JPH09323366A - 配置アレーおよび配置方法 - Google Patents

配置アレーおよび配置方法

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JPH09323366A
JPH09323366A JP8356763A JP35676396A JPH09323366A JP H09323366 A JPH09323366 A JP H09323366A JP 8356763 A JP8356763 A JP 8356763A JP 35676396 A JP35676396 A JP 35676396A JP H09323366 A JPH09323366 A JP H09323366A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンタクトレンズや眼内レンズを成形する際
に、トーラス形ベースカーブとフロントカーブを、ただ
一つの工程で、処方されたプログラム可能な方位に組み
合わせるためのトーラス形インデックス式ベースカーブ
配置アレーを提供する。 【解決手段】 回転インデックス式ベースカーブ配置ア
レーは、トーラス形コンタクトレンズ用のトーラス軸の
ような選択した軸を有するコンタクトレンズを製造する
ために、コンタクトレンズのベースカーブ用型片とフロ
ントカーブ用型片を、処方されたプログラム可能な角度
方向に組み合わせるのに用いられ、フロントカーブ用型
片のアレーは、各型片に所定量のモノマー混合物を注入
した状態で、支持パレットに配置する。インデックス式
に回転させたベースカーブ用型片のアレーは、フロント
カーブ用型片アレーの上に載置されて、互いにインデッ
クス式に正確な角度方向(方位)に向いた第1の光学面
と第2の光学面を有するトーラスレンズを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンタクトレンズ
を成形する際に用いる回転インデックス式ベース(バッ
ク)カーブ配置アレーに係り、より詳しくはトーラス形
ベースカーブとフロントカーブをただ一つの操作で、処
方されたプラグラム可能な方位において組み合わせる際
に用いるトーラスインデックス式ベースカーブ配置アレ
ーに関する。本発明は、複数の異なる角度に配置される
種々のトーラス曲線軸をもつトーラス形コンタクトレン
ズを製造するため、単一の型のレンズにおいて、ベース
カーブをフロントカーブに対して複数の異なる方位に向
けて選択的に回転することを可能にする。本明細書で述
べる特定の態様は、トーラス形コンタクトレンズに係る
ものであるが、本発明は、広範な適用範囲をもつもの
で、いくつかの非球面コンタクトレンズなど二つの光学
面が異なる回転方位を要求するようなレンズや、特別な
角度にあるときはレンズ上に反転マークが必要なレンズ
に対しても用いることができる。
【0002】
【従来の技術】乱視の場合は、三つの主領域を含む像が
形成されることが知られている。 1.球面屈折力が直線として焦点を結ぶ領域。 2.円筒形屈折力が1の球面像ラインと垂直なラインと
して焦点を結ぶ領域。 3.これら二つの領域の間で、「最小混同円」として知
られる円形の像が形成される領域。
【0003】トーラス形コンタクトレンズは通常、角膜
あるいは水晶体乱視をもつ患者に処方されるもので、乱
視を矯正するために円筒形の光学面(度を持つ)を有す
る。統計的には、乱視は、主に水平軸あるいは垂直軸の
どちらかの周りで起こるが、これらとは異なる軸でも起
こり得る。これまでは、種々の軸に沿ってそれぞれ異な
る度の乱視をもつ各患者に対しては、トーラス形コンタ
クトレンズは、屈折力やトーラス円筒軸の方位を変える
のに、それぞれ別の型のものを用意しなければならなか
った。
【0004】そこで、トーラス形コンタクトレンズ、あ
るいはこれを成形するためのプラスチック性金型の在庫
は、トーラス軸とトーラス屈折力について、非常に多く
の組み合わせが必要になる。
【0005】これまでのトーラス形レンズは、長軸と短
軸を含む単一のトーラス面を、フロントカーブ面あるい
はベースカーブ面のどちらか(通常はベースカーブ面)
の光学部分に配置する設計をしていた。さらに、トーラ
ス形レンズの軸は、レンズの前面に配置されるプリズム
バラスト/スラブ−オフあるいはダブルスラブ−オフ機
構を使って、通常患者の角膜軸に対して安定に保たれ
る。
【0006】現在のところ、従来の技術で製造されるト
ーラス形レンズは、次のような設計上の特徴を有する。 a.レンズの前面あるいはベース面にトーラスカーブが
ある。 b.レンズの前面にプリズムバラストとスラブ−オフ機
構を有する。 c.非トーラス面は球面である。
【0007】しかし、従来の設計によるレンズが乱視を
適切に矯正することができるのは、円筒形部分の度の軸
が乱視の角膜の軸と正確に一致している場合だけであ
る。軸が一致しない場合(10°を超えてずれている場
合)は、像の鮮明さがかなり失われる。
【0008】従来の設計のトーラス形レンズは、在庫品
について、多数の在庫維持単位(SKU(Stock
keeping Unit);処方の全種類)が必要で
あった。例えば、現在の「しばしば取り替えなければな
らない」トーラス形レンズは、在庫品におけるベースカ
ーブ当り800個のSKUがある(40個の球面屈折力
×2個の円筒屈折力×10本の円筒軸)。在庫品につい
てベースカーブ1個当りにこのように多数のSKUがあ
るのは、特に使い捨てタイプの製品については、製造お
よび在庫上、非経済的なことである。必要なSKUの数
の多さは、10以上の円筒軸を設けなければならないと
いう必要から生じている。さらに、円筒軸が眼軸とかな
りずれると像が相当に不鮮明となるため、このレンズの
場合は、円筒軸を正確に整列させることが、第一義的な
要請となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の第1
の目的は、コンタクトレンズや眼内レンズのようなレン
ズを成形するための回転インデックス式ベースカーブ配
置アレーを提供することである。本発明のもう一つの目
的は、トーラス形ベースカーブとフロントカーブを、た
だ一つの工程で、処方されたプログラム可能な方位に組
み合わせるためのトーラス形インデックス式ベースカー
ブ配置アレーを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、種々の
方位に配向したトーラスカーブ軸を有する様々なトーラ
ス形コンタクトレンズを製造するため、単一の型のベー
スカーブ用金型を、フロントカーブとの関係において複
数の方位に選択的に回転させることができる。
【0011】本発明によれば、第1の光学面と第2の光
学面が互いに正確な方位(角度位置)をとっているレン
ズを製造する方法および装置が提供される。複数のフロ
ントカーブ用型片は通常のアレー状に配置され、各フロ
ントカーブ用型片には、所定量のモノマー混合物が注入
される。そして、複数のフロントカーブ用型片も通常の
アレー状に配置される。支持パレット上に設置され、真
空源に連結される配置チューブのアレーは、ベースカー
ブ用型片のアレーを拾い上げ、支持するのに用いられ
る。各配置チューブはついで、支持プレートに向けて、
選択したインデックス位置まで回転される。インデック
ス式に回転されたベースカーブ用型片のアレーはつい
で、所定量のモノマーを収めたフロントカーブ用型片ア
レーの上に被せられ、組み合わされる。この配置は、互
いに正確にインデックス式に回転された第1の光学面と
第2の光学面を有するトーラスレンズを製造すべく、各
ベースカーブ用型片がフロントカーブ用型片に対して、
インデックス式に正確な方位に向いた位置にくるように
定められる。
【0012】より詳しくいうと、複数のフロントカーブ
用型片はフロントカーブ用型片支持パレットに通常のア
レー状に配置され、また複数のベースカーブ用型片も、
ベースカーブ用型片支持パレットに通常のアレー状に配
置される。そして、ベースカーブ用型片支持パレット
は、パレット搬送システム上において、フロントカーブ
用型片支持パレットと交互に配置される。支持プレート
とこの支持プレートに設置される配置チューブのアレー
は、上方位置と下方位置の間で垂直方向に往復運動を
し、下方位置においては、配置チューブのアレーは、ベ
ースカーブ用型片アレーの上方に位置し、各配置チュー
ブは真空を利用してベースカーブ用型片を引き上げると
ともに支持する。各配置チューブは支持プレートに回転
可能に取り付けられ、アレー状の各配置チューブには、
これら配置チューブを支持プレート上の正確な角度位置
までインデックス式に回転させるための共通の回転駆動
装置が連結される。共通の回転駆動装置は、ステップモ
ータで駆動され、このステップモータは、選択したイン
デックス位置を変更させる際はプログラムによって制御
される。ステップモータはまた可動ラックを駆動し、こ
の可動ラックは、配置チューブの周りに取付けられるピ
ニオンギヤを駆動する。前述の通常のアレーとは、2×
4個からなるアレーのことであり、前記各可動ラック
は、各配置チューブに連結したピニオンギヤにより駆動
されて、1×4個の配置チューブアレーを駆動する。各
ベースカーブ用型片はトーラス面を区画し、ベースカー
ブ用型片の角度位置は、選択した方位の円筒軸を有する
トーラス形コンタクトレンズを成形する型片を形成すべ
く、フロントカーブ用型片に対して正確にインデックス
式に回転される。
【0013】
【発明の実施の形態】回転インデックス式ベースカーブ
配置アレーに係る本発明の上述の目的および利点は、添
付の図面(複数の図にまたがって類似の要素がある場合
には同じ参照符号を付した)を参照して記載した以下の
数例の好ましい態様の詳細な説明を読めば、当業者には
容易に理解されるであろう。
【0014】本発明に係る回転インデックス式ベースカ
ーブ配置アレーは、米国特許出願第08/431,63
5号(発明の名称:「コンタクトレンズ用金型充填と組
立を行う方法および装置」)に詳細に述べられている金
型の充填と組立を行う環境下において作動するように設
計される。
【0015】以下に添付の図面1〜5を参照して行う説
明は、上述の米国特許出願第08/431,635号に
ある説明の流れに沿ったもので、本発明の技術と背景を
説明するためのものである。
【0016】本発明は、重合可能なモノマーあるいはこ
のモノマーの混合物からソフトコンタクトレンズを形成
するプロセスに役立つ。ソフトコンタクトレンズは、第
1のフロントカーブ用型片31と第2のベースカーブ用
型片33を図3に示すように一つの金型に組み立てるこ
とによって形成される。二つの型片は、可視光と紫外線
を透過するポリスチレンから形成するのが好ましい。フ
ロントカーブ用型片31における中央の湾曲した部分は
凹面31bを、そしてベースカーブ用型片33における
中央の湾曲した部分は凸面33bを区画する。フロント
カーブ用型片31はまた、周縁部に円形のナイフエッジ
31cを、そしてこの周縁ナイフエッジと一体になっ
た、環状でほぼ単一の平面をなすフランジ31aを区画
する。他方、ベースカーブ用型片は、ほぼ単一の平面を
なすフランジ33aを区画する。型片31と33はそれ
ぞれ、図2に示すように、フランジ31a,33aを越
えて径方向に突出し、各型片を支持パレット中で一定の
角度方向に整列させる役割を果たすタブ31d,33d
を具備する。
【0017】凹面31bと凸面33bの少なくとも一部
は、フロントカーブあるいはベースカーブの寸法より幾
分小さく、また型片の表面に接触した重合可能組成物の
重合によって形成されるコンタクトレンズの表面が光学
的に許容できるものとなるよう、十分に滑らかなものに
なっている。この型片は、熱を迅速に放散させるべく十
分に薄くし、かつ型外し工程の際、両型片を分離すべく
加えられる曲げ力に耐え得るよう十分な剛性をもつもの
にする。
【0018】モノマーは、配置ないし充填ステーション
にポンプで送り込む前に、ガス抜きをしてもよい。詳細
は、本出願人による米国特許出願(番号未定;発明の名
称:「眼内レンズ製造方法と装置」)を参照されたい。
このガス抜きプロセスを行うと、モノマーを配置ないし
充填ステーションへのポンピングの前に、モノマー混合
物中に溶解していたガスの一部を取り除くことができ
る。モノマーを供給ノズルからフロントカーブ用型片に
放出する工程は、モノマーをフロントレンズ用型片に注
入する際モノマーとフロントレンズ用型片の間でガスが
トラップされることのないよう、適宜真空下で行うこと
ができる。
【0019】コンタクトレンズの所望の最終的な形状を
定める第1の型片と第2の型片の対は、モノマー混合物
を直接成形するのに用いられる。すなわちこれらの型片
中で、モノマー混合物は、米国特許第4,680,33
6号、同第4,889,664号および同第5,03
9,459号に記載がある非水溶性の溶媒に溶解され
る。フロントカーブ用型片31を重合混合物32でほぼ
満たすモノマーの注入工程が終わったら、凹面フロント
カーブ用型片31をベースカーブ用型片33で覆うが、
この工程は、空気泡が両型片の間に閉じ込められないよ
う、真空下で行う。
【0020】第1および第2の型片はついで、余剰のモ
ノマーを成形領域から追い出して、二つの型片のフラン
ジを整列させることによって両型片を正確に整列させる
ため組み立て工程において、互いに合わされた上で締め
付けられる。
【0021】型片の組み立て・締め付け工程の後は、予
備硬化工程において、第1および第2の型片に二度目の
締め付けを行う。この予備硬化工程においては、重合混
合物は、好ましくはUVランプからの活性な光に露光さ
れる。この間両型片は、締め付けられて閉じたままであ
る。両型片は、典型的には約40秒間互いに締め付けら
れて、30秒間活性な光に露光される。このように、可
視光あるいは紫外線を照射すると、ポリマーと溶媒の混
合物を最終的な所望のヒドロゲルレンズに作り変えるこ
とができる。予備硬化工程が完了すると、重合混合物
は、この混合物全体で重合が始まり、一部重合が行われ
たゲルになる。
【0022】予備硬化工程の後は、モノマーと溶媒の混
合物を紫外線オーブン中で硬化させ、モノマーの重合を
完結させる。
【0023】重合プロセスが完了したら、二つの型片
は、型外し工程で、コンタクトレンズを第1のフロント
カーブ用型片中に残したまま、互いに分離させる。そし
て、コンタクトレンズも、後には第1のフロントカーブ
用型片から取り外す。フロントカーブ用型片およびベー
スカーブ用型片は、典型的には一回の成形に使用した
ら、後は廃棄する。
【0024】型外し工程の後は、溶媒は水和レンズを製
造するため、水で入れ替える。この水和レンズは、十分
に水和・緩衝されたときには、レンズの最終的な形状・
寸法になる。多くの場合、この寸法は、当初の成形済み
のポリマー/溶媒の形の製品における寸法に比べ、通常
10%大きい。
【0025】型片を組み立てて行う重合可能組成物の重
合は、この組成物を重合開始条件下に曝すことによって
行うのが好ましい。この場合、好ましいのは、組成物中
に、紫外線あるいは可視光が照射されたときに働き始め
る重合開始剤を含ませておき、組成物を重合を開始・進
行させるのに適当な強度の紫外線あるいは可視光に十分
な時間曝すやり方である。このためには、両型片は、紫
外線あるいは可視光を透過できるのが好ましい。予備硬
化の後は、モノマーは、硬化工程において、再度紫外線
あるいは可視光に曝され、重合は完結に到るまで進行さ
せられる。この重合反応の持続時間は、使用する重合組
成物について、経験的に容易に定めることができる。
【0026】重合組成物が完全に重合したら、型片の組
立て体は、重合を終えた生成物を最終的なコンタクトレ
ンズにするための更なる処理(例えばレンズの洗浄、水
和、包装および殺菌)を行うため、分離する。分離の方
法として好ましいのは、フロントカーブ用型片とベース
カーブ用型片のフランジを把持して、反対の方向ないし
曲げ運動の角度方向に互いに引き離すやり方である。こ
の型片組立て体は、最初のうちは徐々に加熱していく
と、重合した製品を型片の表面から剥しやすくなる。
【0027】図1(e)は、これまで述べてきた操作手
順のブロック流れ図であり、図1(a)〜図1(d)
は、これら操作手順の模式図である。図1(a)に示す
ように、特別仕様のキャリアあるいはパレット30は、
フロントカーブ用成形片とベースカーブ用型片を交互に
このパレットに載せて、充填・組み立てステーションに
送るためのものである。図2は、図3に示した組み立て
済みのフロントカーブ用型片とベースカーブ用型片の2
×4個のアレーを搬送するフロントカーブ用型片支持パ
レットを示す。図4により詳細に示すように、パレット
は、充填・組み立て工程には、交互のシーケンスで到着
する。すなわち、最初にベースカーブ用の型片を載せた
パレットが、ついでこのすぐ後にフロントカーブ用の型
片を装填したパレットが続くという具合である。これら
のパレットは、6秒間に約1個の速度で連続的に充填・
組み立てステーションまで運ばれる。
【0028】図1(a)に示すように、所定料の重合可
能なヒドロゲルあるいはモノマー10を、充填ステーシ
ョン50の一部を構成する精密注入ノズル142を使っ
てフロントカーブ用型片に堆積させる。モノマーは、モ
ノマーとフロントカーブ用型片31にガスが取り込まれ
るのを避けるため、真空下で、パレットで交互に運ばれ
てくる各フロントカーブ用型片に注入される。さらに、
重合可能モノマー混合物は、モノマーが真空条件に曝さ
れたときに気泡を生じるほどガスが溶解していることの
ないよう、ガス抜きをする。
【0029】好ましい態様においては、約60μlの重
合可能ヒドロゲルあるいはモノマーを、不十分な成形の
おそれをなくすため、型片の空隙に入れ過ぎないように
注意しながら各フロントカーブ用型片に注ぐ。過剰なモ
ノマーは、後述するように、フロントカーブ用型片とベ
ースカーブ用型片を組み合わせる最終工程において型片
の空隙から取り外される。
【0030】型片の充填・組み立て用装置における第2
のステーションは、図1(b)に模式的に示したスタン
プステーションである。このスタンプステーションは、
本出願人の米国特許出願(番号未定;発明の名称は「型
片表面に界面活性剤を適用する方法および装置」)によ
り詳しく記載してある。図1(b)に示したように、フ
ロントカーブ用型片を取り囲む環状のフランジ31a
は、スタンプパッド21を介して界面活性剤の薄膜にス
タンプする。この薄膜は、組み合わせ時に型片の空隙か
らはみ出た過剰のモノマーを取り外すのに役立つことが
分った。図1(d)に示すように、過剰のモノマー(ヒ
ドロキシエチルメタクリレートを用いるときは、「HE
MA」と略記する)は、型片の組み合わせ時にはフラン
ジ31aと33aの間にはみ出て、図3に示すような過
剰のHEMAからなるリング34を形成する。このHE
MAリングもまた、コンタクトレンズ32を形作る重合
可能ヒドロゲルと同時に硬化する。
【0031】フロントカーブ用型片フランジ31aを型
片剥離用界面活性剤にスタンプすると、HEMAリング
34は、ベースカーブ用型片フランジ33aに優先的に
付着し、ベースカーブ用型片を型片取り外しのために取
り外すときには、生産ラインから取り除かれる。好まし
い態様の一つにおいては、型片剥離用界面活性剤は、
「Tween 80」の商品名で販売されているポリエ
チレンオキシドソルビタンモノオレエートにする。
【0032】スタンプヘッドステーション60は、複数
のスタンプ21を搭載しているが、各スタンプは、スタ
ンプヘッドステーション60に取り付けられるピストン
22と連動して垂直方向に往復運動するように構成され
る。そしてスタンプ21の数は、型片パレット30によ
って搬送されるフロントカーブ用型片31の数と関係す
る。
【0033】垂直方向に移行するパッド部材(図示せ
ず)は、スタンプが上昇位置にあるときは各スタンプ2
1下端の下方に離隔して設けられるが、このパッド部材
は、平均10μの孔径をもつ多孔質ポリエチレンのよう
な適当な多孔質の材料でつくられ、高濃度の界面活性剤
を含む溶液に浸漬される。パッド部材の上面は、パッド
部材がスタンプヘッド21の底面によって押さえ付けら
れ界面活性剤がパッド部材の底面から頂面まで浸透して
いくとき、比較的少量の界面活性剤しか通過させないよ
う、寸法計測装置としても働かせるようメッシュ径が
1.2μの好ましくはナイロン製フィルタで覆われる。
【0034】以下に、アセンブリステーションの操作方
法を図1(c)、図1(d)、図4および図5を参照し
て説明する。最初のうちはベースカーブ用型片33を一
つおきに載せたパレット30が図4に示すアセンブリス
テーションに入ると、往復運動をする複数の真空グリッ
プピストンあるいは配置チューブ71が下降し、一つお
きに入ってくるパレット30の一つ目からベースカーブ
用型片をつまみ上げる。各ベースカーブ用型片は、チャ
ンバ71aにおける真空によって引っ張り上げられ、往
復ピストンないし配置チューブ71に固着される。ベー
スカーブが引き上げられると、空のベースカーブ用パレ
ット30は前進し、往復ピストンの下には、図1(d)
に示すように、フロントカーブ用型片とモノマーを載せ
た第2のパレットがやって来る。すると、型片の組み合
わせ時に、型片とモノマーの間でガスがトラップされる
ことのないよう、アセンブリステーション全体に渡って
真空吸引する。
【0035】ベースカーブ用型片が引き上げられると、
図6〜8に示す本発明のトーラス形インデックス式ベー
スカーブ配置アレーは、各配置チューブを、ベースカー
ブ用型片の円筒形あるいはトーラス形表面の軸の正確な
角度方向にインデックス式に位置付けするのに用いられ
る。
【0036】ついで、往復ピストン70は、ベースカー
ブ用型片33がモノマーに接してこれを型片の空隙全体
に行きわたらせるよう、下方に駆動される。したがっ
て、往復ピストン71が下降を続けると、過剰のモノマ
ーは空隙からあふれ出る。そこで、ピストンの往復運動
は、ベースカーブ用型片33の環状面33aを、対向す
るフロントカーブ用型片の周縁にあるナイフエッジ31
cに押しつけ、両型片を整列させて過剰のモノマーを両
フランジ31a,33aの間に押し出させる役割を果た
す。押し出されたモノマーは、過剰のHEMAリング3
4を形成する。ベースカーブ用型片はついで、移動機構
上を上滑りすることによって、フロントカーブ用型片に
締め付けられる。所定の時間が経過すると、チャンバ7
1a中での真空は破られるが、ピストン71からの締め
付け力は、アセンブリモジュールの移動中は保持され
る。この後は、組み合わせを終えた両型片と往復ピスト
ン71を取り巻く真空は破られ、往復ピストン71は引
き上げられる。こうしてパレット30は、アセンブリス
テーションから予備硬化ステーションへ向かう。
【0037】本発明の一態様に係る型片の組み立ては、
図5の時系列チャートに示してある。図では、往復ピス
トンあるいは配置チューブ71を時間の関数としてプロ
ットした。
【0038】図5に示すように、0(ゼロ)出発点にお
いては、往復ピストン71は、ベース(バック)カーブ
用型片を引きあげるために下降し始め、約0.25秒後
にはベースカーブに到達してこれを引きつける。往復ピ
ストン70はついで、約0.25秒後にはパレット30
の14mm上方にある上方位置に復帰する。
【0039】ベースカーブの引き上げが終わったら、図
6〜8に示すように、本発明に係るトーラス形インデッ
クス式ベースカーブ配置アレー80を用いて、各配置チ
ューブを、円筒形あるいはトーラス形表面軸の角度方向
にインデックス式に、正確に位置合わせする。
【0040】この後パレットは押し進められ、ベースカ
ーブ用型片のパレットは取り出されて、フロントカーブ
用の型片パレットが差し入れられる。この入れ替えに要
する時間は約0.5秒である。パレットが移送されてい
る間に、真空チャンバは、フロントカーブ用型片30に
向けて下降を始め、型片に接触してチャンバとパレット
の間を封止する。この封止は、ゼロポイントを過ぎてか
ら約1.25秒後には完了する。そして、次には、真空
が約1.75秒後に平衡に到達するまで、チャンバから
は窒素が排気される。
【0041】ここで、往復ピストンあるいは配置チュー
ブ71は、真空チャンバがパレットまで下降してこれを
封止するとき、往復ピストン71とベースカーブ用型片
33はフロントカーブ用型片の上方約5mmの位置まで
一部下降しているよう、真空チャンバ内で移動されるこ
とに留意すべきである。約1.75秒後には、往復ピス
トン71は、独立に下降し始め、ゼロポイント経過後約
2.5秒後にはモノマーに接触する。往復ピストンの下
降は継続し、約3秒後には、ベースカーブ用型片は、フ
ロントカーブ用型片の分離用縁部31cの上にしっかり
と載る。その後すぐに、チャンバ71a内の真空は破ら
れるが、アセンブリモジュールの残りがベースカーブ用
型片をフロントカーブ用型片に独立に浮動した状態で締
め付けるよう、下方への移動を続ける一方で、往復ピス
トン71は、ベースカーブ用型片の下方へ力を加え続け
る。約3.4秒後には、真空チャンバ内では真空は破ら
れ、そして約4.4秒後には往復ピストン71、真空チ
ャンバおよびアセンブリモジュールの三つは後退を始め
る。4.75秒後には、組み立てを終えた型片を載せた
パレットは、アセンブリステントから出て、ベースカー
ブ用型片を載せた新しいパレットは、型片組み立てモジ
ュールの下に挿入される。
【0042】約5秒後には、往復ピストン71は、ベー
スカーブ用型片引き上げ位置に移動し、6秒後にはゼロ
出発点で新しく組立が始まる。
【0043】型片の充填・組み立て時の諸要素の配置
は、図4の平面図に示してある。ここで、コンベア20
は、フロントカーブ用型片とベースカーブ用型片を交互
に載せてくるパレット30aと30bを連続的に供給す
る。図示の態様においては、パレット30aは、8個の
ベースカーブ用型片を2×4個のアレーにして載せ、パ
レット30bも、8個のフロントカーブ用型片を2×4
個のアレーにして載せている。これらのパレットは、コ
ンベア20に載せて窒素トンネル12中を搬送するが、
この窒素トンネル12は、重合プロセスの前にすべての
構成要素について低酸素雰囲気をつくり出すため、各コ
ンベアと材料取扱い装置を取り囲む。材料取扱い装置
(パレット押し機(プッシャ))13と14は、パレッ
トをコンベアベルト20から充填・組み立てステーショ
ン15に向かわせるが、この充填・組み立てステーショ
ン15も窒素による閉鎖容器16中にある。この窒素閉
鎖容器16は、ハンドル17とヒンジ18を使って回
し、パレットの通路上に持ってきたり、あるいは通路か
ら外すことができる。
【0044】充填・組み立てステーション15内には、
フロントカーブ用型片を予め定めておいた正確な量のモ
ノマーで充填する充填あるいは注入アセンブリ50と、
型片剥離界面活性剤をフロントカーブ用型片のフランジ
部に適用する装置60と型片組み立てステーション70
が設けられる。組立の後は、空のベースカーブ用型片を
載せたパレットは、材料取扱いプッシャ19とコンベア
22を使って、ベースカーブ用型片搬送パレットを元の
位置に戻す。充填・組立を終えた型片組立て体(アセン
ブリ)を、パレットに載せた状態で、コンベア21を使
って予備硬化ステーションまで搬送する。
【0045】材料取扱い装置14は、パレットを、注入
・組み立て装置における種々のステーションで処理でき
るよう、一回に一個トラック22に載せる精密機械であ
る。パレットは、パレットの幅±0.1mmの各前進行
程により、連続的に押し進められる。こうすると、充填
・組み立てステーション15の各モジュールにおける精
密レジストレーション用のパレットの位置合わせが可能
になる。
【0046】図6,7および8に示した本発明の理解を
可能にするための、この点についての本発明の詳細な説
明は、公知の装置と方法の説明と重なる部分がある。図
6は、本発明によるトーラス形インデックス式ベースカ
ーブ注入アレー80の断面図であり、各注入チューブの
インデックス方式による角度方向の正確な位置合わせを
制御するラック−ピニオン機構を示す。図7と8はそれ
ぞれ、図6に示したトーラス形インデックス式ベースカ
ーブ注入アレー80の側面図と前面図である。
【0047】トーラス形インデックス式ベースカーブ注
入アレー80は、支持プレート84上に位置し、かつベ
ースカーブ用型片33のアレーを引き上げ、固着するの
に用いる真空源に連結された2×4個からなる注入チュ
ーブ71のアレーを含む。支持プレート84と注入チュ
ーブ71のアレーは、ベースカーブ用型片33のアレー
上に位置し、注入チューブはそれぞれ、真空を使ってベ
ースカーブ用型片を引き上げ、固着させる。各注入チュ
ーブ71は、好ましくは、整列ノッチ83を有して対応
するベースカーブ用型片上の突起に自動的に確実に整列
するベースカーブ用型片接触ヘッド82を備えるのが好
ましい。注入チューブ82はそれぞれ、ベアリング86
上にある支持プレートに対して、インデックス式に選択
した位置まで回転される。インデックス式に一定の角度
だけ傾けられたベースカーブ用型片のアレーはついで、
所定量のモノマーを収めたフロントカーブ用型片のアレ
ーの上に組み合わせられる。
【0048】アレーにある各注入チューブには、これら
各注入チューブを支持プレートと上の正確な角度位置ま
でインデックス式に傾けるため、共通の回転駆動装置
(ドライブ)が結合している。この共通の回転ドライブ
は、すでにインデックス式に選択した角度位置を変化さ
せるため、プログラム方式で制御されるステップモータ
88によって駆動される。ステップモータ88は、二つ
の可動ラック32を駆動させるTバー90を駆動する。
そして、各注入チューブ71は、その可動ラック32に
よってその周りに駆動されるピニオンギヤ94を備え
る。通常のアレーは2×4アレーで、各可動ラック92
は、注入チューブ71の1×4のアレーを駆動する。各
注入チューブは、その周りに位置するピニオンギヤ94
によって駆動される。各ベースカーブ用型片33はトー
ラス面を区画し、この型片33の角度位置は、図3に示
すような円筒軸の位置を選択して決めたトーラス形コン
タクトレンズ用の型片組立て体を形成するためにフロン
トカーブ用型片31に対してインデックス式に正確に傾
けて得られる。
【0049】本発明のレンズ成形方法は、次の点で従来
からある通常の成形操作とは異なる。すなわち、トーラ
ス形ベースカーブ用型片33は、フロントカーブ用型片
とベースカーブ用型片を同じように固定した組立て体を
力で制御する前に、ベースカーブ用フレーム上で成形す
る際のニュートラル位置からインデックス式に回転され
る。トーラス形インデックス式ベースカーブ注入アレー
80は、ベースカーブ用型片33を正確な回転位置まで
インデックス式に回転させ、ついで、これをフロントカ
ーブ用型片31に一度の工程で組み合わせる。ベースカ
ーブ用型片を回転させる際の正確な角度は、ステップモ
ータ88へのコマンド(指令)を変更することによって
容易に調整できる。ベースカーブ用型片フロントカーブ
用型片を組み合わせる際の力と速度も、容易に調整でき
る。一つの態様においては、ベースカーブ用型片をフロ
ントカーブ用型片に組み合わせる際の力は、ばねを装填
した注入チューブを偏向させることによって変化させ
る。
【0050】図6〜8をみると、トーラス形インデック
ス式ベースカーブ注入アレー80は、注入チューブの2
×4個からなる単位を複数含む。各注入チューブの単位
は、注入チューブ71と、圧縮ばね96、そしてマイク
ロメータ型のスプリングプレローダばねを予め装填した
調節器98を備える。トーラス形インデックス式ベース
カーブ注入アレー80はまた、注入アレー支持プレート
84、Tバードライブ90を連結する二つのドライブラ
ック92、チューブ用ピニオン94、ステップモータ、
およびTバードライブ90に接続したねじ88を含む。
【0051】トーラス形インデックス式ベースカーブ注
入アレー80は、以下のように作動する。 〔工程1〕アレー80を、シャフトベアリング104と
垂直シャフト106によって案内されステップモータ1
01で駆動するカップリング(軸継手)102により、
ベースカーブ切断用固定具(あるいはベースカーブ型片
用支持パレット)の位置まで下降させる。 〔工程2〕ベースカーブ用型片が切断される前に、アレ
ープレーの真空マニホールド108から可撓性チューブ
110を通って、ベースカーブ用型片を配置する注入チ
ューブ71の端まで移動する真空源に作動させる。アレ
ー80はついで、注入チューブに取り付けられたベース
カーブ用型片とともに、上方に引き込められる。 〔工程3〕アレー80を上方位置まで後退させた後は、
ステップモータとねじ88を、Tバードライブ90、ド
ライブラック92およびチューブピニオン94を介して
移動させることにより、注入チューブ71を、プログラ
ム入力しておいた角度までインデックス式に回転させ
る。
【0052】〔工程4〕アレー80をステップモータ1
01とドライブ102によって制御しながらモノマーを
充填したフロントカーブ用型片の固定位置まで低下させ
る。フロントカーブ用型片のナイフエッジ31cに接触
させた後は、ステップモータ101とドライブ102
が、ベースカーブ用型片がアレープレート上で行き過ぎ
て圧縮ばね96により型片の組み合わせに係る力が得ら
れるまで、ベースカーブ用型片をフロントカーブ用型片
の空隙内に、より高速度に加速させる。ベースカーブ用
型片をフロントカーブ用型片のナイフエッジに組み合わ
せる際の力は、二つの機械を設置することにより定め
る。第一に、マイクロメータ型のスプリングプリローダ
調整器98が、注入チューブとアレープレートの間で相
対運動を引き起こすのに必要な力を定めたり、所与の行
き過ぎに対してその力を算術的に変化させたりする。第
二に、ステップモータにプログラムされた行き過ぎ量
が、最終的な組み合わせに係る力を定める。 〔工程5〕アレー80は、その上方位置に引き込む。そ
こでは、注入チューブ71は、Tバー90、ドライブラ
ック92およびチューブピニオン94を介して、ステッ
プモータとねじ88の移動により、その当初の位置(ホ
ームポジション)にインデックス式に戻される。この後
は、また工程1に戻る。
【0053】本発明に係るトーラス形ベースカーブ注入
アレー80はいくつかの特徴を有する。まず、すでに説
明した連続操作により充填/アセンブリ機において注入
アレー80を用いると、トーラス形ベースカーブ型片と
フロントカーブ用型片を処方の角度方向において一回の
工程で組み合わせることができる。現在使用されている
アセンブリ装置は、ベースカーブ用型片をどの位置にお
いても回転できるわけではない。
【0054】現在行われているアセンブリないし配置
は、二つの工程からなる。すなわち、ベースカーブ用型
片をモノマーを入れた空隙に落下させ、もう一つのステ
ーションまで移動させて、フリーウエイトシステムを使
って組み合わせる。しかし、この二工程プロセスは、ベ
ースカーブ用型片が、フリーウエイトの前に、モノマー
を入れた型片の空隙上に浮動状態で取り残されるため、
角度方向は勝手に変化し、正確なトーラスレンズをつく
ることができない。すなわち、この二工程プロセスは、
成形するトーラス形コンタクトレンズが正確な方位を向
くことの要請には沿えない。そこで、本発明は、現在用
いられているソフトコンタクトレンズの成形方法と装置
を使いながら、いかなる処方の方位においてもトーラス
レンズ用型片を正確に組み合わせることを可能にしたも
のである。ばねを装填した本発明に係るベースカーブ配
置アレーは、トーラス形ベースカーブをインデックス式
に回転させることで、一回の工程で組み合わせを行うこ
とができる。
【0055】他の好ましい態様においては、各圧縮ばね
96とマイクロメータを使ったスプリングプリローダ調
節器98は、空気圧ピストンとシリンダ駆動要素に替え
る。
【0056】本発明に係る回転インデックス式のベース
カーブ配置アレー80は、1995年5月1日出願の米
国特許出願第08/431,635号(発明の名称:
「コンタクトレンズ用型片の充填・アセンブリのための
方法および装置」)用にあるように、真空成形・充填環
境下で用いることができる。その他、トーラス形インデ
ックス式ベースカーブ配置アレーは、空気(非真空)中
で型片の充填を行う環境下でも使用することができる。
【0057】本発明においては、従来のものを改良した
米国特許出願第08/431,635号にある一工程で
のコンタクトレンズ成形用型片充填装置を用いるのが好
ましい。従来の装置は、例えば米国特許第4,564,
348号にあるように、ベースカーブ用型片はフロント
カーブに注入したモノマーのプール上に置き、ベースカ
ーブ用型片をフロントカーブ用の型片に固着する前は自
由に回転させる。
【0058】本明細書で開示した態様においては、コン
タクトレンズのベースカーブ用型片(通常トーラス面を
区画する)を、フロントカーブ用型片に対して回転させ
る。しかし、本発明によって実現されるベースカーブ用
型片のフロントカーブ用型片に対する相対的な回転は、
ベースカーブ用型片に対してフロントカーブ用型片を回
転させることによって得られる。この他、トーラス面は
ベースカーブにするのが好ましいが、フロントカーブに
持ってきてもよい。さらに、ラックとピニオンギヤによ
る駆動機構は、タイミングベルトや、各配置チューブ上
に配置して直接駆動するモータを用いたものなど、他の
駆動機構で置き換えることもできる。
【0059】米国特許出願第08/431,635号に
ある型片充填装置においては、ベースカーブをフロント
カーブに固着させた後に、この組み合わせた両型片を、
モノマーを活性な紫外線に暴露することによって硬化さ
せる他のワークステーションに移動させる。しかし、本
発明は、モノマー樹脂を、両型片を組み合わせたワーク
ステーションで紫外線に暴露することにより硬化させる
タイプの成形ステーション装置においても使用すること
ができる。
【0060】本発明は、コンタクトレンズ上におけるト
ーラス軸の位置を下に落ちてぶつかる前に変化させるこ
とができるが、その方法は、ステップモータ88にプロ
グラムを組み込んで、ベースカーブ用型片を、次の成形
シーケンスに備えて異なる角度方向に回転させるだけで
よい。
【0061】ここで述べた一態様においては、ランナで
相互に連結した2×4個のベースカーブ型片を、ランナ
を切断(ダイカット)して2×4個のつながっていない
ベースカーブ用型片のアレーをつくり出すベースカーブ
用型片切断固定具上におく。そして、各ベースカーブ用
型片は、本発明に係るトーラスインデックスベースカー
ブ配置アレーによって、選択した角度方向に回転され
る。しかし、本発明の方法は、ベースカーブ用型片のア
レーを型片支持用のキャビティを備えた成形用パレット
で支持するタイプの成形装置においても使用することが
できる。
【0062】以上、本発明に係る回転インデックス式ベ
ースカーブ配置アレーのいくつかの態様およびその変形
例を詳細に説明してきたが、当業者ならば、この説明か
ら、本発明の範囲内に含まれる他の設計も想起し得るこ
とであろう。
【0063】本発明の具体的な実施態様は、以下の通り
である。 1)前記複数のフロントカーブ用型片は、フロントカー
ブ用型片支持パレットに通常のアレー状に配置される請
求項1記載の方法。 2)前記複数のベースカーブ用型片は、ベースカーブ用
型片支持パレットに通常のアレー状に配置される上記実
施態様1)記載の方法。 3)前記ベースカーブ用型片支持パレットは、パレット
搬送システム上において、フロントカーブ用型片支持パ
レットと交互に配置される上記実施態様2)記載の方
法。 4)前記支持プレートとこの支持プレートに設置される
配置チューブのアレーは、上方位置と下方位置の間で垂
直方向に往復運動をし、前記下方位置においては、配置
チューブのアレーは、ベースカーブ用型片アレーの上方
に位置し、各配置チューブは支持プレートに回転可能に
取り付けられ、アレー状の各配置チューブには、これら
配置チューブを支持プレート上の正確な角度位置までイ
ンデックス式に回転させるための共通の回転駆動装置が
連結される請求項1記載の方法。 5)前記共通の回転駆動装置は、ステップモータで駆動
される上記実施態様4)記載の方法。
【0064】6)前記ステップモータは、選択したイン
デックス位置を変更させる際はプログラムによって制御
される上記実施態様5)記載の方法。 7)前記ステップモータは可動ラックを駆動し、前記配
置チューブは可動ラックによって駆動されるピニオンギ
ヤを具備する上記実施態様5)記載の方法。 8)前記通常のアレーは2×4個からなるアレーで、前
記各可動ラックは、各配置チューブに連結したピニオン
ギヤにより駆動されて、1×4個の配置チューブアレー
を駆動する上記実施態様7)記載の方法。 9)前記ベースカーブ用型片は、トーラスレンズ用の型
片を形成するために、このベースカーブ用型片の角度方
向の位置がフロントカーブ用型片に対して正確にインデ
ックス式に回転されているトーラス面を区画する請求項
1記載の方法。 10)前記複数のベースカーブ用型片は、ベースカーブ
用型片支持パレットに通常のアレー状に配置される請求
項2記載の装置。
【0065】11)前記ベースカーブ用型片支持パレッ
トは、パレット搬送システム上において、前記フロント
カーブ用型片支持パレットと交互に配置される上記実施
態様10)記載の装置。 12)前記装置は、支持プレートとこの支持プレートに
設置される配置チューブのアレーを、上方位置と下方位
置の間で垂直方向に往復させる垂直駆動装置を備え、前
記下方位置においては、前記配置チューブのアレーはベ
ースカーブ用型片アレーの上方に位置し、前記各配置チ
ューブは真空を利用してベースカーブ用型片を引き上げ
るとともに支持し、各配置チューブは支持プレートに回
転可能に取り付けられ、アレー状の各配置チューブに
は、これら配置チューブを支持プレート上の正確な角度
位置までインデックス式に回転させるための共通の回転
駆動装置が連結される請求項2記載の装置。 13)前記共通の回転駆動装置は、ステップモータで駆
動される上記実施態様12)記載の装置。 14)前記ステップモータは、選択したインデックス位
置を変更させる際はプログラムによって制御される上記
実施態様13)記載の装置。 15)前記ステップモータは可動ラックを駆動し、前記
配置チューブは可動ラックによって駆動されるピニオン
ギヤを具備する上記実施態様14)記載の装置。
【0066】16)また前記フロントカーブ用型片支持
パレットはフロントカーブ用型片の2×4個からなるア
レーを支持し、前記ベースカーブ用型片支持パレットも
ベースカーブ用型片の2×4個からなるアレーを支持
し、前記各可動ラックは、各配置チューブに連結したピ
ニオンギヤにより駆動されて1×4個の配置チューブア
レーを駆動する請求項2記載の装置。 17)前記トーラス形ベースカーブ用型片は、ベースカ
ーブ用型片とフロントカーブ用型片を組み合わせる前
に、成形したベースカーブ用フレームによって区画され
るニュートラル位置から選択した角度位置までインデッ
クス式に回転される請求項2記載の装置。 18)前記トーラス形ベースカーブ用型片は、ベースカ
ーブ用型片とフロントカーブ用型片を組み合わせる前
に、ベースカーブ用型片支持パレットによって区画され
るニュートラル位置から選択した角度位置までインデッ
クス式に回転される請求項2記載の装置。 19)前記配置チューブのアレーにおける各配置チュー
ブは、空気ピストンとシリンダ駆動要素によって支持さ
れる請求項2記載の装置。 20)前記支持プレートとこの支持プレート上に位置す
る配置チューブのアレーは、上方位置と下方位置の間で
垂直方向に往復する請求項2記載の装置。 21)前記装置は、トーラス形ベースカーブ用型片とフ
ロントカーブ用型片を、一つの組み合わせ操作によっ
て、処方された各方位に組み合わせる請求項2記載の装
置。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コンタクトレンズや眼内レンズのようなレンズを成形す
るための回転インデックス式ベースカーブ配置アレーで
あって、トーラス形ベースカーブとフロントカーブを、
ただ一つの工程で、処方されたプログラム可能な方位に
組み合わせるためのトーラス形インデックス式ベースカ
ーブ配置アレーが提供される。また、本発明によれば、
種々の方位に配向したトーラスカーブ軸を有する様々な
トーラス形コンタクトレンズを製造するため、単一の型
のベースカーブ用金型を、フロントカーブとの関係にお
いて複数の方位に選択的に回転させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(d)は、コンタクトレンズ製造用の
金型を充填し・組み立てる連続的な流れの説明図、
(e)は(a)〜(d)に示した金型の充填・組み立て
工程の流れを表したブロック図である。
【図2】複数のコンタクトレンズ用金型を充填・組み立
てステーションとの間でやりとりするキャリアパレット
の平面図である。
【図3】図2に示したキャリアで搬送される組み立てを
終えた金型の断面図である。
【図4】充填・組み立てステーションの平面図である。
【図5】金型充填・組み立てステーションの一態様にに
おける組み立て行程に係る経時的な行程を示す図であ
る。
【図6】本発明に係るトーラス形インデックス式ベース
カーブ配置アレーの断面図である(各配置チューブのイ
ンデックス位置の角度を正確に制御するラックとピニオ
ンによる位置決め機構を示す)。
【図7】図6に示したトーラス形インデックス式ベース
カーブ配置アレーの側面図である(2×4のアレーにあ
るうちの一つの1×4列の配置チューブと、この列にあ
る各配置チューブのインデックス位置がラック−ピニオ
ンドライブによって一緒に制御される様子を示す)。
【図8】図6と図7に示したトーラス形インデックス式
ベースカーブ配置アレーの前面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B29K 33:04 B29L 11:00 (72)発明者 マイケル・エフ・ウィッドマン アメリカ合衆国、32258 フロリダ州、イ ースト・ジャクソンビル、ギャザリング・ オークス・コート 5319 (72)発明者 ヘンリ・エイ・ダゴバート アメリカ合衆国、32217 フロリダ州、ジ ャクソンビル、フィルローズ・ドライブ 4848 (72)発明者 エドモンド・シー・ラストレリ アメリカ合衆国、32233 フロリダ州、ア トランティック・ビーチ、セルバ・マリー ナ・ドライブ 1999

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の光学面と第2の光学面を有するレ
    ンズであって、第2の光学面が第1の光学面に対してイ
    ンデックス方式により正確な角度方向に向いているレン
    ズを成形する方法であって、 a.複数のフロントカーブ用型片を通常のアレー状に配
    置する工程と、 b.前記各フロントカーブ用型片のそれぞれに、モノマ
    ー混合物の一定量を注入する工程と、 c.複数のベースカーブ用型片を通常のアレー状に配置
    する工程と、 d.支持プレート上にあって真空源に連結した配置チュ
    ーブのアレーを用いて、前記ベースカーブ用型片のアレ
    ーを拾い上げ、固定する工程と、 e.各配置チューブを支持プレートに対して選択した角
    度位置までインデックス式に回転させる工程と、 f.各ベースカーブ用型片がフロントカーブ用型片に対
    してインデックス式に正確な角度方向を向くよう、イン
    デックス式に回転させたベースカーブ用型片のアレーを
    フロントカーブ用型片のアレーの上に、所定量のモノマ
    ーを間に挟みながら配置する工程を含む方法。
  2. 【請求項2】 第1の光学面と第2の光学面を有するレ
    ンズであって、第2の光学面が第1の光学面に対してイ
    ンデックス方式により正確な角度方向に向いているレン
    ズを成形する装置であって、 a.複数のフロントカーブ用型片を通常のアレー状に支
    持するフロントカーブ用型片支持パレットと、 b.前記複数のフロントカーブ用型片のそれぞれに、一
    定量のモノマー混合物を注入する注入手段と、 c.複数のベースカーブ用型片を通常のアレー状に支持
    する手段と、 d.真空源に連結され、前記ベースカーブ用型片のアレ
    ーを拾い上げ、固定する配置チューブのアレーを回転に
    際しても支持する支持プレートと、 e.各配置チューブを前記支持プレートに対して、この
    支持プレート上で選択した角度位置までインデックス式
    に回転させる手段と、 f.第1の光学面と第2の光学面が互いに正確な各方位
    をとっているレンズを製造するため、各ベースカーブ用
    型片がフロントカーブ用型片に対してインデックス式に
    正確な角度方向を向くよう、インデックス式に回転させ
    たベースカーブ用型片のアレーを、フロントカーブ用型
    片のアレーの上に、所定量のモノマーを間に挟みながら
    配置するアセンブリステーションを含む装置。
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