JPH09326646A - 絶縁増幅回路 - Google Patents
絶縁増幅回路Info
- Publication number
- JPH09326646A JPH09326646A JP14462196A JP14462196A JPH09326646A JP H09326646 A JPH09326646 A JP H09326646A JP 14462196 A JP14462196 A JP 14462196A JP 14462196 A JP14462196 A JP 14462196A JP H09326646 A JPH09326646 A JP H09326646A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- voltage
- operational amplifier
- amplifier
- light emitting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Photo Coupler, Interrupter, Optical-To-Optical Conversion Devices (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
- Amplifiers (AREA)
Abstract
て、入力電圧に大きな過渡変動が発生したときの過渡応
答遅れを低減し、制御系の変動を小さくできる絶縁増幅
回路を提供すること。 【解決手段】 図1に示すように、入出力間の絶縁手段
として、入力用発光ダイオード14aと出力用フォトト
ランジスタ14bからなるフォトカプラ14を用い、オ
ペアンプ10により検出入力電圧Vxと基準電圧Vthと
の誤差電圧を増幅し、オペアンプ10の出力によって駆
動される発光ダイオード14aの一端をオペアンプ10
の出力端子に接続し、オペアンプ10の入力端に一端を
接続されたコンデンサ11と抵抗12の直列接続からな
る帰還回路の他端と抵抗13の接続点に発光ダイオード
14aの他端を接続する回路構成とする。
Description
た安定化電源等に用いられる絶縁増幅回路に関する。
化電源の構成を示すブロック図である。この図におい
て、符号1,1’は安定化電源の直流入力端子、2は直
流入力をスイッチングするチョッパトランジスタ、3は
変圧器、4は整流ダイオード、5は平滑用コンデンサ、
6,6’は安定化電源の直流出力端子である。また、
7,8は安定化電源の出力電圧を分圧する分圧抵抗、9
は基準電圧発生器、10は演算増幅器(以下オペアンプ
と称する)、11は帰還回路用コンデンサ、12は帰還
回路用抵抗、13はオペアンプ10の負荷抵抗である。
また、14はフォトカプラであり、オペアンプ10の出
力回路に挿入された発光ダイオード14aと、この発光
ダイオード14aからの光を受けるフォトトランジスタ
14bとから構成されている。15はトランジスタ2を
駆動する制御回路であり、フォトトランジスタ14bの
出力電流に応じてトランジスタ2へ印加するパルス信号
のデューティ比を制御する。なお、上述した構成要素7
〜14によって絶縁増幅回路Aが構成されている。
波形を示す波形図である。なお、同図には、後述する本
発明の実施形態による絶縁増幅回路の各部の波形図を重
ねて示してあり、一点鎖線によって上述した絶縁増幅回
路A特有の波形を示している。いま、図3の時刻t1以
前において、回路各部の電圧、電流がそれぞれ図に示す
レベルにあり、安定状態にあったとする。この状態か
ら、時刻t1において、負荷急変等の原因で出力端6,
6’の電圧Va’が急上昇したとする(図3(イ)参
照)。電圧Va’が上昇すると、オペアンプ10の(-)
入力端へ印加される電圧が上昇し、これにより、オペア
ンプ10の出力電圧Vb’が抵抗12、コンデンサ11
の時定数(一次遅れ系)によって決まる速度で徐々に下
降する(図3(ロ)参照)。
ると、これに伴い発光ダイオード14aの電流ID’が
減少し(図3(ニ)参照)、これにより、フォトトラン
ジスタ14bの出力電流IT’が減少する(図3(ホ)
参照)。フォトトランジスタ14bの出力電流IT’が
減少すると、制御回路15がこれを検知し、トランジス
タ2の駆動パルス信号のデューティ比を下げる。これに
より、出力端6,6’の電源出力電圧Va’が低下す
る。
の出力電圧Vb’が発光ダイオード14aの順降下電圧
VF以下になると、発光ダイオード14aの発光が停止
し、従って、フォトトランジスタ14bの電流IT’が
0となる。次に、時刻t3において、電源出力電圧V
a’が設定電圧まで下降し、次いで、この設定電圧を越
えてさらに下降すると、オペアンプ10の(-)入力端の
電圧が基準電圧発生器9の電圧Vth以下になり、オペア
ンプ10の出力電圧Vb’が抵抗12、コンデンサ11
の時定数に従って徐々に上昇する(図3(ロ)参照)。
0の出力電圧Vb’が発光ダイオード14aの順降下電
圧VFを越えると、発光ダイオード14aの電流ID’が
流れ始め(図3(ニ)参照)、これに伴い、フォトトラ
ンジスタ14bの出力電流IT’が流れ始める(図3
(ホ)参照)。フォトトランジスタ14bの出力電流I
T’が増加すると、制御回路15がトランジスタ2の駆
動パルス信号のデューティ比を逐次上昇させ、これに伴
い電源出力電圧Va’が増加する。そして、電源出力電
圧Va’が設定電圧に戻ると、以後安定状態となる。な
お、上述した回路と類似する構成が実開昭62−185
490号あるいは「改訂スイッチングレギュレータ設計
ノウハウ」(CQ出版)図2−7に開示されている。
来の絶縁増幅回路Aは、図3から明かなように、入力電
圧(オペアンプ10の(-)入力端の電圧)が基準電圧発
生器9の電圧をクロスした時点t3においてフォトトラ
ンジスタ14bの電流ITがすぐに応答せず、時刻t4
において始めて応答するため、特に入力電圧が大幅に変
化した場合における応答速度が遅く、このため安定化電
源のアンダーシュート(図3(イ)の符号P参照)が大
きくなる欠点があった。そこで、この発明は、応答速度
が速い絶縁増幅回路を提供することを目的とする。
は、入出力間が絶縁された絶縁増幅回路において、入力
信号を増幅する増幅器と、前記増幅器の出力端に接続さ
れ、前記増幅器の出力によって駆動される発光素子と、
前記発光素子の他端と前記増幅器の入力端との間に介挿
された帰還素子と、前記発光素子からの光を受ける受光
素子とからなり、前記受光素子の出力信号を増幅出力と
することを特徴とする絶縁増幅回路である。請求項2に
記載の発明は、請求項1に記載の絶縁増幅回路におい
て、前記増幅器に演算増幅器を用いたことを特徴として
いる。請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の絶縁
増幅回路において、前記発光素子に発光ダイオードを用
い、前記受光素子にフォトトランジスタを用い、両者が
近接配置され、フォトカプラが構成されていることを特
徴とする。
施形態について説明する。図1は本発明の一実施形態に
よる絶縁増幅回路Bの構成を示す回路図であり、この図
において、図2の各部に対応する部分には同一の符号を
付し、その説明を省略する。この図に示す回路が図2の
回路と異なる点は、発光ダイオード14aの挿入位置で
ある。すなわち、この図に示す回路においては、オペア
ンプ10の帰還ループを構成する抵抗12の一端が負荷
抵抗13の一端に接続され、この接続点とオペアンプ1
0の出力端との間に発光ダイオード14aが挿入されて
いる。次に、図1に示す回路の動作を図3を参照して説
明する。
電圧Vaが急上昇すると(図3(イ))、オペアンプ1
0の(-)入力端へ印加される電圧が基準電圧発生器9の
電圧Vthより高くなり、オペアンプ10の出力電圧Vc
が抵抗12、コンデンサ11による帰還回路の時定数に
従って逐次下降する(図3(ハ))。オペアンプ10の
出力電圧Vbが下降すると、発光ダイオード14aの電
流ID、フォトトランジスタ14bの出力電流ITが逐次
減少し(図3(ニ)、(ホ))、制御回路15がこれを
検知し、トランジスタ2の駆動パルス信号のデューティ
比を下げ、出力端6,6’の電源出力電圧Vaが順次低
下する。そして、時刻t2において、オペアンプ10の
出力電圧Vcが発光ダイオード14aの順電圧降下VFと
等しくなった時点で、発光ダイオード14aの電流I
D、フォトトランジスタ14bの出力電流ITが共に0と
なり、この結果、オペアンプ10の出力電圧Vcも急速
に0となる(図3(ハ))。
aが設定電圧以下になると、オペアンプ10の(-)入力端
へ印加された電圧Vxが基準電圧発生器9の電圧Vthよ
り低くなるので、オペアンプ10の電圧Vcは図3
(ハ)に示すように急速に発光ダイオード14aの順電
圧降下VFまで上昇し、その後抵抗12、コンデンサ1
1による帰還回路の時定数に従って逐次上昇する。オペ
アンプ10の出力電圧Vcが発光ダイオードの順電圧降
下VFを超えて上昇すると、発光ダイオード14aの電
流ID、フォトトランジスタ14bの出力電流ITも逐次
上昇する(図3(ニ)、(ホ))。これにより、設定電
圧以下まで下降していた電源出力電圧Vaが上昇に転
じ、時刻t5で設定電圧まで戻り安定状態となる。
オード14aを図1に示すように接続したので、時刻t
3を過ぎてオペアンプ10の出力電圧Vcが上昇を始め
るのと同時に、発光ダイオード14aの電流ID、フォ
トトランジスタ14bの出力電流ITが流れはじめ、制
御回路15への制御信号送出が行われるので、安定化電
源の出力電圧Vaのアンダーシュートが従来のものに比
べて早い時刻t5で設定電圧に復帰し安定状態となる。
10の帰還回路に、系の安定化のため抵抗とコンデンサ
による1次遅れ系を使用しているが、1次遅れ系以外に
も一般的帰還回路を使用することができ、抵抗、コンデ
ンサによるものの他、逆直列に接続した定電流ダイオー
ド等を使用してもよい。図4にその例を示す。
出力間が絶縁された増幅回路において、オペアンプを用
いた帰還増幅回路と、入出力間の絶縁を行うフォトカプ
ラを具備し、前記フォトカプラの入力発光ダイオードを
オペアンプ出力と帰還回路の間に挿入したので、応答が
速く出力変動の小さい装置を提供できるという効果が得
られ、特に安定化電源等に用いた場合にアンダーシュー
トを小さくできる効果がある。
成を示すブロック図である。
ロック図である。
動作波形図である。
の構成例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 入出力間が絶縁された絶縁増幅回路にお
いて、 入力信号を増幅する増幅器と、 前記増幅器の出力端に接続され、前記増幅器の出力によ
って駆動される発光素子と、 前記発光素子の他端と前記増幅器の入力端との間に介挿
された帰還素子と、 前記発光素子からの光を受ける受光素子と、 からなり、前記受光素子の出力信号を増幅出力とするこ
とを特徴とする絶縁増幅回路。 - 【請求項2】 前記増幅器は演算増幅器である請求項1
に記載の絶縁増幅回路。 - 【請求項3】 前記発光素子は発光ダイオードであり、
前記受光素子はフォトトランジスタであり、両者が近接
配置され、フォトカプラが構成されていることを特徴と
する請求項1に記載の絶縁増幅回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14462196A JP2912233B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 絶縁増幅回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14462196A JP2912233B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 絶縁増幅回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09326646A true JPH09326646A (ja) | 1997-12-16 |
JP2912233B2 JP2912233B2 (ja) | 1999-06-28 |
Family
ID=15366301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14462196A Expired - Lifetime JP2912233B2 (ja) | 1996-06-06 | 1996-06-06 | 絶縁増幅回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2912233B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007150003A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | 絶縁形信号伝送回路 |
JP2009232287A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 絶縁アンプ回路 |
-
1996
- 1996-06-06 JP JP14462196A patent/JP2912233B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007150003A (ja) * | 2005-11-29 | 2007-06-14 | Fuji Electric Device Technology Co Ltd | 絶縁形信号伝送回路 |
JP2009232287A (ja) * | 2008-03-24 | 2009-10-08 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | 絶縁アンプ回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2912233B2 (ja) | 1999-06-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6909249B2 (en) | Switching constant-current power supply | |
JP3961505B2 (ja) | 電圧検出回路、電源装置及び半導体装置 | |
US9979301B2 (en) | Control method and control circuit for switching power supply | |
JPH1168161A (ja) | 発光装置 | |
US4931918A (en) | Ringing choke converter | |
US6285569B1 (en) | Switched mode power supply controller circuit and method thereof | |
JPH09326646A (ja) | 絶縁増幅回路 | |
JPH1014217A (ja) | スイッチング電源回路 | |
JPH08149807A (ja) | 電源制御安定化回路 | |
JP3255805B2 (ja) | スイッチング電源装置 | |
JP4846107B2 (ja) | 電源制御器およびその構成 | |
JP2767010B2 (ja) | 過電圧保護回路 | |
JP2002369507A (ja) | スイッチング電源 | |
JP2000339046A (ja) | シャントレギュレータ | |
JPH10164841A (ja) | 直流コンバータ装置 | |
JPS63234868A (ja) | 安定化電源回路 | |
JPS645984Y2 (ja) | ||
JPS6325908Y2 (ja) | ||
JP2518492Y2 (ja) | リニアソレノイド駆動回路 | |
JPS6143281A (ja) | 電磁ポンプ制御回路 | |
JP2795232B2 (ja) | Dc−dcコンバータ | |
JPH0661042A (ja) | 誘導性負荷の駆動回路 | |
JP2000065871A (ja) | スイッチング電源装置の出力電圧検出回路 | |
JPS63133869A (ja) | 電源安定化回路 | |
JP2001037209A (ja) | 電源装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19981020 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990316 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080409 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090409 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100409 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110409 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409 Year of fee payment: 13 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409 Year of fee payment: 13 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120409 Year of fee payment: 13 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130409 Year of fee payment: 14 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140409 Year of fee payment: 15 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |