JPH09330170A - 画像処理システム及びそのデータ入力装置 - Google Patents
画像処理システム及びそのデータ入力装置Info
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- JPH09330170A JPH09330170A JP2656097A JP2656097A JPH09330170A JP H09330170 A JPH09330170 A JP H09330170A JP 2656097 A JP2656097 A JP 2656097A JP 2656097 A JP2656097 A JP 2656097A JP H09330170 A JPH09330170 A JP H09330170A
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Abstract
のデータ入力に対処。例えば、紙等の描画エリアに描画
でき、入力手段の種類に応じた信号を処理装置に与える
データ入力装置及び画像処理システムの提供。 【解決手段】 ペン型の入力手段31と、入力手段31
との間で所定の周波数を割り当てて、入力手段31によ
る入力位置を検出するパネル32と、パネル32からの
入力信号に応じて所定の画像処理を行う画像処理装置5
と、この画像処理装置5による画像処理結果を表示する
表示ディスプレイ7とを備えた画像処理システムであ
る。前記周波数は各色毎に割り当てられていて、所定の
周波数から固有の色情報が決定され、前記画像処理装置
5は、その決定された色情報により画像処理を行う。カ
ードを使用する場合にも、ページ検出を簡単な構成かつ
光学的非接触で好適に行う。
Description
及びそのデータ入力装置に関する。さらに詳しくは、画
像や文字などのデータを入力させるために使用するペン
型デバイスや手で捲るカードといった入力手段を備え、
その入力手段を使用したときの2次元的位置情報やペー
ジといった位置情報を自動的に検出可能な手段を備えた
データ入力装置およびこれを用いた画像処理システムに
関する。
データを画像処理装置に与える装置とてし知られてい
る。このデータ入力装置、画像処理装置及び表示装置に
より画像処理システムが構成されている。
のお絵描きシステムに適用したものが提供されている
(例えば、株式会社セガ・エンタープライゼス製「ピコ
(商標)」)。この種のお絵描きシステムは、例えばペ
ンや鉛筆状をした入力手段と、この入力手段による入力
位置を検出するパネルと、このパネルからの入力位置情
報に応じて所定の画像処理を行う画像処理装置と、この
画像処理装置による画像処理結果を表示する表示装置と
から構成されている。
筆状(以下、ペン型という)をした入力手段は、その手
段内部に発振器を設け、この発振器からの発振周波数を
当該手段内部のアンテナコイルから送出できるようにし
てある。この入力手段の先端をパネル上にタッチさせて
描画する。すると、この入力手段から発せられる周波数
を基に前記パネルが当該位置を決定し、この入力位置情
報を画像処理装置に入力する。画像処理装置では、入力
位置情報を基に画像処理をおこない、その処理結果を表
示装置に与える。これにより、入力手段によってパネル
上に描画された図形等と同様の映像が表示装置に表示さ
れる。
理装置と、カードに記載されている内容を特定し、その
特定したデータを画像処理装置に与えるデータ入力装置
とを備えている。このデータ入力装置は、具体的には、
例えば所定の内容が記載されたカードの一端に複数の穴
を穿設し、これらの穴に装置本体の固定フックを通して
当該カードを観音開き可能な状態にし、かつ前記カード
の他端に当該カードに記載されている内容に応じた切り
欠き部を設け、当該切り欠き部を基に当該カードに記載
されている内容を特定するデータを形成して出力できる
ようにしている。
カードの表面に記載されている内容を見ることができる
ようになっており、かつ現在見ているカードの内容を切
り欠き部の位置から特定し、このデータをデータ処理装
置に与える。データ処理装置では、当該入力データを基
に所定のデータ処理を実行し、その実行結果を表示ディ
スプレイに表示するとともに、例えば音声で知らせるよ
うにしている。
タ入力装置のページ検出の方法としては、従来、種々の
ものが使用されている。一例としては、反射式センサが
知られており、これによりセンサ1個につき対象物1個
の有無を検出するようになったいる。また別の例とし
て、Gコード予約機などで使用されている密着式バーコ
ードセンサが知られている。さらに別の例としては、ス
ーパーマーケットのレジや工場の自動出荷チェックなど
で使用されている非接触バーコードセンサが知られてい
る。
ペン状の入力手段を設けたお図形描きシステムでは、入
力手段によりパネル上に描画した画面については、表示
装置上では特定の色で表示されるだけであり、他の色で
描画する場合にはファンクションキー等を使用して色の
指定をする必要があった。このため、子供が操作するに
は難しかった。
装置によれば、カードの他端に物理的に切り欠き部を設
けているだけであるため、多数の切り欠き部を設けるこ
とは物理的に困難である。このため、切り欠き部に持た
せることのできる情報量には限界があり、複雑多岐にわ
たる種々の情報を切り欠き部に設定することは実際上で
きないという欠点があった。
出に係る種々のセンサにも種々の問題があった。例え
ば、反射式検出センサを使う場合、センサ1個の検出対
象物の数が1個であるから、カードの積層枚数が多い場
合など、検出対象物が多くなるにつれてセンサ数も増加
させねばならず、装置が大形化する。また、密着式バー
コードセンサを使用するには、検出部分とセンサが常に
一定距離になるように操作する必要があり、操作に手間
がかかり、煩わしい。さらに、非接触式バーコードセン
サの場合、センサ自体にレーザ装置やCCDなどの高価
な部品を使用しなければならない。
や本を成すカードなど、種々の入力手段を操作したとき
の、筆記手段による操作情報やカードを捲ったときのペ
ージ番号などの、検出情報の豊富化を図ることができる
データ入力装置およびこれを用いた画像処理システムを
提供することにある。
紙等の描画エリアに描画できるとともに、その入力手段
の操作に応じた画像などの入力信号を色情報と共に簡単
な操作で出力することができるデータ入力装置およびこ
れを用いた画像処理システムを提供することにある。
どの入力手段を有するデータ入力装置であって、その入
力手段の操作に伴って変化する複雑多岐にわたる情報を
設定することができるようにしたデータ入力装置を備え
た画像処理システムを提供することにある。
などの入力手段を有するデータ入力装置であって、その
入力手段の数が多くなっても対処でき、小形で、操作が
容易で、かつ比較的低い部品コストを維持することがで
きるデータ入力装置を備えた画像処理システムを提供す
ることにある。
に、請求項1〜9に、データ入力装置を用いた画像処理
システムが提供されている。この画像処理システムは、
データを入力するために操作する入力手段を備えたデー
タ入力装置と、このデータ入力装置から与えられた前記
データに応じて所定の画像処理を行う画像処理装置と、
この画像処理装置の画像処理の結果を表示する表示装置
とを備える。データ入力装置は、前記入力手段の操作に
伴う位置に関する情報を検出する構成を有し、この構成
による情報検出の豊富化を図るように形成してある。
と、この入力手段との間で所定の周波数を割り当てて、
この入力手段による入力位置を検出するパネルと、この
パネルからの入力信号に応じて所定の画像処理を行う画
像処理手段と、この画像処理結果を表示する表示手段と
を備え、前記周波数は各色毎に割り当てられていて、所
定の周波数から固有の色情報が決定され、前記画像処理
手段は、その決定された色情報により画像処理を行うこ
とを特徴とする。したがって、前記周波数は各色や入力
手段の種類毎に割り当てられていることから、所定の入
力手段を使用してパネル上の紙等の描画エリアに記載す
ると、その入力手段からの所定の周波数から固有の色や
入力手段の種類の情報が決定される。この情報は、前記
画像処理手段に入力される。画像処理手段は、その決定
された色情報等と、位置情報とに応じて画像処理を行
う。
波数を発振する発振手段を備える。この入力手段は、紙
等の描画エリアに文字、記号、図形等を記載できる筆記
手段と、当該筆記手段の色に応じた周波数を発振する発
振手段とを備える。この入力手段は、紙等の描画エリア
に文字、記号、図形等を記載できる筆記手段と、当該筆
記手段の色に応じた周波数を発振する発振手段と、これ
らを内蔵してペン型に構成された筐体とを備える。
たときにのみ、割り当てられた周波数を一定時間発振す
る発振手段とを備える。この入力手段は、前記パネル上
に配置されたときにのみ、割り当てられた周波数を一定
時間発振する発振手段と、こを内蔵した筐体とを備え
る。
の発振周波数を変更させる変更信号を出力する変更手段
を備える。したがって、入力手段は、これに固有の基準
周波数を発振し、所定の筆圧が入力手段に加わると周波
数が変化して、例えば薄い色で描画される入力信号であ
ったものが、濃い色で描画されるような入力信号が出力
される。
画像処理システムが提供されている。この画像処理シス
テムに用いるデータ入力装置は、前記データの入力媒体
として使用しかつ一端に少なくとも自己のページを含む
情報を記憶させたコード部を配置した複数枚のカード
と、この複数枚のカードの枚数を増減可能に積層するた
めの積層手段と、前記カードに対して位置的にオフセッ
トさせて斜め上方から前記コード部を臨むように前記積
層手段に配置しかつ前記コード部の情報を非接触で検出
する検出手段とを備える。例えば、前記積層手段は、前
記複数枚のカードを観音開き可能な状態に保持した手段
であり、これにより、本のようにカードを捲り、捲った
ページに記載または表現されている絵、文字などの情報
が特定されて画像処理装置に送られる。
情報を含むバーコード、または、前記ページの情報を含
むバリナリーコードである。このコードにより、ページ
情報や本の種類を含む、より多くの情報を提供できる。
記カードの積層枚数の減少に伴って前記検出手段から離
れる方向に拡大して形成することである。これにより、
ページ捲りに応じて変わる積み重ね状態のカードの厚さ
(本の厚さ)の検出距離の変化を補償できる。
多数の光軸の光を発する発光素子と、この発光素子から
の光が前記コード部で反射されたことに伴う反射光を受
ける受光素子とを備える。前記検出手段は、例えば、前
記発光素子と前記コード部との間の光路および前記コー
ド部と前記受光素子との間の光路の少なくとも一方に配
置した光反射板を備える。この反射板の使用が光路の設
定の自由度を上げ、光学系の配置の容易化、コンパクト
化を図ることができる。
光素子に前記光を発生させる発光駆動手段と、前記受光
素子が受けた反射光に応じた信号を処理して前記カード
のページを含む前記情報を読み取る信号処理手段とを備
える。望ましくは、前記発光駆動手段は特定周波数の信
号で変調させ前記光を前記発光素子から発光させる回路
を備え、前記信号処理手段は前記受光素子で受けた前記
反射光の中から前記特定周波数の信号を抽出する回路を
備える。これにより、外乱光の影響などを、極力排除で
き、検出精度を向上させて、信頼性を上げることができ
る。
ト毎に参照用の基準面と前記情報を持った検出面とを有
し、前記受光素子は前記検出面からの前記反射光を受け
る一方の受光素子と前記基準面からの前記反射光を受け
る他方の受光素子とを対としてビット毎に備え、前記信
号処理手段は前記一方の受光素子の出力信号と前記他方
の受光素子の出力信号とを比較して前記情報を読み取る
回路を備えてもよい。これによっても、外乱光の影響な
どを好適に回避でき、検出精度を向上させることもでき
る。また信号処理回路の設計の自由度を上げることがで
きる。
について図1〜図6を参照して説明する。図1は、本発
明の画像処理システムの実施の形態を示す斜視図であ
る。
すると、データ入力装置3と、このデータ入力装置3か
らの入力信号を基に画像処理を実行する画像処理装置5
と、この画像処理装置5で処理した結果を表示する表示
ディスプレイ7とから構成されている。
手段31aと、この入力手段31aとの間で所定の周波
数を割り当てて、この入力手段31aによる入力位置を
検出するパネル32とからなる。このパネル32は平板
状の構造をしている。このパネル32の平板状の上面の
一定領域33は紙等40が載置可能になっている。この
一定領域33の下部には、図示しないが、直交XY軸に
沿ってEMループが配置されている。この紙等40は描
画エリアとなり、入力手段31aにより例えばラインL
1を描画できる。また、パネル32の図示右側端部に
は、ペン型の入力手段31a、31b、31c、31
d、31eを載置しておく、ペン置き穴34a、34
b、34c、34d、34eが設けられている。さら
に、パネル32の図示上部端部には、メインコントロー
ラ35が設けられている。このパネル32のメインコン
トローラ35は、ケーブル36を介して画像処理装置5
に接続されている。
ボード51がケーブル52を介して接続されている。ま
た、マウス53は、ケーブル54を介してキーボード5
1に接続されている。また、画像処理装置5の表示出力
端子には、図示しないケーブルを介して表示ディスプレ
イ7が接続されている。
55と、例えば3.5インチのフロッピイデスクドライ
ブ56と、CD−ROMドライブ57が設けられてい
る。
るペン型の入力手段の構造の一例を示す図である。この
場合、入力手段31a、31b、31c、31d、31
eの基本的な構成は同一であるので、入力手段31とし
て説明する。
に画像等を記載できる筆記手段311と、当該筆記手段
311の色に応じた周波数を発振する発振手段312
と、これらを内蔵してペン型に構成された筐体313と
を備えている。
14と、このボールペン部314の先端部近くに設けた
つば部315と、このつば部315と筐体内ストッパ3
16との間に設けたコイルばね317とから構成されて
いる。したがって、入力手段31をパネル32上に接触
させて一定の圧力(筆圧)が加わると、コイルばね31
7の張力に逆らって、ボールペン部314が図示上方向
に移動する。ボールペン部314のつば部315が移動
すると、発振手段312のマイクロスイッチ318の可
動片319が押下される。
ッテリ302と、アンテナコイル303と、マイクロス
イッチ318とから構成されている。発振回路301
は、当該入力手段31に割り当たられた周波数f1 を発
振する。また、マイクロスイッチ318がオンとなる
と、発振回路301は、周波数f2 を発振するようにな
っている。すなわち、発振周波数を周波数f1 から周波
数f2 に変更させる変更手段は、つば部315、筐体内
ストッパ316、コイルばね317、マイクロスイッチ
318及び発振回路301内の所定の要素から構成され
る。この発振回路301の出力は、アンテナコイル30
3に供給される。これにより、ボールペン部314の先
端から電波が出力されたのと同様になる。なお、アンテ
ナコイル303の下部には、円筒状のフェライトコア3
04が配置されている。この発振回路301には、バッ
テリ302から電力が供給されるようになっている。
4は、各入力手段が発生する周波数の関係を示す説明図
であって、この図の横軸に周波数fをとり、同縦軸に筆
圧Pを取っている。
手段31aが、同図(b)には青色で書けるペン型の入
力手段31bが、同図(c)には黄色で書けるペン型の
入力手段31cが、同図(d)には黒色の細線で書ける
ペン型の入力手段31dが、同図(e)には黒色の太線
で書けるペン型の入力手段31eが、それぞれ示されて
いる。
に、筆圧PがP1 のときに周波数fa1で発振しその周波
数fa1の電波を出力しており、筆圧PがP2 になったと
きに周波数fa2で発振しその周波数fa2の電波を出力で
きる。
圧PがP1 のときに周波数fb1で発振しその周波数fb1
の電波を出力しており、筆圧PがP2 になったときに周
波数fb2で発振しその周波数fb2の電波を出力できる。
圧PがP1 のときに周波数fc1で発振しその周波数fc1
の電波を出力しており、筆圧PがP2 になったときに周
波数fc2で発振しその周波数fc2の電波を出力できる。
圧PがP1 のときに周波数fd1で発振しその周波数fd1
の電波を出力しており、筆圧PがP2 になったときに周
波数fd2で発振しその周波数fd2の電波を出力できる。
圧PがP1 のときに周波数fe1で発振しその周波数fe1
の電波を出力しており、筆圧PがP2 になったときに周
波数fe2で発振しその周波数fe2の電波を出力できる。
パネルのメインコントローラの構成を示すブロック図で
ある。メインコントローラ35は、大別して、マルチプ
レクサ351と、信号処理回路352と、マイクロコン
トラーラ353とからなる。
