JPH09319179A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH09319179A
JPH09319179A JP8133272A JP13327296A JPH09319179A JP H09319179 A JPH09319179 A JP H09319179A JP 8133272 A JP8133272 A JP 8133272A JP 13327296 A JP13327296 A JP 13327296A JP H09319179 A JPH09319179 A JP H09319179A
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toner
developing
image forming
color
image
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Application number
JP8133272A
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English (en)
Inventor
Hidefumi Kanai
英文 金井
Takeo Hirono
武男 広野
Osamu Riyuukou
修 龍興
Mitsugi Oishi
貢 大石
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の転写工程におけるトナー逆転写現象にも
拘らず色バランスのとれた品質の良い最終画像を形成す
るカラー画像形成装置を提供する。 【解決手段】多段式に4個並設された各画像形成ユニッ
ト24の現像器53は内部に赤、青、黄、黒のトナーT
を夫々収容し、下部に現像ローラ54を備え、攪拌部材
55でトナーを攪拌し、供給ローラ56がトナーTを現
像ローラ54に供給し、このトナー量をドクターブレー
ド57が規制する。ドクターブレード57に圧接する偏
心ローラ63の回転支持軸64を適宜に回転させて、上
流から下流へ1色目、2色目、3色目及び4色目の現像
器53のドクターブレード圧を順次弱い状態(例えば図
の実線位置、トナー層が厚くなり転写トナー量が多くな
る)から強い状態(例えば図の破線57′の位置、トナ
ー層が薄くなり転写トナー量が少なくなる)まで段階的
に変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、転写用紙に転写さ
れるトナーの色の混合を適正に行うカラー画像形成装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、複数の現像装置を備え、各現
像装置によってそれぞれ色の異なった可視画像(トナー
像)を形成し、これらのトナー像を最終的に同一転写用
紙に重ねて転写するカラー画像形成装置が種々提案され
ている。一般に、カラー画像形成装置は単一ドラム型と
多段ドラム型(タンデム型)に大別される。
【0003】図9は、単一ドラム型のカラー画像形成装
置の主要部の構成を模式的に示す図である。同図に示す
カラー画像形成装置は、単一の感光体ドラム1の周面に
沿って初期化帯電器2、レーザー光3を照射する記録ヘ
ッド、上下に移動可能な4個の現像器4a、4b、4c
及び4dが配設されており、感光体ドラム1に対向して
転写部を形成する用紙巻き付け半導電性ドラム5が配置
されている。用紙巻き付け半導電性ドラム5の円筒内部
には、上記転写部に近接して転写電流を放電するコロナ
放電器6が配設されている。
【0004】用紙巻き付け半導電性ドラム5は、図の矢
印Aで示すように左下方向から搬入されてくる転写用紙
を、図の矢印Bで示すように反時計回り方向に卷着して
一周する。感光体ドラム1は、用紙巻き付け半導電性ド
ラム5の周面速度と同じ周面速度で、図の矢印Cで示す
ように時計回り方向に回転しながら、先ず現像器4aに
よるM(マゼンタ:赤色染料)のトナー像を形成し、こ
のトナー像をコロナ放電器6の放電電流によって転写用
紙に転写する。次に、再び用紙巻き付け半導電性ドラム
5が一回転し、これに応じて感光体ドラム1が現像器4
bのC(シアン:緑味のある青色)のトナー像を形成
し、これをコロナ放電器6が転写用紙上に転写して重ね
る。
【0005】更に再び、用紙巻き付け半導電性ドラム5
が一回転し、これに応じて感光体ドラム1が現像器4c
のY(イエロー:黄色)のトナー像を形成し、これをコ
ロナ放電器6が転写用紙上に転写して重ねる。同図は、
このときの状態を示している。最後に再び用紙巻き付け
半導電性ドラム5が一回転し、これに応じて感光体ドラ
ム1が現像器4dのBk(ブラック:黒)のトナー像を
形成し、これをコロナ放電器6が転写用紙上に転写して
重ねる。そして、上記4色のトナー像の転写(塗り重
ね)が終了すると、転写用紙の巻き付けが解除され、転
写用紙は、搬送ベルト7によって、左方に配置されてい
る定着部8に搬送され、上記塗り重ねられた4色の転写
トナー像を紙面に熱定着される。
【0006】このように、単一ドラム型のカラー画像形
成装置は、一枚(1頁)の転写用紙に対して、減法混色
の三原色であるM(マゼンタ)トナー、C(シアン)ト
ナー、Y(イエロー)トナー及び黒色部分の印字に専用
されるBk(ブラック)トナーの合計4種類のトナーを
重ねて転写するために、各トナー毎に個別に印字(露光
記録、現像、及び転写)を行うから、転写用紙1頁に対
して印字工程が4回繰り返されることになり、したがっ
て印字処理に長時間を要する。
【0007】これに対して、タンデム型のカラー画像形
成装置は、1工程で4種類のトナーを用紙に順次重ねて
転写するから、単一ドラム型に比較してほぼ4倍の処理
速度を有している。このため、近年、内部装置が小型化
され且つ組装置化(ユニット化)されて比較的安価にな
ったこととも相俟って、タンデム型のカラー画像形成装
置が主流となりつつある。
【0008】図10は、タンデム型のカラー画像形成装
置の内部構成を模式的に示す断面図である。そして、図
11は、上記内部構成に示す多段式に並設された画像形
成部の各部の構成を拡大して示す図である。先ず図10
を用いて全体構成から説明する。このカラー画像形成装
置は、装置本体10の前面(図の右方)に開閉トレー1
1を備え、下部に用紙カセット12を着脱自在に備えて
いる。また上蓋部材13の後方には、上面排紙トレー1
4が形成されており、そこには上部排紙口15から排出
される画像形成済みの用紙が積載される。その上蓋部材
13の前部側方には、特には図示しないが、電源スイッ
チ、液晶表示装置、複数の入力キー等が配設されてい
る。
【0009】そして、内部の略中央に、駆動ローラ21
と従動ローラ22に保持されて循環移動する用紙搬送用
のベルト23が配設される。このベルト23の上方に
は、画像形成ユニット24(24−1、24−2、24
−3、24−4)が用紙搬送方向に多段式に並設され
る。画像形成ユニット24にはそれぞれ感光体ドラム2
5(25−1、25−2、25−3、25−4)と、こ
の感光体ドラム25を囲み込むようにして画像形成ユニ
ット24内に組み付けられている詳しくは後述する諸装
置が配置される。そして、感光体ドラム25(像担持
体)の真上に、上蓋部材13裏面に配設されている書込
みヘッド26(26−1、26−2、26−3、26−
4)が、上蓋部材13の閉成により挿入されて配置され
る。書込みヘッド26は、LEDヘッドで構成される。
上蓋部材13は、装置本体10後方の支軸27を中心に
して開閉する。上記の感光体ドラム25は、ベルト23
に当接しており、そのベルト23の裏面から感光体ドラ
ム25と対向配置されて転写ブラシ28(28−1、2
8−2、28−3、28−4)が配設される。
【0010】ベルト23の用紙搬送方向上流側(図の右
方)には、待機ロール対29、用紙検出センサ31が配
設され、それより上流は横(装置前方)と下に分岐し
て、横の分岐路には給紙ローラ32、捌き部材33、及
び上述の開閉トレー11が配設されている。また、下の
分岐路には2枚のガイド板から形成される搬送路34が
配設され、その上流(下方)に、上述の用紙カセット1
2が多枚数の用紙Pを収容してその給紙端を覗かせてい
る。その給紙端の上方には、本体装置に軸支されて給紙
コロ35が配設されている。そしてベルト23の用紙搬
送方向下流には、分離爪36、定着器37、排紙コロ3
8、切り換えレバー39が設けられる。定着器37は、
断熱性の匡体内に組み付けられた圧接ローラ、発熱ロー
ラ、周面清掃器、オイル塗布ローラ、サーミスタ等から
構成され、用紙上に転写されたトナー像を紙面に熱定着
させる。切り換えレバー39は、同図に示すように下の
位置にあるときは用紙を上方の排出路41へ案内し、上
に回動しているときは用紙を装置後面に開口する排紙口
42へ案内する。上記の排出路41の下流は排紙ロール
対43を介して上部排紙口15に連絡する。
【0011】また、ベルト23と用紙カセット12の間
に、クリーナボトル44が着脱自在に配設される。こ
の、クリーナボトル44の上部にはブレードスクレーパ
45が取り付けられて、その先端がベルト23の下循環
部の表面に当接している。ブレードスクレーパ45は、
ベルト23の表面に残留するトナーや紙粉等のゴミを掻
き取ってベルト23を清掃し、掻き取った不要のトナー
やゴミをクリーナボトル44に貯留する。
【0012】上記のベルト23は、画像形成ユニット2
4−1〜24−3間を固定ロール46と移動ロール47
によって支持されている。固定ロール46は装置本体の
フレームに回転自在に位置固定され、移動ロール47
は、固定ロール46の支軸を中心にして上下に揺動する
支持部材48の他端に保持されている。支持部材48の
下部にはカム49が係合して、図の位置と時計回り方向
に90度回転した位置とに左右に選択的に回動する。カ
ム49が図の位置から時計回り方向に90度回転する
と、支持部材48が下方に僅かに回動して移動ロール4
7が下に移動する。これによって、画像形成ユニット2
4−1〜24−3の感光体ドラム25−1〜25−3は
ベルト23との当接を解除されて画像形成から離脱し、
黒トナーの画像形成を受け持つ画像形成ユニット24−
4のみが、駆動ローラ21と固定ローラ46間に支持さ
れているベルト23に当接して画像形成を行うようにな
っている。
【0013】図11は、上記の画像形成ユニット24
(24−1、24−2、24−3、24−4)の拡大図
である。画像形成ユニット24は、内部に収容するトナ
ーの色が異なるだけで、いずれも同一の構成である。同
図に示すように、画像形成ユニット24は、上述した感
光体ドラム25と、この感光体ドラム25をその周面に
沿って取り囲むクリーナ51、初期化帯電器52、現像
器53からなる。現像器53はトナー容器を兼用してお
り、画像形成ユニット24の一方の匡体を形成してい
る。そして、感光体ドラム25、クリーナ51、及び初
期化帯電器52の諸装置は、画像形成ユニット24の他
方の匡体を形成するフレームに保持されている。
【0014】現像器53は、下部開口に現像ローラ54
を回転可能に保持し、内部にはトナーTを収容してい
る。各現像器53には、M(マゼンタ)、C(シア
ン)、Y(イエロー)及びBk(ブラック)のトナーが
夫々収容されている。これら現像器53の内部下方には
トナー攪拌部材55が配設され、このトナー攪拌部材5
5は、図の二点鎖線で示すように回転して、トナーTを
攪拌しながら下方の供給ローラ56へトナーTを送り込
むようになっている。供給ローラ56は、スポンジ部材
からなり、現像ローラ54に圧接し、攪拌部材55から
送られるトナーTを擦り付けるようにして現像ローラ5
4周面に供給する。現像ローラ54の回転方向周面には
板バネ状のドクターブレード57が当接しており、トナ
ーTに摩擦電荷を与えて現像ローラ54への付着性を助
成すると共に、付着するトナー層を一定の厚さに抑制す
る。
【0015】上述の画像形成ユニット24は、装置本体
10に装着されると、感光体ドラム25のユニット側面
から外部に突出している支持軸が装置本体10の軸受け
部に保持されて位置固定され、装置本体10の不図示の
駆動機構に感光体ドラムに形成されたドラムギアが係合
して回転駆動される。感光体ドラム25と共にユニット
内に組み込まれている諸装置の駆動系は感光体ドラムの
駆動系に連結しており、感光体ドラム25が装置本体1
0により駆動されると、これに連動して駆動される。
【0016】上記初期化帯電器52と現像ローラ54と
の間に、上蓋部材13に配設された書込みヘッド26
が、上蓋部材13の閉成に伴って図の二点鎖線58(5
8−1、58−2、58−3、58−4)示すように円
弧状の軌跡を描いて降下して画像形成位置に定位する。
上蓋部材13を開成して書込みヘッド26を引き上げる
と、画像形成ユニット24を、図の二点鎖線59で示す
斜め右上に傾斜する直線方向に夫々単独に機外へ取り出
すことができ、これによって、感光体ドラムの交換や用
紙詰りの除去等の保守作業を行うことができる。また、
このように画像形成ユニット24を取り出したとき保護
蓋61が反時計回り方向に滑動して感光体ドラム25の
露出した下面を覆ってこれを保護するようになってい
る。
【0017】この図10に示すカラー画像形成装置10
は、電源が投入され、用紙枚数、フルカラー印字、その
他の指定がキー入力あるいは接続するホスト機器からの
信号として入力されると、給紙コロ35が用紙カセット
12に載置収容されている用紙Pを搬送路34を介して
待機ロール対29へ給送する。又は、給紙ローラ32が
開閉トレー11に載置された用紙を待機ロール対29へ
給送する。この給送されてくる用紙Pを用紙検出センサ
31が検知する。待機ロール対29は回転を停止し、用
紙Pの先端を挟持部に当接させて待機する。
【0018】駆動ローラ21が反時計回り方向に回転を
開始し、従動ローラ22が従動して同じく反時計回り方
向に回転を開始する。これによりベルト23は、上循環
部が、4個の感光体ドラム25に当接して全体が反時計
回り方向に循環移動する。
【0019】これと共に、画像形成ユニット24が、印
字タイミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じ
て感光体ドラム25が、順次時計回り方向に回転駆動さ
れる。そして、夫々の画像形成ユニット24に対応する
書込みヘッド26が順次駆動される。そして、先ず、初
期化帯電ブラシ52(図11参照)は、感光体ドラム2
5の周面に一様な電荷を付与(本例ではマイナス電荷を
付与)し、書込みヘッド26は、その感光体ドラム周面
に画像信号に応じて露光を行って感光体ドラム周面上に
静電潜像を形成する。現像ローラ54は、静電潜像の低
電位部にトナーTを転移させて感光体ドラム周面上にト
ナー像を形成(現像)する。
【0020】最上流の感光体ドラム25−1周面上のト
ナー像の先端が、ベルト23との対向点に回転搬送され
てくるタイミングで、その対向点に用紙Pの印字開始位
置が一致するように、待機ロール対29が回転を開始し
て用紙Pを画像形成部の用紙搬入口へ給送する。従動ロ
ーラ22と押えロール62は、給送された用紙Pを搬送
ベルト23と共に挟持して用紙Pを搬送する。用紙P
は、従動ローラ22と押えロール62による挟持が解除
された後も、ベルト23に吸着してそのまま搬送され
る。そして、用紙Pは、そのように搬送されながら、各
感光体ドラム25と各転写ブラシ28間に夫々形成され
る電界によって紙面上に順次トナー像を転写される。
【0021】M(マゼンタ)、C(シアン)、Y(イエ
ロー)及びBk(ブラック)の4色のトナー像を転写さ
れた用紙Pは、分離爪36によって搬送ベルト23から
分離され、定着器37に搬入される。用紙Pは、定着器
37で上記トナー像を熱定着された後、排紙コロ38に
よって、後部排紙口42からトナー像を上にして、又は
上部排紙口15からトナー像を下にして機外に排出され
る。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
カラー画像形成装置では、最上流の画像形成ユニット2
4−1の現像工程で形成された第1色目のトナー像が用
紙P上に転写されるが、次の画像形成ユニット24−2
の現像工程で形成された第2色目のトナー像を用紙Pに
重ねて転写する際に、先に転写された第1色目のトナー
像の一部が感光体ドラム25−2側に逆転写される現象
が生じる。同様のことは、第3色目、及び第4色目のト
ナー像を用紙P上に転写する際にも生じる。このため、
最下流の画像形成ユニット24−4で第4色目のトナー
像の転写を終了した後では、用紙Pへの第1色目のトナ
ー像のトナー付着量は、当初の付着量に比べて数10%
に減少してしまう。そして、同様な現象が第2色目のト
ナー像、及び第3色目のトナー像にも生じる。したがっ
て、例えばトナー像の形成と転写の工程を4回実施する
ものとした場合に各トナー像の最終的な転写紙への付着
量は第1色目のトナー像が最も少なめとなって、「第1
色目の付着量」<「第2色目の付着量」<「第3色目の
付着量」<「第4色目の付着量」というバランスの崩れ
た配色となる。このため、下流の色ほど色濃度が高くな
って正しい色相から離れたカラー画像となってしまうと
いう問題があった。
【0023】これは、画像形成工程において感光体(ド
ラム又はベルト)の画像電位に応じて、現像ローラ上か
らトナーが感光体に付着する際、トナーは必ずしも一様
なマイナス電荷を帯びているわけはなく、マイナス極性
の弱いものや逆にプラス極性の電荷を有するものが混在
している。又転写後の感光体からの剥離工程で放電が生
じて後からプラス極性となるものがある。これらが後段
の転写工程でプラス極性の転写電荷を受けるたびに少し
ずつ感光体に逆戻りすることから生じる現象であるとさ
れている。
【0024】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
複数の転写工程におけるトナー逆転写現象にも拘らず色
バランスの良い(品質の良い)最終画像を形成するカラ
ー画像形成装置を提供することである。
【0025】
【課題を解決するための手段】以下に、本発明に係わる
カラー画像形成装置の構成を述べる。本発明は、色毎に
像担持体上に所定の静電潜像を形成する像記録工程と、
該記録工程により形成される静電潜像をトナー像に顕像
化する現像工程と、該現像工程により顕像化されたトナ
ー像を転写用紙に転写する転写工程とを、複数回実行し
て、上記転写工程に搬入される同一転写紙上に異なる色
のトナー像を重ね合わせた後、該トナー像を上記転写紙
上に定着するカラー画像形成装置を前提とする。
【0026】本発明のカラー画像形成装置は、上記重ね
合わせられる色毎のトナー像のうち上記転写工程の先の
順番で転写されるトナー像の上記像担持体上における付
着量を、後順で転写されるトナー像の上記像担持体上に
おける付着量よりも多くなるように、トナー像の付着量
を調整するトナー付着量調整手段を備えて構成される。
【0027】上記トナー付着量調整手段は、例えば請求
項2記載のように、上記現像工程において現像ローラに
供給するトナー量を規制する現像ドクター圧を、先の順
番の転写工程に対応する現像工程の現像ドクター圧ほ
ど、より低い圧力に設定して構成される。また、例えば
請求項3記載のように、上記現像工程における現像ロー
ラの表面粗さを、先の順番の転写工程に対応する現像工
程の現像ローラの表面ほど、より大きい粗さに設定して
構成される。また、例えば請求項4記載のように、上記
