JP2000339046A - シャントレギュレータ - Google Patents

シャントレギュレータ

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JP2000339046A
JP2000339046A JP11146261A JP14626199A JP2000339046A JP 2000339046 A JP2000339046 A JP 2000339046A JP 11146261 A JP11146261 A JP 11146261A JP 14626199 A JP14626199 A JP 14626199A JP 2000339046 A JP2000339046 A JP 2000339046A
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voltage
output
shunt regulator
unit
resistor
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Koji Doi
浩嗣 土井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 出力電圧調整手段における発熱量を軽減する
ことができるシャントレギュレータを提供する。 【解決手段】 シャントレギュレータにおいては、抵抗
R0と出力端子12との間には抵抗Raが並列に挿入さ
れ、抵抗Raの一端は出力端子12に接続される。この
抵抗Raの他端には、入力電圧Vinを降下させて出力電
圧Voutを出力端12に得るためのシャントレギュレー
タIC15のカソード端子Cが接続される。シャントレ
ギュレータIC15は、カソード端子Cとともに、GN
D(基準電位)に接続されるアノード端子Aおよび基準
電圧Vrefが印加されるリファレンス端子Rを有する。
シャントレギュレータIC15のリファレンス端子Rに
印加される基準電圧Vrefは、抵抗R1および抵抗R2に
より発生される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源入力部から電
圧出力部方向に流れる電流の一部を放出し、電圧出力部
の電圧を所望の値に制御するシャントレギュレータに関
する。
【0002】
【従来の技術】高精度の安定した直流電圧を得るための
電源装置との1つとして、電源と出力端との間に挿入さ
れた制御回路を有し、該制御回路により電源電圧を降下
させて出力電圧を出力端に得るシャントレギュレータが
ある。
【0003】このシャントレギュレータの具体的な構成
について図5を参照しながら説明する。図5は従来のシ
ャントレギュレータの構成を示す回路図である。
【0004】シャントレギュレータは、図5に示すよう
に、電源からの入力電圧Vinを入力する入力側に設けら
れた入力端子51およびGND端子53と、出力電圧V
outを出力する出力側に設けられた出力端子52および
GND端子54とを有する。入力端子51と出力端子5
2との間には、入力電圧Vinと出力電圧Vout間の電位
差を保持するための抵抗R0が直列に挿入されている。
抵抗R0の一端は入力端子51に、その他端は出力端子
52にそれぞれ接続されている。
【0005】また、抵抗R0と出力端子52との間に
は、入力電圧Vinを降下させて出力電圧Voutを出力端
52に得るためのシャントレギュレータIC55が並列
に挿入されている。シャントレギュレータIC55は、
出力端子52に接続されるカソード端子C、基準電位
(GND)に接続されるアノード端子Aおよび基準電圧
Vrefを発生するリファレンス端子Rを有する。
【0006】シャントレギュレータIC55のリファレ
ンス端子Rに生じる基準電圧Vrefは、該シャントレギ
ュレータの動作および該ICの内部構成により、所定の
値に高精度に設定されるから、抵抗R1および抵抗R2を
適当に選択することによりカソード端子C、アノード端
子A間に高精度の所望の出力電圧Voutを発生させるこ
とができる。このとき、この基準電圧Vrefと出力電圧
Voutとの関係は、次の(1)式で表される。
【0007】 Vout=(1+R1/R2)×Vref …(1) 一方、抵抗R0は、上述したように、入力電圧Vinと出
力電圧Voutとの電位差を保持するために設けられてお
り、電源からの入力電流をIinとすると、抵抗R0の抵
抗値は、次の(2)式により表される。
【0008】 R0=(Vin−Vout)/Iin …(2) また、抵抗R1を介してGND方向へ流れる電流をI1と
