JPH09321532A - Temスロットアンテナ - Google Patents

Temスロットアンテナ

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Publication number
JPH09321532A
JPH09321532A JP8136184A JP13618496A JPH09321532A JP H09321532 A JPH09321532 A JP H09321532A JP 8136184 A JP8136184 A JP 8136184A JP 13618496 A JP13618496 A JP 13618496A JP H09321532 A JPH09321532 A JP H09321532A
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JP
Japan
Prior art keywords
conductor
box
feeding point
slot antenna
tem
Prior art date
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Pending
Application number
JP8136184A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kishida
浩 岸田
Yoshitaka Imakado
義隆 今門
Kazuyuki Hori
一行 堀
Hiroshi Okabe
寛 岡部
Takeshi Takei
健 武井
Junichi Nakagawa
准一 中川
Manabu Sakuramoto
学 桜本
Tomonori Nomura
具徳 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP8136184A priority Critical patent/JPH09321532A/ja
Publication of JPH09321532A publication Critical patent/JPH09321532A/ja
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  • Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本来無線通信に必要のない許認可されていない
電磁波の放射を測定するために必要となるコネクタある
いはケーブルを用いることなく、無線回路の動作確認を
行なうことが可能な内蔵アンテナ構造および測定法。 【解決手段】導体箱108の上面にスロット101を形
成し、ストリップ導体102を導体箱108のどの面と
も接触することなく導体箱108の内部に形成し、導体
箱108の表面に導体箱108とは電気的に絶縁された
給電点302を形成し、ストリップ導体102上の一点
と給電点302とを導体で接続し、ストリップ導体10
2と給電点302との間の任意の一部を切断できるよう
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯無線端末に適
した内蔵アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】携帯無線機に内蔵アンテナを適用する際
には、コスト及び実装工程の削減のために内蔵アンテナ
を高周波基板に直接実装することが望ましい。従来技術
の内蔵アンテナを高周波基板に直接実装する例を図2に
示す。本例の内蔵アンテナであるTEMスロットアンテ
ナ100は、TEMスロットアンテナを構成する導体箱
108と、導体の一部を除去して形成されたスロット1
01と、TEMスロットアンテナ100の底面と平行に
TEMスロットアンテナ100を構成する導体箱108
とは接触することなくTEMスロットアンテナ100の
内部に設けられるストリップ導体102と、ストリップ
導体102と接続され、且つTEMスロットアンテナ1
00を構成する導体箱108とは接続しないように設け
られるアンテナ給電点103とから構成される。アンテ
ナ100は無線機高周波基板(RF基板)300上に直
接実装されている。内蔵アンテナと無線回路部301と
の信号の入出力は、無線部給電点302とアンテナ給電
点103とを接続することにより実現されている。従来
技術の内蔵アンテナを高周波基板に直接実装する携帯無
線機で、無線回路部301の無線特性を測定するために
は,TEMスロットアンテナ100をRF基板300に
実装しない状態で、無線部給電点302から信号を取り
出して特性測定を行ない、その後、TEMスロットアン
テナ100を高周波回路基板300上に実装していた。
このような手順を取ると、RF基板300上に無線回路
部301を形成する部品を実装した後、測定を行ない、
その後、さらにTEMスロットアンテナ100を実装す
るために、実装、測定の工程が複雑になり、工数の減
少、生産時間の短時間化が難しく、価格の低減が図りづ
らいといった問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、内蔵
アンテナをRF基板上に実装したままの状態で、無線回
路の無線特性測定を行なうことが可能な内蔵アンテナ構
造および測定手段を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の問題を解
決するため、本発明は導体箱の上面にスロットが形成さ
れ、ストリップ導体が前記導体箱のどの面とも接触する
ことなく前記導体箱の内部に形成され、前記導体箱の表
面に前記導体箱とは電気的に絶縁された給電点が形成さ
れ、前記ストリップ導体上の一点と前記給電点とを接続
し、前記給電点から給電されるTEMスロットアンテナ
において、前記ストリップ導体と前記給電点との間の任
意の一部を切断できることを特徴とするTEMスロット
アンテナを無線機の内蔵アンテナとして用い、且つ前記
構造のアンテナの前記ストリップ導体と前記給電点との
接続を電子部品で実現し、前記電子部品を取り外すこと
により前記ストリップ導体と前記給電点を切断可能と
し、前記給電点にコネクタを接続,あるいは電気的に接
触する手段を用いて,前記無線回路部の特性を測定でき
るようにする。
【0005】導体箱の上面にスロットが形成され、スト
リップ導体が導体箱のどの面とも接触することなく導体
箱の内部に形成され、導体箱の表面に導体箱とは電気的
に絶縁された給電点が形成され、ストリップ導体上の一
点と給電点とを導体で接続し、給電点から給電されるこ
とを特徴とする、TEMスロットアンテナにおいて、ス
トリップ導体と給電点との間の任意の一部を切断できる
ことを特徴とするTEMスロットアンテナを無線機の内
蔵アンテナとして用いた場合は、無線機高周波回路部か
ら発生する高周波電力を測る為に、給電点とストリップ
導体とを切断すれば、給電部には導体箱内部に形成され
るストリップ導体が電気的に結合しないので、給電点と
TEMスロットアンテナは電気的に切り離され、従来技
術と同様に給電点から測定器に無線機高周波回路部から
発生される高周波電力を導くことができる。給電点と測
定器との結合は、例えば導体箱の上面に導体箱の側面の
導体部とは電気的に絶縁された導体島部を形成し、導体
島部と給電点を電気的に結合し、この島部と島部を取り
囲む導体部とを、それぞれ信号線とアース線とし、この
部分にプローブ等を用いて測定器との結合を実現すれば
良い。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明によるTEMスロットアン
テナの第1の実施例を図1を用いて説明する。図1に記
載したTEMスロットアンテナ100は、導体箱108
と、その表面に形成されるスロット101とアンテナ給
電点103と導体からなるランド120と、内部に形成
されるストリップ導体102から構成される。一方RF
基板300は、無線回路301と無線部給電点302と
無線特性測定用コネクタ400から構成される。本実施
例でTEMスロットアンテナ100を用いて送受信を行
うには、TEMスロットアンテナ100の給電点103
とRF基板300の無線部給電点302とを半田付けな
どにより電気的に接続する。さらにTEMスロットアン
テナ100の給電点103とストリップ導体102との
間にあるランド120に送受信号を通過させる機能を有
する電子部品401を搭載する。このとき測定ケーブル
202を無線特性測定用コネクタ400から外しておく
ことで測定ケーブル202のインピーダンスの影響によ
り送受信号レベルが低下することを防止できる。つぎに
無線特性を測定するときには、TEMスロットアンテナ
100のインピーダンスの影響により無線特性レベルが
低下することを防止するためにTEMスロットアンテナ
100を無線回路301から電気的に切り離す必要があ
る。TEMスロットアンテナ100は、製造工程数削減
のため無線回路301と同時にRF基板300に搭載さ
れることが望ましい。この場合、無線特性を測定するた
めにTEMスロットアンテナ100を取り外すことは困
難である。そこで、TEMスロットアンテナ100上に
設けたランド120に搭載した電子部品401を取り外
すことにより、TEMスロットアンテナ100を無線回
路301から電気的に切り離すことが可能となる。以上
説明したように、従来TEMスロットアンテナ100を
取り外した状態で無線特性を測定していたものがTEM
スロットアンテナ100を取り外すことなく無線特性を
測定できるので、大幅に製造工程数を低減できる。
【0007】第1の実施例では、無線特性測定用コネク
タ400がRF基板300上にあるため無線回路301
を実装するためのRF基板300の実効基板面積が低下
する。図3に示す第2の実施例はこの点を改善したもの
であり、無線特性測定用コネクタをTEMスロットアン
テナ100上に搭載することを特徴としている。本構成
を用いた場合でも、第3の実施例同様TEMスロットア
ンテナ100を構成する導体箱108の表面上に設けた
ランド120に搭載した電子部品401を取り外すこと
により、TEMスロットアンテナ100を無線回路30
1から電気的に切り離すことが可能となるため、TEM
スロットアンテナ100を取り外すことなく無線特性の
測定が可能となる。さらに、第3の実施例と同様に製造
工程数を低減できるばかりでなく、RF基板300の無
線回路301を実装するための実効基板面積低下を防止
できる。
【0008】なお、本発明はその主旨を逸脱しない範囲
で種々の変更が可能である。例えば、給電点103と測
定器との結合には、コネクタ400を使用することな
く、ランド120の給電点側(図1のランド120の左
側)とランドを取り囲む導体部とを、それぞれ信号線と
アース線とし、この部分にプローブ等を用いて測定器と
の結合を実現することができる。
【0009】
【発明の効果】本発明によれば、無線機の高周波回路部
から放射される電力を、コネクタ或いはケーブルなし
に、測定器に結合することができるので、不要電波放射
が無い無線機を安定して生産することを公的にも、生産
者内部にも保証しつつ、従来の無線機と比べ部品点数の
少ない、従って体積が小さく、生産コストの低い無線機
を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の説明図。
【図2】従来例の説明図。
【図3】本発明の第2の実施例の説明図。
【符号の説明】
100…TEMスロットアンテナ、 101…スロット、 102…ストリップ導体、 103…アンテナ給電点、 108…導体箱、 120…ランド、 202…ケーブル、 300…RF基板、 301…無線回路、 302…無線部給電点、 400…コネクタ、 401…電子部品。
フロントページの続き (72)発明者 岡部 寛 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 武井 健 東京都国分寺市東恋ヶ窪1丁目280番地株 式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 中川 准一 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地株式 会社日立製作所無線事業推進本部内 (72)発明者 桜本 学 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地株式 会社日立製作所無線事業推進本部内 (72)発明者 野村 具徳 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地株式 会社日立製作所無線事業推進本部内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】導体箱の上面にスロットが形成され、スト
    リップ導体が前記導体箱のどの面とも接触することなく
    前記導体箱の内部に形成され、前記導体箱の表面に前記
    導体箱とは電気的に絶縁された給電点が形成され、前記
    ストリップ導体上の一点と前記給電点とを導体で接続
    し、前記給電点から給電されるTEMスロットアンテナ
    において、前記ストリップ導体と前記給電点との間の任
    意の一部を切断できることを特徴とするTEMスロット
    アンテナ。
  2. 【請求項2】底面の周辺寸法より高さが十分小さい導体
    箱の上面にスロットが形成され、前記底面と平行にスト
    リップ導体が前記導体箱のどの面とも接触することなく
    前記導体箱の内部に形成され、前記導体箱の表面に前記
    導体箱とは電気的に絶縁された給電点が形成され、前記
    ストリップ導体上の一点と前記給電点とを導体で接続
    し、前記給電点から給電されるTEMスロットアンテナ
    において、前記ストリップ導体と前記給電点との間の任
    意の一部を切断できることを特徴とするTEMスロット
    アンテナ。
  3. 【請求項3】請求項2において、前記底面の形状が長方
    形であるTEMスロットアンテナ。
  4. 【請求項4】底面の周辺寸法より高さが十分小さい導体
    箱の上面にスロットが形成され、前記底面と平行にスト
    リップ導体が前記導体箱のどの面とも接触することなく
    前記導体箱の内部に形成され、前記導体箱の表面に前記
    導体箱とは電気的に絶縁された給電点が形成され、前記
    ストリップ導体上の一点と前記給電点とを導体で接続
    し、前記給電点から給電されるTEMスロットアンテナ
    において、前記ストリップ導体と前記給電点との間に電
    気的切断が可能な電子部品を搭載することを特徴とする
    TEMスロットアンテナ。
  5. 【請求項5】請求項4において、前記底面の形状が長方
    形であるTEMスロットアンテナ。
  6. 【請求項6】底面の周辺寸法より高さが十分小さい導体
    箱の上面にスロットが形成され、前記底面と平行にスト
    リップ導体が前記導体箱のどの面とも接触することなく
    前記導体箱の内部に形成され、前記導体箱の表面に前記
    導体箱とは電気的に絶縁された給電点が形成され、前記
    ストリップ導体上の一点と前記給電点とを導体で接続
    し、前記給電点から給電されるTEMスロットアンテナ
    において、前記ストリップ導体と前記給電点との接続を
    電子部品で実現し、前記電子部品を取り外すことにより
    前記ストリップ導体と前記給電点を切断可能としたこと
    を特徴とするTEMスロットアンテナ。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記底面の形状が長方
    形であるTEMスロットアンテナ。
  8. 【請求項8】請求項1、2、3、4、5、6または7に
    おいて、前記ストリップ導体と前記給電点との間の任意
    の一部から電気的接触で信号を外部に取り出せるTEM
    スロットアンテナ。
  9. 【請求項9】請求項1、2、3、4、5、6または7に
    おいて、前記ストリップ導体と前記給電点との間の任意
    の一部に信号取り出しのためのコネクタを具備したTE
    Mスロットアンテナ。
JP8136184A 1996-05-30 1996-05-30 Temスロットアンテナ Pending JPH09321532A (ja)

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JP8136184A JPH09321532A (ja) 1996-05-30 1996-05-30 Temスロットアンテナ

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ID=15169315

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9735461B2 (en) 2013-09-27 2017-08-15 Thomson Licensing Antenna assembly for electronic device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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