JP2745211B2 - ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁 - Google Patents

ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁

Info

Publication number
JP2745211B2
JP2745211B2 JP7276562A JP27656295A JP2745211B2 JP 2745211 B2 JP2745211 B2 JP 2745211B2 JP 7276562 A JP7276562 A JP 7276562A JP 27656295 A JP27656295 A JP 27656295A JP 2745211 B2 JP2745211 B2 JP 2745211B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve stem
chamber
hole
locking step
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7276562A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0996266A (ja
Inventor
智康 谷野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Keihin Corp
Original Assignee
Keihin Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Keihin Corp filed Critical Keihin Corp
Priority to JP7276562A priority Critical patent/JP2745211B2/ja
Publication of JPH0996266A publication Critical patent/JPH0996266A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2745211B2 publication Critical patent/JP2745211B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M61/00Fuel-injectors not provided for in groups F02M39/00 - F02M57/00 or F02M67/00
    • F02M61/16Details not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M61/02 - F02M61/14
    • F02M61/165Filtering elements specially adapted in fuel inlets to injector

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式燃料噴射装置に
用いられ、燃料ポンプによって加圧された燃料を制御し
て内燃機関へ供給する電磁式燃料噴射弁に関するもの
で、そのうち特に電磁式燃料噴射弁を構成するハウジン
グの下方外側の燃料孔から弁室内に燃料を供給し、この
燃料をバルブシートの弁座を介して弁孔より噴射するボ
トムフィード型電磁式燃料噴射弁に関し、このボトムフ
ィード型電磁式燃料噴射弁内を弁座に向けて流れる燃料
中に含まれる異物を除去する為のフィルターに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来のフィルターを備えたボトムフィー
ド型電磁式燃料噴射弁は、例えば特開昭57−2886
1号公報等に示されるもので、そのうち代表例について
図4によって具体的に説明する。ハウジングHは上側ハ
ウジング1と下側ハウジング2とから構成される。上側
ハウジング1は、上方が上底部1Aによって閉塞され、
下方端1Cが係止段部1Bを介して開口する。又、上底
部1Aの中心には、パイプ1Dが一体的に形成され、こ
のパイプ1Dは少なくとも上側ハウジング1内の下方に
向かってのび、このパイプ1Dの下端1Eは少なくとも
係止段部1Bと同じ高さ位置に達する。尚、1Fは上底
部1Aに貫通して設けたターミナル挿通孔であって、パ
イプ1Dの側方に2個穿設される。又、パイプ1Dの内
方には孔1Gが上下方向に貫通して穿設され、パイプ1
Dの上方開口から下方に向かってスプリング調整部材3
が挿入される。
【0003】下側ハウジング2は、その上端2Aに、可
動コア作動室2Bが上方に向かって開口して穿設され、
その下端2Cにはバルブシート挿入孔2Dが下方に向か
って開口して穿設され、可動コア作動室2Bとバルブシ
ート挿入孔2Dとは、上下方向に穿設される弁室2Eに
よって連絡される。尚、可動コア作動室2Bの下底部に
は、上方に臨む第1係止段部2Fが形成され、バルブシ
ート挿入孔2Dの上底部には、下方に臨む第2係止段部
2Gが形成される。そして、この下側ハウジング2の下
方の外側から弁室2E内に向けて複数の燃料孔2Hが貫
通して穿設される。
【0004】4はその外周にコイル5が巻回されたコイ
ルボビンであって、上側鍔部4Aには一側のターミナル
4Bと他側のターミナル4Cとが上方に向かって突出し
て配置され、一側のターミナル4Bにはコイルの巻き始
め線が接続され、他側のターミナル4Cにはコイルの巻
き終り線が接続される。かかるコイルボビン4は、パイ
プ1Dの外周の上側ハウジング1内に配置されるもの
で、このとき一側のターミナル4B、他側のターミナル
4Cは、それぞれターミナル挿通孔1Fを貫通して上側
ハウジング1の上底部1Aより上方に向かって突出す
る。6は一側のターミナル4B、他側のターミナル4C
と、それぞれのターミナル挿通孔1Fとの間に配置され
たOリング7がターミナル挿通孔1Fより外方に脱出す
ることを防止する為の蓋部材である。
【0005】8は、その下方が、下端に開口する弁孔8
Aに連なり、そり上方が上端に開口する流路8Bに連な
る弁座8Cを備えたバルブシートであり、これは以下に
よって下側ハウジング2のバルブシート挿入孔2D内に
挿入されて固定される。すなわち、下側ハウジング2の
下端2Cの開口から、バルブシート挿入孔2Dの第2係
止段部2Gに向けて、下側弁棒センタリング部材9、バ
ルブシート8、計量板10、環状リング11を順次挿入
し、しかる後に下側ハウジング2の下端2Cを環状リン
グ11の下端面に向けて内方へカシメる。
【0006】前記、下側弁棒センタリング部材9には、
その中心に弁棒案内孔9Aが穿設され、その側方に流路
9Bが貫通して穿設され、計量板10には、その中心に
計量孔10Aが穿設される。
【0007】以上によると、計量孔10Aは、バルブシ
ート8の弁座8C、流路8Bと下側弁棒センタリング部
材9の流路9Bを介して下側ハウジング2の弁室2Eと
連絡される。
【0008】又、下側ハウジング2の第1係止段部2F
上には、可動コア作動室2Bを介して上側弁棒センタリ
ング部材11が配置され、更にその上部を圧入リング1
2によって圧入固定される。この上側弁棒センタリング
部材11の中心には弁棒案内孔11Aが穿設され、その
側方には流路11Bが貫通して穿設される。以上による
と、可動コア作動室2Bと弁室2Eとは上側弁棒センタ
リング部材11の流路11Bによって連絡される。
【0009】13は、弁室2E内に配置されて上下方向
にのびる弁棒であり、この弁棒13は下側弁棒センタリ
ング部材9の弁棒案内孔9Aと、上側弁棒センタリング
部材11の弁棒案内孔11Aとによって上下方向移動自
在にセンタリング支持される。
【0010】そして弁棒13の下端には弁座8Cを開閉
する弁部14が形成され、上端には少なくともパイプ1
Dの下端1Eに対向する傘状の可動コア15が取着され
る。この可動コア15は可動コア作動室2B内にある。
【0011】かかる弁棒13、可動コア15、弁部1
4、バルブシート8を備えた下側ハウジング2の上部が
上側ハウジング1の下方端1Cの開口から係止段部1B
に向けて挿入され、次いで下方端1Cが下側ハウジング
2に向けて内方へカシメられ、もって上側ハウジング1
と下側ハウジング2とが固着された。
【0012】尚、16はスプリング調整部材3と可動コ
ア15の上面との間に縮設されたスプリングであり、か
かる状態においてコイル5に通電されると、可動コア1
5はスプリング16のバネ力に抗してパイプ1Dの下端
1Eに向けて吸引され、これによって弁部14が弁座8
Cを開放する。
【0013】17はフィルターであって、上側環状枠体
17Aと、下側環状枠体17Bと、上側環状枠体17A
と下側環状枠体17Bとの間にあって上下方向に筒状に
配置される網17Cによって形成される。そして、この
フィルター17は、燃料孔2Hが開口する下側ハウジン
グ2の外側部に圧入して配置される。
【0014】以上によると、フィルター17を通過する
燃料は網17Cによって異物が除去され、この燃料が燃
料孔2H、弁室2E、下側弁棒センタリング部材9の流
路9B、バルブシート8の流路8B、弁部14によって
開口された弁座8C、弁孔8A、計量孔10Aを介して
吸気管等に噴射供給される。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来のボトムフ
ィード型電磁式燃料噴射弁によると以下の課題を有す
る。(1)フィルターは、上側環状枠体又は下側環状枠
体の何れか一方の内側部分、あるいは両枠体の両内側部
分を下側ハウジングの外側部に嵌入代をもって嵌入する
ことによって下側ハウジングの外側部に固定的に取着さ
れる。従って、この嵌入代を形成する為に、環状枠体の
内側部分の内径は嵌入代に相当して下側ハウジングの外
側の径より小径に形成される必要がある。以上による
と、下側ハウジングの外径及び環状枠体の内径は正確に
形成される必要があり、一般的にフィルターの環状枠体
は網を一体的に形成する為に合成樹脂材料を射出成形し
て製作するが、その内径の精度を正確にだす為にその製
造が困難を極める。(2)前述の如く環状枠体の内側部
分が下側ハウジングの外側部に嵌入代をもって嵌入され
ることによると、この嵌入部にバリが発生し、このバリ
が脱落すると、燃料孔、弁室を介して弁座に達し、弁部
の弁座に対する閉塞性を阻害する恐れがある。(3)フ
ィルターは、下側ハウジングの外側部に配置され、網は
外方に露出する。以上によると、燃料噴射弁の取扱い時
において、網を傷つける恐れがあり、燃料噴射弁の管理
及び組付け作業を慎重に行なう必要があり、その作業効
率が悪い。(4)特に下側ハウジングに装着される部品
について鑑案すると、下側弁棒センタリング部材、バル
ブシート、計量板、及び環状リングは下方よりバルブシ
ート挿入孔内に配置され、一方、上側弁棒センタリング
部材、圧入リング、及び可動コア、弁部を備えた弁棒
は、上方より配置され、更にフィルターは下方よりハウ
ジングの外側部に向けて配置される。以上のように複数
の部品の投入方向が異なることによると、その組付け作
業性が極めて悪いもので、特にかかる部品を自動的に組
付ける際、その自動化は困難を極め、これによってその
製造コストを低減するに支障をきたす。又、バルブシー
ト等の部品はバルブシート挿入孔内に配置され、一方フ
ィルターはハウジングの外側部に配置されるもので、下
方より配置する点で一致するものの配置する部位が異な
ることも組付け作業性に支障をきたす。
【0016】本発明は上述した不具合に鑑み成されたも
ので、フィルター装着時においてバリの発生がなく安定
した閉弁状態を得るとともにフィルターを含む他の部品
の装着性が優れ、製造コストを効果的に低減することの
できるボトムフィード型電磁式燃料噴射弁を提供するこ
とを主目的とする。
【0017】
【課題を解決する為の手段】本発明になるボトムフィー
ド型電磁式燃料噴射弁によると、前記目的を達成する為
に、上方に上底部を有するとともに下端が係止段部を介
して下方に向けて開口し、上底部の中心より係止段部の
近傍に突出するパイプの外周に、コイルが巻回されたコ
イルボビンが配置された上側ハウジングと、上端より下
方に向かって可動コア作動室と、弁室と下端に開口する
開口とが連設され、弁室の上端には可動コア作動室に連
なって上方に臨む第1係止段部が形成されるとともに弁
室の下端には、開口に連なり上方に臨む第2係止段部が
形成され、更に弁室の略中間部には、弁室から外側部に
向かって貫通する燃料孔が穿設された下側ハウジング
と、弁座より上方に向かって流路が開口するとともに下
方に向かって弁孔が開口するバルブシートと、上側環状
枠体と、下側環状枠体と、上側環状枠体と下側環状枠体
との間にあって上下方向に配置される筒状の網とよりな
るフィルターと、その下端にバルブシートの弁座を開閉
する弁部を備え、その上端に少なくともパイプの下端に
対向する可動コアを備えた弁棒と、バルブシートの弁孔
に臨む計量孔が穿設された計量板と、その中心に弁棒を
センタリング支持する弁棒案内孔が穿設され、弁棒案内
孔の側方に流路が穿設された下側弁棒センタリング部材
と、その中心に弁棒をセンタリング支持する弁棒案内孔
が穿設され、弁棒案内孔の側方に流路が穿設された上側
弁棒センタリング部材とより構成され、下側ハウジング
の可動コア作動室の上部開口より第2係止段部に向け
て、計量板、バルブシート、下側弁棒センタリング部
材、フィルターを配置するとともに、第1係止段部に向
けて上側弁棒センタリング部材を固定配置し、弁棒を各
弁棒センタリング部材の各弁棒案内孔内に挿入配置する
ことによって、弁部を弁座に対向配置するとともに可動
コアを可動コア作動室内に配置し、かかる下側ハウジン
グを、上側ハウジングの係止段部に向けて固定配置した
ことを第1の特徴とする。
【0018】又、本発明になるボトムフィード型電磁式
燃料噴射弁は、上方に上底部を有するとともに下端が係
止段部を介して下方に向けて開口し、上底部の中心より
係止段部の近傍に突出するパイプの外周に、コイルが巻
回されたコイルボビンが配置された上側ハウジングと、
上端より下方に向かって可動コア作動室と、弁室と弁座
を介して弁孔が下端に開口するバルブシート孔とが連設
され、弁室の上端には可動コア作動室に連なって上方に
臨む第1係止段部が形成されるとともに弁室の下端に
は、バルブシート孔に連なり上方に臨む第2係止段部が
形成され、更に弁室の略中間部には、弁室から外側部に
向かって貫通する燃料孔が穿設された下側ハウジング
と、上側環状枠体と、下側環状枠体と、上側環状枠体と
下側環状枠体との間にあって上下方向に配置される筒状
の網とよりなるフィルターと、その下端にバルブシート
孔の弁座を開閉する弁部を備え、その上端に少なくとも
パイプの下端に対向する可動コアを備えた弁棒と、その
中心に弁棒をセンタリング支持する弁棒案内孔が穿設さ
れ、弁棒案内孔の側方に流路が穿設された下側弁棒セン
タリング部材と、その中心に弁棒をセンタリング支持す
る弁棒案内孔が穿設され、弁棒案内孔の側方に流路が穿
設された上側弁棒センタリング部材とより構成され、下
側ハウジングの可動コア作動室の上部開口より第2係止
段部に向けて下側弁棒センタリング部材、フィルターを
配置するとともに第1係止段部に向けて上側弁棒センタ
リング部材を固定配置し、弁棒を各弁棒センタリング部
材の各弁棒案内孔内に挿入配置することによって、弁部
を弁座に対向配置するとともに可動コアを可動コア作動
室内に配置し、更に下端に開口する弁孔に向けて計量孔
が穿設された計量板が嵌合配置され、かかる下側ハウジ
ングを、上側ハウジングの係止段部に向けて固定配置し
たことを第2の特徴とする。
【0019】
【作用】第1の特徴によると、フィルターは弁室内に圧
入されることなく配置されるので、フィルター装着時に
おいてバリの発生がなく、しかもフィルターの網が外部
へ直接的に露出されることがないので、弁部の閉塞性が
優れ、その取扱い、作業性を向上できるものである。
又、下側ハウジング内に配置される構成部品は、全てそ
の上方より投入配置されるので、その組付け作業性を大
きく向上できたものでその製造コストを効果的に低減で
きる。
【0020】又、第2の特徴によると、前記第1の特徴
に加えて、バルブシートをその構成部品から削減できた
ことにより、一層効果的にその製造コストを低減でき
る。
【0021】
【実施例】本発明になるボトムフィード型電磁式燃料噴
射弁の一実施例を図1によって説明する。尚、図4と同
一構造部分は同一符号を使用して説明を省略する。下側
ハウジング20は、その上端20Aに、可動コア15が
上下方向に移動しうる可動コア作動室20Bが開口して
形成され、可動コア作動室20Bから下端20Cの開口
20Dに向けて弁室20Eが連設される。そして、弁室
20Eの上端20Fには、可動コア作動室20Bに連な
り上方Xに臨む第1係止段部20Gが形成され、弁室2
0Eの下端20Hには、開口20Dに連なり上方Xに臨
む第2係止段部20Jが形成される。又、弁室20Eの
略中間部には、弁室20Eから下側ハウジング20の外
側部20Kに向かう複数の燃料孔20Lが貫通して穿設
される。
【0022】弁室20E内に配置されるフィルター30
は以下によって形成される。図2によって説明すると、
30Aは環状をなす上側環状枠体であり、30Bは環状
をなす下側環状枠体である。そして、上側環状枠体30
Aと下側環状枠体30Bとは、支柱30Cによって連絡
され、上側環状枠体30Aの内側と下側環状枠体30B
の内側との間には上下方向の筒状の網30Dが取着され
る。このフィルター30は合成樹脂材料を射出成形して
製作されるもので、このとき、網30Dは同時に一体成
形される。又、上側及び下側環状枠体30A、30Bと
支柱30Cの外径は、弁室20Eの内径より小径とする
ことが好ましい。更に又、上側環状枠体30Aの上面3
0E上及び下側環状枠体30Bの下面30F上にそれら
の面より突出する環状突リブRを設ける。
【0023】そして、下側ハウジング20には、次の如
く各構成部品が組付けられる。可動コア作動室20Bの
上部開口から弁室20Eの下端20Hの第2係止段部2
0J上に、計量孔10Aを備えた計量板10、弁孔8
A、弁座8C、流路8Bを備えたバルブシート8、弁棒
案内孔9A、流路9Bを備えた下側弁棒センタリング部
材9、網30Dを備えたフィルター30を配置する。次
いで有底筒状をなしその底部の中心に弁棒案内孔40A
が穿設され、弁棒案内孔40Aの側方に流路40Bが穿
設された上側弁棒センタリング部材40が、可動コア作
動室20Bの開口より第1係止段部20G上に配置さ
れ、このとき上側弁棒センタリング部材40は、それ自
体を圧入すること、あるいはその上端をカシメること等
によって第1係止段部20G上に固定的に配置される。
【0024】以上によると、弁室20E内には、計量板
10、バルブシート8、下側弁棒センタリング部材9、
フィルター30が上側弁棒センタリング部材40によっ
て押圧されて、固定配置された。そして、可動コア1
5、弁部14を備えた弁棒13が上側弁棒センタリング
部材40の弁棒案内孔40A、下側弁棒センタリング部
材9の弁棒案内孔9A内に挿入配置されるもので、これ
によると弁部14はバルブシート8の流路8B内にあっ
て弁座8Cに対向して配置され、可動コア15は可動コ
ア作動室20B内に収納配置されて、弁棒13は移動自
在にセンタリング配置される。
【0025】そして、かかる下側ハウジング20の上端
20Aが従来例と同様に下方端1Cから上側ハウジング
1の係止段部1Bに向けて挿入され、次いで下方端1C
が下側ハウジング20に向けて内方へカシメられ、もっ
てボトムフィード型電磁式燃料噴射弁の組付けが完了す
る。
【0026】図示せぬ燃料ポンプから圧送される高圧燃
料は、図示せぬ燃料分配管内の燃料流路より、ボトムフ
ィード型電磁式燃料噴射弁の下側ハウジング20に穿設
された燃料孔20Lを介して弁室20E内へ供給され
る。弁室20E内にあっては、フィルター30の上側環
状枠体30Aの環状突リブRが上側弁棒センタリング部
材40の下面に当接し、下側環状枠体30Bの環状突リ
ブRが下側弁棒センタリング部材9の上面に当接してい
ることから燃料孔20Lを介して弁室20E内へ供給さ
れる燃料は、フィルター30の網30Dを介してのみ弁
室20Eの内方へ流入するもので、この網30Dを燃料
が通過する際、燃料中に含まれる異物は除去される。従
って、バルブシート8の弁座8Cへ供給される燃料は異
物を含むことのない清浄な燃料のみが供給されるので、
弁部14による弁座8Cの正確な閉塞を保持しうるもの
で、燃料制御性の優れたボトムフィード型電磁式燃料噴
射弁を提供できる。尚、弁棒13と弁部14は別体であ
ってもよい。
【0027】そして、かかるボトムフィード型電磁式燃
料噴射弁によると、フィルター30は弁室20E内に配
置され、その上側環状枠体30Aの上面30E及び下側
環状枠体30Bの下面30Fを上側弁棒センタリング部
材40及び下側弁棒センタリング部材9によって平面的
に押圧挟持したので、フィルター30の弁室20E内へ
の挿入装着時において何等バリが発生することがない。
以上によると、弁座8Cに向けて常に清浄なる燃料が供
給でき、弁部14による弁座8Cの閉塞性を良好に保持
しうる。
【0028】又、フィルター30の高さ(上側環状枠体
30Aの上面30Eから下側環状枠体30Bの下面迄の
高さに相当)は、上側弁棒センタリング部材40の下面
と下側弁棒センタリング部材9の上面との距離より大で
あればよいので、フィルター30の製造が一段と容易に
行なえる。すなわち、フィルター30の高さのバラツキ
は上側弁棒センタリング部材11の押圧荷重が変わるの
みで、バリを発生させることがない。又、フィルター3
0を合成樹脂材料によって形成すると、フィルター30
が上下方向に押圧された際においてフィルター30の高
さ方向において撓み、フィルター30の高さのバラツキ
を容易に吸収できる。
【0029】又、フィルター30が弁室20E内に配置
されたことによって網30Dが直接的に外部に露出する
ことがないので、ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁の
取扱い及び管理が極めて容易となったもので、特に燃料
分配管へ燃料噴射弁を装着する際において効果的であ
る。
【0030】更に又、フィルター30を弁棒13の外周
の弁室20Eに上下方向に渡って配置したことによる
と、弁室20Eを有効に活用できるもので特に下側ハウ
ジング20の下方の直径を小型化できる。更には、フィ
ルター30の網30Dを上下方向に比較的長く配置でき
るもので、これによると網30Dの濾過面積を大きくと
ることができて、長期に渡って良好な濾過性能を維持し
うる。
【0031】又、フィルター30を弁室20E内へ装着
する際、網30Dに対して直接的に何等当接するものが
ないので、網30Dがハク離したり、破れたりすること
がない。
【0032】そして、特に下側ハウジングに対する部品
の組付け作業性の著しい改善を図ることができた。すな
わち、計量板10、バルブシート8、下側弁棒センタリ
ング部材9、フィルター30、上側弁棒センタリング部
材40の全て部品を上方より下方に向けて投入配置する
ようにし、更に弁部14、可動コア15を含む弁棒13
も上方より下方に向けて投入配置したからである。以上
によると、自動的に部品を下側ハウジング20に組付け
ることが容易に行なうことができて、その作業性を著し
く向上できたものである。特にフィルター30にあって
は、網30Dが環状枠体30A、30Bの内方に配置さ
れ、網30Dがかかる組付け時において、他の部位に直
接的に当接することがないので、自動組付け時において
も、網30Dが何等の損傷を受けたりすることはない。
又、フィルター30は単にその上面30E及び下面30
Fが弁棒センタリング部材9及び40の平面に当接すれ
ばよいので、圧入荷重を確認する等の検査工程を不要と
することができる。
【0033】次に図3によって本発明のボトムフィード
型電磁式燃料噴射弁の第2の実施例について説明する。
尚、図1とは下側ハウジングと計量板とが異なるもの
で、これについてのみ説明する。下側ハウジング42
は、その上端42Aに、可動コア15が上下方向に移動
しうる可動コア作動室42Bが開口して形成され、この
可動コア作動室42Bから下端42Cに向けて、弁室4
2Dとバルブシート孔42Eが連設されて穿設される。
そして、弁室42Dの上端42Fには、可動コア作動室
42Bに連なり上方Xに臨む第1係止段部42Gが形成
され、弁室42Dの下端42Hには、バルブシート孔4
2Eに連なり、上方Xに臨む第2係止段部42Jが形成
される。弁室42Dの中間部から外側部42Mに向かっ
て燃料孔42Nが穿設される。そして、バルブシート孔
42Eは、弁座42Kを介して下端42Cに開口する弁
孔42Lに連なる。尚、41は弁孔42Lに臨む計量孔
41Aを備えた有底カップ状の計量板である。
【0034】そして、下側ハウジング42には、次の如
く各構成部品が組付けられる。可動コア作動室42Bの
上部開口から弁室42Dの下端42Hの第2係止段部4
2J上に、弁棒案内孔9A、流路9Bを備えた下側弁棒
センタリング部材9、網30Dを備えたフィルター30
を配置する。次いで有底筒状をなし、その底部の中心に
弁棒案内孔40Aが穿設され、弁棒案内孔40Aの側方
に流路40Bが穿設された上側弁棒センタリング部材4
0が、可動コア作動室42Bの開口より第1係止段部4
2G上に配置され、このとき上側弁棒センタリング部材
40は、それ自体を圧入すること、あるいはその上端を
カシメること等によって、第1係止段部42G上に固定
的に配置される。以上によると、弁室42D内には、下
側弁棒センタリング部材9、フィルター30が上側弁棒
センタリング部材40によって押圧されて、固定配置さ
れた。そして、可動コア15、弁部14を備えた弁棒1
3が上側弁棒センタリング部材40の弁棒案内孔40
A、下側弁棒センタリング部材9の弁棒案内孔9A内に
挿入配置されるもので、これによると弁部14はバルブ
シート孔42E内にあって弁座42Kに対向して配置さ
れ、可動コア15は可動コア作動室42B内に収納配置
されて、弁棒13は移動自在にセンタリング配置され
る。一方、計量板41は下側ハウジング42の下端42
Cに嵌合され、計量孔41Aは弁孔42Lに臨んで配置
される。
【0035】そして、かかる下側ハウジング42の上端
42Aが、従来例と同様に下方端1Cから上側ハウジン
グ1の係止段部1Bに向けて挿入され、次いで下方端1
Cが下側ハウジング42に向けて内方へカシメられ、も
ってボトムフィード型電磁式燃料噴射弁の組付けが完了
する。
【0036】かかる第2の実施例によると、前記第1の
実施例の効果に加え、バルブシートが下側ハウジング4
2と同一構成部品によって形成されたので、部品点数を
削減することができ、その製造コストを更に低減できた
ものである。
【0037】
【発明の効果】本発明になるボトムフィード型電磁式燃
料噴射弁の第1の特徴によると、フィルター装着時にお
いて、バリの発生がないので、弁部による弁座の良好な
閉塞性を得ることができる。フィルターは、その環状枠
体の上面及び下面が、それに対向する弁棒センタリング
部材の平面に当接されて挟持されればよいので、フィル
ターの高さを高精度に形成する必要がなく、フィルター
の製造が容易となったものである。仮にこのフィルター
の高さにバラツキが生じたとしても装着時においてバリ
を発生することがない。又、フィルターは弁室内に配置
されて網が直接的に外方へ露出しないので網が損傷する
ことはなく、その取扱い、管理が容易となったものであ
る。又、フィルターが弁室内に配置されたので下側ハウ
ジングの下方の直径を小型化できるとともに網を上下方
向に長く配置できて網の濾過面積を大きくとることがで
きて長期間に渡って良好な濾過性能を得ることができ
る。そして特に、下側ハウジングに配置される各構成部
品を上方より下方に向けて一方向より挿入配置したこと
によるとその作業性を著しく向上できて製造コストの大
幅な低減を達成できたものである。このうちフィルター
が弁室内に配置されたことは、フィルター挿入時に網を
損傷することがないもので、自動組付けを行なうに好適
である。又、本発明の第2の特徴によると、前記第1の
効果に加え、部品点数を削減できたので一層効果的に製
造コストの低減を図ることができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になるボトムフィード型電磁式燃料噴射
弁の第1の実施例を示す縦断面図。
【図2】図1におけるフィルターの斜視図。
【図3】本発明になるボトムフィード型電磁式燃料噴射
弁の第2の実施例を示す縦断面図。
【図4】従来のボトムフィード型電磁式燃料噴射弁の縦
断面図。
【符号の説明】
1 上側ハウジング 1C 下端 1D パイプ 4 コイルボビン 5 コイル 8 バルブシート 8A 弁孔 8C 弁座 9 下側弁棒センタリング部材 9A 弁棒案内孔 9B 流路 10 計量板 10A 計量孔 13 弁棒 14 弁部 15 可動コア 20 下側ハウジング 20A 上端 20B 可動コア作動室 20C 下端 20D 開口 20E 弁室 20G 第1係止段部 20H 弁室の下端 20J 第2係止段部 20K 外側部 20L 燃料孔 30 フィルター 30A 上側環状枠体 30B 下側環状枠体 30D 網 40 上側弁棒センタリング部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F02M 61/18 340 F02M 61/18 340D 69/00 69/00 320Q

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上方Xに上底部1Aを有するとともに下
    端1Cが係止段部1Bを介して下方Yに向けて開口し、
    上底部1Aの中心より係止段部1Bの近傍に突出するパ
    イプ1Dの外周に、コイル5が巻回されたコイルボビン
    4が配置された上側ハウジング1と、上端20Aより下
    方Yに向かって可動コア作動室20Bと、弁室20Eと
    下端20Cに開口する開口20Dとが連設され、弁室2
    0Eの上端20Aには可動コア作動室20Bに連なって
    上方Xに臨む第1係止段部20Gが形成されるととも
    に、弁室20Eの下端20Hには、開口20Dに連なり
    上方Xに臨む第2係止段部20Jが形成され、更に弁室
    20Eの略中間部には、弁室20Eから外側部20Kに
    向かって貫通する燃料孔20Lが穿設された下側ハウジ
    ング20と、弁座8Cより上方Xに向かって流路8Bが
    開口するとともに下方Yに向かって弁孔8Aが開口する
    バルブシート8と、上側環状枠体30Aと、下側環状枠
    体30Bと、上側環状枠体30Aと下側環状枠体30B
    との間にあって上下方向に配置される筒状の網30Dと
    よりなるフィルター30と、その下端にバルブシート8
    の弁座8Cを開閉する弁部14を備え、その上端に少な
    くともパイプ1Dの下端1Eに対向する可動コア15を
    備えた弁棒13と、バルブシート8の弁孔8Aに臨む計
