JPH09323833A - テーパ状物品の供給装着装置 - Google Patents

テーパ状物品の供給装着装置

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JPH09323833A
JPH09323833A JP14419896A JP14419896A JPH09323833A JP H09323833 A JPH09323833 A JP H09323833A JP 14419896 A JP14419896 A JP 14419896A JP 14419896 A JP14419896 A JP 14419896A JP H09323833 A JPH09323833 A JP H09323833A
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supply
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Hisataka Kodama
寿敬 児玉
Mitsuyoshi Motomura
光芳 元村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】太さが連続的に又は段階的に変化するテーパ状
物品、例えば砲弾を該砲弾を保持するリンクに装着する
に際し、必要な作業の自動化をはかることで作業性,生
産性を向上させる。 【解決手段】複数のリンク3を離脱不能に連結した連結
リンク4を着脱可能な接合部材5によって接合してリン
クベルトCを構成し、ベルト収容ボックスDに収容す
る。リンクベルトに装着すべき砲弾1,2の種類に対応
した数の供給装置Aを構成する。供給装置Aは砲弾を同
一方向に整列させるパーツフィーダー8と整列コンベア
9及び砲弾を一時貯蔵する貯蔵装置10と順次チェンコン
ベア12に排出する排出装置11からなる。チェンコンベア
によって移送された砲弾は装着部13に配置された装着ホ
イール13bによってリンクに圧入され、その後、該ホイ
ールによって移送される。接合部材は装着部の近傍に設
けた離脱装置16によってリンクベルトから引き抜かれ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太さが連続的に又
は段階的に変化する形状を有する多数のテーパ状物品を
同一方向に整列させると共に、該物品を保持し得るリン
クをベルト状に連結したリンクベルトに装着する供給装
着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】太さが連続的に又は段階的に変化する形
状を有するテーパ状物品としては砲弾や銃弾,テーパピ
ン,ボルト或いはリベット等がある。これらのテーパ状
物品は、同じ径の方向を統一して順次移送或いは排出さ
れることで処理されるのが一般的である。
【0003】例えばテーパ状物品が機関砲の砲弾であ
り、この砲弾を機関砲のガンドラムに供給するような場
合について説明する。砲弾は一定数毎に木箱に梱包され
て供給される。現場では、木箱から砲弾を取り出して同
一方向に整列させ、ベルト状に連結させたリンクに保持
させて一時的な貯蔵や運搬を行い、砲弾のみをガンドラ
ムに供給してリンクを回収するという一連の作業を行う
のが一般的である。
【0004】上記作業を実施するに際し、砲弾は図12に
示すリンク51に装着される。このリンク51は、砲弾を弾
性的に保持する保持部51aと連結部51bからなり、連結
部51bを保持部51aに係合させて所定数連結することで
ベルト状に構成されている。そして図13に示すように、
トレイ52a,チェンコンベア52b及びチェンコンベア52
bの下流端に設けた回転式の押圧部材52cからなる装着
装置52を用いてベルト状に構成されたリンク51に砲弾53
を装着している。
【0005】即ち、人手によって、複数のリンク51を連
結させてトレイ52aに順次供給すると共にチェンコンベ
ア52bには砲弾53を一定の間隔で供給する。チェンコン
ベア52bによって移送された砲弾53は回転する押圧部材
52cに供給され、リンク51の保持部51aに装着される。
