JP2002536207A - レンズ金型キャリヤ - Google Patents

レンズ金型キャリヤ

Info

Publication number
JP2002536207A
JP2002536207A JP2000597116A JP2000597116A JP2002536207A JP 2002536207 A JP2002536207 A JP 2002536207A JP 2000597116 A JP2000597116 A JP 2000597116A JP 2000597116 A JP2000597116 A JP 2000597116A JP 2002536207 A JP2002536207 A JP 2002536207A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
pin
carrier
mold half
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000597116A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002536207A5 (ja
JP4541561B2 (ja
Inventor
タイ,コック−ミン
ジェームス カーストナー,ケビン
Original Assignee
ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト filed Critical ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト
Publication of JP2002536207A publication Critical patent/JP2002536207A/ja
Publication of JP2002536207A5 publication Critical patent/JP2002536207A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4541561B2 publication Critical patent/JP4541561B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C43/00Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor
    • B29C43/02Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C43/021Compression moulding, i.e. applying external pressure to flow the moulding material; Apparatus therefor of articles of definite length, i.e. discrete articles characterised by the shape of the surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses
    • B29D11/00019Production of simple or compound lenses with non-spherical faces, e.g. toric faces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses
    • B29D11/00432Auxiliary operations, e.g. machines for filling the moulds
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29DPRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
    • B29D11/00Producing optical elements, e.g. lenses or prisms
    • B29D11/00009Production of simple or compound lenses
    • B29D11/0048Moulds for lenses
    • B29D11/005Moulds for lenses having means for aligning the front and back moulds
    • B29D11/00509Moulds for lenses having means for aligning the front and back moulds to make toric lenses
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2709/00Use of inorganic materials not provided for in groups B29K2703/00 - B29K2707/00, for preformed parts, e.g. for inserts
    • B29K2709/08Glass
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2011/00Optical elements, e.g. lenses, prisms
    • B29L2011/0016Lenses