    量孔10Aが穿設された計量板10と、その中心に弁棒
    13をセンタリング支持する弁棒案内孔9Aが穿設さ
    れ、弁棒案内孔9Aの側方に流路9Bが穿設された下側
    弁棒センタリング部材9と、その中心に弁棒13をセン
    タリング支持する弁棒案内孔40Aが穿設され、弁棒案
    内孔40Aの側方に流路40Bが穿設された上側弁棒セ
    ンタリング部材40とより構成され、下側ハウジング2
    0の可動コア作動室20Bの上部開口より弁室20Eの
    第2係止段部20Jに向けて、計量板10、バルブシー
    ト8、下側弁棒センタリング部材9、フィルター30を
    配置するとともに、第1係止段部20Gに向けて上側弁
    棒センタリング部材40を固定配置し、弁棒13を各弁
    棒センタリング部材9、40の各弁棒案内孔9A、40
    A内に挿入配置することによって、弁部14を弁座8C
    に対向配置するとともに可動コア15を可動コア作動室
    20B内に配置し、かかる下側ハウジング20を、上側
    ハウジング1の係止段部1Bに向けて固定配置してなる
    ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁。
  2. 【請求項2】 上方Xに上底部1Aを有するとともに下
    端1Cが係止段部1Bを介して下方Yに向けて開口し、
    上底部1Aの中心より係止段部1Bの近傍に突出するパ
    イプ1Dの外周に、コイル5が巻回されたコイルボビン
    4が配置された上側ハウジング1と、上端42Aより下
    方Yに向かって可動コア作動室42Bと、弁室42Dと
    弁座42Kを介して弁孔42Lが下端42Cに開口する
    バルブシート孔42Eとが連設され、弁室42Dの上端
    42Fには可動コア作動室42Bに連なって上方Xに臨
    む第1係止段部42Gが形成されるとともに弁室42D
    の下端42Hには、バルブシート孔42Eに連なり上方
    Xに臨む第2係止段部42Jが形成され、更に弁室42
    Dの略中間部には、弁室42Dから外側部42Mに向か
    って貫通する燃料孔42Nが穿設された下側ハウジング
    42と、上側環状枠体30Aと、下側環状枠体30B
    と、上側環状枠体30Aと下側環状枠体30Bとの間に
    あって上下方向に配置される筒状の網30Dとよりなる
    フィルター30と、その下端にバルブシート孔42Eの
    弁座42Kを開閉する弁部14を備え、その上端に少な
    くともパイプ1Dの下端1Eに対向する可動コア15を
    備えた弁棒13と、その中心に弁棒13をセンタリング
    支持する弁棒案内孔9Aが穿設され、弁棒案内孔9Aの
    側方に流路9Bが穿設された下側弁棒センタリング部材
    9と、その中心に弁棒13をセンタリング支持する弁棒
    案内孔40Aが穿設され、弁棒案内孔40Aの側方に流
    路40Bが穿設された上側弁棒センタリング部材40と
    より構成され、下側ハウジング42の可動コア作動室4
    2Bの上部開口より弁室42Dの第2係止段部42Jに
    向けて下側弁棒センタリング部材9、フィルター30を
    配置するとともに第1係止段部42Gに向けて上側弁棒
    センタリング部材40を固定配置し、弁棒13を各弁棒
    センタリング部材9、40の各弁棒案内孔9A、40A
    内に挿入配置することによって、弁部14を弁座42K
    に対向配置するとともに可動コア15を可動コア作動室
    42B内に配置し、更に下端42Cに開口する弁孔42
    Lに向けて計量孔41Aが穿設された計量板41が嵌合
    配置され、かかる下側ハウジング42を、上側ハウジン
    グ1の係止段部1Bに向けて固定配置してなるボトムフ
    ィード型電磁式燃料噴射弁。
JP7276562A 1995-09-29 1995-09-29 ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁 Expired - Lifetime JP2745211B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7276562A JP2745211B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7276562A JP2745211B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0996266A JPH0996266A (ja) 1997-04-08
JP2745211B2 true JP2745211B2 (ja) 1998-04-28

Family

ID=17571224

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7276562A Expired - Lifetime JP2745211B2 (ja) 1995-09-29 1995-09-29 ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2745211B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0996266A (ja) 1997-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5996910A (en) Fuel injection valve and method of manufacturing the same
KR100442899B1 (ko) 연료분사밸브
JPH06502902A (ja) 電磁作動式の噴射弁
US20020138985A1 (en) Method of connecting components of a modular fuel injector
US8313084B2 (en) Electromagnetically operatable valve
US6142395A (en) Fuel injection valve and method for manufacturing a fuel injection valve
US20020084340A1 (en) Modular fuel injector having a lift set sleeve
US6687997B2 (en) Method of fabricating and testing a modular fuel injector
US6904668B2 (en) Method of manufacturing a modular fuel injector
US6695232B2 (en) Modular fuel injector having interchangeable armature assemblies and having a lift set sleeve
JP2745211B2 (ja) ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁
US20020084364A1 (en) Modular fuel injector having a snap-on orifice disk retainer and having a terminal connector interconnecting an electromagnetic actuator with an electrical terminal
US20020138969A1 (en) Method of fabricating a modular fuel injector
US6698664B2 (en) Modular fuel injector having an integral or interchangeable inlet tube and having an integral filter and dynamic adjustment assembly
US6547154B2 (en) Modular fuel injector having a terminal connector interconnecting an electromagnetic actuator with a pre-bent electrical terminal
US6997404B2 (en) Porous plastic fuel filter for a fuel injector
US20020088879A1 (en) Modular fuel injector having an integral filter and o-ring retainer
US6676043B2 (en) Methods of setting armature lift in a modular fuel injector
JP2835590B2 (ja) ボトムフィード型電磁式燃料噴射弁
US6811091B2 (en) Modular fuel injector having an integral filter and dynamic adjustment assembly
US6523756B2 (en) Modular fuel injector having a low mass, high efficiency electromagnetic actuator and having a lift set sleeve
GB2225383A (en) I.C.engine fuel injector filter arrangement
JPH08218974A (ja) 電磁式燃料噴射弁
US6511003B2 (en) Modular fuel injector having an integral or interchangeable inlet tube and having a terminal connector interconnecting an electromagnetic actuator with an electrical terminal
US6508417B2 (en) Modular fuel injector having a snap-on orifice disk retainer and having a lift set sleeve