し、カソード端子CからシャントレギュレータIC55
に向けて流れる電流をI2とし、出力端子52から負荷
側への電流をIoutとすると、入力電流Iinは、これら
の和で表される。すなわち、次の(3)式で表される。
【0009】 Iin=I1+I2+Iout …(3)
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したシャントレギ
ュレータにおいては、入力電圧Vinのばらつき、負荷の
変動を見込み、全ての条件下で負荷への電流供給を確保
するように抵抗R0などの定数を設定する。しかし、入
力電圧Vinが高くかつ負荷が小さいときには、大きな電
流がシャントレギュレータIC55に流れ込むことにな
り、シャントレギュレータIC55の発熱量が増大す
る。
【0011】本発明の目的は、出力電圧調整手段におけ
る発熱量を軽減することができるシャントレギュレータ
を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
電源入力部と電圧出力部とを有し、前記電源入力部から
前記電圧出力部方向へ流れる電流の一部を放出し、前記
電圧出力部の電圧を所望の値に制御するシャントレギュ
レータであって、予め定められた基準電圧を維持する基
準電圧維持部と、前記電源入力部から前記電圧出力方向
に流れる電流の一部を放出し、前記電圧出力部の電圧を
調整制御する出力電圧調整手段とを有し、前記基準電圧
維持部の電圧が前記電圧出力部の電圧を調整することに
よって前記予め定められた基準電圧に維持するように構
成されるとともに、前記電圧出力部と前記出力電圧調整
手段との間に電圧降下を生じさせる電圧降下手段を設け
たことを特徴とする。
【0013】請求項2記載の発明は、請求項1記載のシ
ャントレギュレータにおいて、前記電圧降下手段は、抵
抗であることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1記載のシ
ャントレギュレータにおいて、前記電圧降下手段は、ツ
ェナダイオードであることを特徴とする。
【0015】請求項4記載の発明は、請求項1記載のシ
ャントレギュレータにおいて、前記電圧降下手段は、抵
抗とツェナダイオードとから構成されることを特徴とす
る。
【0016】請求項5記載の発明は、電源入力部と電圧
出力部とを有し、前記電源入力部から前記電圧出力部方
向へ流れる電流の一部を放出し、前記電圧出力部の電圧
を所望の値に制御するシャントレギュレータであって、
予め定められた基準電圧を維持する基準電圧維持部と、
前記電源入力部から前記電圧出力方向に流れる電流の一
部を放出し、前記電圧出力部の電圧を調整制御する出力
電圧調整手段とを有し、前記基準電圧維持部の電圧が前
記電圧出力部の電圧を調整することによって前記予め定
められた基準電圧に維持するように構成されるととも
に、前記電圧出力部と前記出力電圧調整手段との間に、
前記出力電圧調整手段にかかる電圧を所定の値に調整す
る電圧調整手段を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項6記載の発明は、請求項5記載のシ
ャントレギュレータにおいて、前記電圧調整手段はトラ
ンジスタを有し、前記トランジスタのベースには予め定
められた一定電圧が供給されるとともに、前記出力電圧
調整手段から放出される電流が前記トランジスタのコレ
クタ、エミッタ間を介して前記出力電圧調整手段に供給
される構成されることを特徴とする。
【0018】請求項7記載の発明は、請求項6記載のシ
ャントレギュレータにおいて、前記出力部と前記電圧調
整手段との間に設けられ、前記電圧出力部と前記電圧調
整手段との間で電圧降下を生じさせる第1の電圧降下手
段を有することを特徴とする。
【0019】請求項8記載の発明は、請求項7記載のシ
ャントレギュレータにおいて、前記第1の電圧降下手段
は、抵抗であることを特徴とする。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項7記載のシ
ャントレギュレータにおいて、前記第1の電圧降下手段
は、ツェナダイオードであることを特徴とする。
【0021】請求項10記載の発明は、請求項7記載の
シャントレギュレータにおいて、前記第1の電圧降下手
段は、抵抗とツェナダイオードとから構成されることを
特徴とする。
【0022】請求項11記載の発明は、請求項5ないし
10のいずれか1つに記載のシャントレギュレータにお
いて、前記電圧調整手段と前記出力電圧調整手段との間
に設けられ、前記電圧調整手段と前記出力電圧調整手段
との間で電圧降下を生じさせる第2の電圧降下手段を有
することを特徴とする。
【0023】請求項12記載の発明は、請求項11記載
のシャントレギュレータにおいて、前記第2の電圧降下
手段は、抵抗であることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図を参照しながら説明する。
【0025】(実施の第1形態)図1は本発明のシャン
トレギュレータの実施の第1形態の構成を示す回路図で
ある。
【0026】シャントレギュレータは、図1に示すよう
に、電源からの入力電圧Vinを入力する入力側に設けら
れた入力端子11およびGND端子13と、出力電圧V
outを出力する出力側に設けられた出力端子12および
GND端子14とを有する。入力端子11と出力端子1
2との間には、入力電圧Vinと出力電圧Vout間の電位
差を保持するための抵抗R0が直列に挿入されている。
抵抗R0の一端は入力端子11に、その他端は出力端子
12にそれぞれ接続されている。
【0027】また、抵抗R0と出力端子12との間には
抵抗Raが接続され、抵抗Raの一端は出力端子12に
接続される。この抵抗Raの他端には、入力電圧Vinを
降下させて出力電圧Voutを出力端12に得るためのシ
ャントレギュレータIC15のカソード端子Cが接続さ
れる。シャントレギュレータIC15は、カソード端子
Cとともに、GND(基準電位)に接続されるアノード
端子Aおよび基準電圧Vrefが生じるリファレンス端子
Rを有する。
【0028】シャントレギュレータIC15のリファレ
ンス端子Rに生じる基準電圧Vrefは、出力電圧Vout、
抵抗R1および抵抗R2により生成される。すなわち、基
準電圧Vrefは、出力電圧Voutと抵抗R1および抵抗R2
によって分圧した電圧である。一方、シャントレギュレ
ータIC15は、カソード端子Cからの引き込み電流を
制御して、リファレンス端子Rに生じる電圧が基準電圧
Vrefとなるように動作する。これによって、出力電圧
Voutは、従来例と同様に上記(1)式で表され、カソ
ード端子Cからの引き込み電流すなわち抵抗Raに流れ
る電流I2をとすると、カーソード端子C、アノード端
子間Aの電圧をVcaは、次の(4)式で表される。
【0029】 Vca=Vout−Ra×I2 …(4) さらに、シャントレギュレータIC15の消費電力P1
は、次の(5)式で表される。
【0030】 P1=Vca×I2=(Vout−Ra×I2)×I2 …(5) これに対し、従来のシャントレギュレータ(図5に示
す)において、シャントレギュレータIC55が消費す
る電力Pは、次の(6)式により表される。
【0031】 P=Vout×I2 …(6) よって、上記(5),(6)式により、本実施の形態に
おけるシャントレギュレータIC15の消費電力P1と
従来のシャントレギュレータにおけるシャントレギュレ
ータIC55の消費電力Pとの差は、次の(7)式に示
すように、 P1=P−Ra×I2×I2 …(7) となり、本実施の形態におけるシャントレギュレータI
C15の消費電力P1は従来に比してRa×I2×I2分少
なくなる。すなわち、シャントレギュレータIC15の
発熱量は消費される電力量に応じて比例するから、従来
のシャントレギュレータIC55に比してRa×I2×I
2分の発熱量を軽減することができる。
【0032】(実施の第2形態)次に、本発明の実施の
第2形態について図2を参照しながら説明する。図2は
本発明のシャントレギュレータの実施の第2形態の構成
を示す回路図である。なお、図中、図1に示す構成部品
と同じ構成部品には同一の符号を付しその説明は省略す
る。
【0033】本実施の形態は、図2に示すように、上述
の実施の第1形態に対し、抵抗Raとシャントレギュレ
ータIC15のカソード端子Cとの間にツェナダイオー
ドZD1を直列に挿入した点で異なる。
【0034】ここで、ツェナダイオードZD1による電
圧降下をVz1とすると、シャントレギュレータIC15
の消費電力P2は、次の(8)式で表される。
【0035】 P2=Vca×I2=(Vout−Ra×I2−Vz1)×I2 =P−(Ra×I2+Vz1)×I2 …(8) よって、シャントレギュレータIC15の消費電力P2
は従来の消費電力Pに対して(Ra×I2+Vz1)×I2
分小さくなり、(Ra×I2+Vz1)×I2分の発熱量を
軽減することができる。
【0036】ただし、本実施の形態の場合、ツェナダイ
オードZD1の消費電力Pz1は、次の(9)式に示すよ
うに、 Pz1=Vz1×I2 …(9) となるから、ツェナダイオードZD1が全ての条件にお
いて上記(9)式の電力損失を許容し得るものでなけれ
ばならない。
【0037】(実施の第3形態)次に、本発明の実施の
第3形態について図3を参照しながら説明する。図3は
本発明のシャントレギュレータの実施の第3形態の構成
を示す回路図である。
【0038】上述の実施の第1形態または第2形態にお
いては、シャントレギュレータIC15で消費されるは
ずの電力を抵抗RaまたはツェナダイオードZD1で負担
して軽減する方法を説明したが、この方法では、ツェナ
ダイオードZD1に大きな電力を負担させることができ
ない。また、シャントレギュレータIC15での消費電
力は電圧Vcaと電流I2との積により決定されるが、電
圧Vcaは電流I2が大きくなると減少し、電流I2が小さ
くなると増大するという関係にあるから、シャントレギ
ュレータIC15での消費電力を一義的に知ることがで
きない。よって、シャントレギュレータIC15での発
熱量を把握し難いという問題がある。
【0039】本実施の形態は、上述の実施の第1形態に
対し、抵抗Raを介してシャントレギュレータIC15
に一定の電圧が印加されるように電圧調整手段を設け、
これによりシャントレギュレータIC15での消費電力
を電流I2の最大値のみで把握可能なように構成した点
で異なる。
【0040】具体的には、図3に示すように、電圧調整
手段は、トランジスタTrと、抵抗Rbと、ツェナダイ
オードZD2とから構成される。トランジスタTrのコ
レクタは抵抗Raに接続され、エミッタはシャントレギ
ュレータIC15のカソード端子Cに接続されている。
抵抗RbとツェナダイオードZD2とは互いに直列に接
続され、これらが成す直列回路は、抵抗Ra、トランジ
スタTrおよびシャントレギュレータIC15が構成す
る直列回路と並列に配置されている。この抵抗Rbとツ
ェナダイオードZD2間に発生する電圧すなわちツェナ
ダイオードZD2の電圧Vz2がトランジスタTrのベー
ス電圧として印加される。また、抵抗Raと出力端子1
2との間には、抵抗R1と抵抗R2とから構成される直列
回路が並列に挿入され、これらによる分圧点がシャント
レギュレータIC15のリファレンス端子Rに接続され
る。
【0041】以上の回路構成によれば、シャントレギュ
レータIC15には一定の電圧が印加されることにな
る。ここで、シャントレギュレータIC15に印加され
る電圧Vcaは、ツェナダイオードZD2の電圧Vz2とト
ランジスタTrのベース−エミッタ間の電圧Vbeとによ
り決定され、次の(10)式により表される。
【0042】 Vca=Vz2−Vbe …(10) 従って、この場合のシャントレギュレータIC15での
消費電力P3は、次の(11)式により表される。
【0043】 P3=Vca×I2=(Vz2−Vbe)×I2 …(11) この(11)式によれば、電流I2の最大値を認識する
ことによって、シャントレギュレータIC15での最大
電力損失を一義的に知ることができ、上記消費電力P3
をシャントレギュレータIC15の許容損失に対して十
分に低くなるように設定しておけば、その発熱を十分安
全なレベルに保持することができる。
【0044】また、電流I2によって生じる消費電力P
は、次の(12)式によって表される。
【0045】 P=Vout×I2=(Ra×I2+Vce+Vca)×I2 =(Ra×I2+Vce)×I2+P3 …(12) ここで、VceはトランジスタTrのコレクタ−エミッタ
間の電圧を示す。
【0046】本実施の形態においては、抵抗RaではRa
×I2×I2が、トランジスタTrではVce×I2がそれぞ
れ消費されることになり、これらの消費電力に関して抵
抗Ra、トランジスタTrのそれぞれが許容損失内に収ま
るように設定されていることはいうまでもない。
【0047】なお、本実施の形態では、抵抗Raとトラ
ンジスタTrを用いてシャントレギュレータIC15で
の消費電力を軽減する回路構成を示したが、この回路構
成に、上述の実施の第2形態に示したツェナダイオード
ZD1を追加した構成を採用することも可能である。
【0048】(実施の第4形態)次に、本発明の実施の
第4形態について図4を参照しながら説明する。図4は
本発明のシャントレギュレータの実施の第4形態の構成
を示す回路図である。
【0049】本実施の形態は、図4に示すように、上述
の実施の第3形態に対し、トランジスタTrとシャント
レギュレータIC15との間に抵抗Rcを挿入した点で
異なる。
【0050】このような回路構成により、シャントレギ
ュレータIC15での消費電力P4は、次の(13)式
により表される。
【0051】 P4≒Vca×I2=(Vz2−Vbe−Rc×I2)×I2 =P3−Rc×I2×I2 …(13) 上述の実施の第3形態では、上記(11)式から分かる
ように、シャントレギュレータIC15での電力損失が
電流I2に比例して増大するが、本実施の形態では、抵
抗Rcの挿入により、上記(13)式に示すように、電
流I2の増大に伴いシャントレギュレータIC15での
消費電力に対してRc×I2×I2分の電力を減少させる
ことができるから、さらに、シャントレギュレータIC
15での電力損失を軽減させることができる。すなわ
ち、シャントレギュレータIC15での発熱をより効果
的に抑制することができる。
【0052】なお、本実施の形態では、抵抗Ra,Rcと
トランジスタTrを用いてシャントレギュレータIC1
5での消費電力を軽減する回路構成を示したが、この回
路構成に、上述の実施の第2形態に示したツェナダイオ
ードZD1を追加した構成を採用することも可能であ
る。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシャント
レギュレータによれば、予め定められた基準電圧を維持
する基準電圧維持部と、電源入力部から電圧出力方向に
流れる電流の一部を放出し、電圧出力部の電圧を調整制
御する出力電圧調整手段とを有し、基準電圧維持部の電
圧が電圧出力部の電圧を調整することによって予め定め
られた基準電圧に維持するように構成されるとともに、
電圧出力部と出力電圧調整手段との間に電圧降下を生じ
させる電圧降下手段を設けたから、出力電圧調整手段に
おける発熱量を軽減することができる。
【0054】上記電圧降下手段を、抵抗、ツェナダイオ
ード、または抵抗とツェナダイオードとの組合せから構
成することができる。
【0055】また、本発明のシャントレギュレータであ
って、予め定められた基準電圧を維持する基準電圧維持
部と、電源入力部から電圧出力方向に流れる電流の一部
を放出し、電圧出力部の電圧を調整制御する出力電圧調
整手段とを有し、基準電圧維持部の電圧が電圧出力部の
電圧を調整することによって予め定められた基準電圧に
維持するように構成されるとともに、電圧出力部と出力
電圧調整手段との間に、出力電圧調整手段にかかる電圧
を所定の値に調整する電圧調整手段を設けたから、出力
電圧調整手段における発熱量を軽減することができる。
【0056】また、電圧調整手段がトランジスタを有
し、トランジスタのベースに予め定められた一定電圧を
供給するとともに、出力電圧調整手段から放出される電
流をトランジスタのコレクタ、エミッタ間を介して出力
電圧調整手段に供給するように構成することができる。
【0057】電圧出力部と電圧調整手段との間に、電圧
出力部と電圧調整手段との間で電圧降下を生じさせる第
1の電圧降下手段を設けるようにすることができる。
【0058】第1の電圧降下手段を、抵抗、ツェナダイ
オード、または抵抗とツェナダイオードとの組合せから
構成することができる。
【0059】電圧調整手段と出力電圧調整手段との間
に、電圧調整手段と出力電圧調整手段との間で電圧降下
を生じさせる第2の電圧降下手段を設けることにより、
出力電圧調整手段における発熱量を更に効果的に軽減す
ることができる。
【0060】第2の電圧降下手段を、抵抗から構成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシャントレギュレータの実施の第1形
態の構成を示す回路図である。
【図2】本発明のシャントレギュレータの実施の第2形
態の構成を示す回路図である。
【図3】本発明のシャントレギュレータの実施の第3形
態の構成を示す回路図である。
【図4】本発明のシャントレギュレータの実施の第4形
態の構成を示す回路図である。
【図5】従来のシャントレギュレータの構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
11 入力端子 12 出力端子 15 シャントレギュレータIC R0,R1,R2,Ra,Rb,Rc 抵抗 Tr トランジスタ ZD1,ZD2 ツェナダイオード

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源入力部と電圧出力部とを有し、前記
    電源入力部から前記電圧出力部方向へ流れる電流の一部
    を放出し、前記電圧出力部の電圧を所望の値に制御する
    シャントレギュレータであって、予め定められた基準電
    圧を維持する基準電圧維持部と、前記電源入力部から前
    記電圧出力方向に流れる電流の一部を放出し、前記電圧
    出力部の電圧を調整制御する出力電圧調整手段とを有
    し、前記基準電圧維持部の電圧が前記電圧出力部の電圧
    を調整することによって前記予め定められた基準電圧に
    維持するように構成されるとともに、前記電圧出力部と
    前記出力電圧調整手段との間に電圧降下を生じさせる電
    圧降下手段を設けたことを特徴とするシャントレギュレ
    ータ。
  2. 【請求項2】 前記電圧降下手段は、抵抗であることを
    特徴とする請求項1記載のシャントレギュレータ。
  3. 【請求項3】 前記電圧降下手段は、ツェナダイオード
    であることを特徴とする請求項1記載のシャントレギュ
    レータ。
  4. 【請求項4】 前記電圧降下手段は、抵抗とツェナダイ
    オードとから構成されることを特徴とする請求項1記載
    のシャントレギュレータ。
  5. 【請求項5】 電源入力部と電圧出力部とを有し、前記
    電源入力部から前記電圧出力部方向へ流れる電流の一部
    を放出し、前記電圧出力部の電圧を所望の値に制御する
    シャントレギュレータであって、予め定められた基準電
    圧を維持する基準電圧維持部と、前記電源入力部から前
    記電圧出力方向に流れる電流の一部を放出し、前記電圧
    出力部の電圧を調整制御する出力電圧調整手段とを有
    し、前記基準電圧維持部の電圧が前記電圧出力部の電圧
    を調整することによって前記予め定められた基準電圧に
    維持するように構成されるとともに、前記電圧出力部と
    前記出力電圧調整手段との間に、前記出力電圧調整手段
    にかかる電圧を所定の値に調整する電圧調整手段を設け
    たことを特徴とするシャントレギュレータ。
  6. 【請求項6】 前記電圧調整手段はトランジスタを有
    し、前記トランジスタのベースには予め定められた一定
    電圧が供給されるとともに、前記出力電圧調整手段から
    放出される電流が前記トランジスタのコレクタ、エミッ
    タ間を介して前記出力電圧調整手段に供給される構成さ
    れることを特徴とする請求項5記載のシャントレギュレ
    ータ。
  7. 【請求項7】 前記出力部と前記電圧調整手段との間に
    設けられ、前記電圧出力部と前記電圧調整手段との間で
    電圧降下を生じさせる第1の電圧降下手段を有すること
    を特徴とする請求項6記載のシャントレギュレータ。
  8. 【請求項8】 前記第1の電圧降下手段は、抵抗である
    ことを特徴とする請求項7記載のシャントレギュレー
    タ。
  9. 【請求項9】 前記第1の電圧降下手段は、ツェナダイ
    オードであることを特徴とする請求項7記載のシャント
    レギュレータ。
  10. 【請求項10】 前記第1の電圧降下手段は、抵抗とツ
    ェナダイオードとから構成されることを特徴とする請求
    項7記載のシャントレギュレータ。
  11. 【請求項11】 前記電圧調整手段と前記出力電圧調整
    手段との間に設けられ、前記電圧調整手段と前記出力電
    圧調整手段との間で電圧降下を生じさせる第2の電圧降
    下手段を有することを特徴とする請求項5ないし10の
    いずれか1つに記載のシャントレギュレータ。
  12. 【請求項12】 前記第2の電圧降下手段は、抵抗であ
    ることを特徴とする請求項11記載のシャントレギュレ
    ータ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008129977A (ja) * 2006-11-24 2008-06-05 Yokogawa Electric Corp 電圧シフト回路
US7852698B2 (en) 2007-11-08 2010-12-14 Samsung Electronics Co., Ltd. Voltage supply device and nonvolatile memory device having the same
KR101071888B1 (ko) 2005-02-04 2011-10-11 엘지이노텍 주식회사 스위칭 전류 제한회로
JP2015139321A (ja) * 2014-01-23 2015-07-30 ニチコン株式会社 基準電圧出力回路および電源装置

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