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Ophthalmology & Optometry (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Eyeglasses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 第一の光学面を画定する第一の型半と、第二の光学面を画定する第二の型半とを含むレンズ金型を保持するためのキャリヤ(10)を提供する。第一のフレーム(12)が前面(16)を画定する。ホルダアセンブリが第一のフレームと作用的に連絡し、第一の型半を受けるために構成されている。ホルダアセンブリは、第一の光学面が第一のフレームの前面に対して垂直な軸に対して回転方向の複数の位置のいずれかで第一のフレームの前面から外に面するよう第一の型半を回転方向に固定するために調節可能である。第二のフレーム(14)が、第二の光学面が第二のフレームの前面(18)から外に面するよう第二の型半を受けるために構成されている。第一のフレームと第二のフレームとが作用位置で整合すると、第二のフレームの前面が第一のフレームの前面に対向する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、特定の乱視異常を有する患者に対して円柱矯正を提供するオプチカ
ルゾーンを含む円環コンタクトレンズの注型成形に関する。通常いかなる回転方
向位置ででも眼に配置することができる、球矯正のみを有するコンタクトレンズ
とは違い、円環レンズは、オプチカルゾーンの円環軸が眼の乱視軸と一直線に並
ぶように患者の眼に配置される。
【0002】 円環コンタクトレンズを定位置に維持するために、重力の作用及び/又はまぶ
たの動きによってレンズを配向させるための構造をコンタクトレンズ上に設ける
ことが周知である。たとえば、レンズを種々の区域で肉薄化又は肉厚化して、た
とえばバラスト又はスラブオフを提供して、瞬きの際のまぶたの動きがレンズを
正しい位置に動かすようにしてもよい。説明しやすくするため、スラブオフを含
むすべてのそのような構造を本明細書で一般に「バラスト」と呼ぶ。バラストが
円環コンタクトレンズを眼の上で所定の向きに維持するため、円環軸がバラスト
の向きからオフセットされて円環軸を患者の乱視軸と一直線に並べるような円環
オプチカルゾーンが形成される。このオフセットは、しばしば、たとえば5°又
は10°の増分で画定される。バラストは通常、眼に対する不快感をなくし、ま
ぶたの動きを利用するため、コンタクトレンズの外面カーブによって画定される
。円環オプチカルゾーンは、前面又は背面いずれのレンズカーブで画定してもよ
い。しかし、レンズを製造するために使用される方法に依存するが、背面カーブ
で円環面を画定することが望ましいかもしれない。
【0003】 注型成形法によってレンズを成形する場合、通常、モノマーを、そのものが射
出成形によって成形される2個の型半の間のキャビティに入れる。各型半が、前
面レンズカーブ又は背面レンズカーブのいずれかを形成する光学面を画定する。
これらの光学面は逆に、射出成形機の金型キャビティ中に配置される光学ツール
によって形成される。したがって、円環レンズ金型を製造するために使用される
光学ツールが、型半に付与される円環オプチカルゾーン及びバラストを画定する
。バラストと円環オプチカルゾーンとが同じレンズ面上に形成されるならば、そ
の面を形成する光学ツールが両方の特性を決定することになる。したがって、所
与のバラスト及び円環区域の設計のために、オフセット角度ごとに別個の光学ツ
ールが必要になる。したがって、必要な光学ツールの数を減らすためには、バラ
ストと円環区域とを互いに反対側のコンタクトレンズ面、ひいては反対側のレン
ズ型半上に画定することができる。たとえば、バラストを前面カーブ型半によっ
て画定し、円環オプチカルゾーンを背面カーブ型半によって画定してもよい。し
たがって、得られた型半を互いに対して回転させて所望のオフセット角を達成す
ることができる。ひとたび型半が形成すると、金型を使用するレンズ成形プロセ
スを異なる程度に自動化することができる。本発明は、そのようなプロセスの間
に型半を保持し、型半を互いに対して回転させて両型半の間に所望の回転方向オ
フセットを達成するための改良された装置に関する。
【0004】 本発明の目的は、改良されたレンズ金型キャリヤを提供することである。この
目的及び他の目的は、レンズ金型を保持するための本発明のキャリヤによって達
成される。レンズ金型は、第一の光学面を画定する第一の型半と、第二の光学面
を画定する第二の型半とを含む。第一の型半及び第二の型半は、第一の光学面と
第二の光学面との間にレンズ成形キャビティが画定されるよう互いを受けるため
に構成されている。キャリヤは、前面を画定する第一のフレームを含む。ホルダ
アセンブリが第一のフレームと作用的に連絡し、第一の型半を受けるために構成
されている。ホルダアセンブリは、第一の光学面が第一のフレームの前面に対し
て垂直な軸に対して回転方向の複数の位置のいずれかで第一のフレームの前面か
ら外に面するよう第一の型半を回転方向に固定するために調節可能である。第二
のフレームが、第二の光学面が第二のフレームの前面から外に面するよう第二の
型半を受けるために構成されている。第一のフレームと第二のフレームとが作用
位置で整合すると、第二のフレームの前面が第一のフレームの前面に対向する。
【0005】 当業者に向けられた、十分かつ実施可能にする本発明の開示を、その最良の形
態を含め、添付図面を参照する詳細な記載で述べる。
【0006】 図1を参照すると、レンズ金型キャリヤ10は、第一のフレーム12及び第二
のフレーム14を含む。第一のフレーム12及び第二のフレーム14は、図1に
示すキャリヤ10の作用位置で互いに対向するそれぞれの前面16及び18を画
定する。面16及び18は実質的に平面である。すなわち、面に設けられた穴の
存在にかかわらず、それ以外では平坦である。作用位置へのプレートの配置を妨
げない限り、この実施態様の面に小さな変更を設けてもよい。作用位置にあるフ
レームとフレームとの間に所定の間隔を維持するため、4対の対向する台架ボタ
ン20及び22がフレーム12及び14の四隅に設けられている。
【0007】 図面に示し、本明細書で論じるように、フレーム12及び14は、他の部品を
収容するための空所を中に有する堅固なプレートを含む。しかし、これは例を示
すためだけであり、本発明の範囲内で他の適当なフレーム構造を使用してもよい
ことが理解されるべきである。たとえば、フレームは、開口した前面を有する比
較的開放的な構造であってもよい。他の部品を定位置に保持するため、クリップ
、リング又は他の構造をフレーム内に設けてもよい。さらに、前面は、本図に示
すような実質的平面である必要はない。型半を正しく配向させることができるよ
うないかなる適当な方法で構成されていてもよい。フレーム12及び14は、コ
ンタクトレンズを製造するための自動化プロセスの中で保持し、運ぶことができ
る。レンズ成形工程の間、フレームは、図1、3及び4に示す作用位置へと動か
される。この動きは相対的である。すなわち、両フレームは、互いに対して一斉
に動かされる。しかし、フレームを保持し、運ぶ機械に関しては、一方のフレー
ムを静止状態に保持し、他方を動かすこともできる。それにもかかわらず、これ
がフレーム間の相対動を定義することが理解されるべきである。
【0008】 図2を参照すると、第一のフレーム12は、プレートを貫通し、前面16に通
じる8個の穴24を画定している。環状の肩26が各穴24の内周面28から半
径方向内側に延びている。この実施態様では、環状の肩26は前面16に隣接し
て、前面が肩の片側を含むようになっている。しかし、肩は、他の適当な構造の
場合に適切であるように、穴のさらに中に配置してもよいことが理解されるべき
である。加えて、環状の肩26は穴24の周囲に途切れなく延びているが、不連
続な断片によって画定してもよいことが理解されるべきである。
【0009】 各穴24は、環状の肩32をその基部に有するほぼ円柱形の保持部材30を含
むホルダアセンブリを受ける。また、図6を参照すると、肩32の溝36の中に
Oリング34が受けられている。コイルばね38が、片側で保持部材30を押圧
し、反対側で座金40を押圧している。座金40は、面28に画定された環状の
溝44に受け入れられたロックリング42に着座している。ロックリング42は
穴24の軸に対して軸方向にプレート12に固着されているため、ばね38がフ
レーム12を押圧して保持部材30を前面16に向けて偏倚させ、肩32が肩2
6と係合するようにする。図示する実施態様では、肩32は肩26の対向面に当
接する。しかし、保持部材は、別の部品、たとえばレンズ型半を包囲する環状フ
ランジを介して肩26と係合してもよいことが理解されるべきである。好ましい
実施態様では、保持部材30及びプレート12は鋼製であり、ばね38は、約1
0〜約15ポンドの圧力が保持部材に加わるような十分な長さのコイルばねであ
る。
【0010】 保持部材30はまた、円形の中央部を画定する凹み46と、縁50の中を延び
る二つの外寄りの溝48とを画定する。凹み46は、環状フランジ54と、そこ
から延びるタブ56とを画定するレンズ型半52を受ける。レンズ型半52のタ
ブ56が外寄りの溝48に受けられ(一つの好ましい実施態様では隙間が約0.
003インチ)、型半52が保持部材30の中で保持部材30とともに穴24の
軸58に対して回転可能に保持されるようになっている。
【0011】 図では、フレーム12が上フレームとして示されている。保持部材30は、光
学凸面60を画定するベースカーブ型半52を保持する。しかし、フレームの位
置を逆にし、そのうえ、保持部材30を使用して前面型半又はベースカーブ型半
のいずれかを固着してもよい。
【0012】 再び図1、2及び6を参照すると、第二のフレーム14は、第一のプレート1
2の穴24の配置に対応する位置に配置された複数の穴62を含み、フレーム1
2とフレーム14とを図1に示す作用位置に整合させたとき、各レンズ金型の対
応する型半が互いに対向するようになっている。各穴62は、円柱状部分66と
、切頭円錐形座ぐり部64とを含み、それにより、環状の肩68を形成している
。円柱状部分66はサイドスロット70に通じ、このサイドスロットは、円柱状
部分66とともに、切頭円錐形孔部71を介して前面18に通じている。円柱状
部分66及びタブ70は、第二の型半76の環状フランジ72及びタブ74を受
ける形状であり、型半76が穴62の中で軸58に対して回転方向に固定される
ようになっている。すなわち、型半76は、軸58を中心にフレーム14に対し
て回転しない。
【0013】 図2を参照すると、フレーム12及びフレーム14を図1に示す作用位置に保
持するための掛け止め機構は、キングピン78及びロックピン80を含む。キン
グピン78は、細長い軸部82と、軸の一端にある円柱状キャップ84とを含む
。横断方向の穴86が、キャップとは反対側の軸端部を通過している。ブッシュ
88がプレート12の穴90に圧入されている。孔96がキングピン78の軸部
を受ける。両フレームが図1に示す作用位置にあるときキングピン78をフレー
ム12に対して、ひいてはフレーム14に対して回転方向に固定するために、ピ
ン91がキャップ84の座ぐり93の中に受けられ、ピン91がキャップから半
径方向に延び、穴90から半径方向外側に延びるスロット95に受けられるよう
になっている。また、図4を参照すると、ばね98が、片側でブッシュ88を押
圧し、反対側でキャップ84を押圧している。ブッシュ88は、穴90中に形成
された座ぐりによって形成される肩100に当接する。したがって、ばね98は
、キングピン78をフレーム14及びロックピン80から離れるように偏倚させ
る。ロックリング104がキングピン78をフレーム12内に保持する。
【0014】 ロックピン80は、フレーム14の全幅にわたって延びる孔105に受けられ
る。ブッシュ106が、フレーム14の中を延び、孔105と交差する孔108
に圧入されている。ブッシュ106は、孔110の対向する平坦面114と嵌ま
り合ってブッシュを回転方向に整合させる平坦な側面112を含む。ブッシュ1
06は、ロックピン80の直径よりもわずかに大きく、孔105と一直線に並ぶ
貫通穴116と、フレーム12及び14が作用位置にくるとブッシュ88の孔9
6と一直線に並ぶ軸方向孔128とを含む。ブッシュ118が孔105の座ぐり
部120に圧入されている。ブッシュ118は、その端部124に穴122を画
定し、穴122が孔105中のロックピンと軸方向に一直線に並び、ピン80の
エンドキャップ126が端面124に当接して孔105中のピン80の軸方向通
過を制限するようになっている。
【0015】 わかりやすくするため、図2には、一つの掛け止め機構及び一つのレンズ型半
ホルダアセンブリしか示さない。しかし、ホルダアセンブリは穴24ごとに設け
られ、掛け止め機構は2対の孔90及び110それぞれごとに受けられることが
理解されるべきである。したがって、キャリヤ10は、8個のコンタクトレンズ
金型アセンブリを使用して8個のコンタクトレンズを同時に成形するために使用
することができる。上記のように、特に図3及び6を参照すると、フレーム12
は、レンズ型半52を回転方向に固定して、その光学面60が前面16から外に
面するようにする。例示する実施態様に示すように、型半52は、保持部材30
によって前面16からわずかに外に保持される。フレーム14が前面16に向け
て動かされると、型半76と型半52とが図3に示すように互いに係合して、光
学面60と型半76の光学面132との間にレンズ成形キャビティ130を形成
する。フレーム12とフレーム14とを合わせる前に、モノマー混合物が凹面1
32に入れられ、キャビティ130がそのモノマーをコンタクトレンズの形状に
成形する。
【0016】 型半どうしが係合してレンズキャビティを形成するよう両フレームを合わせる
ことができる限り、型半は、フレーム中又はフレーム上の種々の適当な位置に配
置することができることが理解されるべきである。たとえば、フレーム14は、
保持部材が型半76を穴62の中で保持し、光学面132がフレーム12に対し
て前面18よりも下にくるように構成することもできる。型半52及び/又はフ
レーム12は、光学面60が穴62の中に延びて光学面132に対向するような
態様に構成されている。上記のように、前面カーブ型半76は、フレーム12及
び14に対して回転方向に固定された位置に保持されるが、ベースカーブ型半5
2は、その保持部材30とともにフレームに対して回転可能である。前面カーブ
型半がレンズバラストを画定し、ベースカーブ型半が円環又は多焦点レンズ特性
を決定すると仮定すると、必要に応じて保持部材30を回転させて、各型対にお
いて円環又は多焦点軸とバラストとの間に所望のオフセットを達成することがで
きる。
【0017】 まず、型半52を受けるために、すべての保持部材30をフレーム12に対し
て均一な所定の回転方向位置で整合させることができる。これは、自動化された
移動装置が型半を射出成形機から取り出し、直接キャリヤの中に特定の向きで配
置するシステムで望ましいかもしれない。同様な移動装置が前面カーブ型半76
をフレーム14に入れることができる。ひとたび型半がフレームに入ると、シス
テムは、各型半52を回転させて、その円環又は多焦点軸とその対向する前面カ
ーブ型半のバラストとの間に所望のオフセットを達成することができる。
【0018】 本発明は、多様な成形システムの中で使用することができる。本実施態様では
、必要に応じて型半52だけを回転させて円環軸とバラストとの間に所望のオフ
セットを達成する。したがって、回転可能なホルダアセンブリ30は、フレーム
12だけに設けられている。しかし、フレーム14もまた回転可能なホルダアセ
ンブリを含み、前面カーブ型が回転可能になるようにしてもよいことが理解され
るべきである。そのような実施態様では、フレーム14は、ホルダアセンブリに
関してフレーム12と同様な構造を有するであろう。ひとたび両型半が正しく配
向されるならば、フレーム14を、モノマーが型半前面カーブに射出される小出
し場所に動かす。そして、フレームがひっくり返され、フレーム14の上の位置
に動かされるとき型半52をフレーム12の中に保持しておくため、吸引装置を
フレーム12の底に寄せ、穴24(図2)に吸引を加える。そして、フレームを
フレーム14の上に載せて、以下さらに詳述するように両フレームを取り付ける
ことができるようにする。上記のように、フレームの組み立ての前に型半52を
回転させて、所望の光学軸/バラストオフセットを達成することができる。しか
し、組み立て後に型半を回転させてもよい。いずれの場合でも、金型は、図3及
び6に示す実施態様を参照して以下に記載するものと同様な方法で回転させるこ
とができる。
【0019】 保持部材30、ひいては型半52が軸58(図2)を中心にフレーム12に対
して回転するには、Oリング34と面28との摩擦係合に打ち勝たなければなら
ない。Oリング34は、可撓性ポリマー又はエラストマー、たとえばポリアミド
、ポリエステル又はフルオロポリマーエラストマーでできていることが好ましい
。その構造ならびに穴24及びホルダアセンブリの構造は、保持部材30をフレ
ーム12に対して回転させるのに必要なしきい回転力が、レンズ金型をキャリヤ
に配置した後でキャリヤ10が動く間ならびにレンズ注型プロセスの間に保持部
材とフレーム12との間で妥当に予想することができる回転力よりも大きくなる
ように選択される。
【0020】 それにもかかわらず、しきい回転力は、手動又は機械的手段、たとえば、注型
成形機によって自動的に動かされる、図5に示す器具134によって保持部材3
0に回転力を加えることにより、保持部材30の回転を可能にする。注型成形機
は、スクリュドライバ先端136が保持部材30中のスロット138に挿入され
るまで、ロックリング42、座金40及びばね38を介して器具134を孔24
に挿入する。そして、成形機は、レンズ型半52が軸58(図2)を中心に型半
76に対して所望の回転方向位置まで回転するまで器具134を回転させる。こ
のように、レンズ型半52は、光学面60円柱軸が、光学面132によって提供
されるバラストから所望の程度までオフセットするよう、複数の回転方向位置の
いずれに配置することもできる。その後、器具を孔24から抜き取る。
【0021】 図3及び4を参照すると、フレーム12とフレーム14とが合わさって型半が
互いに係合してレンズ金型キャビティ130を形成する時点の前には、キングピ
ン78とロックピン80とは係合しておらず、ばね98がキャップ84を上に偏
倚させてロックリング104を係合させ、貫通穴86が孔105と一直線に並ば
ないようにする。ロックピン80は孔105に挿入されていない。しかし、ひと
たび両フレームが図1及び3に示す作用位置で合わさると、注型成形機がフレー
ム12の後側から器具を孔90に挿入して、キャップ84を係合させ、穴86が
孔105と一直線に並ぶまでキングピン78をばね98の偏倚に抗しながら前に
押す。光源及び受光器を孔105の両側に配置して、穴86が孔と一直線に並ん
でいることを確認してもよい。第二の器具184がロックピン80を保持する。
孔と穴とが並ぶと、機械はこの器具を孔105の右側開口に挿入して、ロックピ
ン80が穴86を通過し、エンドキャップ126が端面124に当接するまでロ
ックピン80を左に押す。次に、第一の器具を孔90から引き抜いて、ばね98
によってキングピン78を押し上げ、それにより、図4に示すように、キングピ
ン78とブッシュ106との間にロックピン80を保持する。そして、第二の器
具を孔105から取り出す。フレーム12及び14の作用位置では、型半52を
フレーム12中に維持するために吸引は必要なく、したがってもはや加えられな
い。
【0022】 両フレームが掛け止められると、キャリヤ10を単体として後続の紫外線硬化
処理段階へと動かすことができる。適当な硬化期間ののち、たとえば約30分後
、組み立てられたフレームを、硬化レンズの仕上げのための別の作業場また施設
に動かすことができる。フレームを分解するためには、器具を孔90に挿入して
、ばね98の偏倚に抗しながらキングピン78を下に押す。これがキングピン7
8とブッシュ106との間のロックピン80の保持を解放する。次に、器具を孔
105の左側に挿入し、ロックピン80を、穴86から抜けるまで右に押す。そ
の後、器具を孔90から取り出すと、キングピン78はその最初の位置に戻る。
そして、両フレームを分けると、キャリヤ10によって担持される8個のレンズ
金型のキャビティ130(図3)中に成形した硬化コンタクトレンズを取り出す
ことができる。その後、たとえば掃除又は修繕のためにキャリヤ10を分解する
ときには、ロックピン80が孔105から取り出されていることを確認すること
が望ましいかもしれない。自動化されたプロセスでは、光源が孔105の片側に
光を入射させる。孔の他端に配置された光検出器がこの光を受けて、孔の中に何
もないことを保証する。
【0023】 本発明の一つ以上の好ましい実施態様を上記で説明したが、本発明のあらゆる
同等な実現態様が本発明の範囲及び本質に含まれることが理解されるべきである
。たとえば、フレーム内に配置される掛け止め機構は、プレートの外面に取り付
けてもよく、いかなる適当な構造及び形状を含むこともできる。また、保持部材
をフレームに対して完全又は部分的に回転方向に固定するために摩擦以外の機構
を使用してもよいことが理解されるべきである。たとえば、図面で示す実施態様
は、環状の肩26及び32のいずれかが、他方の肩の等間隔の対応する凹みによ
って受けられるカーブ又は他の方法で屈曲した面を有する等間隔の一連の突起を
画定するように変更してもよい。これらの凹みは、突起の屈曲面に対向する屈曲
面を有することができる。したがって、保持部材を回転させるために必要なしき
い力は、これらの面が配置される角度によってさらに決まる。隣接する凹み、ひ
いては隣接する突起は、コンタクトレンズが設けられている円環軸オフセット増
分に対応するたとえば10°の増分で互いに離間していてもよい。加えて、保持
部材は、フレームストッパと直接係合することもできるし、別の部品を介して係
合することもできる。たとえば、型半を、保持部材と肩もしくは他のストッパと
の間に配置して、保持部材が型半環状フランジを介して肩と係合するようにして
もよい。このように、図示した実施態様は、例として提示したに過ぎず、本発明
に対する限定として意図したものではない。したがって、変更を加えることがで
きるため、本発明がそのような実施態様に限定されないことが当業者によって理
解されるべきである。したがって、請求の範囲の字義どおりの範囲又は同等な範
囲に当てはまるようなあらゆる実施態様が本発明に含まれると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施態様にしたがって構成されたレンズ金型キャリヤの斜視図である
【図2】 図1に示すキャリヤの分解図である。
【図3】 図1に示す3−3線から見た断面図である。
【図4】 図1に示す4−4線から見た断面図である。
【図5】 本発明の実施態様のレンズ金型キャリヤ内のホルダアセンブリを回転させるた
めの調節器具の部分斜視図である。
【図6】 本発明の実施態様のレンズ金型キャリヤの部分断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一の光学面を画定する第一の型半と、第二の光学面を画定
    する第二の型半とを有し、第一の型半及び第二の型半が、第一の光学面と第二の
    光学面との間にレンズ成形キャビティが画定されるよう互いを受けるために構成
    されているものであるレンズ金型を保持するためのキャリヤであって、 前面を画定する第一のフレームと、 該第一のフレームと作用的に連絡し、該第一の型半を受けるように構成されて
    おり、該第一の光学面が該第一のフレームの前面に対して垂直な軸に対して回転
    方向の複数の位置のいずれかで該第一のフレームの前面から外に面するよう該第
    一の型半を回転方向に固定するために調節可能であるホルダアセンブリと、 該第二の光学面がその前面から外に面するよう該第二の型半を受けるために構
    成されている第二のフレームと、 を含み、該第一のフレームと該第二のフレームとが作用位置で整合すると、該第
    二のフレームの前面が該第一のフレームの前面に対向するキャリヤ。
  2. 【請求項2】 該第一のフレームがストッパを含み、該ホルダアセンブリが
    保持部材及び偏倚部材を含み、該偏倚部材が該保持部材を偏倚させて該ストッパ
    と係合させ、該保持部材が、しきいレベルよりも大きい、該保持部材と該ストッ
    パとの間の相対的回転力を加えられると、該ストッパに対して回転可能になり、
    該しきいレベルが、該第一のフレーム及び該第二のフレームの該作用位置への相
    対動の間ならびに該レンズキャビティ中のレンズの成形の間に該保持部材と該ス
