JPH09318906A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

ヘッドアップディスプレイ装置

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JPH09318906A
JPH09318906A JP8160983A JP16098396A JPH09318906A JP H09318906 A JPH09318906 A JP H09318906A JP 8160983 A JP8160983 A JP 8160983A JP 16098396 A JP16098396 A JP 16098396A JP H09318906 A JPH09318906 A JP H09318906A
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Japan
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display
prism
image
head
combiner
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JP8160983A
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Inventor
Masao Ichikawa
雅雄 市川
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Soken Inc
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Nippon Soken Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像表示手段からの映像の表示光をコンバイ
ナで観察者の方向に反射せしめて上記コンバイナの後方
位置に結ばれる上記映像の虚像を観察するヘッドアップ
ディスプレイ装置において、映像の遠方表示とともにコ
ンパクト化を実現することである。 【解決手段】 相対向する第1の反射面511,521
を設けて映像表示手段21から投射される表示光(図
中、矢印)が反射面511,521間を往復する光経路
4を形成するとともに、光経路4の側面には、表示光を
光経路4の内側へ案内する相対向する第2の反射面4
1,42を設けて表示光が光経路4から外れることなく
第1の反射面511,521間を往復するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両の計器表示等
に用いられるヘッドアップディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドアップディスプレイ装置は表示像
を前方視野像に重ね合わせて表示するもので、車両の計
器表示用等に用いられている。図6はその一例を示すも
ので、装置は車両のダッシュボ−ド91内に形成したケ
−シング93内に収納してあり、ケ−シング93の上方
にはダッシュボ−ド91の上壁に開口97が形成してあ
る。
【0003】ケ−シング93内には、車両の走行情報の
映像を表示する表示装置94が表示面95を車両の前方
に向けて設けられている。表示装置94は液晶表示板
と、これに照明光を照射する光源等から構成されてい
る。ケ−シング93の前方側の端面には、反射板96が
斜め上向きに傾斜して設けてあり、表示面95に表示さ
れる映像の表示光を斜め上方に反射するようになってい
る。反射板96と開口97とを結ぶ延長線上で車両のフ
ロントガラス92の表面には、コンバイナ98が形成さ
れ、反射板96で上方に反射し開口97を通った上記表
示光を、運転者D方向に反射することにより上記運転者
Dとコンバイナ98を結ぶ延長線上に上記映像の虚像I
(図例では車速)ができるようになっている。コンバイ
ナ98は薄い半透過反射板であり、虚像Iと前方視野像
Vとを重ね合わせる役割をしている。上記ヘッドアップ
ディスプレイ装置により、運転者Dはコンバイナ98を
通して前方視野像Vを視認するとともに、走行情報等の
映像の虚像Iをフロントガラス92ごしに視認する。
【0004】ところで虚像Iが結ばれる位置は、運転者
Dが前方視野像Vと虚像I間の視線移動で焦点の調節に
負担がかからないようにフロントガラス92から遠方位
置とするのが望ましい。しかし虚像Iの位置はコンバイ
ナ98と表示装置94の液晶表示板間の光路長に依存す
るから、装置のサイズは虚像Iの位置を遠方位置とする
ほど大型化するという問題がある。そこで実開平1─5
9740号公報には、小型で、表示装置とコンバイナ間
の長い光路長を得るべく、対向する反射鏡を設けて表示
装置からの表示光が複数回反射するようにした車両用ヘ
ッドアップディスプレイが開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記車
両用ヘッドアップディスプレイは虚像位置を遠方とすべ
く反射する回数を多くすると、これにともなって反射鏡
が比例的に大型化し、必ずしも小型化の要請に充分に応
えるものではない。
【0006】そこで、本発明では、表示装置とコンバイ
ナ間の光路長を長くして映像を遠方に表示させることが
でき、しかもコンパクトなヘッドアップディスプレイ装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、相
対向する第1の反射面を設けて映像表示手段から投射さ
れる表示光が、第1の反射面間を往復する光経路を形成
するとともに、該光経路の相対向する側面には、表示光
を上記光経路の内側へ案内する第2の反射面を設けて表
示光が上記光経路から外れることなく第1の反射面間を
往復するようにしたことにより、上記映像表示手段とコ
ンバイナ間の光路長の延長と、装置のコンパクト化が両
立できる。
【0008】請求項2の発明では、表示光が第1の反射
面である反射鏡間を往復する光経路をプリズムで構成
し、かつ第2の反射面である、上記プリズムの相対向す
る側面への上記表示光の入射角が上記プリズムの臨界角
以上となるように設定することにより、反射鏡を用いる
ことなく上記側面で表示光が全反射する。
【0009】請求項3の発明では、車両のフロントガラ
ス側に開口部を設けたダッシュボード内に、映像表示手
段および光経路を設けてコンバイナを上記フロントガラ
スに設けることにより、コンパクトに車両に搭載でき
て、しかも上記フロントガラスごしに、遠方位置に映像
を視認することできる。
【0010】請求項4の発明では、車両のダッシュボ−
ド上に設置したケ−シング内に映像表示手段および光経
路を設けて上記ケーシングの天板の開口部より表示光を
取り出すとともに、コンバイナを上記ケーシングに傾斜
角可変に連結することにより、運転者は装置の設置位置
および向きと、上記コンバイナの傾斜角を調整して上記
映像表示手段に表示される映像を運転者の座高等にかか
わりなく良好に遠方位置に映像を視認することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)本発明のヘッドアップディスプレイ装
置を図1に示す。車両のダッシュボ−ド81内に、その
上壁に固定されたケ−シング1Aが設けてある。ダッシ
ュボ−ド81上壁とケ−シング1Aの天板11とには同
位置に、長方形の開口部811,111が形成してあ
り、開口部811に対向してフロントガラス82の表面
にコンバイナ7Aが設けてある。コンバイナ7Aはポリ
カーボネイト等の透明部材にアルミニウムを蒸着した半
透過反射板を長方形の平板状に成形したものである。
【0012】ケ−シング1A内には、映像をその表示面
211に表示する表示ユニット21と、表示面211か
ら投射される表示光がコンバイナ7Aに到るまでの光路
長を延長する光学ユニット3が格納されている。表示ユ
ニット21は液晶表示板とこれに照明光を照射するハロ
ゲンランプ等で構成されている。表示ユニット21は、
あるいは蛍光表示素子(VFD)等の自発光素子で構成
してもよい。
【0013】光学ユニット3とケーシング1Aの底板1
2の間には、底板12に沿って電子基板22が配設して
ある。電子基板22には、表示ユニット21の液晶表示
板を駆動する駆動回路、図略の車速検出器等の走行情報
出力装置とのインタ−フェ−ス回路、走行情報の演算回
路等で構成された制御回路が組み込まれている。ケ−シ
ング1Aの内壁には図略のボス部が設けてあり、ビス止
めにより光学ユニット3、表示ユニット21、電子基板
22がケ−シング1Aと固定してある。
【0014】ケーシング1Aの天板11の開口部111
の下方位置には案内反射鏡61が鏡面を上にして傾斜し
て設けてあり、光学ユニット3の上面より取り出された
表示光をコンバイナ7Aに案内するようになっている。
【0015】図2(A)は光学ユニット3の要部であ
る、光経路たるプリズム4の上面図で、プリズム4はア
クリル等の樹脂製またはガラス製の透明部材をブロック
状に成形したものである。図2(B)は光学ユニット3
の側面図で、プリズム4はその側面たる上下面41,4
2が運転者から見て前端側を除き互いに平行な面に成形
してある。また前端面4aは段付きの傾斜面としてあ
り、後端面4bは平面状の傾斜面としてある。これら上
下面41,42、前後端面4a,4bは、プリズム4中
を進行する表示光が反射する部分で、表面精度の高い加
工が施してあり、映像の品位が低下しないようになって
いる。前端面4aの上側半部と後端面4bとにはそれぞ
れに反射鏡51,52が接着してあり、その第1の反射
面たる鏡面511および521がプリズム4をはさんで
対向している。またプリズム4の下面42には後方位置
に補助反射鏡53がその鏡面531をプリズム4に向け
て接着してある。
【0016】また光学ユニット3は、プリズム4の前端
面4aの下側半部には、表示ユニット21がその表示面
211を密着させて設けられる。
【0017】図中の矢印は表示ユニット21の表示面2
11中心から垂直に出射され案内反射鏡61(図1)に
向かう表示光を示すもので、プリズム4中を1往復半
強、進行するが、その進行経路は反射鏡51,52が接
着される前後端面4a,4bの傾斜角度等により設定し
てあり、以下に説明する。表示ユニット21の表示面2
11が密着するプリズム4の前端面4aは、表示面21
1から出射された表示光の、プリズム4の上下面41,
42に対する入射角θ1 がプリズム4の臨界角θc より
も大きくなるように設定してある。臨界角θc はプリズ
ム4側から空気層に対して入射する光が全反射する最小
入射角で、アクリルの場合が42.2度であり、ガラス
の場合、41.1度である。表示光は最初の往路ではプ
リズム4の第2の反射面たる上下面41,42で交互に
全反射して上面41側から反射鏡52に達する。
【0018】表示光は反射鏡52で反射して最初の復路
を進行する。反射鏡52が接着される後端面4bは、反
射鏡52がややプリズム4の下面42を向く傾斜角度に
形成され、プリズム4の上下面41,42に対する表示
光の入射角θ2 が上記往路における入射角θ1 よりも小
さくなるが、後端面4bの傾斜角度は表示光の入射角θ
2 が臨界角θc よりも大きな値となるように設定してあ
る。しかして再びプリズム5の上面41と下面42とを
交互に反射して反射鏡51に達する。
【0019】表示光は反射鏡51で反射した後、プリズ
ム4の上下面41,42を交互に反射して2回目の往路
を進行する。プリズム4の、反射鏡51が接着される前
端面4aの上半部は傾斜角がプリズム4の上下面41,
42への入射角θ3 が最初の復路における入射角θ2 よ
りも大きくなるようにし、表示光が最初の往路のごとく
プリズム4の上面41側から反射鏡52に達するように
設定してある。
【0020】反射鏡52で再び反射した表示光は、最初
の往路から復路に転じたときのようにプリズム4の下面
41への入射角θ4 が小さくなる。入射角θ4 が臨界角
θcを下回るように前端面4aの上半部の傾斜角は、2
回目の往路における入射角θ3 が最初の往路における入
射角θ1 よりもその分小さく設定してある。
【0021】2回目の復路では、表示光はプリズム4の
下面42への入射角θ4 が臨界角θc よりも小さいから
下面42で全反射しないが補助反射鏡53の鏡面531
で反射した後、プリズム4の上面41に達する。
【0022】プリズム4の上面41において、表示光は
入射角θ4 が臨界角θc よりも小さいから全反射するこ
となくプリズム4より取り出され、案内反射鏡61(図
1)に向けて照射されるようになっている。
【0023】なお表示ユニット21の表示面211中心
以外の位置から出射した表示光は、そのうちやや表示面
211中心側に偏角した表示光が運転者Dに入射するか
ら、上記プリズム4の前後端面4a,4bの傾斜角等に
ついての設定は、上記偏角した表示光についてもプリズ
ム4中を1往復半強進行した後、上面41より取り出さ
れるような設定としてある。
【0024】上記ヘッドアップディスプレイ装置の作動
を車速の表示を例に取って説明する。電子基板22に車
速検出器から車速信号が入力すると、電子基板22は表
示ユニット21の液晶表示板を駆動し、車速に対応した
数字が表示面211に表示され、その表示光はプリズム
4中へ出射し、プリズム4中を1往復半強進行したのち
案内反射鏡61を介してコンバイナ7Aに向かう。そし
てコンバイナ7Aで反射し、観察者たる運転者Dの目に
入射する。運転者Dとコンバイナ7Aを結ぶ延長線上
に、コンバイナ7Aと、表示ユニット21の表示面21
1間の光路長だけコンバイナ7Aから離れた位置には車
速を表示した映像の虚像Iができる。またコンバイナ7
Aを介して、前方視野像Vも上記の車速を表示した映像
と重なって運転者Dの目に入射する。図3は運転者Dの
視野で、運転者Dはフロントガラス82ごしに前方視野
像Vに重ねて、車速が表示された映像の虚像Iを視認で
きる。
【0025】上記光路長は、表示光がプリズム4中を1
往復半強進行しているからその分長く、車速を表示した
映像の虚像Iが運転者Dからより遠方位置にできる。こ
のように表示ユニット21の表示面211から照射され
た表示光はプリズム4中をその長さの略3倍の光路長を
進行し、表示位置を運転者Dからより遠方位置に表示す
ることができる。そして光学ユニット3は、プリズム4
中を進行する表示光がプリズム4の上下面41,42で
全反射して内側に案内されるからコンパクトな形状とす
ることができ、薄いケーシング1A内に格納が可能であ
る。
【0026】(第2実施形態)本発明の別のヘッドアッ
プディスプレイ装置を図4に示す。図中、図1と同一番
号を付したものは実質的に同じ作用をするので相違点を
中心に説明する。車両のダッシュボ−ド81上に矩形の
ケ−シング1Bが設置してある。ケ−シング1Bの天板
13はやや手前側に膨らみ部13aを有しており、膨ら
み部13aのフロントガラス82側の傾斜面に開口部1
31が形成してある。開口部131に対向して、コンバ
イナ7Bがケ−シング1Bに対し傾斜角をなして位置せ
しめてあり、その左右両側の下端が天板13に設けたヒ
ンジ15に連結してあり、コンバイナ7Bの傾斜角を前
後方向に手動で変更できるようにしてある。
【0027】ケ−シング1B内には、表示ユニット21
および光学ユニット3が第1実施形態とは前後逆に配設
してある。また光学ユニット3とケーシング1Bの底板
14の間に、底板14に沿って電子基板22が設けてあ
る。ケ−シング1Bの内壁には図略のボス部が設けてあ
り、ビス止めにより表示ユニット21、光学ユニット
3、電子基板22がケ−シング1Bと固定してある。ま
たケ−シング1Bの膨らみ部13a内には、アクリル等
の樹脂製で断面三角形の案内プリズム62が設けてあ
る。案内プリズム62はその上側の一方の面が上記開口
部131より露出し、コンバイナ7Bと対向している。
また下側の面は光学ユニット3の上面と対向している。
【0028】上記ヘッドアップディスプレイ装置の作動
を車速の表示を例にとって説明する。第1実施形態のご
とく車速に対応した数字が表示ユニット21に表示され
る。光学ユニット3のプリズム4から取り出される表示
光はプリズム4の上面41で屈折して水平に近い方向に
出射するが、案内プリズム62で進行方向が上方に変更
され、コンバイナ7Bに向かう。そしてコンバイナ7B
で反射し、運転者Dの目に入射する。図5は運転者Dの
視野で、運転者Dはフロントガラス82ごしに前方視野
像Vに重ねて、車速が表示された映像の虚像Iを視認で
きる。
【0029】運転者Dが車両を発車させる前に行なう上
記ヘッドアップディスプレイ装置の調整について説明す
る。運転者Dは、シ−トの位置やドアミラ−の角度を調
整する際に、運転者D自身の座高やシ−ト位置に応じて
ケ−シング1Bの位置および向きと、コンバイナ7Bの
傾斜角を微調整する。これにより運転者Dは車速の表示
が良好に視認できるようになる。
【0030】なお、上記各実施形態ではコンバイナは、
ポリカーボネイトにアルミニウムを蒸着したものを用い
たが、蒸着する物質はアルミニウムの他、クロムやイン
コネル等の金属や、酸化チタンやシリカ等の誘電体多層
膜でもよい。ポリカーボネイトに代えてガラス等の透明
部材を用いてもよい。また、半透過反射板に代えて反射
型ホログラムを用いることもできる。またコンバイナを
とおして前方視野像を視認する必要がなければ、コンバ
イナは全反射板を用いてもよい。
【0031】また光学ユニットからの表示光の取り出し
は、2回目の復路における入射角θ4 が臨界角θc より
も小さくなった表示光を、一旦補助反射鏡で反射させて
から取り出しているが、補助反射鏡を用いず直接取り出
す構成とすることもできる。この場合は表示ユニットお
よび光学ユニットは上下逆に配設する。また表示光の取
り出し位置や出射角によっては案内反射鏡(第1実施形
態)や案内プリズム(第2実施形態)は不要である。
【0032】またプリズム中を進行する表示光の往復回
数は1往復半強としたが、延長しようとする光路長の長
さに応じて適宜変更し得る。表示光の往復回数を多くし
て光路長を長くする場合にも、プリズムは形状が比例的
に大型化することなくコンパクトにできる。また光経路
の側面における反射は反射鏡で行うこともできる。この
場合は該反射板への入射角は臨界角以上とする必要はな
いし、プリズムを省略して反射鏡だけで構成し得る。
【0033】また上記各実施形態は、本発明を車両の走
行情報の表示用に適用したものを示したが必ずしもこれ
に限定されるものではなく他のヘッドアップディスプレ
イ装置に適用し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヘッドアップディスプレイ装置を適用
した車両の部分断面側面図である。
【図2】(A)は本発明のヘッドアップディスプレイ装
置の一部の上面図であり、(B)は本発明のヘッドアッ
プディスプレイ装置の要部の側面図である。
【図3】本発明のヘッドアップディスプレイ装置の作動
を説明する図である。
【図4】本発明の別のヘッドアップディスプレイ装置を
適用した車両の部分断面側面図である。
【図5】本発明の別のヘッドアップディスプレイ装置の
作動を説明する図である。
【図6】従来のヘッドアップディスプレイ装置の一例の
部分断面側面図である。
【符号の説明】
1A,1B ケ−シング 11,13 天板 131 ケ−シングの開口部 21 表示ユニット(映像表示手段) 3 光学ユニット 4 プリズム(光経路) 4a 前端面(端面) 4b 後端面(端面) 41 上面(側面、第2の反射面) 42 下面(側面、第2の反射面) 51,52 反射鏡 511,521 鏡面(第1の反射面) 7A,7B コンバイナ 81 ダッシュボ−ド 811 ダッシュボ−ドの開口部 82 フロントガラス D 運転者(観察者) V 前方視野像 I 虚像 θ1 ,θ2 ,θ3 入射角

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像表示手段から投射される映像の表示
    光をコンバイナで観察者の方向に反射せしめて上記コン
    バイナの後方位置に結ばれる上記映像の虚像を観察する
    ヘッドアップディスプレイ装置において、上記映像表示
    手段からの表示光が上記コンバイナに向かう途中位置
    に、相対向する第1の反射面を設けて上記映像表示手段
    からの表示光が上記反射面間を往復する光経路を形成す
    るとともに、該光経路の相対向する側面には第2の反射
    面を設けて、上記光経路を進行する表示光が、上記第2
    の反射面で上記光経路の内側へ案内されるようにしたこ
    とを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のヘッドアップディスプレ
    イ装置において、相対向する側面を有するプリズムの両
    端面にそれぞれ反射鏡を設けてその鏡面を上記第1の反
    射面となし、かつ上記プリズムを上記光経路となすとと
    もに、上記プリズム内を進行する表示光の、上記側面へ
    の入射角が上記プリズムの臨界角以上となるように設定
    して上記側面を、上記光経路を進行する表示光が全反射
    する上記第2の反射面となしたヘッドアップディスプレ
    イ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2いずれか記載のヘッド
    アップディスプレイ装置において、車両のフロントガラ
    ス側に開口部を設けたダッシュボード内に、上記映像表
    示手段および上記光経路を設けるとともに、上記コンバ
    イナを上記フロントガラスに設けて上記映像をフロント
    ガラスごしに視認するヘッドアップディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2いずれか記載のヘッド
    アップディスプレイ装置において、天板に開口部を設け
    たケ−シング内に、上記映像表示手段および上記光経路
    を設けるとともに、上記コンバイナを上記開口部の上方
    に位置せしめて上記ケ−シングに傾斜角可変に連結し、
    上記ケ−シングを車両のダッシュボ−ド上に設置し上記
    映像をフロントガラスごしに視認するヘッドアップディ
    スプレイ装置。
JP8160983A 1996-05-30 1996-05-30 ヘッドアップディスプレイ装置 Withdrawn JPH09318906A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6836369B2 (en) 2002-03-08 2004-12-28 Denso Corporation Head-up display
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