ルチプレクサ351xと、Y軸用のマルチプレクサ35
1yとからなる。
54x、Yカウンタ354y、フィルタ355、アナロ
グ・デジタル変換器(ADC)356、周波数カウンタ
357、及びタイミング回路358を備えている。
からなるX軸用のEMループ321xの内の一つを選択
する。マルチプレクサ351yは、例えば16本からな
るY軸用のEMループ321yの内の一つを選択する。
形成する。Yカウンタ354yはY軸上の位置信号を形
成する。
を取り除き、その取り除いた入力信号をADC356に
与える。ADC356では、所定のデジタル信号に変換
する。このADC356からのデジタル信号を周波数カ
ウンタ357でカウントして周波数信号を得る。
ラーラ353からのタイミングデータを基にXカンウタ
354x、Yカウンタ354y、ADC356のタイミ
ングを調整する。
イクロコンピュータ等で構成されており、RAM36
1、ROM362及び送受信器363を備えている。ま
た、マイクロコントラーラ353は、ケーブル36を介
して画像処理装置5に接続されている。
は、直交XY軸に沿って例えば16本のEMループ32
1x、例えば16本のEMループ321yが配設されて
いる。
を参照しながら説明する。ここで、図6は画像処理装置
の画像処理動作を示すフローチャートである。
と、図6のフローチャートが画像処理装置5により実行
される。まず、画像処理装置5は、初期設定を行う(ス
テップ(S)601)。これにより、表示ディスプレイ
7には、入力待ちの状態に画面が表示される。
して入力があるか判定する(S602)。入力がないと
きには(S602;NO)、入力待ち状態となる。
ち、図1に示すように、紙等40の描画エリアに赤いラ
インL1を引いたとする。すると、パネル32では、ラ
インL1の入力信号が形成される。すなわち、XY軸の
位置信号がXカンウタ354x、Yカウンタ354yか
ら出力される。また、周波数カウンタ357から周波数
信号が出力される。これら信号は、マイクロコントラー
ラ353により処理されて画像処理装置5に送られる。
画像処理装置5では、入力があったときに(S60
2;YES)、瞬間瞬間のXY位置信号、周波数信号の
取り込み処理を実行する(S603)。すなわち、画像
処理装置5では、XY位置信号と、周波数信号を基に、
表示位置、表示色、あるいはラインの太さ等を決定して
記憶する(S604)。そして、その画像処理装置5で
処理した結果は、映像信号にされて表示ディスプレイ7
に送られる(S605)。これにより、表示ディスプレ
イ7の画面上には、その瞬間瞬間の位置の点に、所定の
色(この場合、赤色)が表示されることになる。
6;YES)、当該消去位置のデータを消去処理をする
(S607)。一方、消去信号が入力されないときには
(S606;NO)、描画の終了かを判定する(S60
8)。
ているときには、終了ではないから(S608;N
O)、再び、S602の入力待ち状態に移行する。そし
て、入力手段31aでラインL1を引いているので、こ
れらのステップ602〜608を繰り返し実行する。す
ると、パネル32の一定領域33の上に置かれた紙等4
0にラインL1を引いたと同様に、表示ディスプレイ7
には、赤色でラインL10が引かれることになる。
画像処理装置5は、終了画面のガイダンス表示を実行し
(S609)、入力待ち状態になる(S610;NO−
S609)。
ならば(S610;YES−S611;YES)、例え
ば表示メモリに記憶されている画像データを所定の記憶
手段に記憶させ更新する(S612)。保管しない場合
には(S610;YES−S611;NO)、画像処理
装置5は、表示メモリに記憶されている画像データを消
去処理を実行する(S613)。また、保管取消のとき
には(S610;YES−S611;取消)、ステップ
602に戻る。
に持ち替えれば、紙等40には青色の点や線を書くこと
ができ、これはパネル32のコントローラ35から青色
の点や線の位置信号、色信号が画像処理装置5に提供さ
れる。したがって、表示ディスプレイ7には、青色の点
や線が描画されることになる。
等40には黄色の点や線を書くことができ、これはパネ
ル32のコントローラ35から黄色の点や線の位置信
号、色信号が画像処理装置5に提供される。したがっ
て、表示ディスプレイ7には、黄色の点や線が描画され
ることになる。
紙等40には黒色の細い点や線を書くことができる。こ
れはパネル32のコントローラ35から黒色の細い点や
線の位置信号や、ペン種(周波数で特定する)の信号が
画像処理装置5に提供される。したがって、表示ディス
プレイ7には、黒色の細い点や線が描画されることにな
る。
等40には黒色の太い点や線を書くことができる。これ
はパネル32のコントローラ35から黒色の太い点や線
の位置信号や、ペン種(周波数で特定する)の信号が画
像処理装置5に提供される。したがって、表示ディスプ
レイ7には、黒色の太い点や線が描画されることにな
る。
ン型の入力手段31a〜31eに持ち替えることによ
り、紙等40の描画エリアには各種の色や太さの文字、
記号、図形等を書くことができ、これと同一の映像が表
示ディスプレイ7上に表示されることになる。
段31に発振器を設け、パネル32側で入力手段31の
位置と周波数を検出するようにしたが、次のようにして
もよい。すなわち、パネル32側において複数の周波数
をXループ及びYループ内に切換送出し、各入力手段3
1側に所定の周波数のみ取り出せる共振器を設け、当該
入力手段31側で検出した周波数を当該入力手段31の
種類や色の識別情報として利用し、かつその周波数を検
出した時点によりXY軸の位置を決定するようにしても
よい。
ウエアに用意された機能に対応して個別に設けられる。
したがって、図6の消去の機能に対応させて消しゴム型
釦が用意されてもよい。このように、入力手段は設定さ
れた機能に対応して設けられる。すなわち、入力する機
能を暗示する形状及び/または構造を持っている。後述
の実施例では、ペン型の入力手段に変えて人形型の入力
手段が採用されている。
明の第2の実施の形態を説明するための図である。以
下、図7〜図10を参照して本発明の第2の実施の形態
を説明する。図7は、本発明に係る画像処理システムの
第2の実施の形態を示す斜視図である。
ペン型の入力手段31に代えて、人形型入力手段31
A、31Bを使用するようにしたものである。したがっ
て、第1の実施の形態と同一構成要素のものには同一の
符号を付して説明を省略する。
ゲームを画像処理できるようにしたものである。まず、
パネル32の一定領域33の上に、双六の陣地41、4
3、45、…や、その間を結んだ線42、44、46、
…が印刷されたゲーム用紙等40Aを載置する。そし
て、所定のファンクションキー(図示せず)等を押下す
ると、双六の画面50が表示ディスプレイ7に表示され
る。この画面50は、陣地41′、43′、45′、…
や、その間を結んだ線42′、44′、46′、…から
なる。
示せず)を振り、人形型入力手段31A、31Bを紙等
40A上の陣地41、43、45、…を移動させてゆ
く。これにより、表示ディスプレイ7の画面上には、各
陣地41′、43′、45′、…におけるガイダンス表
示47、48、49が表示されるとともに、各人形入力
手段31A、31Bに相当するキャラクター31A′、
31B′が表示される。
ック図である。発振器308は、発振回路(図示せず)
と、電源制御回路309とから構成されている。電源制
御回路309は、バッテリ302からの電力をスイッチ
309がオンになってから一定時間だけ発振回路に供給
できる。この発振器308の出力は、アンテナコイル3
03に供給できる。
ブロック図である。この図において、人形型入力手段3
1A、31Bは基本的には同一構成であるので、人形型
入力手段31Aを代表させて説明する。
れている。すなわち、バッテリ302のプラス極は抵抗
Raの一端、ワンショット回路CTのプラス電源端子、
トランジスタTrのエミッタとに接続されている。バッ
テリ302のマイナス極はアースに接続されている。ト
ランジスタTrのコレクタは、発振回路301のプラス
電源端子に接続されている。発振回路301のマイナス
電源端子はアースに接続されいてる。また、発振回路3
01の出力端子には、アンテナコイル303が接続され
ている。トランジスタTrのベースは、ワンショット回
路CTの出力端子に接続されいてる。ワンショット回路
CTのマイナス電源端子はアースに接続されいてる。抵
