JPH09327721A - 溶接性に優れたマルテンサイト系ステンレス溶接鋼管の製造方法 - Google Patents

溶接性に優れたマルテンサイト系ステンレス溶接鋼管の製造方法

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JPH09327721A
JPH09327721A JP8170749A JP17074996A JPH09327721A JP H09327721 A JPH09327721 A JP H09327721A JP 8170749 A JP8170749 A JP 8170749A JP 17074996 A JP17074996 A JP 17074996A JP H09327721 A JPH09327721 A JP H09327721A
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martensitic stainless
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Takeshi Shiozaki
毅 塩崎
Yukio Shinpo
幸雄 真保
Moriaki Ono
守章 小野
Masaki Omura
雅紀 大村
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JFE Engineering Corp
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NKK Corp
Nippon Kokan Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/02Iron or ferrous alloys
    • B23K2103/04Steel or steel alloys
    • B23K2103/05Stainless steel

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  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 湿潤炭酸ガスを含む石油・天然ガスを輸送す
る際に高い腐食抵抗性と、溶接性に優れた鋼管を高い生
産性で製造する方法を課題とする。 【解決手段】(1)主成分(成分組成はwt%)とし
て、C:0.03%以下、Si:1.0%以下、Mn:
2.0%以下、Cr:11〜14%、Ni:2.0〜
5.0%、Cu:2.0%以下、Al:0.05%以
下、N:0.02%以下を含有し、残部が鉄および不可
避的不純物からなるマルテンサイト系ステンレス鋼板を
用意する工程と、(2)前記鋼板を1以上の形成ロール
で円筒状のオープンパイブに形成する工程と、(3)前
記オープンパイプの相対する両エッジ部を電気抵抗法あ
るいは誘導加熱法で加熱し、加熱された両エッジ部を突
き合わせてレーザービームで溶接する工程と、(4)前
記溶接後において、950〜1050°Cの温度に加熱
して空冷以上の速さで冷却し、550°C以上Ac1点
未満の温度で焼き戻す熱処理工程からなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶接性に優れたマ
ルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法に係わり、湿
潤炭酸ガスを含む石油・天然ガスを輸送する際に高い腐
食抵抗性を有するとともに、溶接性に優れた鋼管を高い
生産性で製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年生産される石油・天然ガス中には、
湿潤な炭酸ガスを多く含有する場合が増加している。こ
うした環境中では炭素鋼や低合金鋼は著しく腐食するこ
とが知られている。このため、輸送に使用されるライン
パイプなどの腐食対策として、石油・天然ガスに腐食抑
制剤の添加が従来より行われている。
【0003】しかし、腐食抑制剤は高温ではその効果が
失われる場合が多いことに加えて、海底パイプラインで
は腐食抑制剤の添加・回収処理に関する費用は膨大なも
のとなり、適用できない場合が多い。従って、石油・天
然ガスに腐食抑制剤を添加する必要のない耐食材料に関
する要求が高まっている。
【0004】ラインパイプとして使用される材料には、
耐食性の他に内部を流れる輸送流体の圧力に耐える高い
強度を有し、溶接性に優れることが要求される。溶接性
の代表的な特性として、溶接部の衝撃靱性が優れている
ことが必要である。また、硫化水素を含有する流体を輸
送する場合には、溶接部の硬さが低いことも要求され
る。
【0005】もちろん、母材の衝撃靱性も優れているこ
とが必要である。炭酸ガスを多く含む石油・天然ガス用
の耐食材料としては、耐食性の良好なステンレス鋼の適
用がまず検討され、溶接部のない油井管には、高強度で
比較的コストの安い鋼としてAISI410鋼或いは4
20鋼といった、Cを0.1〜0.2%含有し、12〜
13%のCrを含有するマルテイサイト系ステンレス鋼
が広く使用されている。
【0006】しかしながら、これらの鋼はCの含有量が
高いので、溶接部が非常に硬くなるとともに溶接部の衝
撃靱性が悪いために、ラインパイプとして使用すること
は困難である。AISI410鋼を使用したラインパイ
プがAPIで規格化されてはいるが、Ni含有量が0.
