JPH09330243A - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

Info

Publication number
JPH09330243A
JPH09330243A JP8147438A JP14743896A JPH09330243A JP H09330243 A JPH09330243 A JP H09330243A JP 8147438 A JP8147438 A JP 8147438A JP 14743896 A JP14743896 A JP 14743896A JP H09330243 A JPH09330243 A JP H09330243A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
computer
test
resource
input
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8147438A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Nakanishi
隆 中西
Yukio Kobayashi
幸雄 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP8147438A priority Critical patent/JPH09330243A/ja
Publication of JPH09330243A publication Critical patent/JPH09330243A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1台のテスト系計算機で複数の稼働系計算機
の応用プログラムを同時に試験でき、かつその組み合わ
せも自由に選択可能にする。 【解決手段】 複数の稼働系計算機と、一台のテスト系
計算機2とを通信回線を介して接続し、前記稼働系計算
機の試験をテスト系計算機にて行うようにした計算機シ
ステムにおいて、テスト系計算機2のグループ1〜nに
は、各稼働系計算機に対応して各稼働系計算機が持つ応
用プログラム及び入出力データが格納されている。リソ
ース変換機構14は、前記応用プログラムから指定され
た論理名を実資源名または仮想的な資源名に変換して実
資源または仮想的な資源を指名し、論理入出力機構15
は、リソース変換機構14により指名された実資源また
は仮想的な資源に対して実際の入出力を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の稼働系計算
機に搭載される各応用プログラムを一台のテスト系計算
機、または他の稼働系計算機によって同時に試験するこ
とのできる計算機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の稼働系計算機を備えて
処理手続きを分散して処理する稼働系計算機システムが
知られている。この場合、システムを構成する各稼働系
計算機は、それぞれ業務用の応用プログラムを備えてい
る。
【0003】このような計算機システムは、通常、稼働
系計算機の他にテスト系計算機を備えている。このテス
ト系計算機は稼働系計算機の応用プログラムの試験を行
う環境を持っている。この場合、応用プログラムの試験
項目としては、例えば、ディスク装置やメモリの異常診
断、あるいはCPUの能力判断等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記計
算機システムがテスト系計算機を備えておらず、かつシ
ステムを構成する稼働系計算機が、24時間常時稼働し
ている場合には、応用プログラムの新たな開発や既存の
プログラムの修正や改造等をすることは物理的に不可能
である。
【0005】また、計算機システムがテスト系計算機を
備えている場合でも、全ての稼働系計算機の試験を可能
にするには大規模なハードウエア環境と複雑なソフト的
な仕組みがテスト系計算機上に必要となる。
【0006】さらに、数台の稼働系計算機の試験を同時
に行う場合には、試験する稼働系計算機の組み合わせに
相当する数量のテスト系計算機が必要となる。もちろ
ん、全ての稼働系計算機に対応するテスト系計算機群が
あれば、全ての稼働系計算機の応用プログラムの試験が
可能であるが、一般には、テスト系計算機の台数は稼働
系計算機の数よりも少ない。
【0007】従って、個々の稼働系計算機の応用プログ
ラムの試験をする場合には、テスト系計算機の中のシス
テムを試験対象の稼働系計算機のシステムに入れ替えて
試験をする必要がある。この場合システムの入れ替えの
時間が発生する他に、同時には複数の稼働系計算機の試
験ができないという不具合があった。
【0008】また、複数の稼働系計算機を備えた計算機
システムでは、同時に試験する稼働系計算機の組み合わ
せによってテスト系計算機の構造の変更が複雑なものと
なり、実現することは不可能であった。
【0009】さらに、ある稼働系計算機の試験を行う場
合に、他の稼働系計算機と組み合わせて試験を行うこと
が必須な試験においても実現が困難であった。
【0010】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、1台のテスト系計算機で複数の稼
働系計算機の応用プログラムを同時に試験でき、かつそ
の組み合わせも自由に選択できる計算機システムを提供
することにある。
【0011】また、他の発明の目的は、専用のテスト系
計算機の無いシステムでも、稼働系計算機を使用して応
用プログラムの試験ができる計算機システムを提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1の発明は、複数の稼働系計算機と、一台のテ
スト系計算機とを通信回線を介して接続し、前記稼働系
計算機の試験をテスト系計算機にて行うようにした計算
機システムにおいて、前記テスト系計算機は、前記各稼
働系計算機に対応して各稼働系計算機が持つ応用プログ
ラム及び入出力データを少なくとも保持する保持手段
と、各応用プログラムから指定された論理名を実資源名
または仮想的な資源名に変換して実資源または仮想的な
資源を指名するリソース変換手段と、このリソース変換
手段により指名された実資源または仮想的な資源に対し
て実際の入出力を実行する論理入出力手段とを具備する
ことを特徴とするものである。
【0013】上記の構成によれば、1台のテスト系計算
機で全ての稼働系計算機の応用プログラムの試験をする
ことが可能となり、またその組み合わせも自由に選択で
きる等、プログラム試験の自由度が拡大する。
【0014】請求項2の発明は、複数の稼働系計算機を
通信回線を介して接続した計算機システムにおいて、前
記いずれかの稼働系計算機は、他の稼働系計算機が持つ
応用プログラム及び入出力データを少なくとも保持する
保持手段と、各応用プログラムから指定された論理名を
実資源名または仮想的な資源名に変換して実資源または
仮想的な資源を指名するリソース変換手段と、このリソ
ース変換手段により指名された実資源または仮想的な資
源に対して実際の入出力を実行する論理入出力手段とを
具備することを特徴とするものである。
【0015】上記の構成によれば、テスト系計算機が無
い計算機システムの場合にあっても、稼働系計算機によ
り他の稼働計算機のテストを実行することが可能とな
る。
【0016】請求項3の発明は、請求項1または2記載
の計算機システムにおいて、前記保持手段に保持される
入出力データは、テスト対象となる稼働系計算機の稼働
中の入出力データを同期を保ちつつ複写して得られたも
のであることを特徴とするものである。
【0017】上記の構成によれば、現在稼働中の稼働系
計算機からの実データを同期を確保しつつテスト系計算
機で使用するデータとするので、実際のデータに基づい
たより確実性の高い試験が可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る計算機シス
テムの実施の形態の構成を示している。図1に示すよう
に、この計算機システムは、n台の稼働系計算機1-1
…,1-nと、これら稼働系計算機1-1,…,1-nの応用
プログラムの試験ができる環境を備えた1台のテスト系
計算機2と、外部環境として存在しテスト系計算機2の
試験対象となるプログラムを備えていないn台の他系計
算機3-1,…,3-nと、稼働系計算機1-1,…,1-n
びテスト系計算機2の入出力対象となるn台のプロセス
入出力装置4-1,…,4-nとが通信回線5を介して接続
されて構成されている。なお、稼働系計算機1-1,…,
-nの入出力相手には、n台のプロセス入出力装置
-1,…,4-nの他に、各種コントローラやMMI(マ
ンマシンインタフェース)端末、帳票機器、各種端末が
あるが、この実施の形態では、これらを全てまとめて他
系計算機3-1,…,3-nとして取り扱っている。
【0019】図2は、テスト系計算機2内の構成を示し
ている。テスト系計算機2は、仮想計算機システム部1
1と、この仮想計算機システム部11を制御する仮想多
重プロセッサ12と、テスト時にテストグループを選択
するために使用されるテストグループ選択部13とを備
えている。
【0020】仮想計算機システム部11は補助記憶装置
等で構成でき、この仮想計算機システム部11には試験
対象となる稼働系計算機1-1,…,1-nの仮想的な実体
であるグループ1〜グループnが存在する。これらn個
のグループ1〜グループnは試験の対象となる稼働系計
算機1-1,…,1-nの数に対応して存在する。各グルー
プ1〜nにはそれぞれ、稼働系計算機の応用プログラム
と入出力データとが格納されている。
【0021】各々のグループ1〜nの実体である被テス
トプログラム(応用プログラム)及び入出力データはそ
れぞれの稼働系計算機1-1,…,1-nから複写される
か、独自に設定されるか、修正されるかして、テスト系
計算機2の補助記憶装置に格納される。テスト時には、
選択された稼働系計算機1-1,…,1-nに対応するグル
ープ1〜nの応用プログラム及び入出力データが実メモ
リに転写され実行可能になる。また、各々のグループ1
〜nには、それぞれ複数のタスクが存在し、ワールド統
括部16は、各々のグループ1〜nが独立して動作でき
る環境を提供し、グループ独自の環境を支援する。テス
ト系計算機2では、実行する稼働系計算機1-1,…,1
-nを複数、選択できるが、これらのグループは互いに独
立している。グループから各リソースへの入出力は、全
て論理指定される。グループからの入出力は、仮想多重
プロセッサ12により実行される。
【0022】仮想多重プロセッサ12は、リソース変換
機構14と、論理入出力機構15と、これらリソース変
換機構14及び論理入出力機構15を統括制御するワー
ルド統括部16とを備えている。このリソース変換機構
14は、後述するように前記グループ1〜nからリソー
スへの入出力に対して、論理指定されたリソースを実施
する装置やタスクやファイルに変換する機能を有してお
り、論理入出力機構15は、変換された実際の入出力資
源により入出力を実行する。
【0023】図3は、仮想多重プロセッサ12を構成す
るリソース変換機構14と論理入出力機構15の機能構
成を示している。図に示すように、リソース変換機構1
4は、リソース変換実行部21とリソース名変換リスト
22とを備えており、リソース変換実行部21は、リソ
ース名変換リスト22を参照して各グループ1〜nの応
用プログラムから指定された論理名を実資源名に変換す
る。このため、リソース変換リスト22には、論理名に
対応する実資源名(または仮想資源名)が格納されてい
る。例えば、タスク間通信時のタスク名称、計算機通信
時の通信先アドレス、他系計算機間通信時の通信先アド
レス、ファイル入出力時のファイル名称、及びプロセス
入出力時の装置名等を論理名とし、これらの論理名に対
応する実資源名が格納されている。
【0024】論理入出力機構15は、変換された実資源
に従って実際の入出力を行う部分であり、タスク間通信
機能23と、計算機間通信機能24と、他系計算機間通
信機能25と、ファイル入出力機能26と、プロセス入
出力機能27とを備えている。
【0025】図4はこの実施の形態における作用を示す
動作説明図である。テスト系計算機2の仮想計算機シス
テム部11を構成するグループ1〜nの実体(すなわち
各稼働系計算機1-1,…,1-nの応用プログラムと入出
力データ)のいずれかがテストグループ選択部13によ
って選択されると選択されたテストグループが仮想多重
プロセッサ12の実メモリ内に展開される。この実メモ
リは、選択テストグループの数に応じたエリアが確保さ
れており、図では、選択テストグループ1を格納するエ
リア31-1から選択テストグループnを格納するエリア
31-nが確保され、これらのエリアに応用プログラム
(及び/又は入出力データ)が展開される。これによ
り、選択されたテストグループに相当する稼働系計算機
の応用プログラムが全て仮想多重プロセッサ12に含ま
れることとなる。
【0026】応用プログラムからプログラム外への要求
は全てワールド統括部16に対して行われ、これらの要
求の実現はリソース変換機構14や論理入出力機構15
によってなされる。
【0027】仮想多重プロセッサ12内には、仮想領域
32が設けら、また、仮想計算機システム部11には、
ファイル33が設けられており、論理入出力機構15
は、これら仮想領域32やファイル33と入出力を行う
ことができる。
【0028】<リソース変換機構14の動作説明>グル
ープ1〜nから各リソースへの入出力は全て論理指定さ
れるが、リソース変換機構14は、ワールド統括部16
の制御の下でグループからリソースへの入出力に対して
論理指定されたリソースを実際の装置やタスクやファイ
ルに変換する。
【0029】この場合、グループ毎に、タスク名、ファ
イル名、プロセス入出力装置名、計算機間通信先アドレ
スは、自由に決定されており、リソース変換機構14
は、各グループから要求された論理名をグループ毎に予
め登録されたリソース名変換リスト22から該当のリソ
ースの実資源名に変換する。
【0030】指定される論理名の一例を次の(1)〜
(5)に示す。
【0031】(1)タスク間通信時のタスク名称 (2)計算機間通信時の通信先アドレス (3)他系計算機間通信時の通信先アドレス (4)ファイル入出力時のファイル名称 (5)プロセス入出力時の装置名 変換される実資源名の一例を次の(1)〜(5)に示
す。各項目は、論理名に対応しており、リソース名変換
リストの内容による。 (1)タスク間通信時のタスク名称 自グループ内タスク テスト系計算機内の他グループ内タスク 稼働系計算機内の他グループ内タスク (2)計算機間通信時の通信先アドレス 自グループ内の仮想装置 テスト系計算機内の他グループ 稼働系計算機内の他グループ (3)他系計算機間通信時の通信先アドレス 自グループ内の仮想装置 他のネットワークの計算機 本番系の実稼働系計算機が受信している現状の通信
先アドレス (4)ファイル入出力時のファイル名称 自グループ内のファイル テスト系計算機内の他グループのファイル 稼働系計算機内の他グループのファイル 他のネットワークの計算機内のファイル (5)プロセス入出力時の装置名 自グループ内の仮想領域 実プロセス入出力装置 本番稼働系計算機が入力しているプロセス入出力装
置 このリソース変換機構14の動作により、各稼働系計算
機1-1,…,1-nに存在する各応用プログラムを変更せ
ずに、テスト系計算機2のリソースにて応用プログラム
の試験ができることになる。また、これらのリソース名
変換リスト22はテスト系計算機2の中で管理され自由
に変更設定することができる。
【0032】<論理入出力機構15の作用説明>変換さ
れた実資源に従って実際の入出力を行う論理入出力機構
15は、前述したように、タスク間通信機能23と、計
算機間通信機能24と、他系計算機間通信機能25と、
ファイル入出力機能26と、プロセス入出力機能27と
を備えている。
【0033】《タスク間通信機能23》タスク間通信機
能23では、変換されたタスク名称により以下の処理を
実行する。 自グループ内タスク テスト系計算機内の同一グループの変換指定タスクに指
定された情報を付けて引き渡す。 テスト系計算機内の他グループ内タスク テスト系計算機内の変換指定グループの変換指定タスク
に指定された情報を付けて引き渡す。 稼働系計算機内の他グループ内タスク 変換した結果得られた変換指定稼働系計算機内の変換指
定タスクに指定された情報を付けて引き渡す。
【0034】《計算機間通信機能24》計算機間通信機
能24では、変換された通信アドレスにより以下の処理
を実行する。 自グループ内の仮想装置 送信であれば変換指定された印字装置や表示装置に送信
データを送信する。受信データであれば、変換指定され
た入力装置やファイルから受信データを取り出し、要求
があった応用プログラムに渡す。 テスト系計算機内の他グループ 送信であれば、テスト系計算機内の変換指定グループへ
通信する。受信であれば、テスト系計算機内の変換指定
グループへ受信要求をする。受信データを取り出し、要
求があった応用プログラムに渡す。 稼働系計算機内の他グループ 送信であれば、変換指定された稼働系計算機へ通信す
る。受信であれば、テスト系計算機内の変換指定グルー
プへ受信要求をする。受信データを取り出し、要求があ
った応用プログラムに渡す。
【0035】《他系計算機間通信機能25》他系計算機
間通信機能25は、変換された通信アドレスにより以下
の処理を実行する。 自グループ内の仮想装置 送信であれば、変換指定された印字装置や表示装置に送
信データを表示する。受信であれば、変換指定された入
力装置やファイルから受信データを取り出し、要求があ
った応用プログラムに渡す。 他のネットワークの計算機 送信であれば、変換指定された他系計算機へ通信する。
受信であれば、変換指定された他系計算機へ受信要求を
する。
【0036】《ファイル入出力機能26》ファイル入出
力機能26は、変換されたファイル名により以下の処理
を実行する。 自グループ内のファイル テスト系計算機2内の同一グループの変換指定されたフ
ァイル33との入出力を行う。 テスト系計算機2内の他のグループのファイル テスト系計算機内の変換指定されたファイル33との入
出力を行う。 稼働系計算機内の他グループ内のファイル 変換指定された他系計算機アドレスの変換指定されたフ
ァイル33との入出力を行う。
【0037】《プロセス入出力機能27》プロセス入出
力機能27では、変換されたプロセス入出力装置名によ
り以下の処理を実行する。 自グループ内の仮想領域 変換指定されたテスト系計算機2の実メモリに設定され
た仮想領域32と入出力を行う。 実プロセス入出力装置 変換指定された実プロセス入出力装置と入出力を行う。 本番稼働系計算機が入力しているプログラム入出力
装置 出力であれば、特定の印字装置や表示装置に表示する。
入力であれば、変換指定された稼働系計算機が入力した
データを横流しさせる。入力データを取り出し、要求が
あった応用プログラムに渡す。
【0038】このように、ワールド統括部16は、論理
入出力機構15を通して、稼働系計算機1-1,…,
-n、他系計算機3-1,…,3-n、プロセス入出力装置
-1,…,4-nと通信回線5を介して伝送し所定の入出
力を行うか、テスト系計算機2内の仮想領域32やファ
イル33と入出力を行うか、テスト系計算機2内のグル
ープ1〜nと通信を行う。また、テストグループの応用
プログラムを構成するタスクは、リソース変換機構14
によって定義されたリソースからのイベントや各テスト
グループ内の固有の試験ツールによって試験される。
【0039】また、リソース変換機構14に設定される
リソースとしていずれかの稼働系計算機1-1,…,1-n
のリソースを指定した場合、以降、稼働系計算機1-1
…,1-nは入力したデータを通信回線5を通じて、テス
ト系計算機2に伝送する。テスト系計算機2では、稼働
系計算機1-1,…,1-nからの受信した入力データを該
当するグループの応用プログラムに渡す。
【0040】以上説明したようにこの発明の実施の形態
によれば、以下のような効果を奏する。第1に、1台の
テスト系計算機2で全ての稼働系計算機1-1,…,1-n
の応用プログラムの試験をすることができる。第2に、
1台のテスト系計算機2で複数の稼働系計算機1-1
…,1-nの応用プログラムを同時に試験でき、その組み
合わせが自由に選択できる。第3に、1台のテスト系計
算機2の中に作った仮想的な稼働系計算機システム間の
応用プログラムを組み合わせて試験ができる。第4に、
1台のテスト系計算機2の中に作ったテストの対象とな
った仮想的な稼働系計算機システムを本来の稼働系計算
機システムが使用するデータを使用して試験することが
できる。
【0041】<変形例>上述した実施の形態では、テス
トデータ(入出力データ)は仮想計算機システム部11
の各グループに予め格納される構成としたが、現在稼働
中の稼働系計算機1-iからの実データを同期を確保しつ
つ入力するようにすれば、実際のデータに基づいたより
確実性の高い試験ができる。
【0042】この場合、図5に示すように、稼働系計算
機1-iには、グループiの実体としての応用プログラム
41と、グループiのデータ42が存在し、テスト系計
算機2には、グループiのデータ42を同期を確保しつ
つ取り込むためのテストデータ同期機構43が存在し、
稼働系計算機1-iの応用プログラムはグループiエリア
44に、取り込まれたグループiのデータはグループi
データエリア45に格納される。
【0043】また、他の変形例として、テスト系計算機
2が無い計算機システムの場合には、図6に示すよう
に、稼働系計算機51を稼働計算機部52と、テスト計
算機部53と、これら稼働計算機部52とテスト計算機
部53を接続する通信回線53とにより構成することに
よって、稼働計算機部52単独でも図2に示したシステ
ムと同一の機能を達成することができる。
【0044】この場合、稼働計算機部52は、応用プロ
グラムを格納した本番グループ55と、入出力データを
格納した本番グループデータとを備え、本番運用を実行
する。また、テスト計算機部53は、図2に示したと同
様の、仮想計算機システム部11と、仮想多重プロセッ
サ12と、テストグループ選択部13とを備える構成と
し、図4に示したように作用する。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、1台のテスト系計算機で全ての稼働系計算機の応
用プログラムの試験をすることが可能となる。
【0046】また、1台のテスト系計算機で複数の稼働
系計算機の応用プログラムを同時に試験でき、その組み
合わせが自由に選択できる。
【0047】さらに、1台のテスト系計算機の中に作っ
た仮想的な稼働系計算機システム間の応用プログラムを
組み合わせて試験することが可能となる。
【0048】さらに、1台のテスト系計算機2の中に作
ったテストの対象となった仮想的な稼働系計算機システ
ムを本来の稼働系計算機システムが使用するデータを使
用して試験することが可能となる。
【0049】請求項2の発明によれば、テスト系計算機
が無い計算機システムの場合にあっても、稼働系計算機
により他の稼働計算機のテストを実行することが可能と
なる。
【0050】請求項3の発明によれば、現在稼働中の稼
働系計算機からの実データを同期を確保しつつテスト系
計算機で使用するデータとするので、実際のデータに基
づいたより確実性の高い試験が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計算機システムの全体構成を示す
ブロック図である。
【図2】本発明に係る計算機システムを構成するテスト
系計算機の構成を示すブロック図である。
【図3】テスト系計算機を構成するリソース変換機構1
4と論理入出力機構の詳細な構成を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明に係る計算機システムの作用を示す説明
図である。
【図5】本発明に係る計算機システムの変形例を示すブ
ロック図である。
【図6】本発明に係る計算機システムの変形例を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
-1,…,1-n,51 稼働系計算機 2 テスト系計算機 3-1,…,3-n 他系計算機 4-1,…,4-n プロセス入出力装置 5 通信回線 11 仮想計算機システム部 12 仮想多重プロセッサ 13 テストグループ選択部 14 リソース変換機構 15 論理入出力機構 16 ワールド統括部 21 リソース変換実行部 22 リソース名変換リスト 23 タスク間通信機能 24 計算機間通信機能 25 他系計算機間通信機能 26 ファイル入出力機能 27 プロセス入出力機能 31-1,…,31-n 選択テストグループ 32 仮想領域 33 ファイル 43 テストデータ同期機構 52 稼働計算機部 53 テスト用仮想計算機部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の稼働系計算機と、一台のテスト系
    計算機とを通信回線を介して接続し、前記稼働系計算機
    の試験をテスト系計算機にて行うようにした計算機シス
    テムにおいて、 前記テスト系計算機は、 前記各稼働系計算機に対応して各稼働系計算機が持つ応
    用プログラム及び入出力データを少なくとも保持する保
    持手段と、 各応用プログラムから指定された論理名を実資源名また
    は仮想的な資源名に変換して実資源または仮想的な資源
    を指名するリソース変換手段と、 このリソース変換手段により指名された実資源または仮
    想的な資源に対して実際の入出力を実行する論理入出力
    手段と、 を具備することを特徴とする計算機システム。
  2. 【請求項2】 複数の稼働系計算機を通信回線を介して
    接続した計算機システムにおいて、 前記いずれかの稼働系計算機は、 他の稼働系計算機が持つ応用プログラム及び入出力デー
    タを少なくとも保持する保持手段と、 各応用プログラムから指定された論理名を実資源名また
    は仮想的な資源名に変換して実資源または仮想的な資源
    を指名するリソース変換手段と、 このリソース変換手段により指名された実資源または仮
    想的な資源に対して実際の入出力を実行する論理入出力
    手段と、 を具備することを特徴とする計算機システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の計算機システム
    において、 前記入出力データは、テスト対象となる稼働系計算機の
    稼働中の入出力データを同期を保ちつつ複写して得られ
    たものであることを特徴とする計算機システム。
JP8147438A 1996-06-10 1996-06-10 計算機システム Pending JPH09330243A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8147438A JPH09330243A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 計算機システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8147438A JPH09330243A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 計算機システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09330243A true JPH09330243A (ja) 1997-12-22

Family

ID=15430346

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8147438A Pending JPH09330243A (ja) 1996-06-10 1996-06-10 計算機システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09330243A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100751159B1 (ko) * 2005-03-14 2007-08-22 세이코 엡슨 가부시키가이샤 소프트웨어 인증 시스템, 소프트웨어 인증 방법 및소프트웨어 인증 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한기록 매체
US7588788B2 (en) * 2004-07-23 2009-09-15 Wholesome Life Science Co., Ltd. Immune modulation and anti-allergy activities of Zingiber zerumbet
JP2010102415A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Fujitsu Ltd 仮想システム制御プログラム、方法及び装置
JP2010102414A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Fujitsu Ltd 仮想システム制御プログラム、方法及び装置
JP2010113381A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Fujitsu Ltd 仮想システム制御プログラム、方法及び装置
JP2012155393A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Nec Corp リソース管理自動評価システム
JP2013041341A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Fujitsu Ltd 試験プログラム、試験装置、および試験方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7588788B2 (en) * 2004-07-23 2009-09-15 Wholesome Life Science Co., Ltd. Immune modulation and anti-allergy activities of Zingiber zerumbet
KR100751159B1 (ko) * 2005-03-14 2007-08-22 세이코 엡슨 가부시키가이샤 소프트웨어 인증 시스템, 소프트웨어 인증 방법 및소프트웨어 인증 프로그램을 기록한 컴퓨터 판독 가능한기록 매체
JP2010102415A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Fujitsu Ltd 仮想システム制御プログラム、方法及び装置
JP2010102414A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Fujitsu Ltd 仮想システム制御プログラム、方法及び装置
US8799896B2 (en) 2008-10-22 2014-08-05 Fujitsu Limited Virtual system control method and apparatus
JP2010113381A (ja) * 2008-11-04 2010-05-20 Fujitsu Ltd 仮想システム制御プログラム、方法及び装置
JP2012155393A (ja) * 2011-01-24 2012-08-16 Nec Corp リソース管理自動評価システム
JP2013041341A (ja) * 2011-08-11 2013-02-28 Fujitsu Ltd 試験プログラム、試験装置、および試験方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4038564B2 (ja) コンピュータ型システムおよびデータ処理タスクを実行する方法
CN103414761B (zh) 一种基于Hadoop架构的移动终端云资源调度方法
CN112099918A (zh) 容器化环境中的集群的实时迁移
US10985992B2 (en) System and method for configuring cluster of virtualization network functions
US20060184819A1 (en) Cluster computer middleware, cluster computer simulator, cluster computer application, and application development supporting method
US11948005B2 (en) Managed integration of constituent services of multi-service applications
Feiler et al. Embedded system architecture analysis using SAE AADL
CN116263694A (zh) 仓库集群的部署方法、装置以及计算设备
JPH09330243A (ja) 計算機システム
CN103380608A (zh) 在计算环境中汇聚队列信息及作业信息的方法
US20030061334A1 (en) Method, apparatus, system, computer program and computer program product of network management
US7330946B2 (en) Data processing system
JP3435454B2 (ja) 異なる環境空間での連続運転方法およびそのための装置
JP5031538B2 (ja) データ分配方法、データ分配プログラム、及び並列データベースシステム
JP2001318903A (ja) コンピュータ演算処理システム及び同システムにより実行されるコンピュータ演算処理方法
RU2815598C1 (ru) Способ создания робототехнических систем
JP3795107B2 (ja) 分散処理システム
JP2693460B2 (ja) 分散ネットワーク・システム
Kermarrec et al. Ada communication components for distributed and real time applications
JP2005353092A (ja) プロセス制御システム
Jin et al. Components and workflow based Grid programming environment for integrated image‐processing applications
JPH08161186A (ja) タスク間通信方式
JP2000259581A (ja) 計算機システムの制御プログラム及びオブジェクト生成プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体並びに計算機システム
US8352504B2 (en) Method, system and program product for managing a workload on a plurality of heterogeneous computing systems
CN112783610A (zh) 基于Saltstack部署Ceph的主节点