JPH09316363A - 熱線遮断性樹脂組成物またはコーティングフィルム - Google Patents

熱線遮断性樹脂組成物またはコーティングフィルム

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JPH09316363A
JPH09316363A JP15927596A JP15927596A JPH09316363A JP H09316363 A JPH09316363 A JP H09316363A JP 15927596 A JP15927596 A JP 15927596A JP 15927596 A JP15927596 A JP 15927596A JP H09316363 A JPH09316363 A JP H09316363A
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JP
Japan
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resin composition
metal
resin
meth
acrylate
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Application number
JP15927596A
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English (en)
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Katsuichi Kaneko
勝一 金子
Kaoru Izumi
薫 和泉
Hiroshi Sakurai
弘 桜井
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Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】透明で可視光線透過率が高く、且つ格段に優れ
た熱線遮断性能を持つコーティング用樹脂組成物、およ
びフィルムを提供すること。 【解決手段】赤外線吸収能力を有する特定の微粒子金属
とフタロシアニン化合物及び活性エネルギー線重合型
(メタ)アクリレートを主成分とするコーティング用熱
線遮断性樹脂組成物を提供する。またこれを用いてコー
ティングされたフィルムは耐擦傷性に優れ、高い可視光
線透過率と格段に優れた熱線遮断性能を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の所属する技術分野】本発明は熱線遮断性樹脂組
成物及びそれをコーティングしたフィルムに関し、特に
透明感が良好で且つ幅広い熱線吸収スペクトルを持つ熱
線遮断性樹脂組成物に関する。更に本発明によれば比較
的安価で加工性が優れ、且つ耐候性が優れた熱線吸収能
の高いフィルムが得られるという特徴がある。
【0002】
【従来の技術】熱線遮断性材料は、近年特に研究開発が
盛んに行われている材料であり、赤外領域の波長を有す
る半導体レーザー光等を光源とする感光材料、光ディス
ク用記録材料等の情報記録材料、赤外カットフィルター
あるいは熱線遮断フィルムとして建物の窓、車両の窓等
に利用することができる。
【0003】これらの用途に従来、近赤外線吸収性の光
線透過性材料としては、クロム、コバルト錯塩チオール
ニッケル錯体、アンスラキノン誘導体等が知られてい
る。またこの他にアルミニウム、銅などの金属を蒸着し
た熱線反射フィルムが知られている。かかる熱線反射フ
ィルムは可視光を透過するが、近赤外線−赤外線の熱線
を反射するので、ガラス窓等の開口部に適用すると、太
陽光線の熱線あるいは室内からの輻射熱を反射して日照
調整や断熱の効果をを持つ。このような特性を活かして
透明断熱フィルムは、建物の窓、冷凍・冷蔵のショーケ
ース、防熱面、車両用窓、等に利用され、住居環境の向
上や省エネルギーに役立つ。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱線遮断材料は、有機系だけのものは耐久性が劣り環境
条件の変化や時間の経過とともに初期の熱線遮断効果が
劣化していくという欠点があった。一方錯体系のものは
耐久性はあるが近赤外領域のみならず可視部にも吸収が
大きく、そのものが強く着色しているので用途が限られ
てしまうという欠点があった。
【0005】また従来技術の金属を蒸着した熱線反射フ
ィルムは、熱線のみならず可視光線まで金属蒸着層で反
射するので、窓ガラス等に張り付けると採光性が損なわ
れ、室内が暗くなるという致命的な欠陥があり、また室
外からは反射光による眩しさが避けられないという欠点
もあった。
【0006】また従来の熱線遮断材料は特定の赤外波長
域にのみ吸収があるので、幅広い熱線吸収スペクトルを
持つ物質はいまだ見つかっていない。このため従来の素
材では熱線吸収能が十分とはいえないという欠点があ
る。ここにおいて高い可視光線透過率を持ちながら一方
で高い熱線を遮断する耐久性のある材料の開発が望まれ
ていた。
【0007】さらに、従来技術では熱線吸収剤の皮膜を
形成するために、この熱線吸収剤を固定する樹脂とし
て、主にアクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、アルキド
樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、
ビニル樹脂等の熱可塑性樹脂が一般に使用される。しか
しながらこれらの樹脂は皮膜の硬度が弱く傷がつきやす
く耐擦傷性が劣っている。またこれらの樹脂への熱線吸
収剤の分散もしくは溶解作業、あるいはフィルムへの塗
工作業、成型作業は加熱下に行われるために、熱線吸収
剤本体の劣化や、性能劣化が起こり易い欠点を有してい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、近赤外−遠
赤外の広い範囲にわたって吸収がみられ、可視光透過率
が高く且つ耐久性に優れ、高い熱線吸収率を持った熱線
遮断材料について鋭意検討を重ねた結果、一次粒子径
0.5μm以下、好ましくは0.1μm以下の熱線吸収
能を持つ金属微粒子と式(1)で示す特定のフタロシア
ニン化合物及び活性エネルギー線の照射によって硬化可
能な(メタ)アクリレートからなる熱線遮断性樹脂組成
物が上記目的を達成することを見いだし、またこれを塗
工した透明フィルムもまた同様の効果を示すことを確認
して本発明の完成に至った。
【0009】
【化2】
【0010】(但し、式中、Xは独立して水素原子、ハ
ロゲン原子、−SR1 、−OR2 、−NR3 4 を表
し;R1 、R2 はそれぞれ独立して、置換基を有しても
よい、フェニル基、ベンジル基、ナフチル基、シクロア
ルキル基、炭素原子数1〜20のアルキル基、またはア
ルコキシル基を表し;R3 、R4 はそれぞれ独立して、
水素原子、炭素原子数1〜20のアルキル基、シクロア
ルキル基、または置換基を有してもよいフェニル基を表
し;aは1〜4の整数であり;Mは無金属(その場合式
(1)は無金属フタロシアニンを意味する)、金属、金
属酸化物
【0011】本発明によれば熱線吸収能を持つ金属微粒
子と特定のフタロシアニン化合物を組み合わせることに
よって耐久性が高く且つ幅広い熱線吸収スペクトルが得
られ、より優れた熱線吸収能力を発揮すると同時に、こ
れらの熱線吸収剤を固定する樹脂として活性エネルギー
線硬化型(メタ)アクリレートを用いることによって、
耐擦傷性と耐久性に優れた皮膜を効率的に形成させるこ
とができる。本発明で用いる熱線吸収能を有する金属と
しては、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化インジウム、酸化
錫、酸化アンチモン、硫化亜鉛、ガラスセラミックス等
があるが、特に酸化錫、ATO(アンチモンドープ酸化
錫)、ITO(インジウムドープ酸化錫)、酸化バナジ
ウム等の金属酸化物が熱線吸収能力に優れ、好適であ
る。こうした金属を可視光領域において吸収がなく、か
つ透明な金属含有の皮膜として形成させるためには、そ
の一次粒子径は0.5μm以下好ましくは0.1μm以
下の超微粒子の粉末にする必要がある。また樹脂中でこ
の微粒子が凝集することなく安定に保たれねばならな
い。本特許の樹脂組成物中の固形分に対する熱線遮断性
の無機金属の微粒子の含有量は要求される熱線遮断能に
応じて任意に選ぶことができるが、好ましくは20重量
%〜70重量%が好適である。ATOは例えば特開平5
8−117228号公報、特開平6−262717号公
報、特開平2−105875公報等に記載された方法に
よって製造することができ、ITOは例えば特開昭63
−11519号公報等に記載された方法によって製造す
ることができる。また酸化バナジウムは天然鉱石の選鉱
法やメタバナジウム酸アンモンを加熱して作ることがで
きる。
【0012】また本発明で用いる特定のフタロシアニン
化合物は、式(1)の構造で表され、最大吸収波長が6
00nm以上、より好ましくは750nm以上のものが
可視光透過率を向上させる意味で好適である。式(1)
において、ハロゲン原子としてはフッソ原子、クロル原
子、ブロム原子等があげられ、中心金属(M)は例えば
銅、亜鉛、鉄、コバルト、チタン、バナジウム、ニッケ
ル、チンジウム、錫等であり、金属ハロゲン化物は例え
ばフッ化物、塩化物、シュウ化物、ヨウ化物等である。
また(M)が無金属とは例えば2個の水素原子である。
一般にフタロシアニン化合物は概して溶剤に不溶性のも
のが多いが、溶剤に不溶性のものは上記熱線吸収能を有
する金属と同様0.5μm以下好ましくは0.1μm以
下に微粒子化すれば本発明に適用可能だが、調整の容易
さから有機溶剤に可溶性のフタロシアニン化合物を選定
するほうがより好ましい。本フタロシアニン化合物は例
えば特開平4−8771号公報、特開平5−22204
7号公報、特開平5−222302号公報、特開平5−
345861号公報、特開平6−25548号公報等の
方法によって得られる。これらのフタロシアニン化合物
の樹脂組成物の固形分に対する含有量は、要求される熱
線遮断性能に応じて任意に選ぶことができるが、好まし
くは0.1重量%〜30重量%、より好ましくは0.5
重量%〜20重量%の範囲が好ましい。
【0013】本発明に用いられる活性エネルギー線重合
型(メタ)アクリレートとしては、分子内に1個以上の
(メタ)アクリロイル基を有する紫外線もしくは電子線
硬化可能な(メタ)アクリレートから任意に選択でき、
単独もしくは混合して使用することができる。 この
(メタ)アクリレートの具体例としては、2−ヒドロキ
シエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピ
ル(メタ)アクリレート、イソブチル(メタ)アクリレ
ート、t−ブチル(メタ)アクリレート、2−エチルヘ
キシル(メタ)アクリレート、ステアリルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルカルビトールアクリレート、ω
−カルボキシポリカプロラクトンモノアクリレート、ア
クリロイルオキシエチル酸、アクリル酸ダイマー、ラウ
リル(メタ)アクリレート、2−メトキシエチルアクリ
レート、ブトキシエチルアクリレート、エトキシエトキ
シエチルアクリレート、メトキシトリエチレングリコー
ルアクリレート、メトキシポリエチレングリコールアク
リレート、ステアリル(メタ)アクリレート、シクロヘ
キシル(メタ)アクリレート、テトセヒドロフルフリル
(メタ)アクリレート、N−ビニル−2−ピロリドン、
イソボニル(メタ)アクリレート、ジシクロペンテニル
アクリレート、ベンジルアクリレート、フェニルグリシ
ジルエーテルエポキシアクリレート、フェノキシエチル
(メタ)アクリレート、フェノキシ(ポリ)エチレング
リコールアクリレート、ノニルフェノールエトキシ化ア
クリレート、アクリロイルオキシエチルフタル酸、トリ
ブロモフェニルアクリレート、トリブロモフェノールエ
トキシ化(メタ)アクリレート、メチルメタクリレー
ト、トリブロモフェニルメタクリレート、メタクリロイ
ルオキシエチル酸、メタクリロイルオキシエチルマレイ
ン酸、メタクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル
酸、メタクリロイルオキシエチルフタル酸、ポリエチレ
ングリコール(メタ)アクリレート、ポリプロピレング
リコール(メタ)アクリレート、β−カルボキシエチル
アクリレート、N−メチロールアクリルアマイド、N−
メトキシメチルアクリルアマイド、N−エトキシメチル
アクリルアマイド、N−n−ブトキシメチルアクリルア
マイド、t−ブチルアクリルアミドスルホン酸、ステア
リル酸ビニル、N−メチルアクリルアミド、N−ジメチ
ルアクリルアミド、N−ジメチルアミノエチル(メタ)
アクリレート、N−ジメチルアミノプロピルアクリルア
ミド、アクリロイルモルホリン、グリシジルメタアクリ
レート、n−ブチルメタアクリレート、エチルメタアク
リレート、メタクリル酸アリル、セチルメタクリレー
ト、ペンタデシルメタアクリレート、メトキシポリエチ
レングリコール(メタ)アクリレート、ジエチルアミノ
エチル(メタ)アクリレート、メタクロイルオキシエチ
ル琥珀酸、ヘキサンジオールジアクリレート、ネオペン
チルグリコールジアクリレート、トリエチレングリコー
ルジアクリレート、ポリエチレングリコールジアクリレ
ート、ポリプロピレングリコーメルジアクリレート、ヒ
ドロキシピバリン酸エステルネオペンチル、ペンタエリ
スリトールジアクリレートモノステアレート、グリコー
ルジアクリレート、2−ヒドロキシエチルメタアクリロ
イルフォスフェート、ビスフェノールAエチレングリコ
ール付加物アクリレート、ビスフェノールFエチレング
リコール付加物アクリレート、トリシクロデカンメタノ
ールジアクリレート、トリスヒドロキシエチルイソシア
ヌレートジアクリレート、2−ヒドロキシ−1−アクリ
ロキシ−3−メタクリロキシプロパン、トリメチロール
プロパントリアクリレート、トリメチロールプロパンエ
チレングリコール付加物トリアクリレート、トリメチロ
ールプロパンプロピレングリコール付加物トリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、トリス
アクリロイルオキシエチルフォスフェート、トリスヒド
ロキシエチルイソシアヌレートトリアクリレート、変性
ε−カプロラクトントリアクリレート、トリメチロール
プロパンエトキシトリアクリレート、グリセリンプロピ
レングリコール付加物トリアクリレート、ペンタエリス
リトールテトラアクリレート、ペンタエリスリトールエ
チレングリコール付加物テトラアクリレート、ジトリメ
チロールプロパンテトラアクリレート、ジペンタエリス
リトールヘキサ(ペンタ)アクリレート、ジペンタエリ
スリトールモノヒドロキシペンタアクリレート、ウレタ
ンアクリレート、エポキトアクリレート、ポリエステル
アクリレート、不飽和ポリエステルなどがあげられる
が、これらに限定されるものではない。これらのものは
単独もしくは任意に混合使用することができるが、好ま
しくは分子内に(メタ)アクリロイル基を2個以上含有
する多官能(メタ)アクリレートモノマーもしくはオリ
ゴマーが重合後の皮膜が硬く、耐擦傷性が良好で好適で
ある。これら活性エネルギー線重合型(メタ)アクリレ
ートの樹脂組成物の樹脂成分に対する割合は、10重量
%以上98重量%以下が良く、より好ましくは30重量
%以上80重量%以下が望ましい。
【0014】又、樹脂成分として(メタ)アクリロイル
基を持つ活性エネルギ−線重合型(メタ)アクリレ−ト
の他にフィルムとの密着性、あるいは無機金属の微粒子
と活性エネルギー線重合型樹脂との相容性をよくする目
的で、アクリ樹脂、ポリエステル樹脂、ブチラ−ル樹脂
等のポリマ−を添加することができる。例えばポリエス
テル樹脂としては、バイロン(東洋紡績(株)製のポリ
エステル樹脂)、ブチラ−ル樹脂としては、積水化学製
のエスレックを擧げることが出来る。とくにヒドロキシ
ル基を有するポリマ−は、金属酸化物の分散性が良好で
あると同時に、インキの密着性を向上させたり、皮膜の
収縮を緩和したりするはたらきがあり好適である。この
ポリマ−の組成物の樹脂成分に対する割合は、2重量%
以上50重量%以下、更に好ましくは20重量%以下が
好ましい。このポリマ−は含有量が多すぎると得られる
塗膜の耐擦傷性が低下し、とくに塗膜面を外側にする使
用方法には適さない。この無機金属の超微粒子を紫外線
硬化型樹脂にうまく分散させるために、更に分散剤を必
要に応じて添加することができる。その分散剤として
は、種々の界面活性剤が用いられ例えば界面活性剤とし
ては硫酸エステル系、カルボン酸系、ポリカルボン酸系
等のアニオン系界面活性、高級脂肪族アミンの4級塩等
のカチオン界面活性剤、高級脂肪酸ポリエチレングリコ
−ルエステル系等のノニオン界面活性剤、シリコン系界
面活性剤、フッソ系界面活性剤、アマイドエステル結合
を有する高分子活性剤等がある。そのなかでも特にカル
ボン酸系、ポリカルボン酸系の分散剤が好適である。具
体的にはフロ−レン AF−405、G−685、G−
820等(共栄社油脂(株)製)を擧げることが出来
る。分散剤の添加量は、無機金属とフタロシアニン化合
物の総重量に対して0.1重量%以上10重量%以下が
好ましい。
【0015】本発明の樹脂組成物は電子線もしくは紫外
線照射によって硬化させることができるが、紫外線で重
合硬化させる場合は光重合開始剤が使用され、その光重
合開始剤は予め樹脂組成物の中に溶解する。光重合開始
剤としては、特に制限はなく各種公知のものを使用する
ことができ、その使用量は樹脂組成物に対しで0.1−
15重量%、好ましくは、0.5−12重量%が良く、
少なすぎると硬化性が低下するので好ましくなく、多す
ぎると硬化被膜の強度が低下する。光重合開始剤の具体
例としては、イルガキュア−184、イルガキュア−6
51(チバガイギ−社製)、ダロキュア−1173(メ
ルク社製)、ベンゾフェノン、O-ベンゾイル安息香酸メ
チル、p−ジメチル安息香酸エステル、チオキサント
ン、アルキルチオキサントン、アミン類等が挙げられ
る。電子線を用いて重合硬化させる場合は特にこうした
重合開始剤を必要としない。
【0016】更に、塗膜の表面のスリップ性を向上させ
る目的で、種々のスリップ剤を添加することが可能で、
また組成物を塗工するときに発生する泡を制御する目的
で消泡剤を添加することもできる。更に必要に応じて各
種有機溶媒、例えばトルエン、キシレン、酢酸エチル、
アルコール類などの芳香族、脂肪族の有機溶媒を添加す
ることができる。
【発明の実施の形態】
【0017】本発明における活性エネルギー線硬化型熱
線遮断性樹脂組成物の製造方法及びこれをフィルムにコ
ーティングする方法としては、例えば次の方法があげら
れる。予め有機溶媒中に0.5μm以下に微分散された
金属の分散液と特定のフタロシアニン化合物の分散液も
しくは溶解液を混合し、これに好ましくは分散剤とポリ
マー樹脂を少量添加して微粒子の分散を安定化させる。
しかる後に活性エネルギー線を照射することによって重
合可能な未硬化の(メタ)アクリレートモノマーもしく
はオリゴマーを単独もしくは2種類以上添加し、更に必
要に応じて重合開始剤を溶解させて目的の熱線遮断性樹
脂組成物を得る。この時必要に応じて適量の溶媒や各種
添加剤を添加する事ができる。これらの各成分の混合方
法はこの順序に限らず、金属やフタロシアニン化合物の
微粒子の安定がはかられる方法ならとくに限定されな
い。この組成物をフィルムにコーティングする方法とし
ては例えば浸漬法、グラビアコート法、オフセットコー
ト法、ロールコート法、バーコート法、噴霧法、等の常
法によって行われ、コートした後に熱風で溶媒を揮散さ
せ続いて活性エネルギー線、例えば電子線、もしくは紫
外線を照射することによってフィルム表面上にコーテイ
ングされた熱線遮断性組成物を瞬時に重合硬化させる。
コーティングする乾燥塗膜の厚みは1〜10μm、好ま
しくは2〜5μmの厚みがカール防止の観点から適当で
ある。コーティングされるフィルム基材としてはポリエ
ステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレ
ン、ポリカーボネート、ポリ塩化ビニル、ポリ(メタ)
アクリル、ポリアミド、ポリウレタンなどがあげられ
る。これらのフィルム基材は透明度の高いものが好まし
いが、所望に応じて着色したフィルム基材を用いること
もできる。
【0018】
【実施例】
組成物の調整方法 次に、実施例をあげて本発明樹脂組成物の調整方法につ
いて詳細を述べるが、例文中の添加割合はすべて重量%
で示す。 実施例1 撹はん器を備えた容器に、0.1μm以下に微分散され
たATOを50%含むトルエン溶液50部を入れ、続い
てよく撹拌しながら分散剤フローレンAF−405(共
栄社油脂(株)製ポリカルボン酸系分散剤)を3%含む
トルエン溶液6部を加えた。続いてトルエンに可溶のフ
タロシアニン化合物((株)日本触媒製イーエクスカラ
ー803K)1部を溶解させたトルエン溶液13.5部
を加え、さらに撹拌しながらポリエステル樹脂バイロン
24SS(東洋紡績(株)製)7部を少量づつ添加し溶
解させた。引き続いて紫外線硬化型モノマーのジペンタ
エリスリトールヘキサアクリレート(日本化薬(株)製
KAYARAD DPHA)21.5部を添加して溶解
させ、さらに光重合開始剤イルガキュアー184を2部
溶解させて紫外線硬化型の熱線遮断性樹脂組成物(1)
を得た。この組成物の固形分は51.5%、粘度15C
PSで分散は安定であった。
【0019】実施例2 実施例1においてフタフロシアニン化合物の量を2倍量
に増やしてイーエクスカラー803Kの2部を含むトル
エン溶液14.5部に、また固形分を調整するために、
ジペンタエリスリトールヘキサアクリレートの量を2
0.5部に変えて実施例1と同様の方法で熱線遮断性樹
脂組成物(2)を得た。この組成物の固形分は実施例1
と同様の51.5%、粘度16CPSで分散は安定であ
った。
【0020】比較例1 実施例1においてフタロシアニン化合物を含まない熱線
遮断性樹脂組成物(3)を以下の処方で得た得た。即
ち、撹はん器を備えた容器に、0.1μm以下に微分散
されたATOを50%含むトルエン溶液50部を入れ、
よく撹拌しながら分散剤フローレンAF−405(共栄
社油脂(株)製ポリカルボン酸系分散剤)を3%含むト
ルエン溶液6部を加えた。続いてさらに撹拌しながらポ
リエステル樹脂バイロン24SSの7部を少量づつ添加
し溶解させた。引き続いてトルエン12.5部と紫外線
硬化型モノマーのジペンタエリスリトールヘキサアクリ
レート22.5部を添加して溶解させ、さらに光重合開
始剤イルガキュアー184を2部溶解させて紫外線硬化
型の熱線遮断性樹脂組成物を得た。 この組成物の固形
分は51.5%、粘度15CPSで分散は安定であっ
た。
【0021】比較例2 金属の微粒子ATOを含まないフタロシアニン化合物だ
けから成る熱線遮断性樹脂組成物(4)を以下の方法で
得た。撹はん機を備えた容器にトルエン20部を入れ、
よく撹拌しながらフタロシアニン化合物のイーエクスカ
ラー803Kを0.3部加え溶解させた。続いてジペン
タエリスリトールヘキサアクリレート19部、続いて光
重合開始剤イルガキュアー184を1部加えて完溶させ
て、紫外線硬化型の熱線遮断性樹脂組成物を得た。
【0022】比較例3 比較例2においてフタロシアニン化合物の量を2倍量に
増やして以下の方法で、フタロシアニン化合物だけから
成る熱線遮断性樹脂組成物(5)を得た。撹はん機を備
えた容器にトルエン20部を入れ、よく撹拌しながらフ
タロシアニン化合物のイーエクスカラー803Kを0.
6部加え溶解させた。続いてジペンタエリスリトールヘ
キサアクリレート18.7部、続いて光重合開始剤イル
ガキュアー184を1部加えて完溶させて、紫外線硬化
型の熱線遮断性樹脂組成物を得た。
【0023】[コーティングフィルムの作成](1)膜
厚50μmの透明ポリエステルフィルムに実施例1−2
及び比較例1で得られた熱線遮断性樹脂組成物をワイヤ
ーバーで固形分の塗布量が6.7g/m2になるように、ま
た比較例2と3については同様にワイヤーバーで8.8
g/m2になるようにコーティングしたのち、溶剤を80℃
の熱風で乾燥した後、80Wの高圧水銀ランプをコンベ
アースピード20m/分のスピードで照射して塗膜を重
合硬化させて、目的の熱線遮断性コーティングフィルム
を得た。更に参考対象とするためにPETフィルム上に
真空金属スパッタリング装置を用いてアルミを蒸着させ
た市販の車載用フィルム及び同じ用途の黒色着色した市
販のフィルムを試験に供した。得られたフィルムの特性
を表1に示す。
【0024】
【表1】 可視光線透過率はJIS A 5759に準拠して測定。 日射吸収率はJIS R 3106に準拠して測定。 (日射吸収率は数値の大きいほど、熱線遮断性能に優れる) 耐擦傷性はスチールウール0000 番で200g荷重、20回往復で測定。○:全く傷つかず ×:傷がつく
【0025】表1から明らかなように実施例1の可視光
線透過率は比較例2と3の間に位置するが、実際の熱線
遮断性能を表す日射吸収率は比較例2及び3に比して格
段に大きく、熱線遮断性能に優れる。このことは特定の
フタロシアニン化合物とATO(無機金属の一例)の組
み合わせにおいて、同一可視光線透過率においては相乗
効果的に熱線遮断性能が向上することを示唆している。
実施例2においてはさらに効果が増大している。また参
考例として示した一般に熱線カットフィルムとして市販
されている蒸着フィルムや着色フィルムに比して、実施
例1と2によるフィルムは高い可視光線透過率を保ちな
がら、はるかに高い熱線遮断性能を示す。
【0026】
【発明の効果】本発明の熱線遮断性樹脂組成物をコーテ
ィングしたフィルムは耐擦傷性が優れ、可視光領域の透
過性が高く透明で、且つ幅広い熱線吸収スペクトラムを
有するので格段に優れた熱線遮断性能を示す。又本組成
物は活性エネルギー線を照射することによって硬い皮膜
を容易に形成するので作業性に優れ、建物や車両の窓、
光学機器等への応用に最適である。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線吸収能を有する一次粒子径0.5μ
    m以下の無機金属の微粒子と式(1)で示す特定のフタ
    ロシアニン化合物及び(メタ)アクリロイル基を持つ活
    性エネルギー線重合型(メタ)アクリレートからなる熱
    線遮断性樹脂組成物。 【化1】 (但し、式中、Xは独立して水素原子、ハロゲン原子、
    −SR1 、−OR2 、−NR3 4 を表し;R1 、R2
    はそれぞれ独立して、置換基を有してもよい、フェニル
    基、ベンジル基、ナフチル基、シクロアルキル基、炭素
    原子数1〜20のアルキル基、またはアルコキシル基を
    表し;R3 、R4 はそれぞれ独立して、水素原子、炭素
    原子数1〜20のアルキル基、シクロアルキル基、また
    は置換基を有してもよいフェニル基を表し;aは1〜4
    の整数であり;Mは無金属、(その場合式(1)は無金
    属フタロシアニンを意味する)金属、金属酸化物、又は
    金属ハロゲン化物を表す)
  2. 【請求項2】請求項1に記載の樹脂組成物をコーティン
    グしたことを特徴とするフィルム
  3. 【請求項3】無機金属の微粒子が酸化錫、ATO(アン
    チモンドープ酸化錫)、ITO(インジウムドープ酸化
    錫)、酸化バナジウム等の金属酸化物である請求項1の
    樹脂組成物。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の樹脂組成物をコーティン
    グしたことを特徴とするフィルム
  5. 【請求項5】熱線遮断性樹脂組成物の樹脂成分として、
    アクリル系樹脂、ポリエステル樹脂、ブチラール樹脂等
    のポリマーを含有する請求項1の樹脂組成物。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の樹脂組成物をコーティン
    グしたことを特徴とするフィルム
  7. 【請求項7】無機金属微粒子を樹脂成分に分散させるた
    めに、カルボン酸系の分散剤を使用した請求項1の樹脂
    組成物及びそれをコーティングしたフィルム。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の樹脂組成物をコーティン
    グしたことを特徴とするフィルム
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