    トッパとの間に加わる相対的回転力よりも大きい、請求項1記載のキャリヤ。
  3. 【請求項3】 該ストッパが第一の環状面を画定し、該保持部材が第二の環
    状面を画定し、該ストッパが該偏倚部材によって偏倚させられた該保持部材と係
    合すると、該第二の環状面が該第一の環状面に当接する、請求項2記載のキャリ
    ヤ。
  4. 【請求項4】 該第一のフレーム及び該第二のフレームを該作用位置に保持
    するために構成された掛け止め機構を含む、請求項1記載のキャリヤ。
  5. 【請求項5】 該掛け止め機構が、該第一のフレーム及び該第二のフレーム
    の一方によって収容される第一のピンと、該第一のフレーム及び該第二のフレー
    ムの他方によって収容される第二のピンとを含み、該第一のピン及び該第二のピ
    ンが、解除可能に互いにかみ合うために構成されている、請求項4記載のキャリ
    ヤ。
  6. 【請求項6】 該第一のピンが、そのフレーム及び該他方のフレームに対し
    、該軸に対して並行であり、該他方のフレームまで延びる移動路に沿って往復運
    動することができ、該第二のピンが、該他方のフレームに対し、該軸に対して垂
    直であり、該第一のピンの移動路と交差する移動路に沿って往復運動することが
    できる、請求項4記載のキャリヤ。
  7. 【請求項7】 該第一のピン及び該第二のピンの一方が、該第一のピン及び
    該第二のピンの他方の移動路と一直線に並び、該他方のピンを受けるために構成
    された穴をその中に画定する、請求項6記載のキャリヤ。
  8. 【請求項8】 該一方のピンが該他方のピンから離れるように偏倚されてい
    る、請求項7記載のキャリヤ。
  9. 【請求項9】 該第一のフレーム及び該第二のフレームがそれぞれの接触面
    を含み、該第一のフレームの接触面が該第二のフレームの接触面を押圧して、該
    作用位置にある該第一のフレームと該第二のフレームとを所定の距離だけ離す、
    請求項1記載のキャリヤ。
  10. 【請求項10】 それぞれが、 第一の光学面を画定する第一のレンズ型半、及び 第二の光学面を画定する第二のレンズ型半 を含み、該第一の型半及び該第二の型半が、該第一の光学面と該第二の光学面と
    の間にレンズ成形キャビティが画定されるよう互いを受けるために構成されてい
    るものである複数のレンズ金型と、 前面を画定する第一のフレームと、 それぞれが、該第一のレンズ型半それぞれを受けるために構成されており、該
    第一の光学面が該第一のフレームの前面に対して垂直な軸に対して回転方向の複
    数の位置のいずれかで該第一のフレームの前面から外に面するよう該第一の型半
    を回転方向に固定するために調節可能である、該第一のフレームと作用的に連絡
    する複数のホルダアセンブリと、 該第二の光学面がその前面から外に面するよう該第一のフレーム中の該第一の
    型半の配置に対応するパターンで該第二の型半を受けるために構成された第二の
    フレームと、 を含み、該第一の型半それぞれが対応する該第二の型半と係合して該キャビティ
    を形成する作用位置で該第一のフレームと該第二のフレームとが整合すると、該
    第二のフレームの前面が該第一のフレームの前面に対向するレンズ金型キャリヤ
    システム。
  11. 【請求項11】 該第一のフレームが、該第一のフレームの前面を画定する
    実質的に平面の前面プレートを含み、該第二のフレームが、該第二のフレームの
    前面を画定する実質的に平面の後面プレートを含む、請求項10記載のキャリヤ
  12. 【請求項12】 該第一のフレームが、該第一のフレームの前面に近接する
    複数のストッパを含む、請求項10記載のキャリヤ。
  13. 【請求項13】 該ホルダアセンブリそれぞれが保持部材及び偏倚部材を含
    み、該偏倚部材が該保持部材を偏倚させて該ストッパそれぞれと係合させ、該保
    持部材が、しきいレベルよりも大きい、該保持部材と該ストッパとの間の相対的
    回転力を加えられると、該ストッパに対して回転可能になり、該しきいレベルが
    、該第一のプレート及び該第二のプレートの該作用位置への相対動の間ならびに
    該レンズキャビティ中のレンズの成形の間に該保持部材と該ストッパとの間に加
    わる相対的回転力よりも大きい、請求項12記載のキャリヤ。
  14. 【請求項14】 該保持部材がほぼ円柱形である、請求項13記載のキャリ
    ヤ。
  15. 【請求項15】 該保持部材が、該第一の型半が該保持部材に対して回転方
    向に固定されるよう該第一の型半を受けるために構成された凹みを画定する、請
    求項13記載のキャリヤ。
  16. 【請求項16】 該ストッパが第一の環状面を画定し、該保持部材が第二の
    環状面を画定し、該ストッパが該偏倚部材によって偏倚させられた該保持部材と
    係合すると、該第二の環状面が該第一の環状面に当接する、請求項13記載のキ
    ャリヤ。
  17. 【請求項17】 該偏倚部材がばねを含む、請求項13記載のキャリヤ。
  18. 【請求項18】 該第一のフレーム及び該第二のフレームを該作用位置に保
    持するために構成された掛け止め機構を含む、請求項10記載のキャリヤ。
  19. 【請求項19】 該掛け止め機構が、該第一のフレーム及び該第二のフレー
    ムの一方によって収容される第一のピンと、該第一のフレーム及び該第二のフレ
    ームの他方によって収容される第二のピンとを含み、該第一のピン及び該第二の
    ピンが、解除可能に互いにかみ合うために構成されている、請求項18記載のキ
    ャリヤ。
  20. 【請求項20】 該第一のピン及び該第二のピンの一方を該第一のピン及び
    該第二のピンの他方から離れるように偏倚させる偏倚機構を含む、請求項19記
    載のキャリヤ。
  21. 【請求項21】 該第一のピンが、そのフレーム及び該他方のフレームに対
    し、該軸に対して並行であり、該他方のフレームまで延びる移動路に沿って往復
    運動することができ、該第二のピンが、該他方のフレームに対し、該軸に対して
