JPH09322024A - 表示制御装置 - Google Patents

表示制御装置

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JPH09322024A
JPH09322024A JP8137098A JP13709896A JPH09322024A JP H09322024 A JPH09322024 A JP H09322024A JP 8137098 A JP8137098 A JP 8137098A JP 13709896 A JP13709896 A JP 13709896A JP H09322024 A JPH09322024 A JP H09322024A
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JP
Japan
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control signal
determining
character
white balance
iris
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JP8137098A
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English (en)
Inventor
Kentaro Uekane
健太郎 上金
Takahiro Imai
隆洋 今井
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来から用いていた制御信号を利用して、最
適なキャラクタ表示を行う表示制御装置を提供すること
にある。 【解決手段】 キャラクタの表示制御部分のシステム制
御マイコン4は、信号判定部11、デザイン決定部1
2、デザインデータテーブル13、サイズ決定部14、
サイズデータテーブル15、色決定部16、色データテ
ーブル17、輝度決定部18、輝度データテーブル1
9、表示位置決定部20、表示位置データテーブル21
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置等の
表示部を有するモニタ付ビデオカメラ等に用いる表示制
御装置に関し、特に表示部に対する文字や記号のキャラ
クタの表示を制御する表示制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置等の表示部を有するモニタ
付ビデオカメラにおいては、例えばバッテリー残量警告
表示等を文字や記号で表示することができる。その場
合、背景と区別がつかない場合は、文字や記号で表示す
る意味がなくなるため、様々の工夫がなされている。例
えば、警告表示をする場合、被写体の輝度が高かった
り、被写体の色が警告表示と同色であったりすると表示
が見えにくくなる問題があった。そこで、特開平5−1
30464号公報に開示してあるように、被写体の輝度
に応じて警告表示の輝度を変えて見えやすいようにする
方法がある。また、特開平5−145804号公報に開
示してあるように、警告表示の色を被写体の色とは異な
る色として表示することで、見えやすくする方法があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−1
30464号公報にあっては専用の検出回路を必要と
し、処理回路の構成が複雑となってしまう。一方、特開
平5−145804号公報にあっては、色の検出及び制
御の方法については全く記載されていない。また、これ
らの制御は、警告表示を見えやすくするのみであり、場
合によっては警告表示が目立ちすぎて、肝心の被写体が
見えにくくなってしまうことがあり、使い勝手が悪いと
いう問題もあった。
【0004】本発明の目的は、従来から用いていた制御
信号を利用して、最適なキャラクタ表示を行う表示制御
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、アイリス
制御を行っているビデオカメラの映像表示部にキャラク
タを制御して表示する表示制御装置において、アイリス
制御信号のレベルを判定する判定手段と、前記アイリス
制御信号のレベルに応じてキャラクタのデザインを選択
決定するデザイン決定手段と、を備えたことを特徴とす
る。
【0006】また、デザイン決定手段の代わりに、前記
アイリス制御信号のレベルに応じてキャラクタのサイズ
を選択決定するサイズ決定手段を備えてもよいし、前記
アイリス制御信号のレベルに応じてキャラクタの色を選
択決定する色決定手段を備えてもよいし、前記アイリス
制御信号のレベルに応じてキャラクタの表示位置を選択
決定する表示位置決定手段を備えてもよい。
【0007】第2の発明は、ホワイトバランス制御を行
っているビデオカメラの映像表示部にキャラクタを制御
して表示する表示制御装置において、ホワイトバランス
制御信号のレベルを判定する判定手段と、前記ホワイト
バランス制御信号のレベルに応じてキャラクタのデザイ
ンを選択決定するデザイン決定手段と、を備えたことを
特徴とする。
【0008】また、デザイン決定手段の代わりに、前記
ホワイトバランス制御信号のレベルに応じてキャラクタ
のサイズを選択決定するサイズ決定手段を備えてもよい
し、前記ホワイトバランス制御信号のレベルに応じて前
記色記憶手段に記憶されたキャラクタの色を選択決定す
る色決定手段を備えてもよいし、前記ホワイトバランス
制御信号のレベルに応じてキャラクタの表示位置を選択
決定する表示位置決定手段を備えてもよい。
【0009】第3の発明は、アイリス制御及びホワイト
バランス制御を行っているビデオカメラの映像表示部に
キャラクタを制御して表示する表示制御装置において、
アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号のレベ
ルを判定する判定手段と、前記アイリス制御信号及びホ
ワイトバランス制御信号のレベルに応じてキャラクタの
デザインを選択決定するデザイン決定手段と、を備えた
ことを特徴とする。
【0010】また、デザイン決定手段の代わりに、前記
アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号のレベ
ルに応じてキャラクタのサイズを選択決定するサイズ決
定手段を備えてもよいし、前記アイリス制御信号及びホ
ワイトバランス制御信号のレベルに応じて前記色記憶手
段に記憶されたキャラクタの色を選択決定する色決定手
段を備えてもよいし、前記アイリス制御信号及びホワイ
トバランス制御信号のレベルに応じてキャラクタの表示
位置を選択決定する表示位置決定手段を備えてもよい。
【0011】本発明においては、アイリス制御信号やホ
ワイトバランス制御信号に基づいて被写体の周囲の明る
さや光源を判定し、キャラクタ表示の大きさ、デザイ
ン、色、表示位置を制御するので、自動的にかつ適正な
キャラクタ表示をすることができる。すなわち、キャラ
クタが常に見やすく目立つということではなく、被写体
が見えにくくならないようにしながら、出来る限りキャ
ラクタを見やすく表示する制御を行う。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係
る表示制御装置を有するモニタ付ビデオカメラの一実施
形態を示すブロック図である。このビデオカメラは、レ
ンズ部1、カメラ信号処理回路2、カメラ制御マイクロ
コンピュータ(以下、マイコンと略称する)3、システ
ム制御マイコン4、表示処理回路5、液晶パネル6、バ
ックライト7から構成される。
【0013】レンズ部1は、レンズ、CCD、アイリス
検出センサからなり、CCDで検出した信号とアイリス
検出センサで検出した信号をカメラ信号処理回路2に送
出する。カメラ信号処理回路2は、レンズ部1から送ら
れた信号をA/D変換してデジタル信号にし、CCD検
出信号を輝度信号やR,G,B信号からなる映像信号に
する処理を行う。アイリス信号はカメラ制御マイコン3
に、映像信号はカメラ制御マイコン3と表示処理回路5
に出力される。
【0014】カメラ制御マイコン3は、検出した輝度と
基準輝度と比較して最適なアイリス値であるアイリス制
御信号を生成し、また、R,G,B信号からホワイトバ
ランス制御信号を生成する。アイリス制御信号は、レン
ズ部1にフィードバックされるとともに、システム制御
マイコン4にも出力される。一方、ホワイトバランス制
御信号は、システム制御マイコン4に送られる。
【0015】また、各センサやキー入力装置からの入力
信号がシステム制御マイコン4に入力される。センサ
は、例えばバッテリー残量等を検出するものであり、キ
ー入力装置はユーザーが文字や数字等の表示キャラクタ
を入力するためのものである。システム制御マイコン4
において、各センサやキー入力装置からの入力信号、ア
イリス制御信号、ホワイトバランス制御信号からキャラ
クタのサイズや色等の最適なものを選択して、そのデー
タを表示処理回路5に出力する。そして、表示処理回路
5にて、液晶パネル6に表示する最終的な信号を生成す
る。
【0016】図2は、システム制御マイコン4を示すブ
ロック図である。このシステム制御マイコン4は、キャ
ラクタの表示制御部分として、信号判定部11、デザイ
ン決定部12、デザインデータテーブル13、サイズ決
定部14、サイズデータテーブル15、色決定部16、
色データテーブル17、輝度決定部18、輝度データテ
ーブル19、表示位置決定部20、表示位置データテー
ブル21を備える。これ以外にも、当然にビデオカメラ
のシステムを制御する部分も有しているが、ここでは表
示制御部分のみを説明する。
【0017】カメラ制御マイコン3からの制御信号は、
アイリス制御信号やホワイトバランス制御信号であり、
制御信号判定部11に出力される。制御信号判定部21
で信号レベルを判定して、その判定信号に基づいて各決
定部12,14,16,18,20により各データテー
ブル13,15,17,19,21のデータを選択決定
する。それぞれの決定されたデータは表示処理回路5に
出力される。
【0018】図3は、表示処理回路5のブロック図であ
る。表示処理回路5は、キャラクタ発生部31、色発生
部32、輝度発生部33、位置移動部34、フレームメ
モリ35から構成される。キャラクタ発生部31には、
システム制御マイコン4からデザインデータとサイズデ
ータが入力され指定のキャラクタを発生する。色発生部
32には、色データが入力されて、指定の色を発生し
て、キャラクタ信号に加算する。輝度発生部33は、輝
度データが入力され、輝度信号を発生して、さらにキャ
ラクタデータ信号に加算する。このキャラクタデータ信
号を入力された位置移動部34は、表示位置データに基
いて指定の座標位置に移動させる信号を発生し、フレー
ムメモリ35に出力する。フレームメモリ35では、カ
メラ信号処理回路2の映像信号を格納し、位置移動部3
4からのキャラクタデータ信号を表示位置に格納する。
これを液晶パネル6に表示する。
【0019】ここで、アイリス制御信号とは、レンズに
設けられた絞りがどの程度開いているかを数値に変換し
たものである。例えば、カメラ制御マイコン3は前述し
たように8ビットマイコンである場合、アイリス制御信
号は0〜255の値をとる。レンズ部1で検出された輝
度と基準輝度と比較して、基準輝度が得られるようにア
イリス制御信号をレンズ部にフィードバックしてアイリ
スを変更する。
【0020】さて、アイリス制御は、一般的にデュアル
パターン測光法とピークセンシング法とを組み合わせた
ものが用いられる。デュアルパターン測光法は、映像信
号から画面の中央部と下方部とに重点をもった加重平均
値を求め、これを基準輝度と比較してアイリスをフィー
ドバック制御する方式である。この方式によると、中央
部と下方部とに被写体が存在する場合が多いので、被写
体の輝度が基準輝度に一致するように制御され、弱い逆
光の場合には露出が適切に制御される。
【0021】ピークセンシング法は、映像信号の最大値
を求め、その最大値が基準輝度に一致するようにアイリ
スをフィードバック制御する方式である。この方式によ
ると、画像中の最大輝度が飽和することがないため、過
順光条件下であっても白飛び現象を防ぐことができる。
しかし、現実にはピークセンシング法だけを動作させる
と、画像が露出不足になることがあるので、上述したデ
ュアルパターン測光法と組み合わせることによって、ピ
ークセンシングの効果を弱めている。
【0022】アイリス制御信号は、0〜255まで変化
し、数値が増加するに従い、アイリスが開いていく。し
たがって、制御信号判定部11では、アイリス信号によ
り被写体の明るさを、例えば、次のように4段階の判定
をする。 ・ 0〜 63:非常に明るい(アイリスがかなり閉
じている) ・ 64〜127:やや明るい (アイリスがやや閉じ
ている) ・128〜191:やや暗い (アイリスがやや開い
ている) ・192〜255:非常に暗い (アイリスがかなり開
いている)
【0023】一方、ホワイトバランス制御は、基本的に
映像一画面の色成分を混ぜ合わせると無彩色になるとい
う性質を利用している。すなわち、R,G,B(赤、
緑、青)の各信号を合成すると白色になるという性質を
利用してなるものである。しかし、全ての色を混ぜ合わ
せると無彩色になるという原則からはずれた場合、例え
ば赤色や緑色の布を画面いっぱいに撮影した場合や、夕
日を撮影した場合などにおいては、色再現に無理が出て
くることがある。そこで、この基本原則を適用できる範
囲を予め規定しておき、この範囲内であれば光源の変化
と判断してホワイトバランスを制御するようにしてい
る。実際のホワイトバランス制御は、G信号を固定と
し、R,B信号を制御することによって行っている。
【0024】ホワイトバランス制御信号とは、発生する
光源のR,G,B信号の分布から、G成分を基準として
R成分やB成分が大きいか小さいかを、数値に変換した
ものである。ホワイトバランス制御信号も8ビットであ
るとすると、0から255の値をとる。この値から基準
となるホワイトの色が表示されるようにR,B信号を制
御する。
【0025】例えば、G成分を基準として、R,B成分
の大小を、次のように判定する。 R信号 ・ 0:R成分がない ・128:G成分と同じ ・255:R成分が最大 B信号 ・ 0:B成分がない ・128:G成分と同じ ・255:B成分が最大 ホワイトバランスが取れている状態とは、R,B信号が
共に128の時をいいホワイトバランス制御は、この値
になるように制御する。
【0026】さて、ホワイトバランス制御信号から光源
判断が可能となる。R信号が128より小さい場合は光
源がハロゲン光(屋内)、R信号が128より大きい場
合は光源が太陽光(屋外)であると判定できる。
【0027】このアイリス制御信号とホワイトバランス
制御信号を組み合わせることによって、例えば次の4段
階の判定が可能となる。 ・アイリス制御信号 0〜 63 ホワイトバランス制御信号 R信号 128以上 :屋外で天候が晴れている ・アイリス制御信号 64〜127 ホワイトバランス制御信号 R信号 128以上 :屋外で天候が曇っている ・アイリス制御信号128〜191 ホワイトバランス制御信号 R信号 128以上 :屋外で天候が雨である ・アイリス制御信号192〜255 ホワイトバランス制御信号 R信号 128未満 :屋内
【0028】次にシステム制御マイコン4の各決定部で
選択決定するためのデータを次に示す。このデータが各
データテーブルに格納されている。 (1)デザインテーブルに格納されるデータ 例として、バッテリー残量警告表示を行う場合のキャラ
クタデザインを図4に示す。
【0029】(2)サイズデータテーブルに格納されるデ
ータ キャラクタサイズは、以下の4種類とする。 ・大きめ :フォントサイズ 4倍角 ・少し大きめ :フォントサイズ 倍角 ・標準 :フォントサイズ 標準 ・小さめ :フォントサイズ 半角
【0030】(3)色テーブルに格納されるデータ R,G,B信号は、それぞれ0〜255までのレベルで
制御されて、各信号を組み合わせて色を表示する。した
がって、R,G,B信号をそれぞれ以下に示す4段階で
制御して発色させる。 ・192〜255:鮮やかな色 ・128〜191:標準の色 ・ 64〜127:ややくすんだ色 ・ 0〜63 :くすんだ色
【0031】(4)輝度テーブルに格納されるデータ 輝度も、0〜255で制御し、以下の4段階とする。 ・192〜255:非常に明るい ・128〜191:やや明るい ・ 64〜127:やや暗い ・ 0〜63 :非常に暗い
【0032】(5)表示位置テーブルに格納されるデータ 図5に示す見やすい位置、やや見やすい位置、標準の位
置、端の位置の4つの位置に表示する。具体的表示座標
を以下に示す。 ・X=300,Y=240:見やすい位置 ・X=300,Y=400:やや見やすい位置 ・X=500,Y=400:標準の位置 ・X=590,Y=470:端の位置
【0033】以下に、このモニタ付ビデオカメラ用い
て、例えばバッテリー残量警告表示を行う場合の動作に
ついて説明する。バッテリー残量は、ビデオカメラ内部
にバッテリー残量を検出するセンサが組み込まれてお
り、この検出信号がシステム制御マイコン4に入力され
ている。
【0034】<アイリス制御信号による場合>システム
制御マイコン4において、アイリス制御信号のみを用い
てキャラクタ表示を制御する場合は、図6に示すような
キャラクタの表示特性を選択する。図7に、このキャラ
クタ表示特性を選択するシステム制御マイコンの動作の
フローチャートを示す。
【0035】カメラ制御マイコン3からシステム制御マ
イコン4の制御信号判定部11にアイリス制御信号が入
力される(ステップS1)。ここで上述した4段階の判
定を行う。すなわち、アイリス制御信号レベルが0〜6
3の場合は、アイリスが開いて非常に明るいと判定す
る。そして、ステップS21〜S25の処理を各決定部
12,14,16,18,20で行う。このとき、各決
定部12,14,16,18は、各データテーブル1
3,15,17,19,21に格納されているデータの
中から最適のデータを選択決定する。
【0036】具体的には、デザイン決定部12では目立
つ形に(ステップS21)、サイズ決定部14では大き
めであるフォントサイズ4倍角に(ステップS22)、
色決定部16では鮮やかな色である192〜255のレ
ベルに(ステップS23)、輝度決定部18では非常に
明るい輝度レベル192〜255に(ステップS2
4)、表示位置決定部20では見やすい位置であるX=
300,Y=240の位置に(ステップS25)、それ
ぞれ決定する。
【0037】アイリス制御信号レベルが0〜63以外で
あれば、ステップS3に進み、64〜127であるかを
確認する(ステップS3)。このアイリス制御信号レベ
ルがこの範囲にあれば、制御信号判定部11は被写体が
やや明るいと判定する。そして、ステップS26〜S3
0の処理を各決定部12,14,16,18,20で行
う。
【0038】具体的には、デザイン決定部12では少し
目立つ形に(ステップS26)、サイズ決定部14では
少し大きめであるフォントサイズ倍角に(ステップS2
7)、色決定部16では標準の色である128〜191
のレベルに(ステップS28)、輝度決定部18ではや
や明るい輝度レベル128〜191に(ステップS2
9)、表示位置決定部20ではやや見やすい位置である
X=300,Y=400の位置に(ステップS30)、
それぞれ決定する。
【0039】アイリス制御信号レベルが64〜127以
外であれば、ステップS4に進み、128〜191であ
るかを確認する(ステップS4)。このアイリス制御信
号レベルがこの範囲にあれば、制御信号判定部11は被
写体がやや暗いと判定する。そして、ステップS31〜
S35の処理を各決定部12,14,16,18,20
で行う。
【0040】具体的には、デザイン決定部12では標準
の形に(ステップS31)、サイズ決定部14ではフォ
ントサイズ標準に(ステップS32)、色決定部16で
はややくすんだ色である64〜127のレベルに(ステ
ップS33)、輝度決定部18ではやや暗い輝度レベル
64〜127に(ステップS34)、表示位置決定部2
0では標準の位置であるX=500,Y=400の位置
に(ステップS35)、それぞれ決定する。
【0041】アイリス制御信号レベルが0〜191以外
であれば、制御信号判定部11は被写体が暗いと判定す
る。そして、ステップS36〜S40の処理を各決定部
12,14,16,18,20で行う。
【0042】具体的には、デザイン決定部12では派手
でない形に(ステップS36)、サイズ決定部14では
小さめであるフォントサイズ半角に(ステップS3
7)、色決定部16ではくすんだ色である0〜63のレ
ベルに(ステップS38)、輝度決定部18では非常に
暗い輝度レベル0〜63に(ステップS39)、表示位
置決定部20では端の位置であるX=590,Y=47
0の位置に(ステップS40)、それぞれ決定する。
【0043】こうして、図6に示すようにアイリス制御
信号に応じて、キャラクタの特性が選択される。この特
性に該当する各キャラクタデータが、表示処理回路5に
出力される(ステップ41)。
【0044】表示処理回路5では、前述したように、キ
ャラクタデータによってキャラクタを生成し、フレーム
メモリ35にキャラクタをスーパーインポーズした画像
を格納し、液晶パネル6に表示する。
【0045】このように、アイリス制御信号によって周
囲の明るさを判定し、それによって警告表示等のキャラ
クタの表示を制御する。周囲が暗いときは、キャラクタ
表示を目立たなくすることで、被写体がキャラクタによ
って見にくくならないようにする。一方、周囲が明るく
なれば、キャラクタが見にくくなるので、キャラクタを
目立つようにする。こうして、自動的にキャラクタ表示
を制御することで、最適のキャラクタ表示が得られ、操
作が極めて簡単となる。
【0046】<ホワイトバランス制御信号による場合>
システム制御マイコン4において、ホワイトバランス制
御信号のみを用いてキャラクタ表示を制御する場合は、
図8に示すようなキャラクタの表示特性を選択する。図
9に、このキャラクタ表示特性を選択するシステム制御
マイコンの動作のフローチャートを示す。
【0047】カメラ制御マイコン3からシステム制御マ
イコン4の制御信号判定部11にホワイトバランス制御
信号が入力される(ステップS5)。ここで上述した2
段階の判定を行う。ホワイトバランス制御信号のR信号
が128以上であれば、光源が太陽光であると判定し、
ステップS21に進む。R信号が128未満であれば、
光源がハロゲンランプであると判定し、ステップS31
に進む。そして、ステップS21〜S25及びステップ
S31〜S35の処理を各決定部12,14,16,1
8,20で行う。この処理内容は、上述のアイリス制御
信号の場合と同様なので説明は省略する。この結果を表
示処理回路5を介して液晶パネル6に表示する。
【0048】このように、ホワイトバランス制御信号に
よって光源が太陽光かハロゲン光かを判定し、それによ
ってキャラクタの表示を制御する。ハロゲン光の場合
は、室内であり被写体も普通に表示されるので、キャラ
クタ表示もほぼ標準にすることで、被写体がキャラクタ
によって見にくくならないようにする。一方、光源が太
陽光の場合は、被写体が明るくキャラクタが見にくくな
るので、キャラクタを目立つようにする。こうして、自
動的にキャラクタ表示を制御することで、最適のキャラ
クタ表示が得られ、操作が極めて簡単となる。
【0049】<アイリス制御信号及びホワイトバランス
制御信号による場合>システム制御マイコン4におい
て、アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号を
用いてキャラクタ表示を制御する場合は、図10に示す
ようなキャラクタの表示特性を選択する。図11に、こ
のキャラクタ表示特性を選択するシステム制御マイコン
の動作のフローチャートを示す。
【0050】カメラ制御マイコン3からシステム制御マ
イコン4の制御信号判定部11にアイリス制御信号及び
ホワイトバランス制御信号が入力される。まずホワイト
バランス制御信号によって2段階の判定を行う。ホワイ
トバランス制御信号のR信号が128以上であれば、光
源が太陽光であると判定し、ステップS9に進む。R信
号が128未満であれば、光源がハロゲンランプである
と判定し、ステップS12に進む。
【0051】ステップS9では、アイリス制御信号によ
って判定を行い、ステップ10〜12で判定を行う。ス
テップ10において、アイリス制御信号レベルが0〜6
3の場合アイリスが開いて非常に明るいと判定する。そ
して、ステップS21〜S25の処理を各決定部12,
14,16,18,20で行う。アイリス制御信号レベ
ルが0〜63以外であれば、ステップS11に進み、ア
イリス制御信号レベルが64〜127であるかを確認す
る。このアイリス制御信号レベルがこの範囲にあれば、
制御信号判定部11は被写体がやや明るいと判定する。
そして、ステップS26〜S230の処理を各決定部1
2,14,16,18,20で行う。アイリス制御信号
レベルが64〜127以外であれば、ステップS12に
進み、128〜191であるかを確認する。このアイリ
ス制御信号レベルがこの範囲にあれば、制御信号判定部
11は被写体がやや暗いと判定する。そして、ステップ
S31〜S35の処理を各決定部12,14,16,1
8,20で行う。アイリス制御信号レベルが128〜1
91以外であれば、制御信号判定部11は被写体が暗い
と判定する。そして、ステップS36〜S40の処理を
各決定部12,14,16,18,20で行う。
【0052】各決定部における処理は、上述のアイリス
制御信号のみによる制御の場合と同様の処理であるので
説明は省略する。こうして、図10に示すようにアイリ
ス制御信号及びホワイトバランス制御信号に応じて、キ
ャラクタの表示特性が選択される。この表示特性に該当
する各キャラクタデータが、表示処理回路5に出力され
る(ステップ41)。
【0053】このように、ホワイトバランス制御信号に
よって光源が太陽光かハロゲン光を判定し、更にアイリ
ス制御信号によって周囲の明るさを判定し、それによっ
て警告表示等のキャラクタの表示を制御する。したがっ
て、キャラクタ表示の制御がより細かくなり、より適正
なキャラクタの表示が可能となる。
【0054】
【発明の効果】本発明は、上記のような構成としたの
で、撮影条件に応じたアイリス制御信号やホワイトバラ
ンス制御信号に基づいて、バッテリー残量警告等のキャ
ラクタを表示する場合、デザイン、大きさ、色、位置を
制御するので、自動的に被写体を損なうことがなく明確
に表示する制御が可能となり、使い勝手が大幅に向上す
る。さらに、アイリス制御信号とホワイトバランス制御
信号の両方を用いて制御することによって、よりきめの
細かい制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る表示制御装置を有するモニタ付ビ
デオカメラの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】モニタ付ビデオカメラのシステム制御マイコン
を示すブロック図である。
【図3】モニタ付ビデオカメラの表示処理回路のブロッ
ク図である。
【図4】バッテリー残量警告表示のデザインデータを示
す説明図である。
【図5】キャラクタの表示位置を示す説明図である。
【図6】アイリス制御信号に基づいて選択されるキャラ
クタの特性を示す説明図である。
【図7】アイリス制御信号に基づくシステム制御マイコ
ンの動作を示すフローチャートである。
【図8】ホワイトバランス制御信号に基づいて選択され
るキャラクタの特性を示す説明図である。
【図9】ホワイトバランス制御信号に基づくシステム制
御マイコンの動作を示すフローチャートである。
【図10】アイリス制御信号及びホワイトバランス制御
信号に基づいて選択されるキャラクタの特性を示す説明
図である。
【図11】アイリス制御信号及びホワイトバランス制御
信号に基づくシステム制御マイコンの動作を示すフロー
チャートである。
【符号の説明】
3 カメラ制御マイコン 4 システム制御マイコン 5 表示処理回路 6 液晶パネル 11 制御信号判定部 12 デザイン決定部 14 サイズ決定部 16 色決定部 18 輝度決定部 20 表示位置決定部

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アイリス制御を行っているビデオカメラ
    の映像表示部にキャラクタを制御して表示する表示制御
    装置において、 アイリス制御信号のレベルを判定する判定手段と、 前記アイリス制御信号のレベルに応じてキャラクタのデ
    ザインを選択決定するデザイン決定手段と、を備えたこ
    とを特徴とする表示制御装置。
  2. 【請求項2】 アイリス制御を行っているビデオカメラ
    の映像表示部にキャラクタを制御して表示する表示制御
    装置において、 アイリス制御信号のレベルを判定する判定手段と、 前記アイリス制御信号のレベルに応じてキャラクタのサ
    イズを選択決定するサイズ決定手段と、を備えたことを
    特徴とする表示制御装置。
  3. 【請求項3】 アイリス制御を行っているビデオカメラ
    の映像表示部にキャラクタを制御して表示する表示制御
    装置において、 アイリス制御信号のレベルを判定する判定手段と、 前記アイリス制御信号のレベルに応じてキャラクタの色
    を選択決定する色決定手段と、を備えたことを特徴とす
    る表示制御装置。
  4. 【請求項4】 アイリス制御を行っているビデオカメラ
    の映像表示部にキャラクタを制御して表示する表示制御
    装置において、 アイリス制御信号のレベルを判定する判定手段と、 前記アイリス制御信号のレベルに応じてキャラクタの表
    示位置を選択決定する表示位置決定手段と、を備えたこ
    とを特徴とする表示制御装置。
  5. 【請求項5】 ホワイトバランス制御を行っているビデ
    オカメラの映像表示部にキャラクタを制御して表示する
    表示制御装置において、 ホワイトバランス制御信号のレベルを判定する判定手段
    と、 前記ホワイトバランス制御信号のレベルに応じてキャラ
    クタのデザインを選択決定するデザイン決定手段と、を
    備えたことを特徴とする表示制御装置。
  6. 【請求項6】 ホワイトバランス制御を行っているビデ
    オカメラの映像表示部にキャラクタを制御して表示する
    表示制御装置において、 ホワイトバランス制御信号のレベルを判定する判定手段
    と、 前記ホワイトバランス制御信号のレベルに応じてキャラ
    クタのサイズを選択決定するサイズ決定手段と、を備え
    たことを特徴とする表示制御装置。
  7. 【請求項7】 ホワイトバランス制御を行っているビデ
    オカメラの映像表示部にキャラクタを制御して表示する
    表示制御装置において、 ホワイトバランス制御信号のレベルを判定する判定手段
    と、 前記ホワイトバランス制御信号のレベルに応じて前記色
    記憶手段に記憶されたキャラクタの色を選択決定する色
    決定手段と、を備えたことを特徴とする表示制御装置。
  8. 【請求項8】 ホワイトバランス制御を行っているビデ
    オカメラの映像表示部にキャラクタを制御して表示する
    表示制御装置において、 ホワイトバランス制御信号のレベルを判定する判定手段
    と、 前記ホワイトバランス制御信号のレベルに応じてキャラ
    クタの表示位置を選択決定する表示位置決定手段と、を
    備えたことを特徴とする表示制御装置。
  9. 【請求項9】 アイリス制御及びホワイトバランス制御
    を行っているビデオカメラの映像表示部にキャラクタを
    制御して表示する表示制御装置において、 アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号のレベ
    ルを判定する判定手段と、 前記アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号の
    レベルに応じてキャラクタのデザインを選択決定するデ
    ザイン決定手段と、を備えたことを特徴とする表示制御
    装置。
  10. 【請求項10】 アイリス制御及びホワイトバランス制
    御を行っているビデオカメラの映像表示部にキャラクタ
    を制御して表示する表示制御装置において、 アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号のレベ
    ルを判定する判定手段と、 前記アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号の
    レベルに応じてキャラクタのサイズを選択決定するサイ
    ズ決定手段と、を備えたことを特徴とする表示制御装
    置。
  11. 【請求項11】 アイリス制御及びホワイトバランス制
    御を行っているビデオカメラの映像表示部にキャラクタ
    を制御して表示する表示制御装置において、 アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号のレベ
    ルを判定する判定手段と、 前記アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号の
    レベルに応じて前記色記憶手段に記憶されたキャラクタ
    の色を選択決定する色決定手段と、を備えたことを特徴
    とする表示制御装置。
  12. 【請求項12】 アイリス制御及びホワイトバランス制
    御を行っているビデオカメラの映像表示部にキャラクタ
    を制御して表示する表示制御装置において、 アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号のレベ
    ルを判定する判定手段と、 前記アイリス制御信号及びホワイトバランス制御信号の
    レベルに応じてキャラクタの表示位置を選択決定する表
    示位置決定手段と、を備えたことを特徴とする表示制御
    装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009038613A (ja) * 2007-08-02 2009-02-19 Nikon Corp 撮像装置

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