JPH09324717A - 燃料噴射弁におけるフィルター - Google Patents

燃料噴射弁におけるフィルター

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JPH09324717A
JPH09324717A JP8168550A JP16855096A JPH09324717A JP H09324717 A JPH09324717 A JP H09324717A JP 8168550 A JP8168550 A JP 8168550A JP 16855096 A JP16855096 A JP 16855096A JP H09324717 A JPH09324717 A JP H09324717A
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智康 谷野
Manabu Shoji
学 東海林
Shigeo Okada
重夫 岡田
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Keihin Corp
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Piolax Inc
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M37/00Apparatus or systems for feeding liquid fuel from storage containers to carburettors or fuel-injection apparatus; Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines
    • F02M37/22Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system
    • F02M37/32Arrangements for purifying liquid fuel specially adapted for, or arranged on, internal-combustion engines, e.g. arrangements in the feeding system characterised by filters or filter arrangements
    • F02M37/48Filters structurally associated with fuel valves
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 燃料噴射弁を燃料分配管内へ挿入する際、当
接部における切粉の発生を抑止しうる合成樹脂材料より
なるフィルターを、射出成形によって高精度に安価に製
作するとともに、フィルターの燃料流入路に対する圧入
タフネスの向上を図る。 【構成】 フィルター1は、合成樹脂材料によって形成
され、後端Aから先端Bに向けて、外径Eが燃料コネク
ター31の外径Gより大径の環状鍔部2と、環状鍔部2
の外径Eより小径の外径Hを有するカラー部材保持筒部
3と、カラー部材保持筒部3と有底筒部5との間に穿設
されるスリット溝4が連設される。環状鍔部2の後端面
2Bから有底筒部5に向けてスリット溝4に臨む流路6
が穿設される。環状カラー部材8は、燃料流路35の内
径Kよりわずかに大径で、カラー部材保持筒部3の外径
Hよりわずかに大径であって、金属材料にて形成され
る。環状カラー部材8は、カラー部材保持筒部3の外周
に配置されるとともに環状鍔部2内に進入して配置さ
れ、フィルター1と一体的にモールド形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、燃料ポンプによって昇
圧された燃料を、電気的に制御して機関へ供給する燃料
噴射弁に関し、そのうち特に、燃料噴射弁内を通過する
燃料中の異物を除去する為に、燃料噴射弁内に配置され
るフィルターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の燃料噴射弁におけるフィルターの
第1例は図8に示される。尚、以後の説明において後端
Aとは図において上方をいうもので先端Bとは下方をい
う。これは説明を容易にする為に用いたものである。N
は、燃料噴射弁であり、以下よりなる。30は円筒状の
ハウジングであり、ハウジング30の後端30Aの中心
より更に後端A側に向かって金属材料よりなる燃料コネ
クター31が突出して形成され、燃料コネクター31の
外周31CにはOリング溝31Dが穿設され、Oリング
溝31D内にはゴム材料よりなる弾性リングRが配置さ
れる。ハウジング30の内方には、燃料コネクター31
と一体的に形成された固定コア32、固定コア32の外
周に配置され、コイル33が巻回されたコイルボビン3
4、固定コア32に対向して移動自在に配置される可動
コア、可動コアと同期的に移動してハウジング30の先
端30Bに向かって開口する弁孔を開閉する弁体を備え
る。可動コア、弁孔、弁体は図示されない。そして、燃
料コネクター31内には、後端面31Aから弁孔側に向
けて燃料流路35が穿設される。この燃料流路35は燃
料コネクター31、固定コア32内を貫通してハウジン
グ30の内方に開口する。
【0003】燃料流路35内には円筒状をなすフィルタ
ー36が配置される。フィルター36の後端A側の外周
には、金属材料よりなる環状カラー部材37が配置され
る。又、フィルター36の内方には、後端面36Aから
先端B側の有底筒部36Bに向けて流路36Cが形成さ
れ、流路36Cからフィルター36の外周に向けてスリ
ット溝36Dが穿設される。スリット溝36Dにはフィ
ルターネット38が張設される。そして、このフィルタ
ー36は、燃料コネクター31の燃料流路35内に圧挿
入される。
【0004】かかるフィルター36を備えた燃料噴射弁
Nは、燃料分配管Dと吸気管(図示せず)との間に弾性
部材Cを介して挟持される。燃料分配管Dは、燃料ポン
プに接続される長手方向の分配路39と、分配路39内
に開口する燃料噴射弁支持孔40とを備える。燃料噴射
弁Nの燃料コネクター31は、燃料噴射弁支持孔40の
開口端を介して該支持孔40内へ挿入され、燃料分配管
Dと吸気管との間に挟持される。燃料コネクター31の
外周31Cと燃料噴射弁支持孔40との間に形成される
間隙の気密は、弾性リングRによって保持される。
【0005】そして、燃料ポンプによって燃料分配管D
の分配路39内に供給された燃料は、燃料噴射弁支持孔
40より燃料噴射弁Nの燃料流路35内へ流入するもの
で、燃料流路35内の燃料は、フィルター36のフィル
ターネット38によって異物が除去され、清浄なる燃料
が燃料噴射弁N内の弁孔に向けて供給される。
【0006】次に、従来の燃料噴射弁におけるフィルタ
ーの第2例について図9によって説明する。図8とはフ
ィルターの構造が異なる。フィルター41についてのみ
説明する。フィルター41は、その後端A側に環状鍔部
41Aが形成され、この環状鍔部41Aから先端B側の
有底筒部41Bに向けて円筒部41Cが形成され、この
円筒部41Cにスリット溝41Dが穿設される。一方、
環状鍔部41Aの後端面41Fから有底筒部41Bに向
けて流路41Eが穿設され、スリット溝41Dはこの流
路41Eに臨んで円筒部41Cに開口し、さらにスリッ
ト溝41Dにフィルターネット42が張設される。
【0007】そして、このフィルター41の円筒部41
Cが燃料コネクター31の燃料流路35内に圧挿入さ
れ、その時環状鍔部41Aは、燃料コネクター31の後
端面31A上に当接して配置される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の第1例による
と、燃料噴射弁Nの燃料コネクター31を、燃料分配管
Dの燃料噴射弁支持孔40内へ挿入する際、燃料コネク
ター31の後端面31A側の燃料コネクター31の外周
31Cが燃料噴射弁支持孔40の入口部分に当接し、そ
の当接部において切粉の発生する恐れがある。これは、
燃料コネクター31の外周31Cと燃料噴射弁支持孔4
0との間には挿入の為の間隙が形成され、燃料コネクタ
ー31が間隙内において傾斜して燃料噴射弁支持孔40
内へ挿入される恐れがあること。及び一般的に燃料コネ
クター31はステンレス鋼等による金属材料によって形
成され、燃料分配管Dは、アルミニウムあるいは亜鉛合
金等の金属材料によって形成され、金属材料どおしが当
接すること。による。
【0009】そして、この切粉が、燃料コネクター31
と燃料噴射弁支持孔40との間に配置した弾性リングR
に進入すると、弾性リングRを損傷させて好ましいもの
でない。又、この切粉が、フィルターネット38に進入
すると、フィルターネット38に切粉が蓄積し、フィル
ターネット38の濾過面積を減少させて好ましいもので
なく、更に、切粉は速い燃料流れの慣性力によってフィ
ルターネット38に衝突するもので、フィルターネット
38が損傷する恐れがある。
【0010】又、第2の従来例によると、フィルター4
1を合成樹脂材料によって形成し、フィルター41の環
状鍔部41Aの外径を燃料コネクター31の外周31C
の径より大径とすることにより、燃料コネクター31を
燃料分配管Dの燃料噴射弁支持孔40内へ挿入する際、
合成樹脂材料の環状鍔部41Aを燃料噴射弁支持孔40
の入口部分に当接させることができて、該当接部におけ
る切粉の発生を抑止することができる。然しながら、こ
の環状鍔部41Aの外径を、フィルター41のモールド
形成時において、正確に形成することは困難であった。
これは、円筒部41Cと環状鍔部41Aの径が大きく異
なること、及び、円筒部41Cと環状鍔部41Aの横断
面における面積に大きな差があり、成形時における合成
樹脂材料の変形の影響を受けるものと考えられる。そし
て、環状鍔部41Aの径が燃料コネクター31の外周3
1Cより小径に形成されると、燃料コネクター31の外
周31Cと燃料噴射弁支持孔40とが当接して前記第1
の従来例と同様の不具合を招来する。又、環状鍔部41
Aの径が大径に形成されると、燃料噴射弁支持孔40内
への挿入が困難となるものである。以上の点から、環状
鍔部41Aの径は正確に管理される必要があり、その管
理作業に多くの工数を必要とし、製造コストの上昇を招
来して好ましいものでない。
【0011】本発明は、前記不具合に鑑み成されたもの
で、燃料噴射弁の燃料コネクターを燃料分配管の燃料噴
射弁支持孔内へ挿入する際、それら当接部において切粉
の発生を抑止することのできる合成樹脂材料よりなるフ
ィルターを、射出成形によって極めて高精度に、しかも
安価に製作することを主目的とする。又、フィルターを
燃料噴射弁の燃料流路内に圧挿入した際において、圧入
タフネス性の高いフィルターを得ることを他の目的とす
る。
【0012】
【課題を解決する為の手段】本発明になる燃料噴射弁に
おけるフィルターは、前記目的達成の為に、ハウジング
の先端側に弁体にて開閉される弁孔が開口し、ハウジン
グの後端側に筒状の燃料コネクターが突出して形成さ
れ、燃料コネクターには、その後端面から弁孔側に向け
て燃料流路が穿設され、燃料流路には、該燃料流路内を
流れる燃料中の異物を除去するフィルターネットを備え
たフィルターが配置され、コイルに生起する磁力によっ
て、弁体が弁孔を開放して燃料流路内の燃料を弁孔より
噴出する燃料噴射弁において、フィルターは、合成樹脂
材料によって筒状に形成され、その後端から先端に向け
て、その外径が燃料コネクターの外径よりわずかに大径
をなす環状鍔部と、環状鍔部の外径より小なる外径を有
するカラー部材保持筒部と、カラー部材保持筒部と先端
に形成される有底筒部との間にあって、長手軸心方向に
沿って外方に開口して穿設されるスリット溝と、が連設
されるとともに、環状鍔部の後端面から有底筒部に向け
てスリット溝に臨む流路が穿設され、更にスリット溝に
はフィルターネット7を備え、環状カラー部材は、その
外径が、燃料コネクターの燃料流路の内径よりわずかに
大径であって、且つフィルターのカラー部材保持筒部の
外径よりわずかに大径をなす環状の金属材料によって形
成され、前記環状カラー部材を、カラー部材保持筒部の
外周に配置するとともに環状鍔部内に進入させてフィル
ターと一体的にモールド形成したことを第1の特徴とす
る。
【0013】又、本発明は、前記第1の特徴に加え、環
状カラー部材を、円筒部と、円筒部の後端から外周方向
に向かってのびる第1環状部と、円筒部の先端から内周
方向に向かってのびる第2環状部とによって形成したこ
とを第2の特徴とする。
【0014】又、本発明は、前記第1及び第2の特徴に
加え、フィルターの環状鍔部の後端面には、その円周方
向において、流路に臨む複数の位置決め凹溝を開口して
穿設し、環状カラー部材の後端面及び後端側の内側面の
一部を、該位置決め凹溝に開口させたことを第3の特徴
とする。
【0015】
【作用】第1の特徴によると、金属材料よりなる環状カ
ラー部材は、フィルターのカラー部材保持筒部の外周に
配置されるとともに環状鍔部内へ進入して配置され、こ
の状態においてフィルターと一体的にモールド形成され
る。環状鍔部内へ環状カラー部材が進入して配置された
ことによると、フィルターのモールド時において、環状
鍔部の径方向の変形は、環状カラー部材によって阻止さ
れるので環状鍔部の外径を正確に形成できる。又、燃料
コネクターの燃料流路には、フィルターに一体形成され
た環状カラー部材が圧挿入されるので、使用環境の変化
に対してフィルターの圧入タフネス性を向上できる。
【0016】又、第2の特徴によると、フィルターの環
状鍔部には、外周方向にのびる第1環状部が配置される
ことになるので、フィルターのモールド時において、溶
融した合成樹脂材料は第1環状部に沿って環状鍔部の外
周に向かって円滑に流れる。従ってフィルターの環状鍔
部をより一層正確に形成できる。
【0017】又、第3の特徴によると、環状カラー部材
をフィルターに一体的にモールド形成する際、環状カラ
ー部材は、円筒部の外周面と、後端面と、円筒部の後端
側の内側面の一部とが、モールドに使用される金型、中
子によって固定され、この状態においてモールドされ
る。従って、フィルターに対して環状カラー部材を、一
定位置に正確にしかも均一に配置して形成できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明になる燃料噴射弁におけるフィ
ルターの第1実施例について説明する。尚、従来と同一
構造部分については同一符号を使用して説明を省略す
る。図1はフィルターの上部平面図、図2は図1のX−
X線における縦断面図、図3は図1のY−Y線における
縦断面図、である。フィルター1は例えばナイロン等の
合成樹脂材料によって筒状に形成され;その後端A側か
ら先端B側に向けて、環状鍔部2、カラー部材保持筒部
3、スリット溝4、有底筒部5、が連設される。
【0019】環状鍔部2はもっとも後端A側にあって薄
板円板状に形成され、環状鍔部2の外径Eは、燃料分配
管Dの燃料噴射弁支持孔40の内径Fより小径をなし、
且つ燃料コネクター31の外径Gより大径をなす。カラ
ー部材保持筒部3は、環状鍔部2の先端面2Aより先端
A側に向かい、その先端部には有底筒部5が形成され
る。カラー部材保持筒部3の外径Hは、環状鍔部2の外
径Eより充分に小径をなす。スリット溝4は、カラー部
材保持筒部3の比較的上方部分の外周から有底筒部5の
外周に向かい、長手軸心方向Z−Zに沿ってスリット状
に穿設される。本例にあっては、カラー部材保持筒部3
の円周方向に4ケ所等間隔で穿設された。
【0020】そして、環状鍔部2の後端面2Bから、カ
ラー部材保持筒部3の内方を通り有底筒部5に向けて流
路6が穿設される。この流路6はスリット溝4に臨んで
開口するものであり、流路6はスリット溝4を介して外
方に向かって開口する。7は網よりなるフィルターネッ
トであり、スリット溝4に張設される。
【0021】8は、金属材料によって形成される環状カ
ラー部材である。本例における環状カラー部材8は円筒
状をなし、その外径Jは、燃料流路35の内径Kより大
径であって、カラー部材保持筒部3の外径Hより大径を
なす。
【0022】そして、フィルター1を金型及び中子を用
いて合成樹脂材料によってモールド成形する際、環状カ
ラー部材8は、カラー部材保持筒部3の外周部分に相当
する位置に配置されるとともに環状カラー部材8の後端
面8Aが環状鍔部2内に進入する位置に相当して配置さ
れる。環状カラー部材8は、前述の如く、金型及び中子
に位置決めして配置されるもので、かかる状態において
合成樹脂材料が金型内に向けて射出され、環状カラー部
材8が一体的にモールド形成されたフィルター1が成形
される。
【0023】上記フィルター1の成形によると、環状カ
ラー部材8は、カラー部材保持筒部3の外周に一体的に
配置され、且つ環状カラー部材8の後端面8Aは、環状
鍔部2内に進入して配置される。又、環状カラー部材8
の外径Jを、カラー部材保持筒部3の外径Hより大径と
したので、環状カラー部材8の外周部分8Bは、カラー
部材保持筒部3の外周部分3Aよりその径の差に相当し
て突出する。
【0024】以上の如く、環状カラー部材8を一体的に
備えたフィルター1は次の如く、燃料噴射弁Nに組みつ
けられる。すなわち、燃料コネクター31の後端面31
Aに開口する燃料流路35内にフィルター1を圧挿入す
る。これによると、燃料流路35内には、有底筒部5と
スリット溝4と環状カラー部材8を備えたカラー部材保
持筒部3が配置され、燃料コネクター31の後端面31
A上に環状鍔部2の先端面2Aが当接して配置される。
そして、このとき、環状カラー部材8の外径Jを、燃料
コネクター31の燃料流路35の内径Kより大径とした
ので、環状カラー部材8は、燃料流路35内に確実に圧
入されて固定される。
【0025】そして、フィルター1を圧挿入された燃料
噴射弁Nは、燃料分配管Dと図示せぬ吸気管との間に弾
性部材Cを介して挟持されて固定される。すなわち、燃
料分配管Dの燃料噴射弁支持孔40内に向けてフィルタ
ー1の環状鍔部2と燃料コネクター31が挿入される。
このとき、環状鍔部2の外径Eは、燃料噴射弁支持孔4
0の内径Fより小径に形成され、且つ燃料コネクター3
1の外径Gが環状鍔部2の外径Eより小径に形成される
ので、フィルター1を含む燃料コネクター31は円滑に
燃料分配管Dの燃料噴射弁支持孔40内に挿入される。
そして燃料コネクター31の外周31Cと、燃料分配管
Dの燃料噴射弁支持孔40との間に形成される間隙は、
弾性リングRによって気密的に保持される。フィルター
1を備えた燃料噴射弁Nが燃料分配管Dに装着された状
態は図4に示される。
【0026】ここで、燃料分配管Dの分配路39に図示
せぬ燃料ポンプによって燃料が供給されると、分配路3
9内の燃料は、燃料流路35内に向けて流下するもの
で、この燃料は、フィルター1の流路6からスリット溝
4を通過する際において、フィルターネット7によって
濾過され、清浄なる燃料が燃料噴射弁N内の弁孔に向か
って供給される。
【0027】ここで、本発明によると、金属材料によっ
て形成された環状カラー部材8は、フィルター1のカラ
ー部材保持筒部3の外周部分3Aに配置されるとともに
環状カラー部材8の後端面8Aが環状鍔部2内へ進入し
て後端面2B側に向かって配置される。そしてかかる状
態において、合成樹脂材料よりなるフィルター1の成形
時に、環状カラー部材8がフィルター1と一体的にモー
ルド形成される。ここで特にフィルター1の環状鍔部2
に着目すると、環状鍔部2の横断面において、環状鍔部
2の全幅Pの略中間部に環状カラー部材8が配置され、
環状鍔部2の横断面が環状カラー部材8によって横断面
方向において遮断されることが理解される。
【0028】すなわち、フィルター1の成形時におい
て、環状鍔部2の横断面は、環状カラー部材8の内側面
8Cと環状鍔部2の流路6との間に幅P1よりなる第1
環状部2Cが形成され、環状カラー部材8の外側面8D
と環状鍔部2の外側面2Dとの間に幅P2よりなる第2
環状部2Eが形成される。環状鍔部2はその横断面にお
いて、環状カラー部材8によって第1環状部2Cと第2
環状部2Eに区分される。
【0029】そして、フィルター1のモールド成形時に
おいて、環状鍔部2の第1環状部2Cの径方向における
変形は金属材料によって形成される環状カラー部材8に
よって遮断されるので、環状鍔部2の外側面2Dの径方
向変化に対し何等影響を与えることがない。
【0030】一方、第2環状部2Eの変形は、環状鍔部
2の外側面2Dの径方向の変化に影響を及ぼすものであ
るが、第2環状部2Eの幅P2は、環状鍔部2の全幅P
から第1環状部2Cの幅P1に相当する分減少させるこ
とができた。このように、第2環状部2Eの幅が減少で
きてその容積を減少できたことは、フィルター1のモー
ルド成形時において環状鍔部2の外径Eの変形を極力抑
止できて、その外径Eを極めて高精度にして且つ安定し
て均一に形成することができたものである。
【0031】以上の如く、フィルター1の環状鍔部2の
外径Eが、燃料コネクター31の外径Gよりわずかに大
径であって且つその外径Eを高精度に形成されることに
よると、かかるフィルター1を備えた燃料噴射弁Nを燃
料分配管Dの燃料噴射弁支持孔40内へ挿入する際、仮
に燃料噴射弁Nが傾斜して該支持孔40内へ挿入された
としてもフィルター1の環状鍔部2の外側面2Dが先に
燃料噴射弁支持孔40に当接するので、金属同志の当接
を回避でき、これによって当接部における切粉の発生を
抑止できる。
【0032】又、フィルター1の環状鍔部2の外径Eの
寸法精度を、極めて高精度で且つ安定して均一に形成で
きたことによると、環状鍔部2の外径Eの管理工数を大
きく削減でき、特にフィルター1の製造コストの低減を
達成できた。
【0033】又、アルコール、水分等が含まれる粗悪燃
料が厳しい温度等の環境条件において使用され、その後
に燃料の供給が停止されたり、あるいは燃料噴射弁の分
解時等にあって、フィルター1が乾燥状態に置かれたと
しても、金属材料よりなる環状カラー部材8の外径Jは
何等変化することなく、燃料コネクター31の燃料流路
35内に確実に圧挿入されて保持されるので、フィルタ
ー1の燃料コネクター31に対する圧入タフネスを長期
間に渡って安定して且つ良好に維持することができる。
【0034】尚、環状カラー部材8の後端面8Aの環状
鍔部2に対する進入高さは、環状鍔部2の形状、使用さ
れる合成樹脂材料等によって適宜選定される。
【0035】又、フィルター1の環状鍔部2の後端面2
Bに位置決め凹溝2Fを設ける点について、図1、図2
によって説明する。この位置決め凹溝2Fは、環状鍔部
2の後端面2Bに穿設されるもので、後端面2Bの円周
方向において、複数(本例では90度間隔で4ケ所)穿
設されるとともに流路6に臨んで開口する。そして、環
状カラー部材8の、後端面8A及び後端A側の内側面8
Cの一部をこの位置決め凹溝2Fに開口させる。以上に
よると、フィルター1の射出成形時において、フィルタ
ー1に環状カラー部材8を一体的にモールド形成する
際、環状カラー部材8の後端面8A及び後端A側の内側
面8Cの一部は、位置決め凹溝2Fと流路6を形成する
金型としての中子(図示せず)に当接して配置され、一
方環状カラー部材8の外周部分8Aは、フィルター1の
環状鍔部2、カラー部材保持筒部3、等の外形部分を形
成する金型(図示せず)に当接して固定配置され、かか
る状態において射出成形される。
【0036】以上によると、射出成形時において、溶融
された合成樹脂材料が金型のキャビテー内において環状
カラー部材8に衝突しても、環状カラー部材8は確実に
固定配置されて移動することがないので、環状カラー部
材8をフィルター1内の所定の位置に極めて正確に配置
することができ、特に環状カラー部材8と環状鍔部2と
の同芯を正確に維持することができ、これによってフィ
ルター1の環状鍔部2と燃料コネクター31の外周31
Cとの同芯を正確に維持することができる。従って、フ
ィルター1の環状鍔部2の外側面2Dを、燃料コネクタ
ー31の外周31Cに対して同芯状態にしてより正確に
外方へ突出して配置できる。
【0037】次に、図5、図6、図7によってフィルタ
ーの第2の実施例を示す。図5はその平面図、図6は図
5のX−X線における縦断面図、図7は図5のY−Y線
における縦断面図、である。第1の実施例とは、環状カ
ラー部材が異なるもので、同一構造部分は同一符号を使
用し、相違する部分についてのみ説明する。9は、金属
材料によって形成された環状カラー部材であって以下よ
りなる。9Aは筒状をなす円筒部であって、円筒部9A
の外径Tは、フィルター1のカラー部材保持筒部3の外
径Hより大径であって、且つ燃料コネクター31の燃料
流路35の内径Kより大径をなす。この円筒部9Aの後
端9Bから外周方向に向かって第1環状部9Cが折り曲
げ形成され、円筒部9Aの先端9Dから内周方向に向か
って第2環状部9Eが折り曲げ形成される。
【0038】かかる環状部材9は、第1実施例と同様
に、フィルター1のモールド形成時において、フィルタ
ー1に一体的に形成される。すなわち、環状部材9の円
筒部9Aは、カラー部材保持筒部3の外周部分3Aに配
置され、後端9Bを含む第1環状部9Cは、環状鍔部2
内に進入して配置され、先端9Dを含む第2環状部9E
はカラー部材保持筒部3内に配置される。
【0039】この第2の実施例になるフィルター1は、
第1の実施例と同様に、環状鍔部2の外径Eの精度を向
上しうるものであるが、第1の実施例の環状カラー部材
8との構造の相違に基づき、更に以下の効果を奏するこ
とができる。一般的にかかるフィルターの射出成形は、
有底筒部5の中心に射出の為のゲートが設けられ、この
ゲートを介して金型のキャビテー内へ溶融した合成樹脂
材料が射出される。ここでフィルター1の環状鍔部2内
への合成樹脂材料の流入をみると、合成樹脂材料は、環
状カラー部材9の円周外側方に向かう第1環状部9Cに
沿って環状鍔部2の外側面2Dを指向して流れる。以上
によると、特にゲートに対して後流端にある環状鍔部2
内における合成樹脂材料の流れが円滑化されて環状鍔部
2の外径Eの精度をより一層正確ににして均一に形成す
ることができる。
【0040】又、環状鍔部2にあっては、環状鍔部2の
横断面に沿って、環状カラー部材9の第1環状部9Cが
配置されたので、環状鍔部2の水平方向の変形が抑止さ
れ、これによって環状鍔部2の先端面2Aの平面を一層
正確に形成できたものである。以上によると、環状鍔部
2の先端面2Aを燃料コネクター31の後端面31Aに
当接した際、環状鍔部2の外側面2Dの倒れがなくな
り、環状鍔部2の外側面2Dを燃料コネクター31の外
周31Cより確実に外方に配置することができる。
【0041】又、環状カラー部材9は、その両端に互い
に反対方向にのびる第1環状部9Cと第2環状部9Dを
備えるので、同一方向にのびる環状部に比較して、径方
向の耐圧性を一層高めることができ、特に環状カラー部
材9の板厚を薄くすることができ、フィルター1内への
環状カラー部材9の配置の自由度を高めることができた
ものである。
【0042】又、第1の実施例のフィルターと同様に、
フィルター1の環状鍔部2の後端面2Bに位置決め凹溝
2Fを設けるとよい。この位置決め凹溝2Fは、環状鍔
部2の後端面2Bに穿設されるもので、後端面2Bの円
周方向において、複数穿設されるとともに流路6に臨ん
で開口する。そして、環状カラー部材9、後端面9F
(第1環状部9Cの後端A側の面)及び後端A側の内側
面9Gの一部をこの位置決め凹溝2Fに開口させる。以
上によると、フィルター1の射出成形時において、フィ
ルター1に環状カラー部材9を一体的にモールド形成す
る際、環状カラー部材9の後端面9F及び後端面A側の
内側面9Gの一部は、位置決め凹溝2Fと流路6を形成
する金型としての中子(図示せず)に当接して配置さ
れ、一方環状カラー部材9の外周部分は、フィルター1
の環状鍔部2、カラー部材保持筒部3、等の外形部分を
形成する金型(図示せず)に当接して固定配置され、か
かる状態において射出成形される。
【0043】以上によると、第1の従来例と同様に環状
カラー部材9と環状鍔部2との同芯を正確に維持するこ
とができ、これによってフィルター1の環状鍔部2と燃
料コネクター31の外周31Cとの同芯を正確に維持す
ることができる。従って、フィルター1の環状鍔部2の
外側面2Dを、燃料コネクター31の外周31Cに対し
て同芯状態にしてより正確に外方へ突出して配置でき
る。
【0044】以上の如く、本発明になる燃料噴射弁にお
けるフィルターによると、フィルターは、合成樹脂材料
によって形成され、その後端から先端に向けて、環状鍔
部、カラー部材保持筒部、有底筒部とが連設されるとと
もにその内方に穿設される流路からカラー部材保持筒部
の外周に向けてフィルターネットが張設されたスリット
溝が穿設され、一方、金属材料よりなる環状カラー部材
は、外径が燃料コネクターの燃料流路の内径よりわずか
に大径であって、且つカラー部材保持筒部の外径よりわ
ずかに大径をなし、この環状カラー部材を、カラー部材
保持筒部の外周に配置するとともに環状鍔部内に進入さ
せてフィルターと一体的にモールド形成したので、環状
鍔部の外径の変形を極力抑止できて、フィルターの環状
鍔部の外径を極めて高精度にして且つ安定して均一に形
成することができ、もって燃料噴射弁を燃料分配管の燃
料噴射弁支持孔内へ挿入する際における切粉の発生を抑
止できたものである。又、フィルターの環状鍔部の管理
工数を大きく削減でき、製造コストの低減を達成できた
ものである。更に又、フィルターの燃料コネクターに対
する圧入タフネス性を長期間に渡って安定して且つ良好
に維持することができたものである。
【0045】又、環状カラー部材を、円筒部と、円筒部
の後端から外周方向にのびる第1環状部と、円筒部の先
端から内周方向にのびる第2環状部とによって形成した
ことによると、環状鍔部の外径精度をより一層正確にし
て均一に形成できる。又、環状鍔部の先端面の平面を一
層正確に形成できる。更には、環状カラー部材を薄肉化
できて、フィルター内への配置の自由度を高めることが
できたものである。
【0046】又、フィルターの環状鍔部の後端面に、流
路に臨む複数の位置決め凹溝を開口し、環状カラー部材
の後端面、後端側の内側面の一部を、位置決め凹溝に開
口して配置したことによると、フィルターの環状鍔部と
燃料コネクターの外周との同芯を正確に維持でき、環状
鍔部の外側面を燃料コネクターの外周に対して同芯にし
てより正確に外方へ突出して配置できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる燃料噴射弁におけるフィルターの
第1実施例におけるフィルターの上部平面図。
【図2】図1のX−X線における縦断面図。
【図3】図1のY−Y線における縦断面図。
【図4】第1実施例のフィルターが燃料噴射弁に圧挿入
され、燃料分配管に装着された状態を示す縦断面図。
【図5】本発明になる燃料噴射弁におけるフィルターの
第2実施例におけるフィルターの上部平面図。
【図6】図5のX−X線における縦断面図。
【図7】図5のY−Y線における縦断面図。
【図8】従来の燃料噴射弁におけるフィルターの第1例
を示す縦断面図。
【図9】従来の燃料噴射弁におけるフィルターの第2例
を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 フィルター 2 環状鍔部 2B 環状鍔部の後端面 2F 位置決め凹溝 3 カラー部材保持筒部 4 スリット溝 5 有底筒部 6 流路 8,9 環状カラー部材 8A,9F 後端面 8C,9G 後端側の内側面 9A 円筒部 9C 第1環状部 9E 第2環状部 31 燃料コネクター E 環状鍔部の外径 G 燃料コネクターの外径 H カラー部材保持筒部の外径 N 燃料噴射弁 J 環状カラー部材の外径 K 燃料流路の内径

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジング30の先端30B側に弁体に
    て開閉される弁孔が開口し、ハウジング30の後端30
    A側に筒状の燃料コネクター31が突出して形成され、
    燃料コネクター31には、その後端面31Aから弁孔側
    に向けて燃料流路35が穿設され、燃料流路35には、
    該燃料流路内を流れる燃料中の異物を除去するフィルタ
    ーネットを備えたフィルターが配置され、コイルに生起
    する磁力によって、弁体が弁孔を開放して燃料流路35
    内の燃料を弁孔より噴出する燃料噴射弁において、フィ
    ルター1は、合成樹脂材料によって筒状に形成され、そ
    の後端Aから先端Bに向けて、その外径Eが燃料コネク
    ター31の外径Gよりわずかに大径をなす環状鍔部2
    と、環状鍔部2の外径Eより小なる外径Hを有するカラ
    ー部材保持筒部3と、カラー部材保持筒部3と先端Bに
    形成される有底筒部5との間にあって、長手軸心方向Z
    −Zに沿って外方に開口して穿設されるスリット溝4
    と、が連設されるとともに、環状鍔部2の後端面2Bか
    ら有底筒部5に向けてスリット溝4に臨む流路6が穿設
    され、更にスリット溝4にはフィルターネット7を備
    え、環状カラー部材8は、その外径Jが、燃料コネクタ
    ー31の燃料流路35の内径Kよりわずかに大径であっ
    て、且つフィルター1のカラー部材保持筒部3の外径H
    よりわずかに大径をなす環状の金属材料によって形成さ
    れ、前記環状カラー部材8を、カラー部材保持筒部3の
    外周に配置するとともに環状鍔部2内に進入させてフィ
    ルター1と一体的にモールド形成したことを特徴とする
    燃料噴射弁におけるフィルター。
  2. 【請求項2】 前記、環状カラー部材9を、円筒部9A
    と、円筒部9Aの後端9Bから外周方向に向かってのび
    る第1環状部9Cと、円筒部9Aの先端9Dから内周方
    向に向かってのびる第2環状部9Eとによって形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の燃料噴射弁におけるフ
    ィルター。
  3. 【請求項3】 前記、フィルター1の環状鍔部2の後端
    面2Bには、その円周方向において、流路6に臨む複数
    の位置決め凹溝2Fを開口して穿設し、環状カラー部材
    8,9の後端面8A,9F及び後端A側の内側面8C,
    9Gの一部を、該位置決め凹溝2Fに開口させたことを
    特徴とする請求項1又は請求項2記載の燃料噴射弁にお
    けるフィルター。
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