JPH09319986A - ガス遮断制御システム - Google Patents

ガス遮断制御システム

Info

Publication number
JPH09319986A
JPH09319986A JP13988596A JP13988596A JPH09319986A JP H09319986 A JPH09319986 A JP H09319986A JP 13988596 A JP13988596 A JP 13988596A JP 13988596 A JP13988596 A JP 13988596A JP H09319986 A JPH09319986 A JP H09319986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
shutoff
unit
control
valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP13988596A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3755189B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Ban
泰浩 伴
Yasuo Yoshimura
康男 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP13988596A priority Critical patent/JP3755189B2/ja
Publication of JPH09319986A publication Critical patent/JPH09319986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3755189B2 publication Critical patent/JP3755189B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L3/00Supports for pipes, cables or protective tubing, e.g. hangers, holders, clamps, cleats, clips, brackets

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Arrangements For Transmission Of Measured Signals (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明はガス元栓を開放、遮断制御するシス
テムに関し、需要家のガス利用者がガス元栓を容易かつ
確実に開放、遮断できるようにすることを課題とする。 【解決手段】 ガス配管10に取り付けられた電動ガス
元栓11に無線リモコン子機7を接続し、需要家のガス
利用者が前記ガス元栓11を開放または遮断する場合、
無線リモコン親機1の操作によって開放または遮断制御
信号を送信し、前記信号を無線リモコン子機7で受信
し、前記無線リモコン子機7によって前記ガス元栓11
を開放または遮断制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は需要家のガス使用者
が、ガスの元栓及びガスメータの遮断弁の開閉を無線を
用いたリモコンによって行うガス遮断制御システムに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】外出や就寝時には、防災のためにガスの
元栓の状態を確認し、もし遮断されていないガスの元栓
がある場合は、その元栓を遮断しなければならない。し
かし、近年家庭内で使用されるガス器具は、ガス給湯
器、ガスファンヒータ、ガステーブル、ガス炊飯器など
多数あり、元栓の状態の確認遮断作業はかならずしも容
易でなく、手間のかかるものであった。従来、このガス
の元栓の状態を確認するシステムに、特開平1−497
82号公報に記載のものが提案されている。図11に前
記公報に示されているシステム構成図を示す。
【0003】図11において6はアンテナ、10はガス
を供給するガス配管、11はガス配管に取り付けられた
電気で駆動する電動ガス元栓、91はガス元栓開閉検出
ユニット、92はホームセキュリティ表示盤である。こ
の電動ガス元栓の開閉状態検出装置は、ガス配管10に
取り付けられた電動ガス元栓11にガス元栓開閉時に駆
動されるスイッチを取り付け、そのスイッチによって駆
動されるガス元栓開閉検出ユニット91に無線装置を備
えて、その検出情報に応じて無線で検出信号をアンテナ
6を介して送信し、ホームセキュリティ表示盤92に電
動ガス元栓11の状態を表示している。
【0004】また、ガス元栓と同様にガス供給を遮断開
放する装置に、マイコンガスメータがある。この装置
は、需要家に設置されているガス配管の一番上流に取り
付けられており、地震やガス流量が異常な場合に、内蔵
のマイコンの制御により自動的に供給されているガスを
遮断する装置である。しかし、マイコンガスメータが、
何らかの原因によってガス供給を遮断した場合、ガス供
給を再開するにはマイコンガスメータに付いているガス
遮断弁の開放スイッチを人の手で操作する必要があっ
た。
【0005】従来、このマイコンガスメータの遮断弁の
開放作業を行う装置として、特開平8−33065号公
報に記載のものが提案されている。図12は前記公報に
示されているガス検針器のシステム構成図である。図1
2において、101はガス検針員が使用するガス無線検
針器、102はマイコンガスメータ、103は前記マイ
コンガスメータに取り付けられたメータ側無線機であ
る。この装置は、主として検針員がマイコンガスメータ
102の機能である需要家のガス使用量を検針するもの
で、あって、マイコンガスメータ102に取り付けられ
たメータ側無線機103を介して無線装置を内蔵したガ
ス無線検針器101によって、ガス使用量のデータを吸
い上げる装置であって、前記機能に加えてガス遮断弁の
状態を判定し、遮断弁が遮断していて開放可能と判定さ
れた時は開放の操作を、または遮断弁が開放していてガ
スが使用されていないと判定された時は遮断の操作を、
無線によって制御信号を送信し遮断弁の開閉検査を行っ
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のガス元栓の開閉状態検出装置では、表示盤が故障した
ときに開状態なのに閉状態を表示することがある。また
状態表示を見るのは元栓が閉まっていることを確認する
ときが主で開いていることを確認することは少ないの
で、前記のような表示盤の故障には気づかない恐れがあ
る。また、ガス元栓で開閉すると本来はガス器具使用の
ときだけ開くものであるが、実際は開いた状態のまま
で、閉める操作を行わないことが多く、しかも複数の元
栓について閉めなければならないので、閉める操作は容
易でなく手間がかかるという課題があった。また、ガス
器具に隠れた元栓は開いたままになることが多いという
課題もある。さらに元栓遮断の操作は労力が多いととも
に時間のかかる作業であるため、時間がない外出時など
は非常に煩わしい。さらにガス漏れ検知を行うガス漏れ
警報器が作動した場合、ガス使用者はガス漏れが発生し
ていると思われるガス器具の停止もしくはガス元栓を自
ら閉める必要があり、ガス漏れが発生している場所に近
づかなければならないという課題があった。
【0007】また、上記従来のガス検針器によるマイコ
ンガスメータの遮断弁の開閉操作はガス検針員が、前記
ガス検針器を使用し無線によって遮断弁の検査を行うも
のであるが、何らかの原因でマイコンメータの遮断弁の
遮断が発生したとき、検針員等のガス供給会社の人が検
査するまでガス供給が復帰しない為、遮断理由が明らか
であり安全性が確認されている場合などは、ガス使用者
は検針員等によって前記無線ガス検針器を用いての検査
後の遮断弁開放操作を待つか、もしくは自分でマイコン
メータの遮断弁の開放操作を手動で行わなければならな
いという課題があった。
【0008】さらに、メータのガス遮断弁でガス供給の
開閉を行うと、メータは屋外に設置されており需要家の
家人(ガス使用者)は容易に操作できない。また一部の
メータでは家人にはメータガス遮断弁の開閉ができない
ようになっている。それは、メータにはガス漏れなどを
検知して遮断弁を遮断し、ガス供給会社に通報する機能
がついており、家人が自由にメータを遮断するとガス漏
れによる遮断と区別できないという課題があるためであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、ガス開放・遮断用無線リモコン親機を設
け、電動ガス元栓あるいはマイコンガスメータの電動ガ
ス遮断弁に無線リモコン子機を取り付け、ガス使用者が
無線リモコン親機を操作することで、ガス元栓あるいは
ガス遮断弁の開放・遮断制御信号を送信し、無線リモコ
ン子機で受信させ、無線リモコン子機がガス元栓あるい
はメータのガス遮断弁を開放・遮断制御できるように構
成したものである。この構成にすることで、需要家のガ
ス使用者は屋内に複雑な配線工事をする必要がなくなる
と共に、遠隔にて容易にガス元栓あるいはガスメータの
遮断弁の開放・遮断を行うことができるようになる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明はガス元栓の開放制御信号
または遮断制御信号の送信を行う無線部Aと、需要家の
ガス使用者が前記元栓の開放もしくは遮断を行う操作部
と、前記操作部より送信されるガス元栓の開放制御信号
または遮断制御信号により無線部Aを動作させる制御部
Aとを有して構成される無線リモコン親機と、無線リモ
コン親機から送信される開放制御信号または遮断制御信
号を受信する無線部Bと、前記開放制御信号または遮断
制御信号によりガス元栓の開放または遮断を行う制御部
Bを有し構成される無線リモコン子機と、ガス配管と、
前記ガス配管に取り付けられガス供給の開放または遮断
を行う電動ガス元栓を有するものである。
【0011】そして、需要家のガス使用者が無線リモコ
ン親機を操作することでガス元栓の開放または遮断制御
信号を送信して、無線リモコン子機において前記開放ま
たは遮断制御信号を受信して、前記無線リモコン子機に
よってガス元栓の開放または遮断を行うことができる。
これにより、需要家のガス使用者は屋内に複雑な配線工
事をすることなしに、遠隔において容易にガス元栓の開
放・遮断を行えるようになる。
【0012】さらに、無線によってガス元栓の開放制御
信号または遮断制御信号の送信を行う無線部Aと、需要
家のガス使用者が前記元栓の開放もしくは遮断を行う操
作部と、前記操作部より送信されるガス元栓の開放制御
信号または遮断制御信号により無線部Aを動作させる制
御部Aとで構成される無線リモコン親機と、ガス器具
と、ガス器具の使用または非使用状態を検出し、前記状
態信号を送信する無線アダプタと、無線アダプタから送
信された状態信号を受信する無線部Bと、ガス元栓の開
放または遮断を制御する制御部Bとを有して構成された
無線リモコン子機と、ガス配管と、ガス配管に取り付け
られガスを開放または遮断するとともにガス器具非使用
状態の時は遮断している電動ガス元栓を有するものであ
る。
【0013】そして、ガス器具を使用した場合、無線ア
ダプタがガス器具の使用状態を検出し、ガス器具使用状
態信号を無線リモコン子機に送信し、前記使用状態信号
を受信した無線リモコン子機は電動ガス元栓を開放する
ように制御することができる。これにより、ガス器具が
使用されていない場合は、ガス元栓は遮断してあり、ガ
ス器具を使用するときのみガス元栓を無線アダプタによ
って自動的に開放し、ガス器具を使用することができる
ようになる為、不必要にガス元栓を開放することを無く
すことができる。
【0014】さらに、無線リモコン子機内部に、ガス器
具に取り付け接続された無線アダプタによって送信され
るガス器具の非使用状態信号を受信してからの時間をカ
ウントするタイマーを有したものである。そして、タイ
マーに設定されている時間が経過した時自動的に電動ガ
ス元栓を遮断するようにできる。これにより、ガス器具
の使用後にガス元栓を遮断しなくても、一定時間後に自
動的にガス元栓が遮断されるので、ガス元栓の遮断忘れ
を無くすことができる。
【0015】さらに、マイコンガスメータのガス遮断弁
の開放制御信号または遮断制御信号の送信を行う無線部
Aと、需要家のガス使用者が前記ガス遮断弁の開放もし
くは遮断を行う操作部と、前記操作部より送信されるガ
ス遮断弁の開放制御信号または遮断制御信号により無線
部Aを動作させる制御部Aとを有して構成される無線リ
モコン親機と、無線リモコン親機から送信される開放制
御信号または遮断制御信号を受信する無線部Bと、前記
開放制御信号または遮断制御信号によりガス遮断弁の開
放または遮断を行う制御部Bとを有して構成される無線
リモコン子機と、ガス配管Aとガス配管Bの間に取り付
けられ、ガス遮断弁開放または遮断制御を行う制御部C
と、前記制御部Cによって開放または遮断する電動ガス
遮断弁とを有して構成されたマイコンガスメータを有す
るものである。
【0016】そして、需要家のガス使用者が無線リモコ
ン親機を操作することで、メータガス遮断弁の開放また
は遮断制御信号を送信し、無線リモコン子機において開
放または遮断制御信号を受信し、無線リモコン子機によ
ってマイコンガスメータのガス遮断弁の開放または遮断
を行うことができる。これにより、需要家のガス使用者
は屋内に複雑な配線工事をすることなしに、遠隔におい
て容易にマイコンメータのガス遮断弁の開放・遮断を行
えるようになる。
【0017】さらに、無線リモコン親機にガス元栓また
はマイコンガスメータのガス遮断弁の開放または遮断を
行えなくするキーロック部を有するものである。そし
て、需要家のガス使用者は操作部においてキーロックの
操作を行うとガス元栓あるいはマイコンガスメータのガ
ス遮断弁の開放制御信号が送信ができないようにするこ
とができる。これにより、誤操作や、子供のいたずらに
よるガス元栓やガスメータの遮断弁の開放を防ぐことが
できるため、ガスによる事故の発生を起こりにくくする
ことができる。
【0018】さらに、無線リモコン親機が表示部を有す
るものである。そして、表示部にガス元栓の開放・遮断
状態、マイコンガスメータのガス遮断弁の開放・遮断状
態、またはガス器具の使用状態などを表示することがで
きる。これにより、ガス使用者は、ガス開放遮断無線リ
モコンによって、いつでもガス元栓やガスメータの状態
またはガス器具の使用状態を知ることができる。
【0019】さらに、ガス器具に遠隔操作リモコンを設
け、このガス器具の遠隔操作リモコンに無線リモコン親
機を一体型に構成したものである。これにより、制御リ
モコンを増やすことなく、ガス元栓及びガスメータ遮断
弁の開放遮断無線リモコンを導入することができるよう
になる。
【0020】さらに、無線リモコン親機は少なくともガ
ス器具の使用状態、またはガス元栓の開放・遮断状態、
またはマイコンガスメータのガス遮断弁の開放・遮断状
態などの表示部を有し、ガス器具の制御を行うガス情報
表示制御端末として構成したものである。そして、ガス
情報表示制御端末として構成された無線リモコン親機
は、ガス元栓、ガスメータの遮断弁の状態及びガス器具
の使用状態の表示と、ガス元栓及びガスメータの遮断弁
の開放・遮断制御とガス器具の制御操作のいずれか一つ
あるいはこれらを一括して行えるようにできる。これに
より、ガス機器の状態を集中して管理できるようにな
り、また無線を用いてガス元栓等の開放遮断制御を行う
ように構成しているので、屋内に複雑な配線工事をせず
にこの無線を用いたガス情報表示制御端末として構成さ
れた無線リモコン親機を導入できる。
【0021】さらに、無線リモコン親機と、マイコンガ
スメータまたはガス元栓に開放または遮断制御信号を送
信する無線リモコン子機と、ガス元栓またはマイコンガ
スメータの遮断弁を開放または遮断された時、前記操作
されたガス元栓またはマイコンガスメータの遮断弁の開
放または遮断状態情報を検知し、前記検知された状態情
報を無線リモコン子機によって送信し、前記状態情報信
号を受信する無線アダプタと、無線アダプタに接続され
状態情報信号を公衆回線等へ伝送するための回線制御装
置と、前記状態情報信号の集中管理を行う中央管理装置
と、前記回線制御装置と中央制御装置を接続している公
衆回線等の通信媒体とを有したものである。
【0022】そして、需要家のガス使用者が無線リモコ
ン親機の操作によってガス元栓あるいはマイコンガスメ
ータ遮断弁の開放または遮断の操作を行った時、ガス元
栓またはマイコンガスメータの遮断弁の開放または遮断
状態情報を無線リモコン子機によって検知してかつ状態
情報信号を送信し、前記状態情報信号を回線制御装置に
接続された無線アダプタによって受信し、回線制御装置
によって公衆回線等の通信媒体を介して中央管理装置に
知らせることができる。これにより、中央管理装置が設
置されたガス供給会社のガス供給管理センターにおい
て、各需要家のガス器具の状態や、ガス元栓の開放・遮
断状態及びガスメータの遮断弁の開放・遮断状態を知る
ことができるので、ガス供給会社としては、ガス供給管
理の安全性が向上するとともにガス使用者に対するガス
供給の安全管理サービスを向上させることができる。
【0023】さらに、電動ガス遮断弁を備えたマイコン
ガスメータと、前記マイコンガスメータに接続された前
記ガス遮断弁の遮断制御信号を受信するマイコンガスメ
ータ側無線リモコン子機を有し、無線リモコン親機から
ガス元栓側無線リモコン子機に送信したガス元栓の遮断
制御が行われなかった時、無線リモコン親機はマイコン
ガスメータ側無線リモコン子機にマイコンガスメータの
ガス遮断弁遮断制御信号を送信し、ガス供給の遮断を行
うことができるようになる。これにより、無線によって
ガス元栓を遮断しようとした時、何らかの原因によりガ
ス元栓の遮断が不可能な場合において、ガスメータの遮
断弁によってガスの供給を遮断することができるので、
ガス漏れ発生時等の緊急事態における無線ガス元栓遮断
システムの安全性を向上させることができる。
【0024】さらに、電動ガス元栓と、前記ガス元栓に
接続されたガス元栓の遮断制御信号を受信するガス元栓
側無線リモコン子機を有し、無線リモコン親機からマイ
コンガスメータ側無線リモコン子機に送信したマイコン
ガスメータ遮断弁の遮断制御が行われなかった時、無線
リモコン親機は前記ガス元栓側無線リモコン子機にガス
元栓遮断制御信号を送信し、ガスの供給の遮断を行うこ
とができるようになる。これにより、無線によってガス
メータのガス遮断弁を遮断しようとした時、何らかの原
因によりガス遮断弁の遮断が不可能な場合において、ガ
ス元栓によってガスの供給を遮断することができるの
で、ガス漏れ発生時等の緊急事態における無線ガス遮断
弁遮断システムの安全性を向上させることができる。
【0025】さらに機器、装置、または設備等の状態を
検知し、検知した状態によってガス元栓またはマイコン
ガスメータのガス遮断弁の開放制御信号または遮断制御
信号を送信する無線アダプタを有したものである。そし
て、機器、装置、または設備等の特定の状態を検知した
場合において検知信号に連動して無線アダプタによりガ
ス元栓またはマイコンガスメータの遮断弁の開放または
遮断制御信号を無線によって送信し、前記制御信号をガ
ス元栓またはメータ遮断弁に接続された無線リモコン子
機によって受信し、ガス元栓またはマイコンガスメータ
のガス遮断弁を開放または遮断することができるように
なる。
【0026】これにより、特定の器具の状態に応じて、
自動的にガス元栓やガスメータの遮断弁を遮断操作させ
ることができるので、需要家においてガスを使用しない
状況になることを検知できる場合、ガス使用者がガス元
栓等のガスの安全確認をしなくてもガス供給の安全性を
保つことができる。
【0027】さらに、装置の扉の施錠部として構成した
ものである。そして、扉の施錠部の開閉を検知し、無線
アダプタが扉施錠部の開閉状態に連動してガス元栓また
はマイコンガスメータの遮断弁の開放または遮断制御信
号を送信するようにできる。これにより、扉の鍵が施錠
される状況、たとえば外出中などの場合において、ガス
使用者がガス元栓やガスメータ遮断弁の状態を確認作業
せずに、ガス供給を遮断できるため、ガス使用者におい
て手間のかかるガス元栓等の遮断確認の作業を無くすこ
とができる。またガス使用者のガス元栓等の安全確認に
頼ることなくガス供給の安全を確保することができる。
【0028】さらに、装置を就寝検知装置のスイッチと
して構成したものである。そして、就寝検知装置のオン
オフを検知し、前記オンオフ状態に連動して無線アダプ
タはガス元栓またはマイコンガスメータの遮断弁の開放
または遮断制御信号を送信するようにできる。これによ
り、需要家のガス使用者が就寝している状況において、
ガス使用者がガス元栓やガスメータ遮断弁の状態を確認
作業せずに、ガス供給を遮断できるため、ガス使用者に
おいて手間のかかるガス元栓等の遮断確認の作業を無く
すことができる。またガス使用者のガス元栓等の安全確
認に頼ることなくガス供給の安全を確保することができ
る。
【0029】さらに、装置を時刻計測手段として構成し
たものである。前記時刻計測手段において、ガス使用者
が予め設定しておいた時刻を検知すると、設定時刻に連
動して無線アダプタはガス元栓またはマイコンガスメー
タの遮断弁の開放または遮断制御信号を送信するように
できる。これにより、需要家のガス使用者が自らガスを
使用しないと思われる時間帯、たとえば深夜などには、
その開始時刻と終了時刻を時刻計測手段に設定しておく
ことで、ガス使用者がガス元栓やガスメータ遮断弁の状
態の確認作業せずに、ガス供給を遮断できるためガス使
用者において、手間のかかるガス元栓等の遮断確認の作
業を無くすことができる。また、ガスが使用されると思
われる時刻になると自動的にガス元栓を開放するように
できる。またガス使用者のガス元栓等の安全確認に頼る
ことなくガス供給の安全を確保することができる。
【0030】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例1のガス遮断制御
システムの構成ブロック図である。図1において、1は
電動ガス元栓の開放・遮断操作を行う為の無線リモコン
親機であり、2はガス使用者が無線リモコン親機1にお
いて、元栓の開放・遮断操作を行うキーパネルで構成さ
れた操作部、3は操作部2からの元栓の開放または遮断
制御命令を受け取り、無線リモコン親機1の各部分をコ
ントロールする為のマイクロコンピュータ(以下マイコ
ン)で構成された制御部A、4は制御部A3により出力
された制御信号を高周波信号に乗せて送信したり、高周
波信号に乗せられた制御信号を受信したりする為の無線
部A、5は制御部A3から出力された信号によってガス
元栓の開放・遮断状態を表示する表示部、6は電波の入
出力のデバイスであるアンテナである。無線リモコン親
機1は上記2〜6の要素により構成されている。
【0031】また、7は無線リモコン親機と無線により
通信を行う為にガス元栓の制御を行う無線リモコン子機
であり、8は無線リモコン親機1から送信された電波を
受信し、送信されてきた元栓の開放または遮断制御信号
を検出したりする無線部B、9は無線部B8により検出
された制御信号を受けガス元栓の開放または遮断制御を
行う制御部Bである。無線リモコン子機7は上記の6、
8及び9により構成されている。
【0032】10はガスを屋内に供給するために設置さ
れているガス配管であり、11は電気によって駆動する
栓が取り付けられた電動ガス元栓である。電動ガス元栓
11はガス配管10に取り付けられており、ガスの供給
を遮断したり、開放したりする。また前記無線リモコン
子機7の制御部B9は電動ガス元栓11に接続されてお
り、制御部B9によって電動ガス元栓11の開放または
遮断制御を行うように構成されている。
【0033】次に電動ガス元栓の遮断動作について説明
すると、需要家の家人(ガス使用者)が電動ガス元栓1
1を遮断しようとする時において、家人が屋内に取り付
けられた無線リモコン親機1の操作部2のガス元栓遮断
キーを入力すると、操作部2から制御部A3に電動ガス
元栓11の遮断命令が送信され、制御部A3から無線部
A4に電動ガス元栓11の遮断制御信号が出力され、前
記信号を無線部A4は高周波信号に変調し、アンテナ6
を介して空間に電波として放射する。前記放射された電
波は、無線リモコン子機7のアンテナ6を介して無線部
B8によって受信され、前記電動ガス元栓11の遮断制
御信号が復調され、制御部B9に出力された後に、制御
部B9により電動ガス元栓11を遮断する。また、電動
ガス元栓11の開放制御についても、家人の操作部2の
ガス元栓開放キーを入力することで、同様の動作によっ
て行うことができる。
【0034】このように家人がガス元栓11の開放・遮
断操作を毎回行うので開放、または遮断エラーが発生し
ない場合には、無線リモコンによる元栓の開放または遮
断制御が正常に動作していることが分る。また、ガス元
栓11で開放・遮断制御を行うと家屋内にガス元栓11
が設置されているので開放・遮断を確認することが容易
に行えるようになる。また、無線リモコンを用いている
ことで、複数あるガス元栓11を一斉に開放または遮断
操作できるようになる。また、家人の意志においてガス
元栓11を開放または遮断できるようになる。またガス
元栓11はガス器具を使用するときにだけ、無線リモコ
ンによって開放制御するようにできる。また、屋内に複
雑な配線工事をすることなしに、遠隔において容易にガ
ス元栓11の開放・遮断を行えるようになるなどの効果
がある。
【0035】さらに、電動ガス元栓11の状態表示にお
ける動作を説明すると、前記説明のように元栓の遮断動
作が完了すると、電動ガス元栓11が、遮断完了したこ
とを無線リモコン子機7の制御部B9に出力し、制御部
B9から出力された遮断制御完了信号が無線部B8によ
り高周波信号に変調され、アンテナ6を介して空間に電
波として放射される。前記放射された電波は、無線リモ
コン親機1のアンテナ6を介して無線部A4によって受
信、復調され、遮断完了信号(応答信号)を検出する。
前記検出された信号は制御部A3に出力され、制御部A
3は表示部5にガス元栓が遮断していることを表示する
ように制御を行う。また、開放制御を行った時の電動ガ
ス元栓11の状態表示に関しても、全く同様の動作であ
り、元栓を開放したことを知らせる為の開放完了信号
(応答信号)を無線リモコン子機7は無線リモコン親機
1に無線によって返信することで、無線リモコン親機1
の表示部5に電動ガス元栓が開放していることを表示す
る。
【0036】なお、前記説明では、電動ガス元栓11が
遮断完了信号または開放完了信号を出力すると説明した
が、遮断・開放を検知する装置を設けてその検出信号に
よって無線リモコン子機7が電動ガス元栓11の状態を
無線リモコン親機1に応答するように構成しても同様の
効果がある。
【0037】なお、本実施例では電動ガス元栓11が一
つの場合の時を、説明したが、ガス元栓は需要家には複
数あるもので、無線リモコン親機1は、複数の電動ガス
元栓11の開放・遮断制御できる構成にすることもで
き、そのように構成することで、無線リモコン親機1が
1つで済むため、電動ガス元栓11を集中管理、制御で
きる。以下どの実施例においても同様で、無線リモコン
親機1は、複数の電動ガス元栓11に対応することがで
きる。
【0038】なお、本実施例は電波を使用した無線リモ
コンによって説明したが、光で通信するリモコンを用い
て構成することもでき、以下のどの実施例についても同
様に構成することができる。
【0039】なお、無線リモコン親機1はモニター装置
である表示部5をなくし、LEDなどで遮断または開放
完了信号(応答信号)の検出表示するような構成にする
こともできる。さらに、表示部5を全く無くし、応答信
号を検知できなかった場合、音などの手段を用いてガス
使用者に知らせる構成にすることもでき、このような構
成にすることで無線リモコン親機1を安価でかつ小型に
構成することができる。
【0040】なお、表示部5は液晶モニターであると説
明したが、本実施例を含めどの実施例においても、ブラ
ウン管等の他のモニター装置を用いても全く同様な効果
が得られる。
【0041】(実施例2)図2は本発明の実施例2のガ
ス遮断制御システムの構成ブロック図である。実施例1
と異なるのは、ガス配管10の片側にガス器具12が接
続されており、ガス器具にはガス器具の使用または非使
用状態検知する無線アダプタ13を接続している点であ
る。
【0042】なお、実施例1と同様の構成要素に関して
は同一の番号を付しているので説明は省略する。
【0043】次に、動作、作用について説明すると、需
要家の家人(ガス使用者)が給湯器等のガス器具12を
使用しようとする時、無線アダプタ13は前記ガス器具
12のON動作を検知し、無線リモコン子機7に給湯器
がON動作であることを知らせるON動作検知信号を送
信する。そして空間を電波として伝搬し、無線リモコン
子機7のアンテナ6を介して無線部B8によって受信さ
れ、前記ON動作検知信号を検出し、制御部B9に出力
する。前記信号を入力された制御部9は電動ガス元栓1
1の開放制御を行う。この動作により、家人がガス給湯
器を使用する時、ガス元栓11を手動で開放操作するこ
となく、自動的に開放されるのでガス使用者の手間が省
けるという効果があるとともに、給湯器等のガス器具1
2を使用しない状態の時は、ガス元栓11を遮断させる
ことができるので、不必要にガス元栓11を開放してい
ることがなくなるので、ガス漏れ等の事故の発生を抑
え、ガス使用者の安全性が向上する。
【0044】次に、電動ガス元栓11の状態表示におけ
る動作を説明すると、前記実施例1と同様に無線リモコ
ン子機7より無線によって電動ガス元栓11を開放制御
したことを応答する開放完了信号を送信し、無線リモコ
ン親機1にて受信し、前記信号情報に従って制御部A3
によって液晶で構成された表示部5にガス元栓の開放を
表示させる。これにより、家人にガス元栓11が開放さ
れていることを視覚的に知らせることができる。
【0045】なお、無線リモコン親機1はモニター装置
である表示部5をなくし、LEDなどで遮断または開放
完了信号(応答信号)の検出表示するような構成にする
こともできる。さらに、表示部5を全く無くし、応答信
号を検知できなかった場合、音などの手段を用いてガス
使用者に知らせる構成にすることもでき、このような構
成にすることで無線リモコン親機1を安価でかつ小型に
構成することができる。
【0046】なお、無線リモコン子機7はガス元栓の開
放完了信号を応答するだけでなく、ガス給湯器等のガス
器具12の使用状態を伝える信号を送信し、無線リモコ
ン親機1の液晶モニターからなる表示部5にガス給湯器
が使用状態であることを表示する構成にすることもでき
る。
【0047】(実施例3)図3は本発明の実施例3のガ
ス遮断制御システムの構成ブロック図である。実施例2
とは、無線リモコン子機7に時間をカウントするタイマ
ー14を備えている点において異なる。
【0048】なお、前記実施例と同様の構成要素に関し
ては同一の番号を付しているので説明は省略する。
【0049】次に動作、作用について説明すると、ガス
給湯器等のガス器具12の使用が終了し、OFF状態に
なった時、無線アダプタ13は給湯器がOFF状態にな
ったことを検知し、OFF状態検知信号をアンテナ6を
介して無線によって送信し、前記信号は電波にのって空
間を伝搬し、無線リモコン子機7のアンテナ6を介して
無線部B8によって受信検知され制御部B9に出力さ
れ、制御部B9はタイマー14へカウント開始信号を出
力する。そして、タイマー14は予め無線リモコン子機
7に設定されている時間、たとえば時間カウント開始よ
り30秒であるとすると、タイマー14は30秒をカウ
ントした後、制御部B9にカウント完了を知らせる信号
を出力し、その信号が制御部B9に入力されると、制御
部B9は電動ガス元栓11を遮断制御を行う。このよう
に、タイマーに設定されている時間が経過した時、自動
的に電動ガス元栓11を遮断するようにできる為、ガス
器具12の使用後にガス元栓11を遮断しなくても、一
定時間後に自動的にガス元栓11が遮断されるので、ガ
ス元栓11の遮断忘れを無くすことができる。また、ガ
ス漏れ等の危険性を減少させることができる。
【0050】なお、タイマーカウント時間は30秒でな
くても良く、任意の一定時間後、給湯器等のガス器具1
2が非使用状態の場合、すなわちON状態信号が制御部
B9に入力されない場合に、タイマー14のカウント完
了を知らせる信号によって電動ガス元栓11を遮断制御
するように構成することもできる。
【0051】なお、タイマー14を無線アダプタ13に
備えた構成にし、無線アダプタ13においてOFF状態
検知後の時間をカウントし、電動ガス元栓11の遮断制
御信号を送信する構成にすることもできる。
【0052】次に、電動ガス元栓11の状態表示におけ
る動作を説明すると、前記実施例1と同様に無線リモコ
ン子機7より無線によって電動ガス元栓11を遮断制御
したことを応答する遮断完了信号を送信し、無線リモコ
ン親機1にて受信し、前記信号情報に従って制御部A3
によって液晶で構成された表示部5にガス元栓の遮断を
表示させる。これにより、家人(ガス使用者)にガス元
栓11が遮断されていることを視覚的に知らせることが
できる。
【0053】なお、無線リモコン親機1はモニター装置
である表示部5をなくし、LEDなどで遮断または開放
完了信号(応答信号)の検出表示するような構成にする
こともできる。さらに、表示部5を全く無くし、応答信
号を検知できなかった場合、音などの手段を用いてガス
使用者に知らせる構成にすることもでき、このような構
成にすることで無線リモコン親機1を安価でかつ小型に
構成することができる。
【0054】なお、無線リモコン子機7はガス元栓の遮
断完了信号を応答するだけでなく、ガス給湯器等のガス
器具12の非使用状態を伝える信号を送信し、無線リモ
コン親機1の液晶モニターからなる表示部5にガス給湯
器が非使用状態であることを表示する構成にすることも
できる。
【0055】(実施例4)図4は本発明の実施例4のガ
ス遮断制御システムの構成ブロック図である。実施例1
とは、無線リモコン子機7が接続されている機器がマイ
コンガスメータ21である点において異なる。
【0056】なお、前記実施例と同様の構成要素に関し
ては同一の番号を付しているので説明は省略する。
【0057】次にマイコンガスメータ21(以下マイコ
ンメータ)の構成について説明する。マイコンメータ2
1は、主たる機能にガスの流量を計測する機能を有して
おり、マイコンメータ内部には、ガスの流量計測部2
2、マイコンで構成されている制御部C23、地震やガ
ス流量異状時にガス供給を遮断するための電動ガス遮断
弁24を備えている。またマイコンメータ21はガス供
給会社から配管されているガス配管A25と、ガスを使
用する需要家の屋内に配管されているガス配管B26の
間に接続されており、ガス供給を監視しているものであ
る。
【0058】次に、本発明の動作、作用について説明す
ると、無線リモコン親機1の操作部2のガス遮断弁遮断
キーを入力すると、無線リモコン親機1から無線リモコ
ン子機7へ、無線によってガス遮断弁遮断制御信号が送
信され、マイコンメータ21の制御部C23に出力さ
れ、その遮断制御信号によって制御部C23は電動ガス
遮断弁24を遮断制御する。これにより、無線リモコン
親機1によって、需要家の家人(ガス使用者)がマイコ
ンメータ21のガス遮断弁24の遮断制御を行うことが
できるようになる。また、ガス遮断弁24の開放制御に
関しても、家人が操作部2のガス遮断弁開放キーを入力
すると、同様に動作しガス遮断弁24が開放制御され
る。このように、屋外に設置されているメータのガス遮
断弁24によってガス供給を遮断するので、屋内でのガ
ス漏れの発生を防ぐことができる。また、一箇所の遮断
操作のみで良いため閉め忘れが無くなる。また従来常時
開放していて異常のあった時に遮断していたが、使うと
きだけ開放するなど需要家の家人の意志で開閉できるの
で安全性を向上させることができる。また屋内に複雑な
配線工事をすることなしに、遠隔において容易にマイコ
ンメータ21のガス遮断弁24の開放・遮断を行えるよ
うになる。また、地震等によってマイコンメータ21に
よって自動的にガス供給が遮断された時、需要家のガス
使用者によってガスの状態の安全が確認できている場
合、ガス会社によるマイコンメータガス遮断弁24の開
放操作を待つことなく、ガス使用者自ら容易に開放操作
を行うことができる為、ガス供給の素早い復帰ができる
などの効果がある。
【0059】次に、電動ガス遮断弁24の状態表示にお
ける動作を説明すると、前記実施例1と同様に無線リモ
コン子機7より無線によって電動ガス遮断弁24を遮断
制御したことを応答する遮断完了信号を送信し、無線リ
モコン親機1にて受信し、前記信号情報に従って制御部
A3によって液晶で構成された表示部5にガス元栓の遮
断を表示させる。これにより、家人にガス元栓11が遮
断されていることを視覚的に知らせることができる。
【0060】なお、無線リモコン親機1はモニター装置
である表示部5をなくし、LEDなどで遮断または開放
完了信号(応答信号)の検出表示するような構成にする
こともできる。さらに、表示部5を全く無くし、応答信
号を検知できなかった場合、音などの手段を用いてガス
使用者に知らせる構成にすることもでき、このような構
成にすることで無線リモコン親機1を安価でかつ小型に
構成することができる。
【0061】(実施例5)図5は本発明の実施例5のガ
ス遮断制御システムの無線リモコン親機1の構成ブロッ
ク図であり、図6は本発明の実施例5のガス遮断制御シ
ステムの無線リモコン親機1の外観図である。図6にお
いて、41はガス元栓を開放・遮断する元栓開閉キー、
42はマイコンメータのガス遮断弁(以下、ガス遮断
弁)を開放・遮断する遮断弁開閉キー、43はガス元栓
またはガス遮断弁を開放制御を禁止する為の弁開ロック
キーである。
【0062】実施例1の無線リモコン親機1とは、無線
リモコン親機1内にガス元栓またはガス遮断弁の開放制
御を禁止する為のキーロック部31(図5参照)を備え
ている点が異なる。
【0063】なお、前記実施例と同様の構成要素に関し
ては同一の番号を付しているので説明は省略する。
【0064】次に、動作、作用について説明すると、需
要家の家人が操作部2のガス元栓またはガス遮断弁の開
放制御を禁止する弁開ロックキー43を入力すると、キ
ーロック部31が動作し、制御部A3においてガス元栓
またはガス遮断弁の開放制御信号を出力できないように
する。これによって、無線リモコン親機1は、弁開ロッ
クキー43を解除しなければ開放制御は行えなくするこ
とができる為、子供のいたずらや、不注意によるガス元
栓開放や、遮断弁開放が起こらないようにすることがで
きる。
【0065】また、前記実施例1〜4において説明した
ように、無線リモコン親機1の表示部5には、ガス元栓
やガス遮断弁の開放または遮断状態を表示している。こ
れによって、家人はどのガス元栓が遮断しているかなど
が視覚的に分るようにすることができる。
【0066】なお、キーロック部31が動作している場
合には、表示部5にガス元栓またはガス遮断弁が開放禁
止であることを表示するように構成することもできる。
【0067】なお、図6において、ガス元栓開閉キー4
1は、1組しかないが、ガス元栓の数だけ個別に開閉キ
ーを割り当てる為に複数組のガス元栓開閉キー41を構
成することもでき、以下の実施例においても同様に構成
することができる。
【0068】(実施例6)図7は本発明の実施例6のガ
ス遮断制御システムの無線リモコン親機1の構成ブロッ
ク図である。
【0069】実施例1の無線リモコン親機1とは、無線
リモコン親機1内は無線リモコン部51と、ガス器具を
遠隔で操作する為のガス器具制御リモコン52で構成さ
れており、一体構成になっている点において異なる。
【0070】なお、前記実施例と同様の構成要素に関し
ては同一の番号を付しているので説明は省略する。
【0071】次に構成について説明すると、無線リモコ
ン親機1内には、実施例1〜4で説明したように、無線
によってガス元栓やガス遮断弁を開放・遮断制御を行う
無線リモコン部51と、ガスエアコン等のガス器具12
を遠隔で操作する為のガス器具制御リモコン部52の2
つの要素から構成され、ガス器具制御リモコン部52は
ガスエアコン等のガス器具12に有線で接続されている
構成である。
【0072】また、動作、作用について説明すると、無
線リモコン部51は実施例1〜4で説明したように無線
によってガス元栓やガス遮断弁の開放・遮断を行い、ガ
ス器具制御リモコン部52は有線によってガス器具の制
御信号を送信し、ガスエアコン等のガス器具12の操作
を行うものである。これにより、ガスエアコン等のガス
器具12の操作リモコンと無線リモコン親機1が一体に
なっているので、ガス元栓、マイコンメータのガス遮断
弁の開放・遮断制御やガスエアコン等のガス器具12の
操作が一つのリモコンで集中操作できる。また、制御リ
モコンを増やすことなく、ガス元栓及びガスメータのガ
ス遮断弁の開放遮断無線リモコンを導入することができ
るようになる。
【0073】なお、本実施例6において、無線リモコン
親機1にガス制御リモコン部52が一体構成になってい
るように説明したが、ガス器具制御リモコンに無線リモ
コン親機1が一体構成となっても同様の効果が得られ
る。
【0074】なお、ガス器具12としてガスエアコンを
用いて説明したが、他のガス器具を使用しても同様の効
果がある。
【0075】(実施例7)図8は本発明の実施例7のガ
ス遮断制御システムのガス情報表示制御端末として構成
された無線リモコン親機1の外観図である。また、実施
例5の無線リモコン親機1と異なる点は、無線リモコン
親機1に各種のガス器具を操作するための無線を用いた
ガス器具制御リモコン部52を備えて、無線リモコン親
機1をガス情報表示制御端末61として構成していると
ころである。
【0076】なお、前記実施例と同様の構成要素に関し
ては同一の番号を付しているので説明は省略する。
【0077】次に、本発明のガス情報表示制御端末61
の構成、動作を説明すると、前記実施例において説明し
たように、家人がガス元栓の開放・遮断を行う元栓開閉
キー41と、マイコンメータのガス遮断弁の開放・遮断
を行うガス遮断弁開閉キー42と、ガス元栓及びマイコ
ンメータのガス遮断弁の開放制御を禁止する操作を行う
為の弁開ロックキー43が備えられている。また、ガス
情報表示制御端末61でガス元栓やマイコンメータの開
放操作を行ったときには、ガス元栓やマイコンメータに
取り付けられた無線アダプタ子機によって応答信号(開
放完了信号)が返送され、表示部5にガス元栓やマイコ
ンメータのガス遮断弁が開放されていることを表示する
ようになっている。また遮断時においても全く同様の動
作において表示部5にガス元栓やマイコンメータのガス
遮断弁が遮断されていることを表示する。また、給湯器
及びガステーブルを使用している場合に、前記給湯器や
ガステーブルに接続されている無線アダプタによって使
用状態を検知され無線によってガス情報表示制御端末6
1に前記使用状態検知信号を送信し、その信号を受信し
たガス情報表示制御端末61の表示部5に給湯器及びガ
ステーブルが使用されていることを表示することができ
る。さらに、マイコンメータで計測されているガス使用
量も無線リモコン子機によってガス情報表示制御端末6
1に送信させることで、表示部5にガス使用量を表示さ
せることもできる。
【0078】また、ガス器具の操作を行う無線を用いた
ガス器具制御リモコン部52を備えており、給湯器、風
呂釜、ガステーブル、ガスエアコンあるいはガスファン
ヒータなどの各種ガス器具にはガス器具制御リモコン部
52により送信される制御信号を受信しガス器具に制御
信号を送信する為の無線アダプタが取り付けられている
構成であり、このような構成にすることで、ガス器具制
御リモコン部52によってガスエアコン等のガス器具の
操作を遠隔において無線によって行うことができる。こ
のように、ガス情報表示制御端末61として構成された
無線リモコン親機1は、ガス元栓、ガスメータの遮断弁
の状態及びガス器具の使用状態の表示と、ガス元栓及び
ガスメータの遮断弁の開放・遮断制御とガス器具の制御
操作を一括して行えるようにできる為、ガス機器の状態
を集中して管理できるようになり、また無線を用いてガ
ス元栓等の開放遮断制御を行うように構成しているの
で、屋内に複雑な配線工事をせずに無線を用いたガス情
報表示制御端末61を導入できる。また、複数の制御リ
モコンを使用しなくても良い為、ガス使用者としても使
い勝手が向上する。
【0079】なお、ガス器具制御リモコン部52は特定
のガス器具の制御リモコンと一体とした構成にすること
もでき、同様の効果がある。
【0080】なお、表示部5はガステーブル等のガス器
具の使用状態などの表示だけではなく、ガス器具の故障
診断情報や、ガス供給会社からのお知らせなど、ガスに
関連する情報を表示するようにも構成できる。
【0081】なお、ガス器具12をガステーブルを用い
て説明したが、他のガス器具についても同様の操作がで
き、同様の効果がある。
【0082】(実施例8)図9は本発明の実施例8のガ
ス遮断制御システムのシステム構成図である。また、実
施例1、4のガス遮断制御システムと異なる点は、ガス
元栓やマイコンガスメータのガス遮断弁が開放または遮
断操作された時、それぞれ無線リモコン子機71、72
が、前記ガス元栓やガス遮断弁を開放または遮断したこ
とを無線によって送信する第2の相手である無線アダプ
タ73を備え、無線アダプタ73は公衆回線75に接続
された回線制御装置74に取り付けられ、前記開放・遮
断完了信号が公衆回線を介してガス会社等のガス供給を
管理する中央管理装置76に送信されるところである。
【0083】なお、前記実施例と同様の構成要素に関し
ては同一の番号を付しているので説明は省略する。
【0084】次に、動作、作用について説明すると、需
要家の家人が就寝時、外出時などに無線リモコン親機1
を操作し、電動ガス元栓11の全てについて遮断操作キ
ーを入力した場合、無線リモコン親機1はガス元栓11
の遮断制御信号を各ガス元栓側無線リモコン子機71に
無線によって送信され、受信された遮断制御信号によっ
て電動ガス元栓11を遮断制御し、その応答信号(遮断
完了信号)を無線リモコン親機1に返送しかつ、無線ア
ダプタ73にも同様にガス元栓の遮断完了信号を無線に
よって送信し、前記信号を無線アダプタ73は受信し、
回線制御装置74を介し公衆回線を通ってガス会社等の
ガス供給の中央管理装置76に送信される。
【0085】また、前記遮断完了信号には、ガス供給会
社の顧客情報であるID番号も含めて送信している為、
中央管理装置76では、どの需要家のガス元栓11が遮
断されたかを知ることができる。また、全く同様の動作
によって、マイコンガスメータ21の遮断弁24の遮断
時において、前記中央管理装置76に知らせることがで
きる。このように、中央管理装置76に知らせることが
できる為、中央管理装置76が設置されたガス供給会社
のガス供給管理センターにおいて、各需要家のガス器具
の状態や、ガス元栓の開放・遮断状態及びガスメータの
遮断弁の開放・遮断状態を知ることができる。また家人
が元栓またはメータのガス遮断弁24の開放または遮断
を行ったことをガス供給会社は知ることができる為、異
状時におけるガスメータの遮断動作と区別することがで
きる。また需要家の家人の在、不在がガス供給会社にお
いて知ることができるのでセキュリティと組み合わせる
ことも可能となる。またガス供給管理の安全性が向上す
るとともにガス使用者に対するガス供給の安全管理サー
ビスを向上させることができるなどの効果がある。
【0086】なお、本実施例においては、遮断制御時の
場合を説明したが、開放制御時についても全く同様の効
果がある。また公衆回線75を用いて説明した通信媒体
は、他の通信回線でも同様の効果が得られる。また、ガ
ス元栓11の全てについて遮断制御した場合を説明した
が、ガス元栓11の遮断は一つまたは複数の遮断時でも
構わない。
【0087】次に、本発明の別の動作、作用について説
明すると、需要家の家人が無線リモコン親機1を使用し
て電動ガス元栓11を遮断操作を行ったとき、電動ガス
元栓11が故障や、障害物や、電力供給の遮断等によっ
て遮断操作ができなかった場合、ガス元栓11の遮断制
御信号を受信したガス元栓側無線リモコン子機71は応
答信号(遮断不能信号)を無線リモコン親機1に送信
し、その信号を受信した無線リモコン親機1は自動的に
マイコンガスメータ21に接続されたメータ側無線リモ
コン子機72に電動ガス遮断弁24遮断制御信号を送信
し、遮断する。これにより、ガス漏れ発生時などに至急
にガス供給を遮断したい場合などに、電動ガス元栓11
にトラブルが発生しても、ガスの供給を遮断することが
できる。このように、何らかの原因によりガス元栓11
の遮断が不可能な場合において、マイコンガスメータ2
1の遮断弁24によってガスの供給を遮断することがで
きるので、ガス漏れ発生時等の緊急事態における無線ガ
ス元栓遮断システムの安全性を向上させることができ
る。また同様に、マイコンガスメータ21のガス遮断弁
24を遮断しようとした時、何らかの原因によりガス遮
断弁24の遮断が不可能な場合において、設置されてい
るガス元栓11を全て遮断することでガスの供給を遮断
することができるので、ガス漏れ発生時等の緊急事態に
おける無線ガス遮断弁遮断システムの安全性を向上させ
ることができる。
【0088】なお、本実施例においては電動ガス元栓1
1が遮断できない場合にマイコンガスメータタ21の電
動ガス遮断弁24において、代わりに遮断制御するシス
テムを説明したが、反対にマイコンガスメータ21の電
動ガス遮断弁24を遮断できない場合に、全ての電動ガ
ス元栓11を遮断制御するようにすることもでき、同様
の効果がある。
【0089】なお、前記実施例のようにガス会社のガス
供給を管理している中央管理装置76に遮断情報を知ら
せるようにできるとともに、ガス元栓のトラブルも知ら
せることができる。
【0090】(実施例9)図10は本発明の実施例9の
ガス遮断制御システムのシステム構成図である。また、
他の実施例のガス遮断制御システムと異なる点は、電動
ガス元栓11またはマイコンガスメータ21の電動ガス
遮断弁24を他の機器、装置等の状態に連動して、無線
アダプタ13が前記ガス遮断弁遮断制御信号を送信し、
前記信号をメータ側無線リモコン子機72によって受信
し、前記無線リモコン子機72の受信制御信号により、
電動ガス遮断弁24の遮断を行うところである。
【0091】図10において上左図は、家屋等の玄関扉
81に取り付けられている鍵施錠部82の施錠状態また
は非施錠状態を検出して前記状態に応じて無線アダプタ
13が無線によって前記状態信号を送信し、ガス元栓側
無線リモコン子機71やメータ側無線リモコン子機72
で受信させ電動ガス元栓11または電動ガス遮断弁24
を開放・遮断制御するシステム構成である。
【0092】また、図10において上中図は、家屋内の
リビングルーム等の部屋の照明器具83に接続されてい
る照明器具ON/OFFスイッチ84によって照明器具
のON状態またはOFF状態を無線アダプタ13によっ
て検知し、無線によって前記状態信号を送信し、ガス元
栓側無線リモコン子機71やメータ側無線リモコン子機
72で受信させ、電動ガス元栓11または電動ガス遮断
弁24を開放・遮断制御するシステム構成である。
【0093】また、図10において上右図は、時計85
の表示している時刻を無線アダプタ13によって検知
し、予め無線アダプタ13に設定されている時刻を検知
した場合に、無線によって前記状態信号を送信し、ガス
元栓側無線リモコン子機71やメータ側無線リモコン子
機72で受信させ電動ガス元栓11または電動ガス遮断
弁24を開放・遮断制御するシステム構成である。
【0094】なお、前記実施例と同様の構成要素に関し
ては同一の番号を付しているので説明は省略する。
【0095】次に動作、作用を詳細に説明すると、需要
家の家人が外出する時に、玄関扉81の鍵施錠部82の
鍵を閉めた時、無線アダプタ13は鍵が施錠状態である
ことを検知し、遮断制御信号を電動ガス元栓11または
マイコンガスメータ21に接続されているガス元栓側無
線リモコン子機71またはメータ側無線リモコン子機7
2に無線よって送信し、前記遮断制御信号を受信したガ
ス元栓側無線リモコン子機71は電動ガス元栓11を、
メータ側無線リモコン子機72は電動ガス遮断弁24を
遮断制御する。これにより家人は外出時など、ガス元栓
等の遮断操作を自ら行わなくても自動的にガス元栓等の
遮断を行う為、閉め忘れがなくなる。また、家人におい
ては手間のかかるガス元栓等の遮断確認作業を無くすこ
とができ、かつガス使用者のガス元栓等の安全確認に頼
ることなくガス供給の安全を確保することができる。
【0096】なお、開放制御についても同様に動作する
ことで、鍵施錠部82の開放検知に連動してガス元栓1
1またはマイコンメータのガス遮断弁24の開放を行
う。また玄関扉でない鍵施錠部82を備えた扉であれば
同様の効果がある。
【0097】次に照明器具83に連動する本発明のシス
テムについて説明すると、リビングルーム等に設置され
ている照明器具83をON・OFFする照明器具ON/
OFFスイッチを、需要家の家人の就寝が判断できる夜
間帯、たとえば22時〜翌2時までの時間帯に家人がO
FF操作したとき、前記OFF状態を無線アダプタ73
によって検知し、遮断制御信号を無線によってガス元栓
側無線リモコン子機71またはメータ側無線リモコン子
機72に送信し、元栓側無線リモコン子機71は電動ガ
ス元栓11を、メータ側無線リモコン子機72はマイコ
ンメータの電動ガス遮断弁24の遮断制御を行う。これ
により家人は就寝時など、ガス元栓等の遮断操作を自ら
行わなくても自動的にガス元栓等の遮断を行う為、閉め
忘れがなくなる。また家人においては手間のかかるガス
元栓等の遮断確認作業を無くすことができ、かつガス使
用者のガス元栓等の安全確認に頼ることなくガス供給の
安全を確保することができる。
【0098】なお、家人の就寝を判断できる時間帯は2
2時〜翌2時まででなくても良く、就寝が判断できれば
時間帯は自由に設定しても同様の効果が得られる。
【0099】なお、開放制御についても同様に動作する
ことで、照明器具83のON検知に連動してガス元栓1
1またはマイコンメータのガス遮断弁24の開放を行
う。またリビングルームでない場所に設置されている照
明器具83に連動するように構成しても同様の効果があ
る。
【0100】次に時計の時刻に連動する本発明のシステ
ムについて説明すると、需要家の家人が自分でガス器具
の使用しないと思われる時間帯、会社に出勤中である時
間帯または就寝している時間帯等において無線アダプタ
13に、前記時間帯を設定しておくと、前記時間帯の開
始時刻を時計85より無線アダプタ73が検知した時、
無線によってガス元栓側無線リモコン子機71もしくは
メータ側無線リモコン子機72に遮断制御信号を送信
し、元栓側無線リモコン子機71は電動ガス元栓11
を、メータ側無線リモコン子機72はマイコンメータの
電動ガス遮断弁24の遮断制御を行う。また、時間帯の
終了時刻を無線アダプタ13によって検知した場合には
同様な動作によってガス元栓11またはマイコンメータ
のガス遮断弁24の開放制御を行う。
【0101】これにより家人は出勤時間帯や就寝時間帯
などにおいて、ガス元栓等の遮断操作を自ら行わなくて
も自動的にガス元栓等が遮断されている為、元栓等の閉
め忘れが無くなる。また、ガス使用者においては手間の
かかるガス元栓等の遮断確認作業を無くすことができ、
かつガス使用者のガス元栓等の安全確認に頼ることなく
ガス供給の安全を確保することができる。
【0102】なお、上記の3種類の機器に連動して無線
によってガス元栓11またはマイコンメータのガス遮断
弁24を開放・遮断制御するように構成したが、ガス器
具が使用されない状態を検知できる機器であればどのよ
うなものに連動しても良く、同様の効果が得られる。
【0103】なお、本実施例のシステムは、前記実施例
8のようにガス会社のガス供給を管理している中央管理
装置76に遮断情報を知らせるように構成することもで
き、同様の効果が得られる。
【0104】
【発明の効果】以上説明したように本発明のガス遮断制
御システムによれば、需要家の家人が無線リモコン親機
を操作することでガス元栓の開放または遮断制御信号を
送信し、無線リモコン子機において前記開放または遮断
制御信号を受信して、前記無線リモコン子機によってガ
ス元栓の開放または遮断を行うことができる。これによ
り家人がガス元栓の開放・遮断操作を毎回行うので開
放、または遮断エラーが発生しない場合には、無線リモ
コンによる元栓の開放または遮断制御が正常に動作して
いることが分る。また、ガス元栓が開放・遮断制御を行
うと家屋内にガス元栓が設置されているので開放・遮断
を確認することが容易に行える。また、無線リモコンを
用いていることで、複数あるガス元栓を一斉に開放また
は遮断操作できる。また、家人の意志においてガス元栓
を開放または遮断できるという効果がある。またガス元
栓はガス器具を使用するときにだけ、無線リモコンによ
って開放制御するようにできる。また、屋内に複雑な配
線工事をすることなしに、遠隔において容易にガス元栓
の開放・遮断を行えるようになる。また、ガス漏れ発生
時においてもガス漏れ箇所に近づくことなく元栓遮断操
作を行うことができる。
【0105】さらに、ガス器具を使用した場合、無線ア
ダプタがガス器具の使用状態を検出し、ガス器具使用状
態信号を無線リモコン子機に送信し、前記使用状態信号
を受信した無線リモコン子機は電動ガス元栓を開放する
ように制御することができる。これにより、ガス器具が
使用されていない場合は、ガス元栓は遮断してあり、ガ
ス器具を使用するときのみガス元栓を無線アダプタによ
って自動的に開放し、ガス器具を使用することができる
為、不必要にガス元栓を開放するようなことを無くすこ
とができ、ガス供給の安全性が向上する。
【0106】さらに、無線リモコン子機内部に、ガス器
具に取り付け接続された無線アダプタによって送信され
るガス器具の非使用状態信号を受信してからの時間をカ
ウントするタイマーを有したことで、タイマーに設定さ
れている時間が経過した時、自動的に電動ガス元栓を遮
断するようにできる為、ガス器具の使用後にガス元栓を
遮断しなくても、一定時間後に自動的にガス元栓が遮断
されるので、ガス元栓の遮断忘れを無くすことができ
る。これによって、ガス漏れ等の危険性を減少させるこ
とができる。
【0107】さらに、需要家の家人が無線リモコン親機
を操作することで、メータガス遮断弁の開放または遮断
制御信号を送信し、無線リモコン子機において開放また
は遮断制御信号を受信し、無線リモコン子機によってマ
イコンガスメータのガス遮断弁の開放または遮断を行う
ことができる。これにより、屋内の無線リモコン親機で
屋外に設置されているメータの遮断弁によりガス供給を
遮断するので、屋内でのガス漏れの発生を防ぐことがで
きる。また、一箇所の遮断操作のみで良いため閉め忘れ
が無くなる。また従来常時開放していて異常のあった時
に遮断していたが、使うときだけ開放するなど需要家の
家人の意志で開閉でき安全性を向上させることができ
る。また屋内に複雑な配線工事をすることなしに、遠隔
において容易にマイコンガスメータのガス遮断弁の開放
・遮断を行えるようになる。また、地震等によってマイ
コンガスメータにより自動的にガス供給が遮断された
時、需要家のガス使用者によってガスの状態の安全が確
認できている場合、ガス会社によるマイコンメータガス
遮断弁の開放操作を待つことなく、ガス使用者自ら容易
に開放操作を行うことができる為、ガス供給の素早い復
帰ができるなどの効果がある。
【0108】さらに、無線リモコン親機にガス元栓また
はマイコンガスメータのガス遮断弁の開放または遮断を
行えなくするキーロック部を有することで、需要家のガ
ス使用者は操作部においてキーロックの操作を行うとガ
ス元栓あるいはマイコンガスメータのガス遮断弁の開放
制御信号が送信ができないようにすることができ、誤操
作や、子供のいたずらによるガス元栓やガスメータの遮
断弁の開放を防ぐことができる。また、ガスによる事故
の発生を起こりにくくすることができる。また、ガス元
栓またはマイコンガスメータのガス遮断弁の開放操作の
みにキーロックされているので、ガス漏れ等の緊急時に
は、ガス供給は遮断することができる。
【0109】さらに、無線リモコン親機が表示部を有す
ることで、表示部にガス元栓の開放・遮断状態、マイコ
ンガスメータのガス遮断弁の開放・遮断状態、ガス器具
の使用状態などを表示することができ、家人はガス開放
・遮断無線リモコンによって、いつでも容易にガス元栓
やガスメータの状態またはガス器具の使用状態を知るこ
とができる。
【0110】さらに、無線リモコン親機とガス器具の遠
隔操作リモコンとを一体型に構成したことで、ガス元
栓、マイコンガスメータのガス遮断弁の開放・遮断制御
やガス器具の操作が一つのリモコンで集中操作できる。
また、制御リモコンを増やすことなく、ガス元栓及びガ
スメータ遮断弁の開放遮断無線リモコンを導入すること
ができるようになる。
【0111】さらに、無線リモコン親機はガス器具の使
用状態、ガス元栓の開放・遮断状態、マイコンガスメー
タのガス遮断弁の開放・遮断状態などの表示部を有し、
ガス器具の制御を行うガス情報表示制御端末として構成
することで、無線リモコン親機は、ガス元栓、ガスメー
タの遮断弁の状態及びガス器具の使用状態の表示と、ガ
ス元栓及びガスメータの遮断弁の開放・遮断制御とガス
器具の制御操作を一括して行えるようにでき、よってガ
ス機器の状態を集中して管理できるようになり、また無
線を用いてガス元栓等の開放遮断制御を行うように構成
しているので、屋内に複雑な配線工事をせずに無線を用
いたガス情報表示制御端末を導入できるとともに、複数
の制御リモコンを使用しなくても良い為、ガス使用者と
しても使い勝手が向上する。また、複数のリモコンが一
体となっているので、部品の共有が図れるので製造上に
おいてもコストが削減できるという効果がある。
【0112】さらに、需要家のガス使用者が無線リモコ
ン親機の操作によってガス元栓あるいはマイコンガスメ
ータ遮断弁の開放または遮断の操作を行った時、ガス元
栓またはマイコンガスメータの遮断弁の開放または遮断
状態情報を無線リモコン子機によって検知してかつ状態
情報信号を送信し、前記状態情報信号を回線制御装置に
接続された無線アダプタによって受信し、回線制御装置
によって公衆回線等を介して中央管理装置に知らせるこ
とができる為、中央管理装置が設置されたガス供給会社
のガス供給管理センターにおいて、各需要家のガス器具
の状態や、ガス元栓の開放・遮断状態及びガスメータの
遮断弁の開放・遮断状態を知ることができる。また家人
が元栓またはメータのガス遮断弁の開放または遮断を行
ったことをガス供給会社は知ることができる為、異状時
におけるガスメータの遮断動作と区別することができ
る。また需要家の家人の在、不在がガス供給会社におい
て知ることができるのでセキュリティと組み合わせるこ
とも可能となる。またガス供給管理の安全性が向上する
とともにガス使用者に対するガス供給の安全管理サービ
スを向上させることができる。
【0113】さらに、無線リモコン親機と、ガス元栓に
接続されたガス元栓側無線リモコン子機と、マイコンガ
スメータに接続されたマイコンメータ側無線リモコン子
機とを備えたガス遮断制御システムを構成することによ
って、無線によってガス元栓を遮断しようとした時、何
らかの原因によりガス元栓の遮断が不可能な場合におい
て、マイコンガスメータの遮断弁によってガスの供給を
遮断することができるので、ガス漏れ発生時等の緊急事
態における無線ガス元栓遮断システムの安全性を向上さ
せることができる。
【0114】さらに、無線リモコン親機と、ガス元栓に
接続されたガス元栓側無線リモコン子機と、マイコンガ
スメータに接続されたマイコンメータ側無線リモコン子
機とを備えたガス遮断制御システムを構成することによ
って、無線によってガスメータのガス遮断弁を遮断しよ
うとした時、何らかの原因によりガス遮断弁の遮断が不
可能な場合において、設置されているガス元栓を全て遮
断することでガスの供給を遮断することができるので、
ガス漏れ発生時等の緊急事態における無線ガス遮断弁遮
断システムの安全性を向上させることができる。
【0115】さらに機器、装置、または設備等の状態を
検知し、検知した状態によってガス元栓またはマイコン
ガスメータのガス遮断弁の開放制御信号または遮断制御
信号を送信する無線アダプタを有することで、機器、装
置、または設備等の特定の状態を検知した場合において
検知信号に連動して無線アダプタによりガス元栓または
マイコンガスメータの遮断弁の開放または遮断制御信号
を無線によって送信し、前記制御信号をガス元栓または
メータ遮断弁に接続された無線リモコン子機によって受
信し、ガス元栓またはマイコンガスメータのガス遮断弁
を開放または遮断することができるようになる為、特定
の器具の状態に応じて、自動的にガス元栓やガスメータ
の遮断弁を遮断操作させることができ、よって需要家に
おいてガスを使用しない状況を検知でき、ガスを使用し
ない場合において、ガス使用者がガス元栓等のガスの安
全確認をしなくても、ガス供給の安全性を保つことがで
きる。
【0116】さらに、扉の施錠部の開閉を検知し、無線
アダプタが扉施錠部の開閉状態に連動してガス元栓また
はマイコンガスメータの遮断弁の開放または遮断制御信
号を送信するようにガス遮断制御システムを構成する
と、玄関扉の鍵が施錠される状況、たとえば外出中など
の場合において、ガス使用者がガス元栓やガスメータ遮
断弁の状態を確認作業せずに、ガス供給を遮断できるた
め、ガス使用者においては手間のかかるガス元栓等の遮
断確認作業を無くすことができ、かつガス使用者のガス
元栓等の安全確認に頼ることなくガス供給の安全を確保
することができる。
【0117】さらに、就寝検知装置のオンオフを検知
し、前記オンオフ状態に連動して無線アダプタはガス元
栓またはマイコンガスメータの遮断弁の開放または遮断
制御信号を送信するようにガス遮断制御システムを構成
すると、需要家のガス使用者が就寝している状況におい
て、ガス使用者がガス元栓やガスメータ遮断弁の状態を
確認作業せずに、ガス供給を遮断できるため、ガス使用
者においては手間のかかるガス元栓等の遮断確認作業を
無くすことができ、かつガス使用者のガス元栓等の安全
確認に頼ることなくガス供給の安全を確保することがで
きる。
【0118】さらに、時刻計測手段において、ガス使用
者が予め設定しておいた時刻を検知すると、設定時刻に
連動して無線アダプタはガス元栓またはマイコンガスメ
ータの遮断弁の開放または遮断制御信号を送信するよう
にガス遮断制御システムを構成すると、需要家のガス使
用者が自らガスを使用しないと思われる時間帯、たとえ
ば深夜などに、その開始時刻と終了時刻を時刻計測手段
に設定しておくことで、ガス使用者がガス元栓やガスメ
ータ遮断弁の状態の確認作業せずに、ガス供給を遮断で
きるため、ガス使用者においては手間のかかるガス元栓
等の遮断確認の作業を無くすことができ、かつガスが使
用されると思われる時刻になると自動的にガス元栓を開
放するようにできる。またガス使用者のガス元栓等の安
全確認に頼ることなくガス供給の安全を確保することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のガス遮断制御システムの構
成ブロック図
【図2】本発明の実施例2のガス遮断制御システムの構
成ブロック図
【図3】本発明の実施例3のガス遮断制御システムの構
成ブロック図
【図4】本発明の実施例4のガス遮断制御システムの構
成ブロック図
【図5】本発明の実施例5の無線リモコン親機の構成ブ
ロック図
【図6】同実施例5の無線リモコン親機の外観図
【図7】本発明の実施例6の無線リモコン親機の構成ブ
ロック図
【図8】本発明の実施例7のガス情報表示制御端末の外
観図
【図9】本発明の実施例8のガス遮断制御システムのシ
ステム構成図
【図10】本発明の実施例9のガス遮断制御システムの
システム構成図
【図11】従来のガス栓の開閉状態検出装置のシステム
構成図
【図12】従来の無線を用いたガス検針器のシステム構
成図
【符号の説明】 1 無線リモコン親機 2 操作部 3 制御部A 4 無線部A 5 表示部 7 無線リモコン子機 8 無線部B 9 制御部B 10 ガス配管 11 電動ガス元栓 12 ガス器具 13,73 無線アダプタ 14 タイマー 21 マイコンガスメータ 23 制御部C 24 電動ガス遮断弁 25 ガス配管A 26 ガス配管B 31 キーロック部 61 ガス情報表示制御端末 74 回線制御装置 75 公衆回線 76 中央管理装置 81 扉 82 鍵施錠部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】無線によってガス元栓の開放制御信号また
    は遮断制御信号の送信を行う無線部Aと、需要家のガス
    使用者が前記元栓の開放もしくは遮断を行う操作部と、
    前記操作部より送信されるガス元栓の開放制御信号また
    は遮断制御信号により無線部Aを動作させる制御部Aと
    で構成される無線リモコン親機と、無線リモコン親機か
    ら送信される開放制御信号または遮断制御信号を受信す
    る無線部Bと、前記開放制御信号または遮断制御信号に
    よりガス元栓の開放または遮断を行う制御部Bとで構成
    される無線リモコン子機と、ガスを供給するガス配管
    と、前記ガス配管に取り付けられガス供給の開放または
    遮断を行う電動ガス元栓を備え、需要家のガス使用者が
    無線リモコン親機を操作することで前記ガス元栓の開放
    制御信号または遮断制御信号を送信し、無線リモコン子
    機において前記開放制御信号または遮断制御信号を受信
    し、前記リモコン子機によってガス元栓の開放または遮
    断を行うガス遮断制御システム。
  2. 【請求項2】無線によってガス元栓の開放制御信号また
    は遮断制御信号の送信を行う無線部Aと、需要家のガス
    使用者が前記元栓の開放もしくは遮断を行う操作部と、
    前記操作部より送信されるガス元栓の開放制御信号また
    は遮断制御信号により無線部Aを動作させる制御部Aと
    で構成される無線リモコン親機と、ガス器具と、ガス器
    具の使用または非使用状態を検出し前記状態信号を送信
    する無線アダプタと、無線アダプタから送信された状態
    信号を受信する無線部Bと、ガス元栓の開放または遮断
    を制御する制御部Bとで構成された無線リモコン子機
    と、ガスを供給するガス配管と、ガス配管に取り付けら
    れガスを開放または遮断しかつガス器具非使用状態の時
    は遮断している電動ガス元栓を備え、ガス器具を使用し
    た場合、無線アダプタがガス器具の使用状態を検出し、
    前記ガス器具使用状態信号を無線リモコン子機に送信
    し、前記使用状態信号を受信した無線リモコン子機は前
    記ガス元栓を開放するように制御するガス遮断制御シス
    テム。
  3. 【請求項3】無線リモコン子機内部に、ガス器具に接続
    された無線アダプタによって送信されるガス器具の非使
    用状態信号を受信してからの時間をカウントするタイマ
    ーを備え、タイマーに設定されている時間が経過すると
    自動的に電動ガス元栓を遮断制御する請求項2記載のガ
    ス遮断制御システム。
  4. 【請求項4】無線によってマイコンガスメータのガス遮
    断弁の開放制御信号または遮断制御信号の送信を行う無
    線部Aと、需要家のガス使用者が前記ガス遮断弁の開放
    もしくは遮断を行う操作部と、前記操作部より送信され
    るガス遮断弁の開放制御信号または遮断制御信号により
    無線部Aを動作させる制御部Aとで構成される無線リモ
    コン親機と、無線リモコン親機から送信される開放制御
    信号または遮断制御信号を受信する無線部Bと、前記開
    放制御信号または遮断制御信号によりガス遮断弁の開放
    または遮断を行う制御部Bとで構成される無線リモコン
    子機と、ガス配管Aとガス配管Bの間に取り付けられ、
    ガス遮断弁開放または遮断制御を行う制御部Cと、前記
    制御部Cによって開放または遮断する電動ガス遮断弁と
    で構成されたマイコンガスメータを備え、需要家のガス
    使用者が無線リモコン親機を操作することで前記ガス遮
    断弁の開放制御信号または遮断制御信号を送信し、無線
    リモコン子機において前記開放制御信号または遮断制御
    信号を受信し、前記無線リモコン子機によってマイコン
    ガスメータのガス遮断弁の開放または遮断を行うガス遮
    断制御システム。
  5. 【請求項5】無線リモコン親機において、ガス元栓また
    はマイコンガスメータのガス遮断弁の開放または遮断を
    行えなくするキーロック部を設け、前記無線リモコン親
    機は需要家のガス使用者が操作部においてキーロックの
    操作を行うとガス元栓の開放制御信号またはマイコンガ
    スメータのガス遮断弁開放制御信号の送信をしない請求
    項1ないし4のいずれか1項記載のガス遮断制御システ
    ム。
  6. 【請求項6】無線リモコン親機は表示部を備え、前記表
    示部に少なくともガス元栓の開放・遮断状態、またはマ
    イコンガスメータのガス遮断弁の開放・遮断状態を表示
    する請求項1ないし5のいずれか1項記載のガス遮断制
    御システム。
  7. 【請求項7】ガス器具に遠隔操作リモコンを設け、この
    ガス器具の遠隔操作リモコンに無線リモコン親機を一体
    型とした請求項1ないし6のいずれか1項記載のガス遮
    断制御システム。
  8. 【請求項8】無線リモコン親機は少なくともガス器具の
    使用状態、またはガス元栓の開放・遮断状態、またはマ
    イコンガスメータのガス遮断弁の開放・遮断状態の表示
    部を備え、ガス器具の制御を行うガス情報表示制御端末
    とした請求項1ないし7のいずれか1項記載のガス遮断
    制御システム。
  9. 【請求項9】ガス元栓またはマイコンガスメータの遮断
    弁を開放または遮断された時、前記操作されたガス元栓
    またはマイコンガスメータの遮断弁の開放または遮断状
    態情報を検知し、前記検知された状態情報を無線リモコ
    ン子機によって送信し、前記状態情報信号を受信する無
    線アダプタと、無線アダプタに接続され状態情報信号を
    公衆回線へ伝送するための回線制御装置と、前記状態情
    報信号の集中管理を行う中央管理装置と、前記回線制御
    装置と中央管理装置を接続している公衆回線等の通信媒
    体とで構成され、需要家のガス使用者が無線リモコン親
    機の操作によってガス元栓あるいはマイコンガスメータ
    遮断弁の開放または遮断の操作を行った時、ガス元栓ま
    たはマイコンガスメータの遮断弁の開放または遮断状態
    情報を無線リモコン子機によって検知し、かつ無線リモ
    コン子機は前記状態情報信号を送信し、前記状態情報信
    号を回線制御装置に接続された無線アダプタによって受
    信し、回線制御装置によって公衆回線等の通信媒体を介
    して中央管理装置に知らせる請求項1ないし8のいずれ
    か1項記載のガス遮断制御システム。
  10. 【請求項10】電動ガス遮断弁を備えたマイコンガスメ
    ータと、前記マイコンガスメータに接続された前記ガス
    遮断弁の遮断制御信号を受信するマイコンガスメータ側
    無線リモコン子機を備え、無線リモコン親機からガス元
    栓側無線リモコン子機にガス元栓の遮断制御信号を送信
    した時に、前記元栓の遮断制御が行われなかった場合、
    無線リモコン親機はマイコンガスメータ側無線リモコン
    子機にマイコンガスメータのガス遮断弁遮断制御信号を
    送信し、ガスの供給の遮断を行う請求項1ないし9のい
    ずれか1項記載のガス遮断制御システム。
  11. 【請求項11】電動ガス元栓と、前記ガス元栓に接続さ
    れたガス元栓の遮断制御信号を受信するガス元栓側無線
    リモコン子機を備え、無線リモコン親機からマイコンガ
    スメータ側無線リモコン子機にマイコンガスメータ遮断
    弁の遮断制御信号を送信した時に、前記遮断弁の遮断制
    御が行われなかった場合、無線リモコン親機は前記ガス
    元栓側無線リモコン子機にガス元栓遮断制御信号を送信
    し、ガスの供給の遮断を行う請求項4ないし9のいずれ
    か1項記載のガス遮断制御システム。
  12. 【請求項12】機器、装置、または設備等の状態を検知
    し、検知した状態によってガス元栓またはマイコンガス
    メータのガス遮断弁の開放制御信号または遮断制御信号
    を送信する無線アダプタを備え、前記機器、装置、また
    は設備等の特定の状態を検知した場合において検知信号
    に連動して無線アダプタによってガス元栓またはマイコ
    ンガスメータの遮断弁の開放制御信号または遮断制御信
    号を無線によって送信し、前記制御信号をガス元栓また
    はメータ遮断弁に接続された無線リモコン子機によって
    受信し、ガス元栓またはマイコンガスメータのガス遮断
    弁を開放または遮断する請求項1ないし11のいずれか
    1項記載のガス遮断制御システム。
  13. 【請求項13】装置を扉の施錠部とし、前記扉の施錠部
    の開閉を検知し、前記開閉状態に連動して無線アダプタ
    はガス元栓またはマイコンガスメータの遮断弁の開放制
    御信号または遮断制御信号を送信する請求項12記載の
    ガス遮断制御システム。
  14. 【請求項14】装置を就寝検知装置のスイッチとし、前
    記就寝検知装置のオンオフを検知し、前記オンオフ状態
    に連動して無線アダプタはガス元栓またはマイコンガス
    メータの遮断弁の開放制御信号または遮断制御信号を送
    信する請求項12記載のガス遮断制御システム。
  15. 【請求項15】装置を時刻計測手段とし、予め設定され
    た時刻を検知し、前記設定時刻に連動して無線アダプタ
    はガス元栓またはマイコンガスメータの遮断弁の開放制
    御信号または遮断制御信号を送信する請求項12記載の
    ガス遮断制御システム。
JP13988596A 1996-06-03 1996-06-03 ガス遮断制御システム Expired - Fee Related JP3755189B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13988596A JP3755189B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 ガス遮断制御システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13988596A JP3755189B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 ガス遮断制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09319986A true JPH09319986A (ja) 1997-12-12
JP3755189B2 JP3755189B2 (ja) 2006-03-15

Family

ID=15255863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13988596A Expired - Fee Related JP3755189B2 (ja) 1996-06-03 1996-06-03 ガス遮断制御システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3755189B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310400A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Osaka Gas Co Ltd ガス流路遮断装置およびプログラム記録媒体
JP2002142269A (ja) * 2000-10-30 2002-05-17 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレススイッチシステム
JP2008234542A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス遮断装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000310400A (ja) * 1999-04-27 2000-11-07 Osaka Gas Co Ltd ガス流路遮断装置およびプログラム記録媒体
JP2002142269A (ja) * 2000-10-30 2002-05-17 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレススイッチシステム
JP2008234542A (ja) * 2007-03-23 2008-10-02 Matsushita Electric Ind Co Ltd ガス遮断装置
JP4636042B2 (ja) * 2007-03-23 2011-02-23 パナソニック株式会社 ガス遮断装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3755189B2 (ja) 2006-03-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6025788A (en) Integrated local or remote control liquid gas leak detection and shut-off system
US6934862B2 (en) Appliance retrofit monitoring device with a memory storing an electronic signature
EP3136363B1 (en) Accessory controlling and tracking the operation of household appliances and entertainment equipment
US20060168611A1 (en) Systems and methods for monitoring and controlling water consumption
US20070220907A1 (en) Refrigeration monitor unit
KR101774178B1 (ko) 냉온수 공급 조절기
WO2001052478A2 (en) Building control
JP5213234B2 (ja) ガス器具監視装置
US20140224350A1 (en) Water Shut Off Device
CA2163696C (en) Integrated local or remote control liquid gas leak detection and shut-off system
CA2935824A1 (en) Wireless automation systems and methods for controlling fluid pressure in a building
US9458608B1 (en) Automatic water shut-off and notification system and method of use
JP3755189B2 (ja) ガス遮断制御システム
KR101564195B1 (ko) 가스 안전 지킴 장치
JPH10255183A (ja) 生活異常通報システム
JPH11261714A (ja) 設備情報ネットワークシステム
JP4894384B2 (ja) ガス器具監視装置
JP6845648B2 (ja) 給水装置
JP2008102067A (ja) ガス遮断装置
JP2006125838A (ja) 設備機器リモコンシステム
JP3912141B2 (ja) リモコンシステムおよびそのプログラム
JP2002246964A (ja) 電力線搬送通信装置
JP2001274916A (ja) 通信装置及び通信システム
JP3876713B2 (ja) ガス保安システム
JP2000076576A (ja) 設備機器リモコンシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041119

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20041130

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050121

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20050622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20051129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20051212

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100106

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110106

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120106

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees