JP2005352177A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2005352177A
JP2005352177A JP2004172860A JP2004172860A JP2005352177A JP 2005352177 A JP2005352177 A JP 2005352177A JP 2004172860 A JP2004172860 A JP 2004172860A JP 2004172860 A JP2004172860 A JP 2004172860A JP 2005352177 A JP2005352177 A JP 2005352177A
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Abstract

【課題】 画像処理により画面輝度を見かけ上変化させることにより、表示画像の視認性
を高めることのできる表示装置を提供すること。
【解決手段】 画面上に表示させる表示画像と重ね合わせることにより画面輝度を見かけ
上変化させるブレンド用画像に関する情報が記憶されたメモリ23と、ブレンド用画像に
関する情報の中から所定条件に対応したブレンド用画像のデータを読み出す表示マイコン
21と、表示マイコン21により読み出されたブレンド用画像のデータと表示画像のデー
タとを所定の混合比で合成したブレンド画像を生成して出力する画像処理部24とを装備
する。
【選択図】図1









Description

本発明は表示装置に関し、より詳細には、画面周囲の明るさ等に応じて、画像を見やす
く表示させることのできる表示装置に関する。
従来のCRTやLCD等のデバイスを用いた表示装置には、表示画面の明るさを段階的
に切り換える調整スイッチや、表示画面の明るさを連続的に変化させる調整つまみなどが
装備されており、使用環境に応じて画面に表示される画像が見やすくなるように、表示画
面の明るさをユーザーが任意に設定できるようになっている。
また、下記の特許文献1には、表示画面の周囲光の強弱を検知して、検知した周囲光の
強弱に応じて表示画面の輝度を自動的に変化させ、常にユーザーが視認しやすい表示画面
を提供することのできる表示装置が開示されている。
しかしながら、従来の表示装置では、表示画面の輝度は、バックライト等の発光量によ
り制御されており、表示画面の輝度を高めるのにバックライト等の発光量を高める必要が
あり、消費電力が大きくなってしまうという課題があった。
また、特許文献1記載の表示装置では、表示画面の輝度がバックライトにより制御され
るようになっているが、バックライトによる輝度の制御だけでは、様々な使用環境下での
表示画像の視認性を十分に高めることが難しいという課題があった。
一方、画像処理においては、複数の画像を種々の態様で重畳して半透明にして表示させ
るブレンド処理という方法が知られている。例えば、図18に示したような背景画像に文
字などを含む画像を重ねて表示したりする場合等に使用されている。図18に示した表示
例では、「警告」を示した表示領域を半透明にして、背景にある地図画像も認識できるよ
うになっている。このようなブレンド処理は、背景にある元画像データをA、重ね合わせ
る画像データをB、重ね合わせる画像データBの混合割合を示す係数をα(0<α<1)
とすると、ブレンド画像データCは、C=A×(1−α)+B×αで表され、画素単位で
これらの演算処理が行われるようになっている。
しかしながら、このようなブレンド処理は、背景にある元画像の邪魔にならないように
一度に多くの情報を表示させたり、多彩に演出された画像を楽しむために利用されており
、ブレンド処理を用いて元画像自体の見え方を変化させて、ユーザーに画像を見やすく表
示させるようなことには応用されていなかった。
特開平7−44111号公報
課題を解決するための手段及びその効果
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、画像処理により画面輝度を見かけ上変
化させることにより、表示画像の視認性を高めることのできる表示装置を提供することを
目的としている。
上記目的を達成するために本発明に係る表示装置(1)は、画面上に表示させる表示画
像と重ね合わせることにより画面輝度を見かけ上変化させるブレンド用画像に関する情報
が記憶されたブレンド情報記憶手段と、前記ブレンド用画像に関する情報の中から所定条
件に対応したブレンド用画像のデータを読み出すブレンドデータ読出手段と、該ブレンド
データ読出手段により読み出されたブレンド用画像のデータと表示画像のデータとを所定
の混合比で合成したブレンド画像を生成して出力するブレンド画像処理手段とを備えてい
ることを特徴としている。
上記表示装置(1)によれば、従来、バックライト等の発光量の制御により画面輝度を
変化させて表示画像の視認性を高めていたのと同様な効果を、前記ブレンド用画像のデー
タと前記表示画像のデータとを所定の混合比で合成するという画像のブレンド処理によっ
て得ることができる。また、前記ブレンド用画像に指定する色によって、前記表示画像の
色を同時に補正することができ、表示画像の視認性をさらに高めることができる。
また本発明に係る表示装置(2)は、上記表示装置(1)において、外来光による画面
周囲の明るさを検出する照度検出手段を備え、前記ブレンドデータ読出手段が、前記ブレ
ンド用画像に関する情報の中から、前記照度検出手段により検出された画面周囲の明るさ
に対応した色のブレンド用画像のデータを読み出すものであることを特徴としている。
上記表示装置(2)によれば、前記ブレンドデータ読出手段が、前記ブレンド用画像に
関する情報の中から、前記照度検出手段により検出された画面周囲の明るさに対応した色
のブレンド用画像データを読み出すものであるので、画面周囲が明るい場合や暗い場合に
対応させた色のブレンド用画像のデータを読み出すことができ、画面周囲の明るさ(明暗
)に応じて、混合するブレンド用画像の色を設定することにより、常に視認しやすいブレ
ンド画像を表示させることができる。
また本発明に係る表示装置(3)は、上記表示装置(2)において、前記ブレンドデー
タ読出手段が、前記照度検出手段により画面周囲が明るいことが検出された場合に、前記
ブレンド用画像に関する情報の中から白色のブレンド用画像のデータを読み出すものであ
ることを特徴としている。
上記表示装置(3)によれば、前記照度検出手段により画面周囲が明るいことが検出さ
れた場合に、前記ブレンド用画像に関する情報の中から白色のブレンド画像のデータを読
み出し、該白色のブレンド用画像データと表示画像データとを所定の混合比で合成したブ
レンド画像を生成して出力するので、画面周囲が明るい場合には、画面輝度を見かけ上高
くした画像を表示させることができ、従来のバックライト等の発光量の制御により画面輝
度を高めた方式とは異なり、消費電力を増大させることなく、表示画像の視認性を高める
ことができる。
また本発明に係る表示装置(4)は、上記表示装置(2)において、前記ブレンドデー
タ読出手段が、前記照度検出手段により画面周囲が暗いことが検出された場合に、前記ブ
レンド用画像に関する情報の中から黒色のブレンド用画像のデータを読み出すものである
ことを特徴としている。
上記表示装置(4)によれば、前記照度検出手段により画面周囲が暗いことが検出され
た場合に、前記ブレンド用画像に関する情報の中から黒色のブレンド用画像のデータを読
み出し、該黒色のブレンド用画像のデータと表示画像のデータとを所定の混合比で合成し
たブレンド画像を生成して出力するので、画面周囲が暗い場合には、画面輝度を見かけ上
低くした画像を表示させることができ、画面周囲が暗いときの表示画像の視認性を高める
ことができる。
また本発明に係る表示装置(5)は、上記表示装置(2)〜(4)のいずれかにおいて
、前記照度検出手段により検出される画面周囲の明るさの度合いに基づいて、前記混合比
が設定されるものであることを特徴としている。
上記表示装置(5)によれば、前記照度検出手段により検出される画面周囲の明るさの
度合いに基づいて、前記混合比が設定されるので、例えば、画面周囲の明るさの度合いが
大きい(明るい)場合には、白色のブレンド画像データの混合比を高めたり、明るさの度
合いがあまり大きくない(やや明るい)場合には、白色のブレンド画像データの混合比を
下げたり、又は、画面周囲の明るさの度合いが小さい(暗い)場合には、黒色のブレンド
画像データの混合比を高めたり、明るさの度合いがやや小さい(やや暗い)場合には、黒
色のブレンド画像データの混合比を下げたりすることにより、画面周囲の明るさに応じて
、常に視認しやすい画像を表示させることができる。
また本発明に係る表示装置(6)は、上記表示装置(1)〜(5)のいずれかにおいて
、前記表示画像の輝度に基づいて、前記ブレンド用画像のデータと前記表示画像のデータ
とを所定の混合比で合成させるか否かを判断するブレンド判断手段を備えていることを特
徴としている。
上記表示装置(6)によれば、前記表示画像の輝度に基づいて、前記表示画像のデータ
と前記ブレンド用画像のデータとを合成させるか否かを判断するブレンド判断手段を備え
ているので、前記ブレンド用画像をブレンドしても視認性の向上効果が得られにくい場合
、例えば、前記表示画像の輝度が高く、白色のブレンド用画像と合成しても画面輝度がそ
れ以上高くならない場合には、前記ブレンド用画像と合成しないと判断することができ、
画面輝度を見かけ上変化させる効果が得られにくい場合、画像のブレンド処理を行わない
ようにすることで、視認性を向上させる効果が得られにくい場合の処理を減らすことがで
き、消費電力も抑えることができる。
また本発明に係る表示装置(7)は、上記表示装置(1)において、画面に対する外来
光の当たり方を検出する外来光検出手段を備え、前記ブレンドデータ読出手段が、前記ブ
レンド用画像に関する情報の中から、前記外来光検出手段により検出された外来光の当た
り方に対応した色のブレンド用画像のデータを読み出すものであることを特徴としている
上記表示装置(7)によれば、前記ブレンド用画像に関する情報の中から、前記外来光
検出手段により検出された外来光の当たり方に対応した色のブレンド用画像のデータを読
み出し、該対応色のブレンド用画像のデータと表示画像のデータとを所定の混合比で合成
したブレンド画像を生成して出力するので、画面側方から外来光が強く入ってくる場合や
、画面正面から外来光が強く入ってくる場合などに対応させた色のブレンド用画像と表示
画像とを合成させることにより、外来光の当たり方に応じて画面輝度を見かけ上変化させ
た画像を表示させることができ、外来光の画面の反射による表示画像の視認性の低下を抑
制することができる。
また本発明に係る表示装置(8)は、上記表示装置(7)において、前記外来光検出手
段により検出される外来光の当たり方に基づいて、前記混合比が設定されるものであるこ
とを特徴としている。
上記表示装置(8)によれば、外来光の当たり方に基づいて、前記混合比が設定される
ので、画面に対して側方から外来光が強く入ってくる場合や、画面に対して正面から外来
光が強く入ってくる場合などに対応させて、前記混合比を設定することにより、外来光の
当たり方に応じて画面輝度を見かけ上変化させることができ、外来光の画面の反射による
表示画像の視認性の低下を抑制することができる。
また本発明に係る表示装置(9)は、上記表示装置(1)において、トンネル内へ進入
したことを検出するトンネル進入検出手段を備え、前記ブレンドデータ読出手段が、前記
トンネル進入検出手段によりトンネル内へ進入したことが検出された場合に、前記ブレン
ド用画像に関する情報の中から画面輝度を見かけ上低くする色のブレンド用画像のデータ
を読み出すものであることを特徴としている。
上記表示装置(9)によれば、前記トンネル進入検出手段によりトンネル内へ進入した
ことが検出された場合に、前記画面輝度を見かけ上低くする色(暗色)のブレンド用画像
のデータを読み出し、該ブレンド用画像のデータと表示画像のデータとを所定の混合比で
合成したブレンド画像を生成して出力するので、トンネルに入った時に画面輝度を見かけ
上低くした画像を表示させることができ、トンネル内での表示画面の視認性を高めること
ができる。
また本発明に係る表示装置(10)は、上記表示装置(1)において、車両用ライトが
点灯されたことを検出するライト点灯検出手段を備え、前記ブレンドデータ読出手段が、
前記ライト点灯検出手段により前記車両用ライトの点灯が検出された場合に、前記ブレン
ド用画像に関する情報の中から画面輝度を見かけ上低くする色のブレンド用画像のデータ
を読み出すものであることを特徴としている。
上記表示装置(10)によれば、前記ライト点灯検出手段により前記車両用ライトの点
灯が検出された場合に、画面輝度を見かけ上低くする色(暗色)のブレンド用画像のデー
タを読み出し、該ブレンド用画像のデータと表示画像のデータとを所定の混合比で合成し
たブレンド画像を生成して出力するので、前記車両用ライトを点灯したときに画面輝度を
見かけ上低くした画像を表示させることができ、前記車両用ライトを点灯したとき、すな
わち夜間等の画面周囲が暗いときにおける表示画面の視認性を高めることができる。
また本発明に係る表示装置(11)は、上記表示装置(1)において、表示画像に複数
の画像が含まれているか否かを判断する表示画像判断手段を備え、前記ブレンドデータ読
出手段が、前記表示画像判断手段により表示画像に複数の画像が含まれていると判断され
た場合に、前記ブレンド用画像に関する情報の中から画面輝度を見かけ上低くする色のブ
レンド用画像のデータを読み出すものであり、前記ブレンド画像処理手段が、前記ブレン
ド用画像のデータと、前記複数の画像のうちの所定の画像を除いた表示画像のデータとを
所定の混合比で合成した部分ブレンド画像を生成して出力するものであることを特徴とし
ている。
上記表示装置(11)によれば、前記表示画像判断手段により表示画像に複数の画像が
含まれていると判断された場合に、画面輝度を見かけ上低くする色(暗色)のブレンド用
画像のデータを読み出し、該ブレンド用画像のデータと、前記複数の画像のうちの所定の
画像を除いた表示画像のデータとを所定の混合比で合成した部分ブレンド画像を生成して
出力するので、前記所定の画像を除いた部分の画面輝度を見かけ上低くした部分ブレンド
画像を表示させることができ、前記所定の画像部分の画面輝度を相対的に高めることによ
り、前記所定の画像部分の視認性を高めることができる。
以下、本発明に係る表示装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の
形態(1)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムの要部を概略的に示した
ブロック図である。
ナビゲーションシステム10は、ナビマイコン11、自車位置検出部12、ハードディ
スク(HDD)13、及び表示装置20を含んで構成されており、表示装置20は、表示
マイコン21、照度検出部22、メモリ23、画像処理部24、ディスプレイ25、及び
操作部26を含んで構成されている。
ナビマイコン11には、アンテナを介して衛星からのGPS信号を受信するためのGP
S受信機(図示せず)を含んで構成される自車位置検出部12が接続されており、ナビマ
イコン11は、受信したGPS信号などに基づいて自車位置を割り出すようになっている
。また、ナビマイコン11には、電子地図データ、衛星画像データ、及びナビゲ−ション
機能に必要な各種の情報が記憶されたHDD13が接続されており、ナビマイコン11は
、割り出した自車位置と電子地図データや衛星画像データとを合わせるマップマッチング
処理を行うようになっている。
またナビマイコン11には、表示装置20の各部の制御を行う表示マイコン21が接続
され、表示マイコン21には、照度検出部22、メモリ23、画像処理部24、及び操作
部26が接続されている。画像処理部24には、車両の前席中央部付近に配設される液晶
ディスプレイ(以下、ディスプレイと記す)25が接続されている。
照度検出部22は、車両の各窓から入る外来光によるディスプレイ周囲の明るさを検出
する受光センサを含んで構成されており、ディスプレイ25の周辺部に配設されている。
メモリ23には、図2に示したような、ディスプレイ周囲の明るさのレベルを示す照度
レベルに対応するブレンド用画像データと該ブレンド用画像データの混合比を示すα値と
の関係が示されたブレンド用画像情報テーブルが記憶されている。ブレンド用画像データ
は、ディスプレイ25に表示される地図画像やその他の画像データ(表示画像データ)と
重ね合わせて合成するための画像データであり、この場合、8ビットのRGBデータから
構成されている。
図2に示したブレンド用画像情報テーブルは、照度レベルが7段階に分けて設定されて
いる。照度レベルが+1〜+3の場合は、ディスプレイ周囲が明るいことを示しており、
その値が大きいほどより明るい(外来光が強い)ことを示している。また、照度レベルが
マイナスの場合は、ディスプレイ周囲が暗いことを示しており、その値が小さいほどより
暗い(外来光が弱い)ことを示している。また、照度レベルが0の場合は、ブレンド用画
像データを混合する必要のない、すなわち明るすぎず、暗くもない明るさであることを示
している。
また、照度レベルが+1〜+3のブレンド用画像の色には、共通して白色、すなわち、
RGBの各データともに最大値(255)が設定されており、また、α値は、照度レベル
に応じて段階的に大きくなる(すなわち、ブレンド用画像データの混合割合が増えて、白
っぽさが強くなる)ように設定されている。一方、照度レベルが−1〜−3のブレンド用
画像の色には、共通して黒色、すなわち、RGBの各データともに最小値(0)が設定さ
れており、α値は、照度レベルに応じて段階的に大きくなる(すなわち、ブレンド用画像
データの混合割合が増えて、黒っぽさが強くなる)ように設定されている。
表示マイコン21では、照度検出部22から取得した照度検出信号に基づいて照度レベ
ルを判定し、判定した照度レベルに対応するブレンド用画像データとα値とをブレンド用
画像情報テーブルから読み出し、読み出したブレンド用画像データとα値とを用いてブレ
ンド画像を生成する制御信号を画像処理部24へ出力するようになっている(ブレンドデ
ータ読出機能)。
そして、画像処理部24では、前記制御信号に基づいて、ナビマイコン11から取得し
た表示画像データ(例えば地図画像データなど)と、メモリ23から読み出されたブレン
ド用画像データとをα値を用いた混合比で合成したブレンド画像を生成してディスプレイ
25に出力して表示させる処理が行われるようになっている(ブレンド画像処理機能)。
画像処理部24は、描画ICやVRAMなど(いずれも図示せず)を含んで構成されてお
り、他の画像処理も行えるようになっている。
また、表示マイコン21には、ディスプレイ25上に配設されたタッチパネルなどを含
む操作部26が接続されており、操作部26から操作信号が表示マイコン21に出力され
るようになっている。表示マイコン21では、操作部26からの操作信号に基づいて、画
面切替などの各種の表示制御が行なわれ、ナビマイコン11に制御信号が出力されるよう
になっている。ナビマイコン11では、表示マイコン21からの前記制御信号に基づいて
、目的地設定処理や経路探索処理、HDD13から種々の表示画像データ(自車位置周辺
の地図画面、目的地設定画面、経路探索画面などの各種画像データ)を読み出し、表示マ
イコン21へ出力する処理など、ナビゲ−ション機能に含まれる各種の処理が行われるよ
うになっている。
次に、ディスプレイ25へのブレンド画像の表示形態について、図3(a)〜(e)、
図4(a)〜(e)に示した表示例に基づいて説明する。図3(a)は、ブレンド処理さ
れていない元の表示画像(自車位置周辺の衛星画像と地図画像を含む画像)を示しており
、図3(b)は、ディスプレイ周囲が明るいと判断された場合に読み出された白色のブレ
ンド用画像を示している。
図3(c)、(d)、(e)は、表示画像(図3(a))と白色のブレンド用画像(図
3(b))とが所定のα値を用いた混合比で合成されたブレンド画像を示しており、図3
(c)は、照度レベルが+1と判断された場合、図3(d)は、照度レベルが+2と判断
された場合、図3(e)は、照度レベルが+3と判断された場合の画像を示している。
照度レベルの値が大きいほど、α値に高い値が設定されているので、白色のブレンド用
画像の混合割合が増え、表示画像全体の白っぽさが強く表現されており、見かけ上画面輝
度が高められた状態になっている。したがって、ディスプレイ周囲が明るい場合の表示画
像の視認性が高められるようになっている。
また、図4(a)は、ブレンド処理されていない元の表示画像(自車位置周辺の衛星画
像と地図画像を含む画像)を示しており、図4(b)は、ディスプレイ周囲が暗いと判断
された場合に読み出された黒色のブレンド用画像を示している。
図4(c)、(d)、(e)は、表示画像(図4(a))と黒色のブレンド用画像(図
4(b))とが所定のα値を用いた混合比で合成されたブレンド画像を示しており、図4
(c)は、照度レベルが−1と判断された場合、図4(d)は、照度レベルが−2と判断
された場合、図4(e)は、照度レベルが−3と判断された場合を示している。
照度レベルの値が小さいほど、α値に高い値が設定されているので、黒色のブレンド用
画像の混合割合が増え、表示画像全体の黒っぽさがより強く表現されており、見かけ上画
面輝度が低められた状態になっている。したがって、ディスプレイ周囲が暗い場合の表示
画像の視認性が高められるようになっている。
次に実施の形態(1)に係る表示装置20が採用されたナビゲーションシステム10に
おける表示マイコン21の行う処理動作を図5に示したフローチャートに基づいて説明す
る。なお、本処理動作は、照度検出部22から照度検出信号を取得するタイミングで実行
される。
まず、ステップS1では、照度検出部22から照度検出信号を取得する処理を行い、そ
の後ステップS2に進む。ステップS2では、照度検出信号の信号レベルから照度レベル
を判定する処理を行い、その後ステップS3に進む。ステップS3では、照度レベルが0
か否かを判断し、照度レベルが0ではないと判断すればステップS4に進む。
ステップS4では、判定された照度レベルに対応するブレンド用画像データとα値とを
メモリ23(ブレンド用画像情報テーブル)から読み出し、その後ステップS5に進む。
ステップS5では、ブレンド用画像データとα値とに基づくブレンド画像生成処理、すな
わち、ナビマイコン11から取得した表示画像データと、メモリ23から読み出したブレ
ンド用画像データとをα値を用いた混合比で合成したブレンド画像を生成する処理を行い
、その後ステップS6に進む。ステップS6では、合成されたブレンド画像をディスプレ
イ25に表示させる処理を行い、その後処理を終了する。
一方、ステップS3において、照度レベルが0であると判断すればステップS7に進む
。ステップS7では、通常処理、すなわち、ナビマイコン11から取得した表示画像デー
タに基づいて画像を生成してディスプレイ25に表示させる処理を行い、その後処理を終
了する。
上記実施の形態(1)に係る表示装置20によれば、照度検出部22によりディスプレ
イ周囲が明るいことが検出された場合に、ブレンド用画像情報テーブルの中から白色のブ
レンド画像データを読み出し、該白色のブレンド用画像データと表示画像データとを所定
のα値を用いた混合比で合成したブレンド画像を生成して出力するので、ディスプレイ周
囲が明るい場合には、画面輝度を見かけ上高くしたブレンド画像を表示させることができ
、従来のバックライト等の発光量の制御により画面輝度を高めた方式とは異なり、消費電
力を増大させることなく、表示画像の視認性を高めることができる。
また、照度検出部22によりディスプレイ周囲が暗いことが検出された場合に、ブレン
ド用画像情報テーブルの中から黒色のブレンド用画像データを読み出し、該黒色のブレン
ド用画像データと表示画像データとを所定のα値を用いた混合比で合成したブレンド画像
を生成して出力するので、ディスプレイ周囲が暗い場合には、画面輝度を見かけ上低くし
たブレンド画像を表示させることができ、画面周囲が暗いときの表示画像の視認性を高め
ることができる。
したがって、従来、ディスプレイ25を構成するバックライト等の発光量の制御により
表示画像の視認性を高めていたのと同様な効果を、ブレンド用画像データと表示画像デー
タとをα値を用いて合成するというブレンド画像処理によって得ることができる。また、
ブレンド用画像に指定された色によって、表示画像の色も補正することができ、表示画像
の視認性を一層高めることができる。
また、照度検出部22により検出された画面周囲の明るさの度合いに基づいて、α値が
設定されるので、画面周囲の明るさの度合いが大きい(明るい)場合には、白色のブレン
ド画像データの混合割合を高めたり(すなわちα値を高く設定し)、明るさの度合いがあ
まり大きくない(やや明るい)場合には、白色のブレンド画像データの混合割合を下げた
り(すなわちα値を低く設定し)、又は、画面周囲の明るさの度合いが小さい(暗い)場
合には、黒色のブレンド画像データの混合割合を高めたり、明るさの度合いがやや小さい
(やや暗い)場合には、黒色のブレンド画像データの混合割合を下げたりすることにより
、画面周囲の明るさの度合いに応じて、常に視認しやすい画像を表示させることができる
なお、実施の形態(1)に係る表示装置20では、照度レベル(明るさや暗さのレベル
)に応じてα値を設定することにより、画面輝度を見かけ上変化させるようになっている
が、別の実施の形態では、照度レベルに応じて、ブレンド用画像の色(濃さ)の設定を変
えることにより、画面輝度を見かけ上変化させるようにしてもよい。
例えば、図6は、別の実施の形態に係る表示装置のメモリに記憶されたブレンド用画像
情報テーブルを示している。なお、照度レベルの設定は、図2に示したブレンド用画像情
報テーブルと同様であるのでその説明を省略する。
図6に示したブレンド用画像情報テーブルでは、照度レベルが+1〜+3のブレンド画
像の色には、共通して白色系の色が設定されているが、照度レベルに応じて、白色の濃さ
が異なっており、照度レベルが高くなるにつれて、白色の明るさが強くなる(輝度が高く
なる)ように設定されており、逆に照度レベルが低くなるにつれて、輝度の低い、やや灰
色がかった白色が設定されている。なお、照度レベルが+1〜+3の間では、α値には共
通の値が設定されている。
一方、照度レベルが−1〜−3のブレンド画像の色には、共通して黒色系の色が設定さ
れているが、照度レベルに応じて、黒色の濃さが異なっており、照度レベルが低くなるに
つれて、黒色が濃くなる(輝度が低くなる)ように設定されており、逆に照度レベルが高
くなるにつれて、輝度の高い、薄い黒色(やや灰色がかった黒色)が設定されている。な
お、照度レベルが−1〜−3の間では、α値には共通の値が設定されている。
図6に示したブレンド用画像情報テーブルを使用すれば、照度検出部22により検出さ
れたディスプレイ周囲の明るさに対応した色のブレンド用画像データが読み出せるので、
例えば、画面周囲が明るい場合には、明るさに応じた濃さの白色のブレンド用画像データ
を読み出したり、画面周囲が暗い場合には、暗さに応じた濃さの黒色のブレンド用画像デ
ータを読み出すことができ、画面周囲の明るさ(明暗)に応じて、混合するブレンド用画
像データの色を調整することにより、画面輝度を調整することができ、上記実施の形態(
1)に係る表示装置20と同様に常に視認しやすい画像を表示させることができる。
また、実施の形態(1)では、表示装置20がナビゲーションシステム10に採用され
ている場合について説明したが、パーソナルコンピューター、携帯端末装置、液晶テレビ
など、ディスプレイに各種の画像を表示させることのできる装置に適用することができる
次に、実施の形態(2)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムについて
説明する。但し、実施の形態(2)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステム
の構成については、表示マイコンを除いて図1に示したナビゲーションシステム10と同
様であるため、異なる機能を有する表示マイコン21Aには異なる符号を付し、その他の
構成部品の説明をここでは省略する。
実施の形態(1)に係る表示装置20では、表示マイコン21が、ナビマイコン11か
ら取得した表示画像データの輝度に関係なく、ディスプレイ周囲の明るさの度合いに応じ
て設定されたブレンド用画像データを表示画像データと混合するようになっているが、実
施の形態(2)に係る表示装置20Aでは、表示マイコン21Aが、ナビマイコン11か
ら取得した表示画像データの輝度に基づいて、ブレンド用画像データと混合するブレンド
処理を行うか否かを判定するようになっている。以下、相違点のみ説明することとする。
表示マイコン21Aでは、ナビマイコン11から取得した表示画像データの輝度が、黒
色のブレンド用画像データと混合しても表示画像の輝度がそれ以上低下しない輝度レベル
(輝度下限値)以上であり、かつ白色のブレンド用画像データと混合しても表示画像の輝
度がそれ以上高くならない輝度レベル(輝度上限値)未満であるか否かを判断し、表示画
像データの輝度が、輝度下限値未満、又は輝度上限値以上である場合には、前記表示画像
データとブレンド用画像データとをα値を用いて混合するブレンド処理を行わないように
なっている。
次に実施の形態(2)に係る表示装置20Aが採用されたナビゲーションシステム10
Aにおける表示マイコン21Aの行う処理動作を図7に示したフローチャートに基づいて
説明する。なお、本処理動作は、図5に示したステップS1とS2との間にステップS3
1を挿入した構成となっており、以下相違点のみ説明することとする。
まず、ステップS1では、照度検出部22から照度検出信号を取得する処理を行い、そ
の後ステップS11に進む。ステップS11では、ナビマイコン11から取得した表示画
像データの輝度が、輝度下限値以上であり、かつ輝度上限値未満であるか否かを判断し、
表示画像データの輝度が、輝度下限値未満又は輝度上限値以上であると判断すれば、ブレ
ンド処理を行わない通常処理を行うステップS7に進む一方、表示画像データの輝度が輝
度下限値以上であり、かつ輝度上限値未満であると判断すれば、ステップS2以下のブレ
ンド処理に進む。
上記実施の形態(2)に係る表示装置20Aによれば、表示画像データの輝度に基づい
て、表示画像データとブレンド用画像データとを混合させるか否かを判断するので、ブレ
ンド画像データをブレンドしても視認性の向上効果が得られにくい場合、例えば、表示画
像データの輝度がもともと高く、白色のブレンド用画像データを混合しても画面輝度がそ
れ以上高くならない場合、あるいは、表示画像データの輝度がもともと低く、黒色のブレ
ンド用画像データを混合しても画面輝度がそれ以上低くならない場合には、ブレンド用画
像データと表示画像データとを混合させないようにすることができ、効果が得られにくい
無駄な画像処理を減らすことができ、消費電力も抑えることができる。
図8は、実施の形態(3)に係る表示装置が採用されたナビゲーション装置の要部を概
略的に示したブロック図である。但し、図1に示したナビゲーションシステムと同一機能
を有する構成部品には同一符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態(1)に係る表示装置20では、照度検出部22でディスプレイ周囲の明る
さを検出し、該明るさのレベル(照度レベル)に応じたブレンド用画像データやα値を用
いて表示画像データと混合し、画面輝度を見かけ上変化させるようになっているが、実施
の形態(3)に係る表示装置20Bでは、ディスプレイ25に対する外来光の当たり方、
すなわち車両の前後左右の各窓からの外来光の入り方を検出し、外来光の入り方(外来光
が強く入ってくる方向)に応じたα値を用いて、ブレンド画像を生成するようになってい
る点が相違している。
車両の前後左右の各窓からの外来光の入り方(画面に対する外来光の当たり方)を検出
するために、車両の前後左右の各窓部付近に外来光を検出する外来光検出手段27a〜2
7dが配設されており、これら外来光検出手段27a〜27dが表示マイコン21Bに接
続されている。表示マイコン21Bでは、これら外来光検出手段27a〜27dから外来
光検出信号を取得して、どの方向から所定レベル以上の強さの外来光が入っているかを判
断するようになっている。
また、メモリ23Aには、図9に示したような、外来光が強く入ってくる方向に対応す
るブレンド用画像データと該ブレンド用画像データの混合比を示すα値との関係を示す
ブレンド用画像情報テーブルが記憶されている。
図9に示したブレンド用画像情報テーブルは、外来光の入射方向が、車両の前方、側方
、後方の3つに分けて設定されている。ブレンド用画像データには、各方向共通して白色
、すなわち、RGBの各データともに最大値(255)が設定されているが、画面輝度を
見かけ上高めることのできる色であれば、他の色でもよく、また、各方向毎に設定色を変
えてもよい。また、α値は、ディスプレイ25からの反射光の影響を考慮して、前方、側
方、後方の順に大きくなるように設定されている。
表示マイコン21Bでは、所定レベル以上の強さの外来光が入ってくる方向に対応する
ブレンド用画像データとα値とをメモリ23Aのブレンド用画像情報テーブルから読み出
し、読み出したブレンド用画像データとα値とを用いてブレンド画像を生成する制御信号
を画像処理部24へ出力するようになっている(ブレンドデータ読出機能)。その他の各
部の機能は、図1に示したナビゲーションシステム10と略同様であるので、ここではそ
の説明を省略する。
次に、ディスプレイ25へのブレンド画像の表示形態について、図10(a)〜(e)
に示した表示例に基づいて説明する。図10(a)は、ブレンド処理されていない元の表
示画像(自車位置周辺の衛星画像と地図画像とを含む)を示しており、図10(b)は、
所定レベル以上の強さの外来光が入ってきたときに読み出された白色のブレンド用画像を
示している。
図10(c)〜(e)は、表示画像(図10(a))と白色のブレンド用画像(図10
(b))とが混合されたブレンド画像を示しており、図10(c)は、外来光の入射方向
が前方であると判断された場合、図10(d)は、外来光の入射方向が側方であると判断
された場合、図10(e)は、外来光の入射方向が後方であると判断された場合の画像を
示している。
外来光の入射方向が前方、側方、後方の順に、α値に高い値が設定されているので、白
色のブレンド用画像の混合割合が増え、表示画像全体の白っぽさが強く表現されており、
画面輝度が見かけ上高められた状態になっている。したがって、外来光の入射方向に対応
させて、α値を調整することにより、外来光の当たり方に応じて画面輝度が見かけ上高め
られることとなり、西日などの外来光によるディスプレイ25からの反射光の影響による
表示画像の視認性の低下が抑制される。
次に実施の形態(3)に係る表示装置20Bが採用されたナビゲーションシステム10
aにおける表示マイコン21Aの行う処理動作を図11に示したフローチャートに基づい
て説明する。なお、本処理動作は、外来光検出手段27a〜27dから外来光検出信号を
取得するタイミングで実行される。
まず、ステップS21では、外来光検出手段27a〜27dから外来光検出信号を取得
する処理を行い、その後ステップS22に進む。ステップS22では、最も強い外来光の
入射方向を判別する、すなわち、取得した各外来光検出信号の信号レベルから最も強い外
来光が検出された外来光検出手段を判別する処理を行い、その後ステップS23に進む。
ステップS23では、判定された外来光の強さが、所定レベル以上であるか否かを判断
し、所定レベル以上ではないと判断すれば処理を終了する一方、所定レベル以上であると
判断すればステップS24に進む。
ステップS24では、所定レベル以上の強さの外来光の入射方向に対応するブレンド用
画像データとα値とをメモリ23A内のブレンド用画像情報テーブルから読み出し、その
後ステップS25に進む。ステップS25では、読み出されたブレンド用画像データとα
値とを用いたブレンド画像生成処理、すなわち、ナビマイコン11から取得した表示画像
データと、メモリ23Aから読み出したブレンド用画像データとをα値を用いた混合比で
合成したブレンド画像を生成する処理を行い、その後ステップS26に進む。ステップS
26では、合成されたブレンド画像をディスプレイ25に表示させる処理を行い、その後
処理を終了する。
上記実施の形態(3)に係る表示装置20Bによれば、ブレンド用画像情報テーブルの
中から、外来光検出手段27a〜27dにより検出された外来光の当たり方(外来光が強
く入ってくる方向)に対応したブレンド用画像データを読み出し、該対応色のブレンド用
画像データと表示画像のデータとを所定のα値で合成したブレンド画像を生成して出力す
るので、西日や照明などの影響により画面側方から外来光が強く入ってくる場合や、画面
正面から外来光が強く入ってくる場合などに対応させたブレンド用画像と表示画像とを合
成させることにより、外来光の当たり方に応じて画面輝度を見かけ上変化させた画像を表
示させることができ、外来光の画面の反射による表示画像の視認性の低下を抑制すること
ができる。
なお上記実施の形態(3)に係る表示装置20Bでは、ディスプレイ25に対する外来
光の当たり方によってα値が調整されるようになっているが、別の実施の形態では、画面
に対する外来光の当たり方によってブレンド用画像の色も調整するようにしてもよい。
また、さらに別の実施の形態では、ディスプレイ25の配置角度(上下方向及び左右方
向)に連動させて、ブレンド用画像データの色やα値を調整して、ブレンド画像が表示さ
れるようにしてもよい。この場合は、ディスプレイ25の配置角度に対応したブレンド用
画像データの色やα値が記憶されたブレンド用画像情報テーブルを用意し、ブレンド画像
の生成に使用すればよい。
次に、実施の形態(4)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムについて
説明する。但し、実施の形態(4)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステム
の構成については、ナビマイコンと、表示マイコンと、メモリとを除いて図1に示したナ
ビゲーションシステム10と同様であるため、異なる機能を有するナビマイコン11Aと
、表示マイコン21Cと、メモリ23Bとには異なる符号を付し、その他の構成部品の説
明をここでは省略する。
実施の形態(4)に係る表示装置20Cでは、ナビマイコン11Aからトンネル進入検
出信号を取得した場合に、画面輝度を見かけ上低くする色(暗色)のブレンド用画像デー
タを読み出し、該ブレンド用画像データと表示画像データとを所定のα値を用いた混合比
で合成したブレンド画像を生成して出力するようになっている。
ナビマイコン11Aは、受信したGPS信号などに基づいて割り出した自車位置と電子
地図データとを合わせるマップマッチング処理を行い、自車位置が、地図に示されたトン
ネル内に進入したことを検出すると、トンネル進入検出信号を表示マイコン21Cへ出力
するようになっている。
また、メモリ23Bには、図12に示したような、トンネル進入時に対応するブレンド
用画像データと該ブレンド用画像データの混合比を示すα値との関係を示すブレンド用画
像情報テーブルが記憶されている。図12に示したブレンド用画像情報テーブルでは、ブ
レンド用画像データには、画面輝度を見かけ上低くさせる色、例えば、黒色が設定されて
いるが、画面輝度を見かけ上低くすることのできる色であれば、他の色でもよい。また、
α値には、この場合0.4が設定されている。
表示マイコン21Cでは、ナビマイコン11Aからトンネル進入検出信号を取得すると
、トンネル進入時に対応するブレンド用画像データとα値とをメモリ23Bのブレンド用
画像情報テーブルから読み出し、読み出したブレンド用画像データとα値とを用いてブレ
ンド画像を生成する制御信号を画像処理部24へ出力するようになっている。その他の各
部の機能は、図1に示したナビゲーションシステム10と略同様であるので、ここではそ
の説明を省略する。なお、ディスプレイ25へのブレンド画像の表示形態は、図4(d)
に示したものと略同様に画面全体がやや暗くなる表示形態となる。
次に実施の形態(4)に係る表示装置20Cが採用されたナビゲーションシステム10
Cにおける表示マイコン21Cの行う処理動作を図13に示したフローチャートに基づい
て説明する。なお、本処理動作は、ナビマイコン11Aからトンネル進入検出信号を取得
したタイミングで実行される。
まず、ステップS31では、ナビマイコン11Aからトンネル進入検出信号を取得した
か否かを判断し、トンネル進入検出信号を取得していないと判断すれば処理を終了する一
方、トンネル進入検出信号を取得したと判断すればステップS32に進む。
ステップS32では、トンネル進入時に対応するブレンド用画像データとα値とをメモ
リ23B内のブレンド用画像情報テーブルから読み出し、その後ステップS33に進む。
ステップS33では、読み出されたブレンド用画像データとα値とを用いたブレンド画像
生成処理を行い、その後ステップS34に進む。ステップS34では、生成されたブレン
ド画像をディスプレイ25に表示させる処理を行いその後処理を終了する。
上記実施の形態(4)に係る表示装置20Cによれば、トンネル内へ進入したことが検
出された場合に、画面輝度を見かけ上低くする色(暗色)のブレンド用画像データとα値
とをブレンド用画像情報テーブルから読み出し、ブレンド用画像データと表示画像データ
とをα値を用いた混合比で合成したブレンド画像を生成して出力するので、トンネルに入
ると画面輝度を見かけ上低くした画像を表示させることができ、トンネル内での表示画面
の視認性を高めることができる。
なお、実施の形態(4)に係る表示装置20Cでは、トンネル進入検出信号をナビマイ
コンから取得した場合に、ブレンド画像を生成するようになっているが、別の実施の形態
では、ナビマイコン11Aからトンネル進入検出信号を取得する代わりに、トンネルへの
進入に相当する明るさの変化を検出した場合に、トンネル進入時に対応するブレンド画像
を生成して出力するようにしてもよい。
さらに別の実施の形態では、車両用ヘッドライトのON/OFFの切り換えを検出する
ライト点灯検出手段を設けて、車両用ヘッドライトがOFFからONに切り換えられたこ
とを検出した場合に、ライト点灯時に対応するブレンド用画像データ(画面輝度を見かけ
上低くする色の画像データ)とα値とをメモリから読み出して、ブレンド用画像データと
表示画像データとをα値を用いた混合比で混合したブレンド画像を生成して出力する構成
としてもよい。
図14は、実施の形態(5)に係る表示装置が採用されたナビゲーション装置の要部を
概略的に示したブロック図である。但し、図1に示したナビゲーションシステムと同一機
能を有する構成部品には同一符号を付し、その説明を省略する。
実施の形態(5)に係る表示装置20Dでは、ナビマイコン11から取得した表示画像
データが、入力操作可能な操作ボタンの画像を含む複数の画像を表示させるデータである
場合に、画面輝度を見かけ上低くする色(暗色)のブレンド用画像データを読み出し、読
み出されたブレンド用画像データと、前記複数の画像のうちの所定の画像データ(例えば
、入力操作可能な操作ボタンの画像データ)を除いた表示画像データとを所定のα値を用
いた混合比で合成した部分ブレンド画像を生成して出力するようになっている。
メモリ23Cには、図15に示したような、ブレンド条件である複数画像表示時に対応
するブレンド用画像データと該ブレンド用画像データの混合率を示すα値との関係を示す
ブレンド用画像情報テーブルが記憶されている。図15に示したブレンド用画像情報テー
ブルでは、ブレンド用画像データには、画面輝度を見かけ上低くさせる色、例えば、黒色
が設定されているが、画面輝度を見かけ上低くすることのできる色であれば、他の色でも
よい。また、α値には、この場合0.6が設定されている。
表示マイコン21Dでは、ナビマイコン11から取得した表示画像データが、前記複数
の画像を表示させるデータか否かを判断し、複数の画像を表示させるデータである場合に
、複数画像表示時に対応するブレンド用画像データとα値とをメモリ23Cのブレンド用
画像情報テーブルから読み出し、読み出したブレンド用画像データと、複数の画像のうち
、入力操作可能な操作ボタンの画像データを除いた表示画像データとをα値を用いた混合
比で混合した部分ブレンド画像を生成する制御信号を画像処理部24へ出力するようにな
っている。その他の各部の機能は、図1に示したナビゲーションシステム10と略同様で
あるので、ここではその説明を省略する。
次に、ディスプレイ25への部分ブレンド画像の表示形態について、図16(a)、(
b)に示した表示例に基づいて説明する。図16(a)は、ブレンド処理されていない元
の表示画像(自車位置周辺の衛星画像と地図画像と含む画像)を示しており、図16(b
)は、表示画像と黒色のブレンド用画像とがα値を用いて合成された部分ブレンド画像を
示している。画面下の入力操作可能な操作ボタンの画像部分を除いた他の画像部分の画面
輝度が見かけ上低くされた部分ブレンド画像が表示されるようになっており、入力操作が
可能な操作ボタンの画像部分の視認性が高められるようになっている。
次に実施の形態(5)に係る表示装置20Dが採用されたナビゲーションシステム10
Dにおける表示マイコン21Dの行う処理動作を図17に示したフローチャートに基づい
て説明する。
まず、ステップS41では、表示画像データが前記複数の画像を表示させるデータか否
かを判断し、複数の画像を表示させるデータではないと判断すれば処理を終了する一方、
複数の画像を表示させるデータであると判断すればステップS42に進む。ステップS4
2では、複数画像表示時に対応するブレンド用画像データとα値とをメモリ23Cのブレ
ンド用画像情報テーブルから読み出す処理を行い、その後ステップS43に進む。
ステップS43では、ブレンド用画像データとα値とを用いた部分ブレンド画像生成処
理、すなわち、読み出されたブレンド用画像データと、複数の画像のうちの有効な操作画
像を除いた表示画像データとをα値を用いた混合比で混合した部分ブレンド画像を生成す
る処理を行い、その後ステップS44に進む。ステップS44では、生成された部分ブレ
ンド画像をディスプレイ25に表示させる処理を行いその後処理を終了する。
上記実施の形態(5)に係る表示装置20Dによれば、表示画像に入力操作可能な操作
ボタンの画像を含む複数の画像が含まれていると判断された場合に、画面輝度を見かけ上
低くする色(暗色)のブレンド用画像データを読み出し、該読み出されたブレンド用画像
データと、前記複数の画像のうちの入力操作可能な操作ボタンの画像を除いた表示画像デ
ータとを所定のα値を用いた混合比で合成した部分ブレンド画像を生成して出力するので
、入力操作可能な操作ボタンの画像を除いた他の画像部分の画面輝度を見かけ上低くした
部分ブレンド画像を表示させることができ、入力操作可能な操作ボタンの視認性を高める
ことができる。
なお、実施の形態(5)に係る表示装置20Dでは、入力操作可能な操作ボタンの画像
を除いた他の画像部分の画面輝度を見かけ上低くした部分ブレンド画像を表示させる場合
について説明したが、他の実施の形態では、表示画像データが、地図画像などの静止画と
、テレビなどの動画とのデータを含む場合に、動画部分を除いた他の画像部分の画面輝度
を見かけ上低くした部分ブレンド画像を生成して表示させるようにすることもできる。
本発明の実施の形態(1)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムの要部を概略的に示したブロック図である。 メモリに記憶されたブレンド用画像情報テーブルを説明するための図である。 (a)〜(e)は、ディスプレイへのブレンド画像の表示形態を説明するための表示例である。 (a)〜(e)は、ディスプレイへのブレンド画像の表示形態を説明するための表示例である。 実施の形態(1)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムにおける表示マイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 別の実施の形態に係る表示装置におけるメモリに記憶されたブレンド用画像情報テーブルを説明するための図である。 実施の形態(2)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムにおける表示マイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(3)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムの要部を概略的に示したブロック図である。 メモリに記憶されたブレンド用画像情報テーブルを説明するための図である。 (a)〜(e)は、ディスプレイへのブレンド画像の表示形態を説明するための表示例である。 実施の形態(3)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムにおける表示マイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(4)に係る表示装置におけるメモリに記憶されたブレンド用画像情報テーブルを説明するための図である。 実施の形態(4)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムにおける表示マイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 実施の形態(5)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムの要部を概略的に示したブロック図である。 メモリに記憶されたブレンド用画像情報テーブルを説明するための図である。 (a)、(b)は、ディスプレイへのブレンド画像の表示形態を説明するための表示例である。 実施の形態(5)に係る表示装置が採用されたナビゲーションシステムにおける表示マイコンの行う処理動作を示したフローチャートである。 従来のブレンド処理画像の表示例を示す図である。
符号の説明
20、20A、20B、20C、20D 表示装置
21、21A、21B、21C、21D 表示マイコン
22 照度検出部
23、23A、23B、23C メモリ
24 画像処理部
25 ディスプレイ

Claims (11)

  1. 画面上に表示させる表示画像と重ね合わせることにより画面輝度を見かけ上変化させる
    ブレンド用画像に関する情報が記憶されたブレンド情報記憶手段と、
    前記ブレンド用画像に関する情報の中から所定条件に対応したブレンド用画像のデータ
    を読み出すブレンドデータ読出手段と、
    該ブレンドデータ読出手段により読み出されたブレンド用画像のデータと表示画像のデ
    ータとを所定の混合比で合成したブレンド画像を生成して出力するブレンド画像処理手段
    とを備えていることを特徴とする表示装置。
  2. 外来光による画面周囲の明るさを検出する照度検出手段を備え、
    前記ブレンドデータ読出手段が、前記ブレンド用画像に関する情報の中から、前記照度
    検出手段により検出された画面周囲の明るさに対応した色のブレンド用画像のデータを読
    み出すものであることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 前記ブレンドデータ読出手段が、前記照度検出手段により画面周囲が明るいことが検出
    された場合に、前記ブレンド用画像に関する情報の中から白色のブレンド用画像のデータ
    を読み出すものであることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 前記ブレンドデータ読出手段が、前記照度検出手段により画面周囲が暗いことが検出さ
    れた場合に、前記ブレンド用画像に関する情報の中から黒色のブレンド用画像のデータを
    読み出すものであることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  5. 前記照度検出手段により検出される画面周囲の明るさの度合いに基づいて、前記混合比
    が設定されるものであることを特徴とする請求項2〜4のいずれかの項に記載の表示装置
  6. 前記表示画像の輝度に基づいて、前記ブレンド用画像のデータと前記表示画像のデータ
    とを所定の混合比で合成させるか否かを判断するブレンド判断手段を備えていることを特
    徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載の表示装置。
  7. 画面に対する外来光の当たり方を検出する外来光検出手段を備え、
    前記ブレンドデータ読出手段が、前記ブレンド用画像に関する情報の中から、前記外来
    光検出手段により検出された外来光の当たり方に対応した色のブレンド用画像のデータを
    読み出すものであることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  8. 前記外来光検出手段により検出される外来光の当たり方に基づいて、前記混合比が設定
    されるものであることを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  9. トンネル内へ進入したことを検出するトンネル進入検出手段を備え、
    前記ブレンドデータ読出手段が、前記トンネル進入検出手段によりトンネル内へ進入し
    たことが検出された場合に、前記ブレンド用画像に関する情報の中から画面輝度を見かけ
    上低くする色のブレンド用画像のデータを読み出すものであることを特徴とする請求項1
    記載の表示装置。
  10. 車両用ライトが点灯されたことを検出するライト点灯検出手段を備え、
    前記ブレンドデータ読出手段が、前記ライト点灯検出手段により前記車両用ライトの点
    灯が検出された場合に、前記ブレンド用画像に関する情報の中から画面輝度を見かけ上低
    くする色のブレンド用画像のデータを読み出すものであることを特徴とする請求項1記載
    の表示装置。
  11. 表示画像に複数の画像が含まれているか否かを判断する表示画像判断手段を備え、
    前記ブレンドデータ読出手段が、前記表示画像判断手段により表示画像に複数の画像が
    含まれていると判断された場合に、前記ブレンド用画像に関する情報の中から画面輝度を
    見かけ上低くする色のブレンド用画像のデータを読み出すものであり、
    前記ブレンド画像処理手段が、前記ブレンド用画像のデータと、前記複数の画像のうち
    の所定の画像を除いた表示画像のデータとを所定の混合比で合成した部分ブレンド画像を
    生成して出力するものであることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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