JP2835590B2 - ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁 - Google Patents
ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁Info
- Publication number
- JP2835590B2 JP2835590B2 JP7276561A JP27656195A JP2835590B2 JP 2835590 B2 JP2835590 B2 JP 2835590B2 JP 7276561 A JP7276561 A JP 7276561A JP 27656195 A JP27656195 A JP 27656195A JP 2835590 B2 JP2835590 B2 JP 2835590B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- filter
- annular frame
- fuel injection
- valve chamber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02M—SUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
- F02M61/00—Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
- F02M61/16—Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
- F02M61/165—Filtering elements specially adapted in fuel inlets to injector
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式燃料噴射装置に
用いられ、燃料ポンプによって加圧された燃料を制御し
て内燃機関へ供給する電磁式燃料噴射弁に関するもの
で、そのうち特に電磁式燃料噴射弁を構成するハウジン
グの下方外側の燃料孔から弁室内に燃料を供給し、この
燃料をバルブシートの弁座を介して弁孔より噴射するボ
トムフィード型電磁式燃料噴射弁に関し、このボトムフ
ィード型電磁式燃料噴射弁内を弁座に向けて流れる燃料
中に含まれる異物を除去する為のフィルターに関するも
のである。
用いられ、燃料ポンプによって加圧された燃料を制御し
て内燃機関へ供給する電磁式燃料噴射弁に関するもの
で、そのうち特に電磁式燃料噴射弁を構成するハウジン
グの下方外側の燃料孔から弁室内に燃料を供給し、この
燃料をバルブシートの弁座を介して弁孔より噴射するボ
トムフィード型電磁式燃料噴射弁に関し、このボトムフ
ィード型電磁式燃料噴射弁内を弁座に向けて流れる燃料
中に含まれる異物を除去する為のフィルターに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルターを備えたボトムフィー
ド型電磁式燃料噴射弁は、例えば特開昭57−2886
1号公報等に示されるもので、そのうち代表列について
図3によって具体的に説明する。ハウジングHは上側ハ
ウジング1と下側ハウジング2とから構成される。上側
ハウジング1は、上方が上底部1Aによって閉塞され、
下方端1Cが係止段部1Bを介して開口する。又、上底
部1Aの中心にはパイプ1Dが一体的に形成され、この
パイプ1Dは少なくとも上側ハウジング1内の下方に向
かってのび、このパイプ1Dの下端1Eは、少なくとも
係止段部1Bと同じ高さ位置に達する。尚、1Fは上底
部1Aに貫通して設けたターミナル挿通孔であって、パ
イプ1Dの側方に2個穿設される。又、パイプ1Dの内
方には孔1Gが上下方向に貫通して穿設され、パイプ1
Dの上方開口から下方に向かってスプリング調整部材3
が挿入される。
ド型電磁式燃料噴射弁は、例えば特開昭57−2886
1号公報等に示されるもので、そのうち代表列について
図3によって具体的に説明する。ハウジングHは上側ハ
ウジング1と下側ハウジング2とから構成される。上側
ハウジング1は、上方が上底部1Aによって閉塞され、
下方端1Cが係止段部1Bを介して開口する。又、上底
部1Aの中心にはパイプ1Dが一体的に形成され、この
パイプ1Dは少なくとも上側ハウジング1内の下方に向
かってのび、このパイプ1Dの下端1Eは、少なくとも
係止段部1Bと同じ高さ位置に達する。尚、1Fは上底
部1Aに貫通して設けたターミナル挿通孔であって、パ
イプ1Dの側方に2個穿設される。又、パイプ1Dの内
方には孔1Gが上下方向に貫通して穿設され、パイプ1
Dの上方開口から下方に向かってスプリング調整部材3
が挿入される。
【0003】下側ハウジング2は、その上端2Aに、可
動コア作動室2Bが上方に向かって開口して穿設され、
その下端2Cにはバルブシート挿入孔2Dが下方に向か
って開口して穿設され、可動コア作動室2Bとバルブシ
ート挿入孔2Dとは、上下方向に穿設される弁室2Eに
よって連絡される。尚、可動コア作動室2Bの下底部に
は、上方に臨む第1係止段部2Fが形成され、バルブシ
ート挿入孔2Dの上底部には、下方に臨む第2係止段部
2Gが形成される。そして、この下側ハウジング2の下
方の外側から弁室2E内に向けて複数の燃料孔2Hが貫
通して穿設される。
動コア作動室2Bが上方に向かって開口して穿設され、
その下端2Cにはバルブシート挿入孔2Dが下方に向か
って開口して穿設され、可動コア作動室2Bとバルブシ
ート挿入孔2Dとは、上下方向に穿設される弁室2Eに
よって連絡される。尚、可動コア作動室2Bの下底部に
は、上方に臨む第1係止段部2Fが形成され、バルブシ
ート挿入孔2Dの上底部には、下方に臨む第2係止段部
2Gが形成される。そして、この下側ハウジング2の下
方の外側から弁室2E内に向けて複数の燃料孔2Hが貫
通して穿設される。
【0004】4はその外周にコイル5が巻回されたコイ
ルボビンであって、上側鍔部4Aには一側のターミナル
4Bと他側のターミナル4Cとが上方に向かって突出し
て配置され、一側のターミナル4Bにはコイルの巻き始
め線が接続され、他側のターミナル4Cにはコイルの巻
き終り線が接続される。かかるコイルボビン4は、パイ
プ1Dの外周の上側ハウジング1内に配置されるもの
で、このとき一側のターミナル4B、他側のターミナル
4Cは、それぞれターミナル挿通孔1Fを貫通して上側
ハウジング1の上底部1Aより上方に向かって突出す
る。6は、一側のターミナル4B、他側のターミナル4
Cと、それぞれのターミナル挿通孔1Fとの間に配置さ
れたOリング7がターミナル挿通孔1Fより外方に脱出
することを防止する為の蓋部材である。
ルボビンであって、上側鍔部4Aには一側のターミナル
4Bと他側のターミナル4Cとが上方に向かって突出し
て配置され、一側のターミナル4Bにはコイルの巻き始
め線が接続され、他側のターミナル4Cにはコイルの巻
き終り線が接続される。かかるコイルボビン4は、パイ
プ1Dの外周の上側ハウジング1内に配置されるもの
で、このとき一側のターミナル4B、他側のターミナル
4Cは、それぞれターミナル挿通孔1Fを貫通して上側
ハウジング1の上底部1Aより上方に向かって突出す
る。6は、一側のターミナル4B、他側のターミナル4
Cと、それぞれのターミナル挿通孔1Fとの間に配置さ
れたOリング7がターミナル挿通孔1Fより外方に脱出
することを防止する為の蓋部材である。
【0005】8は、その下方が、下端に開口する弁孔8
Aに連なり、その上方が、上端に開口する流路8Bに連
なる弁座8Cを備えたバルブシートであり、これは、以
下によって下側ハウジング2のバルブシート挿入孔2D
内に挿入されて固定される。すなわち、下側ハウジング
2の下端2Cの開口からバルブシート挿入孔2Dの第2
係止段部2Gに向けて、下側弁棒センタリング部材9、
バルブシート8、計量板10、環状リング11を順次挿
入し、しかる後に下側ハウジング2の下端2Cを環状リ
ング11の下端面に向けて内方へカシメる。
Aに連なり、その上方が、上端に開口する流路8Bに連
なる弁座8Cを備えたバルブシートであり、これは、以
下によって下側ハウジング2のバルブシート挿入孔2D
内に挿入されて固定される。すなわち、下側ハウジング
2の下端2Cの開口からバルブシート挿入孔2Dの第2
係止段部2Gに向けて、下側弁棒センタリング部材9、
バルブシート8、計量板10、環状リング11を順次挿
入し、しかる後に下側ハウジング2の下端2Cを環状リ
ング11の下端面に向けて内方へカシメる。
【0006】前記、下側弁棒センタリング部材9には、
その中心に弁棒案内孔9Aが穿設され、その側方に流路
9Bが貫通して穿設され、計量板10には、その中心に
計量孔10Aが穿設される。
その中心に弁棒案内孔9Aが穿設され、その側方に流路
9Bが貫通して穿設され、計量板10には、その中心に
計量孔10Aが穿設される。
【0007】以上によると、計量孔10Aは、バルブシ
ート8の弁座8C、流路8Bと、下側弁棒センタリング
部材9の流路9Bを介して下側ハウジング2の弁室2E
と連絡される。
ート8の弁座8C、流路8Bと、下側弁棒センタリング
部材9の流路9Bを介して下側ハウジング2の弁室2E
と連絡される。
【0008】又、下側ハウジング2の第1係止段部2F
上には、可動コア作動室2Bを介して上側弁棒センタリ
ング部材11が配置され、更にその上部を圧入リング1
2によって圧入固定される。この上側弁棒センタリング
部材11の中心には弁棒案内孔11Aが穿設され、その
側方には流路11Bが貫通して穿設される。以上による
と、可動コア作動室2Bと弁室2Eとは上側弁棒センタ
リング部材11の流路11Bによって連絡される。
上には、可動コア作動室2Bを介して上側弁棒センタリ
ング部材11が配置され、更にその上部を圧入リング1
2によって圧入固定される。この上側弁棒センタリング
部材11の中心には弁棒案内孔11Aが穿設され、その
側方には流路11Bが貫通して穿設される。以上による
と、可動コア作動室2Bと弁室2Eとは上側弁棒センタ
リング部材11の流路11Bによって連絡される。
【0009】13は、弁室2E内に配置されて上下方向
にのびる弁棒であり、この弁棒13は下側弁棒センタリ
ング部材9の弁棒案内孔9Aと、上側弁棒センタリング
部材11の弁棒案内孔11Aと、によって上下方向移動
自在にセンタリング支持される。
にのびる弁棒であり、この弁棒13は下側弁棒センタリ
ング部材9の弁棒案内孔9Aと、上側弁棒センタリング
部材11の弁棒案内孔11Aと、によって上下方向移動
自在にセンタリング支持される。
【0010】そして弁棒13の下端には弁座8Cを開閉
する弁部14が形成され、上端には、少なくともパイプ
1Dの下端1Eに対向する傘状の可動コア15が取着さ
れる。この可動コア15は可動コア作動室2B内にあ
る。