抗Raの他端は、スイッチ307の一端と抵抗Rbの一
端とに接続されている。抵抗Rbの他端はワンショット
回路CTの反転入力端子と、コンデンサCの一端とに接
続されている。コンデンサCの他端はアースに接続され
ている。スイッチ307の他端はアースに接続されてい
る。
る。抵抗RbとコンデンサCとはスイッチ307のチャ
タリング防止フィルタである。スイッチ307がオンと
なると、ワンショット回路CTの反転入力端子が“0”
になり、ワンショット回路CTが動作を開始する。これ
により、ワンショット回路CTの出力からは“1”が出
力される。したがって、トランジスタTrのベースに電
圧が印加されて、トランジスタTrはオンとなる。これ
により、発振回路301に電力が供給される。これによ
り、発振回路301は、所定の周波数を発振し、それを
アンテナコイル303に供給する。
時間経過すると、スイッチ307がオンとなっていても
ワンショット回路CTが不動作となり、ワンショット回
路CTの出力端子には“0”が出力される。これによ
り、トランジスタTrはオフとなり、発振回路301に
電力の供給がなくなり、発振が停止する。
1Bは、パネル32の一定領域33の上に置いた瞬間か
ら一定時間経過するまで、それぞれに割り当てられた周
波数を出力する。その後は、新たに各人形型入力手段3
1A、31Bをゲーム紙等40Aの別な場所あるいは同
一場所上に置かない限り、周波数は出力されない。
31A、31Bからの周波数により、その人形型入力手
段31A、31Bの種類と位置とを特定するための信号
を得ることができる。 このような構成の第2の実施の
形態の動作を図10を参照しながら説明する。ここで、
図10は画像処理装置5の動作を説明するためのフロー
チャートである。
双六の陣地41、43、45、…や、その間を結んだ線
42、44、46、…が印刷されたゲーム用紙等40A
を載置する。そして、所定のファンクションキー(図示
せず)等を押下すると、画像処理装置5が画像処理を実
行し、図10のフローチャートに入る。まず、画像処理
装置5では、以後の画像処理を行うために必要な初期設
定をする(S701)。そして、画像処理装置5は、双
六の画面50を形成して表示ディスプレイ7に供給し
(S702)、入力待ちになる(S703;NO−S7
02)。これにより、表示ディスプレイ7には、双六ゲ
ームの画面50が表示される。この画面50は、図7に
示すように、陣地41′、43′、45′、…や、その
間を結んだ線42′、44′、46′、…が表示され
る。
示せず)を振り、人形型入力手段31A、31Bをゲー
ム紙等40A上の陣地41、43、45、…上を移動さ
せてゆく。
等40Aの陣地43に置くと、人形型入力手段31A
は、所定の時間だけ当該手段31Aに割り当てられた周
波数を出力する。これは、スイッチ307がオンとなる
と、ワンショット回路CTの反転入力端子が“0”にな
り、これにより一定時間だけワンショット回路CTの出
力端子が“1”となり、その時間だけトランジスタTr
をオンとして発振回路301に電力を供給する。これに
より、発振回路301から発振周波数がアンテナコイル
303に供給する。このアンテナコイル303からの周
波数を、パネル32では、図5のEMループ321x、
EMループ321yで検出し、信号処理回路352で処
理し、マイクロコントラーラ353により位置信号と周
波数信号を画像処理装置5に与える。なお、例えば人形
型入力手段31Aを所定の陣地43に置いた瞬間から一
定時間経過すると、人形型入力手段31Aは、電源制御
回路309の動作により周波数を出力しなくなる。
波数をパネル32で検出すると、これが画像処理装置5
に与えられる。これにより、画像処理装置5は、入力信
号があったと判定し(S703;YES)、XY位置信
号及び周波数信号を取り込み処理を実行する(S70
4)。例えば、人形型入力手段31Aを陣地43に置い
たとする。すると、この位置と周波数はパネル32で検
出されて画像処理装置5に供給される。これにより、画
像処理装置5は、人形型入力手段31Aだと判定してキ
ャラクター31A′を陣地43′に表示させる表示デー
タと、所定のガイダンス表示データを作成し、表示ディ
スプレイ7に与える(S705)。これにより、表示デ
ィスプレイ7の画面50内には、ガイダンス画面48と
して「3つ進みましょう」という文言が表示される。
Aが配置されていない場合には(S706;NO)、X
Y位置信号及び周波数データを取り消し処理を実行する
(S707)。正しい位置に人形型入力手段31Aが配
置されている場合には(S706;YES)、なにもせ
ずに全員上がりになったか判定する(S708)。
O)、再び、ステップ702の処理を実行する。これに
より、例えば人形型入力手段31Bが陣地45に配置さ
れたときには、表示ディスプレイ7の画面50内には、
図7に示すように、人形型入力手段31Bに相当するキ
ャラクター31B′が表示されるとともに、「二つ戻り
ましょう」というガイダンス画面49が表示される。
合(S708;YES)、各人形型入力手段31A、3
1Bのあがった順位を表示できる表示処理を実行し、こ
れを表示ディスプレイ7に与える(S709)。これに
より、表示ディスプレイ7の画面50には、各人形型入
力手段31A、31Bに相当するキャラクター31
A′、31B′の順位が表示される。
ネル32の一定領域33の上に所定のゲーム紙等40A
を載置し、かつ人形型入力手段31A、31B、…を用
いて、ゲームを楽しむことができる。すなわち、この画
像入力装置を使用すれば、画像等を書くだけでなく、ゲ
ーム紙等40Aを用いれてゲームを楽しむことができる
他、例えば教育紙等を用いれば人形型入力手段の載置位
置による教育内容を表示ディスプレイ上に表示でき、バ
ラエテイに富んだ利用ができる。
本発明の第3の実施の形態を説明するための図である。
これら図11〜図13に示す装置は、画像処理装置にデ
ータを入力するためのデータ入力装置に関するものであ
る。
が記載されたカードの一端に複数の穴を穿設し、これら
穴に装置本体の固定フックを通して複数のカードを観音
開き可能な状態にし、かつ前記各カードに記載されてい
る内容に応じて当該内容を特定するデータを形成できる
データ入力装置において、前記各カードの上端にバーコ
ードを設け、かつ装置本体に当該バーコードの情報を読
み取る読取手段を設けたことを特徴とするものである。
ば、現在開かれているカードの上端にあるバーコードを
読取手段で読み取り、当該カードの内容を特定するため
の信号に形成して出力できる。この信号を画像処理装置
に与えることにより、画像処理装置は各種のデータ処理
を実行し、その実行結果を表示し、あるいは音声で知ら
せることができる。
識位置に対して光学読取手段をそれぞれ設けたものであ
る。したがって、バーコードが例えば8個の認識位置か
ら構成されていれば、8個の光学読取手段を設けてい
る。
識位置に発光素子(例えば、発光ダイオード)を設け、
当該認識位置に発光ダイオードから光を照射し、当該認
識位置からの反射光を受光ダイオードで受光し電気信号
に変換するようにしている。この受光ダイオードは、当
該認識位置について反射光の強度に応じた信号を形成す
ることになる。
用いて具体的に説明する。図11は、データ入力装置の
実施の形態を示す斜視図である。図12はその平面図で
ある。図13は図12中のIII−III線断面図である。
本体80に観音開き可能に取り付けられた複数のカード
81a、81b、…と、これらカード81a、81b、
…の表面の上端に設けたバーコード82a、82b、…
と、現在開かれているカード、例えばカード81aの表
面上端に設けたバーコード82aを読み取る読取手段8
3とから構成されている。
容が記載されたカード81a、82b、…の各一端に
は、それぞれ複数の穴85a…85a、85b…85
b、…が穿設されている。これら穴85a…85a、8
5b…85b、…は、装置本体80の固定フック86…
86に通されており、複数のカード81a、81b、…
は観音開き可能な状態にされている。また、前記各カー
ド81a、81b、…に記載されている内容に応じて、
各カード81a、81b、…の表面の上端部にバーコー
ド82a、82b、…が設けられている。
は、各カード81a、81b、…の表面の上端部にバー
コード82a、82b、…の内で現在開かれているカー
ド、例えばカード81aの表面の上端部のバーコード8
2aを読み取る読取手段83が設けられている。なお、