このとき、必要に応じて曳光弾54が一定のピッチで砲弾
53の間に配置され、リンク51に装着される。
【0006】砲弾53,曳光弾54が装着されたリンク51は
所定の機関砲まで運搬され、図示しない装置によって砲
弾53及び曳光弾54がガンドラムに供給され、同時にリン
ク51は外部に排出される。排出されたリンク51は連結状
態が解除され、バラバラの状態で回収箱に回収される。
このとき、リンク51どうしが互いに絡まり合うことが多
い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の如く、砲弾をリ
ンクに装着する際に要求される多くの作業、即ち、リン
クをベルト状に連結する作業、砲弾を同一方向に整列さ
せる作業、整列させた砲弾をチェンコンベアに供給する
作業等は人手に頼っている。従って、各作業を実施する
に当たり比較的大きい重量を取り扱うこととなり、作業
性及び生産性が悪いという問題がある。
【0008】本発明の目的は、上記各作業の自動化をは
かることによって作業性及び生産性を向上させたテーパ
状物品の供給装着装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係るテーパ状物品の供給装着装置は、太さが
連続的に又は段階的に変化する形状を有するテーパ状物
品を保持するためのリンクを多数連結してなるリンクベ
ルトに前記テーパ状物品を装着する装着装置であって、
前記テーパ状物品を同一方向に整列させる整列装置及び
整列したテーパ状物品を一時的に貯蔵すると共に順次排
出する排出装置とからなる供給装置と、前記供給装置か
ら供給されたテーパ状物品を前記リンクベルトを構成す
るリンクに保持させる装着装置とを有して構成されるも
のである。
【0010】上記供給装着装置では、太さが連続的に変
化する形状を有するテーパピン等、又は太さが段階的に
変化する砲弾や銃弾或いはボルトやリベット等のテーパ
状物品(以下代表して「砲弾」という)を整列装置によ
って方向を揃えると共に排出装置によって順次排出する
ことで、個別に供給することが出来る。そして供給され
た砲弾を装着装置によってリンクベルトを構成するリン
クに保持させることが出来る。このため、省力化をはか
ると共に作業性を向上させることが出来る。
【0011】上記供給装着装置に於いて、リンクベルト
が複数のリンクを離脱不能に連結した連結リンクを着脱
可能な接合部材によって接合して構成したものであり、
リンクベルトの移送方向で且つ装着装置よりも上流側に
リンクベルトから接合部材を離脱させる離脱装置を設け
ることが好ましい。
【0012】リンクベルトを連結リンクを接合部材によ
って接合して構成し、該リンクベルトの移送に伴って接
合部材による接合部分が装着装置に到達する以前に離脱
装置によって接合部材を離脱させるように構成すること
で、長尺状のリンクベルトに順次砲弾を装着することが
出来る。このため、生産性を向上させることが出来る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、上記供給装着装置の好まし
い実施形態について図を用いて説明する。図1は本実施
例に係る供給装着装置の斜視図、図2は供給装置の構成
を説明する平面図、図3は供給装置の構成を説明する正
面図、図4は供給装置の構成を説明する側面図、図5は
供給装置に砲弾を補充する補充装置の構成を説明する斜
視図、図6は装着装置とリンクベルトとの関係を説明す
る平面図、図7は装着装置とリンクベルトとの関係を説
明する正面断面図、図8はリンクベルトの保持状態を説
明する側面図、図9は離脱装置によって接合部材を離脱
させる状態を説明する側面図、図10は連結リンクを説明
する斜視図、図11はリンクベルトを説明する図である。
【0014】本実施例に係る供給装着装置は、同一の寸
法と形状を有し且つ機能の異なる2種類の砲弾1,2
(図2参照、例えば実弾1,曳光弾2)を予め設定され
た順序でリンク3に装着するものであり、夫々の砲弾
1,2に対応して設けた2系列の供給装置Aと、供給さ
れた砲弾1,2をリンク3に装着する装着装置Bとを有
して構成されている。
【0015】特に本実施例では、後述するように複数の
