JPH09315625A - スイングベアリングの自動開閉装置 - Google Patents

スイングベアリングの自動開閉装置

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JPH09315625A
JPH09315625A JP9025934A JP2593497A JPH09315625A JP H09315625 A JPH09315625 A JP H09315625A JP 9025934 A JP9025934 A JP 9025934A JP 2593497 A JP2593497 A JP 2593497A JP H09315625 A JPH09315625 A JP H09315625A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 既存のベアリングを交換する必要なくその上
に適合させることができるスイングベアリングの自動開
閉装置を提案する。 【解決手段】 スイングベアリングの自動開閉装置であ
って、回転可動軸の先端に、巻付け用バーの先端が置か
れている座面を覆うことができるように傾動するフライ
ホイール（５）を備えているタイプであり、さらに、回
転軸（１２）に垂直な軸（２０）の周りに軸回転するよ
うにベアリング（１）の本体（１０）の上面に連動され
たジャッキ（４）を備え、前記ジャッキ（４）のロッド
（４０）は、先端に玉継手（４１）を備え、その上にこ
ろ（４２）が取付けられており、前記ころ（４２）は、
そこで保持されながら、前記ベアリング（１）の傾動可
能なフライホイール（５）が後面（５１）の中に有して
いる環状溝（５５）の中に収納されていることを特徴と
するスイングベアリングの自動開閉装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイングベアリン
グの自動開閉装置を対象としている。
【０００２】
【従来の技術】スイングベアリングとは、シート状の材
料を巻き付けたり広げたりするために、巻付け用バーの
一端を支えることができ、フライホイールの傾動によっ
て塞ぐことができる座面を備えているベアリングであ
る。従来のスイングベアリングは、固定型の本体内に回
転する可動軸を有しており、その一端は原動機に連動さ
れ、もう一端は、一方では一般には摩耗部品で補強され
ている座面と、もう一方では、前記バーをブロックする
ために、前記座面内に置かれた巻付け用バーの一般に正
方形の断面を持つ先端を覆うのに適した、回転軸に垂直
な軸の周りを傾動可能なフライホイールを備えている。
使用時には、巻付け用バーの先端は座面内に置かれ、フ
ライホイールは回転運動が起きるとすぐに手動でまたは
自動的に傾動し、逆方向の傾動によって巻付け用バーを
取り外すことができる。ベアリングの閉鎖は自動的に行
なえるとしても、開放は手動で行なわなければならず、
それが時間のロスを招くこともある。すでに、たとえば
技術資料ＤＥ−Ａ−３１のなかに記されているような空
気式開放型スイングベアリング装置が知られている。こ
の装置は、フライホイールのリム上に位置し、ベアリン
グの回転軸に平行な軸に沿って移動することができる可
動型の鐙形部品を備えており、前記部品はまた、前記の
移動を行なうジャッキを介してベアリング本体に連結さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この装
置には欠点がある。というのも、鐙形部品がフライホイ
ールの位置に関係なく適合することができるように、リ
ムが特殊な形を有する必要があり、その結果、既存のあ
らゆるベアリングに取付けることができるというわけで
はないので、ベアリングを交換しなければならない。そ
の一方、フライホイールが高速で回転するために、摩擦
によって、フライホイールのリムと鐙形部品の内部が摩
耗してしまう。本発明の目的は、既存のベアリングを交
換する必要なくその上に適合させることができるスイン
グベアリングの自動開閉装置を提案することで、これら
のさまざまな欠点を解消することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、スイングベア
リングの自動開閉装置であって、回転可動軸の先端に、
巻付け用バーの先端が置かれている座面を覆うことがで
きるように傾動するフライホイール（５）を備えている
タイプであり、さらに、回転軸（１２）に垂直な軸（２
０）の周りに軸回転するようにベアリング（１）の本体
（１０）の上面に連動されたジャッキ（４）を備え、前
記ジャッキ（４）のロッド（４０）は、先端に玉継手
（４１）を備え、その上にころ（４２）が取付けられて
おり、前記ころ（４２）は、そこで保持されながら、前
記ベアリング（１）の傾動可能なフライホイール（５）
が後面（５１）の中に有している環状溝（５５）の中に
収納されていることを特徴とするスイングベアリングの
自動開閉装置である。本発明の対象となる装置は、主
に、回転軸に垂直な軸の周りを軸回転するようにベアリ
ングの本体の上面に連動されるジャッキを備えており、
そのロッドは先端に玉継手を有しており、さらにその玉
継手上にはころが取付けられており、このころは、そこ
に保持されながら、ベアリングの傾動可能なフライホイ
ールの後面内に設けられた環状溝の中に収納されている
ことを特徴としている。実際に、本発明による装置を既
存のベアリングに適合させる場合には、支持台を固定す
ることができるようにするためのベアリング本体の準備