この本体80の両側には、各カード81a、81b、…
をめくるために指等を入れる窪部87、87が設けられ
ている。
81aのバーコード82aの各認識位置821、82
2、823、824、825、826、827及び基準
認識位置820に対して光学読取手段830、831、
832、833、834、835、836、837をそ
れぞれ設けたものである。このように例えば8個の認識
装置820、821、822、823、824、82
5、826、827から構成されていれば、8個の光学
読取手段830、831、832、833、834、8
35、836、837を設けている。
2、833、834、835、836、837は同一構
成であるので、光学読取手段832を代表させて説明す
る。この光学読取手段832は、現在開かれているカー
ド81aのバーコード82aの当該認識位置822に対
応する位置に発光ダイオードLEDを設け、当該認識位
置822に発光ダイオードLEDから光を照射し、当該
認識位置822からの反射光を受光ダイオードPhDで
受光し電気信号に変換している。すなわち、バーコード
82aの当該認識位置822に対応するベースBSの位
置に発光ダイオードLEDを設けるとともに、この発光
ダイオードLEDからの光ELをバーコード82aの当
該認識位置822に導く光路LGaを形成してある。ま
た、バーコード82aの当該認識位置822からの反射
光RLは、光路LGbを通して受光ダイオードPhDに
導かれるようになっている。
PhDの検出信号は、基準認識位置820の受光ダイオ
ードPhDの検出信号と比較される。もちろ、他の光学
読取手段831、833、834、835、836、8
37の検出信号も、基準認識位置820の受光ダイオー
ドPhDの検出信号と比較される。それら比較結果によ
り、例えばバーコード82aの各認識位置821、82
2、823、824、825、826、827の白黒を
判定して、カード81aの表面及びカード81bの裏面
に記載されている内容を特定している。
内容はバーコードを読み取ることにより特定されること
になり、多数の内容の特定データを得ることができる。
ードは、カードの上端に設けられているため、バーコー
ドが手やその他のもので隠されることがない。
ーコードの認識位置に光学読取手段を対応させて設けた
ため、例えばバーコードに光を横切らせてバーコードを
センシングするようにした従来装置のようなセンシング
手段を設ける必要がない。
ーコードによりカードに記載されている内容が特定でき
るデータを画像処理装置に与えることができるため、画
像処理装置はバーコードに応じた多種多様の画像や音声
を提供することができる。
てセンシングするようにしているため、本体側は本のI
Dを識別することもできる。
基づき説明する。
を入力するためのデータ入力装置の別の形態に関する。
このデータ入力装置は、前述した第3の実施の形態と同
様に、複数枚のカードを観音開き可能に配置した装置で
あり、現在のページ(カード)を検出する手段に改善を
施したものである。
るページ検出手段を除いて、第3の実施の形態のものと
殆ど同一の構造を有する。すなわち、このデータ入力装
置90は図14に示す如く、パネル状の装置本体91
と、この装置本体91の上面の略四角形の窪み91Aに
観音開き可能に取り付けた複数のカード92a,92
b,…と、装置本体91の図中右側上部に取り付けられ
且つ現在開いているページ、例えばカード92aのバリ
ナリーコード(ページ番号)を読み取る読取り器93と
を備える。
の側端部には、複数の穴94,…,94が開けられてい
る。この穴94,…,94に装置本体91に固定された
フック95,…,95が通されている。なお、フックの
代わりに金具でも良い。これにより、カード92a,9
2b,…の観音開きが可能になっている。通常の使用状
態においては、カード92a,92b,…は装置本体9
1の右側から左側に開いていくようになっているので、
現在開いているページは、カード92a,92b,…の
内の右側半分に位置する、表面が露出しているカードの
ページになる。左側半分に位置するカードは、閉じられ
て裏面が露出している。図14中、符号91Bは捲り用
の窪みである。
には、所定内容(絵、文字情報など)が記載または描か
れているとともに、その上端部にはカードのページ番号
を表すバイナリーコード96が印刷等により記載されて
いる。読取り器93は後述するように、光学的に非接触
でバイナリーコード96の2値情報を読み取るようにな
っている。バイナリーコード96にはカードのページの
ほか、カードの種類やカード記載内容に関する情報な
ど、様々な情報を含めてもよい。
93が一体となって、カードのページ検出を行う。
例を示すように、全体に細長いベルト状の領域を有す
る。この領域に、矩形状の白色の光学的反射部RFと、
矩形状の黒色の光学的無反射部NRとがページ番号に応
じて作成されている。反射部RFは光を反射して2値論
理で例えば「1」を、無反射部NRは光を殆ど反射しな
いから2値論理で例えば「0」をそれぞれ表す。図15
のバイナリーコード96の例は、光学センサを7個に配
置したもので、7ビット分の2値情報を持つことができ
る。
特徴の一つが実施されている。すなわち、その特徴とは
バイナリーコード96の領域の面積に関する。読取り器
93の位置は後述するように固定されている。このた
め、開いているカード92a,92b,…(現在のペー
ジ)が若いときは、読取り器93からバイナリーコード
96の表面(検出面)までの検出距離は小さく、しか
も、コード端部からの離間距離d1も小さい(図16参
照)。しかし、カード92a,92b,…を捲るにつれ
て、検出距離は大きくなり、かつ、コード端部からの離
間距離dnも大きくなる(図16参照)。そこで、捲っ
ていってページ数が大きくなった場合でもページ検出が
できるように、カード92a,92b,…のページ番号
が大きくなるに比例して、バイナリーコード96のカー
ド上端部からの大きさ(面積)又は長さを徐々に大きく
してある。
一体的に設置され且つバイナリーコード96に対しては
斜め上方にオフセット状態で位置させている。このた
め、カード92a,92b,…を捲っても、それが読取
り器93に邪魔されない。
7〜20に示す。読取り器93は装置本体91に固設さ
れたカバー100を有し、この中に、赤外発光の複数個
のLED(発光素子)101,…,101、反射赤外光
を検出するための複数個のフォトダイオード(受光素
子)102,…,102、赤外光を反射する反射板10
3、およびセパレータ104を収容した構成を有する。
LED101,…,101とフォトダイオード102,
…,102は各々1対1で使用するので、同数の複数
個、例えば図15に示すように、それぞれ7個である。
セパレータ104は、ページ検出面(バリナリーコード
の面)からの反射光以外の光を極力遮蔽するため、およ
び光学素子の支持のために使用している。
脂で形成され、読取り器93の長手方向のほぼ全域に渡
る長さを有する。このセパレータ104は、その長手方
向に直交する断面の形状が図17に示す如く所定肉厚を
有する略L字状に形成され、装置本体91に立設する基
部104Aと、その基部の上部から横向きに突出したア
ーム部104Bとを有する。しかも、セパレータ104
は、アーム部104Bがカード92a,92b,…とは
反対側に向くように配置されている。
側外表面は、カード面とほぼ平行な平行面SF1と、こ
の平行面から徐々に角度を落とすための(発光素子から
発する光軸と、受光素子に入る一番強い光軸とが最終ペ
ージで交わるようにするための)2つのテーパ面SF
2,SF3と有している。平行面SF1に沿う状態で前
記LED101が配置されている。さらに、反射板10
3はその途中を長手方向に沿って「く」の字状に曲げて
形成し、セパレータ104の上側外表面を所定距離離し
て覆うように設置してある。セパレータ104の上側外
表面と反射板103の間の空間が、LED101から出
射された光の伝搬路となる。このため、LED101か
ら出射された光の中心軸は、最初水平であるが、反射板
103のテーパ部分で斜めに曲げられてカード92a,
92b,…のバリナリーコード96に向かうようになっ
ている。
アーム部104Bの基部104Aの付根付近にはその下
側表面から取付け穴HL1が穿設されている。取付け穴
HL1の取付け面はカード面に対して斜めに形成され、
この取付け面に前記フォトダイオード102が取付けら
れている。このため、フォトダイオード102の受光方
向の中心軸もカード面に対して斜めに向くことになる。
セパレータ104の基部104Aには、前記取付け穴H
L1に連通し且つカード面のバリナリーコード96の面
に開口した斜めの受光穴HL2が穿設してある。しか
も、受光穴HL2の中心軸をフォトダイオード102の
受光面の中心に向けてある。
ジ検出のための光検知動作と共に説明する。この光学系
で使用している光はコスト低減の観点からレーザ光では
なく、赤外光である。勿論レーザー光であっても良い。
このため、光の強度が一番高くなる光軸が存在する。こ
の光軸を図17の一点鎖線で示す。
少なく、検出ページが浅い状態であるとする。この状態
でLED101から出射された光(赤外光)は、図18
の点線に示すように広がりながら伝搬し、反射板103
で反射され、カード92a,92b,…それぞれのバリ
ナリーコード96に到達する。この到達光の反射の状態
を図20に例示する。バリナリーコード96からの反射
光の内、受光穴HL2に入った光軸の光がフォトダイオ
ード102に入射する。この光は一番強い強度の光軸か
ら外れてはいるが、検出距離(バリナリーコード面に対
する光学的往路および復路の合計距離)が短いことか
ら、戻ってくる反射光の強度も比較的高い。したがっ
て、バリナリーコード96の2値情報を反射光の有無に
基づき認識できる。
捲りが多く、検出ページが深い状態であるとする。この
ように深くなるほど、検出距離は長くなるが、その長く
なる分、本光学系における最大強度の光軸(図17参
照)に近付くようにそのディメンジョンが設定されてい
る。そして、最も深い最終カード92nのページ検出の
場合、図19に示すように、出射・反射の中心光軸が図
17の最大強度の光軸に一致し、かつ、反射光の中心軸
がバリナリーコード96の受光中心軸に一致するように
なっている。同時に、図16にて説明したように、最終
ページの検出面(バリナリーコード面)の反射部RFの
面積も最大になる。これらの相乗効果により、検出距離
が長くなることに因る光強度の不足を補うことができ、
フォトダイオード102でバリナリーコード96の2値
情報を読み込むことができる。
ジ検出可能な積層状態のページ(本)の高さは、例えば
0〜15mmであった。
に、従来使用されている通常の反射型フォトインタラプ
タとは異なる。すなわち、発光素子から発生させる光の
中心軸を検出面であるバリナリーコード96とは何等、
無関係な方向に向け、その後、反射板を用いてバリナリ
ーコード96に中心光軸を案内している。これにより、
設計の際、発光素子としてのLED101の設置の自由
度が上がる。
た光は図20に示すようにスネルの法則に従い反射(拡
散)する。つまり、強度は異なるものの、反射面の状態
に応じてあらゆる方向に反射する。このため、反射光軸
の内、最も強度の大きい中心光軸は読取り器93から離
れる方向に伝搬してしまうが、残りのいくつかの光軸に
拠る光がフォトダイオード102に入射して光検出(す
なわちバリナリーコードの読取り)を行うことができ
る。したがって、この読取り器93は、従来の反射型フ
ォトインタラプタでは使用していなかった、「弱い反射
光」を使用したユニークな光センサシステムである、と
いうことができる。
の入射側開口穴の高さ位置を、検出ページが最も浅い位
置に合わせてある。このため、セパレータ104に拠
り、カード92a,92b,…の裁断面での反射光も遮
蔽でき、誤動作を一層確実に防止できる。
な発光駆動回路および信号処理回路の基本例を示す。
LED101,…,101から成る発光部112に接続
される。この発光駆動回路111は、発光制御部11
3、変調部114、およびセレクタ115をこの順に備
え、セレクタ115が発光部112のLED101,
…,101に並列又は直列に接続される。発光制御部1
13は、パルス信号を発生するとともに、そのデューテ
ィ比を制御する。変調部114は、外来光の影響を除
去、抑制するため、信号処理回路における後述するフィ
ルタ部にて検出する周波数でパルス信号に変調をかけ
る。さらにセレクタ115は発光させるLED101を
選択し、変調信号を選択したLED101に供給する。
ード96の検出面をビット毎に順次選択するように駆動
させてもよいが、外乱光の影響や、隣接ビットの反射信
号の影響を極力回避するため、1ビット置き毎、あるい
は複数ビット置き毎に選択していくように駆動させても
よい。
ォトダイオード102,…,102から成る受光部12
2に接続される。この信号処理回路121は、フィルタ
部123、増幅部124、および復調部125をこの順
に備え、フィルタ部123が受光部122のフォトダイ
オード102,…,102に並列又は直列に接続されて
いる。この内、フィルタ部123は、フォトダイオード
102で光電変換された受信信号から、特定周波数で変
調された変調信号を抽出する。増幅器124は変調信号
を入力して所定レベルまで増幅する。さらに復調部12
5は、増幅された変調信号から、発光制御部113で制
御された発光期間外の検出光は外来ノイズとして除去す
る。復調部125はページ判定回路126を介して画像
処理装置1に接続されている。
定周波数で変調された光がカード92a,92b,…そ
れぞれのバリナリーコード96に照射される。この照射
光がバリナリーコード96の反射部RFに当たると、そ
の反射光が選択されているフォトダイオード102に入
射する。照射光が非反射部NFに当たったときは、フォ
トダイオード102への入射光は無い。このため、フォ
トダイオード102,…,102のそれぞれは入射光を
電気信号に変換するので、ページ判定回路126は入射
光の有無に応答した電気信号(変調信号)に基づき、ペ
ージ、すなわち現在捲られているカード92a(92
b,…)を判定する。
ドの読取り精度(検出精度)をより向上させるために、
1ページの検出に複数回の読取りを行って、その結果に
基づきページ判定を行うこともできる。
画像処理装置1に送られ、現在のページに応じた情報の
表示に供される。
力装置によれば、以下のような利点がある。
ジ検出面をバリナリーコード96で形成したので、大量
のページ情報を含めることができる。検出ページ数と同
数のセンサを用意しなければならない従来技術とは異な
り、バリナリーコードの場合、2のセンサ数のべき乗
(前述したようにセンサ(LED,フォトダイオードの
組)の数が7個なら、128ページまでのカード捲りが
可能)に応じた多数のカードのページ検出が可能にな
る。
てのバリナリーコード96の面に対して斜め上方に設置
している。このように読取り器をページ検出面の正対位
置からオフセットした位置に置いているので、カード9
2a,92b,…を捲る上で、読取り器93が何等支障
を及ぼすものではない。これにより、スムーズなページ
捲りができる。
従来の密着型バーコードリーダなどに見られるバリナリ
ーコード検出装置にあっては、ページを捲るときに、セ
ンサ部または本(カード)の位置を移動させる必要があ
った。しかし、上記実施形態によれば、そのような操作
は必要なく、ページを捲るだけで自動的にページ検出が
実行されるので、操作性に優れ、非常に使い勝手も良く
なる。
を捲るほどバリナリーコード96の光軸伸び方向の面積
を比例的に大きくし、かつ最大強度の光軸に近付くよう
にしているので、捲ったカード92a,92b,…の量
の大小、すなわちページの浅い/深いに対応した検出距
離の違いに因る誤差がほとんど無く、安定したページ検
出ができる。
レーザ光などを使わず、容易に入射可能で且つ取付けも
簡単な赤外光の受発光素子を反射式(非接触)として用
いたので、ページ検出手段の読取り器が比較的簡単に且
つコンパクトに構成できる。とくに、反射板を用いたの
で、読取り器の頭部分の高さを抑えることもでき、デザ
イン的にもすっきりしたものとなる。
効果にある。前述したように、バリナリーコード96の
2値情報は特定周波数で変調した光パルス信号を反射さ
せて検出しているので、変調周波数の信号のみを反射光
から抽出することで、バリナリーコード96からの真の
反射光とノイズとしての外来光とを明瞭に区別すること
ができる。したがって、バリナリーコード96の検出精
度が非常に高いという利点がある。
ィ機能をも果たすことである。バリナリーコードに、ペ
ージ番号に加えて、本の種類を登録するようにすれば、
接続する画像処理装置(パソコン)で起動するプログラ
ムを自動的に選択できる。すなわち、物理的に離れた存
在の本とプログラムが連動するので、バリナリーコード
で本の種類をも自動検出できる。これにより、本が無け
れば、画像処理装置のプログラムは起動しないので、本
(カード)が1種のセキュリティ機能をも与える。
図28に示す。読取り器93は上述した実施形態のもの
に限定されるものではなく、それらの図に示すように、
多種多様な変形が可能である。
用いないタイプの直接光に拠る光学的センサであり、反
射板使用タイプに比べて、光の経路が短く、光の検出強
度が大きいという利点がある。
射板を使用した反射タイプの光学的センサある。図24
の読取り器93は、LED101からの光を反射板10
3で2回反射させるタイプである。図25および図26
の読取り器93は、送受信の光をそれぞれ1回反射させ
るタイプである。図27の読取り器93は、LED10
1からの光を反射板103で1回反射させるとともに、
その反射板103をシールド板としても使うようにした
センサである。これにより、部品点数を少なくすること
ができる。図28の読取り器93は、LED101から
の光を反射板103(セパレータ104の表面に形成さ
れている)で1回反射させる構造になっている。このよ
うに反射板を駆使することにより、読取り器の装置本体
からの突出高さが抑えられ、また読取り器の設置スペー
スがより小さくなる。
する。
形態に係るデータ入力装置における外来光の影響除去の
別の例を示す。第4の実施の形態に係るデータ入力装置
と同一または同等の構成要素には、同一符号を用いる。
置のカード92a,92b,…のそれぞれは、図29に
例示するバリナリーコード130を有する。このバリナ
リーコード130は、2値情報を表す個々のビット検出
面(反射部RFおよび非反射部NF)のほかに、このビ
ット検出面のそれぞれに隣接する基準面STが配置され
ている。つまり、バリナリーコードの各ビットは基準面
STとビット検出面とが対を成すとともに、全体として
は複数ビット分の基準面STとビット検出面が交互に配
置されている。
ED101と2つのフォトダイオード102A,102
Bとを1組とし、この組が複数ビット分に配置されてい
る。詳細には、読取り器131をその上方からみたと
き、図29に示すように、あるLED101は、その担
当するビット検出面RF(NF)および基準面STの中
間またはほぼ中間に位置し、2つのフォトダイオード1
02A,102Bがビット検出面RF(NF)および基
準面STの中心またはほぼ中心に位置するようになって
いる。
を部分的に図30に示す。受光部は、ビット検出面RF
(NF)に対向するフォトダイオード102A,…,1
02Aが形成する受光部122Aと、基準面STに対向
するフォトダイオード102B,…,102Bが形成す
る受光部122Bとの両方が電気的に形成される。この
両方の受光部122A,122Bは共にレベル比較部1
32に接続される。このレベル比較部132は、ビット
毎に、ビット検出面用の受光部122Aが検出した反射
光のレベルを基準面用の受光部122Bが検出した反射
光のレベルとを相互に比較し、比較結果を2値(1また
は0)で表す。
らの光はビット検出面RF(NF)および基準面STに
均等に照射されるとする。また、2値論理の「0」を表
す反射光レベルを0%,「1」を表す反射光レベルを1
00%とし、基準面STからの反射光レベルを50%と
する。レベル比較器132は基準面STからの反射光レ
ベルを基準にビット検出面RF(NF)からのそれの大
小を判定して、2値「0」または「1」で表す。図29
に示す3ビット分の判定結果は、図中左側から「0」,
「1」,「1」となる。
F)および基準面STの両方に同等に影響することが実
際上殆どである。そこで、ビット毎に、両面からの反射
光をアナログ的に比較することで、外来光の入射があっ
ても、その影響を実際上殆ど確実に排除できる。
なくても済み、アナログレベルのまま外来光の影響を除
去することができる。しかも、検出ページの高さが変わ
り、反射光の強度が変わっても、ビット検出面および基
準面の反射光強度は同じ幅で変わる。この結果、カード
の捲り、すなわち検出ページの高さの変動に因る検出精
度の変動も排除できる。
頼性の高いページ検出を行うことができる。また前述し
た第4の実施の形態と同等の作用効果も当然に得られ
る。
射光を電気信号に変換していたが、受光トランジスタに
より構成してもよい。又、他の受光素子、例えば、CC
D,CDS(フォトセル Cd,Se PHOTO CONDUCTIVE CEL
LS)でも良い。
み取り装置を用いて読み取った結果を、CD−ROMや
ROMカセットのような記録媒体に記録された音声デー
タと連動させて、読み取ったページ番号に対応する音声
をスピーカから再生する、いわゆるブックリーダとして
構成することも考えられる。
種々の形態の入力手段の操作に伴う位置に関する情報検
出の豊富化を図ることができる。
波数は各色毎に割り当てられていることから、所定の入
力手段を使用してパネル上の紙等の描画エリアに記載す
ると、その入力手段からの所定の周波数から位置と固有
の色情報が直ちに決定される。そして、この情報を画像
処理手段に与えることにより、その決定された色情報
と、位置情報とに応じて画像処理を行うことができ、こ
れにより描画エリアに記載された内容と同様の映像が表
示手段から得られる。
情報に応じた周波数を発振しているので、この周波数か
ら色情報を確実に特定することができる。また、前記入
力手段に紙等の用紙に画像等を記載できる筆記手段を設
けるとともに、当該筆記手段の色に応じた周波数を発振
しているので、紙等の用紙からなる描画エリアに筆記手
段で記載できるとともに、その筆記手段の色と画像処理
手段によって再生される色とを確実に一致させることが
できる。
紙に画像等を記載できる筆記手段を設けるとともに、筆
記手段の色に応じた周波数を発振する発振手段を設け、
これらを内蔵しかつペン型に構成するので、これを実際
の筆記用具のように使用できる。
に配置されたときにのみ、割り当てられた周波数を一定
時間発振できるようにしているので、多数の周波数を使
用しても各入力手段を特定することができる。
基準周波数を発振していて、所定の筆圧が入力手段に加
わると周波数が変化し、例えば薄い色で描画される入力
信号であったものが、濃い色で描画されるような入力信
号が出力されるので、実際に紙等の描画エリアに記載さ
れたものと同一の映像が表示手段に表示される。
入力装置は、データの入力媒体として使用しかつ一端に
少なくとも自己のページを含む情報を記憶させたコード
部を配置した複数枚のカードと、この複数枚のカードの
枚数を増減可能に積層するための積層手段と、カードに
対して位置的にオフセットさせて斜め上方からコード部
を臨むように積層手段に配置しかつコード部の情報を非
接触で検出する検出手段とを備えるようにした。コード
部は例えばバリナリーコードなどである。このカードの
捲りに伴って変化するページ番号など、複雑多岐にわた
る情報を設定することができる。さらに、カードの枚
数、つまりページ数が多くなっても、そのページ検出を
非接触で行うことができ、小形で、カード捲りに検出手
段が物理的に障害にならず、操作が容易で、かつ比較的
低い部品コストを維持することができるデータ入力装置
を備えた画像処理システムを提供することができる。
テムを示す斜視図である。
力手段の構造の一例を示す図である。
段を示す図である。
図である。
ンコントローラの構成を示すブロック図である。
フローチャートである。
テムを示す斜視図である。
手段の構成を示すブロック図である。
図である。
作を説明するためのフローチャートである。
ステムのデータ入力装置を示す斜視図である。
ステムのデータ入力装置を示す斜視図である。
ドの例を示す一部破断した斜視図である。
との幾何学的位置関係を示す模式図である。
ドとの間の検出光の軌跡を示す模式図である。
ドとの間の検出光の軌跡を示す模式図である。
統を示すブロック図である。
ある。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
面図である。
ステムのデータ入力装置の読取り器とバリナリーコード
とを示す概略平面図である。
統を示すブロック図である。
型の入力手段 31A、31B 人形型の入力手段 32 パネル 33 一定領域 35 メインコントローラ 90 データ入力装置 91 装置本体(積層手段) 92a,92b,… カード(入力手段) 93 読取り器(検出手段) 96 バリナリーコード(コード部) 101 LED(発光素子) 102 フォトダイオード(受光素子) 103 反射板 104 セパレータ 111 発光駆動回路(発光駆動手段/検出手段) 114 変調部 121 信号処理回路(信号処理手段/検出手段) 122A,122B 受光部 123 フィルタ部 125 復調部 126 ページ判定回路 130 バリナリーコード(コード部) 131 読取り器 132 レベル比較部 301 発振回路 302 バッテリ 303 アンテナコイル 304 フェライトコア 307 スイッチ 308 発振器(発振手段) 309 電源制御回路 311 筆記手段 312 発振手段 313 筐体 314 ボールペン部 315 つば部 316 筐体内ストッパ 317 コイルばね
Claims (19)
- 【請求項1】 データを入力するために操作する入力手
段を備えたデータ入力装置と、 このデータ入力装置から与えられた前記データに応じて
所定の画像処理を行う画像処理装置と、 この画像処理装置の画像処理の結果を表示する表示装置
とを備えた画像処理システムにおいて、 前記データ入力装置は、前記入力手段の操作に伴う位置
に関する情報を検出する構成を有し、この構成による情
報検出の豊富化を図るように形成したことを特徴とする
画像処理システム。 - 【請求項2】 前記データ入力装置は、前記入力手段と
の間で所定の周波数を割り当てて当該入力手段による入
力位置を検出するパネルを有し、前記周波数は各色毎に
割り当てられていて、所定の周波数から固有の色情報が
決定され、前記画像処理装置は、その決定された色情報
により画像処理を行うことを特徴とする画像処理システ
ム。 - 【請求項3】 前記入力手段は、所定の色情報に応じた
周波数を発振する発振手段を備えたことを特徴とする請
求項2記載の画像処理システム。 - 【請求項4】 前記入力手段は、紙等の描画エリアに文
字、記号、図形等を記載できる筆記手段と、当該筆記手
段の色に応じた周波数を発振する発振手段とを備えたこ
とを特徴とする請求項2または3記載の画像処理システ
ム。 - 【請求項5】 前記入力手段は、紙等の描画エリアに文
字、記号、図形等を記載できる筆記手段と、当該筆記手
段の色に応じた周波数を発振する発振手段と、これらを
内蔵してペン型に構成された筐体とを備えたことを特徴
とする請求項2、3または4記載の画像処理システム。 - 【請求項6】 前記入力手段は、前記パネル上に配置さ
れたときにのみ、割り当てられた周波数を一定時間発振
する発振手段とを備えたことを特徴とする請求項2記載
の画像処理システム。 - 【請求項7】 前記入力手段は、前記パネル上に配置さ
れたときにのみ、割り当てられた周波数を一定時間発振
する発振手段と、これを内蔵して構成された筐体とを備
えたことを特徴とする請求項2記載の画像処理システ
ム。 - 【請求項8】 請求項2記載のシステムに用いられる入
力手段であって、紙等の描画エリアに文字、記号、図形
等を記載できる筆記手段と、該筆記手段の色に応じた周
波数を発振する発振手段とを備えたことを特徴とするペ
ン型データ入力装置。 - 【請求項9】 前記入力手段は、さらに、筆圧により前
記発振手段の発振周波数を変更させる変更信号を出力す
る変更手段を備えたことを特徴とする請求項8記載のペ
ン型データ入力装置。 - 【請求項10】 前記データ入力装置は、前記データの
入力媒体として使用しかつ一端に少なくとも自己のペー
ジを含む情報を記憶させたコード部を配置した複数枚の
カードと、この複数枚のカードの枚数を増減可能に積層
するための積層手段と、前記カードに対して位置的にオ
フセットさせて斜め上方から前記コード部を臨むように
前記積層手段に配置しかつ前記コード部の情報を非接触
で検出する検出手段とを備えたことを特徴とする請求項
1記載の画像処理システム。 - 【請求項11】 前記積層手段は、前記複数枚のカード
を観音開き可能な状態に保持した手段であることを特徴
とした請求項10記載の画像処理システム。 - 【請求項12】 前記コード部は、前記ページの情報を
含むバーコードであることを特徴とした請求項11記載
の画像処理システム。 - 【請求項13】 前記コード部は、前記ページの情報を
含むバリナリーコードであることを特徴とした請求項1
1記載の画像処理システム。 - 【請求項14】 前記コード部の面積は、前記カードの
積層枚数の減少に伴って前記検出手段から離れる方向に
拡大して形成してあることを特徴とする請求項13記載
の画像処理システム。 - 【請求項15】 前記検出手段は、不特定多数の光軸の
光を発する発光素子と、この発光素子からの光が前記コ
ード部で反射されたことに伴う反射光を受ける受光素子
とを備えたことを特徴とする請求項13記載の画像処理
システム。 - 【請求項16】 前記検出手段は、前記発光素子と前記
コード部との間の光路および前記コード部と前記受光素
子との間の光路の少なくとも一方に配置した光反射板を
備えたことを特徴とする請求項15記載の画像処理シス
テム。 - 【請求項17】 前記検出手段は、前記発光素子に前記
光を発生させる発光駆動手段と、前記受光素子が受けた
反射光に応じた信号を処理して前記カードのページを含
む前記情報を読み取る信号処理手段とを備えたことを特
徴とする請求項15記載の画像処理システム。 - 【請求項18】 前記発光駆動手段は特定周波数の信号
で変調させ前記光を前記発光素子から発光させる回路を
備え、前記信号処理手段は前記受光素子で受けた前記反
射光の中から前記特定周波数の信号を抽出する回路を備
えたことを特徴とする請求項17記載の画像処理システ
ム。 - 【請求項19】 前記コード部はそのビット毎に参照用
の基準面と前記情報を持った検出面とを有し、前記受光
素子は前記検出面からの前記反射光を受ける一方の受光
素子と前記基準面からの前記反射光を受ける他方の受光
素子とを対としてビット毎に備え、前記信号処理手段は
前記一方の受光素子の出力信号と前記他方の受光素子の
出力信号とを比較して前記情報を読み取る回路を備えた
ことを特徴とする請求項17記載の画像処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP02656097A JP3985258B2 (ja) | 1996-02-09 | 1997-02-10 | 画像処理システム及びそのデータ入力装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8-24480 | 1996-02-09 | ||
JP2448096 | 1996-02-09 | ||
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09330170A true JPH09330170A (ja) | 1997-12-22 |
JP3985258B2 JP3985258B2 (ja) | 2007-10-03 |
Family
ID=26361990
Family Applications (1)
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JP02656097A Expired - Lifetime JP3985258B2 (ja) | 1996-02-09 | 1997-02-10 | 画像処理システム及びそのデータ入力装置 |
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Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2002312115A (ja) * | 2001-04-16 | 2002-10-25 | Toho Business Kanri Center:Kk | 携帯端末装置 |
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CN105117047B (zh) * | 2008-11-25 | 2018-06-22 | 株式会社Ip舍路信 | 手写输入输出系统、手写输入薄板、信息输入系统、信息输入辅助薄板 |
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-
1997
- 1997-02-10 JP JP02656097A patent/JP3985258B2/ja not_active Expired - Lifetime
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