JPH09325720A - 太陽電池型表示装置 - Google Patents
太陽電池型表示装置Info
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- JPH09325720A JPH09325720A JP13923596A JP13923596A JPH09325720A JP H09325720 A JPH09325720 A JP H09325720A JP 13923596 A JP13923596 A JP 13923596A JP 13923596 A JP13923596 A JP 13923596A JP H09325720 A JPH09325720 A JP H09325720A
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- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F13/00—Illuminated signs; Luminous advertising
- G09F13/20—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts
- G09F13/22—Illuminated signs; Luminous advertising with luminescent surfaces or parts electroluminescent
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
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- Direct Current Feeding And Distribution (AREA)
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Led Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品点数の低減化やコストダウンを図ること
ができる太陽電池型表示装置を提供する。 【解決手段】 昼間では太陽電池10から蓄電手段16
へ充電し、夜間では蓄電手段16からの電力を用いて、
所定の表示内容を点灯するようになっている表示装置に
おいて、太陽電池10から蓄電手段16への充電する動
作に用いる電力変換器102のリアクタL7と、蓄電手
段16から点灯負荷5への放電をする動作に用いる電力
変換器104のリアクタL7と、を共用する構成であ
る。
ができる太陽電池型表示装置を提供する。 【解決手段】 昼間では太陽電池10から蓄電手段16
へ充電し、夜間では蓄電手段16からの電力を用いて、
所定の表示内容を点灯するようになっている表示装置に
おいて、太陽電池10から蓄電手段16への充電する動
作に用いる電力変換器102のリアクタL7と、蓄電手
段16から点灯負荷5への放電をする動作に用いる電力
変換器104のリアクタL7と、を共用する構成であ
る。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、電光道路表示器、
カーブ道路表示器、電光看板、門灯、入口誘導灯等の表
示装置に係り、特に太陽電池等を用いた表示装置の改良
に関する。
カーブ道路表示器、電光看板、門灯、入口誘導灯等の表
示装置に係り、特に太陽電池等を用いた表示装置の改良
に関する。
【従来の技術】一般に、太陽電池型表示装置としての電
光道路表示器、カーブ道路表示器等は太陽電池を備えて
おり、昼間には太陽電池から蓄電池や蓄電器等へ充電
し、夜間は蓄電池や蓄電器等の充電電力を用いて必要な
内容の表示を行うようになっている。ところで、図3に
示す従来用いられている表示装置では、太陽電池1は蓄
電器(蓄電池)3に対して充電整流器6と充電用電力変
換器2を介して接続されており、さらに蓄電器3は放電
用電力変換器4を介して負荷5に接続されている。負荷
5内にはスイッチ5aを備えている。図4は図3の表示
装置の回路を更に詳しく示しており、一次側である充電
用電力変換器2では、充電制御回路21が充電制御トラ
ンジスタQ2のオンオフを制御するようになっており、
その他に充電変換用入出力平滑コンデンサC21,C2
2、充電変換用循環ダイオードD2、充電変換用リアク
タ(ステップダウン用)L2を有している。また、二次
側である放電用電力変換器4では、放電制御回路41が
放電制御トランジスタQ4のオンオフ制御をするように
なっており、その他に放電変換用入出力平滑コンデンサ
C41,C43、ステップアップ一次出力用コンデンサ
C42、放電変換用出力整流器D4、充電変換用リアク
タ(ステップアップ用)L41、放電ステップダウン用
リアクタL42を有している。図4の回路では、図5と
図6に示すような動作をする。つまり、充電時には、充
電用電力変換器2の充電整流器6を通る図5(A)の電
流i1は、リアクタL2で電圧をステップダウンして
(例えば8.5Vから6Vにステップダウンして)、蓄
電器3と循環ダイオードD2に流れる電流i2は図5
(B)のように三角波状になり、充電器3は充電され
る。そして充電時には、負荷5のスイッチ5aはオフさ
れている。一方、放電時には、放電用電力変換器4の放
電整流器D4を通る図6(A)の電流i1の平均値は、
リアクタL41で電圧をステップアップして三角波状に
なり、蓄電器3と循環ダイオードD2に流れる電流i2
は図6(B)のようになり、スイッチ5aはオンであり
蓄電器3は負荷5に放電する。
光道路表示器、カーブ道路表示器等は太陽電池を備えて
おり、昼間には太陽電池から蓄電池や蓄電器等へ充電
し、夜間は蓄電池や蓄電器等の充電電力を用いて必要な
内容の表示を行うようになっている。ところで、図3に
示す従来用いられている表示装置では、太陽電池1は蓄
電器(蓄電池)3に対して充電整流器6と充電用電力変
換器2を介して接続されており、さらに蓄電器3は放電
用電力変換器4を介して負荷5に接続されている。負荷
5内にはスイッチ5aを備えている。図4は図3の表示
装置の回路を更に詳しく示しており、一次側である充電
用電力変換器2では、充電制御回路21が充電制御トラ
ンジスタQ2のオンオフを制御するようになっており、
その他に充電変換用入出力平滑コンデンサC21,C2
2、充電変換用循環ダイオードD2、充電変換用リアク
タ(ステップダウン用)L2を有している。また、二次
側である放電用電力変換器4では、放電制御回路41が
放電制御トランジスタQ4のオンオフ制御をするように
なっており、その他に放電変換用入出力平滑コンデンサ
C41,C43、ステップアップ一次出力用コンデンサ
C42、放電変換用出力整流器D4、充電変換用リアク
タ(ステップアップ用)L41、放電ステップダウン用
リアクタL42を有している。図4の回路では、図5と
図6に示すような動作をする。つまり、充電時には、充
電用電力変換器2の充電整流器6を通る図5(A)の電
流i1は、リアクタL2で電圧をステップダウンして
(例えば8.5Vから6Vにステップダウンして)、蓄
電器3と循環ダイオードD2に流れる電流i2は図5
(B)のように三角波状になり、充電器3は充電され
る。そして充電時には、負荷5のスイッチ5aはオフさ
れている。一方、放電時には、放電用電力変換器4の放
電整流器D4を通る図6(A)の電流i1の平均値は、
リアクタL41で電圧をステップアップして三角波状に
なり、蓄電器3と循環ダイオードD2に流れる電流i2
は図6(B)のようになり、スイッチ5aはオンであり
蓄電器3は負荷5に放電する。
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の表
示装置の回路では、太陽電池1から蓄電器5等に充電す
る時に効率良く充電するために、要求される電圧で充電
するための充電用電力変換器2を用い、また効率良く要
求される出力電流または出力電圧とするために、やはり
放電用電力変換器4を用いる必要がある。従って、充電
用電力変換器2はリアクタL2やコンデンサC22を要
し、放電用電力変換器4はリアクタL41とコンデンサ
C41を要する。このため、部品点数が多く部品費や製
造費用の低減化が図れないという問題がある。本発明の
目的は、部品点数の低減化やコストダウンを図ることが
できる太陽電池型表示装置を提供することにある。
示装置の回路では、太陽電池1から蓄電器5等に充電す
る時に効率良く充電するために、要求される電圧で充電
するための充電用電力変換器2を用い、また効率良く要
求される出力電流または出力電圧とするために、やはり
放電用電力変換器4を用いる必要がある。従って、充電
用電力変換器2はリアクタL2やコンデンサC22を要
し、放電用電力変換器4はリアクタL41とコンデンサ
C41を要する。このため、部品点数が多く部品費や製
造費用の低減化が図れないという問題がある。本発明の
目的は、部品点数の低減化やコストダウンを図ることが
できる太陽電池型表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、昼間
等に太陽電池から蓄電手段へ充電し、夜間等に蓄電手段
からの電力を供給して所定の表示内容を点灯するように
構成された表示装置において、太陽電池から蓄電手段へ
の充電する動作に用いる電力変換器のリアクタと、蓄電
手段から点灯負荷への放電をする動作に用いる電力変換
器のリアクタと、を共用する構成である。この発明によ
れば、昼間等において充電用変換器の充電回路は動作す
るが、放電用電力変換器の放電回路は動作しない。ま
た、夜間等では昼間等とは逆に放電回路は動作するが充
電回路は動作しない。つまり同時には、充電用電力変換
器と放電用電力変換器は動作しないので、充電用電力変
換器のリアクタと放電用電力変換器のリアクタを兼用す
ることは可能である。従って、電力変換器における高価
なリアクタとコンデンサを兼用回路において共用するこ
とにより構成部品の簡素化が可能となるので、部品コス
トを削減することことができ、製造費用を低減できる。
また、リアクタやコンデンサ部品は比較的大きいので、
制御回路の小型化が達成される。請求項2に記載の発明
は、昼間等に太陽電池から蓄電手段へ充電し、夜間等に
おいて蓄電手段からの電力を供給して所定の表示内容を
点灯するように構成された表示装置において、太陽電池
から蓄電手段への充電動作時に用いられる電力変換器の
リアクタ及び出力平滑用コンデンサと、蓄電手段から点
灯負荷への電力供給動作時に用いられる電力変換器のリ
アクタ及び入力平滑用コンデンサと、を共用する構成で
ある。この発明によれば、昼間等において充電用変換器
の充電回路は動作するが、放電用電力変換器の放電回路
は動作しない。また、夜間等では昼間等とは逆に放電回
路は動作するが充電回路は動作しない。つまり同時に
は、充電用電力変換器と放電用電力変換器は動作しない
ので、充電用電力変換器のリアクタと放電用電力変換器
のリアクタを兼用することができる。しかも、充電用電
力変換器のリアクタ及びコンデンサと、放電用電力変換
器のリアクタ及びコンデンサを兼用することができる。
従って、電力変換器における高価なリアクタとコンデン
サを兼用回路において共用できるので、構成部品の簡素
化による部品コストを削減でき、製造費用を低減でき
る。また、リアクタやコンデンサ部品は比較的大きいの
で、制御回路の小型化を図ることができる。
等に太陽電池から蓄電手段へ充電し、夜間等に蓄電手段
からの電力を供給して所定の表示内容を点灯するように
構成された表示装置において、太陽電池から蓄電手段へ
の充電する動作に用いる電力変換器のリアクタと、蓄電
手段から点灯負荷への放電をする動作に用いる電力変換
器のリアクタと、を共用する構成である。この発明によ
れば、昼間等において充電用変換器の充電回路は動作す
るが、放電用電力変換器の放電回路は動作しない。ま
た、夜間等では昼間等とは逆に放電回路は動作するが充
電回路は動作しない。つまり同時には、充電用電力変換
器と放電用電力変換器は動作しないので、充電用電力変
換器のリアクタと放電用電力変換器のリアクタを兼用す
ることは可能である。従って、電力変換器における高価
なリアクタとコンデンサを兼用回路において共用するこ
とにより構成部品の簡素化が可能となるので、部品コス
トを削減することことができ、製造費用を低減できる。
また、リアクタやコンデンサ部品は比較的大きいので、
制御回路の小型化が達成される。請求項2に記載の発明
は、昼間等に太陽電池から蓄電手段へ充電し、夜間等に
おいて蓄電手段からの電力を供給して所定の表示内容を
点灯するように構成された表示装置において、太陽電池
から蓄電手段への充電動作時に用いられる電力変換器の
リアクタ及び出力平滑用コンデンサと、蓄電手段から点
灯負荷への電力供給動作時に用いられる電力変換器のリ
アクタ及び入力平滑用コンデンサと、を共用する構成で
ある。この発明によれば、昼間等において充電用変換器
の充電回路は動作するが、放電用電力変換器の放電回路
は動作しない。また、夜間等では昼間等とは逆に放電回
路は動作するが充電回路は動作しない。つまり同時に
は、充電用電力変換器と放電用電力変換器は動作しない
ので、充電用電力変換器のリアクタと放電用電力変換器
のリアクタを兼用することができる。しかも、充電用電
力変換器のリアクタ及びコンデンサと、放電用電力変換
器のリアクタ及びコンデンサを兼用することができる。
従って、電力変換器における高価なリアクタとコンデン
サを兼用回路において共用できるので、構成部品の簡素
化による部品コストを削減でき、製造費用を低減でき
る。また、リアクタやコンデンサ部品は比較的大きいの
で、制御回路の小型化を図ることができる。
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施の形態
を図面に基づいて説明する。図1に、本発明の実施の形
態を示す。図1は表示ユニット単体100の構成を示し
ており、表示ユニット100には太陽電池10が設けら
れている。太陽電池10は、太陽光を効率良く受光する
ことができるように全体ケーシング12の上部に位置さ
れており、透明の受光部ケーシング14の内に収容され
て埃や風雨から保護されている。全体ケーシング12は
プラスチック製あるいは金属製の箱であり、例えば道路
にあるコンクリート板、ポスト、柱等に設置される。こ
の全体ケーシング12内には上記太陽電池10の他、蓄
電器16、標識部18、LED20、光ファイババンド
ル(光ファイバー束)22、制御基板ユニット24等が
収容されている。蓄電器16は、例えば電気二重層コン
デンサを用いることができる。電気二重層コンデンサは
化学変化がないので長寿命であり、使用勝手に優れた蓄
電器である。標識部18は表示を希望する任意の形状に
形成され、図1の例では、全体的にみて「矢印」型であ
る。標識部18の形状を縁取る輪郭部34には、互いに
所定の間隔をおいて光ファイババンドル22の光出射端
である発光端32が露出されている。全体ケーシング1
2内には、取り付け部材28が取り付けられており、こ
の取り付け部材28にLED20が取り付けられてい
る。取り付け部材28には、LED20の発光面に面し
て光ファイババンドル22の光入射端26が差し込まれ
ている。この光ファイババンドル28の個々の光ファイ
バが標識部18に延在され、LED20の光が標識部1
8の発光端32に伝送される。制御基板ユニット24と
取り付け部材28は全体ケーシング12の内壁に電気的
絶縁を図って固定されている。図2に、表示装置100
の制御基板ユニット24の電気回路例を示す。図2にお
いて、太陽電池10は、兼用回路7内の蓄電器(蓄電
池)3に対して、充電整流器6と充電用電力変換器10
2を介して接続されており、さらに兼用回路7に付属し
た蓄電器16は、放電用電力変換器104を介して負荷
5に接続されている。負荷5はLED20を有し、負荷
5内にはスイッチ5aを備えている。一次側である充電
用電力変換器102では、充電制御回路21が充電制御
トランジスタQ2のオンオフを制御するようになってお
り、その他に充電変換用入出力平滑コンデンサC21、
充電変換用循環ダイオードD2を有している。また、二
次側である放電用電力変換器104では、放電制御回路
41が放電制御トランジスタQ4のオンオフ制御をする
ようになっており、その他に放電変換用入出力平滑コン
デンサC43、ステップアップ一次出力用コンデンサC
42、放電変換用出力整流器D4、放電ステップダウン
用リアクタL42を有している。特徴的なのは、図4の
従来の回路で用いた充電変換用リアクタ(ステップダウ
ン用)L2、放電変換用入出力平滑コンデンサC41、
充電変換用入出力平滑コンデンサC22、放電用リアク
タL41の合計4つの素子を使用するのに代えて、兼用
回路7は1つの充放電用変換兼用のリアクタL7と1つ
の充放電入出力平滑兼用コンデンサC7を備えているこ
とである。図2の回路では、図5と図6に示すような動
作をする。つまり、充電時には、充電用電力変換器10
2の充電整流器6を通る図5(A)の電流i1は、リア
クタL2で電圧をステップダウンして(例えば8.5V
から6Vにステップダウンして)、蓄電器16と循環ダ
イオードD2に流れる電流i2は図5(B)のように三
角波状になり、充電器16が充電される。そして充電時
には、負荷5のスイッチ5aはオフされている。一方、
放電時には、放電用電力変換器4の放電整流器4を通る
図6(A)の電流i1は、リアクタL41で電圧をステ
ップアップして三角波状になり、蓄電器3と循環ダイオ
ードD2に流れる電流i2は図6(B)のようになり、
スイッチ5aはオンであり負荷5に放電する。次に、図
2の制御基板ユニット24の回路の動作を説明する。図
2において、昼間では、太陽電池10から蓄電器16に
充電するために、充電用電力変換器102の充電制御回
路21の充電制御トランジスタQ2のオンするので、太
陽電池10から蓄電器16に充電する。一方、夜間で
は、放電用電力変換器104の放電制御回路41が放電
制御トランジスタQ4のオンするので、蓄電器16から
負荷5のLED20に放電して、図1のLED20の発
光は光ファイバーバンドル22の光入射端26に入射さ
れるので、標識部18は所定の表示内容を点灯する。こ
のように、本発明の実施の形態の表示装置では、昼間で
は充電用電力変換器2の太陽電池から充電用電力変換器
102の充電回路は動作するが、放電用電力変換器10
4の放電回路は動作しない。また、夜間では昼間とは逆
に放電回路は動作するが充電回路は動作しない。つまり
同時には、充電用電力変換器102と放電用電力変換器
104は動作しないので、図2の兼用回路7は、充電用
電力変換器102のリアクタと放電用電力変換器104
のリアクタは兼用できる。しかも、図2の兼用回路7
は、充電用電力変換器102のリアクタ及びコンデンサ
と、放電用電力変換器104のリアクタ及びコンデンサ
を兼用できる。これにより、電力変換器における高価な
リアクタとコンデンサを兼用回路7において共用できる
ので、部品コストを削減でき、製造加工代を低減でき
る。また、リアクタやコンデンサ部品は比較的大きいの
で、制御回路の大幅な小型化が図れる。ところで、本発
明の適用は、これらの実施の形態だけではなく、図1の
表示装置100は複数個接続することにより連続点灯動
作をさせることができる。また図1の標識部18の形状
は矢印の他の形状を採用することができる。
を図面に基づいて説明する。図1に、本発明の実施の形
態を示す。図1は表示ユニット単体100の構成を示し
ており、表示ユニット100には太陽電池10が設けら
れている。太陽電池10は、太陽光を効率良く受光する
ことができるように全体ケーシング12の上部に位置さ
れており、透明の受光部ケーシング14の内に収容され
て埃や風雨から保護されている。全体ケーシング12は
プラスチック製あるいは金属製の箱であり、例えば道路
にあるコンクリート板、ポスト、柱等に設置される。こ
の全体ケーシング12内には上記太陽電池10の他、蓄
電器16、標識部18、LED20、光ファイババンド
ル(光ファイバー束)22、制御基板ユニット24等が
収容されている。蓄電器16は、例えば電気二重層コン
デンサを用いることができる。電気二重層コンデンサは
化学変化がないので長寿命であり、使用勝手に優れた蓄
電器である。標識部18は表示を希望する任意の形状に
形成され、図1の例では、全体的にみて「矢印」型であ
る。標識部18の形状を縁取る輪郭部34には、互いに
所定の間隔をおいて光ファイババンドル22の光出射端
である発光端32が露出されている。全体ケーシング1
2内には、取り付け部材28が取り付けられており、こ
の取り付け部材28にLED20が取り付けられてい
る。取り付け部材28には、LED20の発光面に面し
て光ファイババンドル22の光入射端26が差し込まれ
ている。この光ファイババンドル28の個々の光ファイ
バが標識部18に延在され、LED20の光が標識部1
8の発光端32に伝送される。制御基板ユニット24と
取り付け部材28は全体ケーシング12の内壁に電気的
絶縁を図って固定されている。図2に、表示装置100
の制御基板ユニット24の電気回路例を示す。図2にお
いて、太陽電池10は、兼用回路7内の蓄電器(蓄電
池)3に対して、充電整流器6と充電用電力変換器10
2を介して接続されており、さらに兼用回路7に付属し
た蓄電器16は、放電用電力変換器104を介して負荷
5に接続されている。負荷5はLED20を有し、負荷
5内にはスイッチ5aを備えている。一次側である充電
用電力変換器102では、充電制御回路21が充電制御
トランジスタQ2のオンオフを制御するようになってお
り、その他に充電変換用入出力平滑コンデンサC21、
充電変換用循環ダイオードD2を有している。また、二
次側である放電用電力変換器104では、放電制御回路
41が放電制御トランジスタQ4のオンオフ制御をする
ようになっており、その他に放電変換用入出力平滑コン
デンサC43、ステップアップ一次出力用コンデンサC
42、放電変換用出力整流器D4、放電ステップダウン
用リアクタL42を有している。特徴的なのは、図4の
従来の回路で用いた充電変換用リアクタ(ステップダウ
ン用)L2、放電変換用入出力平滑コンデンサC41、
充電変換用入出力平滑コンデンサC22、放電用リアク
タL41の合計4つの素子を使用するのに代えて、兼用
回路7は1つの充放電用変換兼用のリアクタL7と1つ
の充放電入出力平滑兼用コンデンサC7を備えているこ
とである。図2の回路では、図5と図6に示すような動
作をする。つまり、充電時には、充電用電力変換器10
2の充電整流器6を通る図5(A)の電流i1は、リア
クタL2で電圧をステップダウンして(例えば8.5V
から6Vにステップダウンして)、蓄電器16と循環ダ
イオードD2に流れる電流i2は図5(B)のように三
角波状になり、充電器16が充電される。そして充電時
には、負荷5のスイッチ5aはオフされている。一方、
放電時には、放電用電力変換器4の放電整流器4を通る
図6(A)の電流i1は、リアクタL41で電圧をステ
ップアップして三角波状になり、蓄電器3と循環ダイオ
ードD2に流れる電流i2は図6(B)のようになり、
スイッチ5aはオンであり負荷5に放電する。次に、図
2の制御基板ユニット24の回路の動作を説明する。図
2において、昼間では、太陽電池10から蓄電器16に
充電するために、充電用電力変換器102の充電制御回
路21の充電制御トランジスタQ2のオンするので、太
陽電池10から蓄電器16に充電する。一方、夜間で
は、放電用電力変換器104の放電制御回路41が放電
制御トランジスタQ4のオンするので、蓄電器16から
負荷5のLED20に放電して、図1のLED20の発
光は光ファイバーバンドル22の光入射端26に入射さ
れるので、標識部18は所定の表示内容を点灯する。こ
のように、本発明の実施の形態の表示装置では、昼間で
は充電用電力変換器2の太陽電池から充電用電力変換器
102の充電回路は動作するが、放電用電力変換器10
4の放電回路は動作しない。また、夜間では昼間とは逆
に放電回路は動作するが充電回路は動作しない。つまり
同時には、充電用電力変換器102と放電用電力変換器
104は動作しないので、図2の兼用回路7は、充電用
電力変換器102のリアクタと放電用電力変換器104
のリアクタは兼用できる。しかも、図2の兼用回路7
は、充電用電力変換器102のリアクタ及びコンデンサ
と、放電用電力変換器104のリアクタ及びコンデンサ
を兼用できる。これにより、電力変換器における高価な
リアクタとコンデンサを兼用回路7において共用できる
ので、部品コストを削減でき、製造加工代を低減でき
る。また、リアクタやコンデンサ部品は比較的大きいの
で、制御回路の大幅な小型化が図れる。ところで、本発
明の適用は、これらの実施の形態だけではなく、図1の
表示装置100は複数個接続することにより連続点灯動
作をさせることができる。また図1の標識部18の形状
は矢印の他の形状を採用することができる。
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、電力変換器における高価なリアクタとコンデン
サを兼用回路において共用できるので、部品コストを削
減でき、製造費用を低減できる。また、リアクタやコン
デンサ部品は比較的大きいので、制御回路の小型化が可
能となる。また、請求項2の発明によれば、電力変換器
における高価なリアクタとコンデンサを兼用回路におい
て共用できるので、混成の簡素化、部品コストの削減、
製造費用の低減化が可能となる。また、リアクタやコン
デンサ部品は比較的大きいので、制御回路の小型化を図
ることができる。
よれば、電力変換器における高価なリアクタとコンデン
サを兼用回路において共用できるので、部品コストを削
減でき、製造費用を低減できる。また、リアクタやコン
デンサ部品は比較的大きいので、制御回路の小型化が可
能となる。また、請求項2の発明によれば、電力変換器
における高価なリアクタとコンデンサを兼用回路におい
て共用できるので、混成の簡素化、部品コストの削減、
製造費用の低減化が可能となる。また、リアクタやコン
デンサ部品は比較的大きいので、制御回路の小型化を図
ることができる。
【図1】本発明の表示装置の実施の形態を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】第1の実施の形態の回路例を示す図である。
【図3】従来の表示装置の回路を示す図である。
【図4】従来の表示装置の回路をより詳しく示す図であ
る。
る。
【図5】従来の表示装置の回路の一次側の動作を示す図
である。
である。
【図6】従来の表示装置の回路の二次側の動作を示す図
である。
である。
102 充電用電力変換器 104 放電用電力変換器 7 兼用回路 10 太陽電池 16 蓄電器(蓄電手段) 20 LED(点灯負荷) 100 表示装置 C7 兼用回路のコンデンサ L7 兼用回路のリアクタ
Claims (2)
- 【請求項1】 太陽電池の発生電力を蓄電し、この蓄電
電力により発光ダイオードを点灯させるようにした太陽
電池型表示装置において、 前記太陽電池から蓄電手段への充電動作に用いる電力変
換器のリアクタと、前記蓄電手段から点灯負荷への電力
の供給動作に用いる電力変換器のリアクタとを共用する
構成であることを特徴とする太陽電池型表示装置。 - 【請求項2】 太陽電池の発生電力を蓄電し、この蓄電
電力により発光ダイオードを点灯させるようにした太陽
電池型表示装置において、 前記太陽電池から蓄電手段への充電動作に用いる電力変
換器のリアクタ及び出力平滑用コンデンサと、蓄電手段
から点灯負荷への電力供給動作に用いる電力変換器のリ
アクタ及び入力平滑用コンデンサと、を共用する構成で
あることを特徴とする太陽電池型表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13923596A JPH09325720A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 太陽電池型表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13923596A JPH09325720A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 太陽電池型表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09325720A true JPH09325720A (ja) | 1997-12-16 |
Family
ID=15240630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13923596A Pending JPH09325720A (ja) | 1996-05-31 | 1996-05-31 | 太陽電池型表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09325720A (ja) |
-
1996
- 1996-05-31 JP JP13923596A patent/JPH09325720A/ja active Pending
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