とともに、既存のフライホイールを環状溝の付いたフラ
イホイールに代えることが必要となる。
【０００５】
【発明の実施の形態】限定的でない実施形態を示してい
る添付の図面を参照して、本発明の利点と特徴をもっと
わかりやすく説明する。添付の図面の中で、図１は、本
発明による装置の部分的断面図をともなう透視分解組立
図である。図２は、同一の装置を備えている閉鎖状態の
スイングベアリングの部分的断面図をともなう概略図で
ある。図３は、スイングベアリングが開放状態にある場
合の同じ図である。図４は、本発明による装置の他の実
施の形態の部分的断面図である。図１と２を参照する
と、スイングベアリング１の本体１０をみることができ
るが、その上面には、図２に示されているように、ベア
リングの回転軸１２に垂直な軸２０が貫通しており、Ｕ
形の横断面を有するＵリンク２をネジ止めで固定できる
ように、ルート面１１が設けられており、このＵリンク
の中に軸２０の周りを軸回転するように取付けられた支
持台３が差込まれ、空気ジャッキ４が、ここには示され
ていない適切な手段によって支持台に連動されている。
ベアリング１は、従来の方法で、図２でわかるように、
軸１４の周りを軸１２の座面１３上で傾動できるフライ
ホイール５を有している。
【０００６】フライホイール５の本体５０は、その後面
５１に環状に薄片５２を有しており、フライホイールの
平面に垂直なその側壁５３には溝５４が設けられてい
る。Ｌ形の横断面をもつ環状形材６は、一方のフランジ
６０は平面内に位置しており、もう一方のフランジ６１
は円形で、薄片５２とともに環状の溝５５をつくりだす
ために、フライホイール５の本体５０と連動している。
すなわち、平らなフランジ６０はネジ止めによって、本
体５０の前面５６に連動しているのに対して、円形フラ
ンジ６１は、フライホイール５の平面に垂直に、また側
壁５３に平行に後方に向かって伸びている。
【０００７】ジャッキ４のロッド４０は、その先端に玉
継手４１を有しており、角度のある回転と移動を可能に
するように、溝５５のなかに差込まれるためのころ４２
に連動しており、この溝５５においてころが転がり、溝
５４と形材６のフランジ６１によって保持される。図３
を参照すると、軸１４の周りの軸１２の座面１３上のフ
ライホイール５の傾動によるベアリング１の開放は、ジ
ャッキ４のロッド４０が引っ込むことによって得られ
る。このことは、軸２０の周りを支持台３が軸回転し、
さらに玉継手４１上のでころ４２が角度のついた移動を
行なえることによって可能になる。Ｕリンク２の底面２
１から一定の間隔を置いている支持台３の下面３０は、
装置全体の大きさを抑えながらも軸２０の周りでＵリン
クの中の軸回転を容易にするために、面取りされた前部
３１と後部３２を有している点が注目される。前方に向
けて軸回転することによって、図３に示されているよう
にベアリング１の開放が可能になるのに対して、後方に
向けての軸回転によって、ジャッキ４と溝４２との間に
万一レベル差があった場合に、それを補正することがで
きる。
【０００８】ベアリングの軸１２の駆動手段はできれ
ば、たとえばセルのような、フライホイール５の傾動を
可能にする位置において軸１２の回転の停止が可能とな
るような割り出し手段に従属することが望ましい点に注
意しなければならない。本発明による装置を用いた既存
のベアリング装備は、図１でわかるように、一方では、
Ｕリンク２の固定のために、ルート面１１とねじ立てさ
れた孔１３を必要とし、もう一方では、既存のフライホ
イールを溝５５を有するフライホイールに交換する必要
がある。ここに示されているベアリングは、台座１５を
介して連動可能なベアリングであり、さらに側板型ベア
リングの場合には、ジャッキは、ベアリングの下の側板
の前方に位置しており、ジャッキの軸回転は、その後方
で行われる点に注意しなければならない。
【０００９】ここで図４を参照すると、他の実施の形態
においては、形材６の円形フランジ６１の内部側壁６２
は、その周囲全体に肩部６３を備えており、その先端部
では、溝５４の正面に、肩部６３とリング６５の間で外
側に設けられている、ねじ切りされたリング６５を連動
するためのネジ立て部６４を備えている。さらにこの溝
５４は、ころ４２を保持することができる。
【００１０】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、既存の
ベアリングを交換する必要なくその上に適合させること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による装置の部分的断面図をともなう透
視分解組立図である。
【図２】同一の装置を備えている閉鎖状態のスイングベ
アリングの部分的断面図をともなう概略図である。
【図３】スイングベアリングが開放状態にある場合の同
じ図である。
【図４】本発明による装置の他の実施の形態の部分的断
面図である。
【符号の説明】
１ ベアリング ２ Ｕリンク ３ 支持台 ４ ジャッキ ５ フライホイール ６ 形材 １０ 本体 １２ 回転軸 ２０ 軸 ４０ ロッド ４１ 玉継ぎ手 ４２ ころ ５１ 後面 ５５ 環状溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 597018554 Ｚ．Ｉ．ＣＨＡＲＡＮＣＩＥＵ， 38490 ＬＥＳ ＡＢＲＥＴＳ， ＦＲＡＮＣＥ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 スイングベアリングの自動開閉装置であ
    って、回転可動軸の先端に、巻付け用バーの先端が置か
    れている座面を覆うことができるように傾動するフライ
    ホイール（５）を備えているタイプであり、さらに、回
    転軸（１２）に垂直な軸（２０）の周りに軸回転するよ
    うにベアリング（１）の本体（１０）の上面に連動され
    たジャッキ（４）を備え、前記ジャッキ（４）のロッド
    （４０）は、先端に玉継手（４１）を備え、その上にこ
    ろ（４２）が取付けられており、前記ころ（４２）は、
    そこで保持されながら、前記ベアリング（１）の傾動可
    能なフライホイール（５）が後面（５１）の中に有して
    いる環状溝（５５）の中に収納されていることを特徴と
    するスイングベアリングの自動開閉装置。
  2. 【請求項２】 前記ジャッキ（４）が、前記軸（２０）
    を介してＵリンク（３）の中で軸回転するように取り付
    けられ、前記ジャッキ（４）に固定するように連結され
    ている支持面（２）を介して前記ベアリング（１）の前
    記本体（１０）に連動されており、前記Ｕリンク（３）
    は、前記本体（１０）上に固定されている請求項１に記
    載のスイングベアリングの自動開閉装置。
  3. 【請求項３】 前記溝（５５）が、Ｌ形の横断面をもつ
    環状形材（６）に連結した前記フライホイール（５）の
    本体（５０）の後面内に環状に取付けられた薄片（５
    ２）によってつくられ、前記形材（６）は、平らなフラ
    ンジ（６０）と円形フランジ（６１）を備えており、前
    記平らなフランジ（６０）は、ネジ止めによって前記フ
    ライホイール（５）の前面に連動されているのに対し
    て、前記円形フランジ（６１）は、前記薄片（５２）の
    正面に前記フライホイール（５）の平面に垂直に後方に
    向かって伸びており、前記薄片（５２）の前記円形フラ
    ンジ（６１）に平行な側壁（５３）は、前記ころ（４
    ２）が転がる溝を備えていることを特徴とする請求項１
    または２に記載のスイングベアリングの自動開閉装置。
  4. 【請求項４】 前記環状形材（６）の前記円形フランジ
    （６１）の内側壁（６２）が、その周辺全体に肩部（６
    ３）を有しており、その先端部には、溝（５４）の正面
    に、前記肩部（６３）とリング（６５）との間につくり
    だされる外側がねじ切りされた前記リング（６５）の連
    動のためのネジ立て部（６４）を有しており、溝（６
    ６）は、また、前記ころ（４２）を保持することができ
    ることを特徴とする請求項３に記載のスイングベアリン
    グの自動開閉装置。
  5. 【請求項５】 前記ベアリング（１）の前記軸（１２）
    の回転駆動手段が、前記フライホイール（５）の傾動を
    可能にする位置において前記軸（１２）の回転を停止で
    きる割出し手段に従属していることを特徴とする前記請
    求項のいずれか１項に記載のスイングベアリングの自動
    開閉装置。
JP9025934A 1996-01-25 1997-01-24 スイングベアリングの自動開閉装置 Expired - Lifetime JP2907787B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
FR9601032 1996-01-25
FR9601032A FR2744185B1 (fr) 1996-01-25 1996-01-25 Dispositif d'automatisation de l'ouverture et de la fermeture d'un palier a bascule
FR96/01032 1996-01-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09315625A true JPH09315625A (ja) 1997-12-09
JP2907787B2 JP2907787B2 (ja) 1999-06-21

Family

ID=9488589

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9025934A Expired - Lifetime JP2907787B2 (ja) 1996-01-25 1997-01-24 スイングベアリングの自動開閉装置

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US (1) US5848759A (ja)
EP (1) EP0791548A3 (ja)
JP (1) JP2907787B2 (ja)
FR (1) FR2744185B1 (ja)

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Publication number Publication date
FR2744185B1 (fr) 1998-07-24
EP0791548A2 (fr) 1997-08-27
US5848759A (en) 1998-12-15
FR2744185A1 (fr) 1997-08-01
JP2907787B2 (ja) 1999-06-21
EP0791548A3 (fr) 1997-11-05

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