JPH09320096A - 光学式記録再生装置 - Google Patents

光学式記録再生装置

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JPH09320096A
JPH09320096A JP8130167A JP13016796A JPH09320096A JP H09320096 A JPH09320096 A JP H09320096A JP 8130167 A JP8130167 A JP 8130167A JP 13016796 A JP13016796 A JP 13016796A JP H09320096 A JPH09320096 A JP H09320096A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対物レンズ5のシフトに影響されずに、ま
た、高密度ディスク1用に設計された対物レンズ5を用
いてCDを安定して再生する。 【解決手段】 対物レンズ5上にマスキング部材11を
設ける。このマスキング部材11は、高密度ディスク1
用に設計された対物レンズ5を用いて上記高密度ディス
ク1よりも基板厚の厚いCDを再生する場合に、対物レ
ンズ5の実効開口数NAを小さくして、収差の影響を大
幅に削減することができるようになっている。これによ
り、例えば対物レンズ5がシフトしても上記マスキング
部材11がその移動に追従するので、高密度ディスク1
あるいはCDの信号面上に適正な大きさの光スポットが
形成される。特に、CDの信号面上には、マスキング部
材11の内側を透過する、比較的収差の少ない光束によ
って、適正な大きさの光スポットが形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報記録媒体に光
ビームを照射し、情報の記録、再生、あるいは消去を行
う光学式記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、情報記録媒体に光ビームを照
射し、情報の記録、再生、あるいは消去を行う光学式記
録再生装置についての研究が日々なされている。その中
でも特に、厚さや記録密度の異なる情報記録媒体におけ
る情報の記録、再生、あるいは消去を同一の光学系で行
うことを目的とした研究が、現在盛んに行われている。
【0003】例えば特開平6−20298号公報では、
対物レンズの実効開口数NA(Numerical Aperture)に
より決められた有効径の開口部を有する開口部材を光路
中に挿入することによって、対物レンズに入射する光束
を制限するようにした光学系について開示されている。
【0004】上記公報では、図12に示すように、コリ
メーターレンズ50と対物レンズ51との間に、開口絞
り調整部52を設けている。この開口絞り調整部52
は、例えば正方形状に形成された開口部材53と、上記
開口部材53を支持するアクチュエーター54とからな
っている。上記開口部材53の中央部には、円形状の開
口が穿設された開口部53aが形成されている。なお、
上記開口部53aの径は、対物レンズ51の実効開口数
NAに応じて決められている。また、アクチュエーター
54は、光束55に対する垂直方向の移動によって、開
口部材53を光束55中に挿入したり、あるいは光束5
5中から抜き出したりすることができるようになってい
る。
【0005】上記の構成によれば、図示しない光源から
出射された光はコリメーターレンズ50によって平行な
光束55となる。そして、上記光束55は、開口部材5
3に設けられた開口部53aによってその一部が制限さ
れ、光束56となって対物レンズ51に入射する。そし
て、上記光束56は対物レンズ51によって集光され、
その結果、情報記録媒体としてのディスク(図示しな
い)上に、適切な大きさの光スポットが形成される。
【0006】一方、上記開口部材53が光束55中に挿
入されていない場合には、光束55がそのままの光束径
で対物レンズ51に入射し、該光束径に応じた大きさの
光スポットが上記ディスク上に形成されることになる。
【0007】このように、上記開口部材53が光束55
中に挿入されている場合と、挿入されていない場合とで
は、上記のように対物レンズ51に入射する入射光の光
束径がそれぞれ異なる。したがって、上記構成では、上
記開口部材53の光束55中への挿抜によって、対物レ
ンズ51への入射光の光束径を変化させると共に対物レ
ンズ51の実効開口数NAを変化させ、ディスク上に形
成される光スポットの大きさを上記ディスクに応じた適
正な大きさに形成することができるようになっている。
その結果、厚さや記録密度の異なる情報記録媒体におけ
る情報の記録、再生、あるいは消去を同一の光学式記録
再生装置で行うことが可能となっている。
【0008】また、厚さの異なる情報記録媒体に対して
は、対物レンズ51の実効開口数NAを小さくすること
により、収差の影響を無視できる程度におさえることが
できると共に、情報記録媒体上に形成される光スポット
を絞れることが、一般的に知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来公
報の構成では、アクチュエーター54のような、開口部
材53を光束55中に挿抜するための機構、およびその
駆動回路(図示しない)等を設けているため、装置が大
型化するという問題が生ずる。
【0010】また、上記構成では、対物レンズ51がデ
ィスクの偏芯等に追従してディスクのトラック方向にシ
フトする場合がある。したがって、このときには、開口
部材53で制限された光束56が、対物レンズ51に対
して本来入射すべき位置に入射しなくなる。その結果、
ディスクに応じた適正な大きさの光スポットをディスク
上に形成することができないという問題が生ずる。
【0011】また、従来の光学系では、図13に示すよ
うに、高密度ディスク57においては、適正な大きさの
光スポットが高密度ディスク57の信号面上に形成さ
れ、情報の記録、再生、あるいは消去を安定して行うこ
とはできる。しかし、図14に示すように、同じ光学系
でCD(Compact Disk)58を用いた場合においては収
差の影響を大きく受けるため、同図中E部の拡大図で示
すように、CD58の信号面に形成される光スポットが
略一点に絞られなくなる。その結果、CD58において
は、情報の記録、再生、あるいは消去を安定して行うこ
とができないという問題が生ずる。
【0012】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、情報記録媒体に応じた適
正な大きさの光スポットを上記情報記録媒体上に的確に
形成し、厚さや記録密度の異なる情報記録媒体における
情報の記録、再生、あるいは消去を、同一の装置で安定
して行うことのできる光学式記録再生装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る光
学式記録再生装置は、上記の課題を解決するために、光
源から対物レンズを介して情報記録媒体に光ビームを照
射し、情報の記録、再生、あるいは消去を行う光学式記
録再生装置であって、光源と情報記録媒体との間の光路
中に、上記対物レンズと中心を同一としてリング状に形
成され、上記光ビームの一部を遮断する光遮断手段が設
けられていることを特徴としている。
【0014】上記の構成によれば、光源から出射され、
情報記録媒体に照射される光ビームは、対物レンズと中
心を同一としてリング状に形成された光遮断手段によっ
てその一部が遮断される。そして、上記光遮断手段で遮
断されなかった光ビーム、つまり、光遮断手段の内側ま
たは外側を透過した光ビームが対物レンズによって集光
され、情報記録媒体に応じた適正な大きさの光スポット
が情報記録媒体上に形成される。
【0015】つまり、上記構成によれば、従来のよう
に、光ビームの径を制限する部材を光路中に挿抜するよ
うな装置等が必要がなく、光遮断手段を光源と情報記録
媒体との間の光路中に常に配置しておくだけで、情報記
録媒体に応じた適正な大きさの光スポットが情報記録媒
体上に形成される。したがって、上記構成によれば、従
来必要であった上記のような装置等を設けない分、装置
の構成を簡素化して装置の小型化を図ることができると
共に、部品点数を少なくして装置の大幅なコストダウン
を図ることができる。また、上記構成によれば、情報記
録媒体の基板厚に対応して切り換える必要がないので、
プレーヤーの立ち上げ時間を最小限にすることができ
る。
【0016】請求項2の発明に係る光学式記録再生装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1の構成にお
いて、上記光遮断手段が、上記対物レンズ上または上記
対物レンズのシフト動作と連動する部位に設けられてい
ることを特徴としている。
【0017】上記の構成によれば、光遮断手段が上記対
物レンズ上または上記対物レンズのシフト動作と連動す
る部位に設けられているので、上記対物レンズが例えば
情報記録媒体のトラック方向に移動しても、上記光ビー
ムは、上記光遮断手段によって的確にその一部が遮断さ
れる一方、遮断されなかった光ビームはそのまま対物レ
ンズで集光されて、情報記録媒体上にスポット照射され
ることになる。
【0018】つまり、従来では、対物レンズに入射する
光ビームの径を絞る部材が、対物レンズと離れて、対物
レンズのシフト動作とは無関係に設けられていた。した
がって、上記対物レンズが、例えば情報記録媒体のトラ
ック方向に移動すると、上記部材が対物レンズの移動に
追従せず、上記部材によって径の絞られた光ビームが、
対物レンズに入射すべき本来の光路から外れて対物レン
ズに入射していた。その結果、上記光ビームが正確に集
光されず、情報記録媒体上に適正な大きさの光スポット
が形成されなかった。
【0019】しかし、上記構成では、光遮断手段が対物
レンズ上または上記対物レンズのシフト動作と連動する
部位に設けられているので、たとえ対物レンズが情報記
録媒体のトラック方向に移動しても、上記光遮断手段も
その移動に追従することになる。その結果、従来のよう
に、対物レンズに入射する光ビームが本来の光路から外
れるようなことがなく、上記光ビームが対物レンズの移
動に関係なく常に的確に対物レンズに入射することにな
る。
【0020】したがって、上記構成によれば、対物レン
ズの移動等に影響されずに、情報記録媒体上に適正な大
きさの光スポットを形成することができる。その結果、
対物レンズが移動しても情報の記録、再生、あるいは消
去を安定して行うことができ、信頼性および品質の良い
装置を提供することができる。
【0021】請求項3の発明に係る光学式記録再生装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1または2の
構成において、第1の情報記録媒体用に設計された対物
レンズを用いて上記第1の情報記録媒体とは基板厚の異
なる第2の情報記録媒体における情報の記録、再生、あ
るいは消去を行う場合に、上記光遮断手段の内側を透過
する光ビームが上記対物レンズによって上記第2の情報
記録媒体上に集光するようになっていることを特徴とし
ている。
【0022】上記の構成によれば、第1の情報記録媒体
用に設計された対物レンズを用いて上記第1の情報記録
媒体とは基板厚の異なる第2の情報記録媒体における情
報の記録、再生、あるいは消去を行う場合でも、上記光
遮断手段の内側を透過する光ビームが上記対物レンズに
よって上記第2の情報記録媒体上に集光するので、その
結果、上記対物レンズを用いても第2の情報記録媒体に
おける情報の記録、再生、あるいは消去を安定して行う
ことができる。
【0023】つまり、従来は、上記対物レンズを用いて
第2の情報記録媒体における情報の記録、再生、あるい
は消去を行う場合、収差が生じて第2の情報記録媒体に
適正な大きさの光スポットを形成することができなかっ
た。しかし、上記構成によれば、光遮断手段の内側を透
過する光ビームが集光するので、収差の影響を無視でき
る程度まで削減して、光スポットを絞り込むことができ
る。
【0024】したがって、上記構成によれば、第1の情
報記録媒体用に設計された対物レンズを用いて上記第1
の情報記録媒体とは基板厚の異なる第2の情報記録媒体
における情報の記録、再生、あるいは消去を行う場合で
も、収差の影響を大幅に削減することができ、その結
果、厚さや記録密度の異なる情報記録媒体における情報
の記録、再生、あるいは消去を同一の光学系で、しかも
安定して行うことができる。
【0025】請求項4の発明に係る光学式記録再生装置
は、上記の課題を解決するために、請求項1、2、また
は3の構成において、上記光遮断手段は、半透過性であ
ることを特徴としている。
【0026】上記の構成によれば、上記光遮断手段が半
透過性であることにより、上記光遮断手段によって遮断
される光量は少なくなる。つまり、光遮断手段に照射さ
れた光ビームは完全には遮断されず、ある程度は上記光
遮断手段を透過することになる。これにより、情報記録
媒体上により多くの光量を提供することができ、その結
果、反射率の悪い情報記録媒体、ならびに多層の情報記
録媒体においても、情報の記録、再生、あるいは消去を
安定して行うことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態について図
1ないし図11に基づいて説明すれば、以下のとおりで
ある。
【0028】図1は、本発明に係る光学式記録再生装置
において、近年開発されつつある厚さ0.6mmの基板
2枚を貼り合わせた高密度ディスク1(第1の情報記録
媒体)を再生するときの構成図を示している。同図に示
すように、本発明に係る光学式記録再生装置は、光源2
と、コリメートレンズ3と、反射ミラー4と、対物レン
ズ5とを備えている。
【0029】コリメートレンズ3は、光源2から出射さ
れた光を平行な光束6にするものである。また、反射ミ
ラー4は、コリメートレンズ3からの光束6を反射さ
せ、対物レンズ5に導くことができるように配されてい
る。対物レンズ5は、入射した光束6を集光し、高密度
ディスク1の信号面上に光スポットを形成する機能を有
している。
【0030】この対物レンズ5は、基板厚さ0.6mm
の高密度ディスク1用に設計されており、保持体7に取
り付けられている。上記保持体7は、柔軟性を有し上下
左右に揺動可能な支持部材8によって支持されている。
また、支持部材8を支持する基台9は、上記の光源2、
コリメートレンズ3、および反射ミラー4とともに、ハ
ウジング10に取り付けられている。
【0031】上記対物レンズ5の光束入射側には、対物
レンズ5に入射する光束6の一部を遮断する半透過性ま
たは不透過性のマスキング部材11(光遮断手段)が設
けられている。ここで、上記マスキング部材11を対物
レンズ5に貼り合わせたときの平面図を図2(a)に示
す。
【0032】同図(a)に示すように、上記マスキング
部材11は、対物レンズ5と中心を同一としてリング状
に形成されている。これにより、対物レンズ5に入射す
る光束6は、マスキング部材11の内側を通る光束と、
その外側を通る光束との2つに実質的に分離されること
になる。
【0033】半透過性のマスキング部材11の材料とし
ては、例えば、ピックアップの光学系で一般的に利用さ
れているハーフミラーのように、平板ガラスの表面に形
成される誘電多層膜を使用することができる。この材料
でマスキング部材11を形成するときは、対物レンズ5
の中心付近と外周部分とをマスクし、マスクしなかった
部分に上記の誘電多層膜を蒸着して形成すればよい。透
過量の調整は、この誘電多層膜の形成段階で行うことが
可能である。また、上記の誘電多層膜の他に、例えば、
眼鏡等に利用されている染料を用いても、上記と同様に
半透過性のマスキング部材11を構成することができ
る。
【0034】このように、マスキング部材11を、例え
ば半透過性の材料で構成することにより、高密度ディス
ク1を再生する場合に、マスキング部材11による光の
遮断量が少なくなり、高密度ディスク1の信号面上に照
射される光量が多くなるのでより良い結果を得ることが
できると共に、反射率の悪いディスクや、多層のディス
クをも安定して再生することができるようになる。
【0035】また、不透過性のマスキング部材11を形
成する場合においても、上記と同様の材料を用いて同様
の方法で形成することが可能である。この場合は、膜厚
等を調整して光を透過させないようにすればよい。ま
た、金属や樹脂等を用い、エッチングによって不透過性
のマスキング部材11を形成することもできる。
【0036】なお、上記のような半透過性あるいは不透
過性のマスキング部材11を対物レンズ5上に形成する
場合、同図(b)に示すように、対物レンズ5の外周部
分に支持部材20を設け、この支持部材20を基準とし
てその内部に連結部材21を介してマスキング部材11
を形成してもよい。これにより、マスキング部材11の
中心と、対物レンズ5の中心とを一致させるための位置
合わせをより正確に行うことが可能となる。
【0037】なお、本実施形態では、対物レンズ5上に
マスキング部材11を直接形成しているが、例えば平板
ガラス上にマスキング部材11を形成し、この平板ガラ
スを対物レンズ5の下に載置して対物レンズ5と一体化
し、対物レンズ5のシフト動作と連動するようにしても
よい。
【0038】次に、上記の構成において、まず、高密度
ディスク1を再生するときの動作について図1に基づい
て以下に説明する。
【0039】高密度ディスク1を再生するときには、光
源2から出射された光が、コリメートレンズ3、および
反射ミラー4を介して光束6として対物レンズ5に入射
し、対物レンズ5で集光されて高密度ディスク1の信号
面上にスポット照射される。ここで、対物レンズ5上に
は上述したマスキング部材11が設けられているので、
対物レンズ5に入射した光束6の一部がこのマスキング
部材11で遮断されることになる。その結果、図3に示
すような非光束部14が形成されることになる。
【0040】このとき、上記のような非光束部14が形
成されることで、光量の劣化がやや見られることになる
が、収差を発生させる要因とはならない。したがって、
マスキング部材11で遮断されずに対物レンズ5を透過
した光(マスキング部材11の内側を透過した光束、お
よびマスキング部材11の外側を透過した光束)は、高
密度ディスク1用に設計されている対物レンズ5によっ
て略一点に集光する。その結果、収差の影響がほとんど
なく安定して高密度ディスク1を再生することができ
る。
【0041】次に、上述の構成において、従来の厚さ
1.2mmのCD(Compact Disk)12(第2の情報記
録媒体)を再生するときの動作について図4に基づいて
説明する。図4は、このときの簡単な構成図を示してい
る。この場合も、高密度ディスク1(図1参照)を再生
するときと同様に、光源2(図1参照)から出射された
光が、コリメートレンズ3、および反射ミラー4(とも
に図1参照)を介して光束6として対物レンズ5に入射
し、対物レンズ5によって集光されてCD12の信号面
上にスポット照射される。ここで、CD12の信号面に
集光しているスポット部の対物レンズ5側から見たとき
の平面図、上記スポット部の拡大図(図4中のA部の拡
大図)、および上記スポット部における光の強度分布図
を図5(a)、図5(b)、および図5(c)にそれぞ
れ示す。
【0042】図5(a)および図5(b)より、マスキ
ング部材11(図4参照)の内側を透過した光束13a
は、収差の影響がほとんどなく、略一点にスポットが絞
られていることが分かる。一方、マスキング部材11の
外側を透過した光束13bは収差が大きく、しかも、そ
のスポット位置が上記光束13aのスポット位置とは異
なる方向に向かい、かつ、一点には集光していないこと
が分かる。その結果、図5(c)に示すように、CD1
2(図4参照)の信号面上に照射された光束13aにお
いては、CD12を再生するのに十分な光強度が得られ
ている一方、光束13bにおいては光強度は弱い。した
がって、上記光束13bは、CD12の再生には影響し
ないことになる。
【0043】以上のように、上記構成によれば、従来の
ような、光ビームの径を制限する部材を光路中に挿抜す
るような装置等が必要がなく、マスキング部材11を光
源2と高密度ディスク1(またはCD12)との間の光
路中に常に配置しておくだけで、情報記録媒体に応じた
適正な大きさの光スポットが情報記録媒体上に形成され
る。したがって、上記構成によれば、従来必要であった
上記のような装置等を設けない分、装置の構成を簡素化
することができると共に、部品点数を少なくして装置の
大幅なコストダウンを図ることができる。また、上記構
成によれば、ディスク厚に対応して切り換える必要がな
いので、プレーヤーの立ち上げ時間を最小限にすること
ができる。
【0044】また、上記構成によれば、上記マスキング
部材11は上記対物レンズ5上または対物レンズ5のシ
フト動作と連動する部位に設けられているので、上記対
物レンズ5が、例えば高密度ディスク1あるいはCD1
2のトラック方向に移動した場合、上記マスキング部材
11もその移動に追従する。その結果、対物レンズ5が
上記のように移動しても、高密度ディスク1を再生する
ときには、マスキング部材11の内側を透過する光束と
マスキング部材11の外側を透過する光束とが略一点に
集光する一方、CD12を再生するときにはマスキング
部材11の内側を透過する、収差の少ない光束が略一点
に集光する。
【0045】したがって、本発明では、対物レンズ5の
移動等に影響されずに、高密度ディスク1あるいはCD
12における情報の記録、再生、あるいは消去を安定し
て行うことができ、信頼性および品質の良い装置を提供
することができる。
【0046】また、上記構成によれば、高密度ディスク
1用に設計された対物レンズ5を用いて上記高密度ディ
スク1よりも基板厚の厚いCD12における情報の記
録、再生、あるいは消去を行う場合でも、マスキング部
材11によってCD12を再生するためのスポットサイ
ズを決める実効開口数NAを0.45程度に小さくし、
CD12を再生するための本来のスポット径を形成する
ことができる。その結果、上記構成によれば、収差の影
響を大幅に削減して、高密度で厚さの薄いディスク(例
えば0.6mm)用に設計された対物レンズ5を用い
て、低密度で厚さの厚いディスクの信号面上に適正な大
きさの光スポットを形成することができる。すなわち、
厚さや記録密度の異なる情報記録媒体における情報の記
録、再生、あるいは消去を同一の光学系で、しかも安定
して行うことができる。
【0047】なお、高密度ディスク1用に設計された光
学系で、CD12(図4参照)を収差なく再生しようと
すると、収差補償ミラーと呼ばれるものを、例えば反射
ミラー4(図1参照)のかわりに設ければよいことがわ
かっている(このとき、収差補償ミラーの配置位置は反
射ミラー4とは若干異なる)。ここで、上記収差補償ミ
ラーの断面図を図6に示す。同図より、上記収差補償ミ
ラーの中心付近(ミラーの半径ゼロ付近)では、収差の
補償角度が小さく、外周に向かって補償角度がだんだん
と大きくなっていく。そして、ミラーの半径R2付近で
は、補償角度が一旦ゼロになり、ミラーの半径R2より
も外側では、補償角度はミラーの半径R2よりも内側の
補償角度と逆になるということを表している。つまり、
半径R2より内側の光束と、半径R2より外側の光束と
は、本来収差のない光(半径R2付近)を間にしてそれ
ぞれ逆の方向に向かうことになる。
【0048】そこで、本発明では、対物レンズ5(図1
参照)において、同図中に示すミラー半径R1からR3
の間に相当する部分をマスキング部材11(図1参照)
によりマスクしている。つまり、マスキング部材11の
内径および外径は、それぞれこのミラー半径R1および
R3に相当している。
【0049】したがって、本発明のように、収差補償ミ
ラーを用いず、反射面のフラットな反射ミラー4を用い
た場合、マスキング部材11より内側の光束は、比較的
収差が少なく、実用上問題の無いレベルになる。一方、
マスキング部材11より外側の光束は、収差が大きく集
光しない。
【0050】したがって、本発明では、対物レンズ5上
にこのようなマスキング部材11を設けることにより、
高密度で厚さの薄い、例えば0.6mmのディスク用に
設計された光学系で、マスキング部材11の内側を通
る、比較的収差の少ない光束を利用して、厚さ1.2m
mのCD12を安定して再生することができるようにな
っている。
【0051】なお、CD12を再生するときは、マスキ
ング部材11の外径を大きくする方が、収差の影響を少
なくできる。したがって、マスキング部材11の材質と
して半透過性のものを使用し、その透過率とマスク範囲
(マスキング部材11の内径および外径)とを好適に選
択することにより、厚さの異なる高密度ディスク1およ
びCD12の両方を安定して再生することができる。
【0052】また、高密度ディスク1またはCD12に
照射される光と、高密度ディスク1またはCD12から
の反射光とは、光軸を中心に対称になっている。そし
て、リング状のマスキング部材11は対物レンズ5の中
心(光軸)と同心にある。したがって、マスキング部材
11によって遮断されずに対物レンズ5を透過した光
は、高密度ディスク1またはCD12で反射した後、再
びマスキング部材11で遮断されることはない。また、
マスキング部材11で遮断された光が、もしマスキング
部材11を透過した場合、上記の光は高密度ディスク1
またはCD12で反射した後、対称位置のマスキング部
材11で遮断されることになる。この場合、図示しない
受光素子では光量は落ちるが、高密度ディスク1または
CD12上に形成されるスポット形状が乱れることはな
い。
【0053】なお、本実施形態では、マスキング部材1
1を用いて対物レンズ5に入射する光束6の一部を遮
断、あるいは半透過させ、同一の光学系で厚さの異なる
情報記録媒体の情報を再生する方法について説明した
が、例えば入射する光が集光せず拡散するように、本来
マスキングされる対物レンズ5の表面の形状を変更する
ことにより、マスキング部材11を用いなくても、事実
上、本実施形態と同様の効果を得ることもできる。
【0054】例えば、図7に示すように、対物レンズ5
の光束入射側の表面において、本来マスキングされる部
分に凹面5aを環状に形成する。すると、図8および図
9に示すように、対物レンズ5の凹面5aに入射する光
束はその凹面5aで拡散し、その結果、上記光束は高密
度ディスク1またはCD12の信号面上には集光しなく
なる。
【0055】また、このように凹面5aを形成する以外
にも、例えば、図10におけるB部の拡大図で示すよう
に、本来マスキングされる部分に、断面L字型のフラッ
ト面5b、または凸面5cを形成してもよく、また、同
図中C部の拡大図で示すように、細かな凹凸が連続して
いる凹凸面5d(いわゆる梨地、シボ、すりガラス状)
を形成してもよい。フラット面5bを形成した場合、上
記フラット面に入射した光束は、入射面がもちろんフラ
ットであるため集光しなくなる。凹面5cを形成した場
合、上記凹面5cに入射した光束は、情報記録媒体より
完全に手前で集光するので、情報記録媒体上には集光し
ない。また、凹凸面5dを形成した場合、上記凹凸面5
dに入射する光束はそこで拡散するため情報記録媒体上
に集光しない。
【0056】また、図11に示すように、本来マスキン
グされる部分に同心円状に凹凸が形成されているホログ
ラムレンズ5′を対物レンズ5のかわりに用いてもよ
い。この場合、同図中D部の拡大図で示すように、0次
光は本来のレンズを透過する光として働き、1次回折光
は拡散することになる。
【0057】その他、レンズの形状としては種々考えら
れるが、本来のレンズの形状以外であれば、どのような
形状であってもよい。しかし、はっきり異なった形状に
する方が遮光の目的が確実に果たされる。その結果、遮
光された光が本来必要な光に迷い込むことがなくなるの
で、良い結果を得ることができる。
【0058】なお、本実施形態では、高密度ディスク
1、およびCD12を再生する場合について説明したが
これに限ることはなく、それらの情報記録媒体において
情報を記録、あるいは消去する場合であっても、本実施
形態と同様の効果が得られるのは勿論のことである。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明に係る光学式記録再生装
置は、以上のように、光源と情報記録媒体との間の光路
中に、上記対物レンズと中心を同一としてリング状に形
成され、上記光ビームの一部を遮断する光遮断手段が設
けられている構成である。
【0060】それゆえ、光ビームの径を制限する部材を
光路中に挿抜するような装置等が必要がなく、光遮断手
段を光源と情報記録媒体との間の光路中に常に配置して
おくだけで、情報記録媒体に応じた適正な大きさの光ス
ポットが情報記録媒体上に形成される。したがって、上
記構成によれば、従来必要であった上記のような装置等
を設けない分、装置の構成を簡素化して装置の小型化を
図ることができると共に、部品点数を少なくして装置の
大幅なコストダウンを図ることができるという効果を奏
する。また、上記構成によれば、情報記録媒体の基板厚
に対応して切り換える必要がないので、プレーヤーの立
ち上げ時間を最小限にすることができるという効果を併
せて奏する。
【0061】請求項2の発明に係る光学式記録再生装置
は、以上のように、請求項1の構成において、上記光遮
断手段が、上記対物レンズ上または上記対物レンズのシ
フト動作と連動する部位に設けられている構成である。
【0062】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、光遮断手段が対物レンズ上または上記対物レンズ
のシフト動作と連動する部位に設けられているので、対
物レンズの移動等に影響されずに、情報記録媒体上に適
正な大きさの光スポットを形成することができる。その
結果、対物レンズが移動しても情報の記録、再生、ある
いは消去を安定して行うことができ、信頼性および品質
の良い装置を提供することができるという効果を奏す
る。
【0063】請求項3の発明に係る光学式記録再生装置
は、以上のように、請求項1または2の構成において、
第1の情報記録媒体用に設計された対物レンズを用いて
上記第1の情報記録媒体とは基板厚の異なる第2の情報
記録媒体における情報の記録、再生、あるいは消去を行
う場合に、上記光遮断手段の内側を透過する光ビームが
上記対物レンズによって上記第2の情報記録媒体上に集
光するようになっている構成である。
【0064】それゆえ、請求項1または2の構成による
効果に加えて、第1の情報記録媒体用に設計された対物
レンズを用いて上記第1の情報記録媒体とは基板厚の異
なる第2の情報記録媒体における情報の記録、再生、あ
るいは消去を行う場合でも、収差の影響を大幅に削減す
ることができ、その結果、厚さや記録密度の異なる情報
記録媒体における情報の記録、再生、あるいは消去を同
一の光学系で、しかも安定して行うことができるという
効果を奏する。
【0065】請求項4の発明に係る光学式記録再生装置
は、以上のように、請求項1、2、または3の構成にお
いて、上記光遮断手段は、半透過性である構成である。
【0066】それゆえ、請求項1、2、または3の構成
による効果に加えて、上記光遮断手段によって遮断され
る光量を少なくすることができると共に、情報記録媒体
上により多くの光量を提供することができる。その結
果、反射率の悪い情報記録媒体、ならびに多層の情報記
録媒体においても、情報の記録、再生、あるいは消去を
安定して行うことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る光学式記録再生装置の一構成例を
示す説明図である。
【図2】(a)は、マスキング部材を対物レンズに貼り
合わせたときの平面図であり、(b)は、支持部材およ
び連結部材とともにマスキング部材を対物レンズに貼り
合わせたときの平面図である。
【図3】高密度ディスクを再生しているときの状態を示
す説明図である。
【図4】CDを再生しているときの状態を示す説明図で
ある。
【図5】(a)は、上記CDの信号面におけるスポット
部の平面図であり、(b)は、図4中のA部の拡大図で
あり、(c)は、上記スポット部における光スポットの
強度分布図である。
【図6】収差補償ミラーの断面図である。
【図7】対物レンズの他の形状を示す断面図である。
【図8】上記対物レンズを用いて高密度ディスクを再生
しているときの状態を示す説明図である。
【図9】上記対物レンズを用いてCDを再生していると
きの状態を示す説明図である。
【図10】対物レンズのさらに他の形状を示す断面図で
ある。
【図11】ホログラムレンズの断面図および平面図であ
る。
【図12】従来公報における光学式記録再生装置の一構
成例を示す斜視図である。
【図13】上記光学式記録再生装置で高密度ディスクを
再生しているときの状態を示す説明図である。
【図14】上記光学式記録再生装置でCDを再生してい
るときの状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1 高密度ディスク(第1の情報記録媒体) 2 光源 5 対物レンズ 6 光束 11 マスキング部材(光遮断手段) 12 CD(第2の情報記録媒体)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光源から対物レンズを介して情報記録媒体
    に光ビームを照射し、情報の記録、再生、あるいは消去
    を行う光学式記録再生装置であって、 光源と情報記録媒体との間の光路中に、上記対物レンズ
    と中心を同一としてリング状に形成され、上記光ビーム
    の一部を遮断する光遮断手段が設けられていることを特
    徴とする光学式記録再生装置。
  2. 【請求項2】上記光遮断手段が、上記対物レンズ上また
    は上記対物レンズのシフト動作と連動する部位に設けら
    れていることを特徴とする請求項1に記載の光学式記録
    再生装置。
  3. 【請求項3】第1の情報記録媒体用に設計された対物レ
    ンズを用いて上記第1の情報記録媒体とは基板厚の異な
    る第2の情報記録媒体における情報の記録、再生、ある
    いは消去を行う場合に、上記光遮断手段の内側を透過す
    る光ビームが上記対物レンズによって上記第2の情報記
    録媒体上に集光するようになっていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の光学式記録再生装置。
  4. 【請求項4】上記光遮断手段は、半透過性であることを
    特徴とする請求項1、2、または3に記載の光学式記録
    再生装置。
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