JPH09323882A - 乗客コンベヤの照明装置 - Google Patents

乗客コンベヤの照明装置

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JPH09323882A
JPH09323882A JP14413396A JP14413396A JPH09323882A JP H09323882 A JPH09323882 A JP H09323882A JP 14413396 A JP14413396 A JP 14413396A JP 14413396 A JP14413396 A JP 14413396A JP H09323882 A JPH09323882 A JP H09323882A
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lighting
light
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Shigeru Murata
茂 村田
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B23/00Component parts of escalators or moving walkways
    • B66B23/22Balustrades
    • B66B23/225Lighting systems therefor

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  • Escalators And Moving Walkways (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 欄干の内面板に設けられた照明の保守作業が
欄干の内面板、ガードレール等を取り外すことなく容易
にできる乗客コンベヤの照明装置を得る。 【解決手段】 欄干3内面板7の照明孔11を覆って内
面板散光板12を着脱自在に装着し、照明孔11に対向
した開口部16を有する照明箱15を欄干3内に設け
る。また、照明箱15内の光源体18を複数枚により分
割して覆い、開口部16縁部にそれぞれ着脱自在に装着
すると共に、照明孔11から欄干3外へ取り出しできる
外形寸法に形成した照明箱透光板23を設ける。これに
よって、照明箱15内の光源体18等の点検、交換時に
内面板7、ガードレール8、押し縁9等の関連する余計
な部材の撤去、再組立てを要せず簡易な作業によって欄
干3の照明の保守ができ作業能率を向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、照明箱が欄干内
に設けられ欄干の内面板の照明孔に対向して配置された
乗客コンベヤの照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図8及び図9は、従来の乗客コンベヤの
照明装置を示す図で、図8は乗客コンベヤの欄干端部の
内側正面図、図9は図8のA−A線断面拡大図である。
図において、1は乗客コンベヤの主枠、2は主枠1の端
部に形成された乗降口、3は主枠1の長手に沿う両側に
立設された欄干、4は欄干3の外縁部を循環移動する移
動手摺、5は欄干3相互間の主枠1上を循環移動する踏
板、6は欄干3の内側に設けられた内面板で、ステンレ
ス鋼板によって製作されている。
【0003】7は乗降口2に対応した欄干3端部に配置
された内面板6の内面端部板、8はガードレールで、移
動手摺4を案内すると共に内側板6、内面端部板7を保
持する。9は内面板6、内面端部板7の下辺を主枠1に
保持する押し縁、10は内面端部板7の開口部縁部の内
側に溶接等により装着されて円形の照明孔11を形成し
た止め縁である。
【0004】12は円板状の乳白色透光性合成樹脂板か
らなる内面板散光板で、踏板5側から照明孔11を覆っ
て配置されて縁部が止め縁10に重合して配置されてい
る。13はリング状をなし内面板散光板12の縁部に重
合して配置された取付枠、14は取付枠13に挿通され
て止め縁10にねじ込まれた取付ねじである。
【0005】15は欄干3内に設けられて照明孔11に
対向した開口部16を有する照明箱で、防水構造に製作
されている。17は照明箱15の開口部16を形成した
フランジ、18は照明箱15内に設けられた円形蛍光灯
からなる光源体、19は光源体18に対面し縁部がフラ
ンジ17に重合して配置された乳白色透光性合成樹脂板
からなる照明箱透光板である。
【0006】20は照明箱透光板19の縁部に挿通され
てフランジ17にねじ込まれたボルト、21は照明箱1
5に設けられた光源体18の安定器、22は照明箱15
に設けられた光源体18のグロースタータである。な
お、図8に示す寸法Bは内面端部板7とガードレール8
の重合寸法である。
【0007】従来の乗客コンベヤの照明装置は上記のよ
うに構成され、光源体18により照明箱透光板19、内
面板散光板12を介して乗降口2付近が照明される。そ
して、照明箱15における光源体18の口金部、ソケッ
ト部をガードレール8の上面部から滴下する雨水に対し
て防水構造にすることが困難であるため、照明箱15に
照明箱透光板19を装着して防水構造としている。ま
た、内面板散光板12は合成樹脂製であるため乗客のい
たずら等によって損壊することがあり、比較的に小形な
寸法のものが設けられる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の乗
客コンベヤの照明装置において、内面板散光板12が配
置された照明孔11よりも照明箱透光板19が大きくな
る。このため、照明箱15内に設けられた光源体18、
安定器21、グロースタータ22を点検、交換するとき
に内面板散光板12を撤去することができても、照明孔
11からの作業によって照明箱透光板19を欄干3外へ
取り外すことは不能である。
【0009】したがって、光源体18等の点検、交換時
に照明箱透光板19の取り外しのために、内面板6の内
面端部板7を取り外すことになる。この内面端部板7の
取り外しのためにはガードレール8、押し縁9等の関連
する部材の取り外しが必要となる。したがって、光源体
18等の点検、交換には前記関連部材の取り外し及び再
組立てを要し煩雑な手数がかかるという問題点があっ
た。
【0010】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、欄干の内面板に配置された照明
の保守作業が容易にできる乗客コンベヤの照明装置を得
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る乗客コン
ベヤの照明装置においては、欄干の内面板に設けられた
照明孔を覆って配置され着脱自在に装着された内面板散
光板と、欄干内に設けられて照明孔に対向した開口部を
有する照明箱と、この照明箱内に設けられた光源体を複
数枚により分割して覆って配置され、開口部縁部にそれ
ぞれ着脱自在に装着されて照明孔から欄干外へ取り出し
できる外形寸法に形成された照明箱透光板とが設けられ
る。
【0012】また、この発明に係る乗客コンベヤの照明
装置においては、上側の照明箱透光板の下縁部が下側の
照明箱透光板の上縁部の表面に重合して配置される。
【0013】また、この発明に係る乗客コンベヤの照明
装置においては、上側の照明箱透光板の表面から少なく
とも15mm離れた位置に内面板散光板が配置される。
【0014】また、この発明に係る乗客コンベヤの照明
装置においては、上側の照明箱透光板の下縁部及び下側
の照明箱透光板の上縁部の端面が光沢を有するように滑
らかに仕上げられる。
【0015】また、この発明に係る乗客コンベヤの照明
装置においては、照明箱の下縁部から内面板方向へ突出
されて照明箱透光板に対応して設けられた支持片が設け
られる。
【0016】また、この発明に係る乗客コンベヤの照明
装置においては、照明箱の上縁部から内面板方向へ突設
されて内面板側が上方へ傾斜して配置されて照明箱を覆
う傘板が設けられる。
【0017】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1〜図3は、この発明の実施の形態の
一例を示す図で、図1は乗客コンベヤの欄干端部の内側
正面図、図2は図1のC−C線断面拡大図、図3は図1
の照明箱透光板の取り出し作業の説明図である。図にお
いて、1は乗客コンベヤの主枠、2は主枠1の端部に形
成された乗降口、3は主枠1の長手に沿う両側に立設さ
れた欄干、4は欄干3の外縁部を循環移動する移動手
摺、5は欄干3相互間の主枠1上を循環移動する踏板、
6は欄干3の内側に設けられた内面板で、ステンレス鋼
板によって製作されている。
【0018】7は乗降口2に対応した欄干3端部に配置
された内面板6の一部を構成した内面端部板、8はガー
ドレールで、移動手摺4を案内すると共に内側板6、内
面端部板7を保持する。9は内面板6、内面端部板7の
下辺を主枠1に保持する押し縁、10は内面端部板7の
開口部縁部の内側に溶接等により装着されて円形の照明
孔11を形成した止め縁である。
【0019】12は円板状の乳白色透光性合成樹脂板か
らなる内面板散光板で、踏板5側から照明孔11を覆っ