現像工程において現像ローラに供給されるトナーの平均
粒径を、先の順番の転写工程に対応する現像工程のトナ
ーの粒子径ほど、より大きい粒子径に設定して構成され
る。また、例えば請求項5記載のように、上記現像工程
において現像ローラに供給されるトナーの流動性を、先
の順番の転写工程に対応する現像工程のトナーの流動性
ほど、より高い流動性に設定して構成される。また、例
えば請求項6記載のように、上記現像工程において現像
ローラに印加する現像バイアス値を、先の順番の転写工
程に対応する現像工程の現像バイアス値ほど、より高い
現像バイアス値に設定して構成される。また、例えば請
求項7記載のように、上記像記録工程における静電潜像
の記録電位を、先の順番の転写工程に対応する像記録工
程の静電潜像記録電位ほど、より低い電位に設定して構
成される。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図1は、第1の実施の形態に
係るカラー画像形成装置の主要部の構成を模式的に示す
側断面図であり、図2は、その主要部の中心部となるド
クターブレードの先端部の構成を示す拡大図である。
尚、この本体装置(カラー画像形成装置)は、転写トナ
ーの量を制御するドクターブレードに係る構成及び動作
が、図10および図11に示したカラー画像形成装置1
0の場合と異なり、その他の基本構成は図10および図
11に示したカラー画像形成装置10と同一であるの
で、以下、図10及び図11のカラー画像形成装置10
と同一の構成部分には図10及び図11と同一の番号を
付して説明する。
【0029】図1に示すように、本実施の形態における
カラー画像形成装置10の画像形成ユニット24は、ド
クターブレード57のほぼ中間に、偏心ローラ63が回
転支持軸64に支持されて、内側から外側へ向けて(図
の右方から左方へ向けて)圧接している。ドクターブレ
ード57は、例えば薄いステンレス鋼等から成る板ばね
状部材で構成され、その先端が鍵型に屈曲して、その鍵
型に曲がった外側の部分が現像ローラ54に圧接する。
本実施の形態においては、その鍵型に曲がって現像ロー
ラ54に圧接する部分を、図2に示すように、例えばテ
フロンのような離形性の良い樹脂をコーティングして形
成する。これにより、ドクターブレード57の先端に押
し付けられたトナーTが、そのドクターブレード57先
端に付着して、固結したトナー溜りを形成するというよ
うな不都合が解消される。
【0030】上記構成において、図1の実線で示す偏心
ローラ63の状態は、回転中心(回転支持軸64の中
心)から偏心ローラ63の周面とドクターブレード57
との圧接点までの距離が最も短かくなったときの状態を
示している。この状態は、偏心ローラ63からドクター
ブレード57への圧接が最も弱い状態、つまり、ドクタ
ーブレード57先端のトナー層規制力が最も弱い状態で
ある。したがって、このとき、トナー層は最も厚い(ト
ナー量が最も多い)状態で現像ローラ54に付着する。
現像ローラ54に付着するトナー層が最も厚いから、現
像ローラ54から感光体ドラム25へ転移するトナー量
が最も多く、したがって、このとき用紙Pに転写される
画像のトナー量が最も多くなる。また、偏心ローラ63
が上記の実線で示す位置から180度回転して、同図の
破線63′で示す位置に在る状態では、回転中心(回転
支持軸64の中心)から偏心ローラ63の周面とドクタ
ーブレード57との圧接点までの距離が最も長くなった
状態である。この状態は、偏心ローラ63によってドク
ターブレード57が外側(図の左方)へ最も強く押圧さ
れた状態、つまり、ドクターブレード57先端のトナー
層規制力が最も強い状態である。したがって、このと
き、トナー層は最も薄い(トナー量が最も少ない)状態
に規制されて現像ローラ54に付着する。現像ローラ5
4に付着するトナー層が最も薄いから、現像ローラ54
から感光体ドラム25へ転移するトナー量が最も少なく
なる。したがって、このとき用紙Pに転写される画像の
トナー量は最も少ない。そして、上記実線で示す偏心ロ
ーラ63がドクターブレード57を最も弱く押圧する状
態と、上記の破線63′で示す偏心ローラ63がドクタ
ーブレード57を最も強く押圧する状態との間を、回転
支持軸64が反時計回り方向又は時計回り方向に適宜に
回転することにより、ドクターブレード圧(ドクターブ
レード57の現像ローラ54への圧接強さ)を最も弱い
状態から最も強い状態へと無段階に変化させることがで
きる。
【0031】したがって、上述の各画像形成ユニット2
4−1、24−2、24−3及び24−4(図10参
照)の偏心ローラ63の回転支持軸64(図1参照)を
適宜に回転させ、画像形成ユニット24毎に任意の異な
るドクターブレード圧を設定することができる。すなわ
ち、画像形成ユニット24毎に現像ローラ54へのトナ
ー付着量を異ならせることができる。
【0032】図3(a) は、本実施の形態における、各画
像形成ユニット24毎に設定されるドクターブレード圧
を示す図である。同図(a) は、縦軸にドクターブレード
圧を示し、横軸に用紙搬送方向上流から下流へ、画像形
成ユニット24−1(1色目)、同24−2(2色
目)、同24−3(3色目)及び同24−4(4色目)
を示し、夫々設定されるドクターブレード圧を棒グラフ
で示している。同図(a) に示すように、1色目から4色
目まで、およそ1.4kg〜2.0kgの範囲で、段階
的にドクターブレード圧を上げている。
【0033】そして、図3(b) は、上記のドクターブレ
ード圧と、現像ローラ54上に付着するトナー量との相
関を示すトナー付着量特性図である。同図(b) は、横軸
にドクターブレード圧を示し、縦軸にトナー付着量を示
している。同図(b) に示すように、ドクターブレード圧
が1kgのときトナー付着量はおよそ1.4mg/cm
2 、ドクターブレード圧が2kgのときトナー付着量は
およそ1.0mg/cm2 、そして、ドクターブレード
圧が3kgのときトナー付着量はおよそ0.7mg/c
2 であって、ドクターブレード圧とトナー付着量とは
反比例している。
【0034】したがって、同図(a) に示すように、ドク
ターブレード圧を画像形成ユニット24−1(1色目)
から同24−4(4色目)まで、順次高く設定したこと
により、同図(a) に示すように、上流側の画像形成ユニ
ット24ほど、ドクターブレード圧が弱くなって、現像
ローラ54上に付着するトナー量が多くなり、静電潜像
記録時の露光強度が同一で、現像時のバイアス電圧が同
一であっても、感光体ドラム25に付着するトナー量が
多くなる。したがって、用紙Pに転写されるトナー量も
多くなる。そして、下流側の画像形成ユニット24ほ
ど、ドクターブレード圧が強くなって、現像ローラ54
上に付着するトナー量が少なくなり、静電潜像記録時の
露光強度が同一で、現像時のバイアス電圧が同一であっ
ても、感光体ドラム25に付着するトナー量が少なくな
る。したがって、用紙Pに転写されるトナー量も少なく
なる。
【0035】これにより、用紙Pの搬送方向下流側での
転写時における用紙Pから感光体への逆転写トナーが生
じるにも拘らず、最終的に形成される画像の、塗り重ね
られた色毎のトナー量の配分が、原画データの配色に忠
実な配分となって、品質の良い最終画像を得ることがで
きる。
【0036】このように、第1の実施の形態では、現像
ローラ上のトナー量を調節するために、ドクターブレー
ド圧を変更したが、現像ローラ上のトナー量の調節は、
これに限ることなく、現像ローラの表面の粗さを変更す
るようにしてもよい。
【0037】図4(a) は、第2の実施の形態において、
各画像形成ユニット24毎に設定される現像ローラ54
の表面仕上げの粗さを示す図である。同図(a) は、縦軸
に現像ローラ54の表面粗さを示し、横軸に用紙搬送方
向上流から下流へ、画像形成ユニット24−1(1色
目)、同24−2(2色目)、同24−3(3色目)及
び同24−4(4色目)を示し、夫々設定される現像ロ
ーラ54の表面粗さを棒グラフで示している。尚、この
第2の実施の形態においては、本体装置(カラー画像形
成装置)は、転写トナーの量を制御するための現像ロー
ラの構成が図10および図11に示したカラー画像形成
装置10の場合と異なり、その他の基本構成は図10お
よび図11に示したカラー画像形成装置10と同一であ
る。現像ローラは、適度の固さを有する弾性部材からな
り、表面はμm(マイクロメータ)単位の差し渡し径を
有する凹凸が一面に形成されている。この第2の実施の
形態においては、図4(a) に示すように、1色目から4
色目まで、現像ローラ54の表面粗さを、およそ12.
5μm〜5.0μmの範囲で、段階的に細かくしてい
る。
【0038】そして、図4(b) は、上記の現像ローラ5
4の表面粗さと、現像ローラ54上に付着するトナー量
との相関を示すトナー付着量特性図である。同図(b)
は、横軸に現像ローラ54の表面粗さを示し、縦軸にト
ナー付着量を示している。同図(b) に示すように、現像
ローラ54の表面粗さが0μm(平滑面)から15μm
までの変化量に対応して、トナー付着量はおよそ0mg
/cm2 から1.5mg/cm2 まで反比例して変化す
る。
【0039】したがって、同図(a) に示すように、現像
ローラ54の表面粗さを画像形成ユニット24−1(1
色目)から同24−4(4色目)まで、順次細かく設定
したことにより、上流側の画像形成ユニット24ほど、
現像ローラ54の表面粗さが粗くなって、現像ローラ5
4上に付着するトナー量が多くなり、静電潜像記録時の
露光強度が同一で、現像時のバイアス電圧が同一であっ
ても、感光体ドラム25に付着するトナー量が多くな
る。したがって、用紙Pに転写されるトナー量も多くな
る。そして、下流側の画像形成ユニット24ほど、現像
ローラ54の表面粗さが細かくなって、現像ローラ54
上に付着するトナー量が少なくなり、静電潜像記録時の
露光強度が同一で、現像時のバイアス電圧が同一であっ
ても、感光体ドラム25に付着するトナー量が少なくな
る。したがって、用紙Pに転写されるトナー量も少なく
なる。
【0040】これにより、用紙Pの搬送方向下流側での
転写時における用紙Pから感光体への逆転写トナーが生
じるにも拘らず、この場合も、最終的に形成される画像
の、塗り重ねられた色毎のトナー量の配分が、原画デー
タの配色に忠実な配分となって、品質の良い最終画像を
得ることができる。このように、第2の実施の形態によ
れば、予め現像ローラを各々の好ましい表面粗さに形成
するだけで良く、簡単な構成で原画に忠実な画像を再生
することができる。
【0041】このように、第2の実施の形態では、現像
ローラ上のトナー量を調節するために、現像ローラ54
の表面粗さを変更したが、現像ローラ上のトナー量の調
節は、これに限ることなく、トナーの粒子径を変更する
ようにしてもよい。
【0042】図5(a) は、第3の実施の形態において、
各画像形成ユニット24毎に収納されるトナーの平均粒
子径を示す図である。同図(a) は、縦軸にトナーの平均
粒子径を示し、横軸に用紙搬送方向上流から下流へ、画
像形成ユニット24−1(1色目)、同24−2(2色
目)、同24−3(3色目)及び同24−4(4色目)
を示し、夫々に収納されるトナーの平均粒子径を棒グラ
フで示している。尚、この第3の実施の形態において
は、本体装置(カラー画像形成装置)は、転写トナーの
量を制御するために各画像形成ユニットに収納されるト
ナーの粒子径が、図10および図11に示したカラー画
像形成装置10の場合と異なり、その他の基本構成は図
10および図11に示したカラー画像形成装置10と同
一である。この第3の実施の形態においては、各画像形
成ユニット24に収納されるトナーの粒子径は、図5
(a) に示すように、1色目から4色目まで、およそ1
0.5μm〜5.5μmの範囲で、段階的に小さくして
いる。
【0043】そして、図5(b) は、上記のトナーの平均
粒子径と、現像ローラ54上に付着するトナー量との相
関を示すトナー付着量特性図である。同図(b) は、横軸
にトナーの平均粒子径を示し、縦軸にトナー付着量を示
している。同図(b) に示すように、トナーの平均粒子径
の4.9μmから15μmまでの変化量に対応して、ト
ナー付着量はおよそ0.9mg/cm2 から1.5mg
/cm2 まで反比例して変化する。
【0044】したがって、同図(a) に示すように、トナ
ーの平均粒子径を画像形成ユニット24−1(1色目)
から同24−4(4色目)まで、順次小さく設定したこ
とにより、上流側の画像形成ユニット24ほど、トナー
の平均粒子径が大きくなって、現像ローラ54上に付着
するトナー量が多くなり、静電潜像記録時の露光強度が
同一で、現像時のバイアス電圧が同一であっても、感光
体ドラム25に付着するトナー量が多くなる。したがっ
て、用紙Pに転写されるトナー量も多くなる。そして、
下流側の画像形成ユニット24ほど、トナーの平均粒子
径が小さくなって、現像ローラ54上に付着するトナー
量が少なくなり、静電潜像記録時の露光強度が同一で、
現像時のバイアス電圧が同一であっても、感光体ドラム
25に付着するトナー量が少なくなる。したがって、用
紙Pに転写されるトナー量も少なくなる。
【0045】これにより、用紙Pの搬送方向下流側での
転写時における用紙Pから感光体への逆転写トナーが生
じるにも拘らず、この場合も、最終的に形成される画像
の、塗り重ねられた色毎のトナー量の配分が、原画デー
タの配色に忠実な配分となって、品質の良い最終画像を
得ることができる。このように、第3の実施の形態によ
れば、予め画像形成ユニットに収納するトナーの平均粒
子径を好ましい大きさに形成するだけで良く、簡単な構
成で原画に忠実な画像を再生することができる。
【0046】このように、第3の実施の形態では、現像
ローラ上のトナー量を調節するために、トナーの粒子径
を変更したが、現像ローラ上のトナー量の調節は、これ
に限ることなく、トナーの流動性(見掛けの密度)を変
更するようにしてもよい。
【0047】図6(a) は、第4の実施の形態において、
各画像形成ユニット24毎におけるトナーの流動性(見
掛けの密度)を示す図である。同図(a) は、縦軸にトナ
ーの見掛けの密度を示し、横軸に用紙搬送方向上流から
下流へ、画像形成ユニット24−1(1色目)、同24
−2(2色目)、同24−3(3色目)及び同24−4
(4色目)を示し、夫々に収納されるトナーの見掛けの
密度を棒グラフで示している。尚、この第4の実施の形
態においては、本体装置(カラー画像形成装置)は、転
写トナーの量を制御するために各画像形成ユニットに収
納されるトナーの流動性が、図10および図11に示し
たカラー画像形成装置10の場合と異なり、その他の基
本構成は図10および図11に示したカラー画像形成装
置10と同一である。この第4の実施の形態において
は、各画像形成ユニット24に収納されるトナーの流動
性(見掛けの密度)は、図6(a) に示すように、1色目
から4色目まで、およそ0.38g/cc(グラム/立
方センチ)〜0.3g/ccの範囲で、段階的に小さく
している。
【0048】そして、図6(b) は、上記のトナーの流動
性(見掛けの密度)と、現像ローラ54上に付着するト
ナー量との相関を示すトナー付着量特性図である。同図
(b)は、横軸にトナーの見掛けの密度を示し、縦軸にト
ナー付着量を示している。同図(b) に示すように、トナ
ーの見掛けの密度の0.12g/ccから0.4g/c
cまでの変化量に対応して、トナー付着量はおよそ0.
5mg/cm2 から1.5mg/cm2 まで反比例して
変化する。
【0049】したがって、同図(a) に示すように、トナ
ーの見掛けの密度を画像形成ユニット24−1(1色
目)から同24−4(4色目)まで、順次小さく設定し
たことにより、上流側の画像形成ユニット24ほど、ト
ナーの見掛けの密度が大きくなって、現像ローラ54上
に付着するトナー量が多くなり、静電潜像記録時の露光
強度が同一で、現像時のバイアス電圧が同一であって
も、感光体ドラム25に付着するトナー量が多くなる。
したがって、用紙Pに転写されるトナー量も多くなる。
そして、下流側の画像形成ユニット24ほど、トナーの
見掛けの密度が小さくなって、現像ローラ54上に付着
するトナー量が少なくなり、静電潜像記録時の露光強度
が同一で、現像時のバイアス電圧が同一であっても、感
光体ドラム25に付着するトナー量が少なくなる。した
がって、用紙Pに転写されるトナー量も少なくなる。
【0050】これにより、用紙Pの搬送方向下流側での
転写時における用紙Pから感光体への逆転写トナーが生
じるにも拘らず、この場合も、最終的に形成される画像
の、塗り重ねられた色毎のトナー量の配分が、原画デー
タの配色に忠実な配分となって、品質の良い最終画像を
得ることができる。このように、第4の実施の形態によ
れば、予め画像形成ユニットに収納するトナーの流動性
(見掛けの密度)を好ましい流動性(見掛けの密度)に
設定するだけで良く、簡単な構成で原画に忠実な画像を
再生することができる。
【0051】このように、第4の実施の形態では、現像
ローラ上のトナー量を調節するために、トナーの流動性
(見掛けの密度)を変更したが、現像ローラ上のトナー
量の調節は、これに限ることなく、現像ローラ54に印
加する現像バイアスの値を変更するようにしてもよい。
【0052】図7(a) は、第5の実施の形態において、
各画像形成ユニット24毎における現像バイアスの値を
示す図である。同図(a) は、縦軸に現像バイアスの値を
示し、横軸に用紙搬送方向上流から下流へ、画像形成ユ
ニット24−1(1色目)、同24−2(2色目)、同
24−3(3色目)及び同24−4(4色目)を示し、
夫々における現像バイアスの値を棒グラフで示してい
る。尚、この第5の実施の形態においては、本体装置
(カラー画像形成装置)は、転写トナーの量を制御する
ために各画像形成ユニットにおける現像バイアスの値
が、図10および図11に示したカラー画像形成装置1
0の場合と異なり、その他の基本構成は図10および図
11に示したカラー画像形成装置10と同一である。こ
の第5の実施の形態においては、各画像形成ユニット2
4における現像バイアスの値は、図7(a) に示すよう
に、1色目から4色目まで、およそ「−310」V(ボ
ルト)〜「−250」Vの範囲で、段階的に小さくして
いる。
【0053】そして、図7(b) は、上記の現像バイアス
の値と、現像ローラ54上に付着するトナー量との相関
を示すトナー付着量特性図である。同図(b) は、横軸に
現像バイアスの値を示し、縦軸にトナー付着量を示して
いる。同図(b) に示すように、現像バイアスの値の
「0」Vから「−450」Vまでの変化量に対応して、
トナー付着量は0mg/cm2 からおよそ1.5mg/
cm2 まで反比例して変化する。
【0054】したがって、同図(a) に示すように、現像
バイアスの値を画像形成ユニット24−1(1色目)か
ら同24−4(4色目)まで、順次小さく設定したこと
により、上流側の画像形成ユニット24ほど、現像バイ
アスの値が大きくなって、現像ローラ54上に付着する
トナー量が多くなり、静電潜像記録時の露光強度、ドク
ターブレード圧、トナー平均粒子径、あるいはトナー流
動性などが同一であっても、感光体ドラム25に付着す
るトナー量が多くなる。したがって、用紙Pに転写され
るトナー量も多くなる。そして、下流側の画像形成ユニ
ット24ほど、現像バイアスの値が小さくなって、現像
ローラ54上に付着するトナー量が少なくなり、静電潜
像記録時の露光強度、ドクターブレード圧、トナー平均
粒子径、あるいはトナー流動性などが同一であっても、
感光体ドラム25に付着するトナー量が少なくなる。し
たがって、用紙Pに転写されるトナー量も少なくなる。
【0055】これにより、用紙Pの搬送方向下流側での
転写時における用紙Pから感光体への逆転写トナーが生
じるにも拘らず、この場合も、最終的に形成される画像
の、塗り重ねられた色毎のトナー量の配分が、原画デー
タの配色に忠実な配分となって、品質の良い最終画像を
得ることができる。このように、第5の実施の形態によ
れば、予め画像形成ユニット毎に印加する現像バイアス
の値を好ましい電圧に設定するだけで良く簡単な構成で
原画に忠実な画像を再生することができる。
【0056】このように、第5の実施の形態では、現像
ローラ上のトナー量を調節するために、現像ローラ54
に印加する現像バイアスを変更したが、現像ローラ上の
トナー量の調節は、これに限ることなく、感光体ドラム
25に記録する露光電位を変更するようにしてもよい。
【0057】図8(a) は、第6の実施の形態において、
各画像形成ユニット24毎における感光体ドラム25に
記録する露光電位を示す図である。同図(a) は、縦軸に
感光体ドラム25に記録する露光電位を示し、横軸に用
紙搬送方向上流から下流へ、画像形成ユニット24−1
(1色目)、同24−2(2色目)、同24−3(3色
目)及び同24−4(4色目)を示し、夫々において感
光体ドラム25に記録する露光電位を棒グラフで示して
いる。尚、この第6の実施の形態においては、本体装置
(カラー画像形成装置)は、転写トナーの量を制御する
ために各画像形成ユニットにおいて感光体ドラム25に
記録する露光電位の値が、図10および図11に示した
カラー画像形成装置10の場合と異なり、その他の基本
構成は図10および図11に示したカラー画像形成装置
10と同一である。この第6の実施の形態においては、
各画像形成ユニット24において感光体ドラム25に記
録する露光電位の値は、図8(a) に示すように、1色目
から4色目まで、およそ「−20」V(ボルト)〜「−
80」Vの範囲で、段階的に大きくしている。
【0058】そして、図8(b) は、上記の感光体ドラム
25に記録する露光電位の値と、現像ローラ54上に付
着するトナー量との相関を示すトナー付着量特性図であ
る。同図(b) は、横軸に感光体ドラム25に記録する露
光電位の値を示し、縦軸にトナー付着量を示している。
同図(b) に示すように、露光電位の値の「0」Vから
「−200」Vまでの変化量に対応して、トナー付着量
はおよそ1.5mg/cm2 から0mg/cm2 まで反
比例して変化する。
【0059】したがって、同図(a) に示すように、感光
体ドラム25に記録する露光電位の値を画像形成ユニッ
ト24−1(1色目)から同24−4(4色目)まで、
順次マイナス側へ大きく設定したことにより、上流側の
画像形成ユニット24ほど、露光電位の値がマイナス側
で小さくなって(静電潜像の露光電位の相対的なプラス
極性が大きくなって)、現像ローラ54から感光体ドラ
ム25に転移するトナー量が多くなり、ドクターブレー
ド圧、トナー平均粒子径、トナー流動性、あるいは現像
バイアスなどが同一であっても、感光体ドラム25に付
着するトナー量が多くなる。したがって、用紙Pに転写
されるトナー量も多くなる。そして、下流側の画像形成
ユニット24ほど、感光体ドラム25に記録する露光電
位の値が大きくなって、(静電潜像の露光電位の相対的
なプラス極性が小さくなって)、現像ローラ54から感
光体ドラム25に転移するトナー量が少なくなり、ドク
ターブレード圧、トナー平均粒子径、トナー流動性、あ
るいは現像バイアスなどが同一であっても、感光体ドラ
ム25に付着するトナー量が少なくなる。したがって、
用紙Pに転写されるトナー量も少なくなる。
【0060】これにより、用紙Pの搬送方向下流側での
転写時における用紙Pから感光体への逆転写トナーが生
じるにも拘らず、この場合も、最終的に形成される画像
の、塗り重ねられた色毎のトナー量の配分が、原画デー
タの配色に忠実な配分となって、品質の良い最終画像を
得ることができる。このように、第5の実施の形態によ
れば、予め画像形成ユニット毎に印加する現像バイアス
の値を好ましい電圧に設定するだけで良く簡単な構成で
原画に忠実な画像を再生することができる。
【0061】尚、感光体ドラム25に記録する露光電位
の変動制御は、例えば書込みヘッド26の光量を変更
(発光電流値を変更)する、あるいは発光時間(書き込
み時間)を変更する等の方法があり、要は露光電位の変
化を任意に制御できる方法であれば良い。
【0062】また、書込みヘッド26の光量を同一に固
定して、初期化帯電電位を上流側の画像形成ユニットほ
ど低めに設定にする(したがって下流側の画像形成ユニ
ットほど高目に設定する)ようにしても、各画像形成ユ
ニットの静電潜像の相対露光電位差が上流側ほど低目の
設定になり、実質的に上述の記録露光電位を変化させる
場合と同じ効果を得ることができる。
【0063】尚、上述した各実施の形態においては、い
ずれもタンデム型のカラー画像形成装置について説明し
たが、カラー画像形成装置はこれに限ることなく、図9
に示した単一ドラム方式、あるいは、特には図示しない
が、中間転写方式においても同様に適用できる。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
色毎のトナー像のうち転写工程の先の順番で転写される
トナー像の像担持体上における付着量を後順で転写され
るトナー像の像担持体上における付着量よりも多くなる
ようにトナー像の付着量を調整するので、転写用紙の搬
送方向下流側での転写時における転写用紙から感光体へ
の逆転写トナーが生じるにも拘らず定着時までに重ね合
わせられたトナー画像の各色の濃度が適正に形成され、
したがって、品質の良い最終画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態に係るカラー画像形成装置の
主要部の構成を模式的に示す側断面図である。
【図2】主要部の中心部となるドクターブレードの先端
部の構成を拡大して示す図である。
【図3】(a) は各画像形成ユニット毎に設定されるドク
ターブレード圧を示す図、(b)はドクターブレード圧と
現像ローラ上に形成されるトナー量との相関を示す図で
ある。
【図4】(a) は第2の実施の形態における各画像形成ユ
ニット毎に設定される現像ローラの表面仕上げの粗さを
示す図、(b) は現像ローラの表面粗さと現像ローラ上に