5%以下になっており溶接部の衝撃特性が悪いという欠
点を有している。
【0007】マルテイサイト系ステンレス鋼管造管方法
として、特開平4−268019号公報に開示されてい
るように、プレス製管方法、熱間圧延法、UO成形法、
電縫溶接法およびスパイラル成形法が提案されている
が、プレス製管法、熱間圧延法、UO形成法およびスパ
イラル成形法では生産性が低く、電縫溶接法では高Cr
ステンレス鋼ではシーム接合面にペネトレータと呼ばれ
る酸化物が形成され易く品質上問題がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、炭酸ガス環
境でも十分な耐食性を有し、母材及び溶接熱影響部の衝
撃靱性に優れ、さらに生産性にも優れるマルテンサイト
系ステンレス鋼ラインパイプの製造方法を提供すること
にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の目
的を達成すべくマルテンサイト系ステンレス鋼のライン
パイプの成分と製造プロセスを種々検討してきた結果、
マルテンサイト系ステンレス鋼を、まず鋼帯とした後に
レーザー溶接によって鋼管として造管するとともに、そ
の後の熱処理によりラインパイプに要求される溶接性を
損なわず湿潤炭酸ガス環境での耐食性を向上できること
を見出した。
【0010】第1 の発明は、下記の工程を備えたことを
特徴とするマルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法
である。 (1)主成分(成分組成はwt%)として、 C:0.03%以下、 Si:1.0%以下、 Mn:2.0%以下、 Cr:11〜14%、 Ni:2.0〜5.0%、 Cu:2.0%以下、 Al:0.05%以下、 N:0.02%以下 を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなるマル
テンサイト系ステンレス鋼板を用意する工程と、(2)
前記鋼板を1段以上の形成ロールで円筒状のオープンパ
イプに形成する工程と、(3)前記オープンパイプの相
対する両エッジ部を突き合わせてレーザービームで溶接
し、又は電気抵抗加熱法あるいは誘導加熱法で加熱し、
両エッジ部を突き合わせてレーザービームで溶接して造
管する工程と、(4)前記造管後において、950〜1
050°Cの温度に加熱して空冷以上の速さで冷却し、
550°C以上Ac1点未満の温度で焼き戻す工程。
【0011】第2の発明は、前記ステンレス鋼板の成分
組成が更に下記の成分組成(成分組成はwt%)を1種
以上含有することを特徴とするマルテンサイト系ステン
レス鋼管の製造方法である。 Mo:2.0%以下、 Co:4.0%以下、 V:0.5%以下。
【0012】第3の発明は、前記造管後の熱処理工程の
代わりに、造管された鋼管を550°C以上Ac1点未
満の温度で焼き戻す工程を備えたマルテンサイト系ステ
ンレス鋼管の製造方法である。
【0013】
【発明の実施の形態】まず、鋼の成分組成(wt%)の
限定理由を述べる。 C:0.03%以下とする。Cは多量に存在すると耐食
性を低下させ、かつ現地での円周溶接時の溶接熱影響部
の硬さを上昇させるので、0.03%以下とするのが好
ましい。
【0014】Si:1.0%以下とする。Siは脱酸の
ために必要な元素であるが、1.0%を超えて添加する
と靱性が低下するので、上限を1.0%とした。
【0015】Mn:2.0%以下とする。Mnは脱酸の
みなず強度確保からも必要な元素であるが、2.0%を
超えて添加してもその効果は飽和するので上限を2.0
%とした。
【0016】Cr:11〜14%とする。Crはマルテ
ンサイト系ステンレス鋼を構成する最も基本的な元素で
あって、湿潤炭酸ガス環境での耐食性を付与する。11
%未満では安定した耐食性を確保することが困難であ
り、14%を超えると高温に加熱したときオーステナイ
ト単相になり難く強度確保が困難になるため、含有範囲
は11から14%とすべきである。
【0017】Ni:2.0〜5.0%とする。NiはC
の低減によるオーステナイト生成元素量を補うととも
に、衝撃特性向上および耐食性向上に不可欠な元素であ
る。2.0%未満ではオーステナイト生成元素量の補完
が難しく、5.0%を超えると、効果が飽和するばかり
でなく、溶接熱処理影響部の硬さが上昇する。
【0018】Cu:2.0%以下とする。CuはNi、
NとともにC低減によるオーステナイト生成元素量を補
完し、また、溶接影響部の衝撃特性向上にも効果があ
る。しかし、2.0%を超えて添加してもその効果は飽
和するばかりか、熱間加工性を低下させるので上限を
2.0%とした。
【0019】Al:0.05%以下とする。Alは脱酸
元素であるとともに、組織微細化に有効であるが、0.
05%を超えて存在するとアルミナ系介在物が増加して
靱性が低下するので、上限の含有量を0.05%とし
た。
【0020】N:0.02%以下とする。Nは0.02
%を超えて存在すると溶接熱影響部の硬さを上昇させる
とともに衝特性を劣化させるため上限を0.02%とし
た。
【0021】Mo:2.0%以下とする。Moは湿潤炭
酸ガス環境での耐食性を改善するのに効果があるが、
2.0%を超えて添加してもその効果が飽和し、コスト
増を招くばかりである。
【0022】Co:4.0%以下とする。Coは湿潤炭
酸ガス環境における耐食性を改善するのに極めて効果が
あるばかりでなく、溶接部熱影響部の衝撃特性を改善す
るのに効果がある。しかし、4.0%を超えて含有して
もその効果は飽和するばかりで、コスト増になるため上
限を4.0%とした。湿潤状態の炭酸ガスに対しては、
Crを含有するだけでなく更にMo,Coを加えること
によって一層耐食性が向上する。
【0023】V:0.5%以下とする。Vは耐食性をさ
らに向上させるのに有効であるが、0.5%を超えて添
加すると粗大な析出物・介在物を生成して応力腐食割れ
抵抗を低下させるので、上限を0.5%とした。
【0024】次に、加工法について説明する。上記成分
組成のステンレス鋼板を用意し、後述するような加工工
程を行うが、まず、レーザービーム照射を採用した理由
を述べる。レーザー溶接は、レーザービームをレンズあ
るいはミラーで集光して同時に不活性ガスを噴出させて
溶接する方法であり、集光ビームは、エネルギー密度が
106 W/cm2 以上と極めて高いエネルギー密度が得
られ、突き合わせた鋼板の両エッジ部を貫通するキーホ
ールを形成しながら溶接をすることができる。従って、
本溶接法は、以下の利点を有する。
【0025】(1)アーク溶接などと比較して、小入熱
で急速加熱冷却過程を経るため溶接熱影響部がほとんど
なく、また溶接金属の凝固組織が微細になるため、強
度、靱性が良好である。 (2)レーザー溶接は溶接速度が速く生産性が優れてい
る。さらに、溶接前に鋼板両エッジ部を電気抵抗加熱法
あるいは誘導加熱し、加熱された両エッジ部を突き合わ
せてレーザービームで溶接よることより更なる高速化が
図れる。
【0026】それ故、1以上の成形ロールで綱板を同筒
状のオープンパイプに成形し、レーザービームによりシ
ーム溶接した場合には、良好な溶接部が得られ、かつ生
産性にも優れる。このようにして造管した後、まず、管
を950〜1050°Cの温度に加熱してオーステナイ
ト化する。950°C未満ではオーステナイト化が十分
でなく、必要な強度が確保できない。また、1050°
Cを超えると結晶粒が粗大化し、衝撃特性が低下する。
【0027】このような温度に加熱された鋼管は、空冷
以上の速さで冷却してマルテンサイト組織を生成させ
る。この場合、空冷よりも遅い冷却速度ではマルテイサ
イトが十分に生成せず、所定の強度を確保することが困
難だからである。また、レーザ溶接では、小入熱で急速
加熱冷却過程を経るため溶接金属は十分マルテンサイト
が生成し、熱影響部がほとんどないことから、上記の焼
入れ工程を省略することも可能である。
【0028】さらに、550°C以上Ac1点未満の温
度で焼戻し処理を行う。Ac1点を超えて加熱すると部
分的にオーステナイト化し、その後の冷却により焼戻し
されないマルテンサイトが生成して衝撃特性が著しく劣
化する。また、550°C未満では十分な焼戻しが行わ
れない。
【0029】
【実施例】次に、本発明の実施例について説明する。表
1に示す化学成分の鋼を溶製し、熱間圧延により板厚
9.5mmの圧延コイルとした後、成形及びレーザ溶接
して造管し、表1に併せて示す条件で焼入れ焼戻して、
0.2%オフセット耐力が53kg/mm2 以上のマル
テンサイト系ステンレス鋼管とした。
【0030】次に、被覆アーク溶接法で円周溶接を行い
溶接継手を作製した。溶接入熱は1.7kJ/mmとし
た。母材及び溶接熱影響部からJIS4号衝撃試験(フ
ルサイズ)を採取し衝撃試験に供した。また、溶接熱影
響部の硬さを500gビッカースにて測定した。
【0031】さらに、湿潤炭酸ガス環境における2種類
の腐食試験を実施しており、厚さ5mm、幅30mm、
長さ50mmの試験片による全面腐食試験と、厚さ2m
m、幅5mm、長さ80mmの試験片に0.8%の歪み
がかかるようにした4点曲げによる応力腐食割れ試験で
ある。環境はいずれも、150°Cのオートクレープ中
で炭酸ガスの分圧30気圧の条件で5%NaCl水溶液
中に720時間浸漬した。
【0032】各試験の評価は、衝撃試験においては破面
遷移温度がー30°Cよりも高いものを×で示した。最
高硬さは300以下の場合を○、300を超える場合を
×で示した。全面腐食試験において、一般に耐食材料と
される0.125mm/y以下のもを○、0.05mm
/y以下のものを◎、0.125mm/yを超えたもと
を×で表した。応力腐食割れ試験においては、4点曲げ
部を光学顕微鏡で観察し割れの確認をした。割れが確認
された場合を×、割れが確認されない場合を○で示し
た。以上の試験結果を表2にまとめて示す。表2から、
本発明により製造された鋼管は耐食性、溶接性ともに優
れていることが明白である。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は湿潤炭酸ガス環境における優れた耐食性と優れた溶接
性を兼ね備え、かつ生産性にも優れたマルテンサイト系
ステンレス鋼管の製造方法を提供するもので、産業の発
展に寄与するところ大である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/00 302 C22C 38/00 302Z 38/58 38/58 (72)発明者 大村 雅紀 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日 本鋼管株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の工程を備えたことを特徴とするマ
    ルテンサイト系ステンレス鋼管の製造方法。(1)主成
    分(成分組成はwt%)として、 C:0.03%以下、 Si:1.0%以下、 Mn:2.0%以下、 Cr:11〜14%、 Ni:2.0〜5.0%、 Cu:2.0%以下、 Al:0.05%以下、 N:0.02%以下 を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなるマル
    テンサイト系ステンレス鋼板を用意する工程と、(2)
    前記鋼板を1以上の形成ロールで円筒状のオープンパイ
    プに形成する工程と、(3)前記オープンパイプの相対
    する両エッジ部を突き合わせてレーザービームで溶接
    し、又は電気抵抗加熱法あるいは誘導加熱法で加熱し、
    両エッジ部を突き合わせてレーザービームで溶接して造
    管する工程と、(4)前記造管後において、950〜1
    050°Cの温度に加熱して空冷以上の速さで冷却し、
    550°C以上Ac1点未満の温度で焼き戻す熱処理工
    程。
  2. 【請求項2】 前記ステンレス鋼板の成分組成が更に下
    記の成分組成(成分組成はwt%)を1種以上含有する
    ことを特徴とする請求項1記載のマルテンサイト系ステ
    ンレス鋼管の製造方法。 Mo:2.0%以下、 Co:4.0%以下、 V:0.5%以下。
  3. 【請求項3】 前記造管後の熱処理工程の代わりに、造
    管された鋼管を550°C以上Ac1点未満の温度で焼
    き戻す工程を備えた請求項1又は2記載のマルテンサイ
    ト系ステンレス鋼管の製造方法。
JP8170749A 1996-06-11 1996-06-11 溶接性に優れたマルテンサイト系ステンレス溶接鋼管の製造方法 Pending JPH09327721A (ja)

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