て配置されて縁部が止め縁10に重合して配置されてい
る。13はリング状をなし内面板散光板12の縁部に重
合して配置された取付枠、14は取付枠13に挿通され
て止め縁10にねじ込まれた取付ねじである。
【0020】15は欄干3内に設けられて照明孔11に
対向した開口部16を有する照明箱で、防水構造に製作
されている。17は照明箱15の開口部16を形成した
フランジ、18は照明箱15内に設けられた円形蛍光灯
からなる光源体、23は乳白色透光性合成樹脂板からな
る照明箱透光板で、光源体18、すなわち開口部16を
二枚により分割して覆って配置されて二枚が縁部端面を
互いに接して配置され、かつ内面端部板7の照明孔11
から欄干3外へそれぞれ取り出しできる外形寸法に形成
されている。
【0021】20は照明箱透光板23の縁部に挿通され
てフランジ17にねじ込まれたボルト、21は照明箱1
5に設けられた光源体18の安定器、22は照明箱15
に設けられた光源体18のグロースタータである。な
お、図1に示す寸法Bは内面端部板7とガードレール8
の重合寸法である。
【0022】上記のように構成された乗客コンベヤの乗
降口照明装置において、光源体18により照明箱透光板
23、内面板散光板12を介して乗降口2付近が照明さ
れる。そして、照明箱15における光源体18の口金
部、ソケット部をガードレール8の上面部から滴下する
雨水に対して防水構造にすることが困難であるため、照
明箱15に照明箱透光板23を装着して防水構造として
いる。また、内面板散光板12は合成樹脂製であるため
乗客のいたずら等によって損壊することがあり、比較的
に小形な寸法のものが設けられる。
【0023】そして、照明箱15内に設けられた光源体
18、安定器21、グロースタータ22を点検、交換す
るときの作業を図3によって説明する。すなわち、内面
端部板7から取付ねじ14を外して取付枠13を取り外
し内面板散光板12を撤去する。次に、照明孔11から
の操作によりボルト20を外し、上側の照明箱透光板2
3を手で持ち図3に示す矢印D方向へ移動する。
【0024】次いで、上側の照明箱透光板23の一端を
照明孔11から内面端部板7から外へ出し、図3に示す
矢印E方向へ移動して内面端部板7外へ取り出す。ま
た、上側の照明箱透光板23と同様な手順によって下側
の照明箱透光板23も内面端部板7外へ取り出す。この
状態で、照明箱15内の光源体18等を点検、交換する
ことができる。
【0025】これによって、光源体18等の点検、交換
時に内面板6の内面端部板7、ガードレール8、押し縁
9等の関連する部材の取り外しが不要になり、また点
検、交換後の関連部材の再組立てが不要になる。したが
って、余計な部材の撤去、再組立てを要せず欄干端部の
照明の保守が容易にでき作業能率を向上することができ
る。
【0026】なお、図1〜図3の実施の形態において
は、内面端部板7に設けられた内面板散光板12、この
内面板散光板12に対向して設けられた照明箱透光板2
3、照明箱15、光源体18等からなる乗客コンベヤの
照明装置について説明した。しかし、内面板6に設けら
れた乗客コンベヤの照明装置、すなわち欄干3の長手中
間に設けられた乗客コンベヤの照明装置に図1〜図3の
実施の形態の構成を容易に適用することができ、同様な
作用を得ることができる。また、乗客コンベヤがエスカ
レーター又は移動通路のいずれからなるものであっても
容易に適用することができ、図1〜図3の実施の形態と
同様な作用を得ることができる。
【0027】実施の形態2.図4は、この発明の他の実
施の形態の一例を示す乗客コンベヤの欄干端部の断面図
で、前述の図2相当図であり、図4の他は前述の図1〜
図3と同様に乗客コンベヤの照明装置が構成されてい
る。図において、図1〜図3と同符号は相当部分を示
し、24は溝を形成したガードレール8の案内部であ
る。
【0028】25は乳白色透光性合成樹脂板からなる照
明箱透光板で、光源体18、すなわち開口部16を二枚
により分割して覆って配置されて二枚が縁部を互いに重
合して配置され、かつ内面端部板7の照明孔11から欄
干3外へそれぞれ取り出しできる外形寸法に形成されて
いる。また、上側の照明箱透光板25は下縁部が下側の
照明箱透光板25の上縁部の内面端部板7側に重合して
配置されている。
【0029】上記のように構成された乗客コンベヤの照
明装置において、光源体18により照明箱透光板25、
内面板散光板12を介して乗降口2付近が照明される。
そして、照明箱15の開口部16が二枚の照明箱透光板
25により分割して覆われ、また照明箱透光板25が内
面端部板7の照明孔11から欄干3外へそれぞれ取り出
しできる外形寸法に形成されている。したがって、詳細
な説明を省略するが図4の実施の形態においても図1〜
図3の実施の形態と同様な作用が得られる。
【0030】また、図4の実施の形態において、ガード
レール8の案内部24に入った雨水が案内部24の締結
穴を経て照明箱透光板25に滴下する。しかし、上側の
照明箱透光板25が下側の照明箱透光板25の上縁部の
表面に重合して配置されているので、防水性能が向上し
て滴下した雨水が照明箱15内に入ることがなく、雨水
の浸入による不具合の発生を防止することができる。
【0031】また、上側と下側の照明箱透光板25縁部
が相互に重合して配置されるので、内面板散光板12外
から重合箇所が影となって見えることがある。しかし、
照明箱透光板25と内面板散光板12との図4に示す間
隔Fを15mm程度とすることにより重合箇所の存在を踏
板5側から見えなくすることができる。
【0032】実施の形態3.図5も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す乗客コンベヤの欄干端部の断面図
で、前述の図2相当図であり、図5の他は前述の図1〜
図3と同様に乗客コンベヤの照明装置が構成されてい
る。図において、図1〜図3及び図4と同符号は相当部
分を示し、26は上側と下側の照明箱透光板25の相互
重合部における端面で、仕上げられて表面が光沢を有す
る程度に滑らかに磨きあげられている。
【0033】上記のように構成された乗客コンベヤの照
明装置において、光源体18により照明箱透光板25、
内面板散光板12を介して乗降口2付近が照明される。
そして、照明箱15の開口部16が二枚の照明箱透光板
25により分割して覆われ、また照明箱透光板25が内
面端部板7の照明孔11から欄干3外へそれぞれ取り出
しできる外形寸法に形成されている。また、上側と下側
の照明箱透光板25が相互に重合されて配置される。し
たがって、詳細な説明を省略するが図5の実施の形態に
おいても図1〜図3及び図4の実施の形態と同様な作用
が得られる。
【0034】また、図5の実施の形態において、上側と
下側の照明箱透光板25の相互重合部における端面26
が表面が仕上げられて滑らかに磨きあげられているの
で、内面板散光板12外、すなわち踏板5側から重合箇
所の存在を見えなくすることができる。なお、端面26
が合成樹脂板を単に切断したままの状態では、端面26
に白濁が生じて重合箇所が影となって見えることにな
る。
【0035】実施の形態4.図6も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す乗客コンベヤの欄干端部の断面図
で、前述の図2相当図であり、図6の他は前述の図1〜
図3と同様に乗客コンベヤの照明装置が構成されてい
る。図において、図1〜図3及び図4と同符号は相当部
分を示し、27は照明箱15の下縁部から内面端部板7
方向へ突出して設けられた支持片である。
【0036】上記のように構成された乗客コンベヤの照
明装置において、光源体18により照明箱透光板25、
内面板散光板12を介して乗降口2付近が照明される。
そして、照明箱15の開口部16が二枚の照明箱透光板
25により分割して覆われ、また照明箱透光板25が内
面端部板7の照明孔11から欄干3外へそれぞれ取り出
しできる外形寸法に形成されている。また、上側と下側
の照明箱透光板25が相互に重合されて配置される。し
たがって、詳細な説明を省略するが図6の実施の形態に
おいても図1〜図3及び図4の実施の形態と同様な作用
が得られる。
【0037】また、図6の実施の形態において、照明箱
15の下縁部に支持片27が設けられる。これによっ
て、照明箱15から外した照明箱透光板25を誤って図
6に示す矢印G方向へ落下させたときに、支持片27に
よって照明箱透光板25が支持される。したがって、照
明箱透光板25が欄干3の底部に落下することがなく、
保守作業能率を向上することができる。
【0038】実施の形態5.図7も、この発明の他の実
施の形態の一例を示す乗客コンベヤの欄干端部の断面図
で、前述の図2相当図であり、図7の他は前述の図1〜
図3と同様に乗客コンベヤの照明装置が構成されてい
る。図において、図1〜図3及び図4と同符号は相当部
分を示し、28は傘板で、照明箱15の上縁部から内面
端部板7方向へ突出して設けられて内面端部板7側が上
方へ傾斜して配置されて照明箱15を覆うと共に、内面
端部板7寄りの縁部に流水溝29が設けられている。
【0039】上記のように構成された乗客コンベヤの照
明装置において、光源体18により照明箱透光板25、
内面板散光板12を介して乗降口2付近が照明される。
そして、照明箱15の開口部16が二枚の照明箱透光板
25により分割して覆われ、また照明箱透光板25が内
面端部板7の照明孔11から欄干3外へそれぞれ取り出
しできる外形寸法に形成されている。また、上側と下側
の照明箱透光板25が相互に重合されて配置される。し
たがって、詳細な説明を省略するが図7の実施の形態に
おいても図1〜図3及び図4の実施の形態と同様な作用
が得られる。
【0040】また、図7の実施の形態において、ガード
レール8の案内部24に入った雨水が案内部24の締結
穴を経て照明箱15に滴下する。しかし、照明箱15の
上縁部に流水溝29を有する傘板28が設けられるの
で、滴下した雨水が照明箱15上面外へ排除される。こ
れによって、防水性能が向上して滴下した雨水が照明箱
15内に入ることがなく、雨水の浸入による不具合の発
生を防止することができる。
【0041】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、欄干の
内面板に設けられた照明孔を覆って配置され着脱自在に
装着された内面板散光板と、欄干内に設けられて照明孔
に対向した開口部を有する照明箱と、この照明箱内に設
けられた光源体を複数枚により分割して覆って配置さ
れ、開口部縁部にそれぞれ着脱自在に装着されて照明孔
から欄干外へそれぞれ取り出しできる外形寸法に形成さ
れた照明箱透光板とを設けたものである。
【0042】これによって、照明箱内に設けられた光源
体等の点検、交換時に内面板、ガードレール、押し縁等
の関連する部材の取り外しが不要になり、また点検、交
換後の関連部材の再組立てが不要になる。したがって、
余計な部材の撤去、再組立てを要せず簡易な作業によっ
て欄干の照明の保守ができ作業能率を向上する効果があ
る。
【0043】また、この発明は以上説明したように、上
側の照明箱透光板の下縁部を下側の照明箱透光板の上縁
部の表面に重合して配置したものである。これによっ
て、照明箱内に設けられた光源体等の点検、交換時に内
面板、ガードレール、押し縁等の関連する部材の取り外
しが不要になり、また点検、交換後の関連部材の再組立
てが不要になる。したがって、余計な部材の撤去、再組
立てを要せず簡易な作業によって欄干の照明の保守がで
き作業能率を向上する効果がある。
【0044】また、上側の照明箱透光板が下側の照明箱
透光板の上縁部の表面に重合して配置されているので、
欄干内に浸入して照明箱透光板に滴下する雨水が照明箱
内に入ることがなく、防水性能が向上して雨水の浸入に
よる不具合の発生を防止する効果がある。
【0045】また、この発明に係る乗客コンベヤの照明
装置においては、上側の照明箱透光板の表面から少なく
とも15mm離れて内面板散光板を設けたものである。こ
れによって、照明箱内に設けられた光源体等の点検、交
換時に内面板、ガードレール、押し縁等の関連する部材
の取り外しが不要になり、また点検、交換後の関連部材
の再組立てが不要になる。したがって、余計な部材の撤
去、再組立てを要せず簡易な作業によって欄干の照明の
保守ができ作業能率を向上する効果がある。
【0046】また、上側の照明箱透光板が下側の照明箱
透光板の上縁部の表面に重合して配置されているので、
欄干内に浸入して照明箱透光板に滴下する雨水が照明箱
内に入ることがなく、防水性能が向上して雨水の浸入に
よる不具合の発生を防止する効果がある。また、上側の
照明箱透光板の表面と内面板散光板の間に少なくとも1
5mmの間隔が形成されるので、上側と下側の照明箱透光
板の重合部の影を見えなくする効果がある。
【0047】また、この発明は以上説明したように、上
側の照明箱透光板の下縁部及び下側の照明箱透光板の上
縁部の端面を滑らかに仕上げたものである。これによっ
て、照明箱内に設けられた光源体等の点検、交換時に内
面板、ガードレール、押し縁等の関連する部材の取り外
しが不要になり、また点検、交換後の関連部材の再組立
てが不要になる。したがって、余計な部材の撤去、再組
立てを要せず簡易な作業によって欄干の照明の保守がで
き作業能率を向上する効果がある。
【0048】また、上側の照明箱透光板が下側の照明箱
透光板の上縁部の表面に重合して配置されているので、
欄干内に浸入して照明箱透光板に滴下する雨水が照明箱
内に入ることがなく、防水性能が向上して雨水の浸入に
よる不具合の発生を防止する効果がある。また、上側と
下側の照明箱透光板の相互重合部における端面の表面が
仕上げられて光沢を有するように磨きあげられているの
で、内面板散光板外から重合箇所の存在を見えなくする
効果がある。
【0049】また、この発明は以上説明したように、照
明箱の下縁部から内面板方向へ突出されて照明箱透光板
に対応して設けられた支持片を設けたものである。これ
によって、照明箱内に設けられた光源体等の点検、交換
時に内面板、ガードレール、押し縁等の関連する部材の
取り外しが不要になり、また点検、交換後の関連部材の
再組立てが不要になる。したがって、余計な部材の撤
去、再組立てを要せず簡易な作業によって欄干の照明の
保守ができ作業能率を向上する効果がある。
【0050】また、照明箱の下縁部に支持片が設けられ
るので、照明箱から外した照明箱透光板を誤って落下さ
せたときに、支持片によって照明箱透光板が支持され
る。したがって、照明箱透光板が欄干の底部に落下する
ことがなく、保守作業能率を向上する効果がある。
【0051】また、この発明は以上説明したように、照
明箱の上縁部から内面板方向へ突設されて内面板側が上
方へ傾斜して配置されて照明箱を覆う傘板を設けたもの
である。これによって、照明箱内に設けられた光源体等
の点検、交換時に内面板、ガードレール、押し縁等の関
連する部材の取り外しが不要になり、また点検、交換後
の関連部材の再組立てが不要になる。
【0052】したがって、余計な部材の撤去、再組立て
を要せず簡易な作業によって欄干の照明の保守ができ作
業能率を向上する効果がある。また、照明箱の上縁部に
傘板が設けられるので、欄干内に浸入して滴下した雨水
が照明箱上面外へ排除される。このため、雨水が照明箱
内に入ることがなく、防水性能が向上し雨水の浸入によ
る不具合の発生を防止する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1を示す図で、乗客コ
ンベヤの欄干端部の内側正面図。
【図2】 図1のC−C線断面拡大図。
【図3】 図1の照明箱透光板の取り出し作業の説明
図。
【図4】 この発明の実施の形態2を示す図で、乗客コ
ンベヤの欄干端部の断面図であり前述の図2相当図。
【図5】 この発明の実施の形態3を示す図で、乗客コ
ンベヤの欄干端部の断面図であり前述の図2相当図。
【図6】 この発明の実施の形態4を示す図で、乗客コ
ンベヤの欄干端部の断面図であり前述の図2相当図。
【図7】 この発明の実施の形態5を示す図で、乗客コ
ンベヤの欄干端部の断面図であり前述の図2相当図。
【図8】 従来の乗客コンベヤの照明装置を示す図で、
乗客コンベヤの欄干端部の内側正面図。
【図9】 図8のA−A線断面拡大図。
【符号の説明】
3 欄干、6 内面板(7 内面端部板)、11 照明
孔、12 内面板散光板、15 照明箱、16 開口
部、18 光源体、23 照明箱透光板、25照明箱透
光板、26 端面、27 支持片、28 傘板。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 欄干の内面板に設けられた照明孔を覆っ
    て配置され着脱自在に装着された内面板散光板と、上記
    欄干内に設けられて上記照明孔に対向した開口部を有す
    る照明箱と、この照明箱内に設けられた光源体を複数枚
    により分割して覆って配置され、上記開口部縁部にそれ
    ぞれ着脱自在に装着されて上記照明孔から上記欄干外へ
    取り出しできる外形寸法に形成された照明箱透光板とを
    備えた乗客コンベヤの照明装置。
  2. 【請求項2】 上側の照明箱透光板の下縁部を下側の照
    明箱透光板の上縁部の表面に重合して配置したことを特
    徴とする請求項1記載の乗客コンベヤの照明装置。
  3. 【請求項3】 上側の照明箱透光板の表面と内面板散光
    板と間隔を少なくとも15mmとしたことを特徴とする請
    求項2記載の乗客コンベヤの照明装置。
  4. 【請求項4】 上側の照明箱透光板の下縁部及び下側の
    照明箱透光板の上縁部の端面を光沢を有するように滑ら
    かに仕上げたことを特徴とする請求項2記載の乗客コン
    ベヤの照明装置。
  5. 【請求項5】 照明箱の下縁部から内面板方向へ突設さ
    れて照明箱透光板に対応して設けられた支持片を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベヤの照明装
    置。
  6. 【請求項6】 照明箱の上縁部から内面板方向へ突設さ
    れて上記内面板側が上方へ傾斜して配置されて上記照明
    箱を覆う傘板を備えたことを特徴とする請求項1記載の
    乗客コンベヤの照明装置。
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