付着するトナー量との相関を示す図である。
【図5】(a) は第3の実施の形態における各画像形成ユ
ニット毎に収納されるトナーの平均粒子径を示す図、
(b) はトナーの平均粒子径と現像ローラ上に付着するト
ナー量との相関を示す図である。
【図6】(a) は第4の実施の形態における各画像形成ユ
ニット毎のトナーの流動性(見掛けの密度)を示す図、
(b) はトナーの流動性(見掛けの密度)と現像ローラ上
に付着するトナー量との相関を示す図である。
【図7】(a) は第5の実施の形態における各画像形成ユ
ニット毎の現像バイアスの値を示す図、(b) は現像バイ
アスの値と現像ローラ上に付着するトナー量との相関を
示す図である。
【図8】(a) は第6の実施の形態における各画像形成ユ
ニット毎の感光体ドラムに記録する露光電位を示す図、
(b) は感光体ドラムに記録する露光電位の値と現像ロー
ラ上に付着するトナー量との相関を示す図である。
【図9】従来の単一ドラム型のカラー画像形成装置の主
要部の構成を模式的に示す図である。
【図10】一般的なタンデム型のカラー画像形成装置の
内部構成を模式的に示す断面図である。
【図11】図7のカラー画像形成装置に示す多段式に並
設された画像形成部の各部の構成を拡大して示す図であ
る。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 2 初期化帯電器 3 レーザー光 4a、4b、4c、4d 現像器 5 用紙巻き付け半導電性ドラム 6 コロナ放電器 7 搬送ベルト 8 定着部 10 カラー画像形成装置(装置本体) 11 開閉トレー 12 用紙カセット 13 上蓋部材 14 上面排紙トレー 15 上部排紙口 21 駆動ローラ 22 従動ローラ 23 ベルト 24(24−1、24−2、24−3、24−4) 画
像形成ユニット 25(25−1、25−2、25−3、25−4) 感
光体ドラム 26(26−1、26−2、26−3、26−4) 書
込みヘッド 27 支軸 28(28−1、28−2、28−3、28−4) 転
写ブラシ 29 待機ロール対 31 用紙検出センサ 32 給紙ローラ 33 捌き部材 34 搬送路 35 給紙コロ 36 分離爪 37 定着器 38 排紙コロ 39 切り換えレバー 41 排出路 42 排紙口 43 排紙ロール対 44 クリーナボトル 45 ブレードスクレーパ 46 固定ロール 47 移動ロール 48 支持部材 49 カム 51 クリーナ 52 初期化帯電器 53 現像器 54 現像ローラ 55 トナー攪拌部材 56 供給ローラ 57 ドクターブレード 58(58−1、58−2、58−3、58−4) 書
込みヘッド挿抜軌跡 59 画像形成ユニット着脱軌跡 61 保護蓋 62 押えロール 63 偏心ローラ 64 回転支持軸 65 離形性の良い樹脂
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 龍興 修 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内 (72)発明者 大石 貢 東京都東大和市桜が丘2丁目229 番地 カシオ電子工業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 色毎に像担持体上に所定の静電潜像を形
    成する像記録工程と、該記録工程により形成される静電
    潜像をトナー像に顕像化する現像工程と、該現像工程に
    より顕像化されたトナー像を転写用紙に転写する転写工
    程とを、複数回実行して、前記転写工程に搬入される同
    一転写紙上に異なる色のトナー像を重ね合わせた後、該
    トナー像を前記転写紙上に定着するカラー画像形成装置
    において、 前記重ね合わせられる色毎のトナー像のうち前記転写工
    程の先の順番で転写されるトナー像の前記像担持体上に
    おける付着量を、後順で転写されるトナー像の前記像担
    持体上における付着量よりも多くなるように、トナー像
    の付着量を調整するトナー付着量調整手段を備えたこと
    を特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記トナー付着量調整手段は、前記現像
    工程において現像ローラに供給するトナー量を規制する
    現像ドクター圧を、先の順番の転写工程に対応する現像
    工程の現像ドクター圧ほど、より低い圧力に設定するこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記トナー付着量調整手段は、前記現像
    工程における現像ローラの表面粗さを、先の順番の転写
    工程に対応する現像工程の現像ローラの表面ほど、より
    大きい粗さに設定することを特徴とする請求項1記載の
    カラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記トナー付着量調整手段は、前記現像
    工程において現像ローラに供給されるトナーの平均粒径
    を、先の順番の転写工程に対応する現像工程のトナーの
    粒子径ほど、より大きい粒子径に設定することを特徴と
    する請求項1記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記トナー付着量調整手段は、前記現像
    工程において現像ローラに供給されるトナーの流動性
    を、先の順番の転写工程に対応する現像工程のトナーの
    流動性ほど、より高い流動性に設定することを特徴とす
    る請求項1記載のカラー画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記トナー付着量調整手段は、前記現像
    工程において現像ローラに印加する現像バイアス値を、
    先の順番の転写工程に対応する現像工程の現像バイアス
    値ほど、より高い現像バイアス値に設定することを特徴
    とする請求項1記載のカラー画像形成装。
  7. 【請求項7】 前記トナー付着量調整手段は、前記像記
    録工程における静電潜像の記録電位を、先の順番の転写
    工程に対応する像記録工程の静電潜像記録電位ほど、よ
    り低い電位に設定することを特徴とする請求項1記載の
    カラー画像形成装置。
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