    垂直であり、該第一のピンの移動路と交差する移動路に沿って往復運動すること
    ができる、請求項19記載のキャリヤ。
  22. 【請求項22】 該第一のピン及び該第二のピンの一方が、該第一のピン及
    び該第二のピンの他方の移動路と一直線に並び、該他方のピンを受けるために構
    成された穴をその中に画定する、請求項21記載のキャリヤ。
  23. 【請求項23】 該第一のピンが該第二のピンから離れるように偏倚されて
    いる、請求項22記載のキャリヤ。
  24. 【請求項24】 該第一のフレーム及び該第二のフレームがそれぞれの接触
    面を含み、該第一のフレームの接触面が該第二のフレームの接触面を押圧して、
    該作用位置にある該第一のフレームと該第二のフレームとを所定の距離だけ離す
    、請求項16記載のキャリヤ。
  25. 【請求項25】 該レンズ金型それぞれの該第一の光学面及び該第二の光学
    面の一方が円環光学区域を画定し、該第一の光学面及び該第二の光学面の他方が
    レンズバラストを画定する、請求項10記載のキャリヤ。
  26. 【請求項26】 それぞれが、 第一の光学面を画定する第一のレンズ型半、及び 第二の光学面を画定する第二のレンズ型半 を含み、該第一の型半及び該第二の型半が、該第一の光学面と該第二の光学面と
    の間にレンズ成形キャビティが画定されるよう互いを受けるために構成されてお
    り、 該第一の光学面及び該第二の光学面の一方が円環光学区域を画定し、該第一の
    光学面及び該第二の光学面の他方がレンズバラストを画定するものである複数の
    レンズ金型と、 プレートの前面に通じる複数の穴をその中に画定し、該穴ごとに、その内周面
    に沿って延びる環状の肩を含む第一のプレートと、 それぞれが、 該第一のプレートの穴それぞれの中に配置され、該第一の型半それぞれを受け
    る保持部材(しきいレベルよりも大きい回転力が該保持部材に加わると、該第一
    の型半それぞれと該保持部材とは、該第一のプレートに対し、該第一のプレート
    の前面に対して垂直な軸を中心に回転可能になる)、及び 一方の側で該第一のプレートを押圧し、他方の側で該保持部材を押圧するばね
    を含む複数のホルダアセンブリと、 該第一のプレート中の該第一のプレートの穴の配置に対応するパターンで設け
    られ、プレートの前面に通じる複数の穴をその中に画定する第二のプレート(該
    第二のプレートの穴それぞれは、該第二の型半それぞれが該第二のプレートの穴
    の中で該軸に対して回転方向に固定され、該第二の光学面が該第二のプレートの
    前面から外に面するよう該第二の型半それぞれを受ける)と、 該第一のプレート及び該第二のプレートの一方に配置され、該軸に対して並行
    な移動路に沿って該第一のプレート及び該第二のプレートの中に画定された穴の
    中を往復運動することができる第一のピンと、 該第一のプレート及び該第二のプレートの他方に配置され、該軸に対して垂直
    であり、該第一のピンの移動路と交差する移動路に沿って該他方のプレートの中
    に画定された穴の中を往復運動することができる第二のピン(該第一のピンが、
    該第二のピンの移動路と一直線に並び、該第二のピンを受けるために構成された
    穴をその中に画定する)と、 該第一のピンと作用的に連絡し、該第一のピンを該第二のピンから離れるよう
    に偏倚させるピンばねと、 を含み、該第一のプレート及び該第二のプレートがそれぞれの接触面を含み、該
    第一のプレートの前面が該第二のプレートの前面に対向する該第一のプレート及
    び該第二のプレートの作用位置で、該第一のプレートの接触面が該第二のプレー
    トの接触面を押圧して、該第一のプレートと該第二のプレートとを、該第一の型
    半それぞれが対向する該第二の型半と係合して該キャビティを形成するような所
    定の距離だけ離し、 該しきいレベルが、該第一のプレート及び該第二のプレートの該作用位置への
    相対動の間ならびに該レンズキャビティ中のレンズの成形の間に該保持部材と該
    環状の肩との間に加わる相対的回転力よりも大きい、レンズ金型キャリヤシステ
    ム。
  27. 【請求項27】 該保持部材が、その横断方向端部に凹みを画定するほぼ円
    柱状の部材であり、該第一の型半それぞれが該凹みに受けられる、請求項26記
    載のキャリヤ。
  28. 【請求項28】 該第一の型半それぞれが非円形の外周を有し、該凹みが、
    該第一の型半それぞれが該凹みの中で回転方向に固定されるよう該非円形の型半
    外周に対応する内周面を有する、請求項27記載のキャリヤ。
  29. 【請求項29】 第一の光学面を画定する第一の型半と、第二の光学面を画
    定する第二の型半とを含み、第一の型半及び第二の型半が、第一の光学面と第二
    の光学面との間にレンズ成形キャビティが画定されるよう互いを受けるために構
    成されているものであるレンズ金型を保持するためのキャリヤであって、 前面を画定する第一のフレームと、 該第一の光学面が該第一のフレームの前面に対して垂直な軸に対して回転方向
    の複数の位置のいずれかで該第一のフレームの前面から外に面するよう該第一の
    型半を回転方向に固定するために調節可能である、該第一の型半を受けるための
    手段と、 該第二の光学面が該第二のフレームの前面から外に面するよう該第二の型半を
    受けるための第二のフレーム手段と、 を含み、該第一のフレームと該第二のフレームとが作用位置で整合すると、該第
    二のフレームの前面が該第一のフレームの前面に対向するキャリヤ。
JP2000597116A 1999-02-05 2000-02-03 レンズ金型キャリヤ Expired - Fee Related JP4541561B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US24496799A 1999-02-05 1999-02-05
US09/244,967 1999-02-05
PCT/EP2000/000871 WO2000046016A1 (en) 1999-02-05 2000-02-03 Lens mold carrier

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2002536207A true JP2002536207A (ja) 2002-10-29
JP2002536207A5 JP2002536207A5 (ja) 2007-04-19
JP4541561B2 JP4541561B2 (ja) 2010-09-08

Family

ID=22924817

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000597116A Expired - Fee Related JP4541561B2 (ja) 1999-02-05 2000-02-03 レンズ金型キャリヤ

Country Status (10)

Country Link
EP (1) EP1148989B1 (ja)
JP (1) JP4541561B2 (ja)
AR (1) AR022488A1 (ja)
AT (1) ATE254996T1 (ja)
AU (1) AU3421700A (ja)
CA (1) CA2346899A1 (ja)
DE (1) DE60006782T2 (ja)
NO (1) NO20012202D0 (ja)
TW (1) TW442381B (ja)
WO (1) WO2000046016A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045157A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Coopervision Inc コンタクトレンズ型及びそれを生成するためのシステム及び方法
JP2009525151A (ja) * 2006-02-01 2009-07-09 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド トーリックコンタクトレンズ製造における軸制御

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001074570A2 (en) * 2000-03-30 2001-10-11 Q2100, Inc. Apparatus and system for the production of plastic lenses
US6528955B1 (en) 2000-03-30 2003-03-04 Q2100, Inc. Ballast system for a fluorescent lamp
US6543984B1 (en) 2000-03-31 2003-04-08 Bausch & Lomb Incorporated Lens transfer method and devices
US6729835B2 (en) 2002-03-28 2004-05-04 Bausch & Lomb Incorporated Handling assembly for fixturing ophthalmic lenses
TWI813069B (zh) * 2020-11-17 2023-08-21 瑞士商愛爾康公司 用於成型眼科透鏡之模具單元

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189122A (ja) * 1985-12-19 1987-08-18 ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニ− 光学装置を製造する方法
JPH032531U (ja) * 1989-05-29 1991-01-11
JPH09323366A (ja) * 1995-12-29 1997-12-16 Johnson & Johnson Vision Prod Inc 配置アレーおよび配置方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3871803A (en) * 1971-12-21 1975-03-18 Beattie Dev Company Apparatus for producing an optical molding plaque
US4402659A (en) * 1981-12-30 1983-09-06 American Optical Corporation Mold clamping fixture
US4693446A (en) * 1985-09-20 1987-09-15 Techna Vision, Inc. Gasket for molding plastic lenses

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62189122A (ja) * 1985-12-19 1987-08-18 ミネソタ マイニング アンド マニユフアクチユアリング カンパニ− 光学装置を製造する方法
JPH032531U (ja) * 1989-05-29 1991-01-11
JPH09323366A (ja) * 1995-12-29 1997-12-16 Johnson & Johnson Vision Prod Inc 配置アレーおよび配置方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007045157A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Coopervision Inc コンタクトレンズ型及びそれを生成するためのシステム及び方法
US8491824B2 (en) 2005-08-09 2013-07-23 Cooper Vision International Holding Company, LLP Contact lens molds and systems and methods for producing same
KR101330869B1 (ko) 2005-08-09 2013-11-18 쿠퍼비젼 인터내셔날 홀딩 캄파니, 엘피 콘택트 렌즈 몰드와 그 제조 시스템 및 방법
JP2009525151A (ja) * 2006-02-01 2009-07-09 ジョンソン・アンド・ジョンソン・ビジョン・ケア・インコーポレイテッド トーリックコンタクトレンズ製造における軸制御

Also Published As

Publication number Publication date
NO20012202L (no) 2001-05-03
ATE254996T1 (de) 2003-12-15
DE60006782T2 (de) 2004-09-30
NO20012202D0 (no) 2001-05-03
TW442381B (en) 2001-06-23
AU3421700A (en) 2000-08-25
DE60006782D1 (de) 2004-01-08
WO2000046016A1 (en) 2000-08-10
CA2346899A1 (en) 2000-08-10
AR022488A1 (es) 2002-09-04
JP4541561B2 (ja) 2010-09-08
EP1148989A1 (en) 2001-10-31
EP1148989B1 (en) 2003-11-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100840416B1 (ko) 토릭 콘택트 렌즈의 캐스트 성형 방법
AU681015B2 (en) Method of cast molding toric contact lenses
US7935280B2 (en) Core locking assembly and method for orientation of asymmetric tooling
US6669460B1 (en) Lens mold carrier
WO1996016780A2 (en) Cast molding of intraocular lenses
JP2002507160A (ja) 回転非対称なコンタクトレンズ表面のための射出成形方法
CN107107315A (zh) 用于眼镜片上的光学有效面的精细处理的工具的抛光盘
CA2274763C (en) Toric contact lens markings
JP2002536207A (ja) レンズ金型キャリヤ
JPH04301424A (ja) 円環状レンズ成形型アーバ
WO2019123128A1 (en) Method for manufacturing toric contact lenses
JP2011508284A (ja) 眼科デバイスを含むバイオメディカルデバイスを形成するためのキャスティングモールド
EP0974069B1 (en) Toric contact lenses
EP0942311A1 (en) Prism ballast type contact lens, method of producing the same, and mold assembly used in producing the lens
CA2292354C (en) Toric contact lens with axis offset compensation and method and apparatus for manufacturing same
US5150547A (en) Ophthalmic lens prism blocking ring
CA2985739C (en) Cast molding toric contact lenses
JPH0854552A (ja) レンズホルダー
CN116852212B (zh) 一种加工非球面红外光学镜片的校正装置及方法
TW202220819A (zh) 用於成型眼科透鏡之模具單元
JP3002531U (ja) 複合非球面レンズ成形型装置
US5764331A (en) Combination of spectacle lenses and frames therefor

Legal Events

Date Code Title Description
A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20070202

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090428

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20090727

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20090803

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090827

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100601

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100624

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130702

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees