JPH09317714A - 流体圧シリンダ装置 - Google Patents

流体圧シリンダ装置

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JPH09317714A
JPH09317714A JP12979796A JP12979796A JPH09317714A JP H09317714 A JPH09317714 A JP H09317714A JP 12979796 A JP12979796 A JP 12979796A JP 12979796 A JP12979796 A JP 12979796A JP H09317714 A JPH09317714 A JP H09317714A
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JP
Japan
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pressure chamber
cover
rod
peripheral surface
cylinder device
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JP12979796A
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English (en)
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Kunihiko Takasaki
邦彦 高崎
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Taiyo Steel Co Ltd
Taiyo Ltd
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Taiyo Steel Co Ltd
Taiyo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】同じシリンダチューブの内径で従来以上の駆動
力を得ることのできる流体圧シリンダ装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】シリンダチューブ11、エンドカバー1
2、内部にシリンダ状の中空部HLを有し両端面を閉塞
する外側カバー22と内側カバー23とが設けられたロ
ッドユニット20、ロッドユニット20の内周面を摺動
する内側ピストン31、一端部が内側ピストンに連結さ
れ他端部がエンドカバーに連結され内側カバーを密に貫
通する内側ロッド32、第1圧力室CB1及び第2圧力
室CB2に流体を供給するための第1ポートPT1、第
3圧力室CB3に流体を供給するための第2ポートPT
2を有して構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、押し力の大きい流
体圧シリンダ装置に関し、例えばリフト装置の上昇駆
動、クランプ装置の駆動、プッシャーの駆動などに利用
される。
【0002】
【従来の技術】従来より、流体圧シリンダ装置は、種々
の自動化機械などにおいて、例えばワークの持ち上げ、
ワークの移動、ワークの位置決めなど、種々の装置の駆
動のために用いられている。
【0003】流体圧シリンダ装置の駆動力は、通常、ピ
ストンの有効受圧面積と供給される流体の圧力とによっ
て決定されるので、装置に必要な駆動力が得られるよう
にそれらの値が決定される。通常、装置の全体に対して
所定の圧力の流体が供給されるので、必要な駆動力に応
じてピストンの有効受圧面積すなわちピストンの外径又
はシリンダチューブの内径が決定される。
【0004】つまり、従来においては、駆動力に応じて
シリンダチューブの内径が決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって、大きな駆
動力が必要な場合にはシリンダチューブの内径が大きく
なり、それによって流体圧シリンダ装置の外形寸法が大
きくなる。
【0006】そのため、それに対応して流体圧シリンダ
装置を設置するための広いスペースが必要となる。ま
た、設置のスペースの関係で流体圧シリンダ装置の外形
寸法を大きくできない場合には、流体の圧力を高くし、
そのために空気圧を油圧に変えたりする必要があった。
【0007】このように、従来の流体圧シリンダ装置で
は、流体圧シリンダ装置によって得られる駆動力がシリ
ンダチューブの内径によって決定され、それ以上の駆動
力を得ることはできないため、機械装置が大型化するな
ど機械設計における自由度が低下していた。
【0008】本発明は、上述の問題に鑑みてなされたも
ので、同じシリンダチューブの内径で従来以上の駆動力
を得ることのできる流体圧シリンダ装置を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の流体圧シ
リンダ装置は、シリンダチューブと、前記シリンダチュ
ーブの一方の端面を閉塞するように設けられたエンドカ
バーと、前記シリンダチューブの内周面に対向して摺動
する外周面、内部にシリンダ状の中空部を形成する内周
面、及び両端面を閉塞する外側カバーと内側カバーとが
設けられた中空ロッドと、前記中空ロッドの内周面を摺
動する内側ピストンと、一端部が前記内側ピストンに連
結され、他端部が前記エンドカバーに連結され、前記内
側カバーを密に貫通する内側ロッドと、前記シリンダチ
ューブの内周面、前記エンドカバー、及び前記内側カバ
ーによって囲まれる圧力室である第1圧力室、並びに、
前記中空ロッドの内周面、前記外側カバー、及び前記内
側ピストンによって囲まれる圧力室である第2圧力室に
流体を供給するための第1ポートと、前記中空ロッドの
内周面、前記内側カバー、及び前記内側ピストンによっ
て囲まれる圧力室である第3圧力室に流体を供給するた
めの第2ポートと、を有して構成される。
【0010】請求項2記載の流体圧シリンダ装置は、前
記第2ポートが前記エンドカバーに設けられており、前
記第2ポートと前記第3圧力室とを連通する連通路が前
記内側ロッドに設けられてなる。
【0011】請求項3記載の流体圧シリンダ装置は、前
記第1圧力室と前記第2圧力室とを連通する連通路が、
前記中空ロッドの外周面と内周面との間に設けられてな
る。請求項4記載の流体圧シリンダ装置は、前記第1圧
力室と前記第2圧力室とを連通する連通路が、前記内側
ロッドに設けられてなる。
【0012】中空ロッドが伸長駆動つまり押し出し駆動
するときの有効受圧面積は、外側カバーの有効受圧面積
と内側カバーの有効受圧面積との和となり、有効受圧面
積が従来よりも大きく増大する。そのため、押し出し力
が増大する。
【0013】なお、第1ポートを2つ設け、1つの第1
ポートを第1圧力室に連通させ、他の1つの第1ポート
を第2圧力室に連通させてもよい。この場合に、2つの
第1ポートに同一の圧力の流体を供給してもよく、異な
る圧力の流体を供給してもよい。
【0014】なお、摺動には、両部材が相互に直接的に
摺動する場合の他、パッキンやウエアリングなどを介し
て間接的に摺動する場合をも含む。
【0015】
【発明の実施の態様】図1は本発明に係る流体圧シリン
ダ装置1の断面図である。流体圧シリンダ装置1は、ボ
ディ10、ロッドユニット20、及び内側ピストン部3
0から構成されている。
【0016】ボディ10は、円筒状のシリンダチューブ
11、シリンダチューブ11の一方の端面を閉塞するよ
うに設けられたエンドカバー12、及びシリンダチュー
ブ11の他方の端部に近い位置の内周面に設けられたブ
シュ13からなる。
【0017】ロッドユニット20は、ブシュ13の内径
とほぼ同じ外径を有する円筒状のロッドチューブ21、
ロッドチューブ21の両端面を閉塞する外側カバー22
及び内側カバー23からなる。
【0018】ロッドチューブ21の外周面は、シリンダ
チューブ11の内周面に対向し、ブシュ13と接触して
摺動する。ロッドチューブ21の内周面、外側カバー2
2及び内側カバー23によって囲まれた空間が中空部H
Lである。
【0019】内側ピストン部30は、ロッドチューブ2
1の内周面を摺動する内側ピストン31、及び一端部が
内側ピストン31に連結され他端部がエンドカバー12
に連結され且つ内側カバー23を密に貫通する内側ロッ
ド32からなる。
【0020】中空部HLは、内側ピストン31によっ
て、第2圧力室CB2と第3圧力室CB3とに区画され
る。つまり、ロッドチューブ21の内周面、外側カバー
22、及び内側ピストン31によって囲まれる圧力室が
第2圧力室CB2であり、ロッドチューブ21の内周
面、内側カバー23、及び内側ピストン31によって囲
まれる圧力室が第3圧力室CB3である。
【0021】また、シリンダチューブ11の内周面、エ
ンドカバー12、及び内側カバー23によって囲まれる
圧力室が第1圧力室CB1である。エンドカバー12に
は、第1圧力室CB1及び第2圧力室CB2に流体を供
給するための第1ポートPT1、及び第3圧力室CB3
に流体を供給するための第2ポートPT2が設けられて
いる。
【0022】内側ロッド32には、第1ポートPT1と
第2圧力室CB2とを連通する連通路33a、及び連通
路33aと第1圧力室CB1とを連通する連通路33b
が設けられている。これらの連通路33a及び連通路3
3bによって、第1圧力室CB1、第2圧力室CB2、
及び第1ポートPT1が相互に連通している。
【0023】また、内側ロッド32には、第2ポートP
T2と第3圧力室CB3とを連通するための連通路34
が設けられている。これらの連通路33a,33b,3
4は、ドリルなどを用い、エンドカバー12、内側ロッ
ド32、及び内側ピストン31に孔を明けることによっ
て形成される。
【0024】内側カバー23の外周面、及び内側カバー
23に設けられた貫通孔24の内周面には、パッキン4
1,42が装着されている。内側ピストン31の外周面
にはパッキン43が装着されている。
【0025】シリンダチューブ11、エンドカバー1
2、ロッドチューブ21、外側カバー22、内側カバー
23、内側ピストン31、及び内側ロッド32は、鋼
鉄、アルミニウム合金、又はステンレス鋼などの金属材
料からなり、ブシュ13は銅合金などの摺動性及び潤滑
性のよい金属材料、又は合成樹脂材料からなる。
【0026】シリンダチューブ11とエンドカバー12
とは、一体に形成することができ、また互いにネジによ
って結合したりボルトによって締結することによって一
体化することができる。
【0027】エンドカバー12と内側ロッド32、及び
内側ロッド32と内側ピストン31とは、それぞれネジ
によって結合したりボルトによって締結することによっ
て一体化することができる。また、エンドカバー12、
内側ロッド32、及び内側ピストン31を、それらの全
長にわたる1本のボルトによって締結して一体化するこ
ともできる。
【0028】ロッドチューブ21と外側カバー22は、
一体に形成することができ、また互いにネジによって結
合したりボルトによって締結することによって一体化す
ることができる。
【0029】ロッドチューブ21と内側カバー23は、
一体に形成することができ、また互いにネジによって結
合したりボルトによって締結することによって一体化す
ることができる。
【0030】したがって、流体圧シリンダ装置1を、そ
れぞれの部品をネジ又はボルトなどによって連結し又は
締結して一体化する構造としておくことによって、容易
に分解し又は組み立てることができる。
【0031】次に、流体圧シリンダ装置1の作用又は動
作について説明する。第2ポートPT2に圧流体例えば
圧縮空気を供給し、第1ポートPT1を大気に開放する
ことによって、ロッドユニット20は引き込み駆動す
る。
【0032】つまり、第2ポートPT2に供給された圧
縮空気は、連通路34を通って第3圧力室CB3に流入
する。これによって第3圧力室CB3の圧力が上昇し、
内側カバー23の上面が図の下方へ押圧され、それによ
ってロッドユニット20が下方へ移動する。
【0033】第1圧力室CB1及び第2圧力室CB2に
溜まっている空気は連通路33a、連通路33b、及び
第1ポートPT1を通って大気に放出される。内側ピス
トン31が外側カバー22の内側面に当接するか、又は
内側カバー23がエンドカバー12の内側面に当接する
と、引き込み行程が終了する。いずれを当たり面にする
かは設計時の寸法取りによる。
【0034】引き込み駆動時の駆動力すなわち引き込み
力は、内側カバー23の有効受圧面積、つまりロッドチ
ューブ21の内径による面積から内側ロッド32の外径
による面積を差し引いた値と圧縮空気の圧力との積であ
る。引き込み力は、従来の複動型の流体圧シリンダ装置
とほぼ同じである。
【0035】ロッドユニット20の引き込み移動に際し
て、ロッドチューブ21の外周面がブシュ13との摺動
によって支持される。ブシュ13の内径すなわちロッド
チューブ21の外径が大きいので、横荷重などに対する
耐力が大きい。
【0036】また、ロッドユニット20はブシュ13に
より支持されているため、内側カバー23には軸受け機
能が不要である。したがって、内側カバー23の肉厚を
薄くすることができる。
【0037】次に、第1ポートPT1に圧縮空気を供給
し、第2ポートPT2を大気に開放することによって、
ロッドユニット20は押し出し駆動する。つまり、第1
ポートPT1に供給された圧縮空気は、連通路33a及
び連通路33bを通って第1圧力室CB1及び第2圧力
室CB2に流入する。これによって第1圧力室CB1及
び第2圧力室CB2の圧力が上昇し、内側カバー23の
下側の面及び外側カバー22の下側の面が図の上方へ押
圧され、それによってロッドユニット20が上方へ移動
する。
【0038】第3圧力室CB3に溜まっている空気は連
通路34及び第2ポートPT2を通って大気に放出され
る。内側ピストン31が内側カバー23の上面に当接す
ると、押し出し行程が終了する。したがって、ロッドユ
ニット20がボディ10から抜け出るのを防止するため
の抜け止め装置を別途設ける必要がない。
【0039】押し出し駆動時の駆動力すなわち押し出し
力は、外側カバー22の有効受圧面積と内側カバー23
の有効受圧面積との和に比例する。つまりロッドチュー
ブ21の内径による面積と、シリンダチューブ11の内
径による面積から内側ロッド32の外径による面積を差
し引いた値との和の値と圧縮空気の圧力との積である。
【0040】従来の流体圧シリンダ装置の押し出し力
は、内側カバー23の有効受圧面積のみによっているの
で、本実施形態の流体圧シリンダ装置1の押し出し力
は、外側カバー22の有効受圧面積に相当する分だけ増
大している。つまり、流体圧シリンダ装置1は、従来の
流体圧シリンダ装置と比較して、ほぼ2倍の押し出し力
を発生することができる。
【0041】このように、流体圧シリンダ装置1による
と、従来の流体圧シリンダ装置と同一の外径寸法でほぼ
2倍の押し出し力を得ることができる。つまり、例え
ば、φ50の流体圧シリンダ装置によってφ63の流体
圧シリンダ装置に相当する押し出し力を得ることができ
る。
【0042】また、従来のロッドに相当する部分である
ロッドユニット20が太くなっているので、許容横荷重
及び対座屈強度が向上する。図2は本発明に係る他の実
施形態の流体圧シリンダ装置1Aの断面図である。
【0043】図2において、図1の流体圧シリンダ装置
1と同様の機能を有する部分には同一の符号を付して説
明を省略する。ロッドユニット20Aは、ブシュ13の
内径とほぼ同じ外径を有する円筒状のロッドチューブ2
1A、ロッドチューブ21Aの内側に同心状に設けられ
た内側ロッドチューブ25、外側カバー22及び内側カ
バー23からなる。
【0044】ロッドチューブ21の内周面と内側ロッド
チューブ25との間には隙間が設けられており、これが
連通路26となっている。また、内側ロッドチューブ2
5には、連通路26と第2圧力室CB2とを連通する連
通路27が設けられている。連通路26,27によっ
て、第2圧力室CB2と第1圧力室CB1とが連通して
いる。
【0045】第1ポートPT1は、連通路35によって
第1圧力室CB1に連通している。したがって、第1ポ
ートPT1から流体圧が供給されると、連通路35を通
って第1圧力室CB1に流入し、さらに連通路26,2
7を通って第2圧力室CB2に流入する。
【0046】連通路26は、圧流体が流通するに必要な
断面積があればよいので、ロッドチューブ21Aと内側
ロッドチューブ25との間の狭い間隙でもよい。また、
ロッドチューブ21Aと内側ロッドチューブ25とを一
体化したものにドリルで孔を明けることによって連通路
26を形成してもよい。
【0047】内側カバー23と内側ロッドチューブ2
5、及び内側ロッドチューブ25と外側カバー22は、
それぞれネジにより連結し又はボルトなどによって締結
して一体化される。また、内側カバー23、内側ロッド
チューブ25、及び外側カバー22を、それらの全長に
わたる1本のボルトによって締結して一体化することも
できる。
【0048】流体圧シリンダ装置1Aでは、流体圧シリ
ンダ装置1と比較して外側カバー22の有効受圧面積が
少し減少し、その分だけ駆動力が低下するが、内側ロッ
ド32に連通路のための2本の孔を明ける必要がなくな
る。
【0049】上述の流体圧シリンダ装置1,1Aは、小
型で大きな押し出し力を要する箇所に好適に利用され
る。例えば、リフト装置におけるワークの持ち上げ、ク
ランプ装置におけるクランプ爪の駆動、プッシャの駆動
などに利用される。
【0050】流体圧シリンダ装置1,1Aによると、同
じ駆動力を要する場合に装置の小型化が図られ、スペー
ス効率を向上させることができる。ロッドユニット20
が太いので、ブシュ13による支持力が増大し、特に従
来の薄型シリンダ装置などでは受けられなかった横荷重
を受けて支持することができる。したがって、従来にお
いてガイドロッドが必要であった場合にも、ガイドロッ
ドを省略することが可能となり、一層の小型化を図るこ
とができる。
【0051】上述の実施形態において、内側ロッド32
の位置をシリンダチューブ11の中心から変位させるこ
とによって、ロッドユニット20の回転防止を図ること
もできる。
【0052】また、内側カバー23などにマグネットを
取り付けておき、シリンダチューブ11の外周面に磁気
近接センサを取り付けることによって、ロッドユニット
20のストローク位置を検出することができる。この場
合において、内側カバー23などを非磁性体で製作する
必要が生じるが、ロッドユニット20が太いことによっ
てロッドユニット20に生じる応力が低いため、従来の
ように高強度の非磁性体材料(例えばステンレス鋼)を
用いる必要性が少なく、低コストとすることができる。
【0053】上述の実施形態において、第2圧力室CB
2に圧流体を供給するためのポートを別途設けてもよ
い。その他、流体圧シリンダ装置1,1Aの全体又は各
部の構造、材料、形状、寸法などは、本発明の主旨に沿
って適宜変更することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によると、同じシリンダチューブ
の内径で従来以上の駆動力を得ることができる。したが
って、本発明の流体圧シリンダ装置を用いることによっ
て装置の小型化を図ることができる。
【0055】請求項3の発明によると、連通路が一か所
に集中しないようにすることができ、構造の簡略化が図
られる。請求項4の発明によると、ロッドチューブに連
通路を設ける必要がないので、外側カバーの有効受圧面
積を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る流体圧シリンダ装置の断面図であ
る。
【図2】本発明に係る他の実施形態の流体圧シリンダ装
置の断面図である。
【符号の説明】
1,1A 流体圧シリンダ装置 11 シリンダチューブ 12 エンドカバー 20 ロッドユニット(中空ロッド) 21,21A ロッドチューブ 22 外側カバー 23 内側カバー 25 内側ロッドチューブ 26 連通路 27 連通路 31 内側ピストン 32 内側ロッド 33a,33b 連通路 34 連通路 PT1 第1ポート PT2 第2ポート CB1 第1圧力室 CB2 第2圧力室 CB3 第3圧力室

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダチューブと、 前記シリンダチューブの一方の端面を閉塞するように設
    けられたエンドカバーと、 前記シリンダチューブの内周面に対向して摺動する外周
    面、内部にシリンダ状の中空部を形成する内周面、及び
    両端面を閉塞する外側カバーと内側カバーとが設けられ
    た中空ロッドと、 前記中空ロッドの内周面を摺動する内側ピストンと、 一端部が前記内側ピストンに連結され、他端部が前記エ
    ンドカバーに連結され、前記内側カバーを密に貫通する
    内側ロッドと、 前記シリンダチューブの内周面、前記エンドカバー、及
    び前記内側カバーによって囲まれる圧力室である第1圧
    力室、並びに、前記中空ロッドの内周面、前記外側カバ
    ー、及び前記内側ピストンによって囲まれる圧力室であ
    る第2圧力室に流体を供給するための第1ポートと、 前記中空ロッドの内周面、前記内側カバー、及び前記内
    側ピストンによって囲まれる圧力室である第3圧力室に
    流体を供給するための第2ポートと、 を有してなることを特徴とする流体圧シリンダ装置。
  2. 【請求項2】前記第2ポートが前記エンドカバーに設け
    られており、前記第2ポートと前記第3圧力室とを連通
    する連通路が前記内側ロッドに設けられてなる請求項1
    記載の流体圧シリンダ装置。
  3. 【請求項3】前記第1圧力室と前記第2圧力室とを連通
    する連通路が、前記中空ロッドの外周面と内周面との間
    に設けられてなる請求項1記載の流体圧シリンダ装置。
  4. 【請求項4】前記第1圧力室と前記第2圧力室とを連通
    する連通路が、前記内側ロッドに設けられてなる請求項
    1記載の流体圧シリンダ装置。
JP12979796A 1996-05-24 1996-05-24 流体圧シリンダ装置 Withdrawn JPH09317714A (ja)

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Cited By (5)

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