する弁部14が形成され、上端には、少なくともパイプ
1Dの下端1Eに対向する傘状の可動コア15が取着さ
れる。この可動コア15は可動コア作動室2B内にあ
る。
【0011】かかる弁棒13、可動コア15、弁部1
4、バルブシート8を備えた下側ハウジング2の上部
が、上側ハウジング1の下方端1Cの開口から係止段部
1Bに向けて挿入され、次いで下方端1Cが下側ハウジ
ング2に向けて内方へカシメられ、もって上側ハウジン
グ1と下側ハウジング2とが固着された。
4、バルブシート8を備えた下側ハウジング2の上部
が、上側ハウジング1の下方端1Cの開口から係止段部
1Bに向けて挿入され、次いで下方端1Cが下側ハウジ
ング2に向けて内方へカシメられ、もって上側ハウジン
グ1と下側ハウジング2とが固着された。
【0012】尚、16は、スプリング調整部材3と可動
コア15の上面との間に縮設されたスプリングであり、
かかる状態においてコイル5に通電されると、可動コア
15はスプリング16のバネ力に抗してパイプ1Dの下
端1Eに向けて吸引され、これによって弁部14が弁座
8Cを開放する。
コア15の上面との間に縮設されたスプリングであり、
かかる状態においてコイル5に通電されると、可動コア
15はスプリング16のバネ力に抗してパイプ1Dの下
端1Eに向けて吸引され、これによって弁部14が弁座
8Cを開放する。
【0013】17はフィルターであって、上側環状枠体
17Aと、下側環状枠体17Bと、上側環状枠体17A
と下側環状枠体17Bとの間にあって上下方向に筒状に
配置される網17Cによって形成される。そして、この
フィルター17は、燃料孔2Hが開口する下側ハウジン
グ2の外側部に圧入して配置される。
17Aと、下側環状枠体17Bと、上側環状枠体17A
と下側環状枠体17Bとの間にあって上下方向に筒状に
配置される網17Cによって形成される。そして、この
フィルター17は、燃料孔2Hが開口する下側ハウジン
グ2の外側部に圧入して配置される。
【0014】以上によると、フィルター17を通過する
燃料は網17Cによって異物が除去され、この燃料が燃
料孔2H、弁室2E、下側弁棒センタリング部材9の流
路9B、バルブシート8の流路8B、弁部14によって
開口された弁座8C、弁孔8A、計量孔10A、を介し
て吸気管、等に噴射供給される。
燃料は網17Cによって異物が除去され、この燃料が燃
料孔2H、弁室2E、下側弁棒センタリング部材9の流
路9B、バルブシート8の流路8B、弁部14によって
開口された弁座8C、弁孔8A、計量孔10A、を介し
て吸気管、等に噴射供給される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のボトムフ
ィード型電磁式燃料噴射弁によると以下の課題を有す
る。 (1)フィルターは、上側環状枠体又は下側環状枠体の
何れか一方の内側部分、あるいは両枠体の両内側部分を
下側ハウジングの外側部に嵌入代をもって嵌入すること
によって下側ハウジングの外側部に固定的に取着され
る。従って、この嵌入代を形成する為に、環状枠体の内
側部分の内径は嵌入代に相当して下側ハウジングの外側
の径より小径に形成される必要がある。以上によると、
下側ハウジングの外径及び環状枠体の内径は正確に形成
される必要があり、一般的にフィルターの環状枠体は網
を一体的に形成する為に合成樹脂材料を射出成形して製
作するがその内径の精度を正確にだす為にその製造が困
難を極める。 (2)前述の如く環状枠体の内側部分が下側ハウジング
の外側部に嵌入代をもって嵌入されることによると、こ
の嵌入部にバリが発生し、このバリが脱落すると、燃料
孔、弁室を介して弁座に達し、弁部の弁座に対する閉塞
性を阻害する恐れがある。 (3)フィルターは、下側ハウジングの外側部に配置さ
れ、網は外方に露出する。 以上によると、燃料噴射弁の取扱い時において網を傷つ
ける恐れがあり、燃料噴射弁の管理及び組付け作業を慎
重に行なう必要があり、その作業効率が悪い。
ィード型電磁式燃料噴射弁によると以下の課題を有す
る。 (1)フィルターは、上側環状枠体又は下側環状枠体の
何れか一方の内側部分、あるいは両枠体の両内側部分を
下側ハウジングの外側部に嵌入代をもって嵌入すること
によって下側ハウジングの外側部に固定的に取着され
る。従って、この嵌入代を形成する為に、環状枠体の内
側部分の内径は嵌入代に相当して下側ハウジングの外側
の径より小径に形成される必要がある。以上によると、
下側ハウジングの外径及び環状枠体の内径は正確に形成
される必要があり、一般的にフィルターの環状枠体は網
を一体的に形成する為に合成樹脂材料を射出成形して製
作するがその内径の精度を正確にだす為にその製造が困
難を極める。 (2)前述の如く環状枠体の内側部分が下側ハウジング
の外側部に嵌入代をもって嵌入されることによると、こ
の嵌入部にバリが発生し、このバリが脱落すると、燃料
孔、弁室を介して弁座に達し、弁部の弁座に対する閉塞
性を阻害する恐れがある。 (3)フィルターは、下側ハウジングの外側部に配置さ
れ、網は外方に露出する。 以上によると、燃料噴射弁の取扱い時において網を傷つ
ける恐れがあり、燃料噴射弁の管理及び組付け作業を慎
重に行なう必要があり、その作業効率が悪い。
【0016】本発明は上述した不具合に鑑み成されたも
ので、フィルター装着時においてバリの発生がなく安定
した閉弁状態を得るとともにフィルターの装着性が秀
れ、更にはその取扱いが極めて容易なボトムフィード型
電磁式燃料噴射弁を提供することを主目的とする。
ので、フィルター装着時においてバリの発生がなく安定
した閉弁状態を得るとともにフィルターの装着性が秀
れ、更にはその取扱いが極めて容易なボトムフィード型
電磁式燃料噴射弁を提供することを主目的とする。
【0017】
【課題を解決する為の手段】本発明になるボトムフィー
ド型電磁式燃料噴射弁によると、前記目的を達成する為
に、ハウジングの下方に、上下方向に渡って弁室が穿設
されるとともに弁室内には、弁棒が移動自在に配置さ
れ、前記、弁棒の下端には、弁室に連なって形成された
バルブシートの弁座を開閉する弁部を備え、弁棒の上端
には、ハウジング空間内に突出するパイプの下端に少な
くとも対向する可動コアを備え、一方、ハウジングの外
側から弁室内に向けて燃料孔が開口して穿設されたボト
ムフィード型電磁式燃料噴射弁において、弁室内に、燃
料孔から弁室内に向かって流入する燃料を濾過するフィ
ルターを配置したことを第1の特徴とする。
ド型電磁式燃料噴射弁によると、前記目的を達成する為
に、ハウジングの下方に、上下方向に渡って弁室が穿設
されるとともに弁室内には、弁棒が移動自在に配置さ
れ、前記、弁棒の下端には、弁室に連なって形成された
バルブシートの弁座を開閉する弁部を備え、弁棒の上端
には、ハウジング空間内に突出するパイプの下端に少な
くとも対向する可動コアを備え、一方、ハウジングの外
側から弁室内に向けて燃料孔が開口して穿設されたボト
ムフィード型電磁式燃料噴射弁において、弁室内に、燃
料孔から弁室内に向かって流入する燃料を濾過するフィ
ルターを配置したことを第1の特徴とする。
【0018】又、本発明になるボトムフィード型電磁式
燃料噴射弁によると、前記第1の特徴に加え、前記、フ
ィルターは、上側環状枠体と、下側環状枠体と、上側環
状枠体と下側環状枠体との間にあって上下方向に配置さ
れる筒状の網と、により形成され、弁室内に配置される
フィルターは、その下側環状枠体の下面が弁室内のバル
ブシート側に形成される縮小段部上に当接して配置さ
れ、上側環状枠体の上面が弁室内の上部近傍に固定配置
される上側弁棒センタリング部材に当接して配置したこ
とを第2の特徴とする。
燃料噴射弁によると、前記第1の特徴に加え、前記、フ
ィルターは、上側環状枠体と、下側環状枠体と、上側環
状枠体と下側環状枠体との間にあって上下方向に配置さ
れる筒状の網と、により形成され、弁室内に配置される
フィルターは、その下側環状枠体の下面が弁室内のバル
ブシート側に形成される縮小段部上に当接して配置さ
れ、上側環状枠体の上面が弁室内の上部近傍に固定配置
される上側弁棒センタリング部材に当接して配置したこ
とを第2の特徴とする。
【0019】
【作用】第1の特徴によると、フィルターは弁室内に配
置されるので、フィルター装着時におけるバリの発生が
なく、しかもフィルターの網が外部へ直接的に露出され
ることがないので弁部の閉塞性が秀れその取扱い、作業
性を向上できるものである。又フィルターがハウジング
の内方に配置されたことによって特に燃料噴射弁の下方
の形状を小型化できる。
置されるので、フィルター装着時におけるバリの発生が
なく、しかもフィルターの網が外部へ直接的に露出され
ることがないので弁部の閉塞性が秀れその取扱い、作業
性を向上できるものである。又フィルターがハウジング
の内方に配置されたことによって特に燃料噴射弁の下方
の形状を小型化できる。
【0020】第2の特徴によると、フィルターは、弁室
内にあって、その上下方向に形成される環状枠体が縮小
段部と上側弁棒センタリング部材とによって挟持されて
固定されるので、バリの発生がなく、更にフィルターの
寸法精度をユルメることができてその製造を極めて容易
に行なうことができる。
内にあって、その上下方向に形成される環状枠体が縮小
段部と上側弁棒センタリング部材とによって挟持されて
固定されるので、バリの発生がなく、更にフィルターの
寸法精度をユルメることができてその製造を極めて容易
に行なうことができる。
【0021】
【実施例】本発明になるボトムフィード型電磁式燃料噴
射弁の一実施例を図1によって説明する。尚、図3と同
一構造部分は同一符号を使用して説明を省略する。下側
ハウジング20は、その上端20Aに、可動コア15が
上下方向に移動しうる可動コア作動室20Bが上方に向
かって開口して穿設され、下側ハウジング20の下端2
0Cにはバルブシート挿入孔20Dが下方に向かって開
口して穿設され、可動コア作動室20Bとバルブシート
挿入孔20Dとは、上下方向に渡って穿設される弁室2
0Eによって連絡される。可動コア作動室20Bの下底
部には、上方に臨む第1係止段部20Fが形成され、弁
室20Eの下方近傍には上方に臨む第2係止段部20G
が形成され、更にバルブシート挿入孔20Dの上底部に
は、下方に臨む第3係止段部20Hが形成される。一
方、この下側ハウジング20の下方の外側部から弁室2
0E内に向けて複数の燃料孔20Jが貫通して穿設され
る。(尚、前記第2係止段部20Gは、弁室20E内の
バルブシート8側に形成される縮小段部となる。)
射弁の一実施例を図1によって説明する。尚、図3と同
一構造部分は同一符号を使用して説明を省略する。下側
ハウジング20は、その上端20Aに、可動コア15が
上下方向に移動しうる可動コア作動室20Bが上方に向
かって開口して穿設され、下側ハウジング20の下端2
0Cにはバルブシート挿入孔20Dが下方に向かって開
口して穿設され、可動コア作動室20Bとバルブシート
挿入孔20Dとは、上下方向に渡って穿設される弁室2
0Eによって連絡される。可動コア作動室20Bの下底
部には、上方に臨む第1係止段部20Fが形成され、弁
室20Eの下方近傍には上方に臨む第2係止段部20G
が形成され、更にバルブシート挿入孔20Dの上底部に
は、下方に臨む第3係止段部20Hが形成される。一
方、この下側ハウジング20の下方の外側部から弁室2
0E内に向けて複数の燃料孔20Jが貫通して穿設され
る。(尚、前記第2係止段部20Gは、弁室20E内の
バルブシート8側に形成される縮小段部となる。)
【0022】弁室20E内に配置されるフィルター30
は以下によって形成される。図2によって説明すると、
30Aは環状をなす上側環状枠体であり、30Bは環状
をなす下側環状枠体である。そして、上側環状枠体30
Aと下側環状枠体30Bとは、支柱30Cによって連絡
され、上側環状枠体30Aの内側と下側環状枠体30B
の内側との間には上下方向の筒状の網30Dが取着され
る。このフィルター30は合成樹脂材料を射出成形して
製作されるもので、このとき網30Dは同時に一体成形
される。又、上側及び下側環状枠体30A,30Bと支
柱30Cの外径は、弁室20Eの内径より小径とするこ
とが好ましい。更に又、上側環状枠体30Aの上面30
E上及び下側環状枠体30Bの下面30F上にそれらの
面より突出する環状突リブRを設ける。
は以下によって形成される。図2によって説明すると、
30Aは環状をなす上側環状枠体であり、30Bは環状
をなす下側環状枠体である。そして、上側環状枠体30
Aと下側環状枠体30Bとは、支柱30Cによって連絡
され、上側環状枠体30Aの内側と下側環状枠体30B
の内側との間には上下方向の筒状の網30Dが取着され
る。このフィルター30は合成樹脂材料を射出成形して
製作されるもので、このとき網30Dは同時に一体成形
される。又、上側及び下側環状枠体30A,30Bと支
柱30Cの外径は、弁室20Eの内径より小径とするこ
とが好ましい。更に又、上側環状枠体30Aの上面30
E上及び下側環状枠体30Bの下面30F上にそれらの
面より突出する環状突リブRを設ける。
【0023】そして下側ハウジング20には、次の如く
各構成部品が組付けられる。下側ハウジング20の下端
20Cからバルブシート挿入孔20D内の第3係止段部
20Hに向けて、下側弁棒センタリング部材9、バルブ
シート8、計量板10、環状リング11が順次挿入さ
れ、次いで下側ハウジング20の下端20Cを環状リン
グ11に向けて内方へカシメる。以上によると、バルブ
シート挿入孔20D内にあって第3係止段部20H上に
下側弁棒センタリング部材9、バルブシート8、計量板
10、環状リング11が固定的に配置され、このときバ
ルブシート8の流路8Bの上流は下側弁棒センタリング
部材9の流路9Bを介して弁室20Eへ連絡される。
各構成部品が組付けられる。下側ハウジング20の下端
20Cからバルブシート挿入孔20D内の第3係止段部
20Hに向けて、下側弁棒センタリング部材9、バルブ
シート8、計量板10、環状リング11が順次挿入さ
れ、次いで下側ハウジング20の下端20Cを環状リン
グ11に向けて内方へカシメる。以上によると、バルブ
シート挿入孔20D内にあって第3係止段部20H上に
下側弁棒センタリング部材9、バルブシート8、計量板
10、環状リング11が固定的に配置され、このときバ
ルブシート8の流路8Bの上流は下側弁棒センタリング
部材9の流路9Bを介して弁室20Eへ連絡される。
【0024】次に、下側ハウジング20の上端20Aに
開口する可動コア作動室20Bを介して弁室20E内に
フィルター30を挿入する。これによると、フィルター
30の下側環状枠体30Bの環状突リブRが第2係止段
部20G上に当接する。次に、可動コア作動室20Bの
第1係止段部20F上に上側弁棒センタリング部材11
を配置するとともにその上面上の縮小された可動コア作
動室20Bに圧入リング12を圧入する。以上による
と、フィルター30の下側環状枠体30Bの下面30F
の環状突リブRは第2係止段部20Gに当接し、上側環
状枠体30Aの上面30Eの環状リブRは上側弁棒セン
タリング部材11の下面に当接し、かかる状態において
フィルター30は弁室20E内に固定される。そして、
可動コア15、弁部14を備えた弁棒13が上側弁棒セ
ンタリング部材11の弁棒案内孔11A、下側弁棒セン
タリング部材9の弁棒案内孔9A内に挿入配置されるも
ので、これによると弁部14はバルブシート8の流路8
B内にあって弁座8Cに対向して配置され、可動コア1
5は可動コア作動室20B内に収納配置されて、弁棒1
3は移動自在にセンタリング配置される。
開口する可動コア作動室20Bを介して弁室20E内に
フィルター30を挿入する。これによると、フィルター
30の下側環状枠体30Bの環状突リブRが第2係止段
部20G上に当接する。次に、可動コア作動室20Bの
第1係止段部20F上に上側弁棒センタリング部材11
を配置するとともにその上面上の縮小された可動コア作
動室20Bに圧入リング12を圧入する。以上による
と、フィルター30の下側環状枠体30Bの下面30F
の環状突リブRは第2係止段部20Gに当接し、上側環
状枠体30Aの上面30Eの環状リブRは上側弁棒セン
タリング部材11の下面に当接し、かかる状態において
フィルター30は弁室20E内に固定される。そして、
可動コア15、弁部14を備えた弁棒13が上側弁棒セ
ンタリング部材11の弁棒案内孔11A、下側弁棒セン
タリング部材9の弁棒案内孔9A内に挿入配置されるも
ので、これによると弁部14はバルブシート8の流路8
B内にあって弁座8Cに対向して配置され、可動コア1
5は可動コア作動室20B内に収納配置されて、弁棒1
3は移動自在にセンタリング配置される。
【0025】そして、かかる下側ハウジング20の上端
20Aが、従来例と同様に下方端1Cから上側ハウジン
グ1の係止段部1Bに向けて挿入され、次いで下方端1
Cが下側ハウジング20に向けて内方へカシメられ、も
ってボトムフィード型電磁式燃料噴射弁の組付けが完了
する。尚、図1において、かかるボトムフィード型電磁
式燃料噴射弁が装着される燃料分配管Mは一点鎖線で示
される。
20Aが、従来例と同様に下方端1Cから上側ハウジン
グ1の係止段部1Bに向けて挿入され、次いで下方端1
Cが下側ハウジング20に向けて内方へカシメられ、も
ってボトムフィード型電磁式燃料噴射弁の組付けが完了
する。尚、図1において、かかるボトムフィード型電磁
式燃料噴射弁が装着される燃料分配管Mは一点鎖線で示
される。
【0026】図示せぬ燃料ポンプから圧送される高圧燃
料は、燃料分配管M内の燃料流路M1より、ボトムフィ
ード型電磁式燃料噴射弁の下側ハウジング20に穿設さ
れた燃料孔20Jを介して弁室20E内へ供給される。
弁室20E内にあっては、フィルター30の上側環状枠
体30Aの環状突リブRが上側弁棒センタリング部材1
1の下面に当接し、下側環状枠体30Bの環状突リブR
が第2係止段部20G(いいかえると縮小段部)に当接
していることから、燃料孔20Jを介して弁室20E内
へ供給される燃料は、フィルター30の網30Dを介し
てのみ弁室20Eの内方へ流入するもので、この網30
Dを燃料が通過する際、燃料中に含まれる異物は除去さ
れる。従って、バルブシート8の弁座8Cへ供給される
燃料は異物を含むことのない清浄な燃料のみが供給され
るので、弁部14による弁座8Cの正確な閉塞を保持し
うるもので、燃料制御性の秀れたボトムフィード型電磁
式燃料噴射弁を提供できる。尚、弁棒13と弁部14は
別体であってもよい。
料は、燃料分配管M内の燃料流路M1より、ボトムフィ
ード型電磁式燃料噴射弁の下側ハウジング20に穿設さ
れた燃料孔20Jを介して弁室20E内へ供給される。
弁室20E内にあっては、フィルター30の上側環状枠
体30Aの環状突リブRが上側弁棒センタリング部材1
1の下面に当接し、下側環状枠体30Bの環状突リブR
が第2係止段部20G(いいかえると縮小段部)に当接
していることから、燃料孔20Jを介して弁室20E内
へ供給される燃料は、フィルター30の網30Dを介し
てのみ弁室20Eの内方へ流入するもので、この網30
Dを燃料が通過する際、燃料中に含まれる異物は除去さ
れる。従って、バルブシート8の弁座8Cへ供給される
燃料は異物を含むことのない清浄な燃料のみが供給され
るので、弁部14による弁座8Cの正確な閉塞を保持し
うるもので、燃料制御性の秀れたボトムフィード型電磁
式燃料噴射弁を提供できる。尚、弁棒13と弁部14は
別体であってもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明になるボトムフィード型電磁式燃
料噴射弁によると、弁室20E内に、燃料孔20Jから
弁室20E内に向かって流入する燃料を濾過するフィル
ター30を配置したので、弁室20E内に流入する異物
は、フィルター30によって完全に除去されるので、弁
室20E内には極めて清浄な燃料のみを供給することが
でき、弁座8Cの閉塞性を向上できる。又、フィルター
30は弁室20E内に配置され、その上側環状枠体30
Aの上面30E及び下側環状枠体30Bの下面30F
を、第2係止段部20G及び上側弁棒センタリング部材
11によって平面的に押圧挟持したので、フィルター3
0の弁室20E内への挿入装着時において何等バリが発
生することがない。以上によると、弁座8Cに向けて常
に清浄なる燃料が供給でき、弁部14による弁座8Cの
閉塞性を良好に保持しうる。
料噴射弁によると、弁室20E内に、燃料孔20Jから
弁室20E内に向かって流入する燃料を濾過するフィル
ター30を配置したので、弁室20E内に流入する異物
は、フィルター30によって完全に除去されるので、弁
室20E内には極めて清浄な燃料のみを供給することが
でき、弁座8Cの閉塞性を向上できる。又、フィルター
30は弁室20E内に配置され、その上側環状枠体30
Aの上面30E及び下側環状枠体30Bの下面30F
を、第2係止段部20G及び上側弁棒センタリング部材
11によって平面的に押圧挟持したので、フィルター3
0の弁室20E内への挿入装着時において何等バリが発
生することがない。以上によると、弁座8Cに向けて常
に清浄なる燃料が供給でき、弁部14による弁座8Cの
閉塞性を良好に保持しうる。
【0028】又、フィルター30の高さ(上側環状枠体
30Aの上面30Eから下側環状枠体30Bの下面迄の
高さに相当)は、第2係止段部20Gと第1係止段部2
0Fの深さより大であればよいのでフィルター30の製
造が一段と容易に行なえる。すなわち、フィルター30
の高さのバラツキは上側弁棒センタリング部材11の押
圧荷重が変わるのみで、バリを発生させることがない。
又、フィルター30を合成樹脂材料によって形成する
と、フィルター30が上下方向に押圧された際において
フィルター30の高さ方向において撓み、フィルター3
0の高さのバラツキを容易に吸収できる。
30Aの上面30Eから下側環状枠体30Bの下面迄の
高さに相当)は、第2係止段部20Gと第1係止段部2
0Fの深さより大であればよいのでフィルター30の製
造が一段と容易に行なえる。すなわち、フィルター30
の高さのバラツキは上側弁棒センタリング部材11の押
圧荷重が変わるのみで、バリを発生させることがない。
又、フィルター30を合成樹脂材料によって形成する
と、フィルター30が上下方向に押圧された際において
フィルター30の高さ方向において撓み、フィルター3
0の高さのバラツキを容易に吸収できる。
【0029】又、フィルター30が弁室20E内に配置
されたことによって網30Dが直接的に外部に露出する
ことがないので、ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁の
取扱い及び管理が極めて容易となったもので、特に燃料
分配管Mへ燃料噴射弁を装着する際において効果的であ
る。
されたことによって網30Dが直接的に外部に露出する
ことがないので、ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁の
取扱い及び管理が極めて容易となったもので、特に燃料
分配管Mへ燃料噴射弁を装着する際において効果的であ
る。
【0030】更に又、フィルター30を弁棒13の外周
の弁室20Eに上下方向に渡って配置したことによる
と、弁室20Eを有効に活用できるもので特に下側ハウ
ジング20の下方の直径を小径化できる。更には、フィ
ルター30の網30Dを上下方向に比較的長く配置でき
るもので、これによると網30Dの濾過面積を大きくと
ることができて、長期に渡って良好な濾過性能を維持し
うる。
の弁室20Eに上下方向に渡って配置したことによる
と、弁室20Eを有効に活用できるもので特に下側ハウ
ジング20の下方の直径を小径化できる。更には、フィ
ルター30の網30Dを上下方向に比較的長く配置でき
るもので、これによると網30Dの濾過面積を大きくと
ることができて、長期に渡って良好な濾過性能を維持し
うる。
【0031】又、フィルター30を弁室20E内に装着
する際、網30Dに対して直接的に何等当接するものが
ないので、網30Dが剥離したり、破れたりすることが
ない。
する際、網30Dに対して直接的に何等当接するものが
ないので、網30Dが剥離したり、破れたりすることが
ない。
【図1】本発明になるボトムフィード型電磁式燃料噴射
弁の一実施例を示す縦断面図。
弁の一実施例を示す縦断面図。
【図2】図1におけるフィルターの斜視図。
【図3】従来のボトムフィード型電磁式燃料噴射弁を示
す縦断面図。
す縦断面図。
H ハウジング 1 上側ハウジング 8 バルブシート 8C 弁座 9 下側弁棒センタリング部材 10 パイプ 11 上側弁棒センタリング部材 13 弁棒 14 弁部 15 可動コア 20 下側ハウジング 20E 弁室 20F 第1係止段部 20G 第2係止段部 20J 燃料孔 30 フィルター 30A 上側環状枠体 30B 下側環状枠体 30D 網
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−65524(JP,A) 特開 平5−149208(JP,A) 特開 昭62−118058(JP,A) 特開 平8−246993(JP,A) 特開 平7−317629(JP,A) 実開 昭58−9968(JP,U) 実開 昭60−124579(JP,U) 実開 平5−92463(JP,U) 実開 平1−125860(JP,U) 実開 平1−66466(JP,U) 実開 昭58−9968(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02M 51/06 - 51/08 F02M 69/00 F02M 61/16
Claims (2)
- 【請求項1】 ハウジングの下方に、上下方向に渡って
弁室が穿設されるとともに弁室内には、弁棒が移動自在
に配置され、 前記、弁棒の下端には、弁室に連なって形成されたバル
ブシートの弁座を開閉する弁部を備え、 弁棒の上端には、ハウジング空間内に突出するパイプの
下端に少なくとも対向する可動コアを備え、 一方、ハウジングの外側から弁室内に向けて燃料孔が開
口して穿設されたボトムフィード型電磁式燃料噴射弁に
おいて、 弁室内に、燃料孔から弁室内に向かって流入する燃料を
濾過するフィルターを配置したことを特徴とするボトム
フィード型電磁式燃料噴射弁。 - 【請求項2】 前記、フィルターは、上側環状枠体と、
下側環状枠体と、上側環状枠体と下側環状枠体との間に
あって上下方向に配置される筒状の網と、により形成さ
れ、弁室内に配置されるフィルターは、その下側環状枠
体の下面が弁室内のバルブシート側に形成される縮小段
部上に当接して配置され、上側環状枠体の上面が弁室内
の上部近傍に固定配置される上側弁棒センタリング部材
に当接して配置したことを特徴とする請求項1記載のボ
トムフィード型電磁式燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7276561A JP2835590B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7276561A JP2835590B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0996265A JPH0996265A (ja) | 1997-04-08 |
JP2835590B2 true JP2835590B2 (ja) | 1998-12-14 |
Family
ID=17571213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7276561A Expired - Lifetime JP2835590B2 (ja) | 1995-09-29 | 1995-09-29 | ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2835590B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE602005008206D1 (de) * | 2005-05-09 | 2008-08-28 | Siemens Ag | Einspritzventil und Ventilgruppe für das Einspritzventil |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5365524A (en) * | 1976-11-22 | 1978-06-12 | Toyota Motor Corp | Fuel injection valve fixed structure for internal combustion engine |
JPS589968U (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-22 | 株式会社日立製作所 | 電磁式燃料噴射弁の構造 |
JPS60124579U (ja) * | 1984-01-31 | 1985-08-22 | いすゞ自動車株式会社 | 燃料噴射ノズル |
JPH01125860U (ja) * | 1988-02-22 | 1989-08-28 | ||
JPH05149208A (ja) * | 1991-11-25 | 1993-06-15 | Toyota Motor Corp | 燃料噴射弁のフイルタ製造方法 |
JPH0721890Y2 (ja) * | 1993-04-12 | 1995-05-17 | 本田技研工業株式会社 | 電磁式燃料噴射弁 |
-
1995
- 1995-09-29 JP JP7276561A patent/JP2835590B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0996265A (ja) | 1997-04-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3093268B2 (ja) | 電磁作動式の噴射弁 | |
RU2177074C2 (ru) | Клапанная форсунка для впрыскивания топлива и способ ее изготовления | |
US6364220B2 (en) | Fuel injection valve | |
US5996910A (en) | Fuel injection valve and method of manufacturing the same | |
US5494224A (en) | Flow area armature for fuel injector | |
KR0169098B1 (ko) | 전자기 밸브 | |
JP3262793B2 (ja) | 電磁作動式の弁 | |
US6679435B1 (en) | Fuel injector | |
JPH0152587B2 (ja) | ||
JP2009520147A (ja) | 電磁作動式の弁 | |
US5823445A (en) | Fuel injector with electromagnetically autonomous sub assembly | |
US6357676B1 (en) | Fuel injection valve | |
JP2835590B2 (ja) | ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁 | |
JP2824761B2 (ja) | 燃料噴射弁におけるフィルター | |
US6997404B2 (en) | Porous plastic fuel filter for a fuel injector | |
US6676046B2 (en) | Closure member with armature strap | |
JP2550127B2 (ja) | 電磁式燃料噴射弁 | |
JP2745211B2 (ja) | ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁 | |
JP2584276B2 (ja) | 電磁式燃料噴射弁 | |
JPH08218974A (ja) | 電磁式燃料噴射弁 | |
JP2811051B2 (ja) | 電磁式燃料噴射弁 | |
JP3009462B2 (ja) | 電磁的に作動可能な燃料噴射弁 | |
JPH08312495A (ja) | 電磁式燃料噴射弁 | |
JP2005307750A (ja) | 燃料噴射弁 | |
JPH0721890Y2 (ja) | 電磁式燃料噴射弁 |