げていた照明器具9の場合に比べて、空調機等の風
による揺れも低減することができる。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明に係
る照明器具支持金具によれば、回転ベース金具に固定脚
を固定し、この固定脚に伸縮自在な可動脚を取り付けた
ので、照明器具を一点で任意に回動することができると
ともに、可動脚を伸縮させることにより、照明器具の高
さを所望のものに変更することができる。この結果、レ
ースウエイの再組付け及び照明器具の再取付け、配線変
更、停電の必要がなくなり、改修費用を低減させること
ができるとともに、改修作業を極めて容易なものにする
ことができる。また、回転ベース金具と固定脚との連結
部、及び可動脚と照明器具との連結部を水平方向の軸回
りで回動自在且つ回動阻止可能に取り付けることで、リ
ンク機構による照明器具のスムースな上下動を可能にす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による照明器具支持金具を示す概略構成
図である。
【図2】回転ベース金具の拡大図である。
【図3】照明器具取付金具の拡大図である。
【図4】本発明による照明器具取付金具の高さ変更時の
動作を示す説明図である。
【符号の説明】
5 レースウエイ 7 照明器具取付金具 9 照明器具 11 回転ベース金具 13 鉛直方向の軸 25、39 水平方向の軸 27 固定脚 29 可動脚 31 可動脚固定金具 33 照明器具固定金具

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レースウエイの下面に鉛直方向の軸回り
    で回動自在且つ該回動を阻止可能に取り付けた回転ベー
    ス金具と、 該回転ベース金具に基端を連結して開脚する一対の直線
    状の固定脚と、 それぞれの該固定脚にスライド自在に係合して該固定脚
    の長手方向に伸縮自在となった直線状の可動脚と、 該可動脚を任意のスライド位置で前記固定脚に固定する
    可動脚固定金具と、 直線状の照明器具の両端側にそれぞれの前記可動脚の下
    端を連結する照明器具固定金具とを具備したことを特徴
    とする照明器具取付金具。
  2. 【請求項2】 前記回転ベース金具と前記固定脚との連
    結部、及び前記可動脚と前記照明器具との連結部を水平
    方向の軸回りで回動自在且つ該回動を阻止可能に取り付
    けたことを特徴とする請求項1記載の照明器具取付金
    具。
JP14686996A 1996-06-10 1996-06-10 照明器具支持金具 Pending JPH09330614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14686996A JPH09330614A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 照明器具支持金具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14686996A JPH09330614A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 照明器具支持金具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09330614A true JPH09330614A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15417414

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14686996A Pending JPH09330614A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 照明器具支持金具

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JP (1) JPH09330614A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011108489A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Daiwa House Industry Co Ltd Led照明システム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011108489A (ja) * 2009-11-17 2011-06-02 Daiwa House Industry Co Ltd Led照明システム

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