JPH09325942A - データ記憶表示装置 - Google Patents

データ記憶表示装置

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JPH09325942A
JPH09325942A JP8141959A JP14195996A JPH09325942A JP H09325942 A JPH09325942 A JP H09325942A JP 8141959 A JP8141959 A JP 8141959A JP 14195996 A JP14195996 A JP 14195996A JP H09325942 A JPH09325942 A JP H09325942A
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JP
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Withdrawn
Application number
JP8141959A
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English (en)
Inventor
Kazuto Ushiyama
和人 牛山
Masayoshi Okuyama
正良 奥山
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、入力されるパスワードの桁
数に応じて、表示するシークレットデータの内容を制限
できるデータ記憶表示装置を提供することである。 【解決手段】 入力された4桁または6桁のパスワード
が一致し、SAキーが操作されると、アドレスポインタ
Nを「1」インクリメントして(図3、S10)、フラ
グFが「1」か否かを判別する(S13)。フラグF=
1で半表示状態であれば、データ記憶部12のN番地に
記憶されている名前データのみを表示する(S14)。
他方、ステップS13の判別がNOで、フラグF=2で
あれば全表示状態であるので、N番地に記憶されている
名前及び電話番号データを両方とも表示する(S1
5)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のデータを記
憶して表示するデータ記憶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ユーザが入力した複数のデータを記憶す
るデータ記憶部を有し、記憶してあるデータの中からユ
ーザの必要とするデータを検索して表示させることので
きるデータバンク装置が知られている。
【0003】データバンク装置には、データ入力時にユ
ーザが予めシークレットデータとして登録しておくこと
でデータを他人に見られないようにする、いわゆるシー
クレット機能が設けられている。このシークレット機能
は、通常エリアとシークレットエリアの2つの記憶エリ
アを設け、通常エリアに記憶されたデータは、パスワー
ドを入力しなくとも読み出すことができるが、シークレ
ットエリアに記憶されているデータは、パスワードを入
力しないと読み出せないようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
データバンク装置は、通常エリアとシークレットエリア
に分けてデータを入力するようにしているので、一旦通
常エリアに入力したデータをシークレットデータに変更
したいと思っても、通常エリアからシークレットエリア
にデータを移動させることができなかった。通常エリア
に登録したデータをシークレットデータとして登録した
い場合には、再度データを入力なければならず、入力操
作が煩雑であった。
【0005】また、従来のデータバンク装置は、パスワ
ードが入力されてシークレットデータを全て表示させる
状態と、パスワードが入力されず、シークレットデータ
を何も表示させない状態の2つの表示状態しか存在しな
かった。そのため、例えば、ユーザが入力しようとする
データが、既にシークレットデータとして登録されてい
るか否かを知りたい場合でも、パスワードを入力してシ
ークレットデータを全て表示させて確認する必要があ
り、多数のデータを管理するのには適していなかった。
【0006】本発明の課題は、入力されるパスワードの
桁数に応じて、表示するシークレットデータの内容を制
限できるデータ記憶表示装置を提供することである。ま
た、本発明の他の課題は、入力した任意のデータを、パ
スワードの入力が不要な通常のデータからパスワードの
入力が必要なシークレットデータに、あるいはその逆に
変換できるデータ記憶表示装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明のデータ記憶
表示装置は、複数桁のシークレットデータを記憶するデ
ータ記憶手段と、所定桁のパスワードデータを記憶する
パスワード記憶手段と、データを入力するデータ入力手
段と、このデータ入力手段でパスワードデータの所定桁
全てが入力された際に、シークレットデータの複数桁全
てを表示させる第1の表示制御手段と、データ入力手段
でパスワードデータのうち所定桁より少ない特定桁のデ
ータが入力された際に、シークレットデータの一部を表
示させる第2の表示制御手段とを備える。
【0008】第1の発明のデータ記憶表示装置は、パス
ワードの桁数によりシークレットレベルを変化させ、所
定桁全てのパスワードが入力された場合には、シークレ
ットデータの内容を全て表示させ、所定桁より少ない特
定桁のパスワードが入力された場合には、シークレット
データの一部の内容を表示させるようにしたものであ
る。さらに、この第1の発明は、個々のデータをシーク
レットデータと、それ以外のデータに分けるものではな
く、データ全体の公開レベル(シークレットレベル)を
設定するようにしたので、例えば、機密性をあまり必要
としないデータは桁数の少ないパスワードで必要な項目
のデータが表示され、機密性を必要とするデータは、パ
スワードを全桁入力しないと全ての項目のデータが表示
されないようにすることで、パスワードを複雑にせず
に、データの機密性を高めることができる。
【0009】第2の発明のデータ記憶表示装置は、複数
のシークレットデータを、それぞれのシークレットレベ
ルと共に記憶するデータ記憶手段と、所定桁のパスワー
ドデータを記憶するパスワード記憶手段と、データを入
力するデータ入力手段と、このデータ入力手段でパスワ
ードデータの所定桁全てが入力された際に、複数のシー
クレットデータの全てを表示させる第1の表示制御手段
と、データ入力手段でパスワードデータのうち所定桁よ
り少ない特定桁のパスワードデータが入力された際に、
複数のシークレットデータのうち特定桁に対応するシー
クレットレベルのデータのみ表示させる第2の表示制御
手段とを備える。
【0010】この第2の発明のデータ記憶表示装置によ
れば、個々のデータのシークレットレベルをパスワード
の桁数により設定できるので、シークレットレベルの変
更がデータ登録後でも任意に行える。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面を参
照しながら説明する。図1は、本発明の第1実施例のデ
ータバンク装置の回路ブロック図である。
【0012】同図において、制御部1は、ROM2に格
納されている制御プログラムに従ってスイッチ部3のキ
ー入力の検出、スイッチ部3から入力される名前及び電
話番号データのRAM4への格納、RAM4に記憶され
ている名前及び電話番号データの検索並びにそれらのデ
ータの表示部5への表示制御等を行う。
【0013】スイッチ部3には、図示していないが表示
状態を切り換えるSEキーと、データの読み出しアドレ
スを次に進めるSAキーと、読み出しアドレスを前に戻
すSBキーと、名前及び電話番号データを入力するため
の文字キー及び数値キー等が設けられている。
【0014】ここで、RAM4のレジスタの構成を、図
2を参照して説明する。RAM4には、シークレットデ
ータを表示させるときに必要な6桁のパスワードデータ
を記憶するパスワード記憶部11と、複数の名前及び電
話番号データを記憶するデータ記憶部12と、そのデー
タ記憶部12の名前及び電話番号データの格納アドレス
を指定するアドレスポインタNと、シークレットデータ
の全項目を表示させるか、一部の項目を表示させるか、
非表示とするかを決めるフラグFと、パスワードの入力
により表示状態を切り換えるか否かを決めるフラグFS
とが設けられている。このフラグFには、シークレット
データの一部を表示させるときF=1が、シークレット
データの全ての項目を表示させるときF=2が、シーク
レットデータを非表示とするときF=0が設定される。
また、フラグFSには、パスワードを入力して表示状態
を切り換えるときFS=1が設定され、表示状態の切り
換えを行わないときFS=0が設定される。
【0015】次に、以上のような構成の第1実施例のデ
ータバンクモードにおける動作を、図3及び図4のフロ
ーチャートを参照して説明する。先ず、フラグFSが
「0」か否か、つまりパスワードにより表示状態の切り
換えを行わないか否かを判別する(図3、S1)。ステ
ップS1でFS=0と判別された場合(S1、YE
S)、つまりパスワードにより表示状態の切り換えを行
わないときには、ステップS2に進みSEキーが操作さ
れたか否かを判別する。SEキーが操作された場合に
は、フラグFSに「1」を設定した後、ステップS4に
進む。
【0016】他方、ステップS1でFS≠0と判別され
た場合、つまりパスワードにより表示状態を切り換える
場合には、ステップS4に進みSEキーが操作されたか
否かを判別する。ステップS4でSEキーが操作された
と判別された場合には(S4、YES)、フラグFSに
「0」を設定した後、ステップS6に進む。
【0017】ステップS2でSEキーの操作ではないと
判別された場合には(S2、NO)、ステップS6に進
みデータ記憶部12にシークレットデータが記憶されて
いるか否かを判別する。データ記憶部12にシークレッ
トデータが何も記憶されていない場合には(S6、N
O)、ステップS16に進み無表示とする。
【0018】他方、データ記憶部12にシークレットデ
ータが記憶されている場合には、ステップS7に進みフ
ラグFが「0」か否かを判別する。フラグFが「0」で
あれば、ステップS8に進みシークレットデータの非表
示状態にする。
【0019】ステップS7でフラグF≠0と判別された
場合には、ステップS9に進みSAキーが操作されたか
否かを判別する。そして、SAキーが操作された場合に
は(S9、YES)、アドレスポインタNに「1」加算
してアドレスを1つ進める(S10)。操作されたのが
SAキーでなければ(S9、NO)、ステップS11に
進みSBキーの操作か否かを判別する。そして、操作さ
れたのがSBキーであれば、アドレスポインタNから
「1」を減算してアドレスを1つ戻す(S12)。
【0020】ステップS10またはS12の次、あるい
はSAキー、またはSBキーの操作ではない場合には、
ステップS13に進みフラグFが「1」か否かを判別す
る。ステップS13でフラグF=1と判別された場合に
は、シークレットデータの一部の項目を表示する半表示
状態であるので、アドレスポインタNで指定されるN番
地のシークレットデータの内の名前データのみを表示す
る(S14)。
【0021】ステップS13の判別がNOの場合、つま
りフラグF=2であれば、シークレットデータの全ての
項目を表示する全表示状態であるので、N番地の名前及
び電話番号データを両方とも表示する(S15)。
【0022】ステップS4でSEキーの操作ではないと
判別された場合には、図4のステップS21に進みパス
ワードの入力を受け付ける。パスワードが入力された場
合には、フラグFが「2」か否かを判別する(S2
2)。フラグF=2であった場合には(S22、YE
S)、パスワードとして6桁全てが入力されたか否かを
判別する(S23)。6桁全てが入力された場合には、
6桁のパスワードがパスワード記憶部11に記憶されて
いるパスワードと一致するか否かを判別する(S2
4)。6桁全てが一致したなら、フラグFに「0」を設
定して非表示状態に切り換える(S25)。
【0023】他方、パスワードが6桁分入力されなかっ
た場合は(S23、NO)、ステップS26に進みパス
ワードが4桁分入力されたか否かを判別する。そして、
パスワードが4桁分入力された場合には、入力された4
桁のパスワードがパスワード記憶部11に記憶されてい
るパスワードの4桁分と一致するか否かを判別する(S
27)。そして、4桁分のパスワードが一致したなら、
フラグFに「1」を設定して半表示状態に切り換える
(S28)。
【0024】すなわち、全表示状態で6桁のパスワード
が入力され、そのパスワードが予め登録されているパス
ワードの6桁全てと一致した場合には、図5(b)に示
すようにシークレットデータを何も表示しない非表示状
態に切り替わる。また、全表示状態で4桁のパスワード
が入力され、そのパスワードが一致した場合には、図5
(a)に示すように、データ記憶部12に記憶されてい
るシークレットデータの一部の内容を表示する半表示状
態に切り替わり、例えば名前データの「ASIO」のみ
が表示される。このように、F=2の全表示状態では、
6桁のパスワードの入力は、全表示状態から非表示状態
に切り換える施錠の操作となり、同様に4桁のパスワー
ドの入力は、全表示状態から半表示状態へ切り換える施
錠の操作となる。
【0025】上述したステップS22でフラグF≠2と
判別された場合には(S22、NO)、ステップS29
に進みフラグFが「1」か否かを判別する。F=1と判
別された場合には、前述した処理と同様に6桁のパスワ
ードが入力されたか否かを判別し(S30)、6桁のパ
スワードが入力された場合には、入力されたパスワード
がパスワード記憶部11に記憶されている6桁分のパス
ワードと一致するか否かを判別する(S31)。そし
て、6桁分のパスワードが全て一致した場合には(S3
1、YES)、フラグFに「0」を設定して無表示状態
に切り換える(S32)。
【0026】また、6桁分のパスワードが入力されなか
った場合には、ステップS33に進み4桁分のパスワー
ドが入力されたか否かを判別する。この判別で、4桁分
のパスワードが入力されたと判別された場合には、入力
された4桁分のパスワードが、パスワード記憶部11に
記憶されている6桁のパスワードの内の4桁分と一致す
るか否かを判別する(S34)。そして、4桁分のパス
ワードが一致した場合には、フラグFに「2」を設定し
て全表示状態に切り換える(S35)。
【0027】すなわち、フラグF=1の半表示状態で
は、6桁全てのパスワードが入力され、そのパスワード
が予め登録されているパスワードと一致した場合には、
図5(d)に示すようにデータを何も表示しない非表示
状態に切り替わる。また、4桁分のパスワードが入力さ
れて、そのパスワードが予め登録されているパスワード
の内の4桁分と一致した場合には、図5(c)に示すよ
うに全表示状態に切り替えられ、シークレットデータの
全ての項目、例えば名前と、電話番号の両方が表示され
る。つまり、半表示状態では、6桁のパスワードの入力
は、半表示状態から非表示状態へ切り替える施錠の操作
となり、4桁のパスワードの入力は、半表示状態から全
表示状態へ切り換える解錠の操作となる。
【0028】上述したステップS29でフラグF≠1と
判別された場合には(S29、NO)、ステップS36
に進み6桁分のパスワードが入力されたか否かを判別す
る。6桁分のパスワードが入力された場合には、入力さ
れた6桁のパスワードが、パスワード記憶部11に記憶
されているパスワードと一致するか否かを判別する(S
37)。6桁全てのパスワードが一致した場合には、フ
ラグFに「2」を設定して全表示状態に切り換える(S
38)。
【0029】他方、ステップS36で6桁分のパスワー
ドが入力されなかったと判別された場合には(、S3
6、NO)、ステップS39に進み4桁分のパスワード
が入力されたか否かを判別する。4桁分のパスワードが
入力された場合には(S39、YES)、その4桁分の
パスワードが登録されているパスワードの内の4桁分の
パスワードと一致するか否かを判別する(S40)。そ
して、4桁分のパスワードが一致した場合には、フラグ
Fに「1」を設定して半表示状態に切り換える。
【0030】すなわち、フラグF=0の非表示状態で、
6桁分のパスワードが入力され、そのパスワードが予め
登録されている6桁のパスワードと一致した場合には、
図5(f)に示すようにシークレットデータの内容を全
て表示する全表示状態に切り替わる。また、4桁分のパ
スワードが入力されて、そのパスワードがパスワード記
憶部11に記憶されているパスワードの内の4桁分のパ
スワードと一致した場合には、図5(e)に示すように
半表示状態に切り替わる。つまり非表示状態では、6桁
のパスワードの入力は、非表示状態から全表示状態へ切
り替える解錠の操作となり、4桁のパスワードの入力
は、非表示状態から半表示状態へ切り替える解錠の操作
となる。
【0031】上述した第1実施例は、予め登録されてい
るパスワードの6桁全てが入力された場合には、シーク
レットデータの全ての項目を表示し、6桁より少ない4
桁分のパスワードが入力された場合には、シークレット
データの一部の項目を表示するようにしたものである。
これにより、ユーザはパスワードの桁数をシークレット
レベルとして設定することで、データバンク装置に記憶
してあるデータの項目をどの程度公開するかを任意に設
定できる。
【0032】次に、個々のデータに、それぞれシークレ
ットレベルを設定できるようにした本発明の第2実施例
を、図6、図7及び図8を参照して説明する。この第2
実施例のデータバンク装置の回路構成は、図1に示した
第1実施例と同様である。第1実施例と異なる点は、R
AM4に、図6に示すようにデータ記憶部21の名前及
び電話番号データを記憶する名前及び電話番号記憶部2
2の各記憶領域に対応させて、それぞれのデータのシー
クレットレベルを示すデータを記憶するシークレットレ
ベル記憶部23を設けた点である。RAM4には、この
他に6桁分のパスワードが一致したか、それとも4桁分
のパスワードが一致したかを示すフラグLが設けられて
いる。
【0033】シークレットレベル記憶部23には、デー
タを表示させるために4桁のパスワードの入力が必要な
データに対してはシークレットレベルとして「1」が設
定され、6桁のパスワードの入力が必要なデータに対し
てはシークレットレベルとして「2」が設定される。
【0034】次に、以上のような構成の第2実施例の動
作を、図7のパスワードの入力処理及び図8の読み出し
処理のフローチャートを参照して説明する。先ず、図7
のステップS51で、6桁分のパスワードが入力された
か否かを判別する。6桁分のパスワードが入力された場
合には、次のステップS52で、入力されたパスワード
が、RAM4のパスワード記憶部11に記憶されている
パスワードと6桁全てが一致するか否かを判別する。6
桁全てが一致した場合には、フラグLに「2」を設定す
る(S53)。
【0035】ステップS51でパスワードが6桁分入力
されなかったと判別された場合には、ステップS54に
進み4桁分のパスワードが入力されたか否かを判別す
る。4桁分のパスワードが入力された場合には、次のス
テップS55で、入力された4桁のパスワードが、パス
ワード記憶部11のパスワードの内の4桁と一致するか
否かを判別する。そして、4桁分のパスワードが一致し
た場合には、フラグLに「1」を設定する。
【0036】次に、パスワードが入力された後のデータ
の読み出し処理を、図8のフローチャートを参照して説
明する。パスワードが入力された後、スイッチが操作さ
れると、図8のステップS61で読み出しスイッチが操
作されたか否かを判別する。読み出しスイッチがオンさ
れた場合には、ステップS62に進みフラグLが「2」
か否かを判別する。フラグLが「2」であれば、ステッ
プS63に進みアドレスポインタNに「1」を加算す
る。そして、アドレスポインタNの値がデータ記憶部2
3に記憶されているデータ数を超えたか否かを判別し
(S64)、データ数を超えたなら、ステップS65に
進みアドレスポインタNに「1」を設定して、アドレス
を先頭番地に戻す。
【0037】アドレスポインタNの値がデータ数を超え
ていない場合(S64、NO)、またはアドレスポイン
タNの値がデータ数を超えていてアドレスポインタNに
「1」を設定した場合には、ステップS66に進みN番
地の名前及び電話番号データを表示する。
【0038】他方、ステップS62でフラグL≠2と判
別された場合には(S62、NO)、ステップS67に
進みフラグLが「1」か否かを判別する。この判別フラ
グL=1と判別された場合には、アドレスポインタNに
「1」を加算して読み出しアドレスを次ぎに進める(S
68)。その後、アドレスポインタNの値がデータ記憶
部21に記憶されているデータ数を超えたか否かを判別
する(S70)。
【0039】この判別でアドレスポインタNの値がデー
タ数を超えていると判別された場合には(S69、YE
S)、次のステップS70でアドレスポインタNに
「1」を設定して読み出しアドレスを先頭に戻す。
【0040】ステップS69の判別がNOの場合、また
はステップS70の次には、アドレスポインタNで指定
されるN番地のデータのシークレットレベルが「1」か
否かを判別する(S71)。この判別でシークレットレ
ベルが「1」ではないと判別された場合には(S71、
NO)、すなわち、N番地のデータのシークレットレベ
ルが「2」で4桁のパスワードでは読み出せない場合に
は、ステップS68に戻り、読み出しアドレスを次に進
める。
【0041】ステップS71の判別でN番地のデータの
シークレットレベルが「1」と判別された場合には(S
71、YES)、4桁のパスワードでそのデータを読み
出すことができるので、上述したステップS66に進み
N番地の名前及び電話番号データを表示する。
【0042】この第2実施例は、データ記憶部21に記
憶させるデータ毎に、そのデータを何桁のパスワード
(0桁も含む)で表示させるかをユーザが任意に設定で
きる。このようにパスワードの桁数により、シークレッ
トレベルを変化させることで、パスワードを複雑にせず
に、データの機密性を高めることができる。また、デー
タ記憶部21に記憶する個々のデータに対してシークレ
ットレベルを設定できるようにしたので、既に登録した
データを簡単にパスワードを入力しないと読み出せない
シークレットデータに変更できる。例えば、シークレッ
トレベル0(パスワードの入力が不要)に設定したデー
タを、シークレットレベル「2」(6桁のパスワードの
入力が必要)に変更するだけでよいので、従来のように
シークレットレベルを変更するためにデータを再入力す
る必要が無くなる。
【0043】また、上述した第1実施例と第2実施例と
を組み合わせ、パスワードの桁数と、シークレットレベ
ルとの組み合わにより個々のデータの公開レベル、つま
りデータのどの項目を表示させるかを決められるように
しても良い。これにより、パスワードや、データ入力時
のシークレットレベルの設定操作を複雑にせずに、多階
層のシークレット構造を実現できる。
【0044】なお、本発明は、データバンク装置の専用
装置に限らず、電子腕時計、小型電子計算機、電子手帳
等に組み込んでもよい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、所定桁のパスワード、
あるいはその所定桁より少ない桁数のパスワードを入力
することで、データ全てを表示させたり、データの一部
を表示させたりすることができるので、パスワードを複
雑にせずに、機密性を保持し、かつ多数のデータの管理
が容易になる。また、個々のデータにシークレットレベ
ルを設定できるようにしので、データの入力をやり直さ
ずにデータのシークレットレベルを変更することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の回路ブロック図である。
【図2】RAM4の構成を示す図である。
【図3】第1実施例のデータバンクモードの動作を示す
フローチャート(その1)である。
【図4】第1実施例のデータバンクモードの動作を示す
フローチャート(その2)である。
【図5】表示状態の説明図である。
【図6】第2実施例のRAMの構成を示す図である。
【図7】パスワード入力処理のフローチャートである。
【図8】読み出し処理のフローチャートである。
【符号の説明】
1 制御部 3 スイッチ部 4 RAM 12、21 データ記憶部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数桁のシークレットデータを記憶するデ
    ータ記憶手段と、 所定桁のパスワードデータを記憶するパスワード記憶手
    段と、 データを入力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段で前記パスワードデータの所定桁全
    てが入力された際に、前記シークレットデータの複数桁
    全てを表示させる第1の表示制御手段と、 前記データ入力手段で前記パスワードデータのうち前記
    所定桁より少ない特定桁のデータが入力された際に、前
    記シークレットデータの一部を表示させる第2の表示制
    御手段とを備えることを特徴とするデータ記憶表示装
    置。
  2. 【請求項2】複数桁のシークレットデータを記憶するデ
    ータ記憶手段と、 このデータ記憶手段に記憶されたシークレットデータを
    読み出して表示する読出表示制御手段と、 所定桁のパスワードデータを記憶するパスワード記憶手
    段と、 データを入力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段で前記パスワードデータの所定桁全
    てが入力された際に、前記読出表示制御手段による前記
    シークレットデータの読み出し表示を禁止する読出禁止
    制御手段と、 前記データ入力手段で前記パスワードデータのうち前記
    所定桁より少ない特定桁のパスワードデータが入力され
    た際に、前記読み出し表示制御手段による前記シークレ
    ットデータの読み出しを一部の桁のみに制限する読み出
    し制限手段とを備えることを特徴とするデータ記憶表示
    装置。
  3. 【請求項3】前記データ記憶手段は、少なくとも名前及
    び電話番号データをシークレットデータとして記憶し、 前記第1の表示制御手段は、前記パスワードデータの所
    定桁全てが入力された際に、前記シークレットデータの
    名前及び電話番号データを表示させ、 前記第2の表示制御手段は、前記パスワードデータのう
    ち前記所定桁より少ない特定桁のパスワードデータが入
    力された際に、前記名前データを表示させることを特徴
    とする請求項1または2記載のデータ記憶表示装置。
  4. 【請求項4】複数のシークレットデータを、それぞれの
    シークレットレベルと共に記憶するデータ記憶手段と、 所定桁のパスワードデータを記憶するパスワード記憶手
    段と、 データを入力するデータ入力手段と、 このデータ入力手段から前記パスワードデータの所定桁
    全てが入力された際に、前記複数のシークレットデータ
    全てを表示させる第1の表示制御手段と、 前記データ入力手段で前記パスワードデータのうち前記
    所定桁より少ない特定桁のパスワードデータが入力され
    た際に、前記複数のシークレットデータのうち前記特定
    桁に対応するシークレットレベルのデータのみ表示させ
    る第2の表示制御手段とを備えることを特徴とするデー
    タ記憶表示装置。
  5. 【請求項5】複数のデータを、それぞれのシークレット
    レベルと共に記憶するデータ記憶手段と、 所定桁のパスワードデータを記憶するパスワード記憶手
    段と、 データを入力するデータ入力手段と、 前記データ入力手段から前記パスワードデータの所定桁
    全てが入力された際に、前記所定桁のパスワードデータ
    に対応する第1のシークレットレベルが設定されている
    データを読み出して表示し、前記所定桁より少ない特定
    桁のパスワードデータが入力された際に、該特定桁のパ
    スワードデータに対応する第2のシークレットレベルが
    設定されているデータを読み出して表示させる表示制御
    手段とを備えることを特徴とするデータ記憶表示装置。
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