JPH09320271A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH09320271A
JPH09320271A JP8133749A JP13374996A JPH09320271A JP H09320271 A JPH09320271 A JP H09320271A JP 8133749 A JP8133749 A JP 8133749A JP 13374996 A JP13374996 A JP 13374996A JP H09320271 A JPH09320271 A JP H09320271A
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JP
Japan
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input
latch
memory cell
clock
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Application number
JP8133749A
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Inventor
Kenji Kasuga
健志 春日
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】より高いクロック周波数にて動作する半導体記
憶装置を提供する。 【解決手段】制御回路33はイネーブル信号ENバーが
入力された状態で、クロックCK1が入力されると、ク
ロックCK1を2分周したクロックCK11,CK12
をロウ選択回路34,35に出力する。メモリセルアレ
イ31は多数のメモリセルを備え、メモリセルには2つ
のワード線が接続されるとともに、2対のビット線対が
接続されている。メモリセルへのデータの書き込み時又
は読み出し時において、2つのワード線の一方のワード
線が選択されるとともに、2対のビット線対の一方のビ
ット線対が選択されて各メモリセルへのデータの書き込
み又は読み出しが行われる。第1及び第2のロウ選択回
路34,35はアドレス信号ADに基づいてメモリセル
アレイ31の異なるワード線を選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体記憶装置に関
する。近年、電子機器の高速化が進められている。これ
に伴い、電子機器を構成するシステムのクロック周波数
を高くすることが要求されている。このため、電子機器
に搭載される半導体記憶装置等の回路はより高いクロッ
ク周波数で動作する必要がある。
【0002】
【従来の技術】図12は従来のスタティックRAM(S
RAM)10を示す。このSRAM10はパイプライン
方式のRAMである。ラッチ12には外部からのイネー
ブル信号ENバーが供給されるとともに、クロックCK
0が供給されている。クロックCK0の周期はT0であ
る。ラッチ12はクロックCK0の立ち上がりエッジに
基づいてイネーブル信号ENバーを保持し、保持したイ
ネーブル信号ENバーを制御回路13に出力する。
【0003】制御回路13はクロックCK0を入力する
とともに、ラッチ12から出力される信号を入力する。
制御回路13はラッチ12からイネーブル信号ENバー
が入力された状態で、クロックCK0が入力されると、
ロウ選択回路14にクロックCK0を出力するととも
に、入出力アンプ部15に活性化信号を出力する。
【0004】メモリセルアレイ11は多数のメモリセル
C0と、複数(図12では2つのみ図示)のワード線W
Lと、複数対(図12では2対のみ図示)のビット線対
BL,BLバーとを備えている。各ワード線と各ビット
線対との間にメモリセルC0が接続されている。データ
の書き込み時又は読み出し時において、いずれか一つの
ワード線が選択されるとともに、いずれか一対のビット
線対が選択されると、その選択されたワード線及びビッ
ト線対に接続されているメモリセルC0がアクセスされ
てデータの書き込み又はデータの読み出しが行われる。
【0005】メモリセルアレイ11の複数のワード線W
Lにはロウ選択回路14が接続されている。ロウ選択回
路14は、第1及び第2のラッチ21,23、アドレス
デコーダ22、及びロウデコーダ24備える。第1のラ
ッチ21は、外部から供給されるアドレス信号ADを制
御回路13から出力されるクロックCK0の立ち下がり
エッジに基づいて保持してアドレスデコーダ22に出力
する。アドレスデコーダ22はアドレス信号ADをプリ
デコード信号にデコードして第2のラッチ23に出力す
る。第2のラッチ23はアドレスデコーダ22から出力
されるプリデコード信号を制御回路13から出力される
クロックCK0の立ち上がりエッジに基づいて保持して
ロウデコーダ24に出力する。ロウデコーダ24は第2
のラッチ23から入力したプリデコード信号をワード線
選択信号にデコードし、メモリセルアレイ11のいずれ
か一つのワード線を選択する。
【0006】メモリセルアレイ11の各ビット線対B
L,BLバーにはライトアンプ及びセンスアンプを備え
た入出力アンプ部15が接続され、各入出力アンプ部1
5には入力ラッチ16及び出力ラッチ17が接続されて
いる。入出力アンプ部15のライトアンプは制御回路1
3から出力される活性化信号に基づいて活性化される
と、入力ラッチ16から入力したデータを対応するビッ
ト線対を介して選択されたメモリセルC0に書き込む。
また、入出力アンプ部15のセンスアンプは制御回路1
3から出力される活性化信号に基づいて活性化される
と、対応するビット線対のデータを増幅して出力ラッチ
17に出力する。
【0007】入力ラッチ16はクロックCK0を入力し
ており、入力ラッチ16は入力端子18を介して外部か
ら供給されるデータをクロックCK0の立ち上がりエッ
ジに基づいて保持して入出力アンプ部15に出力する。
出力ラッチ17はクロックCK0を入力しており、入出
力アンプ部15から出力されるデータをクロックCK0
の立ち上がりエッジに基づいて保持して出力端子19を
介して外部に出力する。
【0008】上記のように構成されたSRAM10の動
作を図13に従って説明する。図13(a)はデータの
読み出し時の作用を示す。クロックCK0のパルスの立
ち上がりエッジに基づいてイネーブル信号ENバーがラ
ッチ12に保持されて制御回路13に出力される。する
と、制御回路13からクロックCK0のパルスがロウ選
択回路14に出力されるとともに、制御回路13から活
性化信号が入出力アンプ部15に出力される。
【0009】そして、クロックCK0の次のパルスの立
ち下がりエッジに基づいてアドレス信号ADが第1のラ
ッチ21に保持されて出力される。アドレス信号ADは
アドレスデコーダ22によってプリデコード信号にデコ
ードされる。
【0010】アドレスデコーダ22のプリデコード信号
はクロックCK0のさらに次のパルスの立ち上がりエッ
ジに基づいて第2のラッチ23に保持されてロウデコー
ダ24に出力される。ロウデコーダ24によってプリデ
コード信号はワード線選択信号にデコードされ、メモリ
セルアレイ11の所定のワード線が選択され、該ワード
線に接続されているメモリセルC0のデータがビット線
対に読み出される。このとき、制御回路13の活性化信
号に基づいて入出力アンプ部15のセンスアンプが活性
化され、対応するビット線対のデータが増幅されて出力
ラッチ17に出力される。このクロックCK0のパルス
の立ち下がりエッジに基づいて新たなアドレス信号AD
が第1のラッチ21に保持され、アドレス信号ADはア
ドレスデコーダ22によって新たなプリデコード信号に
デコードされる。このときには、第2のラッチ23には
新たなプリデコード信号は保持されない。
【0011】そして、クロックCK0の次のパルスの立
ち上がりエッジに基づいて入出力アンプ部15の出力デ
ータは出力ラッチ17に保持されて出力端子19を介し
て外部に出力される。このとき、新たなプリデコード信
号はクロックCK0のパルスの立ち上がりエッジに基づ
いて第2のラッチ23に保持され、ロウデコーダ24に
よって新たなワード線選択信号にデコードされ、メモリ
セルアレイ11の所定のワード線が選択される。選択さ
れたワード線に接続されているメモリセルC0のデータ
がビット線対に読み出されて入出力アンプ部15によっ
て増幅される。
【0012】新たな読み出しデータはクロックCK0の
さらに次のパルスの立ち上がりエッジに基づいて出力ラ
ッチ17に保持されて出力端子19を介して外部に出力
される。以後、前記と同様にしてクロックCK0のパル
スの立ち下がりエッジに基づいて新たなアドレス信号A
Dが第1のラッチ21に保持され、新たなプリデコード
信号はクロックCK0のパルスの立ち上がりエッジに基
づいて第2のラッチ23に保持されてロウデコーダ24
によってワード線選択信号にデコードされるとともに、
このワード線選択信号に対応するワード線に接続されて
いるメモリセルC0の新たなデータが出力ラッチ17に
保持されて出力端子19を介して外部に出力される。す
なわち、読み出しデータが出力され始めると、クロック
CK0の各パルスに基づいてアドレス信号ADに対応す
る読み出しデータが順次出力される。
【0013】図13(b)はSRAM10へのデータの
書き込み時の作用を示す。入力端子18を介して供給さ
れる書き込みデータはクロックCK0のパルスの立ち上
がりエッジに基づいて入力ラッチ16に保持されて入出
力アンプ部15に出力される。また、クロックCK0の
パルスの立ち上がりエッジに基づいてイネーブル信号E
Nバーがラッチ12に保持されて制御回路13に出力さ
れる。すると、制御回路13からクロックCK0のパル
スがロウ選択回路14に出力されるとともに、制御回路
13から活性化信号が入出力アンプ部15に出力され
る。制御回路13の活性化信号に基づいて入出力アンプ
部15のライトアンプが活性化され、書き込みデータが
増幅されて対応するビット線対に出力される。
【0014】そして、クロックCK0の次のパルスの立
ち下がりエッジに基づいてアドレス信号ADが第1のラ
ッチ21に保持されて出力される。アドレス信号ADは
アドレスデコーダ22によってプリデコード信号にデコ
ードされる。
【0015】アドレスデコーダ22のプリデコード信号
はクロックCK0のさらに次のパルスの立ち上がりエッ
ジに基づいて第2のラッチ23に保持されてロウデコー
ダ24に出力される。プリデコード信号はロウデコーダ
24によってワード線選択信号にデコードされ、メモリ
セルアレイ11の所定のワード線が選択され、選択され
たワード線に接続されているメモリセルC0に書き込み
データが書き込まれる。このクロックCK0のパルスの
立ち下がりエッジに基づいて新たなアドレス信号ADが
第1のラッチ21に保持され、アドレス信号ADはアド
レスデコーダ22によって新たなプリデコード信号にデ
コードされる。このときには、第2のラッチ23には新
たなプリデコード信号は保持されない。
【0016】そして、入力端子18を介して供給される
新たな書き込みデータはクロックCK0の次のパルスの
立ち上がりエッジに基づいて入力ラッチ16に保持され
て入出力アンプ部15に出力される。このとき、新たな
プリデコード信号はクロックCK0のパルスの立ち上が
りエッジに基づいて第2のラッチ23に保持され、ロウ
デコーダ24によって新たなワード線選択信号にデコー
ドされ、メモリセルアレイ11の所定のワード線が選択
される。選択されたワード線に接続されているメモリセ
ルC0に新たな書き込みデータが書き込まれる。
【0017】以後、前記と同様にしてクロックCK0の
パルスの立ち下がりエッジに基づいて新たなアドレス信
号ADが第1のラッチ21に保持され、クロックCK0
のパルスの立ち上がりエッジに基づいて新たな書き込み
データが入力ラッチ16に保持されるとともに、新たな
プリデコード信号はクロックCK0のパルスの立ち上が
りエッジに基づいて第2のラッチ23に保持されてロウ
デコーダ24によってワード線選択信号にデコードされ
る。このワード線選択信号に対応するワード線に接続さ
れているメモリセルC0に新たな書き込みデータが書き
込まれる。すなわち、メモリセルC0へのデータの書き
込みが開始されると、クロックCK0の各パルスに基づ
いてアドレス信号ADに対応するメモリセルC0に書き
込みデータが順次書き込まれる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に構成されたSRAM10では、アドレスデコーダ2
2、ロウデコーダ24及び入出力アンプ部15の動作に
は所定の時間が必要である。そのため、クロックCK0
の周期T0を短くして、すなわちクロックCK0の周波
数を高くしてSRAM10の動作速度を高速化しようと
しても、クロックCK0の動作周波数には限界がある。
SRAM10をそれ以上の周波数のクロックCK0にて
動作させようとすると、メモリセルアレイ11中にレジ
スタを挿入しなければならない。しかしながら、メモリ
セルへのデータの書き込み又はメモリセルからのデータ
の読み出しには中間電位を使用するため、メモリセルア
レイ11中にレジスタを挿入することはできなかった。
【0019】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、より高いクロック周波
数にて動作させることができる半導体記憶装置を提供す
ることにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、多数のメモリセルを備えたメモリセルア
レイと、アドレス信号に基づいて所定のメモリセルを選
択するための選択回路と、1つのポートを備えかつ前記
選択回路によって選択されたメモリセルに対するデータ
の書き込み及び読み出しを行う入出力回路とを備えた半
導体記憶装置において、メモリセルは複数のポートを備
え、入出力回路は、メモリセルの複数のポートに対応し
かつ該メモリセルに対するデータの書き込み又は読み出
しのための複数の書き込み又は読み出しのための系統
と、複数の系統のいずれか1つを前記入出力回路のポー
トに接続するための切換回路とを備え、アドレス信号に
対して複数の選択回路を設けた。
【0021】(作用)本発明では、複数の選択回路によ
ってアドレス信号に基づいて異なるメモリセルが選択さ
れ、切換回路によって書き込みのための複数の系統のい
ずれか1つが入出力回路のポートに接続されて複数の系
統に書き込みデータが供給されるため、複数のメモリセ
ルへのデータが書き込みが高速で行われる。また、複数
の選択回路によってアドレス信号に基づいて異なるメモ
リセルが選択されて選択されたメモリセルのデータが複
数の読み出しのための系統に出力される。切換回路によ
って複数の系統のいずれか1つが入出力回路のポートに
接続されるため、複数のメモリセルからのデータの読み
出しが高速で行われる。
【0022】
【発明の実施の形態】
[第1の実施の形態]以下、本発明の第1の実施の形態
を図1〜3に従って説明する。
【0023】図1は本形態における半導体記憶装置とし
てのSRAM30を示し、SRAM30はメモリセルア
レイ31、制御信号用ラッチ32、制御回路33、第1
及び第2のロウ選択回路34,35及び複数(図1では
2つのみ図示)の入出力回路36を備えている。制御信
号用ラッチ32には外部からのイネーブル信号ENバー
が供給されるとともに、図3に示すクロックCK1が供
給されている。クロックCK1の周期はT0/2であ
り、図12に示したSRAM10のクロックCK0の周
期T0の2分の1である。
【0024】制御信号用ラッチ32はクロックCK1の
立ち上がりエッジに基づいてイネーブル信号ENバーを
保持し、保持したイネーブル信号ENバーを制御回路3
3に出力する。
【0025】制御回路33はクロックCK1を入力する
とともに、制御信号用ラッチ32から出力される信号を
入力する。制御信号用ラッチ32からイネーブル信号E
Nバーが制御回路33に入力された状態で、クロックC
K1が制御回路33に入力されると、制御回路33はク
ロックCK1を2分の1に分周したクロックCK11,
CK12を第1及び第2のロウ選択回路34,35にそ
れぞれ出力する。クロックCK12の位相はクロックC
K11の位相よりも周期T0/2だけ遅れている。
【0026】また、制御回路33は各入出力回路36に
出力選択信号SO、入力選択信号SI、クロックCK1
1,CK12、センスアンプ活性化信号AS1,AS2
及びライトアンプ活性化信号AW1,AW2を出力す
る。出力選択信号SOはクロックCK11,CK12に
同期してHレベルとLレベルとが切り換えられる。入力
選択信号SIもクロックCK11,CK12に同期して
HレベルとLレベルとが切り換えられる。センスアンプ
活性化信号AS1,AS2はクロックCK11,CK1
2に同期しており、ライトアンプ活性化信号AW1,A
W2もクロックCK11,CK12に同期している。
【0027】図2に示すように、メモリセルアレイ31
は多数のメモリセルC(図2では2つのメモリセルC
1,C2のみ図示)を備えている。各メモリセルCには
2つのワード線WLA,WLBが接続されている。図2
において、メモリセルC1にはワード線WLA1,WL
B1が接続され、メモリセルC2にはワード線WLA
2,WLB2が接続されている。
【0028】また、メモリセルC1,C2,・・・に対
して2対のビット線対BL1,BL1バー、BL2,B
L2バーが接続されている。本形態において、ワード線
WLA(WLA1,WLA2,・・・)とビット線対B
L1,BL1バーとが対応し、ワード線WLB(WLB
1,WLB2,・・・)とビット線対BL2,BL2バ
ーとが対応している。各メモリセルC(C1,C2,・
・・)へのデータの書き込み時又は読み出し時におい
て、2つのワード線の一方のワード線が選択されるとと
もに、2対のビット線対の一方のビット線対が選択され
て各メモリセルCへのデータの書き込み又は各メモリセ
ルC(C1,C2,・・・)からのデータの読み出しが
行われる。
【0029】メモリセルアレイ31の複数のワード線W
LAには第1のロウ選択回路34が接続され、複数のワ
ード線WLBには第2のロウ選択回路35が接続されて
いる。第1のロウ選択回路34は、第1及び第2のラッ
チ41,43、アドレスデコーダ42、及びロウデコー
ダ44を備える。
【0030】第1のラッチ41は、外部から供給される
アドレス信号ADを制御回路33から供給されるクロッ
クCK11の立ち下がりエッジに基づいて保持してアド
レスデコーダ42に出力する。アドレスデコーダ42は
アドレス信号ADをプリデコード信号にデコードして第
2のラッチ43に出力する。第2のラッチ43はアドレ
スデコーダ42から出力されるプリデコード信号を制御
回路33から供給されるクロックCK11の立ち上がり
エッジに基づいて保持してロウデコーダ44に出力す
る。ロウデコーダ44は第2のラッチ43から入力した
プリデコード信号をワード線選択信号にデコードし、メ
モリセルアレイ31のワード線WLAのいずれか一つを
選択する。
【0031】第2のロウ選択回路35は、第1及び第2
のラッチ45,47、アドレスデコーダ46、及びロウ
デコーダ48を備える。第1のラッチ45は、外部から
供給されるアドレス信号ADを制御回路33から供給さ
れるクロックCK12の立ち下がりエッジに基づいて保
持してアドレスデコーダ46に出力する。アドレスデコ
ーダ46はアドレス信号ADをプリデコード信号にデコ
ードして第2のラッチ47に出力する。第2のラッチ4
7はアドレスデコーダ46から出力されるプリデコード
信号を制御回路33から供給されるクロックCK12の
立ち上がりエッジに基づいて保持してロウデコーダ48
に出力する。ロウデコーダ48は第2のラッチ47から
入力したプリデコード信号をワード線選択信号にデコー
ドし、メモリセルアレイ31のワード線WLBのいずれ
か一つを選択する。
【0032】メモリセルアレイ31のビット線対BL
1,BL1バー、BL2,BL2バーにそれぞれ入出力
回路36が接続されている。入出力回路36は、2つの
ライトアンプ51,55、2つのセンスアンプ52,5
6、2つの入力ラッチ53,57、2つの出力ラッチ5
4,58、入力セレクタ59及び出力セレクタ60を備
える。ライトアンプ51及びセンスアンプ52はビット
線対BL1,BL1バーに接続され、ライトアンプ51
及びセンスアンプ52には入力ラッチ53及び出力ラッ
チ54がそれぞれ接続されている。ライトアンプ55及
びセンスアンプ56はビット対BL2,BL2バーに接
続され、ライトアンプ55及びセンスアンプ56には入
力ラッチ57及び出力ラッチ58がそれぞれ接続されて
いる。
【0033】ライトアンプ51はライトアンプ活性化信
号AW1に基づいて活性化されて入力ラッチ53から入
力したデータを対応するビット線対BL1,BL1バー
を介して選択されたメモリセルC(C1,C2,・・
・)に書き込む。また、センスアンプ52はセンスアン
プ活性化信号AS1に基づいて活性化されて対応するビ
ット線対BL1,BL1バーのデータを増幅して出力ラ
ッチ54に出力する。ライトアンプ55はライトアンプ
活性化信号AW2に基づいて活性化されて入力ラッチ5
7から入力したデータを対応するビット線対BL2,B
L2バーを介して選択されたメモリセルC(C1,C
2,・・・)に書き込む。また、センスアンプ56はセ
ンスアンプ活性化信号AS2に基づいて活性化されて対
応するビット線対BL2,BL2バーのデータを増幅し
て出力ラッチ58に出力する。
【0034】入力セレクタ59は入力選択信号SIを入
力しており、同信号SIがHレベルであると入力ラッチ
53を選択し、信号SIがLレベルであると入力ラッチ
57を選択する。そして、入力セレクタ59は入力端子
61を介して外部から供給されるデータをその選択した
入力ラッチに出力する。入力ラッチ53は入力セレクタ
59から供給されるデータをクロックCK11の立ち上
がりエッジに基づいて保持してライトアンプ51に出力
し、入力ラッチ57は入力セレクタ59から供給される
データをクロックCK12の立ち上がりエッジに基づい
て保持してライトアンプ55に出力する。
【0035】出力ラッチ54はセンスアンプ52から出
力されるデータをクロックCK11の立ち上がりエッジ
に基づいて保持して出力セレクタ60に出力し、出力ラ
ッチ58はセンスアンプ56から出力されるデータをク
ロックCK12の立ち上がりエッジに基づいて保持して
出力セレクタ60に出力する。出力セレクタ60は出力
選択信号SOを入力しており、同信号SOがHレベルで
あると出力ラッチ54を選択し、信号SOがLレベルで
あると出力ラッチ58を選択する。そして、出力セレク
タ60はその選択した出力ラッチのデータを出力端子6
2を介して外部に出力する。
【0036】次に上記のように構成されたSRAM30
の動作を図3に従って説明する。図3(a)はSRAM
30からのデータの読み出し時の作用を示す。クロック
CK1のパルスの立ち上がりエッジに基づいてイネーブ
ル信号ENバーが制御信号用ラッチ32に保持されて制
御回路33に出力される。すると、制御回路33からク
ロックCK1を2分の1に分周したクロックCK11,
CK12のパルスが第1及び第2のロウ選択回路34,
35にそれぞれ出力されるとともに、制御回路33から
出力選択信号SO、クロックCK11,CK12、及び
センスアンプ活性化信号AS1,AS2が出力される。
【0037】クロックCK11のパルスの立ち下がりエ
ッジに基づいて1つ目のアドレス信号ADが第1のラッ
チ41に保持されて出力される。このアドレス信号AD
はアドレスデコーダ42によってプリデコード信号にデ
コードされる。クロックCK12のパルスの立ち下がり
エッジに基づいて2つ目のアドレス信号ADが第1のラ
ッチ45に保持されて出力される。2つ目のアドレス信
号ADはアドレスデコーダ46によってプリデコード信
号にデコードされる。
【0038】アドレスデコーダ42のプリデコード信号
はクロックCK11の次のパルスの立ち上がりエッジに
基づいて第2のラッチ43に保持されてロウデコーダ4
4に出力される。ロウデコーダ44によってプリデコー
ド信号はワード線選択信号にデコードされ、複数のワー
ド線WLAのいずれか一つ、例えばワード線WLA1が
選択され、メモリセルC1のデータがビット線対BL
1,BL1バーに読み出される。このとき、センスアン
プ活性化信号AS1に基づいてセンスアンプ52が活性
化され、対応するビット線対BL1,BL1バーのデー
タが増幅されて出力ラッチ54に出力される。このクロ
ックCK11のパルスの立ち下がりエッジに基づいて3
つ目のアドレス信号ADが第1のラッチ41に保持さ
れ、アドレス信号ADはアドレスデコーダ42によって
新たなプリデコード信号にデコードされる。このときに
は、第2のラッチ43には新たなプリデコード信号は保
持されない。そして、Hレベルの出力選択信号SOに基
づいて出力セレクタ60によって出力ラッチ54が選択
され、出力ラッチ54のデータが出力端子62を介して
外部に出力される。
【0039】アドレスデコーダ46のプリデコード信号
はクロックCK12の次のパルスの立ち上がりエッジに
基づいて第2のラッチ47に保持されてロウデコーダ4
8に出力される。ロウデコーダ48によってプリデコー
ド信号はワード線選択信号にデコードされ、複数のワー
ド線WLBのいずれか一つ、例えばワード線WLB2が
選択され、メモリセルC2のデータがビット線対BL
2,BL2バーに読み出される。このとき、センスアン
プ活性化信号AS2に基づいてセンスアンプ56が活性
化され、対応するビット線対BL2,BL2バーのデー
タが増幅されて出力ラッチ58に出力される。そして、
Lレベルの出力選択信号SOに基づいて出力セレクタ6
0によって出力ラッチ58が選択され、出力ラッチ58
のデータが出力端子62を介して外部に出力される。
【0040】クロックCK11のさらに次のパルスの立
ち上がりエッジに基づいてアドレスデコーダ42の新た
なプリデコード信号は第2のラッチ43に保持され、ロ
ウデコーダ44によって新たなワード線選択信号にデコ
ードされ、複数のワード線WLAのWLA2以外のいず
れか一つが選択される。選択されたワード線に接続され
ているメモリセルCのデータがビット線対BL1,BL
1バーに読み出されてセンスアンプ52によって増幅さ
れる。そして、出力セレクタ60によって出力ラッチ5
4が選択され、出力ラッチ54のデータが出力端子62
を介して外部に出力される。
【0041】すなわち、出力端子62から読み出しデー
タが出力され始めると、クロックCK1の各パルスに基
づいてアドレス信号ADに対応する読み出しデータが順
次出力されることとなる。
【0042】図3(b)はSRAM30へのデータの書
き込み時の作用を示す。クロックCK1のパルスの立ち
上がりエッジに基づいてイネーブル信号ENバーが制御
信号ラッチ32に保持されて制御回路33に出力され
る。すると、制御回路33からクロックCK11,CK
12のパルスが第1及び第2のロウ選択回路34,35
にそれぞれ出力されるとともに、制御回路33から入力
選択信号SI、クロックCK11,CK12、及びライ
トアンプ活性化信号AW1,AW2が出力される。
【0043】クロックCK11のパルスの立ち下がりエ
ッジに基づいて1つ目のアドレス信号ADが第1のラッ
チ41に保持されて出力される。このアドレス信号AD
はアドレスデコーダ42によってプリデコード信号にデ
コードされる。クロックCK12のパルスの立ち下がり
エッジに基づいて2つ目のアドレス信号ADが第1のラ
ッチ45に保持されて出力される。2つ目のアドレス信
号ADはアドレスデコーダ46によってプリデコード信
号にデコードされる。
【0044】クロックCK11に同期したHレベルの入
力選択信号SIに基づいて入力セレクタ59によって入
力ラッチ53が選択され、入力端子61を介して供給さ
れる1つ目の書き込みデータは入力ラッチ53に出力さ
れる。この書き込みデータはクロックCK11のパルス
の立ち上がりエッジに基づいて入力ラッチ53に保持さ
れてライトアンプ51に出力される。ライトアンプ活性
化信号AW1に基づいてライトアンプ51が活性化さ
れ、書き込みデータが増幅されて対応するビット線対B
L1,BL1バーに出力される。
【0045】このとき、アドレスデコーダ42のプリデ
コード信号はクロックCK11のパルスの立ち上がりエ
ッジに基づいて第2のラッチ43に保持されてロウデコ
ーダ44に出力される。プリデコード信号はロウデコー
ダ44によってワード線選択信号にデコードされ、複数
のワード線WLAのいずれか一つ、例えばワード線WL
A1が選択され、メモリセルC1に1つ目の書き込みデ
ータが書き込まれる。このクロックCK11のパルスの
立ち下がりエッジに基づいて3つ目のアドレス信号AD
が第1のラッチ41に保持され、アドレス信号ADはア
ドレスデコーダ42によって新たなプリデコード信号に
デコードされる。このときには、第2のラッチ23には
新たなプリデコード信号は保持されない。
【0046】クロックCK12に同期したLレベルの入
力選択信号SIに基づいて入力セレクタ59によって入
力ラッチ57が選択され、入力端子61を介して供給さ
れる2つ目の書き込みデータは入力ラッチ53に出力さ
れる。この書き込みデータはクロックCK12のパルス
の立ち上がりエッジに基づいて入力ラッチ57に保持さ
れてライトアンプ55に出力される。ライトアンプ活性
化信号AW2に基づいてライトアンプ55が活性化さ
れ、書き込みデータが増幅されて対応するビット線対B
L2,BL2バーに出力される。
【0047】このとき、アドレスデコーダ46のプリデ
コード信号はクロックCK12のパルスの立ち上がりエ
ッジに基づいて第2のラッチ47に保持されてロウデコ
ーダ48に出力される。プリデコード信号はロウデコー
ダ48によってワード線選択信号にデコードされ、複数
のワード線WLBのいずれか一つ、例えばワード線WL
B2が選択され、メモリセルC2に2つ目の書き込みデ
ータが書き込まれる。
【0048】そして、入力端子61を介して供給される
3つ目の書き込みデータはHレベルの入力選択信号SI
に基づいて入力ラッチ53に出力され、クロックCK1
1の次のパルスの立ち上がりエッジに基づいて入力ラッ
チ53に保持されてライトアンプ51に出力される。ラ
イトアンプ活性化信号AW1に基づいてライトアンプ5
1が活性化され、3つ目の書き込みデータが増幅されて
対応するビット線対BL1,BL1バーに出力される。
このとき、新たなプリデコード信号はクロックCK11
のパルスの立ち上がりエッジに基づいて第2のラッチ4
3に保持され、ロウデコーダ44によって新たなワード
線選択信号にデコードされ、複数のワード線WLAのW
LA2以外のいずれか一つが選択される。選択されたワ
ード線に接続されているメモリセルCに3つ目の書き込
みデータが書き込まれる。
【0049】すなわち、メモリセルアレイ31のメモリ
セルCへのデータの書き込みが開始されると、クロック
CK1の各パルスに基づいてアドレス信号ADに対応す
るメモリセルCに書き込みデータが順次書き込まれるこ
ととなる。
【0050】さて、本実施の形態は、以下の効果があ
る。 (1)本形態のSRAM30は、1つのメモリセルCに
対して2対のビット線対BL1,BL1バー、BL2,
BL2バーを設け、周期T0/2のクロックCK1の各
パルスに基づいて第1及び第2のロウ選択回路34,3
5によってメモリセルアレイ31のメモリセルCを交互
に選択する。そして、選択したメモリセルに関するデー
タの読み出し又は書き込みをビット線対BL1,BL1
バーに接続されたライトアンプ51及びセンスアンプ5
2よりなる系統と、ビット線対BL2,BL2バーに接
続されたライトアンプ55及びセンスアンプ56よりな
る系統との2系統の入出力回路36によって交互に行う
ようにしたので、SRAM30の読み出し動作及び書き
込み動作を、従来のSRAM10のクロックCK0に比
較して2倍の周波数のクロックCK1にて高速に行うこ
とができる。
【0051】[第2の実施の形態]次に、本発明の第2
の実施の形態を図4〜6に従って説明する。図4は本形
態における半導体記憶装置としてのSRAM70を示
し、SRAM70はメモリセルアレイ71、制御信号用
ラッチ72、制御回路73、第1〜第3のロウ選択回路
74,75,76及び複数(図4では2つのみ図示)の
入出力回路77を備えている。制御信号用ラッチ72は
図6に示すクロックCK2の立ち上がりエッジに基づい
てイネーブル信号ENバーを保持し、保持したイネーブ
ル信号ENバーを制御回路73に出力する。クロックC
K2の周期はT0/3であり、図12に示したSRAM
10のクロックCK0の周期T0の3分の1である。
【0052】制御回路73はクロックCK2を入力する
とともに、制御信号用ラッチ72から出力される信号を
入力する。制御信号用ラッチ72からイネーブル信号E
Nバーが制御回路73に入力された状態で、クロックC
K2が制御回路73に入力されると、制御回路73はク
ロックCK2を3分の1に分周したクロックCK21,
CK22,CK23を第1〜第3のロウ選択回路73〜
75にそれぞれ出力する。クロックCK22の位相はク
ロックCK21の位相よりも周期T0/3だけ遅れてお
り、クロックCK23の位相はクロックCK22の位相
よりも周期T0/3だけ遅れている。
【0053】また、制御回路73は各入出力回路77に
出力選択信号SO1,SO2、入力選択信号SI1,S
I2、クロックCK21,CK22,CK23、センス
アンプ活性化信号AS1〜AS3及びライトアンプ活性
化信号AW1〜AW3を出力する。
【0054】出力選択信号SO2,SO1はクロックC
K2のパルスをカウントするデジタルカウンタの出力信
号であり、出力選択信号SO2が上位である。クロック
CK2の1つ目のパルスがカウントされると出力選択信
号SO2,SO1の値は「00」となり、クロックCK
2の2つ目のパルスがカウントされると出力選択信号S
O2,SO1の値は「01」となり、さらに、クロック
CK2の3つ目のパルスがカウントされると出力選択信
号SO2,SO1の値は「01」となる。クロックCK
2の3つのパルスがカウントされる毎に、出力選択信号
SO2,SO1の値は「00」,「01」,「10」を
繰り返す。
【0055】入力選択信号SI2,SI1もクロックC
K2のパルスをカウントする別のデジタルカウンタの出
力信号であり、入力選択信号SI2が上位である。クロ
ックCK2の3つのパルスがカウントされる毎に、入力
選択信号SI2,SI1の値は「00」,「01」,
「10」を繰り返す。
【0056】センスアンプ活性化信号AS1,AS2,
AS3はクロックCK21,CK22,CK23にそれ
ぞれ同期しており、ライトアンプ活性化信号AW1,A
W2,AW3もクロックCK21,CK22,CK23
にそれぞれ同期している。
【0057】図5に示すように、メモリセルアレイ71
は多数のメモリセルC(図5では3つのメモリセルC
1,C2,C3のみ図示)を備えている。各メモリセル
Cには3つのワード線WLA,WLB,WLCが接続さ
れている。図5において、メモリセルC1にはワード線
WLA1,WLB1,WLC1が接続され、メモリセル
C2にはワード線WLA2,WLB2,WLC2が接続
され、メモリセルC3にはワード線WLA3,WLB
3,WLC3が接続されている。
【0058】また、メモリセルC1,C2,C3,・・
・に対して3対のビット線対BL1,BL1バー、BL
2,BL2バー、BL3,BL3バーが接続されてい
る。本形態において、ワード線WLA(WLA1,WL
A2,・・・)とビット線対BL1,BL1バーとが対
応し、ワード線WLB(WLB1,WLB2,・・・)
とビット線対BL2,BL2バーとが対応し、さらにワ
ード線WLC(WLC1,WLC2,・・・)とビット
線対BL3,BL3バーとが対応している。各メモリセ
ルC(C1,C2,C3,・・・)へのデータの書き込
み時又は読み出し時において、3つのワード線の1つの
ワード線が選択されるとともに、3対のビット線対の1
つのビット線対が選択されて各メモリセルCへのデータ
の書き込み又は各メモリセルC(C1,C2,C3,・
・・)からのデータの読み出しが行われる。
【0059】メモリセルアレイ71の複数のワード線W
LAには第1のロウ選択回路74が接続され、複数のワ
ード線WLBには第2のロウ選択回路75が接続され、
さらに複数のワード線WLCには第3のロウ選択回路7
6が接続されている。第1〜第3のロウ選択回路74〜
76は、図1に示した第1のロウ選択回路34と同様の
構成であり、第1及び第2のラッチ、アドレスデコーダ
及びロウデコーダを備える。各第1のラッチは、外部か
ら供給されるアドレス信号ADを制御回路73から供給
されるクロックCK21,CK22,CK23の立ち下
がりエッジに基づいて保持してアドレスデコーダに出力
する。各第2のラッチはアドレスデコーダから出力され
るプリデコード信号を、クロックCK21,CK22,
CK23の立ち上がりエッジに基づいて保持してロウデ
コーダ44に出力する。各ロウデコーダは第2のラッチ
から入力したプリデコード信号をワード線選択信号にデ
コードする。
【0060】メモリセルアレイ71のビット線対BL
1,BL1バー、BL2,BL2バー、BL3,BL3
バーにそれぞれ入出力回路77が接続されている。入出
力回路77は、3つのライトアンプ81,85,89、
3つのセンスアンプ82,86,90、3つの入力ラッ
チ83,87,91、3つの出力ラッチ84,88,9
2、入力セレクタ93及び出力セレクタ94を備える。
ライトアンプ81及びセンスアンプ82はビット線対B
L1,BL1バーに接続され、ライトアンプ81及びセ
ンスアンプ82には入力ラッチ83及び出力ラッチ84
がそれぞれ接続されている。ライトアンプ85及びセン
スアンプ86はビット対BL2,BL2バーに接続さ
れ、ライトアンプ85及びセンスアンプ86には入力ラ
ッチ87及び出力ラッチ88がそれぞれ接続されてい
る。ライトアンプ89及びセンスアンプ90はビット対
BL3,BL3バーに接続され、ライトアンプ89及び
センスアンプ90には入力ラッチ91及び出力ラッチ9
2がそれぞれ接続されている。
【0061】ライトアンプ81はライトアンプ活性化信
号AW1に基づいて活性化されて入力ラッチ83から入
力したデータを対応するビット線対BL1,BL1バー
を介して選択されたメモリセルC(C1,C2,C3,
・・・)に書き込む。また、センスアンプ82はセンス
アンプ活性化信号AS1に基づいて活性化されて対応す
るビット線対BL1,BL1バーのデータを増幅して出
力ラッチ84に出力する。ライトアンプ85はライトア
ンプ活性化信号AW2に基づいて活性化されて入力ラッ
チ87から入力したデータを対応するビット線対BL
2,BL2バーを介して選択されたメモリセルC(C
1,C2,C3,・・・)に書き込む。センスアンプ8
6はセンスアンプ活性化信号AS2に基づいて活性化さ
れて対応するビット線対BL2,BL2バーのデータを
増幅して出力ラッチ88に出力する。ライトアンプ89
はライトアンプ活性化信号AW3に基づいて活性化され
て入力ラッチ91から入力したデータを対応するビット
線対BL3,BL3バーを介して選択されたメモリセル
C(C1,C2,C3,・・・)に書き込む。センスア
ンプ90はセンスアンプ活性化信号AS3に基づいて活
性化されて対応するビット線対BL3,BL3バーのデ
ータを増幅して出力ラッチ92に出力する。
【0062】入力セレクタ93は入力選択信号SI2,
SI1を入力しており、両信号SI2,SI1の値が
「00」であると入力ラッチ83を選択し、両信号SI
2,SI1の値が「01」であると入力ラッチ87を選
択し、さらに、両信号SI2,SI1の値が「10」で
あると入力ラッチ91を選択する。そして、入力セレク
タ93は入力端子95を介して外部から供給されるデー
タをその選択した入力ラッチに出力する。
【0063】入力ラッチ83は入力セレクタ93から供
給されるデータをクロックCK21の立ち上がりエッジ
に基づいて保持してライトアンプ81に出力する。入力
ラッチ87は入力セレクタ93から供給されるデータを
クロックCK22の立ち上がりエッジに基づいて保持し
てライトアンプ85に出力する。さらに、入力ラッチ9
1は入力セレクタ93から供給されるデータをクロック
CK23の立ち上がりエッジに基づいて保持してライト
アンプ89に出力する。
【0064】出力ラッチ84はセンスアンプ82から出
力されるデータをクロックCK21の立ち上がりエッジ
に基づいて保持して出力セレクタ94に出力する。出力
ラッチ88はセンスアンプ86から出力されるデータを
クロックCK22の立ち上がりエッジに基づいて保持し
て出力セレクタ94に出力する。さらに、出力ラッチ9
2はセンスアンプ90から出力されるデータをクロック
CK23の立ち上がりエッジに基づいて保持して出力セ
レクタ94に出力する。
【0065】出力セレクタ94は出力選択信号SO2,
SO1を入力しており、両信号SO2,SO1の値が
「00」であると出力ラッチ84を選択し、両信号SO
2,SO1の値が「01」であると出力ラッチ88を選
択し、さらに、両信号SO2,SO1の値が「10」で
あると出力ラッチ92を選択する。そして、出力セレク
タ94はその選択した出力ラッチのデータを出力端子9
6を介して外部に出力する。
【0066】次に上記のように構成されたSRAM70
の動作を図6に従って説明する。図6(a)はSRAM
70からのデータの読み出し時の作用を示す。クロック
CK2のパルスの立ち上がりエッジに基づいてイネーブ
ル信号ENバーが制御信号用ラッチ72に保持されて制
御回路73に出力される。すると、制御回路73からク
ロックCK2を3分の1に分周したクロックCK21,
CK22,CK23のパルスが第1〜第3のロウ選択回
路74〜76にそれぞれ出力されるとともに、制御回路
73から出力選択信号SO2,SO1、クロックCK2
1,CK22,CK23、及びセンスアンプ活性化信号
AS1,AS2,AS3が出力される。
【0067】クロックCK21,CK22,CK23の
パルスの立ち下がりエッジに基づいて1つ目〜3つ目の
アドレス信号ADが第1〜第3のロウ選択回路74〜7
6に保持され、クロックCK21,CK22,CK23
のパルスの立ち上がりエッジに基づいてアドレス信号に
基づく1つ目〜3つ目のプリデコード信号がワード線選
択信号にデコードされる。
【0068】1つ目のアドレス信号に対応するワード線
選択信号に基づいて複数のワード線WLAのいずれか一
つ、例えばワード線WLA1が選択され、メモリセルC
1のデータがビット線対BL1,BL1バーに読み出さ
れる。このとき、センスアンプ活性化信号AS1に基づ
いてセンスアンプ82が活性化され、対応するビット線
対BL1,BL1バーのデータが増幅されて出力ラッチ
84に出力される。2つ目のアドレス信号に対応するワ
ード線選択信号に基づいて複数のワード線WLBのいず
れか一つ、例えばワード線WLB2が選択され、メモリ
セルC2のデータがビット線対BL2,BL2バーに読
み出される。このとき、センスアンプ活性化信号AS2
に基づいてセンスアンプ86が活性化され、対応するビ
ット線対BL2,BL2バーのデータが増幅されて出力
ラッチ88に出力される。3つ目のアドレス信号に対応
するワード線選択信号に基づいて複数のワード線WLC
のいずれか一つ、例えばワード線WLC3が選択され、
メモリセルC3のデータがビット線対BL3,BL3バ
ーに読み出される。このとき、センスアンプ活性化信号
AS3に基づいてセンスアンプ90が活性化され、対応
するビット線対BL3,BL3バーのデータが増幅され
て出力ラッチ92に出力される。
【0069】そして、出力選択信号SO2,SO1の値
が「00」になると、出力セレクタ94によって出力ラ
ッチ84が選択され、出力ラッチ84のデータが出力端
子96を介して外部に出力される。出力選択信号SO
2,SO1の値が「01」になると、出力セレクタ94
によって出力ラッチ88が選択され、出力ラッチ88の
データが出力端子96を介して外部に出力される。さら
に出力選択信号SO2,SO1の値が「10」になる
と、出力セレクタ94によって出力ラッチ92が選択さ
れ、出力ラッチ92のデータが出力端子96を介して外
部に出力される。
【0070】すなわち、出力端子96から読み出しデー
タが出力され始めると、クロックCK2の各パルスに基
づいてアドレス信号ADに対応する読み出しデータが順
次出力されることとなる。
【0071】図6(b)はSRAM70へのデータの書
き込み時の作用を示す。クロックCK2のパルスの立ち
上がりエッジに基づいてイネーブル信号ENバーが制御
信号ラッチ72に保持されて制御回路73に出力され
る。すると、制御回路73からクロックCK21,CK
22,CK23のパルスが第1〜第3のロウ選択回路7
4〜76にそれぞれ出力されるとともに、制御回路73
から入力選択信号SI2,SI1、クロックCK21,
CK22,CK23、及びライトアンプ活性化信号AW
1,AW2,AW3が出力される。
【0072】クロックCK21,CK22,CK23の
パルスの立ち下がりエッジに基づいて1つ目〜3つ目の
アドレス信号ADが第1〜第3のロウ選択回路74〜7
6に保持され、クロックCK21,CK22,CK23
のパルスの立ち上がりエッジに基づいてアドレス信号に
基づく1つ目〜3つ目のプリデコード信号がワード線選
択信号にデコードされる。
【0073】入力選択信号SI2,SI1の値が「0
0」になると入力セレクタ93によって入力ラッチ83
が選択され、入力端子95を介して供給される1つ目の
書き込みデータは入力ラッチ83に出力される。この書
き込みデータはクロックCK21のパルスの立ち上がり
エッジに基づいて入力ラッチ83に保持されてライトア
ンプ81に出力される。ライトアンプ活性化信号AW1
に基づいてライトアンプ81が活性化され、書き込みデ
ータが増幅されて対応するビット線対BL1,BL1バ
ーに出力される。このとき、1つ目のアドレス信号に対
応するワード線選択信号に基づいて複数のワード線WL
Aのいずれか一つ、例えばワード線WLA1が選択さ
れ、メモリセルC1に1つ目の書き込みデータが書き込
まれる。
【0074】入力選択信号SI2,SI1の値が「0
1」になると入力セレクタ93によって入力ラッチ87
が選択され、入力端子95を介して供給される2つ目の
書き込みデータは入力ラッチ87に出力される。この書
き込みデータはクロックCK22のパルスの立ち上がり
エッジに基づいて入力ラッチ87に保持されてライトア
ンプ85に出力される。ライトアンプ活性化信号AW2
に基づいてライトアンプ85が活性化され、書き込みデ
ータが増幅されて対応するビット線対BL2,BL2バ
ーに出力される。このとき、2つ目のアドレス信号に対
応するワード線選択信号に基づいて複数のワード線WL
Bのいずれか一つ、例えばワード線WLB2が選択さ
れ、メモリセルC2に2つ目の書き込みデータが書き込
まれる。
【0075】さらに、入力選択信号SI2,SI1の値
が「10」になると入力セレクタ93によって入力ラッ
チ91が選択され、入力端子95を介して供給される3
つ目の書き込みデータは入力ラッチ91に出力される。
この書き込みデータはクロックCK23のパルスの立ち
上がりエッジに基づいて入力ラッチ91に保持されてラ
イトアンプ89に出力される。ライトアンプ活性化信号
AW3に基づいてライトアンプ89が活性化され、書き
込みデータが増幅されて対応するビット線対BL3,B
L3バーに出力される。このとき、3つ目のアドレス信
号に対応するワード線選択信号に基づいて複数のワード
線WLCのいずれか一つ、例えばワード線WLC3が選
択され、メモリセルC3に3つ目の書き込みデータが書
き込まれる。
【0076】すなわち、メモリセルアレイ71のメモリ
セルCへのデータの書き込みが開始されると、クロック
CK2の各パルスに基づいてアドレス信号ADに対応す
るメモリセルCに書き込みデータが順次書き込まれるこ
ととなる。
【0077】さて、本実施の形態は、以下の効果があ
る。 (1)本形態のSRAM70は、1つのメモリセルCに
対して3対のビット線対BL1,BL1バー、BL2,
BL2バー、BL3,BL3バーを設け、周期T0/3
のクロックCK2の各パルスに基づいて第1〜第3のロ
ウ選択回路74〜76によってメモリセルアレイ71の
メモリセルCを順次選択する。そして、選択したメモリ
セルに関するデータの読み出し又は書き込みをビット線
対BL1,BL1バーに接続されたライトアンプ81及
びセンスアンプ82よりなる系統と、ビット線対BL
2,BL2バーに接続されたライトアンプ85及びセン
スアンプ86よりなる系統と、ビット線対BL3,BL
3バーに接続されたライトアンプ89及びセンスアンプ
90よりなる系統との3系統の入出力回路77によって
順次行うようにしたので、SRAM70の読み出し動作
及び書き込み動作を、従来のSRAM10のクロックC
K0に比較して3倍の周波数のクロックCK2にて高速
に行うことができる。
【0078】[第3の実施の形態]次に、本発明の第3
の実施の形態を図7,8に従って説明する。なお、重複
説明を避けるため、図1,2において説明したものと同
じ要素については、同じ参照番号が付されている。
【0079】図7は本形態における半導体記憶装置とし
てのSRAM100を示す。このSRAM100はデュ
アルポートRAMである。すなわち、SRAM100は
1つのメモリセルアレイ101を備え、メモリセルアレ
イ101の第1のポート101A側に制御信号用ラッチ
32、制御回路33、第1及び第2のロウ選択回路3
4,35及び複数(図7では2つのみ図示)の入出力回
路36を備えるとともに、第1のポート101B側に制
御信号用ラッチ32A、制御回路33A、第1及び第2
のロウ選択回路34A,35A及び複数(図7では2つ
のみ図示)の入出力回路36Aを備えている。
【0080】制御信号用ラッチ32A、制御回路33
A、第1及び第2のロウ選択回路34A,35A及び入
出力回路36Aはそれぞれ制御信号用ラッチ32、制御
回路33、第1及び第2のロウ選択回路34,35及び
入出力回路36と同様の構成であるとともに、周期T0
/2のクロックCK1に基づいて同様に動作する。
【0081】図8に示すように、メモリセルアレイ10
1は多数のメモリセルC(図8では2つのメモリセルC
1,C2のみ図示)を備えている。各メモリセルCには
4つのワード線WLA,WLB,WLC,WLDが接続
されている。図8において、メモリセルC1にはワード
線WLA1,WLB1,WLC1,WLD1が接続さ
れ、メモリセルC2にはワード線WLA2,WLB2,
WLC2,WLD2が接続されている。
【0082】また、メモリセルC1,C2,・・・に対
して4対のビット線対BL1,BL1バー、BL2,B
L2バー、BL3,BL3バー、BL4,BL4バーが
接続されている。本形態において、ワード線WLA(W
LA1,WLA2,・・・)とビット線対BL1,BL
1バーとが対応し、ワード線WLB(WLB1,WLB
2,・・・)とビット線対BL2,BL2バーとが対応
し、ワード線WLC(WLC1,WLC2,・・・)と
ビット線対BL3,BL3バーとが対応し、ワード線W
LD(WLD1,WLD2,・・・)とビット線対BL
4,BL4バーとが対応している。
【0083】メモリセルアレイ101の複数のワード線
WLAには第1のロウ選択回路34が接続され、複数の
ワード線WLBには第2のロウ選択回路35が接続され
ている。複数のワード線WLCには第1のロウ選択回路
34Aが接続され、複数のワード線WLDには第2のロ
ウ選択回路35Aが接続されている。
【0084】メモリセルアレイ101の第1のポート1
01A側においてビット線対BL1,BL1バー、BL
2,BL2バーにそれぞれ入出力回路36が接続され、
第2のポート101B側においてビット線対BL3,B
L3バー、BL4,BL4バーにそれぞれ入出力回路3
6Aが接続されている。
【0085】従って、第1のポート101A側からの各
メモリセルC(C1,C2,・・・)へのデータの書き
込み時又は読み出し時において、第1及び第2のロウ選
択回路34,35によって2つのワード線WLA,WL
Bの一方のワード線が選択されるとともに、2対のビッ
ト線対BL1,BL1バー、BL2,BL2バーの一方
のビット線対が選択される。また、第2のポート101
B側からの各メモリセルC(C1,C2,・・・)への
データの書き込み時又は読み出し時において、第1及び
第2のロウ選択回路34A,35Aによって2つのワー
ド線WLC,WLDの一方のワード線が選択されるとと
もに、2対のビット線対BL3,BL3バー、BL4,
BL4バーの一方のビット線対が選択される。
【0086】このように構成されたSRAM100は第
1及び第2のポート101A,101B側において、前
記SRAM30と同様にしてメモリセルに関するデータ
の書き込み及びデータの読み出しが行われる。
【0087】さて、本実施の形態は、以下の効果があ
る。 (1)本形態のSRAM100は、メモリセルアレイ1
01の第1及び第2のポート101A,101B側から
メモリセルアレイ101のメモリセルに関するデータの
書き込み又は読み出しを行うことができるとともに、第
1及び第2のポート101A,101B側において、2
系統を持つ入出力回路36,36Aによってデータの書
き込み及び読み出しを行うようにしたので、SRAM1
00の読み出し動作及び書き込み動作を、従来のSRA
M10のクロックCK0に比較して2倍の周波数のクロ
ックCK1にて高速に行うことができる。
【0088】[第4の実施の形態]次に、本発明の第4
の実施の形態を図9〜11に従って説明する。なお、重
複説明を避けるため、図1,2,4,5において説明し
たものと同じ要素については、同じ参照番号が付されて
いる。
【0089】図9は本形態における半導体記憶装置とし
てのSRAM105を示す。このSRAM105はFI
FO(先入れ先出し)方式のデュアルポートRAMであ
る。すなわち、SRAM105は、1つのメモリセルア
レイ106を備え、メモリセルアレイ106の第1のポ
ート106側に制御信号用ラッチ72、制御回路73、
第1〜第3のロウ選択回路74,75,76及び複数
(図9では2つのみ図示)の出力回路107を備えると
ともに、第2のポート106B側に制御信号用ラッチ3
2、制御回路33、第1及び第2のロウ選択回路34,
35及び複数(図9では2つのみ図示)の入力回路10
8を備えている。
【0090】制御回路107はクロックCK2を入力す
るとともに、制御信号用ラッチ72から出力される信号
を入力する。制御信号用ラッチ72からイネーブル信号
ENバーが制御回路107に入力された状態で、クロッ
クCK2が制御回路107に入力されると、制御回路1
07はクロックCK2を3分の1に分周したクロックC
K21,CK22,CK23を第1〜第3のロウ選択回
路73〜75にそれぞれ出力する。クロックCK22の
位相はクロックCK21の位相よりも周期T0/3だけ
遅れており、クロックCK23の位相はクロックCK2
2の位相よりも周期T0/3だけ遅れている。また、制
御回路107は各出力回路108に出力選択信号SO
1,SO2、クロックCK21,CK22,CK23、
及びセンスアンプ活性化信号AS1〜AS3を出力す
る。
【0091】制御回路109はクロックCK1を入力す
るとともに、制御信号用ラッチ32から出力される信号
を入力する。制御信号用ラッチ32からイネーブル信号
ENバーが制御回路109に入力された状態で、クロッ
クCK1が制御回路109に入力されると、制御回路1
09はクロックCK1を2分の1に分周したクロックC
K11,CK12を第1及び第2のロウ選択回路34,
35にそれぞれ出力する。クロックCK12の位相はク
ロックCK11の位相よりも周期T0/2だけ遅れてい
る。また、制御回路109は各入力回路110に入力選
択信号SI、クロックCK11,CK12及びライトア
ンプ活性化信号AWを出力する。
【0092】図10に示すように、メモリセルアレイ1
06は多数のメモリセルC(図10では3つのメモリセ
ルC1,C2,C3のみ図示)を備えている。各メモリ
セルCには5つのワード線WLA,WLB,WLC,W
LE,WLFが接続されている。図10において、メモ
リセルC1にはワード線WLA1,WLB1,WLC
1,WLE1,WLF1が接続され、メモリセルC2に
はワード線WLA2,WLB2,WLC2,WLE2,
WLF2が接続され、メモリセルC3にはワード線WL
A3,WLB3,WLC3,WLE3,WLF3が接続
されている。
【0093】また、メモリセルC1,C2,・・・に対
して5対のビット線対BL1,BL1バー、BL2,B
L2バー、BL3,BL3バー、BL4,BL4バー、
BL5,BL5バーが接続されている。本形態におい
て、ワード線WLA(WLA1,WLA2,・・・)と
ビット線対BL1,BL1バーとが対応し、ワード線W
LB(WLB1,WLB2,・・・)とビット線対BL
2,BL2バーとが対応し、ワード線WLC(WLC
1,WLC2,・・・)とビット線対BL3,BL3バ
ーとが対応し、ワード線WLE(WLE1,WLE2,
・・・)とビット線対BL4,BL4バーとが対応し、
さらにワード線WLF(WLF1,WLF2,・・・)
とビット線対BL5,BL5バーとが対応している。
【0094】メモリセルアレイ106の複数のワード線
WLAには第1のロウ選択回路74が接続され、複数の
ワード線WLBには第2のロウ選択回路75が接続さ
れ、さらに複数のワード線WLCには第3のロウ選択回
路76が接続されている。複数のワード線WLEには第
1のロウ選択回路34が接続され、複数のワード線WL
Fには第2のロウ選択回路35が接続されている。
【0095】メモリセルアレイ106の第1のポート1
06A側においてビット線対BL1,BL1バー、BL
2,BL2バー、BL3,BL3バーにそれぞれ出力回
路108が接続され、第2のポート106B側において
ビット線対BL4,BL4バー、BL5,BL5バーに
それぞれ入力回路110が接続されている。
【0096】出力回路107は、前記入出力回路77
(図5に示す)における3つのライトアンプ81,8
5,89、3つの入力ラッチ83,87,91、及び入
力セレクタ93を省略した構成である。センスアンプ8
2はビット線対BL1,BL1バーに接続され、センス
アンプ82には出力ラッチ84が接続されている。セン
スアンプ86はビット対BL2,BL2バーに接続さ
れ、センスアンプ86には出力ラッチ88が接続されて
いる。センスアンプ90はビット対BL3,BL3バー
に接続され、センスアンプ90には出力ラッチ92が接
続されている。
【0097】入力回路110は、前記入出力回路36
(図2に示す)における2つのセンスアンプ52,5
6、2つの出力ラッチ54,58、及び出力セレクタ6
0を省略した構成である。ライトアンプ51はビット線
対BL4,BL4バーに接続され、ライトアンプ51に
は入力ラッチ53が接続されている。ライトアンプ55
はビット対BL5,BL5バーに接続され、ライトアン
プ55には入力ラッチ57が接続されている。
【0098】従って、第1のポート106A側からの各
メモリセルC(C1,C2,・・・)へのデータの書き
込み時又は読み出し時において、第1〜第3のロウ選択
回路74〜76によって3つのワード線WLA,WL
B,WLCの1つのワード線が選択されるとともに、3
対のビット線対BL1,BL1バー、BL2,BL2バ
ー、BL3,BL3バーの1対のビット線対が選択され
る。また、第2のポート106B側からの各メモリセル
C(C1,C2,・・・)へのデータの書き込み時又は
読み出し時において、第1及び第2のロウ選択回路3
4,35によって2つのワード線WLE,WLFの一方
のワード線が選択されるとともに、2対のビット線対B
L4,BL4バー、BL5,BL5バーの一方のビット
線対が選択される。
【0099】このように構成されたSRAM105は第
1のポート106A側において前記SRAM70と同様
にしてメモリセルに関するデータの読み出しが行われ、
第2のポート106B側において前記SRAM30と同
様にしてメモリセルに関するデータの書き込みが行われ
る。図7はSRAM105に関するデータの読み出し動
作及び書き込み動作を示す。
【0100】さて、本実施の形態は、以下の効果があ
る。 (1)本形態のSRAM105は、メモリセルアレイ1
06の第1のポート106A側において、3系統を持つ
出力回路108によってデータの読み出しのみを行い、
第2のポート106B側において、2系統を持つ入出力
回路110によってデータの書き込みのみを行ようにし
た。そのため、SRAM105からのデータの読み出し
動作を、従来のSRAM10のクロックCK0に比較し
て3倍の周波数のクロックCK2にて高速に行うことが
でき、SRAM105へのデータの書き込み動作をクロ
ックCK0に比較して2倍の周波数のクロックCK1に
て高速に行うことができる。
【0101】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明は、より高
いクロック周波数にて動作させることができる半導体記
憶装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態のSRAMのブロック図
【図2】図1のメモリセルアレイ及び入出力回路を示す
回路図
【図3】図1のSRAMの作用を示すタイムチャート
【図4】第2の実施の形態のSRAMのブロック図
【図5】図4のメモリセルアレイ及び入出力回路を示す
回路図
【図6】図4のSRAMの作用を示すタイムチャート
【図7】第3の実施の形態のSRAMを示すブロック図
【図8】図7のメモリセルアレイ及び入出力回路を示す
回路図
【図9】第4の実施の形態のSRAMを示すブロック図
【図10】図9のメモリセルアレイ及び入出力回路を示
す回路図
【図11】図9のSRAMの作用を示すタイムチャート
【図12】従来のSRAMを示すブロック図
【図13】従来のSRAMの作用を示すタイムチャート
【符号の説明】
31,71,101,106 メモリセルアレイ 34,35,74〜76 ロウ選択回路 36,77 入出力回路 59,93 切換回路としての入力セレクタ 60,94 切換回路としての出力セレクタ AD アドレス信号 C1,C2,C3 メモリセル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数のメモリセルを備えたメモリセルア
    レイと、アドレス信号に基づいて所定のメモリセルを選
    択するための選択回路と、1つのポートを備えかつ前記
    選択回路によって選択されたメモリセルに対するデータ
    の書き込み及び読み出しを行う入出力回路とを備えた半
    導体記憶装置において、 前記メモリセルは複数のポートを備え、 前記入出力回路は、前記メモリセルの複数のポートに対
    応しかつ該メモリセルに対するデータの書き込み又は読
    み出しのための複数の書き込み又は読み出しのための系
    統と、前記複数の系統のいずれか1つを前記入出力回路
    のポートに接続するための切換回路とを備え、 前記アドレス信号に対して複数の選択回路を設けた半導
    体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記入出力回路は、書き込みデータをラ
    ッチするための複数の入力ラッチと、 前記複数の入力ラッチのデータを増幅するための複数の
    ライトアンプと、 前記複数の入力ラッチのいずれか1つを選択し、その選
    択した入力ラッチに外部から供給される書き込みデータ
    を出力する入力セレクタと、 前記メモリセルから読み出されたデータを増幅するため
    の複数のセンスアンプと、 前記複数のセンスアンプから出力されるデータをラッチ
    するための複数の出力ラッチと、 前記複数の出力ラッチのいずれか1つを選択し、その選
    択した出力ラッチのデータを外部に出力する出力セレク
    タとを備える請求項1に記載の半導体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006139897A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Samsung Electronics Co Ltd メモリ装置及びメモリ装置の動作方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006139897A (ja) * 2004-11-10 2006-06-01 Samsung Electronics Co Ltd メモリ装置及びメモリ装置の動作方法

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