JPH09322541A - 電力変換装置 - Google Patents

電力変換装置

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JPH09322541A
JPH09322541A JP13706196A JP13706196A JPH09322541A JP H09322541 A JPH09322541 A JP H09322541A JP 13706196 A JP13706196 A JP 13706196A JP 13706196 A JP13706196 A JP 13706196A JP H09322541 A JPH09322541 A JP H09322541A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力変換装置の部品点数を削減しかつ回路構
成を簡素化する。 【解決手段】 本発明による電力変換装置では、三相交
流電源のR相−S相、S相−T相、T相−R相の各出力
端子間に接続される整流回路19〜21を、三相交流電
源の各出力端子間のR(S、T)相出力端子及び昇圧用
リアクトル12(13、14)間に接続される第1の整
流ダイオード19a(20a、21a)と、三相交流電源
の各出力端子間のS(T、R)相出力端子及び昇圧用リ
アクトル12(13、14)間に接続される第2の整流
ダイオード19b(20b、21b)と、直流出力端子1
1及び三相交流電源のR(S、T)相出力端子間に接続
される第3の整流ダイオード19c(20c、21c)と
で構成する。このように、本発明では各整流回路19〜
21を構成する整流ダイオードの個数を削減したので、
装置全体としての部品点数を削減でき、回路構成を簡素
化できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、多相交流入力から
直流出力又は他の交流出力を得る電力変換装置、特に部
品点数の削減及び回路構成の簡略化を図った電力変換装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】三相、六相又は十二相等の多相交流入力
から直流出力又は他の交流出力、即ち相数、電圧、周波
数等の異なる交流出力を得る電力変換装置は、従来より
電子機器及び電気機器の分野で広く使用されている。例
えば、図11に示す従来の電力変換装置としての三相コ
ンバータ装置では、三相交流電源の各線間毎に絶縁用ト
ランス44〜46を介して接続された整流回路としての
整流ブリッジ回路1〜3により各線間の単相交流を全波
整流し、コンバータ回路としての昇圧チョッパ回路4〜
6内のスイッチング素子としてのパワートランジスタ7
〜9をオン・オフ制御して各整流ブリッジ回路1〜3の
整流出力電圧を一定の直流電圧に変換することにより、
直流出力端子10、11から定電圧の直流出力を得てい
る。図11において、R、S、Tはそれぞれ三相交流電
源のR相、S相、T相を示し、44a〜46aは絶縁用ト
ランス44〜46の1次巻線、44b〜46bは絶縁用ト
ランス44〜46の2次巻線、1a〜1d、2a〜2d及び
3a〜3dは整流ブリッジ回路1〜3を構成する第1〜第
4の整流ダイオード、12〜14は昇圧用リアクトル、
15〜17は還流用ダイオード、18は平滑コンデンサ
を示す。パワートランジスタ7(8、9)、昇圧用リア
クトル12(13、14)、還流用ダイオード15(1
6、17)及び平滑コンデンサ18は昇圧チョッパ回路
4(5、6)を構成する。なお、前述の説明における括
弧内の各符号は同順である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11に示
す三相コンバータ装置のような従来の電力変換装置で
は、整流ブリッジ回路1〜3を構成する整流ダイオード
1a〜1d、2a〜2d及び3a〜3dの使用数が12個と多
いため、装置全体としての部品点数が増加すると共に回
路構成が複雑になる欠点があった。
【0004】そこで、本発明は部品点数を削減できかつ
回路構成が簡素な電力変換装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による電力変換装
置は、多相交流電源の各線間毎に接続されかつ前記各線
間の単相交流を直流に変換する整流回路を備え、前記整
流回路は前記多相交流電源の各線間の一方の相出力端子
及び前記整流回路の一方の整流出力端子間に接続される
第1の整流素子と、前記多相交流電源の各線間の他方の
相出力端子及び前記一方の整流出力端子間に接続される
第2の整流素子と、前記整流回路の他方の整流出力端子
及び前記多相交流電源の各線間の何れか一方の相出力端
子間に接続される第3の整流素子とを有する。本発明の
実施形態では、直流電圧のレベルを変換するコンバータ
回路が前記各整流回路の後段にそれぞれ接続されてい
る。また、本発明の他の実施形態では、直流を交流に変
換するインバータ回路が前記各整流回路の後段にそれぞ
れ接続されている。
【0006】多相交流電源の或る線間の一方の相出力端
子の電圧が他方の相出力端子の電圧よりも高いときは、
多相交流電源の一方の相出力端子から或る線間に接続さ
れた整流回路における第1の整流素子、整流出力端子間
に接続される負荷、或る線間に隣接する他の線間に接続
された整流回路における第3の整流素子及び多相交流電
源の他方の相出力端子の経路で電流が流れる。また、多
相交流電源の或る線間の一方の相出力端子の電圧が他方
の相出力端子の電圧よりも低いときは、多相交流電源の
他方の相出力端子から或る線間に接続された整流回路に
おける第2の整流素子、整流出力端子間に接続される負
荷、或る線間に接続された整流回路における第3の整流
素子及び多相交流電源の一方の相出力端子の経路で電流
が流れる。以上は、多相交流電源の或る線間において、
整流回路の他方の整流出力端子と多相交流電源の一方の
相出力端子との間に第3の整流素子を接続した場合を示
すが、整流回路の他方の整流出力端子と多相交流電源の
他方の相出力端子との間に第3の整流素子を接続した場
合においても略同様である。このため、多相交流電源の
各線間毎に接続される整流回路の各々において、1個の
整流回路につき3個の整流素子で構成できるので、各整
流回路を構成する整流素子の個数を削減できる。したが
って、電力変換装置の部品点数を削減できると共に回路
構成を簡素化できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明による電力変換装置
を三相コンバータ装置に適用した場合の一実施形態を図
1に基づいて説明する。但し、図1では図11に示す箇
所と実質的に同一の部分には同一の符号を付し、その説
明を省略する。なお、以下の説明において括弧内の各符
号は同順とする。図1に示す実施形態の三相コンバータ
装置は、三相交流電源のR(S、T)相出力端子及び昇
圧用リアクトル12(13、14)間に接続された第1
の整流素子としての第1の整流ダイオード19a(20
a、21a)と、三相交流電源のS(T、R)相出力端子
及び昇圧用リアクトル12(13、14)間に接続され
た第2の整流素子としての第2の整流ダイオード19b
(20b、21b)と、直流出力端子11及び三相交流電
源のR(S、T)相出力端子間に接続された第3の整流
素子としての第3の整流ダイオード19c(20c、21
c)とから構成される整流回路19(20、21)を図
11における整流ブリッジ回路1(2、3)の代わりに
接続し、絶縁用トランス44(45、46)を省略した
ものである。但し、整流回路19(20、21)におけ
る第3の整流ダイオード19c(20c、21c)には、
各相間の帰還電流が共通して流れるので、電流容量の大
きいものが使用される。その他の構成は、図11に示す
三相コンバータ装置と略同様である。
【0008】次に、図1に示す三相コンバータ装置の動
作について説明する。三相交流電源のR−S相間におい
て、三相交流電源のR相出力端子の電圧VRがS相出力
端子の電圧VSよりも高いとき、三相交流電源のR相出
力端子からR−S相間に接続された整流回路19におけ
る第1の整流ダイオード19a、整流回路19の整流出
力端子間に接続された昇圧チョッパ回路4と直流出力端
子10、11間に接続される図示しない負荷との並列接
続回路、S−T相間に接続された整流回路20における
第3の整流ダイオード20c、三相交流電源のS相出力
端子の経路で電流が流れる。また、三相交流電源のR相
出力端子の電圧VRがS相出力端子の電圧VSよりも低い
ときは三相交流電源のS相出力端子からR−S相間に接
続された整流回路19における第2の整流ダイオード1
9b、整流回路19の整流出力端子間に接続された昇圧
チョッパ回路4と直流出力端子10、11間に接続され
る図示しない負荷との並列接続回路、整流回路19にお
ける第3の整流ダイオード19c、三相交流電源のR相
出力端子の経路で電流が流れる。前述と同様の動作が三
相交流電源のS−T相間及びT−R相間においても行な
われる。これにより、各整流回路19〜21の整流出力
端子にそれぞれ接続された昇圧チョッパ回路4〜6内の
昇圧用リアクトル12〜14に全波整流電圧がそれぞれ
印加される。更に、これによって各昇圧用リアクトル1
2〜14に流れる電流は各パワートランジスタ7〜9の
オン・オフ動作により断続され、各還流用ダイオード1
5〜17を通して平滑コンデンサ18の両端の直流出力
端子10、11に昇圧された定電圧の直流出力電圧V
OUTが発生する。
【0009】ここで、整流回路19に接続された昇圧チ
ョッパ回路4の動作について更に説明すると、パワート
ランジスタ7がオン状態のときは、昇圧用リアクトル1
2に電流が流れてエネルギが蓄積される。その後、パワ
ートランジスタ7がオン状態からオフ状態になると、パ
ワートランジスタ7のオン期間中に昇圧用リアクトル1
2に蓄積されたエネルギが還流用ダイオード15を介し
て平滑コンデンサ18へ放出され、平滑コンデンサ18
が昇圧充電される。また、平滑コンデンサ18の両端の
電圧に応じてパワートランジスタ7のベース端子に印加
するオン・オフ制御信号VB1をPWM(パルス幅変調)
制御することにより、直流出力端子10、11に発生す
る直流出力電圧VOUTが一定値に保持される。更に、三
相交流電源のR−S相間の線間電圧に基づいてパワート
ランジスタ7のベース端子に印加するオン・オフ制御信
号VB1を制御することにより、昇圧用リアクトル12に
流れる電流の平均値の変化が正弦波状に制御される。前
述と同様の動作が整流回路20、21にそれぞれ接続さ
れた昇圧チョッパ回路5、6においても行なわれる。こ
れにより、各昇圧チョッパ回路4〜6の入力側には、そ
れぞれ三相交流電源の各相間の線間電圧の位相に同期す
る相電流IRS、IST、ITRが流れる。したがって、前記
の各相電流IRS、IST、ITRをそれぞれ合成した三相交
流電源のR〜T相出力端子からの各線電流IR、IS、I
Tは正弦波状に変化する。また、三相交流電源のR〜T
相出力端子からの各線電流IR、IS、ITは、それぞれ
三相交流電源のR〜T相出力端子における各相電圧
R、VS、VTと略同相であるから、入力力率は1とな
る。
【0010】以上のように、図1に示す実施形態では、
三相交流電源のR(S、T)相出力端子の電圧V
R(VS、VT)がS(T、R)相出力端子の電圧VS(V
T、VR)よりも高いとき、R(S、T)相出力端子から
S(T、R)相出力端子へ帰還される電流がS−T(T
−R、R−S)相間に接続された整流回路20(21、
19)における第3の整流ダイオード20c(21c、1
9c)を通して流れるので、図11における各整流ブリ
ッジ回路1〜3の第4の整流ダイオード1d〜3dに相当
する帰還側整流ダイオードが不要となる。このため、三
相交流電源の各線間毎の整流回路19〜21をそれぞれ
3個の整流ダイオード19a〜19c、20a〜20c、2
1a〜21cで構成でき、図11に示す従来の回路に比較
して整流ダイオードの個数を削減できる。したがって、
電力変換装置全体としての部品点数を削減できると共に
回路構成の簡素化が可能である。
【0011】図1に示す実施形態の三相コンバータ装置
は変更が可能である。例えば、図2に示す実施形態の三
相コンバータ装置は、図1に示す各昇圧チョッパ回路4
〜6における各還流用ダイオード15〜17の出力端と
帰還側の直流出力端子11との間にそれぞれ平滑コンデ
ンサ22〜24を接続し、各平滑コンデンサ22〜24
を介して第1〜第3の直流出力端子25〜27から個別
の直流出力を得るようにしたものである。各昇圧チョッ
パ回路4〜6の動作については、図1に示す実施形態と
略同様であるので説明は省略する。図2に示す三相コン
バータ装置では、各昇圧チョッパ回路4〜6内のパワー
トランジスタ7〜9をそれぞれ個別にオン・オフ制御す
ることにより、電圧値の異なる3種類の直流出力電圧V
OUT1〜VOUT3を第1〜第3の直流出力端子25〜27と
帰還側の直流出力端子11との各間から得ることができ
る。また、図1における昇圧用リアクトル12〜14
は、図3に示すように各整流回路19〜21の交流入力
側に接続してもよく、図2に示す実施形態においても前
述と同様の変更が可能である。更に、図4に示すよう
に、図1におけるパワートランジスタ7(8、9)の前
段に循環電流用ダイオード28及び部分共振用コンデン
サ29を追加接続し、パワートランジスタ7(8、9)
の後段に部分共振用トランジスタ30、部分共振用リア
クトル31及び還流用ダイオード32を追加接続して図
1における昇圧チョッパ回路4(5、6)を部分共振型
の昇圧チョッパ回路としてもよい。図4に示す回路で
は、パワートランジスタ7(8、9)のスイッチング電
圧及び電流波形の立上り及び立下りが共振作用により正
弦波状となり、ゼロ電圧スイッチング(ZVS)及びゼ
ロ電流スイッチング(ZCS)を容易に達成できるの
で、パワートランジスタ7(8、9)のスイッチング損
失を低減できる利点がある。図5は、図4に示す部分共
振型の昇圧チョッパ回路において部分共振用コンデンサ
33及び還流用ダイオード34を更に追加接続して部分
共振用トランジスタ30のスイッチング損失を低減した
ものを示す。図6は、図5に示す部分共振型の昇圧チョ
ッパ回路において部分共振用コンデンサ35と部分共振
用リアクトル36及び共振電流用ダイオード37の直列
回路とを追加接続して部分共振用トランジスタ30のス
イッチング損失を更に低減したものを示す。また、図4
〜図6に示す実施形態においても図3に示す実施態様と
同様の変更が可能であり、この場合は循環電流用ダイオ
ード28を省略することができる。
【0012】図7に示す実施形態の三相コンバータ装置
は、図1の実施形態における各昇圧チョッパ回路4〜6
をそれぞれパワートランジスタ7〜9、還流用ダイオー
ド15〜17、平滑リアクトル41〜43及び平滑コン
デンサ18から構成される降圧チョッパ回路38〜40
に変更したものである。したがって、図7に示す実施形
態における各整流回路19〜21の動作及び電流経路は
図1に示す実施形態と全く同一であるので、説明は省略
する。図7に示す三相コンバータ装置では、平滑コンデ
ンサ18の両端の電圧に応じて各パワートランジスタ7
〜9のベース端子に印加するオン・オフ制御信号VB1
B3をPWM(パルス幅変調)制御することにより、直
流出力端子10、11から降圧された定電圧の直流出力
電圧VOU Tを得ることができる。また、図1に示す実施
形態と同様に、三相交流電源の各相間の線間電圧に基づ
いて各パワートランジスタ7〜9のベース端子に印加す
るオン・オフ制御信号VB1〜VB3をそれぞれ制御するこ
とにより、三相交流電源のR〜T相出力端子における各
相電圧VR、VS、VTと略同相の三相交流電源のR〜T
相出力端子からの各線電流IR、IS、ITを正弦波状に
制御して入力力率を1とすることができる。
【0013】図7に示す実施形態の三相コンバータ装置
においても、図2及び図4〜図6に示す各実施形態と同
様の変更が可能である。例えば、図8は図7に示す各降
圧コンバータ38〜40に図4に示す実施形態と同様の
変更を行なったものである。即ち、図8に示す回路で
は、図7におけるパワートランジスタ7(8、9)と並
列に循環電流用ダイオード28及び部分共振用コンデン
サ29を追加接続し、パワートランジスタ7(8、9)
と並列に部分共振用トランジスタ30及び部分共振用リ
アクトル31の直列回路を追加接続し、部分共振用トラ
ンジスタ30及び部分共振用リアクトル31の直列回路
の接続点と直流出力端子11との間に還流用ダイオード
32を追加接続して図7における降圧チョッパ回路38
(39、40)を部分共振型の降圧チョッパ回路として
いる。したがって、図8に示す回路においても、図4に
示す回路と同様にパワートランジスタ7(8、9)のス
イッチング損失を低減できる利点がある。図9は、図8
に示す部分共振型の降圧チョッパ回路に部分共振用コン
デンサ33及び還流用ダイオード34を更に追加接続し
て図5に示す実施形態と同様に部分共振用トランジスタ
30のスイッチング損失を低減したものを示す。図10
は、図9に示す部分共振型の降圧チョッパ回路において
部分共振用コンデンサ35と部分共振用リアクトル36
及び共振電流用ダイオード37の直列回路とを追加接続
して図6に示す実施形態と同様に部分共振用トランジス
タ30のスイッチング損失を更に低減したものを示す。
【0014】本発明の実施態様は前記の各実施形態に限
定されず、更に種々の変更が可能である。例えば、上記
の各実施形態では整流回路19(20、21)を構成す
る第3の整流ダイオード19c(20c、21c)を直流
出力端子11及び三相交流電源のR(S、T)相出力端
子間に接続する形態を示したが、直流出力端子11及び
三相交流電源のS(T、R)相出力端子間に第3の整流
ダイオード19c(20c、21c)を接続してもよい。
また、上記の各実施形態ではスイッチング素子としてバ
イポーラ型のパワートランジスタ7〜9、44〜52を
使用する形態を示したが、バイポーラ型パワートランジ
スタの代わりにMOS-FET(MOS型電界効果トラ
ンジスタ)、IGBT(絶縁ゲート型電界効果トランジ
スタ)、J-FET(接合型電界効果トランジスタ)又
はサイリスタ等を使用してもよい。また、図1〜図10
に示す実施形態ではコンバータ回路を昇圧チョッパ回路
4〜6(図1〜図6)又は降圧チョッパ回路38〜40
(図7〜図10)として構成する形態を示したが、昇降
圧チョッパ回路として構成することも可能である。ま
た、各コンバータ回路はチョッパ型コンバータに限ら
ず、フライバック型又はフォワード型コンバータ或いは
ハーフブリッジ型又はフルブリッジ型コンバータ等の他
の型式のコンバータとして構成することも可能である。
また、上記の各実施形態において、各コンバータ回路の
代わりに直流を交流に変換するインバータ回路を各整流
回路19〜21の後段にそれぞれ接続し、三相交流入力
から各整流回路19〜21及び各インバータ回路を介し
て他の交流出力を得るようにしてもよい。更に、本発明
は、三相コンバータ装置に限定されることなく、六相又
は十二相等の三相以上の多相交流入力から直流出力又は
相数、電圧、周波数等の異なる他の交流出力を得る電力
変換装置にも適用できることは明らかである。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、多相交流電源の各線間
毎に接続される整流回路をそれぞれ3個の整流素子で構
成できるので、整流素子の個数を削減して電力変換装置
全体としての部品点数を削減でき、回路構成の簡素化が
可能である。特に、六相又は十二相等の三相以上の多相
交流入力から直流出力又は相数、電圧、周波数等の異な
る他の交流出力を得る電力変換装置において、本発明の
効果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電力変換装置を三相コンバータ
装置に適用した一実施形態を示す電気回路図
【図2】 図1に示す三相コンバータ装置の変更実施形
態を示す電気回路図
【図3】 図1に示す三相コンバータ装置の他の変更実
施形態を示す電気回路図
【図4】 図1に示す昇圧チョッパ回路の第1の変更実
施形態を示す電気回路図
【図5】 図1に示す昇圧チョッパ回路の第2の変更実
施形態を示す電気回路図
【図6】 図1に示す昇圧チョッパ回路の第3の変更実
施形態を示す電気回路図
【図7】 図1に示す三相コンバータ装置の昇圧チョッ
パ回路を降圧チョッパ回路に変更した実施形態を示す電
気回路図
【図8】 図7に示す降圧チョッパ回路の第1の変更実
施形態を示す電気回路図
【図9】 図7に示す降圧チョッパ回路の第2の変更実
施形態を示す電気回路図
【図10】 図7に示す降圧チョッパ回路の第3の変更
実施形態を示す電気回路図
【図11】 従来の電力変換装置を示す三相コンバータ
装置の電気回路図
【符号の説明】
1〜3...整流ブリッジ回路(整流回路)、4〜
6...昇圧チョッパ回路(コンバータ回路)、7〜
9...パワートランジスタ(スイッチング素子)、1
0,11...直流出力端子、12〜14...昇圧用
リアクトル、15〜17,32,34...還流用ダイ
オード、18,22〜24...平滑コンデンサ、19
〜21...整流回路、19a〜21a...第1の整流
ダイオード(第1の整流素子)、19b〜21b...第
2の整流ダイオード(第2の整流素子)、19c〜21
c...第3の整流ダイオード(第3の整流素子)、2
5〜27...第1〜第3の直流出力端子、28...
循環電流用ダイオード、29,33,35...部分共
振用コンデンサ、30...部分共振用トランジスタ、
31,36...部分共振用リアクトル、37...共
振電流用ダイオード、38〜40...降圧チョッパ回
路(コンバータ回路)、41〜43...平滑リアクト
ル、44〜46...絶縁用トランス、44a〜46
a...1次巻線、44b〜46b...2次巻線

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多相交流電源の各線間毎に接続されかつ
    前記各線間の単相交流を直流に変換する整流回路を備え
    た電力変換装置において、 前記整流回路は、前記多相交流電源の各線間の一方の相
    出力端子及び前記整流回路の一方の整流出力端子間に接
    続される第1の整流素子と、前記多相交流電源の各線間
    の他方の相出力端子及び前記一方の整流出力端子間に接
    続される第2の整流素子と、前記整流回路の他方の整流
    出力端子及び前記多相交流電源の各線間の何れか一方の
    相出力端子間に接続される第3の整流素子とを有するこ
    とを特徴とする電力変換装置。
  2. 【請求項2】 直流電圧のレベルを変換するコンバータ
    回路が前記各整流回路の後段にそれぞれ接続された「請
    求項1」に記載の電力変換装置。
  3. 【請求項3】 直流を交流に変換するインバータ回路が
    前記各整流回路の後段にそれぞれ接続された「請求項
    1」に記載の電力変換装置。
JP08137061A 1996-05-30 1996-05-30 電力変換装置 Expired - Fee Related JP3092792B2 (ja)

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