JPH09325234A - 光結合装置 - Google Patents
光結合装置Info
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- JPH09325234A JPH09325234A JP4128897A JP4128897A JPH09325234A JP H09325234 A JPH09325234 A JP H09325234A JP 4128897 A JP4128897 A JP 4128897A JP 4128897 A JP4128897 A JP 4128897A JP H09325234 A JPH09325234 A JP H09325234A
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- coupling device
- light source
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/42—Coupling light guides with opto-electronic elements
- G02B6/4298—Coupling light guides with opto-electronic elements coupling with non-coherent light sources and/or radiation detectors, e.g. lamps, incandescent bulbs, scintillation chambers
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- Led Device Packages (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 光源と複数個の光分配ハーネスとの間のコン
パクトな光結合装置であって、光分配ハーネスに伝送さ
れる光の角度分布を減少させ、製作が簡単な光結合装置
を提供する。 【解決手段】 光源(16)のまわりに配置され、各々
の焦点が光源と実質的に一致するように位置決めされた
複数個の反射器部材(12,14)、および複数個の光
結合部材(18,20)が設けられる。各結合部材は光
源からの光を受け取る入口表面(18A,20A)およ
び光を送り出す出口表面(18B,20B)を持つ。更
に、光結合部材から光を受け取る複数個の光分配ハーネ
ス(22,24)が設けられる。各光結合部材はレンズ
からなり、このレンズはその主光透過軸をほぼ横切る少
なくとも1つの方向に負の曲率を有し、光を第1角度分
布で受け取り、それより小さい角度分布で光を送り出
す。光結合部材は、反射器部材の一体部分から構成する
ことができる。
パクトな光結合装置であって、光分配ハーネスに伝送さ
れる光の角度分布を減少させ、製作が簡単な光結合装置
を提供する。 【解決手段】 光源(16)のまわりに配置され、各々
の焦点が光源と実質的に一致するように位置決めされた
複数個の反射器部材(12,14)、および複数個の光
結合部材(18,20)が設けられる。各結合部材は光
源からの光を受け取る入口表面(18A,20A)およ
び光を送り出す出口表面(18B,20B)を持つ。更
に、光結合部材から光を受け取る複数個の光分配ハーネ
ス(22,24)が設けられる。各光結合部材はレンズ
からなり、このレンズはその主光透過軸をほぼ横切る少
なくとも1つの方向に負の曲率を有し、光を第1角度分
布で受け取り、それより小さい角度分布で光を送り出
す。光結合部材は、反射器部材の一体部分から構成する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源と1つ以上の
光分配ハーネス(例えば、光ガイド)との間で光を結合
するための光結合装置に関する。更に詳しく述べると、
本発明は、60°のような小さな円錐角(cone a
ngle)で光を光分配ハーネスに結合する上記形式の
光結合装置に関する。
光分配ハーネス(例えば、光ガイド)との間で光を結合
するための光結合装置に関する。更に詳しく述べると、
本発明は、60°のような小さな円錐角(cone a
ngle)で光を光分配ハーネスに結合する上記形式の
光結合装置に関する。
【0002】
【発明の背景】本発明は、光源と1つ以上の光分配ハー
ネス(例えば、レンズまたは光ガイド)との間で光を効
率よく結合するための光結合装置に関する。光結合装置
は、例えば、開口数が0.4〜0.65の範囲にあるよ
うな入手可能な光ガイドに光を供給するのが望ましい。
ここで、光の90%が60°の円錐角以内に含まれる場
合、開口数0.5が得られる。米国特許第5,560,
699号明細書には、高輝度光源(例えば、キセノン・
メタルハライド高圧放電灯またはハロゲンランプ)から
の光を複数の光ガイドまたは他の分配ハーネスに効率よ
く結合する光結合装置が記載されている。該特許に記載
の一実施例では、楕円形反射器から光をテーパ付きロッ
ドを通して光ガイドに収束する。テーパ付きロッドは、
小さい方の端部で光を受け取り、受け取った角度分布よ
りも小さい角度分布で大きい方の端部から光を送り出
す。これにより、いわゆる角度−面積変換を行い、かか
る変換により前述した範囲の開口数を有する光ガイドを
用いることができるようになり、有利である。
ネス(例えば、レンズまたは光ガイド)との間で光を効
率よく結合するための光結合装置に関する。光結合装置
は、例えば、開口数が0.4〜0.65の範囲にあるよ
うな入手可能な光ガイドに光を供給するのが望ましい。
ここで、光の90%が60°の円錐角以内に含まれる場
合、開口数0.5が得られる。米国特許第5,560,
699号明細書には、高輝度光源(例えば、キセノン・
メタルハライド高圧放電灯またはハロゲンランプ)から
の光を複数の光ガイドまたは他の分配ハーネスに効率よ
く結合する光結合装置が記載されている。該特許に記載
の一実施例では、楕円形反射器から光をテーパ付きロッ
ドを通して光ガイドに収束する。テーパ付きロッドは、
小さい方の端部で光を受け取り、受け取った角度分布よ
りも小さい角度分布で大きい方の端部から光を送り出
す。これにより、いわゆる角度−面積変換を行い、かか
る変換により前述した範囲の開口数を有する光ガイドを
用いることができるようになり、有利である。
【0003】しかし、光分配ハーネスに伝送される光の
角度分布を小さくするのに、別の光学要素を用いる光結
合装置を提供できれば、望ましい。また、このような異
なる光学要素を用いる光結合装置がテーパ付きロッドを
用いるものより容易に製作できれば、有利である。
角度分布を小さくするのに、別の光学要素を用いる光結
合装置を提供できれば、望ましい。また、このような異
なる光学要素を用いる光結合装置がテーパ付きロッドを
用いるものより容易に製作できれば、有利である。
【0004】
【発明の概要】したがって、本発明の目的は、テーパ付
きロッド以外の光学要素を用いて、光分配ハーネスに伝
送される光の角度分布を減少させるようにした光結合装
置を提供することにある。本発明の他の目的は、テーパ
付きロッドを用いるものよりも簡単に製作できる前述し
た形式の光結合装置を提供することにある。
きロッド以外の光学要素を用いて、光分配ハーネスに伝
送される光の角度分布を減少させるようにした光結合装
置を提供することにある。本発明の他の目的は、テーパ
付きロッドを用いるものよりも簡単に製作できる前述し
た形式の光結合装置を提供することにある。
【0005】本発明によれば、光源と複数個の光分配ハ
ーネスとの間のコンパクトな光結合装置が提供される。
この光結合装置は、光源のまわりに配置された複数個の
反射器部材を含む。これらの反射器部材は、そのそれぞ
れの焦点が光源と実質的に一致するように位置決めされ
て、光源からの光を受け取って、その光を光源から遠ざ
かる方へ反射するように作用する。光結合装置は更に、
各々が光源からの光を受け取るための入口表面および光
を送り出すための出口表面を有する複数個の光結合部材
を含む。光結合装置はまた更に、それぞれの光結合部材
から光を受け取る複数個の光分配ハーネスを含む。各光
結合部材はレンズを有し、このレンズはその主光透過軸
をほぼ横切る少なくとも1つの方向に負の曲率を持ち、
光を第1角度分布で受け取って、一層小さい角度分布で
光を送り出す作用をなす。
ーネスとの間のコンパクトな光結合装置が提供される。
この光結合装置は、光源のまわりに配置された複数個の
反射器部材を含む。これらの反射器部材は、そのそれぞ
れの焦点が光源と実質的に一致するように位置決めされ
て、光源からの光を受け取って、その光を光源から遠ざ
かる方へ反射するように作用する。光結合装置は更に、
各々が光源からの光を受け取るための入口表面および光
を送り出すための出口表面を有する複数個の光結合部材
を含む。光結合装置はまた更に、それぞれの光結合部材
から光を受け取る複数個の光分配ハーネスを含む。各光
結合部材はレンズを有し、このレンズはその主光透過軸
をほぼ横切る少なくとも1つの方向に負の曲率を持ち、
光を第1角度分布で受け取って、一層小さい角度分布で
光を送り出す作用をなす。
【0006】製造を容易にするために、少なくとも1個
の光結合部材を1個の反射器部材の一体部分で構成し、
その一体部分は隣接反射器部材の曲率と一致させるのが
よい。更に、1個の結合部材の入口表面および出口表面
の内の少なくとも一方を、光結合効率の向上のためにそ
の結合部材の主光透過軸のまわりに非軸対称としてもよ
い。
の光結合部材を1個の反射器部材の一体部分で構成し、
その一体部分は隣接反射器部材の曲率と一致させるのが
よい。更に、1個の結合部材の入口表面および出口表面
の内の少なくとも一方を、光結合効率の向上のためにそ
の結合部材の主光透過軸のまわりに非軸対称としてもよ
い。
【0007】本発明の上述した目的および他の目的並び
に利点は、添付の図面を参照した以下の説明から更に明
瞭になろう。図面中の同じ参照符号は同一または対応す
る部品を示す。
に利点は、添付の図面を参照した以下の説明から更に明
瞭になろう。図面中の同じ参照符号は同一または対応す
る部品を示す。
【0008】
【発明の好適な実施の形態】図1は、本発明の好適な実
施例による光結合装置10を断面図で示す。図1に示す
ように光結合装置10の左側と右側は代表的には互いに
対称であるので、便宜上、以下の記述では主として片側
に焦点を当てて説明を進める。光結合装置10は1対の
反射器12および14を含み、これらの反射器は一緒に
光源16を取り囲むように配置されており、そして包囲
の目的で、反射器はそれぞれ楕円形とするのがよい。反
射器12は、光源16からの光を反射器14の壁内に位
置するレンズ18へ向けて反射する。同様に、反射器1
4は、光源16からの光を反射器12の壁内に位置する
レンズ20へ向けて反射する。図1において右または左
から見ると、レンズ18および20は円形に見える。
施例による光結合装置10を断面図で示す。図1に示す
ように光結合装置10の左側と右側は代表的には互いに
対称であるので、便宜上、以下の記述では主として片側
に焦点を当てて説明を進める。光結合装置10は1対の
反射器12および14を含み、これらの反射器は一緒に
光源16を取り囲むように配置されており、そして包囲
の目的で、反射器はそれぞれ楕円形とするのがよい。反
射器12は、光源16からの光を反射器14の壁内に位
置するレンズ18へ向けて反射する。同様に、反射器1
4は、光源16からの光を反射器12の壁内に位置する
レンズ20へ向けて反射する。図1において右または左
から見ると、レンズ18および20は円形に見える。
【0009】光源16は、図では単に点で示されている
が、高輝度の高圧放電光源とするのが好ましい。光源1
6は、米国特許第5,239,230号明細書に記載さ
れた光源で構成するのがよい。この特許を本発明の先行
技術として援用する。このような光源は、約2.5のア
ーク・ギャップから4000ルーメン以上の光出力を発
生することができる。或いはまた、光源16を高輝度の
ハロゲン光源とすることもできる。
が、高輝度の高圧放電光源とするのが好ましい。光源1
6は、米国特許第5,239,230号明細書に記載さ
れた光源で構成するのがよい。この特許を本発明の先行
技術として援用する。このような光源は、約2.5のア
ーク・ギャップから4000ルーメン以上の光出力を発
生することができる。或いはまた、光源16を高輝度の
ハロゲン光源とすることもできる。
【0010】反射器12および14の内面はそれぞれ反
射被膜12Aおよび14Aで被覆されているが、レンズ
18および20は覆われていない。このような反射被膜
は、高屈折率材料と低屈折率材料の層を交互に積層して
なる光干渉フィルタで構成することができる。このよう
なフィルタは、例えば、可視光を反射するが、赤外光を
透過するように設計することができる。交互に積層する
高屈折率材料と低屈折率材料の代表的な組み合わせ例と
しては、タンタラとシリカ、ニオビアとシリカ、チタニ
アとシリカ、ハフニアとシリカなどがある。積層数は1
5以上、例えば24とするのが代表的である。レンズ1
8および20を覆わないように反射被膜12Aおよび1
4Aをパターン形成するのに、例えば、ほう酸塩マスキ
ングを使用することができる。上述した光干渉被膜につ
いては、例えば、米国特許出願第08/165447号
(1993年12月10日出願)明細書に詳しく説明さ
れている。
射被膜12Aおよび14Aで被覆されているが、レンズ
18および20は覆われていない。このような反射被膜
は、高屈折率材料と低屈折率材料の層を交互に積層して
なる光干渉フィルタで構成することができる。このよう
なフィルタは、例えば、可視光を反射するが、赤外光を
透過するように設計することができる。交互に積層する
高屈折率材料と低屈折率材料の代表的な組み合わせ例と
しては、タンタラとシリカ、ニオビアとシリカ、チタニ
アとシリカ、ハフニアとシリカなどがある。積層数は1
5以上、例えば24とするのが代表的である。レンズ1
8および20を覆わないように反射被膜12Aおよび1
4Aをパターン形成するのに、例えば、ほう酸塩マスキ
ングを使用することができる。上述した光干渉被膜につ
いては、例えば、米国特許出願第08/165447号
(1993年12月10日出願)明細書に詳しく説明さ
れている。
【0011】更に、反射器12および14の内面を、当
業界でよく知られているように、多数の小面(face
t)で構成して、空間的により均一な光分布を生成する
ことができる。反射器12および14はそれぞれ2つの
焦点をもつ。各反射器の第1焦点は光源16と実質的に
一致する。代表的には、この一致は事実上完全な一致で
あるが、一致が完全でなくても、光源16からレンズ1
8および20への光の実質的な結合を達成するのに十分
であれば、本発明は実質的に同じ効果を生じる。ここ
で、光の実質的な結合状態は、反射器のそれぞれの焦点
が互いに「実質的に一致する」ときに生じる。反射器1
2の第2焦点を点19として示す。レンズ18の入口表
面18Aが光源16と第2焦点19との間に配置され
て、修正された実効第2焦点19’を生成する。同様
に、反射器14の第2焦点を点21として示す。レンズ
20の入口表面20Aが光源16と第2焦点20との間
に配置されて、修正された実効第2焦点21’を生成す
る。
業界でよく知られているように、多数の小面(face
t)で構成して、空間的により均一な光分布を生成する
ことができる。反射器12および14はそれぞれ2つの
焦点をもつ。各反射器の第1焦点は光源16と実質的に
一致する。代表的には、この一致は事実上完全な一致で
あるが、一致が完全でなくても、光源16からレンズ1
8および20への光の実質的な結合を達成するのに十分
であれば、本発明は実質的に同じ効果を生じる。ここ
で、光の実質的な結合状態は、反射器のそれぞれの焦点
が互いに「実質的に一致する」ときに生じる。反射器1
2の第2焦点を点19として示す。レンズ18の入口表
面18Aが光源16と第2焦点19との間に配置され
て、修正された実効第2焦点19’を生成する。同様
に、反射器14の第2焦点を点21として示す。レンズ
20の入口表面20Aが光源16と第2焦点20との間
に配置されて、修正された実効第2焦点21’を生成す
る。
【0012】光分配ハーネス22および24の入口表面
22Aおよび24Aは、反射器の修正された実効焦点1
9’および21’に位置決めするのが好ましい。光分配
ハーネス22および24は、光源16から受け取った光
を、遠くの光学系(図示せず)、例えば自動車の前照灯
や商店のディスプレイ・ケースの照明器具まで導く。図
示のように、光分配ハーネス22および24は、例え
ば、光ファイバの束(図示せず)から形成された光ガイ
ドとするのがよい。光ガイドについては、例えば米国特
許第5,341,445号に詳しく説明されている。他
の形式の光分配ハーネス、例えばレンズ、折りたたみミ
ラー、レンズ系、光混合ロッド、プリズムなどを用いて
もよい。例えば、光分配ハーネス22の代わりにミラー
を点19’に置いて、これにより光を反射して、光源1
6を通って光分配ハーネス24へ向かうようにすること
ができる。
22Aおよび24Aは、反射器の修正された実効焦点1
9’および21’に位置決めするのが好ましい。光分配
ハーネス22および24は、光源16から受け取った光
を、遠くの光学系(図示せず)、例えば自動車の前照灯
や商店のディスプレイ・ケースの照明器具まで導く。図
示のように、光分配ハーネス22および24は、例え
ば、光ファイバの束(図示せず)から形成された光ガイ
ドとするのがよい。光ガイドについては、例えば米国特
許第5,341,445号に詳しく説明されている。他
の形式の光分配ハーネス、例えばレンズ、折りたたみミ
ラー、レンズ系、光混合ロッド、プリズムなどを用いて
もよい。例えば、光分配ハーネス22の代わりにミラー
を点19’に置いて、これにより光を反射して、光源1
6を通って光分配ハーネス24へ向かうようにすること
ができる。
【0013】光分配ハーネス22および24はそれぞれ
関連するレンズ18および20から間隔Dだけ離れてい
る。この間隔は、光源16を点灯したときに温度が上昇
するレンズ18および20から光分配ハーネスを熱的に
隔離するのに十分であり、その距離をどう選ぶかは当業
者に明らかである。また間隔Dをとると、カラーフィル
タまたは遮光部材のような光変調器150(仮想線で表
示)を図示の光路中に挿入して、遠隔光学系(図示せ
ず)での光の色を変えたり光をオン/オフしたりするこ
とができる。
関連するレンズ18および20から間隔Dだけ離れてい
る。この間隔は、光源16を点灯したときに温度が上昇
するレンズ18および20から光分配ハーネスを熱的に
隔離するのに十分であり、その距離をどう選ぶかは当業
者に明らかである。また間隔Dをとると、カラーフィル
タまたは遮光部材のような光変調器150(仮想線で表
示)を図示の光路中に挿入して、遠隔光学系(図示せ
ず)での光の色を変えたり光をオン/オフしたりするこ
とができる。
【0014】本発明の一面によれば、レンズ18および
20は負レンズまたは発散レンズである。負レンズは収
束する光を第1角度分布で受け取って、それより小さい
収束する性角度分布で光を送り出す。したがって、レン
ズの入力表面18Aおよび20Aで、例えば53度の角
度分布で受け取った光が、レンズの出力表面18Bおよ
び20Bでは、例えば37度の減少した角度分布に転換
される。このため、通常入手できる開口数の光ガイド
(22および24)を用いることができる。ここで、光
の90%が60度の円錐角内に含まれる場合、開口数
0.5が得られる。容易に入手可能な光ガイドは開口数
が0.4−0.65の範囲にある。
20は負レンズまたは発散レンズである。負レンズは収
束する光を第1角度分布で受け取って、それより小さい
収束する性角度分布で光を送り出す。したがって、レン
ズの入力表面18Aおよび20Aで、例えば53度の角
度分布で受け取った光が、レンズの出力表面18Bおよ
び20Bでは、例えば37度の減少した角度分布に転換
される。このため、通常入手できる開口数の光ガイド
(22および24)を用いることができる。ここで、光
の90%が60度の円錐角内に含まれる場合、開口数
0.5が得られる。容易に入手可能な光ガイドは開口数
が0.4−0.65の範囲にある。
【0015】図2は、本発明による負レンズの作用を例
示する。図2において、光結合装置10は負レンズ18
および20を含むが、光結合装置10’は負レンズを持
たない。図示のように、負レンズをもたない光結合装置
10’の反射器12からの光線の経路は、光結合装置1
0’の右側へ向かって進み、直線11’の所に、すなわ
ち反射器の焦点で収束する。負レンズを有する光結合装
置10の反射器12からの光線の経路は、光結合装置1
0の右側へ向かって進み、直線11の所で、すなわち反
射器の修正された実効焦点で収束する。これは、反射器
12の修正された実効焦点を生成する負レンズ18の作
用による。図面中の光線経路から明らかなように、負レ
ンズ18を通過する光線経路の角度分布は、有利なこと
に、光結合装置10’が与える光線経路の角度分布より
小さい。
示する。図2において、光結合装置10は負レンズ18
および20を含むが、光結合装置10’は負レンズを持
たない。図示のように、負レンズをもたない光結合装置
10’の反射器12からの光線の経路は、光結合装置1
0’の右側へ向かって進み、直線11’の所に、すなわ
ち反射器の焦点で収束する。負レンズを有する光結合装
置10の反射器12からの光線の経路は、光結合装置1
0の右側へ向かって進み、直線11の所で、すなわち反
射器の修正された実効焦点で収束する。これは、反射器
12の修正された実効焦点を生成する負レンズ18の作
用による。図面中の光線経路から明らかなように、負レ
ンズ18を通過する光線経路の角度分布は、有利なこと
に、光結合装置10’が与える光線経路の角度分布より
小さい。
【0016】ここで、もっとも広義には、負レンズは、
第1角度分布の光を受け取り、それより小さい角度分布
の光を送り出すために、主光透過軸線をほぼ横切る少な
くとも1つの方向において負の曲率を有するレンズを含
むものである。このようなレンズは、別の(例えば直交
する)方向において負でない曲率を有するものであって
よく、このようなレンズの入口および出口表面の少なく
とも一方または両方を湾曲させて負レンズ機能を実現す
ることができる。
第1角度分布の光を受け取り、それより小さい角度分布
の光を送り出すために、主光透過軸線をほぼ横切る少な
くとも1つの方向において負の曲率を有するレンズを含
むものである。このようなレンズは、別の(例えば直交
する)方向において負でない曲率を有するものであって
よく、このようなレンズの入口および出口表面の少なく
とも一方または両方を湾曲させて負レンズ機能を実現す
ることができる。
【0017】代表的には、レンズ18および20の入口
表面18Aおよび20Aは凹面であって、図1において
左右に延在するものとして示した軸線26のまわりで軸
対称である。軸線26はレンズ18および20の主光透
過軸線に一致するものとして示してある。入口表面18
Aおよび20Aは、図示の曲線の代わりに、いわゆるア
キシコン(axicon)形状としてもよい。このよう
な形状は、光分配ハーネス22へ通過する角度0度の光
を満たすのに有効であることが確認された。アキシコン
形状の具体例を、レンズ18について図3に示す。図示
のように、レンズ18は、軸線26のまわりに軸対称な
円錐凹面を有する。
表面18Aおよび20Aは凹面であって、図1において
左右に延在するものとして示した軸線26のまわりで軸
対称である。軸線26はレンズ18および20の主光透
過軸線に一致するものとして示してある。入口表面18
Aおよび20Aは、図示の曲線の代わりに、いわゆるア
キシコン(axicon)形状としてもよい。このよう
な形状は、光分配ハーネス22へ通過する角度0度の光
を満たすのに有効であることが確認された。アキシコン
形状の具体例を、レンズ18について図3に示す。図示
のように、レンズ18は、軸線26のまわりに軸対称な
円錐凹面を有する。
【0018】図1を再び参照すると、出口表面18Bお
よび20Bは平坦にして、プレスまたは研磨により容易
に製造できるようにするのが好ましい。しかし、出口表
面18Bおよび20Bは別の形状とすることもでき、そ
れでも本発明による機能を果たす。レンズ18および2
0の上側および下側境界が破線で示されており、これ
は、製造を容易にするために、レンズが関連する反射器
14および12と一体的に形成できること、あるいは別
々に形成された部品から構成できることを示唆するため
である(以下の図面でも、レンズと関連して描かれるこ
のような破線はすべて同じ意味を持つ)。
よび20Bは平坦にして、プレスまたは研磨により容易
に製造できるようにするのが好ましい。しかし、出口表
面18Bおよび20Bは別の形状とすることもでき、そ
れでも本発明による機能を果たす。レンズ18および2
0の上側および下側境界が破線で示されており、これ
は、製造を容易にするために、レンズが関連する反射器
14および12と一体的に形成できること、あるいは別
々に形成された部品から構成できることを示唆するため
である(以下の図面でも、レンズと関連して描かれるこ
のような破線はすべて同じ意味を持つ)。
【0019】反射器12および14が楕円形である場
合、特に好適な実施例ではレンズ18および20の曲率
を隣接する反射器の曲率と一致させる。この状態は、図
1に示されており、反射器の製造が簡単になる。例え
ば、反射被膜12Aおよび14Aのパターン形成の際に
若干の変動が許される。開口が大きいと、レンズが大き
くなり、逆に開口が小さいと、反射面積が大きくなる。
このような状態は、レンズからの光の分布の開口数0.
5に対する次の式に従って得られる。
合、特に好適な実施例ではレンズ18および20の曲率
を隣接する反射器の曲率と一致させる。この状態は、図
1に示されており、反射器の製造が簡単になる。例え
ば、反射被膜12Aおよび14Aのパターン形成の際に
若干の変動が許される。開口が大きいと、レンズが大き
くなり、逆に開口が小さいと、反射面積が大きくなる。
このような状態は、レンズからの光の分布の開口数0.
5に対する次の式に従って得られる。
【0020】 x2/a2+y2/b2=1;a2=b2+c2;a/c≒2.5 (式1) ここで、各楕円形について、寸法は長軸が2aで、短軸
が2bであり、またxおよびyは2つの直交寸法であ
り、a、bおよびcは定数であり、2cは楕円の2つの
焦点間の距離であり、開口数は前記の通りである。楕円
形反射器について、a/cの比が約2.0〜3.0の間
であるのが好ましい。
が2bであり、またxおよびyは2つの直交寸法であ
り、a、bおよびcは定数であり、2cは楕円の2つの
焦点間の距離であり、開口数は前記の通りである。楕円
形反射器について、a/cの比が約2.0〜3.0の間
であるのが好ましい。
【0021】図4を参照すると、図1のレンズ18とは
対照的に、図4のレンズ18は図示のように右側に突き
出ている。図5を参照すると、図1のレンズ18とは対
照的に、図5のレンズ18は図示のように左側に突き出
ている。図1の実施例と同じく、レンズと反射器との上
下の境界線が破線で示されていることからわかるよう
に、図4および図5のレンズ18は、反射器14と一体
にも別体にも形成することができる。
対照的に、図4のレンズ18は図示のように右側に突き
出ている。図5を参照すると、図1のレンズ18とは対
照的に、図5のレンズ18は図示のように左側に突き出
ている。図1の実施例と同じく、レンズと反射器との上
下の境界線が破線で示されていることからわかるよう
に、図4および図5のレンズ18は、反射器14と一体
にも別体にも形成することができる。
【0022】図1に示すようなレンズ18の入口表面1
8Aの曲率とは対照的に、レンズの入口表面18Aの曲
率はその隣接する反射器の曲率とは異なっていてもよ
い。図6は、レンズ18の入口表面18Aの湾曲が一層
強くなった場合を示す。図1の実施例と同じく、レンズ
と反射器との上下の境界線が破線で示されていることか
らわかるように、図6のレンズ18は、反射器14と一
体にも別体にも形成することができる。
8Aの曲率とは対照的に、レンズの入口表面18Aの曲
率はその隣接する反射器の曲率とは異なっていてもよ
い。図6は、レンズ18の入口表面18Aの湾曲が一層
強くなった場合を示す。図1の実施例と同じく、レンズ
と反射器との上下の境界線が破線で示されていることか
らわかるように、図6のレンズ18は、反射器14と一
体にも別体にも形成することができる。
【0023】図7は、図1に示すようなコンパクトなレ
ンズ18ではなく、長くなった結合部材18’を使用す
る例を示す。この結合部材18’の入口表面18A’
は、図1に示すレンズの入口表面18Aと同様に凹形状
に湾曲している。したがって、結合部材18’は前述し
たような負レンズとして作用し、入口表面18A’で受
け取る光の角度分布に較べて、光分配ハーネス22に伝
送する光の角度分布を減少させる。結合部材18’を十
分に長くして、光源16からの熱からの必要な熱的隔離
を達成し、こうしてその出口表面18B’を反射器12
(図1に示す)の第2焦点19のすぐ近くで終端させ
る。この位置に、光分配ハーネスの入口表面22Aを位
置決めするのが好ましい。結合部材18’は、図1のレ
ンズ18の改変について前述したのと同様の態様で変更
することができる。例えば、入口表面18A’をアキシ
コン形状とすることができる。
ンズ18ではなく、長くなった結合部材18’を使用す
る例を示す。この結合部材18’の入口表面18A’
は、図1に示すレンズの入口表面18Aと同様に凹形状
に湾曲している。したがって、結合部材18’は前述し
たような負レンズとして作用し、入口表面18A’で受
け取る光の角度分布に較べて、光分配ハーネス22に伝
送する光の角度分布を減少させる。結合部材18’を十
分に長くして、光源16からの熱からの必要な熱的隔離
を達成し、こうしてその出口表面18B’を反射器12
(図1に示す)の第2焦点19のすぐ近くで終端させ
る。この位置に、光分配ハーネスの入口表面22Aを位
置決めするのが好ましい。結合部材18’は、図1のレ
ンズ18の改変について前述したのと同様の態様で変更
することができる。例えば、入口表面18A’をアキシ
コン形状とすることができる。
【0024】図8は、光源16からの光を3つの光分配
ハーネス32、34および36に結合する光結合装置3
0を示す。反射器38は、好ましくは光源16と一致す
る第1焦点と、光源から離れて位置する第2焦点39と
を有する。レンズ40の入口表面40Aが光源16と第
2焦点39との間に位置する。レンズ40は、レンズ1
8またはレンズ20について前述した態様で作用する。
反射器42とレンズ44は、反射器38とレンズ40と
の相互作用と同じように相互作用する。同様に、反射器
46とレンズ48は、反射器38とレンズ40との相互
作用と同じように相互作用する。反射器38、42およ
び46は楕円形とすることができる。光結合装置30の
種々の部分は前述した同じ名称の部分と同様に作用す
る。
ハーネス32、34および36に結合する光結合装置3
0を示す。反射器38は、好ましくは光源16と一致す
る第1焦点と、光源から離れて位置する第2焦点39と
を有する。レンズ40の入口表面40Aが光源16と第
2焦点39との間に位置する。レンズ40は、レンズ1
8またはレンズ20について前述した態様で作用する。
反射器42とレンズ44は、反射器38とレンズ40と
の相互作用と同じように相互作用する。同様に、反射器
46とレンズ48は、反射器38とレンズ40との相互
作用と同じように相互作用する。反射器38、42およ
び46は楕円形とすることができる。光結合装置30の
種々の部分は前述した同じ名称の部分と同様に作用す
る。
【0025】図9は、反射器部分52および54間に負
レンズ20を、反射器部分56および58間に負レンズ
118を、反射器部分58および59間に負レンズ11
9をそれぞれ用いた光結合装置50を示す。この光結合
装置では、上述したレンズが光源16のまわりに非対称
に装置されている。例えば、レンズ118および119
を用いて自動車の左右の前照灯用の照明を行い、レンズ
20を用いて自動車の室内用の照明を行うことができ
る。図示例では、レンズ118および119を、例え
ば、標準球面レンズではなく円柱レンズに近づけること
ができる。例えば、2つの異なる直交方向に異なる曲率
を有するバイコニック(biconic)レンズを用い
ることができる。しかし、もっと広義には、レンズ11
8および119の入口表面118A、119Aまたは出
口表面118B、119Bの一つ以上を、レンズを通る
主光透過通路と合致する軸線118’および119’の
まわりに非軸対称とすることができる。例えば、レンズ
118および119は2つの異なる非直交方向に異なる
曲率を有することができる。これに対して、レンズ20
は、通例、レンズを通る主光透過通路と合致する軸線2
0’に沿って軸対称である。前に述べた実施例、例えば
図1の実施例と同様に、光分配ハーネス(図示せず)を
設けることにより、レンズから送り出された光を離れた
光学系(図示せず)に分配する。
レンズ20を、反射器部分56および58間に負レンズ
118を、反射器部分58および59間に負レンズ11
9をそれぞれ用いた光結合装置50を示す。この光結合
装置では、上述したレンズが光源16のまわりに非対称
に装置されている。例えば、レンズ118および119
を用いて自動車の左右の前照灯用の照明を行い、レンズ
20を用いて自動車の室内用の照明を行うことができ
る。図示例では、レンズ118および119を、例え
ば、標準球面レンズではなく円柱レンズに近づけること
ができる。例えば、2つの異なる直交方向に異なる曲率
を有するバイコニック(biconic)レンズを用い
ることができる。しかし、もっと広義には、レンズ11
8および119の入口表面118A、119Aまたは出
口表面118B、119Bの一つ以上を、レンズを通る
主光透過通路と合致する軸線118’および119’の
まわりに非軸対称とすることができる。例えば、レンズ
118および119は2つの異なる非直交方向に異なる
曲率を有することができる。これに対して、レンズ20
は、通例、レンズを通る主光透過通路と合致する軸線2
0’に沿って軸対称である。前に述べた実施例、例えば
図1の実施例と同様に、光分配ハーネス(図示せず)を
設けることにより、レンズから送り出された光を離れた
光学系(図示せず)に分配する。
【0026】図10に、図1と同様の1対の負レンズ1
8および20を含む光結合装置60を示す。しかし、図
10の光結合装置におけるレンズは、図示のように、図
1の対応するレンズよりもっと下側に位置する。これ
は、光源16からの光の非対称な分布に対処するためで
ある。図11は、このような非対称な光分布を、光源1
6の光分布の右半分のみの部分62のグラフ表示として
示す。光分布62は、軸線64のまわりにだいたいトロ
イダル形状を有する。しかし、光源より上に向かう光出
力の方が、光源より下に向かう光出力より大きい。この
ような光源16からの光をもっとも効率よく結合するた
めに、上記の光分布に対応してレンズ18および20は
光源16より下側に配置される。代表的には、レンズ1
8および20は、レンズを通る主光透過通路と合致する
それぞれの軸線18’および20’のまわりに軸対称で
ある。
8および20を含む光結合装置60を示す。しかし、図
10の光結合装置におけるレンズは、図示のように、図
1の対応するレンズよりもっと下側に位置する。これ
は、光源16からの光の非対称な分布に対処するためで
ある。図11は、このような非対称な光分布を、光源1
6の光分布の右半分のみの部分62のグラフ表示として
示す。光分布62は、軸線64のまわりにだいたいトロ
イダル形状を有する。しかし、光源より上に向かう光出
力の方が、光源より下に向かう光出力より大きい。この
ような光源16からの光をもっとも効率よく結合するた
めに、上記の光分布に対応してレンズ18および20は
光源16より下側に配置される。代表的には、レンズ1
8および20は、レンズを通る主光透過通路と合致する
それぞれの軸線18’および20’のまわりに軸対称で
ある。
【0027】図12は、本発明の他の実施例の光結合装
置70の側面図(図の上側)および平面図(図の下側)
を示す。この光結合装置では、反射器12および14の
各々がバイコニック形状をもつ。主軸x、yおよびzと
寸法h1 およびh2 は図示の通りである。反射器12の
修正された実効焦点が点72として示され、反射器14
の修正された実効焦点が点74として示されている。バ
イコニック表面の明白な四次方程式は次の通りである。
置70の側面図(図の上側)および平面図(図の下側)
を示す。この光結合装置では、反射器12および14の
各々がバイコニック形状をもつ。主軸x、yおよびzと
寸法h1 およびh2 は図示の通りである。反射器12の
修正された実効焦点が点72として示され、反射器14
の修正された実効焦点が点74として示されている。バ
イコニック表面の明白な四次方程式は次の通りである。
【0028】 x=(z2/r+y2/r2)/[1+(1−ez2/r−e2y2/r2)1/2] (式2) 次の定義を用いれば、すなわち r=a/b2;r2=a2/b2 2;e=1/a;e2=1/a2 (式3) を用いれば、バイコニック方程式が2つの直交軸におけ
る代表的な楕円方程式に近似する。
る代表的な楕円方程式に近似する。
【0029】 x2/a2+z2/b2=1;x2/a2 2+y2/b2 2=1 (式4) a−c=w/2=a2−c2;h2≠h1 (式5) c=(a2−b2)1/2 (式6) c2 =(a2 2−b2 2)1/2 (式7) ここで、wおよび2fは定数で、変数a、bおよびc
(図示せず)は式1に関して前述した通りで、a、bお
よびcは図の上側に示す通りの反射器の曲率に関係し、
そしてa2 、b2 およびc2 は図の下側に示す通りの反
射器の曲率に関係する。例示した系の場合、光源をa−
c=a2 −c2 となるように位置決めするのが好都合で
ある。したがって、2つの直交平面における反射器の第
2焦点は異なるが、光源が位置する第1焦点は同じであ
る。
(図示せず)は式1に関して前述した通りで、a、bお
よびcは図の上側に示す通りの反射器の曲率に関係し、
そしてa2 、b2 およびc2 は図の下側に示す通りの反
射器の曲率に関係する。例示した系の場合、光源をa−
c=a2 −c2 となるように位置決めするのが好都合で
ある。したがって、2つの直交平面における反射器の第
2焦点は異なるが、光源が位置する第1焦点は同じであ
る。
【0030】上述したように図12の実施例において、
反射器は2つの直交平面x−yおよびx−zにおいて異
なる曲率を有するが、両方の曲面は、点として図示した
光源16と一致するか実質的に一致する共通焦点を有す
る。したがって、2つの直交平面における光の角度分布
は異なり、互いに一致する第2焦点を持たない。このこ
とは、例えば、光源16の光分布がトロイダル形状で、
このような形状の中心軸のまわりにほぼ対称であるよう
な場合など、設計例によっては有利である。このような
形状は、例えば、図11に示した光分布(光源16より
上側に発生する光が下側に発生する光よりいちじるしく
多量である)と対照的である。
反射器は2つの直交平面x−yおよびx−zにおいて異
なる曲率を有するが、両方の曲面は、点として図示した
光源16と一致するか実質的に一致する共通焦点を有す
る。したがって、2つの直交平面における光の角度分布
は異なり、互いに一致する第2焦点を持たない。このこ
とは、例えば、光源16の光分布がトロイダル形状で、
このような形状の中心軸のまわりにほぼ対称であるよう
な場合など、設計例によっては有利である。このような
形状は、例えば、図11に示した光分布(光源16より
上側に発生する光が下側に発生する光よりいちじるしく
多量である)と対照的である。
【0031】上述したように図12の実施例において、
レンズ18および20はバイコニックとしてもよい、す
なわち2つの異なる直交方向に異なる曲率を持つことが
できる。したがって、レンズ18および20は、図12
の上側で見るとその両側が平坦に見えるが、図の下側で
見ると湾曲して見える。曲率は、関連する方向において
光の角度分布をより小さくする場合には、負の曲率に形
成する必要があり、他の方向では角度分布をせばめる必
要がないので、この方向には負の曲率が不要である。
レンズ18および20はバイコニックとしてもよい、す
なわち2つの異なる直交方向に異なる曲率を持つことが
できる。したがって、レンズ18および20は、図12
の上側で見るとその両側が平坦に見えるが、図の下側で
見ると湾曲して見える。曲率は、関連する方向において
光の角度分布をより小さくする場合には、負の曲率に形
成する必要があり、他の方向では角度分布をせばめる必
要がないので、この方向には負の曲率が不要である。
【0032】図12の実施例の複数の反射器および複数
のレンズは前述したようにバイコニックにすることがで
きるが、この代わりに、互いに直角でない(例えば、互
いに80°である)2つの軸における曲率を異ならせる
ことができる。しかし、反射器はやはり、光源16と一
致するか実質的に一致する共通な軸をもつ。図13は、
図12の光結合装置70の側面図(図の上側)および平
面図(図の下側)を簡略に示す。光源16からの光はx
−y平面において均一であるが、z軸に沿っての光はご
くわずかである。このような状態は、図12に関連して
上述したトロイダル分布の場合に起こる。側面図(図の
上側)において、レンズ半径は∞で、比a/cは2.4
で、差a−cは19.5である(ただし、aおよびcは
式1に関して定義した通り)。平面図(図の下側)にお
いて、レンズ半径は−22mmで、比a/cは2.55
で、差a−cは19.5である。
のレンズは前述したようにバイコニックにすることがで
きるが、この代わりに、互いに直角でない(例えば、互
いに80°である)2つの軸における曲率を異ならせる
ことができる。しかし、反射器はやはり、光源16と一
致するか実質的に一致する共通な軸をもつ。図13は、
図12の光結合装置70の側面図(図の上側)および平
面図(図の下側)を簡略に示す。光源16からの光はx
−y平面において均一であるが、z軸に沿っての光はご
くわずかである。このような状態は、図12に関連して
上述したトロイダル分布の場合に起こる。側面図(図の
上側)において、レンズ半径は∞で、比a/cは2.4
で、差a−cは19.5である(ただし、aおよびcは
式1に関して定義した通り)。平面図(図の下側)にお
いて、レンズ半径は−22mmで、比a/cは2.55
で、差a−cは19.5である。
【0033】図13の平面図(図の下側)の平面内に曲
率を有するバイコニック・レンズ18を用いることによ
り、反射器12の第2焦点を、反射器の近くではなく、
直線76に沿って位置するように調節する。下側の図の
平面内で負に湾曲したレンズ18は、レンズから送り出
される光の角度分布を小さくするのにも望ましい。他
方、図13の側面図(図の上側)における光線経路が示
すように、レンズ18を透過した光の角度は当然小さ
い。これは、z軸に沿って生じる光がごくわずかである
からである。図13の上側の図の平面内で曲率を持たな
いバイコニック・レンズ18の場合、反射器12の第2
焦点が直線76と一致する。このことにより、直線76
の所で光を受け取るように配置された光分配ハーネス
(図示せず)に光を効率よく結合することが可能にな
る。
率を有するバイコニック・レンズ18を用いることによ
り、反射器12の第2焦点を、反射器の近くではなく、
直線76に沿って位置するように調節する。下側の図の
平面内で負に湾曲したレンズ18は、レンズから送り出
される光の角度分布を小さくするのにも望ましい。他
方、図13の側面図(図の上側)における光線経路が示
すように、レンズ18を透過した光の角度は当然小さ
い。これは、z軸に沿って生じる光がごくわずかである
からである。図13の上側の図の平面内で曲率を持たな
いバイコニック・レンズ18の場合、反射器12の第2
焦点が直線76と一致する。このことにより、直線76
の所で光を受け取るように配置された光分配ハーネス
(図示せず)に光を効率よく結合することが可能にな
る。
【0034】図14は図13と同様の図であり、上述し
た条件が成り立っているが、図示の光結合装置70’に
はレンズがない。上述の説明から理解できるように、側
面図(図の上側)と平面図(図の下側)とで第2焦点の
位置に不一致が起こる。直線78は平面図(図の下側)
における反射器12の第2焦点を通るが、側面図(図の
上側)における反射器12の第2焦点は直線78の右側
にくる。平面図(図の下側)における光の角度分布も大
きい。図13に関連してバイコニック・レンズを用いる
ことにより、上述した問の題両方を解決し、光分配ハー
ネスへの光結合を一層効率的にする。
た条件が成り立っているが、図示の光結合装置70’に
はレンズがない。上述の説明から理解できるように、側
面図(図の上側)と平面図(図の下側)とで第2焦点の
位置に不一致が起こる。直線78は平面図(図の下側)
における反射器12の第2焦点を通るが、側面図(図の
上側)における反射器12の第2焦点は直線78の右側
にくる。平面図(図の下側)における光の角度分布も大
きい。図13に関連してバイコニック・レンズを用いる
ことにより、上述した問の題両方を解決し、光分配ハー
ネスへの光結合を一層効率的にする。
【0035】図15は、電極80および82を有する高
輝度光源116を示す。電極80および82はギャップ
84だけ離れており、ここで、ガラス質のエンベロープ
116Bの密封室116A内に封入されたガス媒体(図
示せず)に生じるアーク放電により光が発生する。エン
ベロープ116Bは、表面118Bおよび120Bを除
いて、干渉被膜86(陰影線で表示)で被覆されてお
り、光は表面118Bおよび120Bを通して光源から
外に出る。被膜86は可視光を内方に反射し、好ましく
は赤外光を透過する。被膜86は、電極80および82
の左に示す部分または部材112と、電極の右に形成し
た部分または部材114とから構成されると考えること
ができる。図示のように、外面118Bおよび120B
は平坦であり、この場合、外面118Bおよび120B
に隣接するそれぞれの内面118Aおよび120Aが湾
曲していて、隣接する表面118Bと118Aとの間お
よび120Bと120Aとの間に負レンズを形成する。
しかし、外面118Bおよび120Bを湾曲させて上記
隣接表面間に負レンズを構成することもできる。内面1
18Aおよび120Aの曲率がそれぞれ、反射器部分1
14および112の曲率と一致する(すなわち整合す
る)のが好ましい。
輝度光源116を示す。電極80および82はギャップ
84だけ離れており、ここで、ガラス質のエンベロープ
116Bの密封室116A内に封入されたガス媒体(図
示せず)に生じるアーク放電により光が発生する。エン
ベロープ116Bは、表面118Bおよび120Bを除
いて、干渉被膜86(陰影線で表示)で被覆されてお
り、光は表面118Bおよび120Bを通して光源から
外に出る。被膜86は可視光を内方に反射し、好ましく
は赤外光を透過する。被膜86は、電極80および82
の左に示す部分または部材112と、電極の右に形成し
た部分または部材114とから構成されると考えること
ができる。図示のように、外面118Bおよび120B
は平坦であり、この場合、外面118Bおよび120B
に隣接するそれぞれの内面118Aおよび120Aが湾
曲していて、隣接する表面118Bと118Aとの間お
よび120Bと120Aとの間に負レンズを形成する。
しかし、外面118Bおよび120Bを湾曲させて上記
隣接表面間に負レンズを構成することもできる。内面1
18Aおよび120Aの曲率がそれぞれ、反射器部分1
14および112の曲率と一致する(すなわち整合す
る)のが好ましい。
【0036】図15の実施例と上述した実施例との間で
参照符号が類似しているのは、上述した本発明の原理が
図15の実施例にも成り立つことを示唆するためであ
る。更に、図15の実施例は、図示のような電極付きの
光源に限定されず、無電極光源にも適用できる。以上本
発明を特定の実施例について説明したが、本発明はこれ
らの実施例に限定されず、種々の変更や改変が当業者に
明らかである。したがって、特許請求の範囲は本発明の
要旨の範囲内のこのような変更や改変をすべて包含する
ように記載してあることを理解されたい。
参照符号が類似しているのは、上述した本発明の原理が
図15の実施例にも成り立つことを示唆するためであ
る。更に、図15の実施例は、図示のような電極付きの
光源に限定されず、無電極光源にも適用できる。以上本
発明を特定の実施例について説明したが、本発明はこれ
らの実施例に限定されず、種々の変更や改変が当業者に
明らかである。したがって、特許請求の範囲は本発明の
要旨の範囲内のこのような変更や改変をすべて包含する
ように記載してあることを理解されたい。
【図1】本発明の一実施例の光結合装置の断面側面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の重要な原理を説明するために光線経路
をも示した負レンズ付き光結合装置および負レンズなし
光結合装置の断面側面図である。
をも示した負レンズ付き光結合装置および負レンズなし
光結合装置の断面側面図である。
【図3】図1の光結合装置に用いることのできる別の形
状のレンズの側面図である。
状のレンズの側面図である。
【図4】図1の場合よりも隣接の反射器部分の更に右側
に位置決めされたレンズの側面図である。
に位置決めされたレンズの側面図である。
【図5】図1の場合よりも隣接の反射器部分の更に左側
に位置されたレンズの側面図である。
に位置されたレンズの側面図である。
【図6】図1の光結合装置に用いることのできる別の形
状のレンズの側面図である。
状のレンズの側面図である。
【図7】図1に示したレンズの代わりに使用できる結合
部材の側面図である。
部材の側面図である。
【図8】3つの負レンズを用いる本発明の別の実施例の
光結合装置の断面平面図である。
光結合装置の断面平面図である。
【図9】非対称に配置されたレンズを用いる本発明の更
に別の実施例の光結合装置の断面側面図である。
に別の実施例の光結合装置の断面側面図である。
【図10】非対称に装置されたレンズを用いる本発明の
更に他の実施例の光結合装置の断面側面図である。
更に他の実施例の光結合装置の断面側面図である。
【図11】図10の実施例に用いられる光源からの光分
布の一部を示すグラフである。
布の一部を示すグラフである。
【図12】本発明の更に他の実施例の光結合装置の側面
図(上側)および平面図(下側)である。
図(上側)および平面図(下側)である。
【図13】本発明の原理を説明するために光線経路をも
示した、バイコニック負レンズおよびバイコニック反射
器を用いた光結合装置の側面図(上側)および平面図
(下側)である。
示した、バイコニック負レンズおよびバイコニック反射
器を用いた光結合装置の側面図(上側)および平面図
(下側)である。
【図14】動作の不具合を説明するために光線経路をも
示した、図13と同様の側面図(上側)および平面図
(下側)である。
示した、図13と同様の側面図(上側)および平面図
(下側)である。
【図15】反射被膜を光源のガラス外管上に設けた本発
明の更に他の実施例の光結合装置の断面側面図である。
明の更に他の実施例の光結合装置の断面側面図である。
10 光結合装置 12、14 反射器 12A、14A 反射被膜 16 光源 18、20 レンズ 18A、20A 入口表面 18B、20B 出口表面 19、21 第2焦点 22、24 光分配ハーネス 30 光結合装置 32、34、36 ハーネス 38、42、46 反射器 40、44 レンズ 50 光結合装置 52、54、56、58、59 反射器部分 60 光結合装置 70 光結合装置 80、82 電極 86 干渉被膜 116 光源 116B 外管 118、119 負レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リチャード・ロウエル・ハンスレー アメリカ合衆国、オハイオ州、ペッパー・ パイク、ベルコート・ロード、28120番
Claims (12)
- 【請求項1】 光源と複数個の光分配ハーネスとの間の
コンパクトな光結合装置において、 (a)前記光源のまわりに配置された複数個の反射器部
材であって、これらの反射器部材のそれぞれの焦点が前
記光源と実質的に一致するように位置決めされていて、
前記光源からの光を受け取って、その光を光源から遠ざ
かる方へ反射するように作用する複数個の反射器部材
と、 (b)各々が前記光源からの光を受け取るための入口表
面および光を送り出すための出口表面を有する複数個の
光結合部材と、 (c)前記光結合部材からそれぞれ光を受け取る複数個
の光分配ハーネスとを含み、 (d)各々の前記光結合部材がレンズを有し、このレン
ズは、光を第1角度分布で受け取って、それより小さい
角度分布で光を送り出すために、その主光透過軸をほぼ
横切る少なくとも1つの方向に負の曲率を有しているこ
とを特徴とする光結合装置。 - 【請求項2】 少なくとも1個の反射器部材が楕円形
で、その長軸対焦点間距離の比が約2.0〜3.0であ
る請求項1に記載の光結合装置。 - 【請求項3】 少なくとも1個の光結合部材がその対応
する光分配ハーネスから離間しており、該少なくとも1
個の光結合部材とその対応する光分配ハーネスとの間に
光変調器が配置されている請求項1に記載の光結合装
置。 - 【請求項4】 少なくとも1個の光結合部材が1つの反
射器部材の一体部分からなり、該少なくとも1個の光結
合部材の入口表面は、該光結合部材を一体部分とした反
射器部材の隣接する反射部分よりも前記光源に対して近
く方か又は遠い方に位置している請求項1に記載の光結
合装置。 - 【請求項5】 1個の結合部材の入口表面および出口表
面の内の少なくとも一方が、(a)該結合部材の主光透
過軸のまわりに軸対称であるか、(b)該主光透過軸の
まわりに非軸対称であるか、または(c)該主光透過軸
に実質的に直交する少なくとも1方向にアキシコン形状
を有するしている請求項1に記載の光結合装置。 - 【請求項6】 (a)前記光源により作られる光分布
が、中心軸線のまわりにだいたいトロイダル形状を有し
ていて、該軸線の片側の発光出力が他側の発光出力より
大きく、(b)前記光結合部材がこれに対応して該軸線
の片側に片寄って位置決めされている請求項1に記載の
光結合装置。 - 【請求項7】 前記結合部材が前記光源のまわりに非対
称に配置されている請求項1に記載の光結合装置。 - 【請求項8】 少なくとも1個の結合部材が、該結合部
材を通る主光透過通路と合致した軸線のまわりに非軸対
称である請求項7に記載の光結合装置。 - 【請求項9】 少なくとも1個の結合部材が1個の反射
器部材の一体部分からなり、その一体部分が隣接する反
射器部材と曲率が一致している請求項1に記載の光結合
装置。 - 【請求項10】 前記少なくとも1個の光結合部材の出
口表面が平坦な表面である請求項9に記載の光結合装
置。 - 【請求項11】 前記光結合部材がその主光透過軸に沿
ったバイコニック・レンズからなる請求項1に記載の光
結合装置。 - 【請求項12】 各々の前記反射器部材がバイコニック
形状を有する請求項11に記載の光結合装置。
Applications Claiming Priority (2)
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