リンク3を離脱不能に連結して連結リンク4を構成し、
更に、連結リンク4を接合部材5によって接合してリン
クベルトCを構成すると共に該ベルトCをベルト収容ボ
ックスDに収容することによって、砲弾1,2の装着作
業をより容易に行うことを可能としている。
【0016】供給装着装置の説明に先立ってリンクベル
トCの構成について図10,図11により説明する。リンク
ベルトCは、従来より使用されているリンク3を互いに
円周方向への移動を許容すると共に半径方向への移動を
不能な状態に連結して連結リンク4を構成し、更に、連
結リンク4を接合部材5によって接合することで長尺ベ
ルト状に構成されている。
【0017】上記連結リンク4としては本件出願人が開
発して既に特許出願している連結リンク(特願平7-1375
85号)を用いることが可能である。この技術は、砲弾の
一部を把持し且つ一部に半径方向の膨出部3aを形成し
た把持部材3bと、膨出部3aと対応する形状を持った
連結部材3cとを有して構成され、連結部材3cを把持
部材3bの膨出部3aと対向する位置であって外側に取
り付け、連結部材3cを連結する他のリンク3の膨出部
3aに係合させると共に該膨出部3aに板状の規制部材
3dを取り付けて互いに円周方向の移動を許容し、且つ
離脱を防止し得るように構成したものである。この連結
リンク4では一方の端部にリンク3の把持部材3bが配
置され、他方の端部には連結部材3cが配置される。
【0018】上記の如くして構成した複数の連結リンク
4を直列に配列し、一方の連結リンク4の把持部材3b
の膨出部3aに他方の連結リンク4の連結部材3cを係
合させ、この把持部材3bにピン状の接合部材5を装着
することで互いに円周方向の移動を許容し、且つ半径方
向の移動を規制にして離脱不能に接合することが可能で
ある。そして複数の連結リンク4を接合することで、リ
ンクベルトCを構成することが可能である。
【0019】本実施例に於いて、接合部材5は図11
(b)に示すように、溝5aと胴部5bを有して形成さ
れている。溝5aは後述する離脱装置16によってリンク
ベルトCから離脱させられる際に利用され、胴部5bは
リンク3の把持部3bに把持されて連結リンク4を接合
する機能を有するものである。接合部材5の胴部5bは
砲弾1,2の把持部材3bによって把持される部分の太
さと略等しいか或いは小さい寸法を有しており、長さは
両端がリンク3から所定寸法突出し得る長さを有してい
る。
【0020】尚、接合部材5は上記ピン状の部材にのみ
限定するものではなく、連結リンク4を互いに円周方向
への移動を許容すると共に半径方向への移動を規制する
ものであれば、他のものであっても良い。このような接
合部材としては、リンク3の把持部3bの内径と略等し
い寸法を持って成形された磁石或いは円弧状に成形され
た板状の部材等がある。
【0021】リンクベルトCはベルト収容ボックスDに
収容されている。このベルト収容ボックスDは、上部に
接合部材5の両端を摺動可能に支持するレール6aを設
け、底部に車輪6bを取り付けた箱体6cによって構成
されている。レール6aはアングル材の1辺を互いに向
かい合うように配置して構成されており、このレール6
aを箱体6cの上部に複数対設けることで、複数のリン
クベルトCを収容することが可能である。
【0022】上記ベルト収容ボックスDは、リンクベル
トCを収容した状態で或いは空の状態で所望の位置に移
動することが可能である。しかし、本発明に於いてベル
ト収容ボックスDは必ずしも必須のものではなく、連結
リンク4自体を、或いはリンクベルトCを地上や床上に
並べた状態で利用することもある。即ち、ガンドラムに
対する砲弾の供給が緊急を要する場合には、作業場所を
選ぶことなく、最も適した場所でリンク3に対する砲弾
1,2の装着作業を実施することがある。
【0023】次に供給装着装置の構成について説明す
る。この供給装着装置は車輪7bを有する移動可能な台
車7a上に構成されている。
【0024】供給装置Aは砲弾1,2を同一方向に整列
させて順次供給する機能を有するものであり、リンクベ
ルトCに装着すべき砲弾の種類が複数ある場合、或いは
処理時間を短縮させる場合、夫々の目的に応じて複数の
