JPH09326710A - 無線機 - Google Patents
無線機Info
- Publication number
- JPH09326710A JPH09326710A JP14001096A JP14001096A JPH09326710A JP H09326710 A JPH09326710 A JP H09326710A JP 14001096 A JP14001096 A JP 14001096A JP 14001096 A JP14001096 A JP 14001096A JP H09326710 A JPH09326710 A JP H09326710A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- battery
- wireless device
- power
- transmission
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Transmitters (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池を電源とする無線機において、電池を消
費し電池電圧が所定値以下に低下したとき、自動的に送
信出力電力を定格より下げ、消費電流を少なくすること
により無線機の使用時間を延長する。 【解決手段】 電池を電源とする無線機において、電池
電圧が放電終始電圧付近の所定値になったことを検出し
たとき、無線機の出力電力を定格出力より下げるように
制御することによって、消費電流を低減し、使用時間の
延長を実現することが可能となる。
費し電池電圧が所定値以下に低下したとき、自動的に送
信出力電力を定格より下げ、消費電流を少なくすること
により無線機の使用時間を延長する。 【解決手段】 電池を電源とする無線機において、電池
電圧が放電終始電圧付近の所定値になったことを検出し
たとき、無線機の出力電力を定格出力より下げるように
制御することによって、消費電流を低減し、使用時間の
延長を実現することが可能となる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源に電池を使用
する無線機に関するものである。
する無線機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電池を電源とする無線機につい
て、送信出力5Wの携帯無線機(以下、5W携帯無線
機)を例に説明する。従来の5W携帯無線機では動作中
に常に使用電池の電圧を検出しており、電池の放電終始
電圧を下回ると、無線機の動作が停止するように制御さ
れている。特に、無線機では、使用中に送信状態になる
と最も消費電流が多くなるため、電池の電圧降下が一段
と大きくなる。そのため、送信時の電圧降下により検値
された電圧が放電終始電圧値を下回ると、電池性能保護
のため送信停止するようになっている。
て、送信出力5Wの携帯無線機(以下、5W携帯無線
機)を例に説明する。従来の5W携帯無線機では動作中
に常に使用電池の電圧を検出しており、電池の放電終始
電圧を下回ると、無線機の動作が停止するように制御さ
れている。特に、無線機では、使用中に送信状態になる
と最も消費電流が多くなるため、電池の電圧降下が一段
と大きくなる。そのため、送信時の電圧降下により検値
された電圧が放電終始電圧値を下回ると、電池性能保護
のため送信停止するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の電
池を電源とする携帯無線機では、送信状態になると消費
電流が大きくなるため、電池の電圧降下が大きくなり、
瞬間的に電池の放電終始電圧値を下回ってしまい、無線
機の動作停止に陥る。しかし、電池は大きな電圧降下の
後の電圧回復力も大きいため、無線機の動作が停止した
後でも無線機の受信機能なら動作させることが可能であ
る。即ち、使用時間で動作終了しても電池には余力があ
り、更に有効に活用できる可能性がある。本発明は、上
記の状況に鑑みなされたもので、1回の充電当りの使用
可能時間を著しく長くすることのできる無線機を実現す
ることを目的としている。
池を電源とする携帯無線機では、送信状態になると消費
電流が大きくなるため、電池の電圧降下が大きくなり、
瞬間的に電池の放電終始電圧値を下回ってしまい、無線
機の動作停止に陥る。しかし、電池は大きな電圧降下の
後の電圧回復力も大きいため、無線機の動作が停止した
後でも無線機の受信機能なら動作させることが可能であ
る。即ち、使用時間で動作終了しても電池には余力があ
り、更に有効に活用できる可能性がある。本発明は、上
記の状況に鑑みなされたもので、1回の充電当りの使用
可能時間を著しく長くすることのできる無線機を実現す
ることを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、電源に電池を使用する無線機におい
て、電池の出力電圧値が所定値以下になったことを検出
したとき、無線機の送信電力を所定の値より低減する制
御手段を備えるようにしたものである。その結果、無線
機の消費電力も低減され、1回の充電当りの無線機の使
用可能時間を大幅に長くすることができる。
達成するために、電源に電池を使用する無線機におい
て、電池の出力電圧値が所定値以下になったことを検出
したとき、無線機の送信電力を所定の値より低減する制
御手段を備えるようにしたものである。その結果、無線
機の消費電力も低減され、1回の充電当りの無線機の使
用可能時間を大幅に長くすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】電池を電源とする無線機に、使用
時間延長機能を設けた本発明の一実施例を図1を参照し
て説明する。図1において、1はアンテナ、2は低減ろ
波器、3は送信/受信の切り替えスイッチ、4は送信電
力増幅器、5は送信緩衝増幅器、6は電圧制御発信器、
7は結合器、8は検波器、9は比較器、10は電圧制御
手段である。先ず、無線機が送信状態になると、電圧制
御発信器2で変調された信号は、送信緩衝増幅器5で増
幅され、さらに送信電力増幅器4で増幅される。その
後、送信/受信切り替えスイッチ3、低減ろ波器2を通
過し、アンテナ1より出力される。一方、結合器7は、
送信電力の一部を取り入れる。そして、その電力は検波
器8で電圧に変換され、比較器9において、電圧制御手
段10からの基準電圧と比較される。比較器9は、比較
した結果から、アンテナからの送信出力電力が規定の出
力になるように送信緩衝増幅器5の出力を調整する。そ
の結果、検波電圧と基準電圧が等しくなるようなループ
を形成することになり、アンテナより出力される送信電
力を一定に制御される。ここで、電源電圧が低下して、
所定の設定値以下になると、電圧制御部10が動作し、
通常よりも低い電圧を基準電圧に制御され、比較器9は
通常より低い電圧で送信緩衝増幅器を調整するため、結
果として、アンテナ1から送信される電力は低くなる。
従って、電源電圧が所定の設定値より低下すると、自動
的に出力電力が下がり、それに伴い消費電流が減少する
ように制御される。
時間延長機能を設けた本発明の一実施例を図1を参照し
て説明する。図1において、1はアンテナ、2は低減ろ
波器、3は送信/受信の切り替えスイッチ、4は送信電
力増幅器、5は送信緩衝増幅器、6は電圧制御発信器、
7は結合器、8は検波器、9は比較器、10は電圧制御
手段である。先ず、無線機が送信状態になると、電圧制
御発信器2で変調された信号は、送信緩衝増幅器5で増
幅され、さらに送信電力増幅器4で増幅される。その
後、送信/受信切り替えスイッチ3、低減ろ波器2を通
過し、アンテナ1より出力される。一方、結合器7は、
送信電力の一部を取り入れる。そして、その電力は検波
器8で電圧に変換され、比較器9において、電圧制御手
段10からの基準電圧と比較される。比較器9は、比較
した結果から、アンテナからの送信出力電力が規定の出
力になるように送信緩衝増幅器5の出力を調整する。そ
の結果、検波電圧と基準電圧が等しくなるようなループ
を形成することになり、アンテナより出力される送信電
力を一定に制御される。ここで、電源電圧が低下して、
所定の設定値以下になると、電圧制御部10が動作し、
通常よりも低い電圧を基準電圧に制御され、比較器9は
通常より低い電圧で送信緩衝増幅器を調整するため、結
果として、アンテナ1から送信される電力は低くなる。
従って、電源電圧が所定の設定値より低下すると、自動
的に出力電力が下がり、それに伴い消費電流が減少する
ように制御される。
【0006】ここで、例えば、定格の送信出力が5Wで
ある携帯無線機(定格10.8V、5W、送信時の消費
電流1.25A、受信時の消費電流160A、待ち受け
時消費電流35mA、使用電池850mAhの携帯無線
機)を例に具体的な使用時間を求める。一般的な携帯無
線機の実使用状態を想定する時に使用される動作時間
は、次の数1の式1で求められる。
ある携帯無線機(定格10.8V、5W、送信時の消費
電流1.25A、受信時の消費電流160A、待ち受け
時消費電流35mA、使用電池850mAhの携帯無線
機)を例に具体的な使用時間を求める。一般的な携帯無
線機の実使用状態を想定する時に使用される動作時間
は、次の数1の式1で求められる。
【0007】
【数1】
【0008】式1より上記無線機の使用時間を求めると
約8.3時間である。無線機用電池は、8.3時間使用
すると電池電圧が8.1Vとなり、電池の放電終始に達
してしまうため、無線機は動作を停止してしまう。しか
し、上記の制御手段を設けることによって、電池容量の
残量が約10%時(電圧9.0V)になった時点で使用
時間延長機能が動作し、定格出力より低い出力電力値に
制御される。本実施例では、例えば、定格出力5Wの7
5%である3.5Wに設定する。そうすると、出力電力
が3.5Wに変換されてから動作停止するまでは、図2
に示すように、送信電流は約1.02Aに低減される。
その結果、図3に示すように、図中、破線で示す“従来
動作”で動作停止に達する時間(8.3時間)に対し
て、本実施例においては、実線で示すように電圧降下も
小さくなり、動作停止電圧に達する時間も9.6時間に
延長され、無線機の使用可能時間を約1.3時間延長す
ることができる。
約8.3時間である。無線機用電池は、8.3時間使用
すると電池電圧が8.1Vとなり、電池の放電終始に達
してしまうため、無線機は動作を停止してしまう。しか
し、上記の制御手段を設けることによって、電池容量の
残量が約10%時(電圧9.0V)になった時点で使用
時間延長機能が動作し、定格出力より低い出力電力値に
制御される。本実施例では、例えば、定格出力5Wの7
5%である3.5Wに設定する。そうすると、出力電力
が3.5Wに変換されてから動作停止するまでは、図2
に示すように、送信電流は約1.02Aに低減される。
その結果、図3に示すように、図中、破線で示す“従来
動作”で動作停止に達する時間(8.3時間)に対し
て、本実施例においては、実線で示すように電圧降下も
小さくなり、動作停止電圧に達する時間も9.6時間に
延長され、無線機の使用可能時間を約1.3時間延長す
ることができる。
【0009】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、電池
の出力電圧が所定値以下になったことを検出して、無線
機の消費電流を制御することにより、電池容量をさらに
効率良く利用でき、無線機の使用時間の延長を実現する
ことができる。
の出力電圧が所定値以下になったことを検出して、無線
機の消費電流を制御することにより、電池容量をさらに
効率良く利用でき、無線機の使用時間の延長を実現する
ことができる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図。
【図2】無線機出力電力と消費電流の関係を示す特性
図。
図。
【図3】本発明の一実施例における電池電圧と使用時間
の関係を示す特性図。
の関係を示す特性図。
1…アンテナ、 2…低減ろ波器、
3…送信/受信切り替えスイッチ、 4…送信電力増幅
器、5…送信緩衝増幅器、 6…電圧制御
発信器、7…結合器、 8…検波
器、9…比較器、 10…電圧制
御手段。
3…送信/受信切り替えスイッチ、 4…送信電力増幅
器、5…送信緩衝増幅器、 6…電圧制御
発信器、7…結合器、 8…検波
器、9…比較器、 10…電圧制
御手段。
Claims (1)
- 【請求項1】 電源に電池を用いる無線機において、 上記電池の出力電圧値が所定値になったことを検出した
とき、無線機の送信電力を所定の値より低減する制御手
段を備えることを特徴とする無線機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14001096A JPH09326710A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 無線機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14001096A JPH09326710A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 無線機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09326710A true JPH09326710A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15258842
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14001096A Pending JPH09326710A (ja) | 1996-06-03 | 1996-06-03 | 無線機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09326710A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007167102A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Seiko Instruments Inc | 生体情報送信機 |
-
1996
- 1996-06-03 JP JP14001096A patent/JPH09326710A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007167102A (ja) * | 2005-12-19 | 2007-07-05 | Seiko Instruments Inc | 生体情報送信機 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3869042B2 (ja) | 無線通信装置において使用するのに適した電力制御方法および装置 | |
US7889688B2 (en) | Radio communication apparatus and traffic control method for extending drive-time of battery | |
KR101723998B1 (ko) | 충전 가능한 배터리를 사용하는 기기에서 충전 전류 제어 장치 및 방법 | |
ITRM950714A1 (it) | Procedimento ed apparecchio per aumentare l'efficienza di un amplificatore | |
JP2002026812A (ja) | 電源制御装置およびリモコン用受信装置および光通信装置 | |
JPH01190054A (ja) | 受信機 | |
US6804541B1 (en) | PC card integrated radio communication apparatus | |
CN105429279A (zh) | 一种用电设备的供电系统及其进行供电的方法 | |
KR101976576B1 (ko) | 무선랜에서 절전 방법 및 장치 | |
EP0935836B1 (en) | Portable electronic device and method | |
JPS62286324A (ja) | 携帯用電話機 | |
US5896261A (en) | Power down protection circuit for an electronic device | |
KR20140004870A (ko) | 데이터 수신 장치 및 수신 방법, 데이터 전송 장치, 데이터 통신 시스템 | |
US7162214B2 (en) | Energy-saving method for the wireless reception of data modulated on a carrier signal | |
JPH09326710A (ja) | 無線機 | |
US6172477B1 (en) | Apparatus for charging a battery of a portable terminal | |
US7269447B2 (en) | Portable telephone terminal and power supply method | |
JP3220103B2 (ja) | 電源供給システム | |
US6351100B1 (en) | Method of, and circuit for, controlling the discharge of a battery | |
JP3282194B2 (ja) | 充電装置 | |
JP2004104910A (ja) | 充電制御装置及び充電制御方法 | |
JP2006340586A (ja) | 携帯端末及び携帯端末の充電制御方法 | |
KR100663475B1 (ko) | 이동통신 단말기의 송신전력 제어장치 및 방법 | |
JPH11187584A (ja) | 携帯端末装置 | |
WO2022099700A1 (zh) | 一种充电系统及其充电方法 |