系列が設けられている。しかし供給装置Aが複数系列設
けられていても、全て同一の仕様で構成されている。こ
のため、図1の右側に構成された砲弾1の供給装置Aに
ついて説明する。
【0025】供給装置Aは、砲弾1を方向に関わらず直
列に並べて排出するパーツフィーダー8と該フィーダー
8から排出された砲弾1を同一方向に整列させる整列コ
ンベア9からなる整列装置と、整列装置によって同一方
向に整列した砲弾1を一時貯蔵する貯蔵部材10と貯蔵さ
れた砲弾1を順次排出する排出装置11からなる排出装置
とによって構成されている。
【0026】パーツフィーダー8は、砲弾1の寸法及び
重量に応じて選択された市販の遠心式パーツフィーダー
を利用している。このパーツフィーダー8では、回転す
る傾斜円板8a上に砲弾1を供給すると、該円板8aの
回転に伴って発生する遠心力によって砲弾1が上部に設
けた搬送路8bに乗り移り、搬送路8b上に一列に並ん
だ状態で排出口8cから整列コンベア9に供給される。
【0027】整列コンベア9は砲弾1が太さが段階的に
変化する形状であることを利用して方向を揃えるもので
あり、本件出願人が既に特許出願している整列方向統一
装置(特願平7-202078号)を利用することが可能であ
る。この技術は、砲弾1の重心位置の直径よりも大きく
且つ最大径よりも小さい間隔をもって配置されモーター
9bによって駆動される一対の丸ベルト9aを有してお
り、この丸ベルト9aによって砲弾1を搬送する際に該
砲弾1に発生する偶力によって方向を揃えるものであ
る。砲弾1は整列コンベア9を通過することによって弾
体を下に薬莢を上にした方向に揃えられてシュート9c
に排出される。
【0028】シュート9cに排出された砲弾1は貯蔵装
置10と排出装置11からなる排出装置に供給される。この
貯蔵装置10は整列コンベア9から供給された砲弾1を一
時貯蔵する機能を有するものであり、砲弾1の太さより
も充分に大きい寸法を持った筒状部材10aからなり、該
筒状部材10aの内部に複数のバッフル10bを千鳥状に設
けることで、ジッグザッグ状の通路10cを形成してい
る。
【0029】筒状部材10aには現在貯蔵されている砲弾
1の量を検出するセンサー10dが取り付けられており、
これらのセンサー10dの信号によって貯蔵装置10に於け
る砲弾1の貯蔵量を検出して、パーツフィーダー8の駆
動及び図示しない残量警報装置の作動を制御し得るよう
に構成している。
【0030】筒状部材10aに於いて、砲弾1は上部開口
部から供給され、自重で通路10cを通って下部開口から
排出装置11に排出される。このとき、砲弾1はバッフル
10bと接触し、砲弾1は見掛け上接触部位に於ける直径
の差に対応するテーパ角度に応じた扇状に回転しつつ移
動する。しかしバッフル10bが千鳥状に設けられるた
め、順に反対方向に回転することとなり、排出装置11に
供給される際には大きな傾斜を生じることはない。
【0031】排出装置11は砲弾1を順次チェンコンベア
12のアタッチメント12aの間に供給する機能を有するも
のであり、モーター11aによって駆動され外周が予め設
定された数に分割されたスターホイール11bと、スター
ホイール11bを覆う円筒状のケーシング11cとによって
構成されている。モーター11aは、センサー11dによっ
てチェンコンベア12のアタッチメント12aを検出した信
号に対応し、且つ該コンベア12の移送と同期して駆動さ
れる。
【0032】即ち、予め図示しない制御装置に砲弾1,
2の供給情報(砲弾1に対する砲弾2の比率情報、本実
施例では1対1)を入力しておき、センサー11dによる
アタッチメント12aの検出信号をカウントして2系列の
排出装置11のモーター11aを入力情報に従って選択的に
駆動することで、砲弾1,2を予め設定された順序と比
率でチェンコンベア12に供給し得るように構成されてい
る。
【0033】上記の如く構成された供給装置Aでは、2
系列のパーツフィーダー8に砲弾1,2を供給して動作
を開始させると、夫々のパーツフィーダー8から砲弾
1,2が排出され、整列コンベア9で同一方向に整列し
て貯蔵装置10に供給される。貯蔵装置10に供給された砲
弾1,2は筒状部材10aに形成された通路10cに貯蔵さ
れる。筒状部材10aの通路10cが上部まで充満したこと
が最上段のセンサー10dによって検出されると、パーツ
フィーダー8が停止して砲弾1,2の供給を停止する。
【0034】チェンコンベア12の駆動に伴ってセンサー
11dがアタッチメント12aを検出し、該検出信号に応じ
て2系列の排出装置11のモーター11aが選択的に駆動さ
れ、スターホイール11bが回転して砲弾1,2を順次排
出する。砲弾1,2の排出に伴って筒状部材10aの最上
段及び中段にあるセンサー10dが通路10cが空になりつ
つあることを検出したとき、この信号に応じてパーツフ
ィーダー8が起動して砲弾1,2の供給を開始する。
【0035】上記の如くして機能の異なる砲弾1,2を
同一方向に整列させて順次チェンコンベア12に供給する
ことが可能である。
【0036】装着装置Bはチェンコンベア12に供給され
た砲弾1,2をリンクベルトCを構成する個々のリンク
3に装着するものである。この装着装置Bは、供給装置
Aから供給された砲弾1,2を移送するチェンコンベア
12と、砲弾1,2をリンク3に圧入して装着する装着部
13とによって構成されている。
【0037】チェンコンベア12は供給装置Aを構成する
排出装置11から供給された砲弾1,2を装着部13に移送
するものであり、供給装着装置が複数系列の供給装置A
を有する場合、全ての供給装置Aから砲弾の供給を受け
ることが可能な長さを持って構成される。
【0038】チェンコンベア12は、砲弾1,2の太さに
対応した一定のピッチを持って複数のアタッチメント12
aを取り付けた一対のチェン12bと、チェン12bを巻き
掛けた一対のスプロケットホイール12cと、一方のスプ
ロケットホイール12cと接続されたモーター12dとを有
して構成されている。またチェン12bに沿い且つ砲弾
1,2の全長よりも大きい間隔を持って一対のガイド12
eが設けられている。
【0039】装着部13は、チェンコンベア12によって移
送された砲弾1,2をリンクベルトCを構成するリンク
3に圧入して装着すると共に、砲弾1,2を装着したリ
ンク3を移送する機能を有するものである。
【0040】装着部13は、チェンコンベア12から砲弾
1,2を受け取って移送する送りホイール13aと、送り
ホイール13aから供給された砲弾1,2をリンク3に圧
入する装着ホイール13bと、送りホイール13aに接続さ
れた駆動モーター13cと、送りホイール13aと装着ホイ
ール13bを接続するギヤ列13dとによって構成されてい
る。
【0041】送りホイール13a及び装着ホイール13bは
夫々外周に砲弾1,2を仕切る爪部13a1,13b1が形成さ
れている。特に、装着ホイール13bは砲弾1,2をリン
クベルトCに於けるリンク3の接続ピッチに一致させて
供給し、且つ砲弾1,2をリンク3に圧入する。このた
め、装着ホイール13b及び該ホイール13bを駆動する駆
動系は圧入時の力に充分に耐え得る強度と剛性を有して
構成されている。
【0042】上記各部材はカバー13eによって被蓋され
ている。特に、カバー13eは送りホイール13aと装着ホ
イール13bの間、及び装着ホイール13bの下方に構成さ
れるリンク3に対する圧入部位では砲弾1,2の移動方
向を規制するガイドとしての機能も有している。
【0043】装着ホイール13bの下方であって対向する
位置にリンクベルトCが移動可能に配置されている。本
実施例に於いて、リンクベルトCを移送するための特別
な駆動機構はなく、装着ホイール13によってリンク3に
砲弾1,2を圧入した後、該ホイール13bの回転に伴っ
て爪部13b1が砲弾1,2と係合してリンクベルトCをリ
ンク1個分移送する。
【0044】装着部13に供給されるリンクベルトCは、
ベルト収容ボックスDから引き出され、台車7aに接続
して配置したフレーム14上に設けたリンクガイド15に沿
って移動する。リンクベルトCの移動経路であって装着
部13よりも上流側に、リンクベルトCから接合部材5を
離脱させる離脱装置16が設けられている。
【0045】離脱装置16は、接合部材5の溝5aに係合
する係合部材16aと、係合部材16aを直線的に駆動して
接合部材5をリンク3から引き抜くための力を発生する
エアシリンダー16bと、リンクベルトCの移動方向と平
行に敷設されたレール16cと、レール16cに搭載され且
つエアシリンダー16bを載置した台車16dと、台車16d
をリンクベルトCの移動方向と反対方向に付勢するバネ
16eとを有して構成されている。また台車16dには接合
部材5の接近を検出するセンサー17が設けられており、
該センサー17からの信号に応じてエアシリンダー16bが
駆動される。
【0046】即ち、リンクガイド15に沿って移動するリ
ンクベルトCの接合部材5が離脱装置16に接近し、セン
サー17によって検出されると、エアシリンダー16bがロ
ッドを突出させる方向に駆動され、係合部材16aが前進
して接合部材5の溝5aに係合する。次いでエアシリン
ダー16bはロッドを後退させる方向に駆動され、係合部
材16aは接合部材5の溝5aに対する係合状態を維持し
て後退し、この後退過程でリンクベルトCから接合部材
5を離脱させる。
【0047】離脱装置16によって接合部材5を離脱させ
ている間にリンクベルトCが移送された場合、該ベルト
Cの移送に伴って台車16dはバネ16eの付勢力に抗して
レール16c上を移動することで、離脱作業に悪影響を及
ぼすことはない。リンクベルトCから接合部材5が離脱
すると、台車16dはバネ16eの付勢力によって引き戻さ
れ初期位置に復帰する。
【0048】上記の如く構成された供給装着装置とリン
クベルトCを収容したベルト収容ボックスDを組み合わ
せることによって、ベルト収容ボックスから引き出され
且つリンクガイド15に沿って配置されたリンクベルトC
に対し、砲弾1,2を予め設定された順序で圧入して装
着することが可能である。
【0049】本発明に於いて、砲弾1,2を供給装置A
のパーツフィーダー8に補充する方法は特に限定するも
のではない。即ち、パーツフィーダー8に砲弾1,2を
補充する作業を人手に頼っても良い。しかし、砲弾を10
0 発収容した木箱は重量が約35kg〜40kgあり、作業員に
とってかなりな重量物作業となる。
【0050】このため、供給装置Aの系列毎に昇降搬送
装置18を配置することが好ましい。この昇降搬送装置18
は、パーツフィーダー8の近傍に設置された昇降用スタ
ンド18aと、砲弾1,2を収容した木箱19を挟持して昇
降スタンド18aに沿って昇降する昇降テーブル18bと、
昇降テーブル18bを回動させて木箱19から砲弾1,2を
排出させる駆動部材18cと、端部がパーツフィーダー8
の上部に位置し木箱19から排出された砲弾1,2を一時
貯蔵するプールシュート18dと、プールシュート18dの
端部に配置されパーツフィーダー8内の砲弾残量が少な
くなったときに駆動されて砲弾1,2を該フィーダー8
に導入する排出ロータリー18eとによって構成されてい
る。
【0051】従って、移動台車20に砲弾を収容した木箱
19を載置して昇降搬送装置18に至り、該装置18の昇降テ
ーブル18bに木箱19を移動させて挟持し、この状態で上
昇させ更に駆動部材18cによって木箱19を回動させて収
容された砲弾1,2をプールシュート18dに貯蔵してお
き、図示しないセンサーによってパーツフィーダー8の
残量を監視しつつ排出ロータリー18eを駆動すること
で、パーツフィーダー8に略一定量の砲弾1,2を収容
しておくことが可能である。
【0052】特に、作業員が行う重量物作業としては、
木箱19を移動台車20から昇降スタンド18bに移す作業程
度となり、作業を軽減することが可能である。
【0053】上記構成に於いて、装置の帯電を防止する
ために砲弾1,2が接触する部位には導電性を有する金
属によって構成し、或いは表面に導電性を有するゴムを
ライニングすることが好ましい。
【0054】前述の実施例に於いて、砲弾1,2の方向
を統一するために一対の丸ベルトを有する整列コンベア
9を用いたが、必ずしもこの構成に限定するものではな
く、パーツフィーダー8の内部で方向を統一して貯蔵装
置10に供給し得るように構成しても良い。このようなパ
ーツフィーダーとしては本件出願人が既に特許出願して
いる物品の整列装置(特願平7-190027号)がある。
【0055】また貯蔵装置10に連接する排出装置11は必
ずしもスターホイール11bを用いる必要はなく、該ホイ
ール11bの代わりに開閉シャッターを用いても砲弾1,
2を順次チェンコンベア12に供給することが可能であ
る。
【0056】またリンクベルトCの移動を規制するリン
クガイド15では、リンクベルトCの移動方向を正確に規
定するために、予めリンク3に形成されている係合部
(図示せず)に係合するT字状のレールを設けることが
好ましい。このT字状のレールにリンク3を係合させて
移動させることで、離脱装置16によって接合部材5を離
脱させる際にリンクベルトCの長手方向に対し直交方向
に力が作用しても、リンクベルトCが蛇行することなく
良好な状態で、移動させることが可能であり、且つ装着
部13に供給されたとき、個々のリンク3の装着ホイール
13bに対する位置を正確に規定することが可能である。
【0057】
【発明の効果】以上詳細に説明したように本発明に係る
供給装着装置では、人手を介在させることなく連結した
リンクに対する砲弾の装着作業を自動的に行うことが出
来る。このため、労力を軽減させて単位時間当たりの処
理数を増加させることが出来、作業性の向上及び生産性
の向上をはかることが出来る。特に、作業員が直接砲弾
を取り扱うことがなくなるため、安全性を向上させるこ
とが出来る。
【0058】また砲弾を装着するリンクを着脱可能な接
合部材によって接合したリンクベルトを用いた場合に
は、このリンクベルトを予めベルト収容ボックスに収容
した状態で供給することが出来るため、作業性,生産性
をより向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る供給装着装置の斜視図である。
【図2】供給装置の構成を説明する平面図である。
【図3】供給装置の構成を説明する正面図である。
【図4】供給装置の構成を説明する側面図である。
【図5】供給装置に砲弾を補充する補充装置の構成を説
明する斜視図である。
【図6】装着装置とリンクベルトとの関係を説明する平
面図である。
【図7】装着装置とリンクベルトとの関係を説明する正
面断面図である。
【図8】リンクベルトの保持状態を説明する側面図であ
る。
【図9】離脱装置によって接合部材を離脱させる状態を
説明する側面図である。
【図10】連結リンクを説明する斜視図である。
【図11】リンクベルトを説明する図である。
【図12】リンクの構成を説明する図である。
【図13】リンクに砲弾を装着する従来の方法を説明する
図である。
【符号の説明】
A 供給装置 B 装着装置 C リンクベルト D ベルト収容ボックス 1,2 砲弾 3 リンク 4 連結リンク 5 接合部材 7a 台車 8 パーツフィーダー 9 整列コンベア 10 貯蔵部材 11 排出装置 12 チェンコンベア 13 装着部 15 リンクガイド 16 離脱装置 18 昇降搬送装置 19 木箱 20 移動台車

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 太さが連続的に又は段階的に変化する形
    状を有するテーパ状物品を保持するためのリンクを多数
    連結してなるリンクベルトに前記テーパ状物品を装着す
    る装着装置であって、前記テーパ状物品を同一方向に整
    列させる整列装置及び整列したテーパ状物品を一時的に
    貯蔵すると共に順次排出する排出装置とからなる供給装
    置と、前記供給装置から供給されたテーパ状物品を前記
    リンクベルトを構成するリンクに保持させる装着装置と
    を有することを特徴とするテーパ状物品の供給装着装
    置。
  2. 【請求項2】 前記リンクベルトが複数のリンクを離脱
    不能に連結した連結リンクを着脱可能な接合部材によっ
    て接合して構成したものであり、リンクベルトの移送方
    向で且つ前記装着装置よりも上流側にリンクベルトから
    接合部材を離脱させる離脱装置を設けたことを特徴とす
    る請求項1記載のテーパ状物品の供給装着装置。
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